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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示装置に関し、特に、複数の表示パネルをつなぎ合わせることによって大画面化されたマルチパネル型の画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オーディオビジュアル(AV)機器やオフィスオートメーション(OA)機器に用いられている表示装置の軽量化、薄型化、低消費電力化、高精細化、および表示画面の大型化(以下、大画面化とする)などが要求されている。このなかで、大画面化は、CRT(Cathode Ray Tube)方式をはじめとして、液晶表示装置(LCD)、プラズマ表示装置(PDP)、エレクトロルミネセンス(EL)表示装置、発光ダイオード(LED)表示装置など各種の表示装置に共通の課題となっている。
【0003】
特に、アクティブマトリクス駆動を行なう液晶表示装置やEL表示装置は、フルカラー表示が可能で表示品位が優れていること、アクティブマトリクス基板の製造技術が共通であることなどのメリットを活かし、現在幅広い分野で用いられつつあり、大画面化への期待も大きい。
【0004】
ただし、アクティブマトリクス型の液晶表示装置やEL表示装置に代表されるフラットパネル型の表示装置を大画面化すると、製造工程において信号線などの断線や絵素の欠陥などに由来する不良率が急激に上昇する。これに加えて、大画面化によって製造工程も煩雑化し、その結果、表示装置の価格上昇をもたらすといった問題が生じている。
【0005】
そこで、この問題を解決するために、同一平面上で複数の表示パネルを相互に隣接して接続することによって大画面化を図った表示装置(マルチパネル型表示装置)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ただし、マルチパネル型表示装置では、表示パネルの接続部(継ぎ目)が画像表示領域内に位置するため、良好な画像表示を行うためにはパネル接続部を目立なくする必要がある。
【0007】
このような表示パネル接続部の目立ちを低減する技術が、例えば、特開平8−146455号公報、特開平9−68697号公報、Information Display2001年1月号第16〜20頁などに記載されている。
【0008】
特開平8−146455号公報に記載の液晶表示装置では、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色の画素に対応する画素電極のそれぞれを、パネル接続部からの距離が等しくなるような画素配列を採用することによって、液晶パネルの継ぎ目を目立たなくしている。
【0009】
特開平9−68697号公報に記載の液晶表示装置では、液晶パネル接続部の延びる方向と、液晶パネルの両側に設けられる偏光板の偏光軸とを一致させるようにすることで、液晶パネルの継ぎ目を目立たなくしている。
【0010】
さらに、特開平5−88163号公報には、液晶パネルの継ぎ目に遮光テープを貼り付けることによって、継ぎ目を目立たなくする技術が記載されている。
【0011】
しかし、上述のような従来の方法を用いた場合にも、継ぎ目の目立ちを十分に低減することが困難であったり、製造工程が煩雑化するというような問題が生じる。
【0012】
また、複数の表示パネルを接続して得られるマルチパネル型表示装置では、接続部の機械的強度が比較的弱い。このため例えば表示装置を撓ませるような応力が表示装置に加えられた場合には、パネルの接続部が特に破損しやすい。
【0013】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示パネル間の接続部が目立たず機械的強度も良好なマルチパネル型の画像表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像表示装置は、接続部を介して隣接して接続された複数の表示パネルと、前記複数の表示パネル上に設けられた光学素子であって、境界部を介して隣接して配置された複数の素子部分を含む光学素子とを備え、前記表示パネルの接続部と前記光学素子の境界部とが異なる位置に設けられていることを特徴とする。
【0015】
好ましい実施形態において、前記光学素子は層状である。
【0016】
好ましい実施形態において、前記境界部は、前記光学素子の形状が非連続的に変化する部分を含む。
【0017】
好ましい実施形態において、前記光学素子は、前記境界部において前記複数の素子部分毎に切断されている。
【0018】
好ましい実施形態において、前記表示パネルの接続部の延びる方向と、前記光学素子の境界部の延びる方向とは、互いに対して略平行である。
【0019】
本発明の画像表示装置の製造方法は、接続部を介して複数の表示パネルを隣接して接続する工程と、前記接続された複数の表示パネルの上に、光学素子を複数の部分に分割して貼付する工程とを包含し、前記表示パネルの前記接続部と、前記光学素子の部分間の境界部とが異なる位置に設けられるように、前記光学素子を貼付することを特徴とする。
【0020】
本発明の液晶表示装置は、接続部を介して隣接して接続され、それぞれが複数の液晶分子を含む液晶層を有する複数の液晶パネルを備える液晶表示装置であって、前記接続部の延びる方向と、前記液晶分子の面内配向方向とが略平行または略垂直である。
【0021】
本発明の液晶表示装置は、接続部を介して隣接して接続され、それぞれが複数の液晶分子を含む液晶層を有する複数の液晶パネルと、前記複数の液晶パネル上に設けられた光学素子であって、境界部を介して隣接して配置された複数の素子部分を含む光学素子とを備え、前記光学素子の境界部の延びる方向と、前記液晶分子の面内配向方向とが略平行または略垂直である。
【0022】
好ましい実施形態において、前記複数の液晶パネルのそれぞれは、ラビング処理が施され、前記液晶層の少なくとも一方側に設けられた配向膜を有し、前記配向膜のラビング方向によって、前記液晶分子の面内配向方向が規定される。
【0023】
好ましい実施形態において、前記複数の液晶パネルのそれぞれは、ラビング処理が施され、前記液晶層の一方側に設けられた第1の配向膜と、ラビング処理が施され、前記液晶層の他方側に設けられた第2の配向膜とを有し、前記第1の配向膜上の液晶分子の面内配向方向は、前記接続部の延びる方向と略平行であり、前記第2の配向膜上の液晶分子の面内配向方向は、前記接続部の伸びる方向と略垂直である。
【0024】
好ましい実施形態において、前記液晶層は、ツイステッドネマティックモードで動作する。
【0025】
本発明の画像表示装置は、接続部を介して隣接して接続された複数の表示パネルを備え、前記複数の表示パネルをわたって画像表示領域が規定されており、前記表示パネルの接続部は、前記画像表示領域の中央部から前記画像表示領域の端部までの距離の35%以上だけ、前記画像表示領域の前記中央部から離れた場所に位置する。
【0026】
本発明の画像表示装置は、接続部を介して隣接して接続された複数の表示パネルと、前記複数の表示パネル上に設けられた光学素子であって、境界部を介して隣接して配置された複数の素子部分を含む光学素子とを備え、前記複数の表示パネルをわたって画像表示領域が規定されており、前記光学素子の境界部は、前記画像表示領域の中央部から前記画像表示領域の端部までの距離の35%以上だけ、前記画像表示領域の前記中央部から離れた場所に位置する。
【0027】
なお、本明細書において、表示パネルは、表示媒体を有し、表示に用いる光を制御することができるパネル構造体における最小単位構造を意味する。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、実施形態および図面を通じ、同様の部材に対しては同様の参照符号を付している。
【0029】
(実施形態1)
以下、図1(a)および(b)を参照しながら、第1の実施形態にかかる表示装置としてマルチパネル型の液晶表示装置100を説明する。
【0030】
液晶表示装置100は、接続部20を介して互いに隣接するように接続された複数の液晶パネル10と、これら複数の液晶パネル10を覆う光学素子30とを備えている。光学素子30は、パネル面上で境界部32を介して隣接する複数の素子部分30a〜30cを含んでいる。液晶表示装置100では、液晶パネル10の接続部20と、光学素子30の境界部32とが異なる位置に設けられている。また、光学素子30を構成する少なくとも1つの素子部分(ここでは素子部分30b)は、各液晶パネル10およびこれらの間の接続部20を覆うように形成されている。
【0031】
光学素子30は、例えば偏光板や位相差板などであり得、液晶パネル10の表示モードや駆動方式に応じて用いられる種々の光学素子を含むものとする。さらに、液晶パネルに対して固定されるものである限り種々のものであり得、例えば、液晶パネルの背面に設けられるバックライトからの光を拡散するための拡散板や、マイクロレンズアレイシートなどでもあり得る。
【0032】
このような光学素子30は、液晶パネル10の両側のパネル面のうち少なくとも一方側において、複数の液晶パネル10にわたって設けられるものであればよい。なお、光学素子30は、典型的には、層状またはフィルム状であり、複数の液晶パネルの表示領域の略全体を覆うように設けられる。
【0033】
以下には、左右に配置された2枚の液晶パネル10がその側面で互いに接続されており、パネル面の両側において各3枚の偏光板部分30a〜30bが互いに隣接するように貼り付けられた場合を例にとって説明する。
【0034】
液晶パネル10のそれぞれは、例えば、観察者と反対側に配置されるアクティブマトリクス基板12と、観察者に配置される対向基板14と、これらの間に挟持された液晶層16とを有している。各液晶パネル10のサイズは、例えば、縦54cm×横36cm×厚さ0.22cmである。
【0035】
アクティブマトリクス基板12は、ガラスやプラスチックなどから形成される基板と、この基板の液晶層16側に形成された、絵素電極、アクティブ素子、および走査線や信号線(いずれも不図示)などとによって構成されている。上記アクティブ素子としては、MIM(Metal−Insulator−Metal)やTFT(薄膜トランジスタ)などを用いることができる。なお、液晶パネル10が反射型液晶パネルである場合、液晶層16に対して観察者と反対側に配置される基板には透光性は必要ないので、基板として半導体基板を用いることもできる。
【0036】
対向基板14は、ガラスやプラスチックなどから形成される透明基板、および、この透明基板の液晶層16側に形成された対向電極などを有している。対向基板14の液晶層16側の基板面上に、カラーフィルタおよび遮光部を含むカラーフィルタ層が設けられていても良い。
【0037】
アクティブマトリクス基板12が有する画素電極(不図示)と、それに対向する位置にある対向基板14の対向電極(不図示)とによって画素毎に液晶層16に電圧が印加され、これによって所望の画像の表示が行われる。
【0038】
なお、液晶パネル10は、上記の構成に限られず、公知の種々の液晶パネルを用いることができる。アクティブマトリクス基板12と対向基板14とを逆に配置してもよいし、液晶層16に電圧を印加するための電極を一方の基板に形成したIPS(In−Plane−Switching)モードの液晶パネルであってもよい。また、垂直配向モード(例えばMVAモード(Multi−Domain Vertically Aligned mode)など)やOCBモード(Optically Compensated Bend mode)などで動作する液晶パネルであってもよい。さらに、アクティブ駆動型の液晶パネルに限られず、パッシブ駆動型の液晶パネルを用いることもできるし、液晶パネル10として、反射型の液晶パネルを用いてもよい。
【0039】
図2は、アクティブマトリクス型の液晶パネル10の接続部20の近傍を拡大して示す。図示するように、各液晶パネル10のアクティブマトリクス基板12には、複数の絵素電極18が所定の間隔で形成されている。また、各液晶パネル10の端部には、液晶層16を基板12および14間に封止するためのシール材19が設けられている。
【0040】
2枚の液晶パネル10を互いに接続している接続部20は、例えば、接着剤で形成されている。この接着剤としては、エポキシ系やアクリル系の接着剤(熱硬化性または光硬化性)を用いることができる。この接続部20の屈折率は、対向基板14を構成する透明基板の屈折率とほぼ等しいことが好ましい。
【0041】
アクティブマトリクス型の液晶パネル10では、通常、絵素電極18がマトリクス状に配置されており、隣接する絵素電極の間隔(以下、画素間隔という)はパネル全体にわたって略同一に設定されている。この各液晶パネルにおける画素間隔P1と、パネル間をまたぐ画素間隔P2とはなるべく同一にされていることが望ましい。画素間隔P1と画素間隔P2とが大きく異なる場合、接続部20における画素ピッチの変化が観察され得るため、この部分が目立ってしまうという問題が生じるからである。
【0042】
しかし、各パネル10の端部にシール材19等が設けられていること等によって、パネル間における画素間隔P2は画素間隔P1に比べてどうしても広くなり易い。このため、接続部20は、なるべく細く形成される必要があるが、接続部20を細く形成すると、パネル同士の接続強度は低下するので、この接続部20において液晶表示装置の機械的強度が低下するという問題が生じる。これによって、複数の液晶パネル10を用いて大型化された液晶表示装置100は、接続部20において破損するおそれが高い。
【0043】
このような接続部20での破損の可能性を低減するために、本実施形態では、図1に示したように、所定の偏光板部分30bがこの接続部20を覆っており、かつ、液晶パネル10の接続部20と重ならない位置に偏光板部分30a〜30c間の境界部32が形成されていることによって、この接続部20に加わる応力を緩和している。以下、図3(a)〜(c)を参照しながら、この作用について説明する。
【0044】
図3(a)は、液晶パネルの接続部20と偏光板30の境界部32とが重なるように同じ位置に配置された場合を示し、図3(b)は、複数の液晶パネル10の略全体を覆うように、一枚の連続した偏光板34を設けた場合を示し、図3(c)は、本実施形態のように、液晶パネルの接続部20と、偏光板30の境界部32とが重ならないように異なる位置に配置された場合を示す。
【0045】
図3(a)に示す形態では、相互に接続された液晶パネルに応力(例えば、パネル面を撓ませるような力)が働いた場合、パネルの接続部20に応力F1が集中する。従って、機械的強度が弱い接続部20に対して大きな力が加えられるため、パネルが折れやすい。
【0046】
これに対し、図3(b)に示す形態では、一枚の連続した偏光板34が液晶パネル10の接続部20を覆っているため、この部分20における強度は図3(a)に示した場合よりも向上する。従って、接続した液晶パネルに或る程度の大きさの応力が加えられても、接続部20でパネルが折れることは防止される。ただし、応力F2がパネルの接続部20に集中するという点では、図3(a)に示した場合と同様であり、より大きな応力が働いた場合には、接続部20が破損するおそれもある。
【0047】
これら図3(a)および(b)に示す場合に対して、図3(c)に示す形態では、所定の偏光板部分30bで液晶パネル10の接続部20を覆うことによって接続部20の強度を向上させることができるとともに、偏光板部分30a、30b、30cの境界部32が偏光板部分30a、30b、30cの面状部分よりも曲がりやすいため、液晶表示装置にかかる応力F3は分散される。その結果、接続された液晶パネル10は十分な強度を持つ。
【0048】
また、図3(c)に示す形態では、図3(b)に示したような大型の偏光板を用意する必要がなく、比較的小さな偏光板を用いることができるという利点も得られる。
【0049】
偏光板の境界部における応力分散・緩和の作用は、偏光板の弾性に対して基板の弾性が比較的に大きい場合には特に効果が高い。通常、偏光板などの光学素子は、比較的弾性に富んだ材料から形成されている。このため、表示パネルをガラス基板を用いて構成する場合に比べて、プラスチック製基板を用いて構成する場合には、表示装置の破損がより適切に防止され得る。例えば、表示パネルの基板としては、10〜200μm程度の厚さのプラスチックフィルムを用いることも可能であるが、このような基板を用いている場合には、特に、接続部破損を防止する効果が高い。
【0050】
また、上述のように、液晶パネル10の接続部20と、偏光板30の境界部32とを異なる位置に設ければ、これらの各部で生じ得る光散乱が同一位置において発生しないので、光散乱が目立ちにくくなる。従って、パネル接続部20や偏光板30の境界部32を目立たちにくくしつつ、大画面の表示を行なうことが可能になる。
【0051】
このように、表示パネルの接続部と、表示パネルの上に設けられる光学素子(ここでは偏光板)の境界部とを異なる位置に設けるようにすれば、パネルの継ぎ目を目立たなくさせつつ、液晶表示装置の機械的強度を向上させることができる。従って、製造工程中に破損するおそれを低減しながら、表示品位が高いマルチパネル型の表示装置を作製することができる。
【0052】
なお、複数の偏光板部分30a〜30cを互いに隣接して液晶パネル上に貼り付ける方法としては、ローラなどを用いて貼り付ける方法を採用することができる。
【0053】
また、上記には分断された3枚の偏光板部分を隣接して貼り合わせる例を示したが、液晶パネル10の接続部20にかかる応力を分散するという効果を得るためには、必ずしも境界部において分離(切断)された複数の偏光板部分を用いる必要はない。図4(a)に示すように、液晶パネル10の接続部20と重ならない位置に切り込み36aが設けられた一枚の偏光板36や、図4(b)および(c)に示すように切断部38aにおいて部分的に切断された偏光板38を用いることもできる。
【0054】
なお、本明細書では、完全または部分的に切断されている部分だけでなく、切り込みが入れられた部分のような形状が非連続的に変化する部分を光学素子の境界部と呼んでいる。本明細書において光学素子は、境界部を介して隣接する複数の素子部分を含んでいる限り、1つの部材によって構成されていてもよく、あるいは、分離された複数の部材によって構成されていてもよい。
【0055】
以上、実施形態1の表示装置を説明したが、表示パネルとしては、例示した液晶パネルに限らず、ELパネル、FED(フィールドエミッションディスプレイ)パネル、電気泳動表示パネル、LED表示パネルなど、反射型表示や自発光表示を行なう表示パネルであっても、本発明の表示装置に用いることができる。
【0056】
(実施形態2)
以下、図5を参照しながら、実施形態2の液晶表示装置200を説明する。液晶表示装置200では、複数の液晶パネル40が接続部42を介して接続されている。また、実施形態1と同様に、偏光板50は3つの偏光板部分50a〜50cから構成されており、これらの境界部52は、液晶パネルの接続部42と重畳しないように異なる位置に設けられている。
【0057】
この液晶表示装置200は、TN(ツイステッドネマティック)モードで動作するように構成されており、各液晶パネル40において、液晶層の両側(すなわち、アクティブマトリクス基板の表面および対向基板の表面)には、ラビング処理が施された配向膜(不図示)がそれぞれ設けられている。この配向膜のラビング方向によって、電圧無印加時における配向膜に接する(すなわち基板界面近傍)の液晶分子の面内配向方向が決定される。なお、「基板界面近傍の液晶分子の面内配向方向」は、典型的には、液晶層に接する基板の表面(例えばラビング処理された配向膜)の配向規制力によって配向される液晶分子の、基板面内における方位角方向(液晶分子のダイレクタ方向の基板面への射影)を言う。基板界面近傍の液晶分子の面内配向方向(以下、単に「面内配向方向」と呼ぶこともある)は、典型的にはラビング方向と一致する。
【0058】
なお、アクティブマトリクス基板に設けられた配向膜のラビング方向と、対向基板に設けられた配向膜のラビング方向とは、90°異なるように設定されており、このことによって液晶層の厚さ方向に沿って液晶分子がねじれて配向する状態が実現される。図5には、液晶層の一方側の基板(例えばアクティブマトリクス基板)上での液晶分子の面内配向方向を矢印D2で示している。他方側の基板(例えば対向基板)上での液晶分子の面内配向方向は、矢印D2と90°異なる方向である。
【0059】
液晶表示装置200は、上述のように配向膜などによって規定される液晶分子の面内配向方向D2と、液晶パネル40の接続部42の延びる方向とが、略平行または略垂直となるように構成されている。なお、TNモードで動作する液晶パネルでは、アクティブマトリクス基板(または対向基板)上の液晶分子の面内配向方向と接続部42の延びる方向とを略平行にした場合、対向基板(またはアクティブマトリクス基板)上の液晶分子の面内配向方向と接続部42の延びる方向とは略垂直になる。なお、液晶パネルにおける面内配向方向は上述のように液晶層の両側で異なり得るが、好ましくは両方の面内配向方向が基板接続部42の延びる方向に対して略垂直または略平行である。ただし、本発明の液晶表示装置は、少なくとも一方の面内配向方向が接続部42の延びる方向と略平行または略垂直であればよいものとする。以下、図6(a)〜(c)を参照しながら、液晶パネル40における接続部42の延びる方向と液晶分子の面内配向方向D2について説明する。
【0060】
図6(a)は、従来の液晶表示装置におけるパネル接続部の延びる方向D1と液晶分子の面内配向方向D2とを示している。
【0061】
通常、TNモードで動作する液晶表示装置の場合、左右の視野角を同様にするために、配向膜のラビング方向は、矩形の液晶表示装置の辺に対して45°の角度を為すように設定されている。これにより、配向膜上の液晶分子の面内配向方向D2も液晶表示装置の辺に対して45°の角度を為す。この場合、図6(a)からわかるように、パネル接続部の延びる方向D1と液晶分子の面内配向方向D2とが45°の角度を形成する。
【0062】
しかし、接続部42近傍の液晶分子LC2は、配向膜からの影響よりも各パネル40の端部に設けられ樹脂などから形成されたシール材(不図示)などからの影響を強く受ける。すなわち、パネル接続部42と実質的に同方向に延びるシール材に対して液晶分子LC2は略垂直または略水平に配向されようとする。このため、液晶分子LC2は、接続部42から離れた場所の液晶分子LC1と異なる向きに配向されることになる。その結果、接続部42近傍における液晶の配向乱れが引き起こされる。
【0063】
マルチパネル型の液晶表示装置では、接続部42を目立たなくさせるために接続部42と各パネルの端の絵素部(または絵素電極)との間の距離が近い。このため、接続部42近傍の液晶分子LC2も表示に寄与することになるが、この液晶分子LC2は上述のように所望の面内配向方向D2に沿って配向されていないため、接続部42近傍では所望の光学変調を行なうことができない。従って、この部分で光漏れなどが発生し、画像上でパネルの継ぎ目が目立つことになる。
【0064】
これに対し、図6(b)および図6(c)に示すように、液晶パネルの接続部の延びる方向D1と液晶分子の面内配向方向D2とが略平行または略垂直であれば、接続部42近傍の液晶分子LC2の配向方向と、他の場所の液晶分子LC1の配向方向とが略同一になるため、配向乱れは生じない。従って、接続部42が目立つことが防止される。
【0065】
また、図5に示すように、液晶表示装置200は、液晶分子の面内配向方向(または配向膜のラビング方向)D2と、偏光板50の境界部52の延びる方向とが略平行になるように形成されている。これは、上述のようにパネル接続部42と液晶分子の面内配向方向D2とを略平行または略垂直にした場合において、パネル接続部42と偏光板境界部52とが重ならないように、これらを平行に設けたことによる。このような構成にすれば、所定の偏光板部分50bがパネル接続部42を覆い、かつ、偏光板境界部52とパネル接続部42とを異なる位置に形成することが容易であるため、有利である。
【0066】
なお、以上にはTNモードで動作する液晶パネルについて説明したが、本実施形態の表示パネルは、他のモードで動作する液晶パネルであってもよい。このような液晶パネルとしては、IPSモードの液晶パネル、垂直配向モードの液晶パネル、OCBモードの液晶パネルなどが挙げられる。
【0067】
なお、「基板界面近傍の液晶分子の面内配向方向」は、典型的には、電圧無印加時における基板界面近傍(または基板面に接する)の液晶分子の配向方向を意味するが、垂直配向モードなどでは、電圧無印加時には面内配向方向は規定されず、電圧印加時において基板界面近傍の液晶分子の配向方向が規定される。このため、本明細書において、「基板界面近傍の液晶分子の面内配向方向」は、電圧印加時における基板界面近傍の液晶分子の配向方向をも含むものとする。
【0068】
(実施形態3)
次に、図7および図8を参照しながら、実施形態3の表示装置を説明する。図7に示すように、本実施形態の表示装置300は、接続部72を介して接続された複数の表示パネル70a、70bから構成されている。この接続部72は、複数の表示パネル70a、70bにわたって規定される画像表示領域Rの中央部Rcから画像表示領域Rの端部Reまでの距離D2の35%の距離D3以上の距離D1だけ、中央部Rcから外側に形成されている。
【0069】
本発明者は、このパネル接続部72の位置を変えたときにおける表示品位上の影響について実験を行なった。この実験では、パネル接続部72がパネル中央部からどのくらいの距離にあったときに表示上でどの程度気になるかに関して、10人の被験者に以下に示す5段階の評価を求めた。
【0070】
5:接続部が認識されない。
4:接続部が認識はされるが、ほぼ気にならない。
3:接続部が認識はされるが、邪魔に感じない。
2:接続部が邪魔に感じる。
1:接続部が非常に邪魔に感じる。
【0071】
その結果を、平均値として図8に示す。なお、横軸は、画面の中央部Rcからの距離D1(ただし、中央部Rcから端部Reまでの距離D2に対する百分率で表している)である。すなわち、距離D1が0%のときは接続部72が画像表示領域Rの中央部Rcにあることを意味し、距離D1が100%のときは接続部72が画像表示領域Rの端部Reにある(すなわち、接続部72なしの一枚のパネルを用いている)ことを意味する。また、縦軸は、上記5段階の評価1〜5の平均値を示しており、値が大きいほど、観察者にとって表示上の支障がないことを意味する。
【0072】
グラフからわかるように、許容限度と考えられる評価値3.5以上を達成するには、距離D1が35(%)以上であればよいことがわかる。従って、画面の中央部Rcから端部Reまでの距離の35%までに接続部72がないように表示装置を構成すれば、接続部72が表示上邪魔にならないようにすることができることがわかった。
【0073】
さらに、距離D1を50(%)以上にすれば、評価値は、接続部が検知され得る限度と考えられる4.5以上となり、表示上、接合部72が観察者にとってはほぼ気にならないようにすることができることがわかった。すなわち、望ましくは画面の中央部Rcから端部Reまでの距離の50%以内には、接続部72を形成しないことが適切であることがわかる。
【0074】
なお、上記にはパネル接続部の位置に関して実験した場合を示したが、光学素子の境界部の位置に関して同様の実験をおこなった場合にも、まったく同様の評価結果を得ることができた。
【0075】
なお、以上に説明した実施形態3の表示装置300が有する表示パネル70a,70bとしては、液晶パネルに限らず、ELパネル、電気泳動表示パネル、LED表示パネルなど、反射型表示や自発光表示を行なう種々の表示パネルを用いることができる。
【0076】
【発明の効果】
本発明によれば、表示パネルの接続部と光学素子の境界部とを異なる位置に設けているので、表示パネルの接続部が目立つことが防止される。また、接続された表示パネルが接続部で破損するおそれを低下させることができる。また、本発明によれば、液晶表示パネルの接続部の延びる方向と、液晶分子の面内配向方向とを略平行または略垂直にすることによって、パネル接続部での液晶の配向乱れを抑制し、パネル接続部での表示不良を防止することができる。さらに、本発明によれば、パネル接続部または光学素子境界部を、画像表示領域の中央部から所定の距離以上離れたところに設けた構成とすることによって、これらを表示上目立たなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1にかかる表示装置を示す図であり(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図2】図1に示す表示装置の一部を拡大して示す断面図である。
【図3】表示パネルに加えられる応力を示す図であり、(a)および(b)は比較例、(c)は実施例を示す。
【図4】本発明の実施形態1にかかる表示装置の変形例を示す図であり、(a)〜(c)はそれぞれ別の例を示す。
【図5】本発明の実施形態2にかかる液晶表示装置を示す平面図である。
【図6】液晶表示装置の一部を拡大して示す図であり、(a)は従来例、(b)および(c)は実施例を示す。
【図7】本発明の実施形態3にかかる表示装置を説明するための平面図である。
【図8】本発明の実施形態3にかかる表示装置におけるパネル接続部に関する評価の結果を示すグラフである。
【符号の説明】
100 液晶表示装置
10 液晶パネル
12 アクティブマトリクス基板
14 対向基板
16 液晶層
20 パネル接続部
30 光学素子(偏光板)
30a、30b、30c 素子部分(偏光板部分)
32 光学素子境界部
Claims (11)
- 接着剤から形成された接続部を介して隣接して接続された複数の表示パネルと、
前記複数の表示パネル上に設けられ、境界部を介して隣接して配置された複数の素子部分を含む光学素子であって、前記境界部が前記光学素子に切込みが入れられた部分または前記光学素子が完全にまたは部分的に切断された部分を含む光学素子と、
を備え、
前記表示パネルの接続部と前記光学素子の境界部とが異なる位置に設けられていることを特徴とする画像表示装置。 - 前記光学素子は層状である請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記光学素子は、前記境界部において前記複数の素子部分毎に切断されている請求項1または2に記載の画像表示装置。
- 前記表示パネルの接続部の延びる方向と、前記光学素子の境界部の延びる方向とは、互いに対して略平行である請求項1から3のいずれかに記載の画像表示装置。
- 前記複数の表示パネルのそれぞれが複数の液晶分子を含む液晶層を有する液晶パネルであって、
前記接続部の延びる方向と、基板界面近傍の液晶分子の面内配向方向とが略平行または略垂直である請求項1から4のいずれかに記載の画像表示装置。 - 前記複数の表示パネルのそれぞれが複数の液晶分子を含む液晶層を有する液晶パネルであって、
前記光学素子の境界部の延びる方向と、基板界面近傍の液晶分子の面内配向方向とが略平行または略垂直である請求項1から5のいずれかに記載の画像表示装置。 - 前記液晶パネルは、ラビング処理が施され、前記液晶層の少なくとも一方側に設けられた配向膜を有し、前記配向膜のラビング方向によって、前記液晶分子の面内配向方向が規定される請求項5または6に記載の画像表示装置。
- 前記液晶パネルは、ラビング処理が施され、前記液晶層の一方側に設けられた第1の配向膜と、ラビング処理が施され、前記液晶層の他方側に設けられた第2の配向膜とを有し、
前記第1の配向膜上の液晶分子の面内配向方向は、前記接続部の延びる方向と略平行であり、前記第2の配向膜上の液晶分子の面内配向方向は、前記接続部の延びる方向と略垂直である請求項5または6に記載の画像表示装置。 - 前記液晶層は、ツイステッドネマティックモード、垂直配向モード、IPSモード、OCBモードの何れかで動作する請求項5から8のいずれかに記載の画像表示装置。
- 前記複数の表示パネルをわたって画像表示領域が規定されており、
前記表示パネルの接続部は、前記画像表示領域の中央部から前記画像表示領域の端部までの距離の35%以上、前記画像表示領域の前記中央部から離れた場所に位置する請求項1から9のいずれかに記載の画像表示装置。 - 接続部を介して隣接して接続された複数の表示パネルと、
前記複数の表示パネル上に設けられた光学素子であって、境界部を介して隣接して配置された複数の素子部分を含む光学素子と
を備え、
前記複数の表示パネルをわたって画像表示領域が規定されており、
前記光学素子の境界部は、前記画像表示領域の中央部から前記画像表示領域の端部までの距離の35%以上、前記画像表示領域の前記中央部から離れた場所に位置する画像表示装置。
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