JP3797459B2 - ポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は耐熱性、耐薬品性を有するポリフェニレンサルファイド繊維及びその製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、強度等の繊維特性が優れ、毛羽やデニ−ル斑等の欠点が少ないポリフェニレンサルファイド繊維およびかかる繊維を工業的に効率よく製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリフェニレンサルファイド重合体よりなる繊維は耐熱性、耐酸化性、耐燃性、耐薬品性等の優れた特性を具備しており、従来からこの特性を利用した工業用フェルタ−や防護服等の過酷な環境条件下で使用する繊維素材として期待されている。かかるポリフェニレンサルファイド繊維製造方法に関しては従来より種々の技術が提案されている。
【0003】
例えば特開昭57−143518号公報にはポリフェニレンサルファイドからなる未延伸糸にポリエステルテルフタレ−トやナイロン6又は66等の延伸に採用されている多段熱延伸法を適用して繊維化することができることを、または特開昭58−204047号公報及び特開昭60−115659号公報には重合体に安定剤を添加することにより溶融紡糸過程におけるゲル化が抑制出来ると同時に熱安定性に優れた繊維が得られることが開示されている。
また,特開昭61−152828号公報には特定の平滑剤成分を配合した油剤を紡出糸に付与することで延伸過程での毛羽や糸切れ発生を防止する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来のポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法はいずれも紡糸及び延伸中の毛羽や断糸の発生を改善するに至らず生産性の低下を伴う場合が多いという問題を有するものである。
従って、高物性と高生産性を兼ね備えた生産技術の提案は殆どないのが現状であり,その技術は汎用の重合体例えばポリエステル繊維やポリアミド繊維,等の紡糸及び延伸技術と比較すればその差は歴然としている。
よって今日ではポリフェニレンサルファイドの優れた繊維特性を犠牲にすることなく飛躍的に生産性が改善できる製糸技術の確立が期待されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記従来技術の課題を解決するために次の手段を取るものである。即ち,本発明はデニ−ル斑(URi)が1.2以下,160℃乾熱収縮率が6.0%以下であることを特徴とするポリフェニレンサルファイド繊維、及びポリフェニレンサルファイド重合体を溶融後、紡糸口金を通して紡出し1,000m/分以上の速度で引き取り,次いで一旦捲取ることなく熱延伸を行い,その後1〜10%の弛緩率で160〜240℃の温度で弛緩熱処理を行なうことを特徴とするポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法である。そして具体的には熱延伸を多段で行なうことを特徴とする上記記載のポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法,及びポリフェニレンサルファイド重合体が重量平均分子量(Mw)20,000〜100,000で分子量分布(Mw/Mn)が10以下であり、重量平均分子量が1,000以下のオリゴマ−重量分率が5%以下であることを特徴とする上記記載のポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法である。
【0006】
以下,本発明を詳述する。
先ず,本発明にかかるポリフェニレンサルファイド重合体は重量平均分子量(Mw)が20,000〜100,000であることが望ましい。重量平均分子量(Mw)が20,000未満のポリフェニレンサルファイド重合体を用いて溶融紡糸した場合、紡糸張力が低いため紡糸と延伸状態は不安定になり紡糸及び延伸中に糸切れを発生し易く、製糸安定性が低下し,得られたポリフェニレンサルファイド繊維の力学的特性も劣ったものになるからである。一方,重量平均分子量(Mw)が100,000を超えるポリフェニレンサルファイド重合体を用いると溶液の粘度が高くなり、溶融紡糸法で繊維化するには高耐圧仕様の特殊な紡糸装置が必要となり,本発明で採用する紡糸直接延伸法に不適な製造方法となるからである。好ましくは40000〜80000である。
【0007】
更に,重量平均分子量(Mw)に加えて分子量分布(Mw/Mn)も紡糸及び延伸の安定性に対して重要な影響を及ぼす因子である。ポリフェニレンサルファイド重合体の分子量分布が10を超えると延伸細化過程で糸切れが発生し易くなり安定性が低下する。紡糸及び延伸時の糸切れ等の安定性の観点から分子量分布は小さいことが望ましいが重合技術とコストを勘案した上で適正に設定することは言うまでもない。好ましくは1.1〜5.0である。
【0008】
またポリフェニレンサルファイド重合体に含有されるオリゴマ−量は重合体に含有される重量平均分子量1,000以下のオリゴマ−の重量分率は5%以下にすることが望ましい。重量平均分子量1,000以下のオリゴマーの重量分率が5%よりも大きくなると、紡糸延伸部での糸切れ、毛羽が発生しやすくなり、安全性が低下するからである。
【0009】
本発明でいうポリフェニレンサルファイド重合体とは,一般式が−(R−S)n −で表される重合体である。ここでRはフェニレン基,ビフェニレン基,ビフェニレンエ−テル基,ナフタレン基,ジフェニルケトン基,等の芳香族基を表し,Rの一部又は全部がそれらの低級アルキル基置換誘導体でもよく,その一部又は全部がスルフォン化されたものでもよい。
【0010】
本発明の紡糸直接延伸法は、1000m/分以上の速度で引き取り、一旦捲取ることなく熱延伸し,その後弛緩熱処理するものである。この際弛緩率は1〜10%の範囲で行うことが好ましい。紡糸速度が、1,000m/分未満であると、紡糸時の糸張力が低下し、糸の長手方向でのデニ−ル斑が大きくなることに加え、生産効率が低下し好ましくない。好ましくは1000〜1500m/分である。
【0011】
熱延伸は2段延伸以上の多段延伸が好ましいが、設備コスト等などを考慮すると製糸性が許される範囲で延伸段数は2〜3段と少ない方がよい。
具体的には,例えば2段延伸の場合は1段目を70〜110℃,2段目を180〜250℃の温度条件で延伸することが好ましい。
【0012】
本発明は、熱延伸を行った後、最終ローラー間で弛緩熱処理を行うものである。ローラー温度は、160〜240℃、リラックス率は1〜10%の範囲が好ましい。リラックスのローラー温度が160℃未満になると、期待するリラックス効果が得られず、一方240℃よりも高くなるとローラー上での糸同志の干渉等により、製糸性や繊維の品位が低下し、好ましくない。また、弛緩率を1%未満にすると、毛羽の発生が増大し、糸切れ等が多発し、一方10%よりも大きくすると、逆に糸同志の干渉が大きくなり、逆に毛羽の発生の増加を招き好ましくない。弛緩率は、更に好ましくは2〜8%の範囲が製糸性、品位の面から良い。
【0013】
上記方法により得られたポリフェニレンサルファイド繊維は従来のFDY方式により得られた繊維と比較して,その生産性はもとよりデニ−ル斑(URi)を1.2以下,好ましくは1.0以下で,しかも毛羽が極めて少ない高品位の繊維を得ることが可能となった。更に160℃乾熱収縮率も著しく低下し(160℃乾熱収縮率が6.0%以下,好ましくは5.0%以下),寸法安定性に優れた繊維を提供することも可能となった。
【0014】
【実施例】
以下実施例に基づき、本発明を具体的に説明するが,本発明で使用する測定方法について記載する。
〔160℃乾熱収縮率〕:JIS−L−1013に準拠し,下記条件で測定した。
試料を20℃,65%RHの雰囲気下で放置後,糸条に1/30g/dの荷重をかけて糸長50cmを測長した。その糸条を160℃,30分間乾熱処理し,その後,処理前と同じ荷重下で糸長を測定し,下式により算出した3回の平均値。(乾熱処理前後の糸長差)/50cm×100
〔生産性〕:○糸切れはほとんど認められない。△糸切れが若干発生する。×糸切れが多発する。
〔品位〕:○毛羽がなく品位に優れる.△毛羽がややある。×毛羽が多く品位に欠ける。
〔強伸度〕:JIS L1013に準拠して試長250mm,引張速度300mm/分で実施した。
〔URi〕:ウ−スタ−測定器UT−1型(ツエルベガ−ウ−スタ−)を用いて糸長100mのウ−スタ−変動率を測定した。試料速度歯50m/分、記録計速度は2.5m/分、レインジは±12.5%の条件で実施した。得られたチャ−トを2分割し、各々の最高点(H)と最低点(L)を読み取り下記式にて算出した。
URi=0.5{(H1+H2)/2+(L1+L2)/2}
【0015】
(実施例1〜4,比較例1〜5)
Mw53000,Mw/Mn3.0,オリゴマー重量分率3.7%のポリフェニレンサルファイド重合体を常法により溶融し、紡糸温度290℃で吐出させた糸条を0.3m/秒の冷却気流にあて、冷却固化後直接,表1に示す種々の延伸・弛緩処理条件でポリフェニレンサルファイドフィラメントを製造した。得られたフィラメントの結果を表1に示す。
(比較例6)
実施例1と同一のポリフェニレンサルファイド重合体を常法により溶融し、紡糸温度290℃で吐出させた糸条を0.3m/秒の冷却気流にあて、冷却固化後1300m/分の捲取速度で捲取った。その後2.7倍に延伸し218デニ−ル60フィラメントのポリフェニレンサルファイドフィラメントを製造造した。得られた繊維の結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
(実施例5〜9)
表2に示すポリマーを常法により、溶融し、紡糸温度290℃で吐出させた糸条を0.3m/秒の冷却気流にあて、冷却固化後、1,000m/分で引き取り、一旦巻き取る事なく2段延伸後3,000m/分の速度で捲取った。得られたポリフェニレンサルファイドフィラメントの結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば従来から困難とされてきた高物性・高品位のポリフェニレンサルファイド繊維を工業的に安定的に高生産性し得る技術を達成することを可能とした。
Claims (3)
- ポリフェニレンサルファイド重合体を溶融後、紡糸口金を通して紡出し1,000m/分〜1,500m/分の速度で引き取り,次いで一旦捲取ることなく熱延伸を行い,その後1〜10%の弛緩率で160〜240℃の温度で弛緩熱処理を行なうことを特徴とするポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法。
- ポリフェニレンサルファイド重合体を溶融後、紡糸口金を通して紡出し1,000m/分〜1,500m/分の速度で引き取り、次いで一旦捲取ることなく熱延伸を多段で行い、その後1〜10%の弛緩率で160〜240℃の温度で弛緩熱処理を行なうことを特徴とする、デニ−ル斑(URi)が1.2以下,160℃乾熱収縮率が6.0%以下であるポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法。
- 前記ポリフェニレンサルファイド重合体が重量平均分子量(Mw)20,000〜100,000で分子量分布(Mw/Mn)が10以下であり、重量平均分子量が1,000以下のオリゴマ−重量分率が5%以下であることを特徴とする、請求項1又は2記載のデニ−ル斑(URi)が1.2以下、160℃乾熱収縮率が6.0%以下であるポリフェニレンサルファイド繊維の製造方法。
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