JP3789574B2 - 熱交換器用フィンの製造金型 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は熱交換器用フィンの製造金型に関し、更に詳細には熱交換チューブを挿通する透孔が形成された熱交換器用フィンの複数枚をスペーシングタブによって所定の間隙を介して積層し得るように、前記スペーシングタブが立設された熱交換器用フィンを形成する熱交換器用フィンの製造金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のラジエター等に用いられる熱交換器には、短冊状の金属板に図7に示すカラー付き透孔が複数個形成された熱交換器用フィンが用いられている。かかるカラー付き透孔は、金属板100に穿設された熱交換チューブを挿通する楕円形の透孔102に、二枚のカラー104、104が透孔102の長軸に沿って立設されている。このカラー104、104は、透孔102に挿通される横断面形状が楕円形の熱交換チューブの側面に接触し、熱交換効率の向上を図るためのものである。
更に、カラー付き透孔の近傍には、ピコ(スペーシングタブ)106、106が立設されている。このピコ106、106は、複数枚の熱交換器用フィンを積層する際に、熱交換器用フィンの間に所定の間隙を確保するためのものであり、金属板100の所定箇所を切り起こして形成している。
このため、図7に示すカラー付き透孔が形成された熱交換器用フィンでは、熱交換器用フィンの間の間隙が変更された場合、ピコ106、106の高さを変更すべく、ピコ106、106を形成する製造金型に装着されたパンチ等の工作工具を変更する必要がある。
【0003】
この様に、製造金型に装着されたパンチ等の工作工具の変更は極めて困難であり、熱交換器用フィンの製造効率を低下する原因の一つなるため、最近、図8に示すスペーシングタブ10、10が、カラー付き透孔の近傍に形成した熱交換器用フィンが試みられている。
このスペーシングタブ10、10は、金属板100の所定箇所に突き破り加工(以下、ランス加工と称することがある)を施して形成したものである。かかるスペーシングタブ10、10は、図10に示す様に、その先端を曲折することによって、高さを調整している。このため、先端が曲折されたスペーシングタブ10、10、・・が形成された熱交換器用フィン12、12、・・・は、図10に示す様に、高さが調整されたスペーシングタブ10、10、・・によって確保された所定の間隔を介して積層される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図9に示すスペーシングタブ10によれば、熱交換器用フィン12の間隙が変更されても、スペーシングタブ10の先端部の曲折量を調整することによって高さ調整か可能である。このため、スペーシングタブ10を形成する製造金型に装着されたパンチ等の工作工具を変更することを要しない。
しかし、図9に示すスペーシングタブ10の形成は、通常、ランス加工によってスペーシングタブ10を金属板100に立設した後、スペーシングタブ10の先端を曲折する曲折加工を施している。この様に、二工程でスペーシングタブ10を形成するため、熱交換器用フィンの製造金型が大型化し易い。
そこで、本発明の課題は、一工程で所定高さのスペーシングタブを形成し得る熱交換器用フィンの製造金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題を解決すべく検討を重ねた結果、スペーシングタブを形成するパンチとダイ穴とを設けた一対の金型を用い、ポンチが挿入されてスペーシングタブを形成するダイ穴内において、形成されたスペーシングタブの先端部を曲折できれば、一工程で所定高さのスペーシングタブを形成し得ることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、熱交換チューブを挿通する透孔が形成された熱交換器用フィンの複数枚をスペーシングタブによって所定の間隙を介して積層し得るように、前記スペーシングタブが立設された熱交換器用フィンを形成する熱交換器用フィンの製造金型において、該製造金型を構成する、金型の一方が他方の金型に対して接離動自在に設けられた一対の金型には、前記熱交換器用フィン又は熱交換器用フィン形成用の金属帯状体の所定箇所を突き破ってスペーシングタブを形成するパンチとダイ穴とが設けられ、且つ前記一対の金型が型閉じされ、前記パンチがダイ穴に挿入されてスペーシングタブが形成された際に、形成されたスペーシングタブの先端部を曲折して所定高さとする高さ調整手段が、前記スペーシングタブの先端と一端面が当接して曲折するレベルピンであって、前記レベルピンの一端面がダイ穴内にポンチが進入して形成されたスペーシングタブの先端と当接し得るように、前記ダイ穴内に一端部が挿入された状態でレベルピンが金型内に装着されていることを特徴とする熱交換器用フィンの製造金型にある。
【0006】
かかる本発明において、スペーシングタブの先端と当接する高さ調整手段の当接端の位置を調整する調整部材を金型内に設けることによって、スペーシングタブの高さが異なる熱換器用フィンを容易に形成することができる。
また、一対の金型を型開きしたとき、高さ調整手段の当接端を金型の当接面から突出しスペーシングタブをダイ穴外に押し出すように、前記高さ調整手段を押圧する押圧手段を金型内に設けることにより、スペーシングタブが形成された熱交換器用フィンを次工程に容易に送り出すことができる。
更に、レベルピンには、一対の金型を型閉じしたとき、ポンチの先端部が挿入される凹部を形成し、前記レベルピンの凹部内にポンチの先端部を挿入したとき、形成したスペーシングタブを引き起こす傾斜面を前記ポンチに形成することによって、スペーシングタブ を金属板に立設できる。
【0007】
本発明の製造金型によれば、一対の金型を型閉じした際に、ダイとパンチとによって熱交換器用フィン又は熱交換器用フィン形成用の金属帯状体の所定箇所を突き破ってスペーシングタブを形成すると共に、金型に設けられた高さ調整手段により、形成したスペーシングタブの先端部を曲折してスペーシングタブを所定高さとすることができる。このため、熱交換器用フィン又は熱交換器用フィン形成用の金属帯状体に先端部が曲折されて所定高さのスペーシングタブを一工程で形成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図面によって本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る製造金型の一例を示す部分断面図である。図1に示す製造金型は、上型20と下型40とから構成される一対の金型であって、上型20が下型に対して接離動自在に設けられている。
かかる上型20は、上型ダイセット21に設けられたダイホルダー22にダイ型23が装着されている。このダイ型23に形成されたダイ穴24に一端部が挿入されたレベルピン25は、付勢部材としてのバネ26によってテーパジブ27の方向に付勢されているため、レベルピン25の他端面がテーパジブ27に当接している。このテーパジブ27は、図面に垂直方向に形成された傾斜面が互いに摺接する傾斜板28、29から成り、傾斜板28、29の平坦面が上型ダイセット21又はレベルピン25の他端面と当接する。
このため、傾斜板27、28の一方を、図面に対して垂直方向に移動することによって、レベルピン25の一端面のダイ穴24における位置を変更することができる。
【0009】
この上型20と対となって用いられる下型30には、下型ダイセット31上に設けられたパンチホルダー32にパンチ33が立設されており、その先端部は、ストリッパー34に形成された孔35に進入している。かかるストリッパー34は、下型ダイセット31に設けられた付勢部材としてのバネ36によって、下型ダイセット31上に設けられたストリッパーガイド37に沿って上型20の方向に付勢されていると共に、その上限位置がストリッパーガイド37によって規制されている。
この様な、下型30に設けられたパンチ33は、図2(a)(b)に示す様に、先端が尖って平たがね状の先端部33aがパンチ本体部33bよりも幅狭に形成され、かかる先端部33aとパンチ本体部33bとは、先端部33aの後端部からパンチ本体部33bの上端部方向に傾斜する傾斜面が形成された傾斜部33cを介して一体に形成されている。
また、上型20の設けられたダイ型23に形成されたダイ穴24内に挿入されたレベルピン25の一端部には、図2(a)(b)に示す様に、上型20と下型30とが型閉じされたとき、パンチ33の先端部33aが挿入されるU字状の凹部25aが設けられており、凹部25aの周縁端面がダイ穴24内で形成されたスペーシングタブ10の先端と当接する当接面である。
【0010】
図1は、一対の金型を構成する上型20と下型30とが型開きの状態にあり、下型30のストリッパー34上に金属板100を載置した後、上型20を下型30の方向に降下させて型閉じすることによって、金属板100にスペーシングタブ10を形成できる。
この型閉じの際に、上型20が降下してストリッパー34に当接したダイ型23は、バネ36の付勢力に抗しつつ降下してストリッパー34を押圧する。このため、パンチ33の先端部33aは、図2(a)に示す様に、ストリッパー34の上面から突出して、ダイ穴24に挿入されているレベルピン25の一端部に形成されたU字状の凹部25a内に挿入される。
かかるパンチ33の先端部33aによって、ストリッパー34上に載置されていた金属板100に対してランス加工が施され、金属板100の所定箇所にスペーシングタブ10が形成される。このランス加工の際に、スペーシングタブ10は、パンチ33を形成する傾斜部33cの傾斜面に沿って引き起こされるため、断面形状が「く」の字状となる。
更に、上型20が降下してダイ型23がストリッパー34を押圧し、パンチ33の先端部33aが、ダイ穴24内に更に挿入されると、パンチ33の傾斜部33cの傾斜面に沿って引き起こされたスペーシングタブ10の先端は、図2(b)に示す様に、レベルピン25の一端面に当接する。
かかるレベルピン25の一端面がスペーシングタブ10の先端に当接した状態の上型20は、パンチ33によって引き起こされたスペーシングタブ10の先端をレベルピン25の一端面で曲折しつつ下死点位置まで降下する。
【0011】
下死点位置まで降下した上型20は上昇に反転する。上型20が上昇を開始すると、上型20の上昇に伴ってストリッパー34も上昇し、上型20の上死点近傍では、ダイス穴24から抜き出されたパンチ33の先端部33aが、図1に示す様に、ストリッパー34に形成された孔35内に格納される。このため、ストリッパー34上に載置されてスペーシングタブ10が形成された金属板100は、次工程に移動することができる。
図1〜図2に示す製造金型においては、金属板100に形成するスペーシングタブ10の高さ変更は、テーパジブ27を構成する傾斜板28、29の一方を、図面に対して垂直方向に移動させ、レベルピン25の一端面のダイ穴24内における位置を変更することによって容易に対応できる。
【0012】
ところで、図1〜図2に示す製造金型では、常に、レベルピン25の一端面はダイ穴24内に位置するため、型開きの際に、ダイ穴24内で形成されたスペーシングタブ10をダイ穴24外に押し出す動作はしない。かかる動作をしなくても、通常は、形成されたスペーシングタブ10がダイ穴24の内壁面に密着することがないため、型開きされた際に、スペーシングタブ10がダイ穴24外に抜け出ることがことができる。
唯、型開きされた際に、形成されたスペーシングタブ10がダイ穴24内に挿入された状態となるおそれがある場合には、図3に示す製造金型を用いることが好ましい。
尚、図3に示す製造金型については、図1〜図2に示す製造金型と同一部品は、図1〜図2の番号と同一番号を付与して詳細な説明を省略した。
【0013】
図3の製造金型は、上型20と下型30とが型開きされたとき、レベルピン25の一端が上型20の当接面から突出し、形成したスペーシングタブ10をダイ穴24外に強制的に押し出すものである。
図3に示す製造金型においては、テーパジブ27とダイホルダー22との間には、間隙40を介してノックアウトプレート41が設けられている。このノックアウトプレート41は、付勢部材としてのバネ42によってダイホルダー22の方向に付勢されているため、上型20と下型30とが型開きされたとき、ノックアウトプレート41の一面は、レベルピン25の他端面と当接してレベルピン25の一端を上型20の当接面から突出している。
更に、ノックアウトプレート41は、ダイホルダー22に設けられ一端が上型20の当接面から突出する突き当てピン43の他端面にも当接している。
【0014】
一方、下型30には、上型20の突き当てピン43に対向する位置に、下型ダイセット31内に形成された凹部47内に設けられた付勢部材としてのバネ44よって、上型20の方向に付勢されたキラーピン46が設けられている。このキラーピン46の一端は、上型20と下型30とが型開きされたとき、ストリッパー34を貫通する貫通孔48内に位置する。
また、キラーピン46を付勢するバネ44の付勢力を、型開きされた際に、ノックアウトプレート41をテーパジブ2の方向に押し上げるべく、ノックアウトプレート41を下方に付勢するバネ42の付勢力よりも大きくなるように調整する。このバネ44の付勢力の調整は、凹部47の入口に螺着されたスクリューブラグ49によって行うことができる。
【0015】
図3に示す製造金型のストリッパー34上に、金属板100を載置して型閉じされる際には、上型20が下型30の方向に下降し、ダイ型23と当接したストリッパー34を降下させる。この際に、図4に示す様に、突き当てピン43の一端とキラーピン46の一端とが当接し、突き当てピン43の他端と当接するノックアウトプレート41を、上型20の降下に伴ってバネ42の付勢力に抗してテーパジブ27に当接するまで上方に突き上げる。このため、ノックアウトプレート41とダイホルダー22との間に空隙40が形成され、バネ26によりテーパジブ27の方向に付勢されているレベルピン25の一端部は、図5(a)に示す様に、ダイ穴24内に引き込まれる。
【0016】
この様に、レベルピン25の一端部が引き込まれたダイ穴24内に、下型30に設けられたパンチ33の先端部33aが挿入されると、パンチ33の傾斜部33cの傾斜面に沿って引き起こされたスペーシングタブ10の先端は、図5(a)に示す様に、レベルピン25の一端面に当接する。
かかるレベルピン25の一端面がスペーシングタブ10の先端に当接した状態の上型20は、パンチ33によって引き起こされたスペーシングタブ10の先端をレベルピン25の一端面で曲折しつつ下死点位置まで降下する。
次いで、下死点位置まで降下した上型20は上昇に反転する。上型20が上昇し上型20の上死点近傍では、図4に示す様に、突き当てピン43の一端とキラーピン46の一端との当接が解除されるため、ノックアウトプレート41はバネ42の付勢力によってレベルピン25を下方に押圧する。このため、図5(b)に示す様に、レベルピン25の一端面は上型20の当接面から突出し、金属板100に形成したスペーシングタブ10をダイ穴24外に強制的に押し出すことができ、スペーシングタブ10が形成された金属板100を次工程に確実に送り出すことができる。
【0017】
図3〜図5に示す製造金型においては、レベルピン25の一端面を上型20の当接面から突出する手段として、キラーピン46と突き当てピン43とを使用したが、図6に示す様に、上型20にエアシリンダ50を設けノックアウトプレート41の上下動をさせてもよい。図6に示す製造金型については、図1〜図5に示す製造金型と同一部品は、図1〜図5の番号と同一番号を付与して詳細な説明を省略した。
かかる図6の製造金型は、ノックアウトプレート41にシリンダ51にピストン部(図示せず)が設けられたロッド52の一端が連結されている。このため、ロッド52を伸縮することによって、レベルピン25の一端面を、上型20の当接面から突出させたり、或いはダイ穴24内に引き込むことができる。
従って、上型20と下型30とが型開きされる際には、ロッド52を伸ばしてノックアウトプレート41を下方に押圧し、レベルピン25の一端を上型20の当接面から突出させることができ、上型20と下型30とが型閉じされる際には、ロッド52を短縮してノックアウトプレート41を上方に引き上げ、レベルピン25の一端をダイ穴24内に引き込むことができる。
尚、図6には、エアシリンダ50を用いているが、油圧シリンダを用いてもよいことは勿論のことである。
【0018】
【発明の効果】
本発明の製造金型によれば、一工程で所定高さのスペーシングタブを形成し得るため、熱交換器用フィンの製造金型の小型化を図ることができ、熱交換器用フィンの製造工場の省スペース等に貢献することができる。また、所定高さのスペーシングタブが形成された自動車のラジエター等に用いられる熱交換器用フィンを効率的に製造することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る製造金型の一例を示す部分断面図である。
【図2】 図1に示す製造金型を用いてスペーシングタブを形成する工程を説明するための説明図である。
【図3】 本発明に係る製造金型の他の例を示す部分断面図である。
【図4】 図3に示す製造金型が型閉じしたときの状態を説明するための部分断面図である。
【図5】 図3に示す製造金型を用いてスペーシングタブを形成する工程を説明するための説明図である。
【図6】 本発明に係る製造金型の他の例を示す部分断面図である。
【図7】 従来の熱交換器用フィンを説明するための斜視図である。
【図8】 改良された熱交換器用フィンを説明するための斜視図である。
【図9】 図8に示す熱交換器用フィンに形成されたスペーシングタブの構造を説明する断面図である。
【図10】 図8に示す熱交換器用フィンを積層した状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 スペーシングタブ
12 熱交換器用フィン
20 上型
21 上型ダイセット
22 ダイホルダー
23 ダイ型
24 ダイ穴
25 レベルピン(高さ調整手段)
26、36、42、44 バネ(付勢部材)
27 テーパジブ(調整部材)
30 下型
32 パンチホルダー
33 ポンチ
34 ストリッパー
35 孔
37 ストリッパーガイド
40 間隙
41 ノックアウトプレート(押圧手段)
43 突き当てピン
46 キラーピン
47 凹部
48 貫通孔
49 スクリュープラグ
50 エアシリンダ
51 シリンダ
52 ロッド
Claims (4)
- 熱交換チューブを挿通する透孔が形成された熱交換器用フィンの複数枚をスペーシングタブによって所定の間隙を介して積層し得るように、前記スペーシングタブが立設された熱交換器用フィンを形成する熱交換器用フィンの製造金型において、
該製造金型を構成する、金型の一方が他方の金型に対して接離動自在に設けられた一対の金型には、前記熱交換器用フィン又は熱交換器用フィン形成用の金属板の所定箇所を突き破ってスペーシングタブを形成するパンチとダイ穴とが設けられ、
且つ前記一対の金型が型閉じされ、前記パンチの先端部がダイ穴に挿入されてスペーシングタブが形成された際に、形成されたスペーシングタブの先端部を曲折して所定高さとする高さ調整手段が、前記スペーシングタブの先端と一端面が当接して曲折するレベルピンであって、前記レベルピンの一端面がダイ穴内にポンチが進入して形成されたスペーシングタブの先端と当接し得るように、前記ダイ穴内に一端部が挿入された状態でレベルピンが金型内に装着されていることを特徴とする熱交換器用フィンの製造金型。 - スペーシングタブの先端と当接する高さ調整手段の当接端の位置を調整する調整部材が金型内に設けられている請求項1記載の熱交換器用フィンの製造金型。
- 一対の金型が型開きされたとき、高さ調整手段の当接端が金型の当接面から突出してスペーシングタブをダイ穴外に押し出すように、前記高さ調整手段を押圧する押圧手段が金型内に設けられている請求項1又は請求項2記載の熱交換器用フィンの製造金型。
- レベルピンには、一対の金型が型閉じされたとき、ポンチの先端部が挿入される凹部が形成され、
前記レベルピンの凹部内にポンチの先端部が挿入されたとき、形成したスペーシングタブを引き起こす傾斜面が前記ポンチに形成されている請求項1〜3のいずれか一項記載の熱交換器用フィンの製造金型。
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