JP3804768B2 - 燃焼装置及びこれに用いる水膜形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一時的に冠水状態(水没状態)に晒されることのある燃焼装置及びこれに適用して異常着火の発生を防止するための水膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の燃焼装置として、例えば図1に示すように浴室2内に対し浴槽3に付随させて設置される風呂釜(例えばガスバランス風呂釜)4aが知られている。このような風呂釜4aは、そのハウジング40内の底部に燃焼部5を有し、水道管から供給される水を上記燃焼部5からの燃焼熱により加熱して蛇口41やシャワー42に給湯したり、あるいは、浴槽3内の湯水を取り込んで上記燃焼熱により加熱して再び浴槽3内に戻すという追い焚きをしたりするようになっている。
【0003】
そして、入浴後に浴槽栓31を抜いて浴槽3内の湯水を排水する際に、例えば浴室2の排水孔21が一時的に詰まる等すると、その排水が浴室2底部に溜まり上記燃焼部5が冠水(水没;図1の一点鎖線参照)してしまうことになる。この冠水の発生により燃焼中であれば安全装置により自動的に消火されて燃料ガスの供給が停止されることになる。上記のような冠水は上記排水孔21からの排水の進行に伴い解消するものの、上記燃焼部5の炎口には上記冠水の水位が低下しても水膜が形成されてしまい、この水膜が乾燥により消滅するまでの所定時間は燃料ガスが供給されても上記水膜により炎口からのガスの放出が阻害されることになる。
【0004】
上記の風呂釜4aについてさらに詳細に説明すると、図2に示すように燃焼部5として給湯用熱交換器43を加熱するための給湯用メインバーナ51と、追い焚き用熱交換器44を加熱するための追い焚き用メインバーナ52と、種火を形成するためのパイロットバーナ53aとを備えている。これら各バーナ51,52,53aには燃料供給手段6の元ガス電磁弁61を介して供給される燃料ガスが切換弁62の選択的切換作動により選択的に供給されるようになっている。また、上記各バーナ51,52,53aにおいては、炎口の上流側位置で供給される燃料ガス流により予め空気が吸い込まれ、この空気と混合された混合気が炎口から放出されるようになっている。
【0005】
そして、点火操作を行うと上記パイロットバーナ53に対し元ガス電磁弁61、切換弁62及び燃料供給管63から燃料ガスが供給される一方、点火手段45からスパークが飛ばされて上記パイロットバーナ53aに種火が着火する。この種火の着火がすると、その着火が熱電対等の燃焼検知装置46により検知されて元ガス電磁弁61が開状態に維持され、ついで、給湯又は追い焚きのいずれかを選択して着火操作すると切換弁62が対応する燃料供給管64又は65をも上記燃料供給管63に加えて開作動されてメインバーナ51又は52にも燃料ガスが供給され、これにより、メインバーナ51又は52の炎口から放出される燃料ガスに上記種火から火移り(引火)してそのメインバーナ51又は52も着火されることになる。つまり、上記種火が着火しなければ上記燃焼検知装置46による着火検知も行われないため元ガス電磁弁45は点火操作後に閉じられてしまい、たとえいずれかのメインバーナ51又は52の着火操作が行われたとしても燃料ガスの供給が停止されるようになっている。
【0006】
上記燃焼部5の一例について図3及び図4を参照しつつさらに詳細に説明すると、この例の燃焼部5では、それぞれ複数本の燃焼管511,521からなる給湯用及び追い焚き用の両メインバーナ51、52と、パイロットバーナ53aとにより構成されている。上記各燃焼管511,521はその基端のスロート部512,522に対し図示省略のノズルを介して燃料供給管64,65が挿入され、上記スロート部512,522において空気を吸入して燃料ガスと混合された混合気が上記各燃焼管511,521の上面に開口形成された細長いスリット孔状の多数の炎口513,523に供給されるようになっている。
【0007】
また、上記パイロットバーナ53aもその管状の本体部531(図4参照)の基端のスロート部532に対し図示省略のノズルを介して燃料供給管63が挿入され、このスロート部532において空気を吸入して燃料ガスと混合された混合気が先端に形成された炎口533に供給されるようになっている。なお、図4中534は上記本体部531に固定されて炎口533を保護する風防、535は上方位置の各熱交換器43,44(図2参照)から滴下する水滴が上記炎口533の種火に落下するのを防止する防滴板、536はブラケットである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如き燃焼装置においては、入浴後の排水により上記各バーナ51,52,53aが一時的に冠水状態になってその冠水状態が解消した後に点火操作が行われた場合に、上記メインバーナ51又は52が着火せずに燃料ガスが器具内に漏れ出てしまう結果、異常着火を生じさせてしまうおそれがある。
【0009】
すなわち、上記冠水状態が解消しても所定時間が経過するまでは上記メインバーナ51及び52の炎口513,523に水膜が形成されたまま残存する一方、上記パイロットバーナ53aの炎口533は種火用としてメインバーナ51,52の炎口513,523よりもかなり大きく形成されているため水膜がたとえ形成されても直ぐに解消・消滅することになる。このため、上記メインバーナ51,52に水膜が残存している間に、例えばシャワー42を使用するためにパイロットバーナ53aの点火操作が行われて種火が形成された状態で給湯用メインバーナ51の着火操作が行われて燃料ガスが供給されると、その供給された燃料ガスの炎口513からの放出が上記水膜により阻止される結果、空気吸入部分から風呂釜4aの器具(ハウジング40)内に漏れ出てしまうことになる。そして、この漏れ出た燃料ガスが上記種火により着火されてしまい異常着火を生じさせてしまうおそれがある。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冠水状態の解消直後における異常着火の発生のおそれを確実に回避し得る燃焼装置及びこれに用いる水膜形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、冠水状態の解消直後において全ての炎口の水膜が消滅するまでは点火操作しても着火を阻止し得るようにすればよいことに着目したものである。そして、メインバーナとパイロットバーナとを有するような具体的構成に対しては、メインバーナの水膜が消滅するまではパイロットバーナが着火しないようにパイロットバーナにも積極的に水膜を形成させるようにしたものである。
【0012】
具体的には、請求項1に係る発明では、炎口から燃料が放出されて燃焼される燃焼部と、この燃焼部に燃料を供給する燃料供給手段と、上記燃焼部からの燃料に点火するための点火手段とを備えた燃焼装置を対象として、上記燃焼部の炎口と点火手段との間に両者間を遮るように水膜を形成して上記燃焼部に対する着火を阻止するための水膜形成装置を配設するようにした。
【0013】
この請求項1によれば、燃焼部に対し水膜形成装置を配設して燃焼部の炎口全てに対し上記水膜形成装置により水膜を積極的に形成するようにしているため、燃焼部及び水膜形成装置が冠水状態になると、その冠水の水位低下により上記水膜形成装置に対し水膜が形成され、この水膜により点火手段と燃焼部の炎口との間が遮断されることになる。このため、上記水膜が乾燥により消滅するまでは、たとえ点火手段により点火操作が行われても着火することはなく、異常着火の発生するおそれが確実に回避される。
【0014】
上記請求項1における燃焼部がメインバーナと、このメインバーナに対し火移りさせるためのパイロットバーナとを備え、点火手段が上記パイロットバーナに相対向するように配設されている場合には、水膜形成装置を上記点火手段とパイロットバーナの炎口との両者間を遮るように配設するようにすればよい(請求項2)。このようにすることにより、燃焼部がメインバーナとパイロットバーナとにより構成されている場合に好適な燃焼装置を提供し得ることになる。すなわち、この場合、冠水の水位低下により水膜形成装置に水膜が形成されて、点火手段とパイロットバーナの炎口との間がその水膜により遮断されることになる。このため、たとえパイロットバーナの炎口が大きくて水膜が形成されない、又は、水位低下に伴い早期に水膜が消滅する場合であっても、上記水膜形成装置の水膜が乾燥により消滅するまでは、点火手段により点火操作が行われたとしてもパイロットバーナの着火が阻止され、これにより、異常着火の発生を確実に回避し得ることになる。
【0015】
さらに、この請求項2の燃焼装置の場合には、水膜形成装置をメインバーナの炎口と同じレベル位置か下方位置に水膜が形成されるように配設することができる(請求項3)。このようにすることにより、冠水の水位低下の後、水膜形成装置の水膜が消滅する時点をメインバーナの水膜が消滅するのと同等タイミング又は遅れたタイミングにすることが可能になる。このため、水膜形成装置の水膜が消滅してパイロットバーナの着火が可能になるタイミングが、メインバーナの水膜が消滅するのと同等タイミング又はその後のタイミングになり、これにより、パイロットバーナが着火されるときには必ずメインバーナの炎口から燃料を放出し得る状態にして、確実な着火が図られる。
【0016】
以上の請求項1〜請求項3のいずれかの燃焼装置に用いる水膜形成装置として、以下の各請求項により特定される事項を有する構成とすればよい。
【0017】
すなわち、請求項4に係る発明では、水膜形成装置として炎口と点火手段との間を遮るように配置される本体部材を備えたものとし、この本体部材に水の表面張力により水膜が形成かつ保持される大きさの開口部を貫通形成してなる構成とした。
【0018】
この請求項4によれば、冠水状態から水位が低下すれば上記開口部にこの開口部を覆うように水膜が形成されて残り、点火手段による点火作動が行われても燃料への点火が阻害される。一方、上記水膜が乾燥して消滅すれば上記開口部を通して燃料に点火可能となる。ここで、この請求項4における本体部材としては開口部が貫通形成され得るものであれば、例えば棒状素材を屈曲又は折曲して無端状の枠状部材に形成したものや、あるいは、板状素材に対し打ち抜きにより開口部を貫通形成したものなどのいずれにより構成してもよい。
【0019】
請求項5に係る発明では、水膜形成装置として、炎口と点火手段との間を遮るように配置される平面板状の本体部材と、この本体部材に対し貫通形成されて水の表面張力により水膜が形成かつ保持される大きさの複数の開口部とを備えたものとした。
【0020】
この請求項5によれば、平面板状の本体部材に対し所定の大きさの複数の開口部が貫通形成されて各開口部毎に又は隣接する開口部に跨って水膜が形成されることになるため、炎口と点火手段との間を上記本体部材と水膜とによりある程度の拡がりをもって遮ることが可能になる上に、形成された水膜を強固に保持して維持させることが可能になる。このため、点火手段による点火操作が行われても、その点火操作によるスパークと炎口から放出される燃料とを確実に遮断して、着火を阻止し得ることになる。
【0021】
請求項6に係る発明では、水膜形成装置として、炎口と点火手段との間を遮るように配置されかつ互いに隙間を開けて平行に配置される複数枚の平面板状の本体部材と、この各本体部材に対し貫通形成されて水の表面張力により水膜が形成かつ保持される大きさの複数の開口部とを備えたものとした。
【0022】
この請求項6によれば、所定の大きさの複数の開口部が貫通形成された平面板状の本体部材を間に隙間を開けて二重に配置しているため、各本体部材の各開口部毎に又は隣接する開口部に跨って水膜が形成される上に、両本体部材の隙間にも両側の本体部材の水膜と一体になった溜まり水が表面張力により保持されることになる。このため、炎口と点火手段との間を上記本体部材と水膜とによりある程度の拡がりをもって遮ることが請求項5と同様に可能になる上に、形成された水膜を請求項5の場合よりもさらに強固に保持して維持させることが可能になる。これにより、水膜形成装置に形成された水膜が乾燥により消滅するタイミングを、燃焼部の炎口に形成された水膜の消滅タイミング、あるいは請求項2又は請求項3の場合であるとメインバーナの炎口に形成された水膜の消滅タイミングよりも確実に遅くすることが可能になり、点火手段による点火操作が行われても、上記燃焼部又はメインバーナでの着火が可能になる時点までは、確実に燃料を遮断して着火を阻止し得ることになる。
【0023】
以上の請求項4〜請求項6のいずれかの水膜形成装置における開口部として、その少なくとも幅が燃焼部の炎口と同等の寸法を有するように細長いスリット孔状に形成してもよい(請求項7)。このようにすることにより、請求項1では燃焼部の炎口の幅、請求項2又は請求項3ではメインバーナの炎口の幅と同等の幅を有するスリット孔状に開口部が形成されることになるため、開口部に形成される水膜を上記燃焼部又はメインバーナの炎口に形成される水膜と少なくとも同等の形成条件にし得る上に、開口部に形成された水膜の乾燥による消滅タイミングを早くとも上記燃焼部又はメインバーナの炎口に形成された水膜の消滅タイミングにすることが可能となる。これにより、請求項4〜請求項6による作用をより確実に発揮させ得る。
【0024】
また、上記請求項4〜請求項6のいずれかの水膜形成装置においては、本体部材の端縁に対し点火手段を囲むように斜めに立ち上がる翼部を連続して形成することもできる(請求項8)。このようにすることにより、請求項1では燃焼部の炎口から放出される燃料、請求項2又は請求項3ではパイロットバーナの炎口から放出される燃料が本体部材の開口部の水膜により点火手段の側にまわらないように遮断される上に、その本体部材の端縁側から上記点火手段の側にまわらないようにその燃料の流れの向きが上記翼部により変えられることになる。これにより、点火手段からのスパークと燃料との接触をより一層確実に遮断して着火を阻止し得る。
【0025】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1〜請求項3の燃焼装置によれば、燃焼部が冠水状態になった後の冠水の解消過程において水膜形成装置によって点火手段と燃焼部の炎口との間を遮る水膜を形成することができ、この水膜が乾燥により消滅するまでは、たとえ点火手段により点火操作が行われても着火することを阻止することができる。これにより、異常着火の発生するおそれを確実に回避することができる一方、上記水膜の乾燥による消滅により燃焼部での着火を確実に行うことができる。
【0026】
特に、燃焼部がメインバーナとパイロットバーナとを備え、このパイロットバーナに相対向するように点火手段を配設した請求項2の場合には、点火手段とパイロットバーナとの間を遮るように水膜を形成する水膜形成装置によって、水膜が消滅するまでの間のパイロットバーナの着火を確実に阻止することができる。このため、たとえパイロットバーナの炎口自体が大きくてメインバーナの炎口と同様の水膜が形成されない場合であっても、上記水膜形成装置の水膜が乾燥により消滅するまでは、点火手段により点火操作が行われたとしてもパイロットバーナの着火を確実に阻止することができ、これにより、異常着火の発生のおそれを確実に回避することができる。
【0027】
また、請求項3によれば、請求項2の燃焼装置において、水膜形成装置の水膜が消滅する時点をメインバーナの水膜が消滅するのと同等タイミング又は遅れたタイミングとすることができ、メインバーナの水膜が消滅すると同等タイミング又はその後のタイミングになって初めてパイロットバーナを着火可能にすることができる。これにより、メインバーナに水膜が残存している間にパイロットバーナが着火してしまうことに起因する異常燃焼の発生のおそれをより一層確実に回避することができる。
【0028】
請求項4〜請求項8のいずれかの水膜形成装置によれば、上記請求項1〜請求項3のいずれかの燃焼装置に用いる好適な水膜形成装置を提供することができ、かかる水膜形成装置を適用することにより、上記請求項1〜請求項3のいずれかによる各効果を確実に得ることができるようになる。
【0029】
特に、請求項5によれば、炎口と点火手段との間を平面板状の本体部材と複数の開口部に形成される水膜とによりある程度の拡がりをもって遮ることができる上に、形成された水膜を強固に保持して維持させることができる。このため、点火手段による点火操作が行われても、上記水膜が消滅するまでは、その点火操作によるスパークを炎口から放出される燃料から確実に遮断して、着火を確実に阻止することができるようになる。
【0030】
請求項6によれば、開口部を貫通形成した平面板状の本体部材を隙間を開けて二重配置にしているため、炎口と点火手段との間を本体部材と水膜とによりある程度の拡がりをもって遮ることができる上に、形成された水膜を請求項5の場合よりもさらに強固に保持して維持させることができる。これにより、水膜形成装置に形成された水膜が乾燥により消滅するタイミングを、請求項1の場合であると燃焼部の炎口に形成された水膜の消滅タイミングよりも確実に遅くすることができ、それまでは点火手段による点火操作が行われても着火を確実に阻止することができる。あるいは、上記水膜形成装置に形成された水膜が乾燥により消滅するタイミングを、請求項2又は請求項3の場合であるとメインバーナの炎口に形成された水膜の消滅タイミングよりも確実に遅くすることができ、点火手段による点火操作が行われても、パイロットバーナの着火を確実に阻止することができる。以上により燃焼装置における異常着火の発生のおそれをより一層確実に回避することができることになる。
【0031】
また、請求項7によれば、開口部に形成される水膜を請求項1の場合の燃焼部又は請求項2もしくは請求項3の場合のメインバーナのいずれかの炎口に形成される水膜と少なくとも同等の形成条件にすることができる上に、上記開口部に形成された水膜の乾燥による消滅タイミングを早くとも上記燃焼部の炎口又はメインバーナの炎口に形成された水膜の消滅タイミングにすることができる。これにより、請求項4〜請求項6による効果をより確実に得ることができる。
【0032】
さらに、請求項8によれば、請求項1では燃焼部の炎口から放出される燃料の流れの向き、請求項2又は請求項3ではパイロットバーナの炎口から放出される燃料の流れの向きを、本体部材に形成した翼部により本体部材の端縁側から点火手段の側にまわらないように変化させることができるようになる。これにより、点火手段からのスパークと燃料との接触をより一層確実に遮断することができ、着火の阻止をより一層確実に図ることができることとなり、請求項4〜請求項6による効果をより確実に得ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0034】
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る燃焼装置としての風呂釜4を浴室2に設置した例を示し、図2はその風呂釜4の主要構成を示す。上記風呂釜4はいわゆるガスバランス風呂釜といわれるものであり、浴槽3に付随させて浴室2内に設置されている。本実施形態の風呂釜4はその燃焼部5に対し水膜形成装置7を新たに付加した点で従来の技術欄において説明した風呂釜4aと異なり、その他は従来の風呂釜4aと同様構成を備えたものであるため、従来の技術欄において説明したものと同じ構成要素については同じ符号を付して重複した説明を省略する。
【0035】
上記燃焼部5は給湯用メインバーナ51及び追い焚き用メインバーナ52と、これらの着火用の種火を形成するパイロットバーナ53との3種類のバーナを備えている点で従来の風呂釜4aと同様であるものの(図3及び図4参照)、上記パイロットバーナ53が水膜形成装置7を備えかつこの水膜形成装置7を備えるための付加構成を備えている点で従来の風呂釜4aのパイロットバーナ53aと異なる。
【0036】
図5及び図6は本実施形態の燃焼部5の一部を構成するパイロットバーナ53を示す。なお、図5及び図6においては図示の関係上、防滴板535(図3及び図4参照)を省略しているが、本実施形態のパイロットバーナ53にも設けられている。このパイロットバーナ53はその主要構成要素である管状の本体部531がブラケット536により水膜形成装置7、点火手段45、燃焼検知装置46及び上記防滴板535と共に一体的に固定・支持されてユニット化されている。そして上記パイロットバーナ53は上記本体部531の基端のスロート部532において燃料供給管63から供給される燃料ガスと、この燃料ガス流により吸入される空気とが供給され、供給された混合気を上記本体部531内の通路を通して先端側に供給して先端の炎口533から放出するようになっている。
【0037】
上記炎口533は給湯用及び追い焚き用の両メインバーナ51,52に延びるように横長の方向(図5の上下方向、図6の紙面に直交する方向)に開口されており、前側風防534が上記炎口533の前方位置から「く」の字状に斜め上方に、後側風防537が上記炎口533の後方位置から斜め上方にそれぞれ立ち上がるように配設されて、両風防534,537により種火の基部が覆われて保護されている。なお、上記各風防534,537は上記本体部531に対し一体に固定されている。
【0038】
そして、上記炎口533の一側端位置に相対向して点火手段45の放電電極451が配設され、この放電電極451と炎口533との間に水膜形成装置7が配設されている。
【0039】
上記水膜形成装置7は、図7にも示すように上記放電電極451と炎口533との間を遮るように配置された耐熱金属製の平面板状の本体部材71と、この本体部材71に対し貫通形成された複数の開口部72,72,…とを備えている。上記本体部材71はその先端縁が前側風防534の屈曲部内面に突き当てられて支持され、後端縁から屈曲されて斜めに延びる取付片711が後側風防537に当接された状態で固定されている。これにより、上記本体部材71はその上面がメインバーナ51,52の各炎口513,523(図3参照)とほぼ同じレベルに位置するように配設されている。上記の本体部材71の後側風防537に対する固定はビス止め等の各種手段を採り得るが、図例のものは点溶着712,712により固定されている。この際、後側風防537に形成された突起538を上記取付片711に貫通形成された位置決め孔713に内嵌させることにより固定位置の位置決めが行われるようになっている。
【0040】
上記各開口部72は上記のメインバーナ51,52の各炎口513,523とほぼ同じ狭幅を有するスリット孔状に形成され、各開口部72がその幅と同幅かそれよりも狭い幅の間隔で横並びに多数(図例では7つ)形成されている。このような各開口部72は通常時には点火手段45による点火により種火が形成される炎口としても機能するようになっており、冠水を受けた後には上記各開口部72に形成された水膜が乾燥により消滅することになるタイミングがメインバーナ51,52の各炎口513,523の水膜の消滅タイミングと少なくとも同じになるようにされている。
【0041】
以上の構成の風呂釜4においては、排水孔21(図1参照)の詰まり等の何らかの原因により浴室2底部に排水が溜まり、その水位がメインバーナ51,52や水膜形成装置7の本体部材71よりも上に上昇して冠水状態になった後に、排水促進により水位が低下して冠水状態が解消すると、その解消直後は上記各メインバーナ51,52の各炎口513,523及び上記本体部材71の各開口部72にそれぞれ水の表面張力により水膜が形成されることになる。
【0042】
そして、上記メインバーナ51,52の各炎口513,523の水膜が乾燥により消滅する前の時点において、使用者により点火操作が行われてもパイロットバーナ53の種火の着火を確実に阻止することができ、パイロットバーナ53の着火を阻止し得る結果、パイロットバーナ53からのそれ以上の燃料ガスの放出やメインバーナ51,52からの燃料ガスの放出を阻止することができる。
【0043】
すなわち、パイロットバーナ53の点火操作により点火手段45の放電電極451からスパークが飛ぶ一方、元ガス電磁弁61が開かれ切換弁62の燃料供給管63を開とする切換作動によりパイロットバーナ53の炎口533に対し燃料ガスが供給されたとしても、水膜形成装置7の各開口部72に形成された水膜により上記燃料ガスとスパークとの接触が遮断されるため、種火の着火を阻止することができる。上記点火操作に引き続いて使用者によりいずれかのメインバーナ51又は52の着火操作が行われて上記切換弁62の作動により上記燃料供給管63に加えていずれかの燃料供給管64又は65も開にされたとしても、燃焼検知装置46による種火着火が検知されないため、元ガス電磁弁61は閉状態に維持されて、上記メインバーナ51,52への燃料ガス供給を止めることができる。これにより、上記水膜形成装置7のない従来の風呂釜4aにおいてメインバーナ51,52の各炎口513,523が水膜により閉止されている状態でパイロットバーナ53の種火が着火されてしまう結果、メインバーナ51,52に供給された燃料ガスがハウジング40(図1参照)内に漏れ出て爆発的着火を引き起こすなどの着火異常発生のおそれを確実に回避することができる。
【0044】
そして、両メインバーナ51,52の各炎口513,523の水膜が蒸発して消滅する時点以降になれば、上記水膜形成装置7の各開口部72の水膜も蒸発して消滅するため、点火操作するとパイロットバーナ53の炎口533からの燃料ガスが上記各開口部72を通して上方に放出され、この燃料ガスが点火手段45の放電電極451からのスパークにより点火されて種火が着火される。そして、いずれかのメインバーナ51又は52の着火操作により切換弁62が対応する燃料供給管64又は65をも開に切換えられると、上記種火の着火が燃焼検知装置46により検知されて元ガス電磁弁61が開状態に維持されるため、上記メインバーナ51又は52に燃料ガスが供給されて各炎口513又は523から放出され、上記種火に引火して着火されることになる。
【0045】
<第2実施形態>
図8は第2実施形態の燃焼装置に用いられる水膜形成装置7aを示す。この水膜形成装置7aは第1実施形態で説明した燃焼装置としての風呂釜4における水膜形成装置7の代わりにこの水膜形成装置7と同様に設置されるものである。
【0046】
この水膜形成装置7aは、図8の下半部に示すように、それぞれ第1実施形態と同様の多数の開口部72,72,…が貫通形成された第1及び第2の2枚の平面板状の本体部材71,73を微小な隙間74を隔てて重ね合わせたものである。この隙間74の間隔は水が表面張力によりその隙間74内に保持される程度の微小寸法に設定されており、上下の各本体部材71,73の各開口部72に形成される水膜と合体して全体として強固な水膜が形成されるようになっている。
【0047】
このような水膜形成装置7aは、図8の上半部に示す半製品7bをまず形成し、この半製品7bを折り曲げて固着することにより形成される。すなわち、上記半製品7bとして、耐熱性金属板素材を用いて取付片711及び両翼部714,714を有する第1本体部材71と、第2本体部材73とが一体に連続したものを用意し、それぞれ所定配列で所定数の開口部72,72,…を貫通形成しておく。併せて、取付片711に位置決めのための位置決め孔713と、第1及び第2の両本体部材71,73の境界線に沿って切れ目715,715,…とをそれぞれ形成しておく。そして、取付片711を後側風防537(図6又は図7参照)に沿うように付け根位置で屈曲させ、両翼部714,714をそれぞれ斜め上方に立ち上がるように付け根位置で屈曲させ、また、第2本体部材73の前後に隙間74の間隔に相当する寸法の折曲段部731,732を屈曲形成する。
【0048】
次に、この半製品7bを上記各切れ目715位置で折り曲げて第2本体部材73の先端縁733を第1本体部材71の裏面に例えば点溶着等の手段により固定して水膜形成装置7a(図8の下半部参照)を完成させる。これにより、図9及び図10にも示すように、上下の第1及び第2の両本体部材71,73が所定間隔の隙間74を隔てて互いに平行に重ね合わされ、かつ、両本体部材71,73の各開口部72が上下で連通した状態となる。この水膜形成装置7aを第1実施形態と同様に第1本体部材71の先端縁である先端折曲部を前側風防534(図6又は図7参照)の屈曲部に支持させ、取付片711を後側風防537に固定すると、両翼部714,714がパイロットバーナ53の横長の炎口533が延びる方向の両側から放電電極451を覆うように立ち上がった状態となる。
【0049】
以上の水膜形成装置7aが冠水状態となり、その冠水状態が解消されると、例えば図10に符号8で示すように上下の両開口部72,72と、両開口部72,72間の隙間74とに連続した水膜が形成されることになる。この水膜8は、隙間74に入り込んだ水を介して上下の本体部材71,73の両開口部72,72内の水とが合体して表面張力により保持されることになるため、一時的な冠水により確実に形成され、しかも強固に保持されることになる。このため、冠水の解消後、水膜形成装置7aに形成された水膜8が蒸発して消滅する時点を、各メインバーナ51,52の各炎口513,523に形成された水膜が消滅される時点よりも確実に後のタイミングにすることができ、パイロットバーナ53に種火が着火可能となる時点には各メインバーナ51,52の水膜が消滅して着火可能な状態にすることができる。
【0050】
しかも、水膜8が残像している間に点火操作が行われてパイロットバーナ53の炎口533から燃料ガスが漏れ出ても、第1及び第2本体部材71,73が拡がる範囲においては上記水膜8により放電電極451からのスパークとの接触が遮断される一方、上記第1及び第2本体部材71,73の両側からの燃料ガスもその流れが両側の翼部714,714により上記放電電極451から遠ざかる方向に変えられるため上記スパークとの接触が回避されることになる。
【0051】
以上の分厚くかつ強固な水膜8の形成と、翼部714,714による燃料ガス流の拡散とにより、第1実施形態の水膜形成装置7の場合よりもパイロットバーナ53の着火阻止をさらに確実に行うことができる。
【0052】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1及び第2実施形態では、開口部72として平面視で細長い長方形に形成したものを示したが、これに限らず、両端の角部を無くして滑らかなアール部とした形状、例えば長円形もしくは楕円形等にしてもよい。これにより、水の表面張力を切る要因となる鋭角もしくは角の存在を無くして水膜の保持をより長くかつ強固にすることができる。
【0053】
また、開口部72として平面板状の本体部材71,73に貫通形成することにより形成しているが、これに限らず、例えば針金等の棒状素材等を用いて無端状に屈曲させて内部に所定のサイズの開口部を形成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態及び従来の燃焼装置が設置された例を示す断面説明図である。
【図2】図1の燃焼装置の構成を示す模式図である。
【図3】図1の燃焼装置の燃焼部の平面図である。
【図4】従来の燃焼装置の場合の図3のA−A線における断面説明図である。
【図5】防滴板を省略した実施形態の燃焼部のパイロットバーナの平面図である。
【図6】図5のパイロットバーナをB−B線位置で断面状態にした断面説明図である。
【図7】図5の水膜形成装置の設置位置近傍を拡大した部分斜視図である。
【図8】第2実施形態の燃焼装置に適用する第2実施形態の水膜形成装置を示す斜視図である。
【図9】図8のC−C線における拡大断面図である。
【図10】図8のD−D線における拡大断面図である。
【符号の説明】
5 燃焼部
6 燃料供給手段
7,7a 水膜形成装置
8 水膜
45 点火手段
51 給湯用メインバーナ
52 追い焚き用メインバーナ
53 パイロットバーナ
71,73 本体部材
72 開口部
513 給湯用メインバーナの炎口
523 追い焚き用メインバーナの炎口
533 パイロットバーナの炎口
714 翼部
Claims (8)
- 炎口から燃料が放出されて燃焼される燃焼部と、この燃焼部に燃料を供給する燃料供給手段と、上記燃焼部からの燃料に点火するための点火手段とを備えた燃焼装置において、
上記燃焼部の炎口と点火手段との間に両者間を遮るように水膜を形成して上記燃焼部に対する着火を阻止するための水膜形成装置が配設されている
ことを特徴とする燃焼装置。 - 炎口から燃料が放出されて燃焼される燃焼部と、この燃焼部に燃料を供給する燃料供給手段と、上記燃焼部からの燃料に点火するための点火手段とを備えた燃焼装置において、
上記燃焼部はメインバーナと、このメインバーナに対し火移りさせるためのパイロットバーナとを備え、点火手段は上記パイロットバーナに相対向するように配設されており、
上記パイロットバーナの炎口と点火手段との間に両者間を遮るように水膜を形成して上記パイロットバーナの炎口への着火を阻止するための水膜形成装置が配設されている
ことを特徴とする燃焼装置。 - 請求項2に記載の燃焼装置であって、
水膜形成装置はメインバーナの炎口と同じレベル位置か下方位置に水膜が形成されるように配設されている、燃焼装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の燃焼装置に用いる水膜形成装置であって、
上記炎口と上記点火手段との間を遮るように配置される本体部材を備え、この本体部材には水の表面張力により水膜が形成されかつ保持される大きさの開口部が貫通形成されている
ことを特徴とする水膜形成装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の燃焼装置に用いる水膜形成装置であって、
上記炎口と上記点火手段との間を遮るように配置される平面板状の本体部材と、この本体部材に対し貫通形成されて水の表面張力により水膜が形成されかつ保持される大きさの複数の開口部とを備えている
ことを特徴とする水膜形成装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の燃焼装置に用いる水膜形成装置であって、
上記炎口と上記点火手段との間を遮るように配置されかつ互いに隙間を開けて平行に配置される複数枚の平面板状の本体部材と、この各本体部材に対し貫通形成されて水の表面張力により水膜が形成されかつ保持される大きさの複数の開口部とを備えている
ことを特徴とする水膜形成装置。 - 請求項4〜請求項6のいずれかに記載の水膜形成装置であって、
上記開口部はその少なくとも幅が燃焼部の炎口と同等の寸法を有するようにスリット孔状に形成されている、水膜形成装置。 - 請求項4〜請求項6のいずれかに記載の水膜形成装置であって、
上記本体部材の端縁には点火手段を囲むように斜めに立ち上がる翼部が連続して形成されている、水膜形成装置。
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