JP3806807B2 - ぬれマスク - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ぬれマスクの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2002−239019号公報
【特許文献2】
特開2000−254242号公報
【特許文献3】
特開2000−225205号公報
【特許文献4】
特開平09−099084号公報
【非特許文献1】
臼田篤伸著「こんなに効くぞぬれマスク」
1999年3月5日、社団法人農山漁村文化協会発行
【非特許文献2】
川端一永監修「医師がすすめるアロマセラピー」
平成12年3月15日第4刷、株式会社マキノ出版発行
【0003】
一般にマスクは、通気性の布帛等からなるマスク部の内側にガーゼ等を当てて鼻と口を覆い、マスク部の左右両端にマスク装着用の耳かけ紐を取付けたものである。
【0004】
朝、起きたときに風邪に気付くことが多く、風邪は、日中よりも睡眠時にかかりやすいと云われる。日中は、飲食物や唾液等を嚥下することによって上気道が潤っているが、睡眠時には嚥下が無いために咽喉部が乾燥し、上気道組織の免疫力が停滞して風邪の症状を進みやすくしている為だとされている。
【0005】
このような事態を解消し、睡眠中に上気道に加湿するために「ぬれマスク法」が提案されている(例えば、臼田篤伸著「こんなに効くぞぬれマスク」)。これは、例えば、普通のガーゼマスクをぬるま湯で軽く絞り、上部3分の1位を外側に折り返し、鼻孔の直下にこのぬれマスクを装着するのである(図4参照)。つまり、水分を気道の入り口に置いて吸気により水蒸気を気道全体に行き渡らせるものである。鼻を覆わないので息苦しさがなく呼吸し易い利点もある。
【0006】
水蒸気を供給するマスクとして、特開2002−253671はケース内に含水材を装填する、特開2000−254242はぬれガーゼ入りの箱ポケットをマスク布の間に取付ける、特開2000−225205は含水した吸水・保水力のある素材をマスクに内蔵する等の方法が行なわれている。
【0007】
マスクにおける水分の保持体として、ガーゼの他に合成樹脂発泡体なども考えられているが、これらは、マスク自体を湿らすことになり、接触による濡れが不快感を与える。特開2002−239019には、湿ったマスクを吸水性のないメッシュで被覆する提案があるが、出来れば簡単な解決が望まれている。
【0008】
香料のアロマテラピー効果については、川端一永監修「医師がすすめるアロマセラピー」その他の文献に知られており、通気性のよい有底袋体内に香料、薬液の水溶液を含浸したものを交換自在に装填したマスクは、特開平09−099084に開示されている。取り扱いの容易さや2〜3種類の混合を容易にする組成で香料を提供するのも実用上必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のぬれマスクは、接触による湿りや保水の安定性に問題があり、且つ、マスクの左右両端に取付られた耳かけ紐を耳にかけて装着しており、睡眠時に容易に外れてしまう欠点があった。本発明は、このような従来のぬれマスクの欠点を改良することを主な課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次の構成からなる。
鼻孔に水蒸気を供給するために鼻孔の直下に装着するマスクにおいて、次の(イ)および(ロ)からなるマスク。
(イ)マスク部は、伸縮性の筒状体の布を使用し、軸方向に中表(なかおもて)に折り曲げて二重円筒状に形成されているか、または、前記筒状体を平面に折った状態で軸に平行な縁辺同志を重ね合わせた二重円筒状に形成されている。
(ロ)マスク部の二重円筒が形成する内部空間に含水した水苔を格納する。
【0011】
【発明の実施形態】
本発明は、ぬれマスク法に基づくぬれマスクの改良を目的とし、好適なマスク部と装着手段の構成を提案する。本発明において、マスク部とは、鼻孔の直下に保持されて鼻孔に水蒸気ないし湿気を供給する機能を発揮する部分を云い、また、バンドは、バンド機能を発揮するものであれば良く、テープ形状に限らず、紐状のものも含む。
【0012】
以下、図によって本発明の詳細を説明する。図1は、本発明を説明する概略図である。マスク部1は、普通のマスクに用いられている形状と同じで、一般に、四角形である。材料は伸縮性布帛の筒状体を二重円筒状にして用いる。マスク部は通気性のある状態とする。マスク部の通気性は、保水性材料からの水蒸気をマスクの全表面から発散させるのに有効である。形状は、マスク部は湿気を供給する機能を発揮する部分であって、普通、鼻孔の下から口を覆って着用するが、鼻の下と口の間に位置させることもある。昼間、会話等が必要な場合には口を覆わない方が良い場合もある。マスク部1には、吸水した保水性材料である水苔5をガーゼ等に包み、二重円筒が形成する内部空間2に格納する。
【0013】
保水性材料には、高吸水性材料である水苔を使用する。吸水性は、自重の重量比でみると、ガーゼは約8倍、乾燥水苔は約23倍である。充分吸水した水苔を軽く絞って用いると、接触表面の湿り感覚が少なく、保水性には充分な含水量を持っているので、本発明のぬれマスクに好適である。
水苔は、吸水量が大きくぬれマスク用に好材料であり、通気性も大きいのでマスクを鼻孔に接触させても吸気に支障なく、塵埃の多い環境では水フィルター的に作用する。火災避難時には水フィルター作用で煙や有害ガスを除くとともに冷たい水蒸気を供給する。また、習慣的な口呼吸にも対応できる。
【0014】
マスク部に使用する保水性材料には、衛生上の見地が必要である。ニュージーランド産のやや密な水苔と、チリ産のやや疎な水苔を用い、それぞれ、121℃、2気圧、15分の高圧蒸気滅菌を行なった滅菌群と、未処理の非滅菌群に分け、水苔重量の50倍の重量の滅菌水を加えてよく混ぜ、この水100μlずつを3種の寒天培地上にスプレッドして37℃で培養した。その結果、チリ産の非滅菌群のみ少々の真菌(カビ)が認められた。
このような結果からして、一般に、保水性材料は、滅菌消毒を行なって使用することが望ましい。
尚、滅菌処理によって、吸水性は処理前の約7割程度になった。
【0015】
睡眠中の夜間8時間の蒸発水量は、約5mlであり、乾燥水苔1gを吸水させ軽く絞ると、約10gの含水量となり、安全且つ廉価な保水性材料として用いられる。例えば、5cm×5cm×0.6cmの乾燥圧縮水苔は約1gであり、1〜1.5gの乾燥圧縮水苔を吸水させ、軽く絞って約10〜15ml位の含水量とし、ガーゼに包んでマスクの内部空間に格納する。
【0016】
水苔は、呼吸により上気道に送られる空気を加湿すると共に接触の湿り感覚を少なくするために用いられる。その目的に添って、季節や気温、湿度の環境に応じ、材料、形状、含水量などを適宜に選択する。水苔の形状に応じて、マスク部1や内部空間2の形状が考慮される。
【0017】
マスク部の内部空間2に格納された水苔5に数滴の希釈した芳香性精油を垂らすと、アロマテラピー効果を発揮させることが出来る。
芳香性精油には、レモン、ユーカリ、ラベンダー、オレンジ、ペパーミント、バジル、ブラックペッパー、ローズマリー、グレープフルーツ、フェンネル、ベルガモット、ゼラニューム、クラリセージ、サイプレス、ティトリーその他の種類があり、1種単独または2ないし3種を混合して用いる。これらは、植物から抽出される。
【0018】
芳香性精油は希釈して使用する。芳香性精油10重量部を、無水エタノール4重量部対精製水6重量部の割合で混合した希釈液90重量部で希釈する(便宜上、希釈したこの液を「軽精油」と呼ぶ)。芳香性精油は、ケモタイプと言われるタイプで、植物の産地などにより成分に差があり、従って、効能にも差がある。従って、軽精油の作成には、上記の芳香性精油10重量部、希釈液90重量部の数値を中心にして、大体2割程度の増減幅を考慮しなければならない。
【0019】
軽精油は、芳香性精油が10倍程度に希釈されているため、単独の芳香性精油毎に軽精油を作成しておけば、異なる2ないし3種の軽精油の混合が容易である。
【0020】
軽精油の用途例を挙げると、例えば、不眠の者にはラベンダーまたはラベンダーとオレンジを混合した軽精油数滴、軽い喘息の者にはサイブレスの軽精油数滴、かぜ予防にはレモンとユーカリを混合した軽精油数滴を水苔に垂らすことによって、アロマテラピーによる症状改善の確定効果が見られる。
また、鼻づまりにはペパーミント、喉の痛みにはティトリー、ストレス解消にはベルガモット、ゼラニューム、クラリセージ等、気分のリフレッシュにはレモン、ローズマリー、ペパーミント等が用いられる。
更に、家事、塵埃処理場、魚市場、畜舎その他の不快臭には、ベルガモットが強い消臭効果をもっており、消臭とともに芳香を楽しむことができる。屋外における大気汚染や花粉等に対しては、ペパーミント、ユーカリ等が用いられる。
【0021】
マスクを顔面に装着する手段として、鼻の一部から口の下方までを覆う従来の普通のマスクでは、耳かけ紐を左右の耳にかけてマスクを保持している。本発明のマスク部1は鼻孔の下方にあるため、耳かけ紐を左右の耳にかける場合は、マスク部から耳を臨む仰角が従来の普通のマスクよりも大きくなり、マスク部の保持が少し不安定になる。これに対処して、本発明では、マスク部の装着手段として、マスク部1の左右に連なるバンド3を少なくとも頭部の二ヶ所において係止させ、マスクを保持する。
【0022】
図1に示すように、マスク部1の左右上端から一組のバンド3を出し、両耳の上方を経由して後頭部中央付近においてマスクを保持する。更に、マスク1の左右下端から一組のバンド3を出し、両耳の下方を経由して後頭部下方付近においてマスクを保持する。即ち、図1のマスクは、装着後の構成を見ると、マスク部上辺の左右端を結ぶループ状バンドとマスク部下辺の左右端を結ぶループ状バンドを装着手段としているのである。
【0023】
両耳の上方を経由するバンドと両耳の下方を経由するバンドはマスク部の左右辺の内部を摺動可能に通って、互いにつながっていて、一本のバンドからなっている。
【0024】
マスク部やバンドに伸縮性材料を用いるとマスクを装着したとき顔面などにフィットしやすい。
【0025】
マスクの確実な装着には、バンドが伸縮性を有する方が望ましい。バンドに伸縮性があってマスク部が適度に顔面に圧接されるとしても、一ヶ所だけではマスク部がずれる危険がある。即ち、バンドが耳の下方を通るときは、マスク部はずり落ちる方向に力を受け、バンドが耳の上方を通るときは、マスク部はずり上がる方向に力を受ける。この欠陥に対処して、バンドを少なくとも上下二ヶ所で頭部に係止し、マスク部にかかる上下方向の力のバランスをとり、マスク部の装着位置を安定に保持するのである。
【0026】
バンドを頭部に係止するためにバンドの長さを調節する必要があるときには、バンドの中途に長さ調節手段4を設ける。
【0027】
バンドが伸縮性であっても、一定長さの場合は、必ずしも各人に適合するとは限らないので、調節手段が必要なこともある。
【0028】
マスク部は、鼻孔の直下に装着されて使用されるが、使用中、マスク部が上下すると鼻呼吸を妨害して息苦しい状態に至る場合も考えられる。このような微妙な動きに対処するには、マスク部を伸縮性の材料で作成すると良い。例えば、弾性糸からなる織布や、メリヤス、トリコットなどの編布や、ネット状の布を用いる。マスク部に伸縮性があると、装着時にマスク部も伸びるため、適度に顔面に圧接して動き難くなる。
【0029】
マスク部1の内部空間2の開口部8は、普通、マスクの上辺部か側辺部に設ける。
【0030】
【実施例1】
図1は実施例1を示す斜視図である。マスク部1には、マスク部の縦幅を考慮して適当な折り径(筒状体を平面にしたときの径方向の長さ。筒状体の円周の1/2に相当する。)の伸縮性筒状の編織布を用いる。メリヤス、トリコットはシームレスの筒状体が容易に得られ、その他にも、縦横に伸縮性を有するネット状のシームレスな筒状体、例えば、商品名「レテラタイ」(登録商標)などがある。
【0031】
マスク部は、このシームレス筒状体を二重にして使用した方がマスク部内に包含する水苔を保持し易い。マスク部1製作の一つの方法は、シームレス筒状体をその軸方向に中表(なかおもて)に折り曲げて二重円筒状に形成する。即ち、折り径5〜6cm位のシームレス筒状体をマスク部の横長さの二倍程度の長さに裁断し、一端を表裏反転させながら筒状体の軸方向に移動して他端に合わせ二重円筒状とし、合わせた端部同士を縫合して閉口し、長方形の二重袋状のマスク部本体が得られる。この二重袋状のマスク部本体の円筒軸を通る断面図を模式的に図2に示す。袋の内部が内部空間2で、マスク部の側面に開口部8がある。
製作の他の方法は、折り径11〜12cm位のシームレス筒状体をマスク部の横長さ程度に裁断し、平面に折った状態でシームレス筒状体の軸に平行な縁辺同士を重ね合わせて縫合して二重円筒状とし、この軸に直角な一方の端部同士を縫合して閉口し、他方の端部は二重部分を縫合して一体とし、長方形の二重袋状のマスク部本体を得る。図3は、この二重袋状のマスク部本体を模式的に示した斜視図である。中表に折り曲げる上記の方法と同様に、袋の内部が内部空間2で、マスク部の側面に開口部8がある。
【0032】
このマスク部1の左右辺は、二重袋の開口部8と底部に相応する。マスクの装着手段は、ループ状にした1本の伸縮性バンド3をマスク部1の左右の縁辺内に摺動自由に挿通して構成する。即ち、伸縮性のループ状バンド3がマスク部1の左右上端から一組、左右下端から一組出ている形であり、上端からのバンドは両耳の上方を経由して後頭部中央付近に架けられ、下端からのバンドは両耳の下方を経由して後頭部下方付近に架けられる。
【0033】
伸縮性バンド3のループの長さを調節する必要があるときは、バンドの適宜の箇所に長さ調節手段4を設ける。
【0034】
ガーゼに包んだ消毒済みの水苔を開口部8からマスク部1の内部に挿入し格納する。開口部8の縁辺におけるバンド3の挿通は、マスクを着用したとき外側(顔に接しない側)になる方の縁辺を選ぶのが良い。そのように選択することによって、マスクを着用したとき、開口部8はバンド3の張力により顔面方向の圧力を受けて閉ざされる。
【0035】
【実施例2】
図4は実施例2を示す斜視図である。素材は、実施例1と同様の伸縮性のシームレス筒状体を用いる。
この筒状体を折り重ねた袋帯状のもの(以下「帯状体」と云う)をマスク部1と装着手段を合わせた長さに切断し、中央部をマスク部1、その左右に連なる部分を装着手段とする。装着部の左右の帯状体は、マスク部1との境界が不分明であるが、伸縮性の良好な一組のバンド3aを構成するものである。マスク部1の上縁を適宜の長さに切り開き、この内部空間2に実施例1と同様の水苔5を格納する。バンド3aの適宜の箇所に耳かけ紐3bを取り付ける。
バンド3aの端部6は、面ファスナーによって着脱可能に互いに連結する。
【0036】
使用時にマスク部1は帯状体の伸びにより絞られる形になるので水苔が動くことはないが、不使用時の動きに対処して、上縁の切り開き部の両端付近で、幅方向に縫製するなり、熱溶融シートを帯状体内に挟み入れて溶着するなり、適当な方法で帯状体の表裏を幅方向にシールする。
【0037】
筒状のシームレス編布は、連続的に直径を変化させて製作することが容易であるから、図5に示すようにマスク部1から径を漸減してバンド3,3とし、必要とあればバンド自体も、例えば、2〜6cmと、径を漸増または漸減させるなど、任意の形状の帯状体を得ることができる。この帯状体を用いて上記の手法によりマスクを作成する。
【0038】
マスク部、装着手段などの材料、形状、水苔の含水量等については、上記具体例に限定されるものではなく、本発明の目的に添って種々の選択がなされる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、マスク部に内部空間を形成し、この内部空間に保水性材料である水苔を格納したことにより、鼻孔付近の水蒸気ないし湿気を常時適度に確保し、上気道に水蒸気ないし湿気を補給する。
保水性材料に水苔を使用すると、安全且つ廉価に目的が達成される。また、通気性があるので、習慣的な口呼吸にも対応できるし、塵埃に対して水フィルター的作用をする。
マスクの装着手段は、少なくとも頭部の二ヶ所においてマスク部を保持するように構成したバンドからなるので、マスクが安定的に保持され、睡眠時のマスクのずれ、脱落を防止する。
マスク部及び/又はバンドを伸縮性材料とすることにより、マスクを顔面の所定位置に確実に保持でき、マスクの位置ずれを防止できる。また、マスクが口を覆っているときは、普通のマスクより強めに口を圧締出来るので、口呼吸を抑制する効果がある。
マスク部に筒状の伸縮性布帛を使用するときは、加工が簡略であり、上記同様にマスクの位置ずれが無い。
軽精油を使用することにより、吸気に混じる芳香性精油の濃度が適度になり、また、2種類以上の芳香性精油の混合を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の概略斜視図
【図2】 実施例1の二重袋状のマスク部の縦断面を模式的に示した図
【図3】 実施例1の他の方法による二重袋状のマスク部を模式的に示した斜視図
【図4】 実施例2の概略斜視図
【図5】 筒状のシームレス編布の形状を例示する図。
【図6】 従来のぬれマスクの装着状態を示す説明図。
Claims (1)
- 鼻孔に水蒸気を供給するために鼻孔の直下に装着するマスクにおいて、次の(イ)および(ロ)からなるマスク。
(イ)マスク部は、伸縮性の筒状体の布を使用し、前記筒状体の軸方向に中表(なかおもて)に折り曲げて二重円筒状に形成されているか、または、前記筒状体を平面に折った状態で前記筒状体の軸に平行な縁辺同士を重ね合わせた二重円筒状に形成されている。
(ロ)マスク部の二重円筒の内筒の中に形成される内部空間に含水した水苔を格納する。
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