JP3799715B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスク(CD)等のディジタル情報が記録されているディスクの再生及び記録を行うディスク装置において、情報の読み取り及び書き込みに使用する光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3〜図5は従来の光ピックアップ装置の構成を示している。図3は装置の背面側からの斜視図、図4は装置の上面側からの斜視図、図5は装置の要部正面図である。図3〜図5において、1はシャーシであり、このシャーシには、ディスクDを載置するターンテーブル2を回転駆動するモータ2aが取り付けられている。3は送りネジであり、この送りネジ3は、モータ4により歯車5を介して回転駆動される。6は光学基台であり、この光学基台6には、レーザ発光素子、受光素子、ミラー等の光学素子、対物レンズ及び対物レンズを駆動する軌道機構等が設けられている。又光学基台6には、取付部材7が固定されており、この取付部材7は送りネジ3に螺合している。
【0003】
8はキャップであり、このキャップ8はシャーシ1の切起片1aに保持されている。9はコイルバネであり、このコイルバネ9は切起片1aとキャップ8の鍔部との間に配置され、このコイルバネ9の弾性力により送りネジ3は一方向に付勢されている。10は光学基台6に一体に形成された円柱状の突起である。11は一端が光学基台6に固定された板バネであり、この板バネ11の先端には樹脂部材が取り付けられている。
【0004】
上記のように構成された従来の光ピックアップ装置の動作について説明する。モータ4が回転すると、歯車5を介して送りネジ3が回転する。送りネジ3が回転すると取付部材7を介して光学基台6がディスクDの半径方向に移動する。この際に、図5に示すように光学基台6の一端部は、突起10とは板バネ11の先端に固定された樹脂部材とによって、シャーシ1を挟持された状態で光学基台6がシャーシ1に案内されて移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の光ピックアップ装置では、光学基台6が突起10とは板バネ11の先端に固定された樹脂部材とによって挟持された状態でシャーシ1に案内されて摺動するために、接触部の摩擦係数のバラツキによる摺動負荷の変動が発生し、さらに挟持部の摺動耐久性が劣化するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、光ピックアップ装置の光学基台がシャーシに案内されて移送する際に、摺動負荷が変動することなく安定した摺動負荷が得られ、さらに摺動耐久性を向上させることのできる光ピックアップ装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、磁性材料からなる筐体と、前記筐体に回動自在に支持された送りネジと、前記送りネジに螺合し前記送りネジの回動に応じて移動する光学基台と、前記光学基台の一端部に設けられた突起と、前記光学基台の上に固定されたマグネットとを備え、前記マグネットは前記突起の近傍に位置し、かつ、前記マグネットと前記筐体とは空隙を介して対向したものである。
【0008】
これにより、前記マグネットの吸引力により、前記光学基台を前記筐体に押圧して保持することができ、光学基台がシャーシに案内されて移送する際に、摺動負荷が変動することなく安定した摺動負荷が得られ、さらに摺動耐久性を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、磁性材料からなる筐体と、前記筐体に回動自在に支持された送りネジと、前記送りネジに螺合し前記送りネジの回動に応じて移動する光学基台と、前記光学基台の一端部に設けられた突起と、前記光学基台の上に固定されたマグネットとを備え、前記マグネットは前記突起の近傍に位置し、かつ、前記マグネットと前記筐体とは空隙を介して対向し、前記マグネットの吸引力により、前記光学基台を前記筐体に押圧して保持することを特徴とするものであり、光学基台がシャーシに案内されて移送する際に、摺動負荷が変動することなく安定した摺動負荷が得られ、さらに摺動耐久性を向上させることができるという作用を有する。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて磁性材料からなるヨークを備え、前記ヨークの一端部は前記光学基台と前記マグネットとの間で固定され、前記ヨークの他端部は前記筐体を挟んで前記マグネットと対向し、前記ヨークの他端部と前記筐体とは空隙を有することを特徴とするものであり、光学基台の筐体への保持力の向上と光学基台に保持力以上の衝撃力等が作用した場合にも、光学基台の脱落防止機能を持たせることができるという作用を有する。
【0011】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1及び図2は本発明の実施の形態による光ピックアップ装置の構成を示す斜視図及び要部正面図である。図3〜図5に示す従来の光ピックアップ装置の同一の構成については同一符号を記して説明を省略する。
【0012】
図1及び図2において、12は光学基台6の一端部に設けられた円柱状の突起である。
13はマグネットであり、このマグネット13は突起12の近傍にて光学基台6の上に固定されている。図2に示すように、マグネット13とシャーシ1との間には空隙としてのエアーギャップ13bが形成されている。14は磁性材料からなるヨークであり、このヨーク14の一端部は光学基台6にネジ等により取付られている。図2に示すように、ヨーク14の他端部はシャーシ1を挟んでマグネット13と対向するように、シャーシ1と空隙を介して外側にコの字状に折り曲げられヨーク折り曲げ部14aを形成している。15はシャーシ1に形成されたシャーシ孔であり、15aはシャーシ孔15の孔縁部である。
【0013】
次に、上記のように構成された本実施の形態の動作について説明する。図3に示す従来の光ピックアップ装置と同様に、モータ4が回転すると、歯車5を介して送りネジ3が回転し、送りネジ3が回転すると取付部材7を介して光学基台6がディスクDの半径方向に移動する。
【0014】
ここで、シャーシ1は鉄板等の磁性材料から成っているため、マグネット13の吸引力によって光学基台6はシャーシ1側に吸引される。このとき、突起12は、マグネット13の大きさ、材質、エアーギャップ13b等で決定される所定の吸引力でシャーシ1に押圧される。よって、光学基台6は、突起12とシャーシ1との間に発生する一定した負荷を生じた状態で移動することになる。これにより、接触部の摩擦係数のバラツキによる摺動負荷の変動が発生することなく、また、常に突起12がシャーシ1に接して水平状態を維持して光学基台6を移動させることができるものである。
【0015】
さらに、不要な衝撃等によってマグネット13の吸引力以上の衝撃力が下方に作用して突起12とシャーシ1との接触が開放された場合にも、ヨーク折り曲げ部14aがシャーシ1に当接して光学基台6の落下を防止することができ、マグネット13の吸引力によって再び突起12とシャーシ1とを接触させて光学基台6を正常位置に保持することができる。
【0016】
以上のように、本実施の形態によれば、従来のように、板バネを使用することなく、マグネット13の吸引力によってシャーシ1をガイドにして光学基台6を移動させることができ、板バネとシャーシの機械的接触がなくなり、安定した摺動性能と移動耐久性の向上を可能とするものである。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明は、マグネットの吸引力によって光学基台を保持して移動させる構成のために、安定した摺動性能と移動耐久性の向上が計れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における光ピックアップ装置の斜視図
【図2】 同装置の要部の正面図
【図3】 従来の光ピックアップ装置の背面図からの斜視図
【図4】 同従来の装置の上面側からの斜視図
【図5】 同従来の装置の要部正面図
【符号の説明】
1 シャーシ
3 送りネジ
6 光学基台
12 突起
13 マグネット
13b エアーギャップ
14 ヨーク
14a ヨーク折り曲げ部
15 シャーシ孔
15a 孔縁部
Claims (2)
- 磁性材料からなる筐体と、前記筐体に回動自在に支持された送りネジと、前記送りネジに螺合し前記送りネジの回動に応じて移動する光学基台と、前記光学基台の一端部に設けられた突起と、前記光学基台の上に固定されたマグネットとを備え、前記マグネットは前記突起の近傍に位置し、かつ、前記マグネットと前記筐体とは空隙を介して対向し、前記マグネットの吸引力により、前記光学基台を前記筐体に押圧して保持することを特徴とする光ピックアップ装置。
- 磁性材料からなるヨークを備え、前記ヨークの一端部は前記光学基台と前記マグネットとの間で固定され、前記ヨークの他端部は前記筐体を挟んで前記マグネットと対向し、前記ヨークの他端部と前記筐体とは空隙を有することを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
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1997
- 1997-02-21 JP JP03759797A patent/JP3799715B2/ja not_active Expired - Fee Related
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