JP3802209B2 - 航空機回転翼のための後退翼端付きの羽根 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速飛行に最適化された、後退翼端を有する、航空機の回転翼の羽根に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホバリング飛行と前進飛行のいずれにおいても、回転翼航空機のロータ、特にヘリコプタのロータの性能は、次の現象により制約されることが知られている。
− 高速飛行中の前進側の羽根の背及び腹に発生する衝撃波
− 並進飛行中に揚力が必要な場合、後退側の羽根の背の境界層の剥離が発生する失速
− 先行する羽根により発生した渦と後続する羽根との相互作用(これは、二つの形でエネルギのかなりの消失となる:即ち、ホバリング飛行中において、翼形に誘起された力と抗力。
【0003】
性能低下の原因であるほかに、衝撃と羽根の渦の相互作用とは、衝撃の非局在化(高速飛行)によるか、周辺の渦が羽根を直接に撃つ時の揚力の脈動変化(降下)により発生した脈動ノイズの形の音響問題の原因でもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
航空機回転翼の羽根の性能は、羽根の構造に関連した下記の変数に大部分依存することが明らかにされた。例えば、
a)羽根の面積の半径方向の分布
b)羽根翼端の後退スウィープ
c)翼形の相対的厚さの変化
d)翼形の捩れの分布
e)羽根翼端の垂下
【0005】
これらの変数が回転翼羽根の性能に対し有する影響は、以降に詳細に述べる。
【0006】
a)羽根の面積の半径方向の分布
基本横断面又は翼形が同じ揚力係数Czで働く回転翼航空機のロータについては、一次揚力は、各局部翼弦長L(r)と、各局部速度の自乗とに比例して変化し、これは、基本横断面の半径(半径方向の位置)rに正比例する。これは、羽根の全揚力が半径rの自乗重み付けにより定義された平均翼弦長Lバー(以下の式及び表中では、文字Lの頂部に横線を付して表されており、その他の部分ではこのように呼ぶことにする。)に比例して変化することを意味する。
【数1】
ここで、ROは羽根の根元もしくは内側縁部にある羽根断面の始点における半径rを表し、Rは羽根の全半径を表す。
【0007】
異なる形状の羽根の性能が、この平均翼弦長Lバーをベースにして比較されることは、広く行われていることである。
【0008】
矩形形状の従来の羽根と比較して、羽根の外側縁部での翼弦を小さくすること(先細り)が特に高速において性能を改善することを、計算は示し、実験は確認した。性能のこの改善は、翼端における翼弦の縮小による翼形の抗力の減少により達成される。この領域の衝撃は、より小さい面積に加えられ、衝撃を受けない羽根の中心部は、最大空気力学的効率で大部分の揚力を与える。ここで、揚抗比は、最大である。
【0009】
しかし、平均翼弦長を一定に保持するために必要な、羽根の残りの長さに沿った翼弦の増加は、r2重み付けのためにかなり大きい。従って、これにより、ロータは、かなり重くなる。それにもかかわらず、翼端へ向かって羽根を先細りにすることが、フランス国特許FR−2 617 118号及びFR−2 473 983号各明細書に示されているように、後退されている翼端と一般に組み合わされて、羽根の性能を改善するために広く使用されている手段である。
【0010】
もう一つの資料、フランス国特許FR−2 311 713号明細書は、非常に異なる構造を提案しており、これは、羽根の全半径Rの約87%のところに位置する断面から翼弦を鋭く広げることにある。この構成は、特に羽根が後退しているとき、失速限界を押し戻す強くて安定した渦の発生に寄与する。しかし、羽根の面積を翼端へ向かって集中させるこの構想は、ロータの有効な部分を周辺のリング部にすることとなる。これにより、誘起された流れは一様性に劣り、従って、発生した力は、離陸時に特に問題な何らかの状態を増大する。
【0011】
翼弦の急激な変化とこれに関連した欠点は、本出願人のフランス国特許FR−2 689 852号の主題を構成している羽根の設計により回避される。この設計の場合、最も長い翼弦の領域は、この場合も揚力能力増大のため、翼端にもっと近い。しかし、この設計は、中間の揚力での高速飛行には理想的ではなく、これらの条件の下で、翼端に近い長い翼弦の断面は、圧縮減少のため増加した抗力を受け、最大の空気力学的効率(揚抗比)の領域は、翼端から更に離れている。この羽根の面積の割合は、空気力学的効率がその最大であるこの羽根の中心領域の使用を非常に小さくしている。
【0012】
b)翼端の後退
更に、衝撃波が現れる閾値を戻し、その強さを限定するため、翼端が後方へ曲がっていることは有利である。圧力中心線(翼弦の前の約1/4における)とピッチ変化軸とにより形成されたスウィープ角Λは、有効マッハ数を低下し、従って、翼端を後退することは、空気の圧縮、特に衝撃波の発生の好ましくない結果を減じることとなる。
【0013】
この種の翼端の後退は、フランス国の特許FR−2 311 713号、FR−2 473 983号及びFR−2 617 118号各明細書に詳細に示されており、幾つかのヘリコプタに実際に使用されている。
【0014】
しかし、問題の翼端が有することができる後退角の大きさと翼幅量は、実際には、空気力学的揚力と重心が後方へオフセットしていることから発生する捩り力により制約される。
【0015】
特許FR−2 311 713号明細書は、翼端の後方へのオフセットの釣り合いを取るように、羽根の一部を前方へ偏倚もしくはオフセットすることを提案している。これにより、後退領域が羽根幅の大きい部分へ広がる。しかし、前方へオフセットした前縁部分と羽根の内側部分との間の接続は、急激であり、この接続部が発生する渦は、ロータハブに最も近い翼形の早期失速の原因となる。高速において、接続部における前縁の凹んだ形状は、後退翼端の有益な効果を低下するか無効にする危険を伴って、衝撃波を集中し、局部的に強める。
【0016】
特許FR−2 397 328号明細書は、前縁が前方へオフセットすることも推奨しているが、これは別の理由による。ここでは、捩り力の減少は問題ではないが、好ましいと思われる制御された方法で羽根の弾性変形を起こすことが問題である。
【0017】
しかし、スウィープ角の効果は、この角度が約45゜を超えると、高速では好ましくなくなる。角度が余り大きいと、羽根が高速前進飛行中にロータディスクの後部セクターにおいて、羽根が後退しているときに、前縁と平行に空気が実際に流れる。即ち、これは、一時的に翼端の空気力学的揚力を低下し、その抗力を増加し、従って、効率を全体的に低下する結果となる。特許FR−2 689 852号の主題である後退羽根は、特にこの問題の影響を受ける。
【0018】
c)翼形の相対的厚さの変化
羽根横断面の相対厚さは、絶対厚さの、この横断面の外形を構成している翼形の翼弦長に対する比、即ち、e/Lとして定義される。
【0019】
従来の羽根は、その翼幅の大部分の長さにわたり、一定の翼弦長を有しており、一般に、羽根の根元において、10〜14%の相対的厚さを有する翼形を採用している。これは、羽根に十分な捩れ剛性を与えるが、高速では十分に良好な性能を与えない。
【0020】
例えば、特許FR−2 689 852号明細書においては、空気力学的迎え角の非常に大きい変動と、“逆流円”として知られる領域内側の翼形による後縁からの作用とにより、空気力学的効率は、羽根の根元では良くないので、羽根の根元近くの翼弦を縮小することは、高速性能を改善するであろう。しかし、翼弦を縮小することは、羽根の剛性を低下して危険であり、翼端をピッチ変化軸からオフセットすることによっても悪化する捩れ変形は、性能が低下するか、或いは、望んでいるほど改善されない非常に大きい量になる。
【0021】
d)翼形の捩れ分布
翼弦長の半径方向の分布と翼端の後退のに加えて、羽根の基本横断面の捩れの分布も、羽根の性能改善の一部を担う。羽根の捩れは、羽根の外側端部即ち翼端が比較的に低い迎え角で空気に当たり、かつ、羽根の根元が大きな迎え角で空気に当たるように、翼形が羽根の翼幅に沿って設定される角度を変化することにある。これにより、ホバリング飛行中に、揚力及び、従って吸収された力を全ロータ領域で一様に分布することができる。
【0022】
従って、捩れは、羽根の両端間の角度設定の差により特徴づけられる。しかし、大きな捩れ度は、回転翼航空機が高速度で飛行中に、羽根が前進しているとき、羽根の翼端が負の揚力(下向き)を発生する原因であることが知られている。従って、性能は低下し、その上、振動がかなり増加する。
【0023】
従って、捩れの選択は、一方では、ホバリング飛行と高い捩れ度を必要とする低速、他方では、余り大きくない捩れ量が望ましい前進飛行との間の妥協である。
【0024】
簡潔にするため、捩れの半径方向の分布は、直線であり、これは、全捩れが全ての基本横断面の角度設定するために必要とされることが全てである。
【0025】
それにもかかわらず、性能を改善するため、特許FR−2 636 593号明細書は、羽根の翼端に、例えば、羽根の全半径Rの85と100%との間の余分な量の捩れを与えることとする非直線捩れを提案している。これは、与えられた量の揚力について、低速度の性能が改善され、降下中の羽根/渦の相互作用のノイズが減少するように、周辺渦の強度を減少するか、又は、それを更に消去する効果を有する。しかし、この配置は、失速の限界を押し戻すことができず、出力の節減は、高速において低下する。
【0026】
特許FR−2 689 852号明細書は、翼幅の約45と80%の間の中心領域おける捩れ量の半径方向の増加を提案している。この種の変形は、揚力能力の改善を目的としており、目的が高速における効率を高めることとするロータには最適でない。
【0027】
e)羽根翼端の垂下角
従来のように、翼弦の前1/4の中間厚さにある点として一般に定義された、翼形の圧力中心が、多少、ピッチ変化軸上にそのまま存在し、かつ、翼幅の全長に沿ってそのように存在するように、羽根が構成されている。更に、翼端の後退は一般に、一方では、ピッチ変化軸により、他方では、翼端領域における翼形の翼弦の方向により定義される平面における圧力中心の移動により達成される。
【0028】
この従来構造の改善が、特許FR−2 617 118号明細書に述べられており、これは、翼端における翼形の圧力中心が、羽根の内側部分よりかなり低いように、圧力中心線が、ピッチ変化軸を翼弦に関して傾斜して通る平面にあるようにしている。従って、一枚の羽根の外側端部により発生した周辺の渦は、後続の羽根から離れており、この結果、相互作用の強さは、特にホバリング飛行において低下する。これは、特に、ホバリングと低速飛行において、ロータにより吸収された出力が明確に減少することになる。
【0029】
フランス国特許FR−2 617 118号明細書において、圧力中心が、特許FR−2 689 852号明細書におけるように単なる“ブレイク”であるよりもむしろ徐々に(放物線状に)移行しているが、この解決策は、翼端の用語“二面体状態にする(垂下)”により表されている。
【0030】
【課題を解決するための手段】
このように、前述した明細書のいずれも、欠点が全くない羽根構造体を開示していないことが明らかであり、このような状況から、本発明は、後退翼端付き回転翼の羽根に関しており、その幾何学的形状は、最良性能の保証、特に、高速飛行の保証に関して最適であるように設計されている。
【0031】
このため、航空機の回転翼用の後退翼端付き羽根において、該羽根は、同羽根に接続されるハブを有するロータの一部を形成するように設計されており、該ロータは、前記ハブの軸心回りに回転可能であり、前記羽根は、前縁と後縁とを有すると共に、連続する基本横断面から形成されており、該連続する基本横断面は、該基本横断面のそれぞれを前記ハブの回転の軸心から隔てる距離により識別されると共に、各基本横断面が確定された翼弦形状と圧力中心とを有し、各基本横断面に対して直交するピッチ変化軸からの該圧力中心のオフセットが前記羽根のスウィープを決定する。本発明によると、該羽根は、その長手方向の長さに沿って4つの領域に細分すると、前記羽根の内側縁部から、前記ハブの回転の軸心から測定して前記羽根の全長に沿って距離のほぼ66%のところに位置した第1断面まで延びる第1領域と、前記第1断面から、前記羽根の全長に沿った距離のほぼ85%のところに位置した第2断面まで延びる第2領域と、該第2断面から、前記羽根の全長に沿った距離の93%〜97%の間のところに位置した第3断面まで延びる第3領域と、該第3断面から、前記羽根の自由な外側縁部まで延びる第4領域とからなり、翼弦長(L)は、前記第1領域においてほぼ線形に増大し、前記第2領域において最大で一定であり、前記第3領域において線形に減少し、前記第4領域において放物線関数に従って減少し、該第4領域が前記第3領域と接する境界において翼弦変化率の連続性の条件を満足し、前記第1領域における前記ピッチ変化軸からの前記圧力中心のオフセット(Y'f)が正で、前記距離(r)に比例して増加し、前記第2領域において最大で一定であり、前記第3領域において線形に減少して負になり、その結果、スウィープ角(Λ)が後方へ25゜のほぼ等しい一定値を保持し、かつ前記第4領域において放物線関数に従って減少し、該第4領域が前記第3領域と接する境界においてスウィープ角(Λ)の連続性の条件を満足することを特徴としている。
【0032】
このように画成された羽根の幾何学形状は、回転翼航空機、特にヘリコプタの最良性能を保証することができ、揚力は、翼形Czmについて0.3〜0.5の平均揚力係数を与える適度な揚力で、例えば、315〜350Km/hの高い巡航速度で飛行する、このような羽根からなる回転翼により発生する。
【0033】
更に詳細に言えば、本発明により、翼弦が最大である羽根の翼幅に沿った位置が、翼幅の中央近くへシフトされることは、翼弦が翼端へ向かって減少する領域をより長くすることを可能にするので、より高い速度を得ることができる。この新しい構成は、翼弦が羽根の根元へ向かって減少する領域を短くすることも可能であり、望ましくない捩れ変形を制限する構造的強化となる。
【0034】
更に、圧力中心が、前縁と後縁との間の前の1/4に位置した各部分上の点であるとして個々に定義されていることを考慮すると、オフセットY’fは、ピッチ変化軸と圧力中心との間の、翼弦方向の距離であり、この部分のオフセットが前縁へ向かって行われるとき、正とされる。上述から見られるように、スウィープ角Λは、各部分の圧力中心を結ぶ曲線の接線とピッチ変化軸との間の角として定義される。スウィープは、羽根の翼端において後方へ指向している。スウィープ角Λは、オフセットY’fの変化を制御する次の制御則から推定される:
Λ(r)= arctan (dY’f/dr)
【0035】
衝撃の強さを低減するスウィープ角の有利な効果は、30゜〜45゜の間のスウィープ角Λの値の全てに得られ、45゜の最大値は、羽根の翼端においてのみ達成される。本発明は、最も広い翼弦と翼端との間にある羽根の部分全体に沿って真っ直ぐである後縁と組み合わせて、翼弦の非常に滑らかな減少により、スウィープ角Λを最大値45゜へ限定することができる。
【0036】
この新しい構成のもう一つの有利な結果は、ピッチ変化軸に対する翼端の圧力中心の後方へのオフセットが、特に、フランス国特許FR−2 689 852号明細書のものと比較して減少される点にあり、これは、羽根の捩れ変形を制限する。
【0037】
前記翼弦長の変化を制御する制御則が、下方限界(ABCDE)と上方限界(FGHIJ)の間にあり、
−前記下方限界の各部位(A,B,C,D,E)の座標は下記の通りであって、
【表25】
前記部位(A,B,C,D,E)を結合するラインが下記のように前記下方限界を画成しており、
【表26】
ここで、Ra,Rb,Rc,Rd及びReは、前記羽根に沿った各部位(A,B,C,D,E)の位置を表しており、
−前記上方限界の各部位(F,G,H,I,J)の座標は下記の通りであって、
【表27】
前記部位(F,G,H,I,J)を結合するラインが下記のように前記上方限界を画成しており、
【表28】
ここで、Rf,Rg,Rh,Ri及びRjは、前記羽根に沿った各部位(F,G,H,I,J)の位置を表していることが有利である。
【0038】
前記下方限界(ABCDE)と前記上方限界(FGHIJ)との間に、座標が下記のように表される部位(P,Q,R,S,T)により好適な曲線(PQRST)が形成されており、
【表29】
該部位(P,Q,R,S,T)を結合するラインが下記のように前記曲線(PQRST)を形成しており、
【表30】
ここで、Rp,Rq,Rr,Rs及びRtは、前記羽根に沿った前記部位(P,Q,R,S,T)の各位置を表している。
【0039】
同様に、前記圧力中心のオフセットの変化を制御する制御則が、下方限界(A’B’C’D’E’)と上方限界(F’G’H’I’H’)の間にあり、
−前記下方限界の各部位(A’,B’,C’,D’,E’)の座標は下記の通りであって、
【表31】
前記部位(A’,B’,C’,D’,E’)を結合するラインが下記のように前記下方限界を画成しており、
【表32】
ここで、Ra’,Rb’,Rc’,Rd’及びRe’は、前記羽根に沿った各部位(A’,B’,C’,D’,E’)の位置を表しており、
−前記上方限界の各部位(F’,G’,H’,I’,J’)の座標は下記の通りであって、
【表33】
前記部位(F’,G’,H’,I’,J’)を結合するラインが下記のように前記上方限界を画成しており、
【表34】
ここで、Rf’,Rg’,Rh’,Ri’及びRj’は、前記羽根に沿った各部位(F’,G’,H’,I’,J’)の位置を表している。
【0040】
前記下方限界(A’B’C’D’E’)と前記上方限界(F’G’H’I’J’)との間に、座標が下記のように表される部位(P’,Q’,R’,S’,T’)により好適な曲線(P’Q’R’S’T’)が形成されており、
【表35】
該部位(P’,Q’,R’,S’,T’)を結合するラインが下記のように前記曲線(P’Q’R’S’T’)を形成しており、
【表36】
ここで、Rp’,Rq’,Rr’,Rs’及びRt’は、前記羽根に沿った各部位(P’,Q’,R’,S’,T’)の位置を表している。
【0041】
前記長手方向の長さに沿い、前記第1〜第4領域のそれぞれについての変化を制御する制御則の変数が、一方では、平均翼弦長Lバーに対する各基本横断面の翼弦長Lにおいて、他方では、各基本横断面の圧力中心のピッチ変化軸からのオフセットY’fにおいて、前記羽根の全体的圧力中心が、多かれ少なかれ前記ピッチ変化軸上に位置していることを確実にしていることが有利である。
【0042】
圧力中心の垂直移動の変化Zv/Rを制限する制限則は、翼端における翼形の圧力中心が羽根の根元部分よりかなり低くなるようにしている。従って、一つの羽根の翼端により発生した周辺の渦は、後続の羽根からかなり離れており、この結果、特にホバリング飛行において、相互作用の強さを低減する。これは、特にホバリングと低速飛行において、ロータにより吸収される出力の明確な減少となっている。
【0043】
有利なのは、前記圧力中心の垂直移動の変化を制御する制御則が、下方限界(A”B”C”D”及びE”)と上方限界(F”,G”,H”,I”,J”)との間にあり、
−前記下方限界の各部位(A”,B”,C”,D”,E”)の座標は下記の通りであって、
【表37】
前記部位(A”,B”,C”,D”,E”)を結合するラインが下記のように前記下方限界(A”B”C”D”E”)を画成しており、
【表38】
ここで、Ra”,Rb”,Rc”,Rd”及びRe”は、前記羽根に沿った各部位(A”,B”,C”,D”,E”)の位置を表しており、
−前記上方限界の各部位(F”,G”,H”,I”,J”)の座標は下記の通りであって、
【表39】
前記部位(F”,G”,H”,I”,J”)を結合するラインが下記のように前記上方限界(F”G”H”I”J”)を画成しており、
【表40】
ここで、Rf”,Rg”,Rh”,Ri”及びRj”は、前記羽根に沿った各部位(F”,G”,H”,I”,J”)の位置を表している。
【0044】
前記下方限界(A”B”C”D”E”)と前記上方限界(F”G”H”I”J”)との間に、座標が下記のように表される部位(P”,Q”,R”,S”,T”)により好適な座標(P”Q”R”S”T”)が形成されており、
【表41】
該部位(P”,Q”,R”,S”,T”)を結合するラインが下記のように前記曲線(P”Q”R”S”T”)を形成しており、
【表42】
ここで、Rp”,Rq”,Rr”,Rs”及びRt”は、前記羽根に沿った各部位(P”,Q”,R”,S”,T”)の位置を表している。
【0045】
また、各基本横断面の相対厚さe/Lの変化を制御する制御則が、下方限界(UVW)と上方限界(XYZ)の間にあり、
−前記下方限界の各部位(U,V,W)の座標は下記の通りであって、
【表43】
前記部位(U,V,W)を結合するラインが下記のように前記下方限界を画成しており、
【表44】
ここで、Ru,Rv及びRwは、前記羽根に沿った各部位(U,V,W)の位置を表しており、
−前記上方限界の各部位(X,Y,Z)の座標が下記の通りであって、
【表45】
前記部位(X,Y,Z)を結合するラインが下記のように前記上方限界(XYZ)を画成しており、
【表46】
ここで、Rx,Ry及びRzは、前記羽根に沿った各部位(X,Y,Z)の位置を表している。
【0046】
前記下方限界(UVW)と前記上方限界(XYZ)との間に、座標が下記の通りである部位(K,L,M)により好適な曲線(KLM)が形成されており、
【表47】
前記部位(K,L,M)を結合するラインが下記のように前記曲線(KLM)を画成しており、
【表48】
ここで、Rk,Rl及びRmは、前記羽根に沿った各部位(K,L,M)の位置を表している。
【0047】
添付図面は、本発明がどのように達成されるかを理解するのを容易にするであろう。これらの図面において、同一参照番号は、同様な構成要素を示す。
【0048】
【発明の実施の形態】
本発明による、図1に示された後退翼端付きの羽根1は、ロータの一部を形成しており、ハブ2はそれだけが図示され、他の羽根は示されていない。羽根1は、従来のように、羽根の関節及び保持部材3、特に、ピッチ変化軸として知られた軸4の回りで羽根のピッチを変化するピッチ変化関節により、ハブ2へ接続されている。
【0049】
更に、羽根1は、前縁5と後縁6を有すると共に、連続した基本横断面で形成されており、その基本横断面7の一つが図1に示されている。各基本横断面7は、該横断面をハブの回転の軸心2Aから離隔している距離rにより識別され、形成された翼弦の翼形Lと圧力中心(空気力学的揚力の変化が加えられる点)を有し、羽根の長手方向翼幅に沿った圧力中心の“曲線”は、図2に符号8で示されている。圧力中心と基本横断面に対して直角なピッチ変化軸4との間のオフセットもしくは偏倚は、図2において一層はっきり分かるように、羽根のスウィープを決定する。
【0050】
本発明による羽根1の領域を精確に規定する幾何学的な形状もしくは構造については、後から説明する。
【0051】
この構造の基準座標系は、原点0がロータの中心である正規直交の三面体であるとして選択される。
【0052】
第1軸OXはピッチ変化軸4であり、これは、第1座標が回転中心0から測定された半径rと一致することを意味する。軸OXと直交する第2軸OYは、角度設定と任意に前縁5へ向かう点との基準方向を構成する。第3軸OZは、軸OX及びOZと任意に上方への点(翼形の背側へ向かう)とにより形成された平面と直交している。この三面体は、ロータが反時計回りで回転するならば、正しい設定である。しかし、本発明は、時計方向に回転するロータについても明らかに有効である。
【0053】
軸OX,OYにより画成される面(以下、OX,OY面のように呼称する)は、構造面又は基準面と呼ばれる。OX,OY面は、羽根のゼロ揚力の面と一致するように選択される。羽根領域(羽根の外被)は、全て相互に平行で、OX,OZ面と平行で、かつピッチ変化軸OXと直交している、平坦な基本横断面7の集合により形成されている。
【0054】
各基本横断面は、R0(実際の羽根部の始点)とR(翼端又は羽根の外側端部)との間のその半径r(軸OYからのその断面の距離)により識別することができる。
【0055】
任意の基本横断面7の外形を規定する変数は、特に、特許FR−2 689 852号明細書から広く知られている。
【0056】
羽根は、四つの領域に細分割されており、これらの領域は、以降に説明する特別な分類を必要とする捩れと相対厚さとに関係なく説明することができる。これらの領域は次の通りである。
−第1領域、これは、実際の羽根部分の始点から、全半径Rのほぼ66%に位置した断面R1まで延びている。
−第2領域、これは、断面R1から全半径Rの約85%に位置した断面R2間で延びている。
−第3領域、これは、断面R2から全半径Rの93%〜97%の間に位置した断面R3まで延びている。
−第4領域、これは、断面R3から羽根の翼端(半径R)まで延びている。
【0057】
本発明により、これらの異なる領域において、翼弦長Lは、前記第1領域においてほぼ線形に増加し、前記第2領域において最大でかつ一定であり、前記第3領域において線形に減少し、前記第4領域において放物線関数に従って減少し、この領域が、第3領域と接触する境界において翼弦の変化率で連続性の条件に適合し、前記第1領域においてピッチ変化軸からの圧力中心のオフセットY’fが正で、距離rに比例して増加し、前記第2領域において最大でかつ一定であり、前記第3領域において線形に減少して、負になり、その結果、スウィープ角Λは、後方へほぼ25゜に等しい一定値を維持し、前記第4領域において放物線関数に従って減少し、先端においてその最低の負の値に達するまで、この領域が第3領域と接触する境界においてスウィープ角Λの連続性の基準を満足する。
【0058】
図3に示されているように、翼弦の長さを制御する制御則が、次の下方限界及び上方限界の間にあることが有利である。即ち、
−点もしくは部位A,B,C,D及びEの座標が、次の通りである下方限界ABCDE。
【表49】
下方限界ABCDEを形成するこれらの点を結ぶ線は、次の通りであり、
【表50】
Ra,Rb,Rc,Rd及びReは、羽根に沿ったA,B,C,D及びEの位置を表している。
−点F,G,H,I及びJの座標が、次の通りである上方限界FGHIJ。
【表51】
限界FGHIJを形成するこれらの点を結ぶ線は、次の通りであり、
【表52】
Rf,Rg,Rh,Ri及びRjは、羽根に沿ったF,G,H,I及びJの各位置を表す。
【0059】
図3に示されているように、下方限界ABCDEと上方限界FGHIJとの間に、好適な曲線が、座標が次の表のような点P,Q,R,S及びTにより形成される。
【表53】
曲線PQRSTを形成するこれらの点を結ぶ線は、次の通りである。
【表54】
Rp,Rq,Rr,Rs及びRtは、羽根に沿ったP,Q,R,S及びTの位置を表す。
【0060】
同様に、図4に示されているように、圧力中心のオフセットの変化を制御する制御則が、次の下方限界及び上方限界の間にあることが有利である。
−点A’,B’,C’,D’及びE’の座標が、次の通りである下方限界A’B’C’D’E’。
【表55】
限界A’B’C’D’E’を形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りである、
【表56】
Ra’,Rb’,Rc’,Rd’及びRe’は、羽根に沿ったA’,B’,C’,D’及びE’の各位置を表す。
−点F’,G’,H’I’及びJ’の座標が、次の表の通りである上方限界F’G’H’I’J’。
【表57】
限界F’G’H’I’J’を形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りであり、
【表58】
Rf’,Rg’,Rh’,Ri’及びRj’は、羽根に沿ったF’,G’,H’,I’及びJ’の各位置を表す。
【0061】
下方限界A’B’C’D’E’と上方限界F’G’H’I’J’との間に、図4に示されているように、好適な曲線が、座標が次の表の通りである点P’,Q’,R’,S’及びT’により形成されている。
【表59】
曲線P’Q’R’S’T’を形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りである、
【表60】
Rp’,Rq’,Rr’,Rs’及びRt’は、羽根に沿ったP’,Q’,R’,S’及びT’の各位置を表す。
【0062】
すでに説明したように、前記各領域の、前記長手方向の長さに沿った変化を制御する制御則の変数は、一方では、平均翼弦Lに対する各基本横断面の翼弦長Lにおいて、他方では、ピッチ変化軸からの各基本横断面の圧力中心のオフセットY’fにおいて、前記羽根の全体の圧力中心が、多かれ少なかれピッチ変化軸上に位置付けられることを確実にする。
【0063】
更に、図5に示されているように、圧力中心の垂直オフセットの変化Zv/Rを制御する制御則は、次の限界の間にある。即ち、
−点A”,B”,C”,D”及びE”の座標が、次の表の通りであるような下方限界A”B”C”D”及びE”。
【表61】
限界A”B”C”D”E”を形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りであり、
【表62】
Ra”,Rb”,Rc”,Rd”及びRe”は、羽根に沿ったA”,B”,C”,D”及びE”の位置を表している。
−点F”,G”,H”,I”及びJ”の座標が、次の通りである上方限界。
【表63】
限界F”G”H”I”J”を形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りであり、
【表64】
Rf”,Rg”,Rh”,Ri”及びRj”は、羽根に沿ったF”,G”,H”,I”及びJ”の各位置を表す。
【0064】
下方限界A”B”C”D”E”と上方限界F”G”H”I”J”との間に、図5に示されているように、好適な曲線が、座標が次の表のような点P”,Q”,R”,S”及びT”により形成される。
【表65】
曲線P”Q”R”S”T”を形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りであり、
【表66】
Rp”,Rq”,Rr”,Rs”及びRt”は、羽根に沿ったP”,Q”,R”,S”及びT”の位置を表す。
【0065】
更に、推奨された羽根の形状は、ロータと羽根の翼端との間に、多かれ少なかれ−8゜〜−14゜の全振幅を有する線形の空気力学的捩れが加えられる。一般的慣習に合わせて、翼端の基本横断面の前縁が、中心により近く配置された基本横断面の前縁より低い場合、この捩れは、負であると呼ばれる。基準翼形に対し測定された、各基本横断面の幾何学的角度設定を得るために、フランス国特許FR−2 689 852号明細書に詳細に説明されているように、当該翼形の無揚力迎え角を空気力学的捩れに加えることが必要である。
【0066】
本発明により推奨されているように、根元における翼弦の減少により、従来の羽根と少なくとも等価である捩れ剛性を維持するため、相対厚さを14%より大きく増加することが必要であることを、本発明は証明している。それにもかかわらず、16%が超えられないならば、これは、揚力能力の劣化を避け、空気力学的抗力を増加させようとするものである。相対厚さは、翼弦が一層小さい羽根領域において、14〜16%の間に維持されることが必要である。しかし、翼幅の40%のところに位置する基本横断面を超えると、翼弦は大きくなり、空気の圧縮の有害な影響を遅らせるために、相対厚さは減少し始める。
【0067】
翼端において、衝撃波の強さは、羽根が高速飛行中に前進しているとき、最小にされなければならない。本発明による形状は、相対厚さが翼端で8%を超えない翼形を使用している。しかし、この厚さは、6%以下に減少してはならず、これは、翼端が後退しているとき、更に必要とされる十分な揚力能力を維持するためである。
【0068】
翼幅の40%の基本横断面と翼端との間で、相対厚さは、多少線形に減少する。羽根を二つだけに分けることは、この変化を説明するのに十分である。
【0069】
図6に示されているように、基本横断面の相対厚さe/Lの変化を制御する制御則は、次の限界の間にある。
−点U,V及びWの座標が次の表の通りである下方限界UVW。
【表67】
限界UVWを形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りであり、
【表68】
Ru,Rv及びRwは、羽根に沿ったU,V及びWの各位置を表す。
−点X,Y及びZの座標が次の表の通りである上方限界XYZ。
【表69】
限界XYZを形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りであり、
【表70】
Rx,Ry及びRzは、羽根に沿ったX,Y及びZの各位置を表す。
【0070】
下方限界UVWと上方限界XYZとの間に、好適な曲線が、その座標が次の表の通りである点K,L及びMにより形成されている。
【表71】
限界KLMを形成するこれらの点を結ぶ線は、次の表の通りであり、
【表72】
Rk,Rl及びRmは、羽根に沿ったK,L及びMの各位置を表す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるヘリコプタロータの羽根の概略斜視図である。
【図2】 本発明による羽根の一つの実施形態を上から示す図である。
【図3】 羽根の長手方向の翼幅に沿って翼弦長の変化を示す曲線である。
【図4】 羽根の長手方向の翼幅に沿って圧力中心のオフセットの変化を示す曲線である。
【図5】 羽根の構成面に対する捩れ中心の垂直シフトを示す曲線である。
【図6】 羽根の基本横断面の厚さの変化を示す曲線である。
【符号の説明】
1…羽根、2…ロータのハブ、3…羽根の関節及び保持部材、4…軸心(OX軸)、5…羽根の前縁、6…羽根の後縁、7…羽根の基本横断面、8…圧力中心、L…翼弦、R…羽根の全半径、r…羽根の根元からの基本横断面の距離、2A…ハブの回転中心、OX…ピッチ変化軸、OY…OXと直交する軸、OZ…OXと直交する軸。
Claims (10)
- 航空機回転翼のための後退翼端付きの羽根であって、該羽根は、同羽根に接続されるハブ(2)を有するロータの一部を形成するように設計されており、該ロータは、前記ハブの軸心回りに回転可能であり、前記羽根(1)は、前縁(5)と後縁(6)とを有すると共に、連続する基本横断面(7)から形成されており、該連続する基本横断面は、該基本横断面のそれぞれを前記ハブの回転の軸心から隔てる距離(r)により識別されると共に、各基本横断面が確定された翼弦形状と圧力中心とを有し、各基本横断面に対して直交するピッチ変化軸からの該圧力中心のオフセットが前記羽根のスウィープを決定する前記羽根において、
該羽根(1)は、その長手方向の長さに沿って4つの領域に細分すると、前記羽根の内側縁部(R0)から、前記ハブの回転の軸心から測定して前記羽根の全長に沿って距離のほぼ66%のところに位置した第1断面(R1)まで延びる第1領域と、前記第1断面(R1)から、前記羽根の全長に沿った距離のほぼ85%のところに位置した第2断面(R2)まで延びる第2領域と、該第2断面(R2)から、前記羽根の全長に沿った距離の93%〜97%の間のところに位置した第3断面(R3)まで延びる第3領域と、該第3断面(R3)から、前記羽根の自由な外側縁部(R)まで延びる第4領域とからなり、翼弦長(L)は、前記第1領域においてほぼ線形に増大し、前記第2領域において最大で一定であり、前記第3領域において線形に減少し、前記第4領域において放物線関数に従って減少し、該第4領域が前記第3領域と接する境界において翼弦変化率の連続性の条件を満足し、前記第1領域における前記ピッチ変化軸からの前記圧力中心のオフセット(Y'f)が正で、前記距離(r)に比例して増加し、前記第2領域において最大で一定であり、前記第3領域において線形に減少して負になり、その結果、スウィープ角(Λ)が後方へ25゜のほぼ等しい一定値を保持し、かつ前記第4領域において放物線関数に従って減少し、該第4領域が前記第3領域と接する境界においてスウィープ角(Λ)の連続性の条件を満足することを特徴とする航空機回転翼のための後退翼端付きの羽根。 - 前記翼弦長の変化を制御する制御則が、下方限界(ABCDE)と上方限界(FGHIJ)の間にあり、
−前記下方限界の各部位(A,B,C,D,E)の座標は下記の通りであって、
−前記上方限界の各部位(F,G,H,I,J)の座標は下記の通りであって、
- 前記圧力中心のオフセットの変化を制御する制御則が、下方限界(A’B’C’D’E’)と上方限界(F’G’H’I’H’)の間にあり、
−前記下方限界の各部位(A’,B’,C’,D’,E’)の座標は下記の通りであって、
−前記上方限界の各部位(F’,G’,H’,I’,J’)の座標は下記の通りであって、
- 前記長手方向の長さに沿い、前記第1〜第4領域のそれぞれについての変化を制御する制御則の変数が、一方では、平均翼弦長Lバーに対する各基本横断面の翼弦長Lにおいて、他方では、各基本横断面の圧力中心のピッチ変化軸からのオフセットY’fにおいて、前記羽根の全体的圧力中心が、前記ピッチ変化軸上に位置していることを確実にしている請求項1に記載の羽根。
- 前記圧力中心の垂直移動Zv/Rの変化を制御する制御則が、下方限界(A”B”C”D”及びE”)と上方限界(F”,G”,H”,I”,J”)との間にあり、
−前記下方限界の各部位(A”,B”,C”,D”,E”)の座標は下記の通りであって、
−前記上方限界の各部位(F”,G”,H”,I”,J”)の座標は下記の通りであって、
- 各基本横断面の相対厚さe/Lの変化を制御する制御則が、下方限界(UVW)と上方限界(XYZ)の間にあり、
−前記下方限界の各部位(U,V,W)の座標は下記の通りであって、
−前記上方限界の各部位(X,Y,Z)の座標が下記の通りであって、
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