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JP3789757B2 - 物体検出装置 - Google Patents

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JP3789757B2
JP3789757B2 JP2001013812A JP2001013812A JP3789757B2 JP 3789757 B2 JP3789757 B2 JP 3789757B2 JP 2001013812 A JP2001013812 A JP 2001013812A JP 2001013812 A JP2001013812 A JP 2001013812A JP 3789757 B2 JP3789757 B2 JP 3789757B2
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悦男 飯田
恒 石川
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KI Holdings Co Ltd
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Koito Industries Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の物体(人も含む)が所定の監視領域内に存在するか否かを検出する物体検出装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
種々の用途において、所定の物体が所定の監視領域内に存在するか否かを検出することが要請される。例えば、視覚障害者が監視領域内に進入したときに、警報を発したり現在位置を案内したりするために、視覚障害者が所定領域内に存在するか否かを検出することが要請される。
【0003】
従来から、このような要請に基づいて、例えば、特開平9−80165号公報に開示された物体検出装置が提供されている。この物体検出装置は、所定の監視領域の全体に一括して所定波長領域の光を照射する照射部と、前記所定波長領域の光による前記監視領域の像を撮像するCCDカメラと、CCDカメラから得られた画像信号に基づいて、検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であって前記所定波長領域の光を再帰反射する再帰反射材が、前記監視領域内に存在するか否かを判定する判定部と、を備えたものである。
【0004】
この物体検出装置によれば、再帰反射材は照射光の方向と略同一方向にのみ高輝度光を反射(再帰反射)する特性を有しているので、CCDカメラが撮像する再帰反射材の像の輝度は高輝度となる。このため、輝度差によって、再帰反射材の像を背景から容易に抽出することができる。したがって、高度な画像処理回路等の必要がなく、比較的簡単な構成で、精度良く物体を検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の物体検出装置では、高度な画像処理回路等は不要であるものの、CCDカメラ等の撮像手段が必要であるため、その分コストアップを免れなかった。
【0006】
そこで、CCDカメラ等に代えてフォトダイオード等の受光素子を用いることが考えられる。しかし、この場合、前記従来の物体検出装置のように監視領域の全体に一括して照射光を照射してしまうと、再帰反射材から反射される反射光(信号光)のみならず、監視領域における再帰反射材が存在していない大部分の領域からの反射光(地面、壁面その他の反射物からの反射光、すなわち、ノイズ光)も、同時に受光素子により受光されてしまうことになる。したがって、S/Nが大きく低下し、検出精度が大幅に低下してしまう。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、撮像手段を用いずにコストダウンを図ることができ、しかも検出精度の高い物体検出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の第1の態様による物体検出装置は、所定の監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームを照射する照射手段と、検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であって前記ビームを再帰反射する再帰反射材からの、反射光を受光する受光手段と、前記受光手段からの信号に基づいて前記再帰反射材が前記監視領域内に存在するか否かを判定する判定手段と、を備え、前記照射手段は、前記複数本のビームのうちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射するものである。
【0009】
この第1の態様によれば、撮像手段ではなく受光手段が用いられているので、前記従来の物体検出装置に比べて大幅にコストダウンを図ることができる。
【0010】
この第1の態様では、使用に際して、照射手段が照射する所定波長領域の光を再帰反射する再帰反射材を、検出すべき物体に予め設けておく。再帰反射材は、前述したように、照射光の方向と略同一方向にのみ高輝度光を反射(再帰反射)する特性を有している。
【0011】
したがって、照射手段により監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームが照射されるので、監視領域内に再帰反射材が存在すれば、受光手段は、再帰反射材からの高輝度の反射光を受光することになる。
【0012】
そして、前記第1の態様では、照射手段は、前記従来の物体検出装置と異なり、監視領域の全体に一括して同じ光を照射するのではなく、複数の個別領域にそれぞれ複数のビームを照射し、この複数本のビームのうちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射する。したがって、前記第1の態様では、互いに同一タイミングでかつ互いに同一の変調光又は無変調光として照射される領域は、監視領域の一部に限定される。このため、前記第1の態様によれば、受光手段によって、再帰反射材から反射される反射光(信号光)と一緒に、当該信号光と識別不能に受光されるノイズ光(地面、壁面その他の反射物からの反射光)が低減される。その結果、S/Nが向上し、検出精度が高まる。
【0013】
このように、前記第1の態様によれば、撮像手段を用いずにコストダウンを図ることができ、しかも検出精度を高めることができる。
【0014】
本発明の第2の態様による物体検出装置は、前記第1の態様において、前記所定の監視領域は帯状の領域であり、前記照射手段は、前記複数本のビームがそれぞれ照射する前記個別領域が当該帯状の領域の延びる方向に沿って実質的に隙間をあけることなく一部重複してあるいは一部重複することなく並ぶように、前記複数本のビームを照射するものである。
【0015】
この第2の態様によれば、監視領域が帯状の領域であるので、この帯状の領域を通過しようとした物体を検出することができるとともに、照射手段が照射するビームの本数を減らすことができ、照射手段をより安価に構成することができる。しかも、複数のビームがそれぞれ照射する個別領域が当該帯状の領域の延びる方向に沿って実質的に隙間をあけることなく並ぶように、複数のビームが照射されるので、物体の検出漏れを防止することができる。
【0016】
もっとも、前記第1の態様では、監視領域は、帯状の領域に限定されるものではなく、必要に応じて、例えば、正方形等の領域としてもよい。
【0017】
前記第2の態様において、前記監視領域は、例えば、所定高さの水平面内において、直線状、V字状、L字状、円弧状又は円状に延びたものでもよい。これは、前記監視領域の具体例を挙げたものであるが、前記第2の態様では、監視領域の形状はこれらの例に限定されるものではなく、目的に応じて適宜定めることができる。
【0018】
本発明の第3の態様による物体検出装置は、前記第1又は第2の態様において、前記各ビームにより照射される前記個別領域の大きさは、前記再帰反射材をちょうどカバーする程度の大きさであるものである。
【0019】
前記個別領域の大きさをこの第3の態様のように定めると、S/Nをより向上させつつ、照射手段が照射するビームの本数をより減らすことができ、好ましい。
【0020】
本発明の第4の態様による物体検出装置は、前記第1乃至第3のいずれかの態様において、前記照射手段は、前記複数本のビームを上方から鉛直方向に対して斜めに照射するものである。
【0021】
この第4の態様のように、ビームを上方から鉛直方向に対して斜めに照射すると、例えば、信号機の箇所や駅のホームなどで視覚障害者に警報を発したり誘導の案内をしたりするために、検出しようとする物体が視覚障害者用の杖である場合、当該杖の先端が視覚障害者が進行する方向に斜め下方に差し出されることから、所定方向に進行する場合にのみ当該杖を検出することも可能となる。もっとも、前記第1乃至第3の態様では、前記複数本のビームを上方からほぼ鉛直方向に照射してもよい。
【0022】
前記第4の態様において、例えば、前記複数本のビームの主光線の鉛直方向に対する傾き角は、20゜以上40゜以下であってもよい。このように前記傾き角を設定すると、例えば、検出しようとする物体が視覚障害者用の杖である場合、当該杖に設けた再帰反射材が他の人の影に隠れ難くすることができるとともに、所定方向に進行する場合にのみ当該杖を検出する上で、より好ましい。前記傾き角は、25゜以上35゜以下であることが、より一層好ましい。
【0023】
本発明の第5の態様による物体検出装置は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記照射手段は、それぞれ前記複数本のビームの光源となる複数の発光素子であって複数のグループに分けられた複数の発光素子と、前記複数のグループにそれぞれ対応して設けられた複数のレンズ部と、を含み、前記各グループの発光素子から発したビームは当該グループに対応する同じレンズ部を通過した後に前記個別領域をそれぞれ照射するものである。
【0024】
この第5の態様によれば、レンズ部の数が少なくて済むので、構成が簡単となり一層コストダウンを図ることができ、しかも、前記第2の態様のような複数本のビームの配置を容易に実現することができる。
【0025】
本発明の第6の態様による物体検出装置は、前記第1乃至第5のいずれかの態様において、前記受光手段は、単一の受光素子と、該受光素子の前部に配置されたレンズ部とからなるものである。
【0026】
この第5の態様によれば、受光手段の構成が簡単となり、一層コストダウンを図ることができる。
【0027】
本発明の第7の態様による物体検出装置は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記受光手段は、受光素子と、該受光素子の前部に配置されたレンズ部とを含み、前記照射手段は、前記受光素子の両側にそれぞれ配置された複数の発光素子と、一方側に配置された発光素子の前部及び他方側に配置された発光素子の前部にそれぞれ配置された2つのレンズ部とを含み、前記受光素子の一方の側に配置された複数の発光素子から発する複数本のビームが照射する前記個別領域と、前記受光素子の他方の側に配置された複数の発光素子から発する複数本のビームが照射する前記個別領域とが、交互に並ぶものである。
【0028】
この第7の態様によれば、レンズ部の数がより一層少なくて済みより一層コストダウンを図ることができるとともに、前記第2の態様のような複数本のビームの配置を容易に実現することができる。
【0029】
本発明の第8の態様による物体検出装置は、前記第1乃至第7のいずれかの態様において、前記照射手段は、前記各ビームを各ビーム発生期間において複数回パルス状に照射し、前記判定手段は、前記各ビーム発生期間において、当該ビームのパルスに対応する前記受光手段からの信号のレベルが所定レベル以上であるパルスの数が、所定数以上であるか否かに基づいて、前記判定を行うものである。
【0030】
この第8の態様によれば、検出精度をより高めることができる。
【0031】
前記第1乃至第8のいずれかの態様において、前記複数本のビームは、例えば、近赤外波長領域の光であってもよい。このように近赤外波長領域の光を用いると、可視光等から識別することが可能となることから、検出精度をより高めることができる。
【0032】
また、前記第1乃至第8のいずれかの態様において、前記複数本のビームは、例えば、変調光であってもよい。このように変調光を用いると、太陽光等から識別することが可能となることから、屋外等においても検出精度をより高めることができる。
【0033】
本発明の第9の態様による物体検出装置は、前記第1乃至第8のいずれかの態様において、前記物体が視覚障害者用の杖であるものである。
【0034】
この第9の態様は、好ましい検出対象の例を挙げたものであるが、前記第1乃至第8の態様では、他の種々の物体の検出に用いてもよい。
【0035】
本発明の第10の態様による物体検出方法は、所定の監視領域内を個々の複数の個別領域に分け、前記複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームを照射し、検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であって前記ビームを再帰反射する再帰反射材からの、反射光を受光手段で受光し、前記受光手段からの信号に基づいて前記再帰反射材が前記監視領域内に存在するか否かを判定する物体検出方法であって、前記複数本のビームのうちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射するものである。
【0036】
この第10の態様によれば、前記第1の態様と同様の利点が得られる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による物体検出装置及び方法について、図面を参照して説明する。
【0038】
図1は、本発明の一実施の形態による物体検出装置21を示す概略構成図である。図2は、図1に示す物体検出装置21の配置例を模式的に示す概略縦断面図である。図3は、第1グループのLED1〜6及びこれらに対応する第1のレンズ31のみを示す図2中のA−B矢視図である。図4は、第2グループのLED7〜12及びこれらに対応する第2のレンズ32のみを示す図2中のA−B矢視図である。図5は、LED1〜12及びレンズ31,32を示す図2中のA−B矢視図である。図6は、図2中のC−D矢視図である。図7は、図2中のE−F矢視図である。
【0039】
本実施の形態による物体検出装置21は、図1乃至図7に示すように、それぞれ複数本のビームB1〜B12の光源となる複数の発光素子としての、第1グループのLED1〜6及び第2のグループのLED7〜12と、第1グループのLED1〜6に対応してそれらの前部に設けられた第1のレンズ31と、第2のグループのLED7〜12に対応してそれらの前部に設けられた第2のレンズ32と、検出すべき物体としての視覚障害者用の杖41に予め設けられた再帰反射材42で再帰反射された反射光を受光する受光素子としての、単一のPINフォトダイオード13と、PINフォトダイオード13の前部に配置された第3のレンズ33と、制御部22と、駆動回路23と、増幅回路24と、バンドパスフィルタ25と、判定部26と、を備えている。なお、本発明では、各グループのLEDの数や、発光素子の種類や、受光素子の種類などは、特に限定されるものではない。
【0040】
本実施の形態では、LED1〜12として、近赤外波長領域の光を発する赤外線LEDが用いられている。レンズ31〜33としては、凸レンズが用いられ、集光レンズとして作用するようになっている。装置の小型化を図るため、レンズ31〜33としてフレネルレンズを用いることが好ましい。例えば、レンズ31〜33が一体化されたレンズアレイを使用することもできる。
【0041】
図6に示すように、第1グループのLED1〜6は、PINフォトダイオード13の一方の側において、直線状に一列に配置されている。また、第2グループのLED7〜12は、PINフォトダイオード13の他方の側において、第1グループのLED1〜6の列と平行に直線状に一列に配置されている。個々のLED1〜12の向きや、レンズ31,32の焦点距離や、LED1〜6とレンズ31との位置関係や、LED7〜12とレンズ32との位置関係などが適宜調整・設定されることによって、第1グループのLED1〜6からそれぞれ発してレンズ31を通過したビームB1〜B6、及び、第2グループのLED7〜12からそれぞれ発してレンズ32を通過したビームB7〜B12は、図2乃至図5及び図7に示すように、照射されるようになっている。
【0042】
すなわち、ビームB1〜B12は、図2に示すように、上方から鉛直方向に対して斜めに照射される。ビームB1〜B12の鉛直方向に対する傾き角は、略々30゜となっている。なお、図2では、ビームB1〜B12を平行光束として示しているが、ビームB1〜B12は、拡散光束であってもよいことは言うまでもない。また、杖41の再帰反射材42の高さhと同じ高さの水平面P(図2参照)内における、ビームB1〜B12の各照射領域は、図3乃至図5中の右側の円形で示すとともに、図7中の円形で示すように、直線状に隙間をあけることなく一部重複して並んでいる。なお、図7では、ビームB1〜B12については、水平面P内での各照射領域のみを示している。水平面P内のビームB1〜B6の各照射領域は図3に示すように隙間をあけて並び、水平面P内のビームB7〜B12の各照射領域は図4に示すように隙間をあけて並ぶが、図5及び図7に示すように、これらの照射領域が交互に並ぶことによって、全体として直線状に隙間をあけることなく一部重複して並んでいる。もっとも、水平面P内のビームB1〜B12の各照射領域は、隙間をあけることなくかつ重複することなく並んでもよいし、若干隙間をあけて並んでもよい。
【0043】
本実施の形態では、前述したように、図6に示すように、第1グループのLED1〜6と第2グループのLED7〜12とがPINフォトダイオード13を挟んでその両側に配置されていることから、各LED1〜12とPINフォトダイオード13との間隔が狭まっている。このため、再帰反射材42は照射光の方向と略同一方向にのみ高輝度光を反射(再帰反射)する特性を有していることから、PINフォトダイオード13が、各LED1〜12から発して再帰反射材42で再帰反射した反射光を効率良く受光することができ、好ましい。図面には示していないが、レンズ31,32として光軸がPINフォトダイオード13の側に偏心した偏心レンズを用いると、前述したようなビームB1〜B12の配置を実現しつつ、LED1〜6の列とPINフォトダイオード13との間隔及びLED7〜12の列とPINフォトダイオード13との間隔を一層狭めることができ、より好ましい。
【0044】
本実施の形態では、水平面P内のビームB1〜B12の照射領域が全体として、監視領域を構成している。すなわち、本実施の形態では、監視領域は直線状の帯状領域となっており、水平面P内のビームB1〜B12の各照射領域は、監視領域内の個々の個別領域となっている。本実施の形態では、水平面P内のビームB1〜B12の各照射領域は、再帰反射材42をちょうどカバーする程度の大きさとなっている。もっとも、各照射領域の大きさはこのような大きさに限定されるものではない。
【0045】
図1中の制御部22は、図8に示すように、例えば十数kHzの基準パルスを発生する。この基準パルスは、ビームB1〜B12の変調信号として用いられる。制御部22は、この基準パルスに基づいて、図8に示すようにLED1〜12をそれぞれ点灯制御するための点灯制御信号を生成し、これらの点灯制御信号を駆動回路23及び判定部26に供給する。本実施の形態では、各LED1〜12の点灯制御信号は、図8に示すように、基準パルスの8パルスずつを順次巡回的に振り分けたものとなっている。駆動回路23は、制御部22から供給された各LED1〜12用の点灯制御信号に従って、各LED1〜12を点灯駆動する。したがって、図8中の各点灯制御信号が「ハイ」の時に当該点灯制御信号に対応するLEDが点灯し、当該LEDに対応するビームが照射されることになる。このため、本実施の形態では、基準パルスの8パルス分の期間が各ビーム発生期間となっており、各ビームB1〜B12は、当該ビーム発生期間において8回パルス状に照射され、前記基準パルスで変調された変調光として照射される。また、ビームB1〜B12は、1つずつ順次照射され、互いに異なるタイミングで照射される。このように、本実施の形態では、全てのビームB1〜B12が互いに異なるタイミングで同じ変調光として照射されるが、本発明では、ビームB1〜B12のうちの2つ以上のビームが、互いに異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射すればよい。
【0046】
以上の説明からわかるように、本実施の形態では、LED1〜12、レンズ31,32、制御部22及び駆動回路23が、所定の監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームB1〜B12を、互いに異なるタイミングで照射する照射手段を、構成している。また、本実施の形態では、PINフォトダイオード13及びレンズ33が、検出すべき物体としての杖41に予め設けられた再帰反射材42であって前記ビームB1〜B12を再帰反射する再帰反射材42からの、反射光を受光する受光手段を、構成している。
【0047】
図1中の増幅回路24は、PINフォトダイオード13からの受光信号を増幅する。バンドパスフィルタ25は、増幅回路24により増幅された受光信号に対して、前記基準パルスの周波数の信号のみを濾波する。これにより、太陽光等のノイズ成分は除去される。バンドパスフィルタ25により濾波された受光信号は、判定部26に供給される。
【0048】
判定部26は、バンドパスフィルタ25により濾波された受光信号と、制御部22からの各LED1〜12用の点灯制御信号(すなわち、各LED1〜12の発光タイミング信号)とに基づいて、再帰反射材42が前記監視領域内に存在するか否かを判定し、存在する場合は感知信号(検出信号)を出力する。
【0049】
図9は、判定部26の動作の一例を示す概略フローチャートである。この例では、判定部26は、動作を開始すると、各LED1〜12用の点灯制御信号に同期して、図8中の1つのパルスについて、バンドパスフィルタ25により濾波された受光信号を取り込む(ステップS1)。次に、判定部26は、ステップS1で取り込まれた受光信号のレベルが所定レベル以上であるか否かを判定し、さらに現在までの各パルスに関するレベル判定結果に基づき、ステップS1で最新に取り込まれた受光信号に対応する図8中のパルスが属するビーム発生期間(本実施の形態では8パルス分の期間)において、所定レベル以上である旨のレベル判別結果の回数(受光信号が所定レベル以上であるパルスの数に相当)が所定回数(例えば、5回)以上であるか否かを判定する(ステップS2)。所定回数以上でなければ、ステップS1へ戻る。一方、所定回数以上であれば、再帰反射材42、すなわち、杖41が前記監視領域内に存在することを示す感知信号を出力する。
【0050】
判定部26が図9に示すような動作を行えば、検出精度が高まって好ましいが、本発明では、判定部26は、例えば、前記ステップS2において、ステップS1で取り込まれた受光信号のレベルが所定のレベル以上であるか否かを判定し、所定レベル以上であれば、直ちに感知信号を出力してもよい。また、判定部26は、感知信号を出力する際に、制御部26からの各LED1〜12の発光タイミング信号に基づいて、いずれのLED1〜12が発光しているときに感知されたかを示す信号(再帰反射材42の存在位置情報に相当)も、併せて出力してもよい。
【0051】
なお、前述した動作を行う制御部22及び判定部26は、例えば、PLD(Programmable Logic Device)やマイクロコンピュータ等を用いて構成することができる。
【0052】
本実施の形態によれば、撮像手段ではなく、PINフォトダイオード13及びレンズ33からなる受光手段が用いられているので、前記従来の物体検出装置に比べて大幅にコストダウンを図ることができる。
【0053】
本実施の形態によれば、監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームB1〜B12が照射されるので、図2に示すように、杖41を持った人が矢印X1方向に進行し、監視領域内に再帰反射材42が存在するようになれば、PINフォトダイオード13は、再帰反射材42からの高輝度の反射光を受光することになる。
【0054】
そして、本実施の形態では、前記従来の物体検出装置と異なり、監視領域の全体に一括して同じ光を照射するのではなく、複数の個別領域にそれぞれ複数のビームB1〜B12を、互いに異なるタイミングで照射する。したがって、本実施の形態は、互いに同一タイミングでかつ互いに同一の変調光として照射される領域は、監視領域のごく一部に限定される。このため、本実施の形態によれば、PINフォトダイオード13によって、再帰反射材42から反射される反射光(信号光)と一緒に、当該信号光と識別不能に受光されるノイズ光(地面、壁面その他の反射物からの反射光)が大幅に低減される。その結果、S/Nが向上し、検出精度が高まる。
【0055】
このように、本実施の形態によれば、撮像手段を用いずにコストダウンを図ることができ、しかも検出精度を高めることができる。
【0056】
また、本実施の形態によれば、前述したように監視領域が帯状領域であるので、この帯状領域を通過しようとした杖41を検出することができるとともに、照射するビームB1〜B12の本数を減らすことができ、照射手段をより安価に構成することができる。しかも、複数のビームB1〜B12がそれぞれ照射する個別領域が当該帯状の領域の延びる方向に沿って実質的に隙間をあけることなく並ぶように、複数のビームB1〜B12が照射されるので、杖41の検出漏れを防止することができる。
【0057】
さらに、本実施の形態によれば、前述したように、水平面P内のビームB1〜B12の各照射領域(各個別領域)は、再帰反射材42をちょうどカバーする程度の大きさとなっているので、S/Nをより向上させつつ、照射するビームB1〜B12の本数を減らすことができる。
【0058】
さらにまた、本実施の形態によれば、ビームB1〜B12を上方から鉛直方向に対して斜めに照射するので、当該杖の先端が視覚障害者が進行する方向に斜め下方に差し出されることから、所定方向X1に進行する場合にのみ当該杖41を検出することができる。したがって、進行方向に応じた案内等を行う際に、適している。
【0059】
この点について、図10を参照して説明する。図10(a)は、図2に示す状態から杖41を持った人が矢印X1の方向に進行して、監視領域内に到達した状況を示している。この場合、再帰反射材42とビームB1〜B12との傾きの関係から、ビームB1〜B12のうち再帰反射材42を照射する光束の断面積が大きくなり、再帰反射材42で反射されてPINフォトダイオード13により受光される光量が大きくなるため、再帰反射材42が検出される。図10(b)は、杖41を持った人が逆方向(矢印X2)の方向に進行して、監視領域内に到達した状況を示している。この場合、再帰反射材42とビームB1〜B12との傾きの関係から、ビームB1〜B12のうち再帰反射材42を照射する光束の断面積が小さくなり、再帰反射材42で反射されてPINフォトダイオード13により受光される光量が小さくなるため、再帰反射材42が検出されない。
【0060】
特に、本実施の形態では、ビームB1〜B12の鉛直方向に対する傾き角が、略々30゜となっているので、所定方向X1に進行する場合にのみ当該杖41を検出する上で好ましいとともに、再帰反射材42が他の人の影に隠れ難くすることができる。この傾き角は、20゜以上40゜以下であってもよいが、25゜以上35゜以下であることがより一層好ましい。
【0061】
また、本実施の形態によれば、第1グループのLED1〜6に対して共通して1つのレンズ31が設けられ、第2グループのLED7〜12に対して共通して1つのレンズ32が設けられているので、レンズの数が少なくてすみ、よりコストダウンを図ることができる。
【0062】
さらに、本実施の形態によれば、単一のPINフォトダイオード13とその前部に配置されたレンズ33で受光手段が構成されているので、受光手段の構成が簡単となり、一層コストダウンを図ることができる。
【0063】
以上説明した実施の形態では、監視領域を直線状の帯状領域とした例であったが、本発明では、監視領域は、例えば、V字状、L字状、円弧状又は円状の帯状領域とすることができる。監視領域の形状は、用途に応じて自在に適宜定めることができる。
【0064】
図11は監視領域を円状の帯状領域にした例、図12は監視領域をV字状の帯状領域にした例を示す。図11及び図12は、前述した図7に対応する、上方から見た概略平面図である。図11及び図12中の円状又はV字状の列をなす複数の円のうち、ハッチングを付した円は第1グループの各LEDから第1のレンズ31を通過して照射される各ビームの水平面P内の照射領域(個別領域)をそれぞれ示し、ハッチングを付していない円は第2グループの各LEDから第2のレンズ32を通過して照射される各ビームの水平面P内の照射領域(個別領域)をそれぞれ示す。
【0065】
図6を参照して説明すると、図11の場合には、例えば、前記物体検出装置21において、第1のグループの複数のLEDを円形に配列するとともに、第2のグループの複数のLEDを円形に配列し、これらのLEDの向きを適宜設定すればよい。図11の場合には、杖41を持った人が、いずれの方向から監視領域の内側に進行しても検出することができる。
【0066】
また、図12の場合には、例えば、前記物体検出装置21において、第1のグループの複数のLEDをV字状に配列するとともに、第2のグループの複数のLEDをV字状に配列し、これらのLEDの向きを適宜設定すればよい。
【0067】
以上、本発明の実施の形態とその変形例について説明したが、本発明はこれらの実施の形態又は変形例に限定されるものではない。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、撮像手段を用いずにコストダウンを図ることができ、しかも検出精度の高い物体検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による物体検出装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す物体検出装置の配置例を模式的に示す概略縦断面図である。
【図3】第1グループのLED及びこれらに対応する第1のレンズのみを示す図2中のA−B矢視図である。
【図4】第2グループのLED及びこれらに対応する第2のレンズのみを示す図2中のA−B矢視図である。
【図5】第1及び第2のLED並びに第1及び第2のレンズを示す図2中のA−B矢視図である。
【図6】図2中のC−D矢視図である。
【図7】図2中のE−F矢視図である。
【図8】基準パルス及び点灯制御信号を示すタイミングチャートである。
【図9】判定部の動作の一例を示す概略フローチャートである。
【図10】進行方向の相違による検出の有無の様子を示す説明図である。
【図11】監視領域を円状の帯状領域にした例を示す上方から見た概略平面図である。
【図12】監視領域をV字状の帯状領域にした例を示す上方から見た概略平面図である。
【符号の説明】
1〜6 第1グループのLED
7〜12 第2グループのLED
13 PINフォトダイオード
21 物体検出装置
22 制御部
23 駆動回路
24 増幅回路
25 バンドパスフィルタ
26 判定部
31,32,33 レンズ
41 杖
42 再帰反射材

Claims (11)

  1. 所定の監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームを照射する照射手段と、
    検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であって前記ビームを再帰反射する再帰反射材からの、反射光を受光する受光手段と、
    前記受光手段からの信号に基づいて前記再帰反射材が前記監視領域内に存在するか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記照射手段は、前記複数本のビームのうちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射し
    前記照射手段は、それぞれ前記複数本のビームの光源となる複数の発光素子であって複数のグループに分けられた複数の発光素子と、前記複数のグループにそれぞれ対応して設けられた複数のレンズ部と、を含み、前記各グループの発光素子から発したビームは当該グループに対応する同じレンズ部を通過した後に前記個別領域をそれぞれ照射することを特徴とする物体検出装置。
  2. 前記受光手段は、単一の受光素子と、該受光素子の前部に配置されたレンズ部とからなることを特徴とする請求項1記載の物体検出装置。
  3. 所定の監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームを照射する照射手段と、
    検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であって前記ビームを再帰反射する再帰反射材からの、反射光を受光する受光手段と、
    前記受光手段からの信号に基づいて前記再帰反射材が前記監視領域内に存在するか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記照射手段は、前記複数本のビームのうちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射し、
    前記受光手段は、受光素子と、該受光素子の前部に配置されたレンズ部とを含み、
    前記照射手段は、前記受光素子の両側にそれぞれ配置された複数の発光素子と、一方側に配置された複数の発光素子の前部及び他方側に配置された複数の発光素子の前部にそれぞれ配置された2つのレンズ部とを含み、
    前記受光素子の一方の側に配置された複数の発光素子から発する複数本のビームが照射する前記個別領域と、前記受光素子の他方の側に配置された複数の発光素子から発する複数本のビームが照射する前記個別領域とが、交互に並ぶことを特徴とする物体検出装置。
  4. 前記照射手段は、前記各ビームを各ビーム発生期間において複数回パルス状に照射し、前記判定手段は、前記各ビーム発生期間において、当該ビームのパルスに対応する前記受光手段からの信号のレベルが所定レベル以上であるパルスの数が、所定数以上であるか否かに基づいて、前記判定を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の物体検出装置。
  5. 所定の監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームを照射する照射手段と、
    検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であって前記ビームを再帰反射する再帰反射材からの、反射光を受光する受光手段と、
    前記受光手段からの信号に基づいて前記再帰反射材が前記監視領域内に存在するか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記照射手段は、前記複数本のビームのうちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射し、
    前記照射手段は、前記各ビームを各ビーム発生期間において複数回パルス状に照射し、前記判定手段は、前記各ビーム発生期間において、当該ビームのパルスに対応する前記受光手段からの信号のレベルが所定レベル以上であるパルスの数が、所定数以上であるか否かに基づいて、前記判定を行うことを特徴とする物体検出装置。
  6. 前記受光手段は、単一の受光素子と、該受光素子の前部に配置されたレンズ部とからなることを特徴とする請求項5記載の物体検出装置。
  7. 前記所定の監視領域は帯状の領域であり、前記照射手段は、前記複数本のビームがそれぞれ照射する前記個別領域が当該帯状の領域の延びる方向に沿って実質的に隙間をあけることなく一部重複してあるいは一部重複することなく並ぶように、前記複数本のビームを照射することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の物体検出装置。
  8. 前記各ビームにより照射される前記個別領域の大きさは、前記再帰反射材をちょうどカバーする程度の大きさであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の物体検出装置。
  9. 前記照射手段は、前記複数本のビームを上方から鉛直方向に対して斜めに照射することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の物体検出装置。
  10. 前記物体が視覚障害者用の杖であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の物体検出装置。
  11. 所定の監視領域内の個々の複数の個別領域にそれぞれ複数本のビームを照射する照射手段と、
    検出すべき物体に予め設けられた再帰反射材であって前記ビームを再帰反射する再帰反射材からの、反射光を受光する受光手段と、
    前記受光手段からの信号に基づいて前記再帰反射材が前記監視領域内に存在するか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記物体が視覚障害者用の杖であり、
    前記照射手段は、前記複数本のビームのうちの2つ以上のビームを、互いに異なるタイミングで、あるいは、互いに異なる変調光として、あるいは、互いに異なるタイミングでかつ互いに異なる変調光として、照射し、
    前記照射手段は、前記再帰反射材で反射されて前記受光手段により受光される光量が前記再帰反射材の向きに応じて変わるように、前記複数本のビームを上方から鉛直方向に対して斜めに照射し、
    前記判定手段は、前記再帰反射材が所定方向を向いた状態で前記監視領域内に存在するか否かを判定することを特徴とする物体検出装置。
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