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JP3796095B2 - 太陽光発電装置 - Google Patents

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JP3796095B2
JP3796095B2 JP2000079653A JP2000079653A JP3796095B2 JP 3796095 B2 JP3796095 B2 JP 3796095B2 JP 2000079653 A JP2000079653 A JP 2000079653A JP 2000079653 A JP2000079653 A JP 2000079653A JP 3796095 B2 JP3796095 B2 JP 3796095B2
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健雄 石田
龍蔵 萩原
均 岸
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、太陽光発電装置に係り、特に、電力変換装置へ過電圧が加わらないように保護する太陽光発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地球環境の問題等から、屋外に設置して光起電力を発生させる太陽電池装置が注目されており、屋根などに太陽電池装置を設置し、その発電電力により日中の消費電力を賄う太陽光発電システムが実用化されている。
【0003】
上記システムにおいては、太陽電池装置が出力する電力は直流であるので、電力変換装置(インバータ)を用いて、太陽電池装置からの直流電力を交流電力に変換して用いている。
【0004】
ところで、上記した電力変換装置においては、太陽電池装置からの発電電力が得られたら直ちに起動するものではなく、一定時間太陽電池装置からの出力を確認した上で起動するように構成されている。これは日の出などのように、太陽電池装置の発電状態が安定しない時に、電力変換装置を起動させると、出力電力にノイズなどが発生するなどの問題があるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の電力変換装置においては、太陽電池装置からの電力が一定時間安定するまでは起動しないように構成されているため、開放電圧が上昇する。特に、冬場の早朝等においては、開放電圧が大きくなる。このため、電力変換装置に動作電圧に比べて大きな耐圧のものを用いなければならず、コストがかかるとともに、通常の動作電圧時には効率が悪くなるという問題があった。
【0006】
この発明の目的は、上述した従来の問題点を解消するためになされたものにして、開放電圧の上昇を防止して、電力変換装置へ過電圧が加わることを防止することにある。さらに、この発明の目的は、電力変換装置の最適動作電圧を高くし、動作効率が向上させる太陽光発電装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
の発明は、太陽電池装置と、この太陽電池装置からの出力を交流電力に変換する電力変換装置と、前記太陽電池装置と電力変換装置間に並列に接続された電流パス回路と、前記電流パス回路と電力変換装置との間に設けられ、電流パス回路からの出力により制御されると共に前記電力変換装置の制御回路へ電力を供給するための電力供給回路と、太陽電池装置へ帰還する電流を検出する電流検出回路と、を備え、前記電流検出回路にて検出する電流が所定の電流値以上になると、前記電流パス回路が切り放されることを特徴とする
【0014】
上記した構成によれば、太陽電池装置からの発電した電流が所定値以下の場合には、電流パス回路及び電流供給回路を介して若干の電流が流れていくので、電力変換装置が停止状態でも太陽電池装置は開放電圧とならず、電圧上昇を抑制でき、最適動作電圧を高く設計しても耐圧は確保できる。
【0015】
前記電流検出回路は逆流防止ダイオードからの出力に基づいて電流を検出するように構成できる。
【0016】
また、前記電力供給回路は、電流パス回路を分圧した電流と、太陽電池装置からの電流を切り替えて供給するように構成するとよい。
【0017】
前記電力供給回路は、太陽電池装置と電力変換装置との間に流れる電流をオン/オフする手段と、前記電流パス回路から与えられる電流を電力変換装置に与える手段と、を備えて構成することができる。そして、前記オン/オフする手段は、サイリスタ或いは、自己保持型リレーで構成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態につき、図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、この発明の参考形態を示すブロック図である。
図1に示すように、屋根等に設置された太陽電池装置1は、非晶質シリコン、結晶系シリコン等の太陽電池素子を複数個、並列及び直列に接続して、所定の電力を出力するように構成されている。この太陽電池装置1から発電された直流電力が電力変換装置2の入力側端子2a、2bから電力変換装置2に与えられる。この実施の形態における電力変換装置2の耐圧は、最適動作電圧より少し大きくしている程度のものを用いている。
【0020】
電力変換装置2にて直流電力を交流電力に変換し、出力端子2c、2dから交流電力が内部の電気系統に与えられ、この電気系統に接続された交流負荷6に電力が供給される。
【0021】
電気系統は、商用の電力系統と連系されており、夜間など太陽電池装置1から供給される電力が不足したときに、電力系統からの電力を利用できるように構成されている。
【0022】
この発明では、電力変換装置2の入力端子2a、2bと太陽電池装置1の出力端子との間に電流パス回路3が設けられている。この電流パス回路3は、太陽電池装置1のリターン側に設けられた帰還電流を測定する電流検出回路4の出力により、その動作が制御される。
【0023】
なお、この参考形態においては、入力端子2aが+側端子、入力端子2bが−側端子で構成されている。
【0024】
前記電流パス回路3は、バイアス抵抗とスイッチング素子を有し、電流検出回路4からの出力により、スイッチング素子がオン/オフし、帰還電流が所定の電流値になるまで、電流パス回路3に電流が流れ、電力変換装置2には、電流を与えずに、太陽電池装置1に戻る。
【0025】
太陽電池装置1の出力の増大につれて、電流パス回路3を経て流れる電流は増加する。そして、電流検出回路4は所定の電流値、即ち、電力変換装置2の起動開始電圧を十分上回る状態になると、電流パス回路3は切り放され、太陽電池装置1からの電力は全て電力変換装置2へ供給される。
【0026】
図示はしていないが、この装置は、電力変換装置2の起動を制御するために、電流パス回路3を経て流れる電流を測定し、太陽電池装置1が起動開始電圧に達したか否か判断している。すなわち、一定時間太陽電池装置1からの出力を確認した上で電力変換装置2が起動されるように構成されている。
【0027】
ところで、太陽電池装置1が開放状態で最大電圧になる時は、太陽電池電流(Ipv)は0である。そこで、この発明では、電力変換装置2が停止状態及び起動開始電圧を上回らない時には、電流パス回路3から電流を流して、電圧の上昇を抑制する。このため、電流パス回路3のバイアス抵抗は電力変換装置2の耐圧に応じて大きな抵抗のものが用いられる。太陽電池装置1で発電した電流が電流パス回路3を通じて流れることにより、電圧降下が起こり電圧の上昇を抑制できる。そして、電力変換装置2が起動しているときは、太陽電池電流が電力変換装置2に流れるので、開放状態とはならず、電流パス回路3に太陽電池電流を流すと発電電流が無駄となる。このため、この発明では、太陽電池装置1が電力変換装置2の起動開始電圧を上回り、電力変換装置2が通常の起動状態になると電流検出回路4からの出力により、電流パス回路3が切り放される。
【0028】
このように、運転状態での最大電圧を考慮した耐圧になるように、電流パス回路3にバイアス抵抗等を設定しておけば、電力変換装置2に、大きな電圧が入力することがなくなる。従って、最適動作電圧を高く設定することができ、システム効率をアップさせることができる。
【0029】
図2は、この発明の参考形態の具体例を示す回路図である。図2に示すように、電流パス回路3は、第1トランジスタ31と第2トランジスタ32を有し、第1トランジスタ31のベースに電流検出回路4からの出力が与えられる。第1トランジスタ31のコレクタは太陽電池装置1の出力(+)側のラインと抵抗33を介して接続され、エミッタは太陽電池装置1の帰還(−)側ラインと接続されている。第1トランジスタ31のコレクタが第2トランジスタ32のベースと接続され、第2トランジスタ32のコレクタは太陽電池装置1の出力側のラインと抵抗35を介して接続され、エミッタは太陽電池装置1の帰還側ラインとバイアス抵抗36を介して接続されている。第2トランジスタ32のベースと帰還側ラインとは抵抗34を介して接続されている。上記抵抗33、34、35は、第1トランジスタ31及び第2トランジスタ32との特性等によりその抵抗値は適宜選択され、バイアス抵抗(Rz)36は、使用する電源変換装置2の耐圧に応じて決められる。
【0030】
この電流検出回路4では、逆流防止ダイオード41の出力を利用して、電流検出を行っている。逆流防止ダイオード41の出力が抵抗44を介して、差動アンプ42の一方に入力され、差動アンプ42の他方の入力は、帰還抵抗45を介してアンプの出力が与えられる。また、他方の入力は抵抗43を介して帰還ラインと接続されている。また、アンプ42の一方の入力と帰還ラインとは抵抗46と接続されている。これら各抵抗43、44、45、46は、逆流防止ダイオード41からのゲインを調整するものであり、電力変換装置3を通常の起動状態に適した電流値になったとき、電流パス回路3を切り離すための出力値となるように選択されている。
【0031】
次に、この発明の動作を図3及び図4を参照して説明する。図3は、太陽電池装置1の特性に応じた電力変換装置2の運転状態を示す特性図、図4は太陽電池装置1の電圧電流特性図である。
【0032】
太陽電池装置1が発電を開始する前は、電力変換装置2は停止したままである。そして、逆流防止ダイオード41からは電流が流れておらず、第1トランジスタ31はオフである。第1トランジスタ31がオフの時、第2トランジスタ32はオンとなり、電流パス回路3が太陽電池装置1と接続された状態である。
【0033】
早朝、太陽電池装置に光が当たると太陽電池装置1から発電した電流は、電流パス回路3のバイアス抵抗36を介して、逆流ダイオード41を経て太陽電池装置1に戻る。電流検出回路4は流れる電流を検出している。
【0034】
時間が経過し、太陽が高くあがると太陽電池装置1からの直流電圧が上昇していくが、第1トランジスタ31がオフで第2トランジスタがオンのため、太陽電池はバイアス抵抗(Rz)36に接続され、図4に示すように、Rzの負荷直線と太陽電池のIV特性曲線の交点によって決定される動作電圧VRz以上に上昇ることはない。ここで、VRzは電力変換装置2の起動開始電圧を十分上回るように設定されている。
【0035】
電力変換装置2が起動すると、太陽電池の電流は次第に増大し、太陽電池の最適動作点Pmax付近で運転される。このとき逆流防止ダイオード41に流れる電流もIRzからIpmaxに増加し、電流検出回路4から与えられる出力により、第1トランジスタ31がオンになる。第1トランジスタ31がオンになると第2トランジスタ32がオフになり、電流パス回路3が切り放され得る。そして、太陽電池装置1からの直流電流が電力変換回路2にのみ与えられ、太陽電池装置1の出力を最大限利用できる。
【0036】
この発明では、太陽電池装置1が発電を開始した状態から、電流パス回路3を介して若干の電流が流れていくので、電圧が過電圧になるのが防止できる。例えば、電流を流さない場合には、図3の点線のように、開放電圧は上昇し、電力変換装置2の起動時に最大電圧となる。これに対して、この発明では、太陽電池装置1の直流出力電力が大きくなるときに電圧も大きくなるが、電流は電流パス回路3を介して流れているので、電圧が動作電圧以上になるのを抑制できる。この結果、最適動作電圧を高く設計しても耐圧は確保できる。
【0037】
尚、図3においては、直流電力出力が一定値以上になると、電力変換装置2は、最大電力追従運転による制御を行っている。
【0038】
そして、日の入りに近づき、太陽電池装置1の発電出力が小さくなると、電流検出回路4からの電流出力も小さくなり、第1トランジスタ31はオフ、第2トランジスタ32はオンとなり、電流パス回路3が接続状態となる。そして、その後、電力変換装置2は運転を停止する。
【0039】
太陽電池装置1として、特に、非晶質系シリコン太陽電池を用いた場合には、フィルファクタ(F.F.)が小さいので、従来では、冬の早朝などに最大入力電圧を越える畏れがあったが、この発明を適用すれば、発電が開始すると同時に、電流パス回路3に電流が流れるので、電圧上昇は、電力変換装置2の動作時とあまり変わらない。
【0040】
上記のように本発明によれば、最適動作電圧を高くすることができるので、電流変換装置2の効率を高めることができる。
【0041】
例えば、従来は開放電圧が高くなるため、動作電圧180Vの変換装置では、開放電圧の関係から電力変換装置2として耐圧350Vものを使用している。このため、動作電流は16.6A程度となる。これに対して、この発明を用いると、耐圧350Vのものを用いた場合、動作電圧は230Vが可能となる。このため、動作電流は13.0Aとなる。
【0042】
ここで、電流I2R損の改善につき考えると、
(13.0/16.6)2=0.6となり、40%改善が可能となる。
【0043】
例えば、電力変換装置2の効率が92%とすると、損失全てがI2R損とすると、損失は4.8%となり、効率は95%程度に改善される。
【0044】
尚、上記した実施の形態においては、電流検出回路4として、逆流防止ダイオード41の出力を用いているが、これに限られず、シャント抵抗などを用いてもよい。
【0045】
上記した電力変換装置2は、図5に示すように、直流電力を交流電力に変換する主回路21と、この主回路21を制御する制御回路22とで、構成されている。電力変換回路2を駆動させるためには、制御回路22へ電力を供給し、制御回路22を動作させる必要がある。図4に示したものでは、制御回路22を系統などに接続し、系統などから電力を供給するように構成している。
【0046】
次に示すこの発明の施形態は、電力変換装置2の制御回路22への電力を太陽電池装置1側から供給するように構成したものである。
【0047】
図6は、この発明の施形態を示すブロック図である。なお、上記した参考形態と同じ部分には同じ符号を付す。
【0048】
図6に示すように、この施形態は、電流パス回路3からの出力により制御される電流供給回路5を電力変換装置2と電流パス回路3との間に設けたものである。そして、電力変換装置2の制御回路22は、太陽電池装置1からの電力により駆動されるように構成されている。
【0049】
前記した参考形態においては、電流検出回路4が検出する帰還電流が所定の電流値になるまで、電流パス回路3に電流が流れ、電力変換装置2には、電流を与えないようにしている。この施形態においても、原則的には、電流検出回路4が検出する帰還電流が所定の電流値になるまで、電流パス回路3に電流を流すが、電力変換装置2の制御回路22には電流パス回路3へ流れる電流から電流供給回路5が一部の電流を流すように構成している。
【0050】
太陽電池装置1が発電している間は、この電力供給回路5からの電流により、電力変換回路2内の制御回路22は駆動される。この制御回路22が使用する電力は極めて少量で済むため、日の出などのように、太陽電池装置1からの僅かな電力でも十分に動作が行える。このように、電力供給回路5からの電力変換装置2の制御回路22の電力を供給することで、系統などの電力を用いることなく、電力変換装置2を駆動制御させることができる。もちろん、制御回路2の動作を保証するために、バックアップ用の電池などを用意し、太陽電池装置1からの電力が急に遮断された場合にも制御回路22は問題なく動作するように構成している。
【0051】
太陽電池装置1の出力の増大につれて、電流パス回路3を経て流れる電流は増加する。そして、電流検出回路4は所定の電流値、即ち、電力変換装置2の起動開始電圧を十分上回る状態になると、電流パス回路3は切り放され、太陽電池装置1からの電力は全て電力変換装置2へ供給される。
【0052】
ところで、この施形態においては、太陽電池装置1が開放状態で最大電圧になる時は、太陽電池電流(Ipv)は電力供給回路5からごく僅かに電流が与えられているだけである。例えば、0.1Aとごく僅かである。
【0053】
そこで、この発明では、電力変換装置2が停止状態及び起動開始電圧を上回らない時には、電流パス回路3から電流を流して、電圧の上昇を抑制する。このため、電流パス回路3は電力変換装置2の耐圧に応じて、電流供給回路5から与えられる電流を考慮して抵抗分圧による抵抗などが決められる。
【0054】
太陽電池装置1で発電した電流が電流パス回路3を通じて流れることにより、電圧降下が起こり電圧の上昇を抑制できる。そして、電力変換装置2が起動しているときは、太陽電池電流が電力変換装置2に流れるので、開放状態とはならず、電流パス回路3に太陽電池電流を流すと発電電流が無駄となる。このため、この実施形態においても、太陽電池装置1が電力変換装置2の起動開始電圧を上回り、電力変換装置2が通常の起動状態になると電流検出回路4からの出力により、電流パス回路3が切り放される。
このように、運転状態での最大電圧を考慮した耐圧になるように、電流パス回路3に抵抗等を設定しておけば、電力変換装置2に、大きな電圧が入力することがなくなる。従って、最適動作電圧を高く設定することができ、システム効率をアップさせることができる。
【0055】
図7は、この発明の施形態の具体例を示す回路図である。図7に示すように、電流パス回路3は、第1トランジスタ31と第2トランジスタ32を有し、第1トランジスタ31のベースに電流検出回路4からの出力が与えられる。第1トランジスタ31のコレクタは太陽電池装置1の出力(+)側のラインと抵抗33を介して接続され、エミッタは太陽電池装置1の帰還(−)側ラインと接続されている。第1トランジスタ31のエミッタ、コレクタ間は抵抗39を介して接続されている。また、第1トランジスタ31のコレクタと第2トランジスタ32のベースとが接続されている。
【0056】
この第2トランジスタ32のコレクタは太陽電池装置1の出力側のラインと接続される。そして、この第2トランジスタ32のエミッタは抵抗37、抵抗38を介して太陽電池装置1の帰還側ラインと接続されている。抵抗37、抵抗38で分圧された出力が電流供給回路5のダイオード51に与えられる。
【0057】
電流供給回路5は、太陽電池装置1からの電力を電力変換装置2に与えるために、太陽電池装置1の出力(+)側のラインが電流供給回路5のサイリスタ(SCR)53に接続される。サイリスタ53の出力が電力変換装置2に接続される。太陽電池装置1からの電流Iはサイリスタ53がオンしている時に、電力変換装置2へ供給される。
【0058】
また、ダイオード51の出力は、差動アンプ52の−端子及び電力変換装置2に与えられる。また、差動アンプ52の+端子には抵抗37、抵抗38で分圧された出力が与えられる。この差動アンプ52の出力電流Iがサイリスタ53のゲート電流として与えられる。
【0059】
この差動アンプ52は、太陽電池装置1で発電した電力が電源変換装置2の制御回路22を十分駆動できるが、主回路21を駆動するには十分でないとき、ダイオード51のアノード、カソード間の電位差ではゲートトリガ電圧に達しないように増幅率が決められている。このため、サイリスタ53は、日照強度が微弱なときにはオンしない。
【0060】
また、ダイオード51の出力電流Iは、電力変換装置2に与えられる。サイリスタ53がオフ、すなわち、太陽電池装置1と電力変換装置2との間が遮断された状態でも、太陽電池装置1が発電している間はダイオード51から電力変換装置2の制御回路22に電力が供給される。
【0061】
上記抵抗33、39は、第1トランジスタ31及び第2トランジスタ32との特性等によりその抵抗値は適宜選択され、分圧抵抗37、38は、電流検出回路4は、前記した図2に示す回路と同様であるので、同じ部分には同じ符号を付し説明の重複を避けるために、ここではその説明を省略する。なお、逆流防止ダイオード41の代わりに、ホール素子を用いた電流センサなどの検出手段を用いてもよい。
【0062】
次に、この図7に示す回路の動作を説明する。
太陽電池装置1が発電を開始する前は、電力変換装置2は停止したままである。そして、逆流防止ダイオード41からは電流が流れておらず、第1トランジスタ31はオフである。第1トランジスタ31がオフの時、第2トランジスタ32はオンとなり、電流パス回路3が太陽電池装置1と接続された状態である。そして、サイリスタ53もオフの状態であり、太陽電池装置1と電力変換装置2は遮断されている。
【0063】
早朝、太陽電池装置に光が当たると太陽電池装置1から発電した電流は、電流パス回路3の分圧抵抗37,38により分圧された電流が逆流ダイオード41を経て太陽電池装置1に戻る。電流検出回路4は流れる電流を検出している。一方、分圧された電流はダイオード51から電流Iとして、電力変換装置2の制御回路22へ与えられる。上記したように、太陽電池装置1からの発電電力が電力変換装置2の制御回路22は十分駆動できるが、主回路21を駆動するには十分でないときは、サイリスタ53はオンしない。すなわち、日照強度が微弱なとき、ダイオード51のアノード、カソード間の電位差では、サイリスタ53のゲートトリガ電圧に達しないように、差動アンプ52の増幅率が決められている。このとき、太陽電池装置1で発電した電流は、電流パス回路3を通じて流れることにより、電圧降下が起こり、電圧の上昇を抑制する。
【0064】
日照強度がさらに増加し、電流変換装置2の制御回路22が主回路21を起動させると、ダイオード51からの電流Iは大きく増加し、ダイオード51の電位差により、差動アンプ52の出力電圧がサイリスタ53のゲートトリガ電圧を十分超え、サイリスタ53がオンとなり、電力変換装置2には、電流Iが供給される。
【0065】
電力変換装置2が起動すると、太陽電池装置1の電流は次第に増大し、太陽電池装置1の最適動作点Pmax付近で運転される。このとき逆流防止ダイオード41に流れる電流もIpmaxに増加し、電流検出回路4から与えられる出力により、第1トランジスタ31がオンになる。第1トランジスタ31がオンになると第2トランジスタ32がオフになり、電流パス回路3が切り放される。電流パス回路3が切り離されると、ダイオード52からの出力電流Iは0になる。また、サイリスタ53へのゲート電流Iもオフになるが、サイリスタ53はオン状態を維持する。そして、太陽電池装置1からの直流電流Iが電力変換回路2に与えられ、太陽電池装置1の出力を最大限利用できる。
【0066】
上記したように、この施形態では、太陽電池装置1が発電を開始した状態から、電流パス回路3及び電流供給回路5を介して電流が流れていくので、電圧が過電圧になるのが防止できる。例えば、電流を流さない場合には、図3の点線のように、開放電圧は上昇し、電力変換装置2の起動時に最大電圧となる。これに対して、この発明では、太陽電池装置1の直流出力電力が大きくなるときに電圧も大きくなるが、電流は電流パス回路3及び電流供給回路5を介して流れているので、電圧が動作電圧以上になるのを抑制できる。この結果、最適動作電圧を高く設計しても耐圧は確保できる。
【0067】
そして、何らかの原因により、太陽電池装置1の発電が突然停止すると、第1トランジスタ31がオフになり、第2トランジスタ32がオンし、電流パス回路3が接続される。さらに、このとき、ゲート電流Iはオフであるが、ダイオード51の出力電流Iがサイリスタ53をショートするように働き、サイリスタ53をオフする。この結果、太陽電池装置1と電力変換装置2との間が遮断される。
【0068】
太陽電池装置1が発電を再開すると、上記したように、サイリスタ53がオンし、電流パス回路3が切り離され、太陽電池装置1から電力変換装置2に電力が供給される。
【0069】
そして、日の入りに近づき、太陽電池装置1の発電出力が小さくなると、電流検出回路4からの電流出力も小さくなり、第1トランジスタ31はオフ、第2トランジスタ32はオンとなり、電流パス回路3が接続状態となる。このとき、電力変換装置2の主回路21が出力を停止寸前まで低下させながらも運転を継続できる程度に、太陽電池装置1が電流を供給する時がある。この状態では、差動アンプ52の出力電圧がゲートトリガ電圧を越えて、サイリスタ53がオンとなって、太陽電池装置1からサイリスタ53を介して電力が電力変化装置2に供給される状態となる。このときは、太陽電池装置1の動作電圧がVpmaxで開放電圧よりも相当低いため、高い電圧が電力変換装置2に供給されることはない。
【0070】
さらに、日照強度が低下して、電力変換装置2の主回路21が停止すると、Iも制御回路22を駆動する程度しか流れず、差動アンプ52の出力電圧もゲートトリガ電圧を下回り、ゲートオフとなる。また、Iが流れることにより、サイリスタ53はショート状態となり、サイリスタ53はオフとなる。このとき、電力変換装置2へは分圧抵抗37,38を通して分圧された電圧しか供給されず開放電圧が電力変換装置2に加わることが抑制される。
【0071】
その後、さらに、日照強度が低下すると、制御回路22も運転を停止し、全ての素子は太陽電池装置1が発電する前の状態に復帰する。
【0072】
上記した実施の形態においては、電力変換装置2の停止時及び起動開始時には、電力変換装置2の制御回路22に電力供給回路5のダイオード51から電流Iが供給される。また、電力変換装置2の運転時には、サイリスタ53に与えられる電流Iが電力変換装置2の制御回路22に供給される。この供給される電力により、電力変換装置2の制御回路22が駆動される。
【0073】
上記した図7に示す回路において、太陽電池装置1の開放電圧が350V、運転中の太陽電池装置1の電圧が200Vとし、抵抗33を100kΩ、抵抗37を1kΩ、抵抗36を150W、300Ω、抵抗37を1kΩのものを用いる。このとき、電力変換装置2が停止している状態では、電流が、ダイオード51へ0.1A、抵抗38へ0.35A流れる。このときの電力変換装置2側の電圧は270Vとなる。そして、起動開始時には、太陽電池装置2の電圧は260Vになり、電流Iは0.1Aとなる。そして、運転中は太陽電池装置1及び電力変換装置2の電圧は200Vとなる。このときの電流Iは15Aである。
【0074】
次に、この施の形態の異なる具体的回路を図8に示す。なお、図7と同じ構成については、同じ符号付し、説明を省略する。この図8は、電力変換装置2の停止時と、起動時に電流を与える電力供給回路5の部分を変更したものである。すなわち、図7に示す回路においては、抵抗37,38で分圧して、電流Iを与えるように構成した。これに対して、この図8に示すものは、ツェナーダイオード38aとトランジスタ54に置き換えたものである。すなわち、抵抗38の変わりにツェナーダイオード38aを用い、トランジスタ32のエミッタとトランジスタ54のコレクタと接続し、トランジスタ54のエミッタをダイオード51と接続している。
【0075】
このように構成することで、僅かなI電流を供給できるとともに、抵抗分圧に比べて抵抗でのI2R損がなく、抵抗37にワット(W)数の小さい抵抗が使える。
【0076】
次に、この施の形態の異なる具体的回路を図9に示す。なお、図7と同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。この図9に示すものは、サイリスタ53の変わりに、自己保持型リレー55を用いたものである。このよに構成しても、前述した動作が行える。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明では、太陽電池装置からの発電した電流が所定値以下の場合には、電流パス回路を介して若干の電流が流れるように構成しているので、電力変換装置が停止状態でも太陽電池装置は開放電圧とならず、電圧上昇を抑制でき、最適動作電圧を高く設計しても耐圧は確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の参考形態を示すブロック図である。
【図2】 この発明の参考形態の具体例を示す回路図である
【図3】 太陽電池装置の特性に応じた電力変換装置の運転状態を示す特性図である。
【図4】 この発明の太陽電池装置の電圧電流特性図である。
【図5】 この発明に用いられる電力変換装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施形態を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施形態の具体例を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施形態の異なる具体例を示す回路図である。
【図9】 この発明の実施形態のさらに異なる具体例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 太陽電池装置
2 電力変換装置
3 電流パス回路
4 電流検出回路

Claims (6)

  1. 太陽電池装置と、この太陽電池装置からの出力を交流電力に変換する電力変換装置と、前記太陽電池装置と電力変換装置間に並列に接続された電流パス回路と、前記電流パス回路と電力変換装置との間に設けられ、電流パス回路からの出力により制御されると共に前記電力変換装置の制御回路へ電力を供給するための電力供給回路と、太陽電池装置へ帰還する電流を検出する電流検出回路と、を備え、前記電流検出回路にて検出する電流が所定の電流値以上になると、前記電流パス回路が切り放されることを特徴とする太陽光発電装置。
  2. 前記電流検出回路は逆流防止ダイオードからの出力に基づいて電流を検出することを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電装置。
  3. 前記電力供給回路は、電流パス回路を分圧した電流と、太陽電池装置からの電流を切り替えて前記電力変換装置の制御回路へ供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽光発電装置。
  4. 前記電力供給回路は、太陽電池装置と電力変換装置との間に流れる電流をオン/オフする手段と、前記電流パス回路から与えられる電流を電力変換装置に与える手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽光発電装置。
  5. 前記オン/オフする手段は、サイリスタである請求項4記載の太陽光発電装置。
  6. 前記オン/オフする手段は、自己保持型リレーである請求項5記載の太陽光発電装置
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