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JP3788568B2 - サーボプレスの下死点探査装置 - Google Patents

サーボプレスの下死点探査装置 Download PDF

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JP3788568B2
JP3788568B2 JP2000061413A JP2000061413A JP3788568B2 JP 3788568 B2 JP3788568 B2 JP 3788568B2 JP 2000061413 A JP2000061413 A JP 2000061413A JP 2000061413 A JP2000061413 A JP 2000061413A JP 3788568 B2 JP3788568 B2 JP 3788568B2
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小山田裕彦
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/18Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by screw means
    • B30B1/186Control arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、サーボプレスの下死点探査装置に関するものである。サーボプレスは、サーボモータを駆動源とし、ねじ機構でラム(スライドに相当する)を昇降させるプレス機械を意味する。下死点探査装置は、ラムの実際の下死点位置を出来るだけ正確にする目的で、ラムの実際の下死点位置を探し、当該下死点位置を許容値内に納める装置を意味する。
【0002】
【従来の技術】
プレス加工品の寸法精度を良好なものとするためには、下死点位置を正確なものにしなければならない。この課題を解決することを目的とした従来技術として、同出願人の特願2000―27655を挙げることができる。当該出願においては、ラムの位置を検出する手段として、サーボプレス本体のコラム部にラム位置検出器を設けると共に、金型部に下死点センサを設けている。即ち、前記下死点センサを用いて、サーボプレス本体や金型取付け部材の各種変形に影響されない位置で下死点を検出しようとしている。
【0003】
前記従来例においては、サーボプレス本体等の変形に影響されることなく下死点を検出できる。しかし、前記下死点センサが下死点を検出したのと同時にラムを上昇させることは、制御上の遅れが伴う関係で不可能である。即ち、検出された下死点と実際の下死点は一致しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明の課題は、上記の問題を解決するためになされたもので、実際の下死点が設定された下死点の許容値に収まるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願発明においては、下死点に至る手前から、ラムを一定量ずつ断続的に下降させて、下死点センサ11で下死点を確認した段階でラムを上昇させる構成とした。更に詳しく言えば、請求項1の発明は、ねじ機構を介してラムをサーボモータで駆動するスクリュープレスにおいて、前記ラムの位置を検出し、この信号で前記ラムの位置を制御するラム位置検出器9と、上下金型の相対位置を検出するための下死点センサ11を設け、設定された下死点に至る手前から一定ずつ断続的にラムを下降させ、断続的なラム3の下降の都度ラム3が下死点に到達したか否かを下死点センサ11でチェックし、前記下死点センサ11ラム3が下死点に到達したこと検出した後に、該下死点からラムを上昇させる構成とした。請求項2の発明は、請求1の構成に加えて、下死点センサ11によってラム3の下死点が検出される時点が、予め設定されたラム3の断続的な下降回数の終盤に集約する場合には、前記設定された下死点に至る手前からのラム3の断続下降開始位置を変更し、下死点に至るまでの断続的なラム3の下降を減少させる構成とした。
【0006】
【発明の実施の形態】
図2において、サーボプレス本体1のフレーム2にサーボモータ5が固定され、サーボモータ5の出力軸にプーリが固定されている。他方、フレーム2にねじ棒4が回転自在に設けられ、ねじ棒4の上端部にプーリが固定されている。上記両プーリにベルトが掛けられ、サーボモータ5の回転力はねじ棒4に伝達される。即ち、サーボモータ5が回転すればそれに伴ってねじ棒4も回転する。
【0007】
前記フレーム2にラム3が昇降自在に設けられていて、前記ねじ棒4の下端部は、ラム3のナット部にねじ込まれている。ねじ棒4が正逆転するとラム3が昇降する。ねじ棒4とラム3のナット部でねじ機構が構成されている。ラム3の下面に上型10が固定され、これに対向してフレーム2のベッド上面又はフレーム2に固定されたボルスタ(図示せず)上面に下型12が固定されている。上型10と下型12との間に供給された素材は、ラム3の昇降運動に伴ってプレス加工される。
【0008】
フレーム2にラム位置検出器9が設けられ、下型12に下死点センサ11が設けられている。ラム位置検出器9は検出単位0.5ミクロンメータ程度のリニアスケールが使用され、下死点センサ11には前記リニアスケールより高精度である検出単位0.1ミクロンメータ程度の渦電流センサ等が採用される。
【0009】
この場合、ラム位置検出器9はラム3の高さ方向の位置を検出し、下死点センサ11は上下型の相対位置を検出するものであるから、これらの取付け位置は上記の実施例にこだわることはない。
【0010】
ラム位置検出器9は、下死点センサ11に比較して長いため、下死点センサ11と同様の高精度のものを使用することは実用的でない。他方、下死点センサ11は設置スペースの関係で長大な物は不適当であり、そのためラム3の昇降全ストロークに亙り、ラム3の位置を検出することは不可能である。そこで、ラム位置検出器9でラム3の昇降全ストロークに亙り、ラム3の位置を検出し、下死点センサ11でラム3の位置を下死点近傍のみで検出することになっている。
【0011】
図2において、ラム位置検出器9及び下死点センサ11の出力は電流検出器8の出力と共にNC制御装置6に送られ、NC制御装置6で演算され、NC制御装置6からの信号でサーボモータ5が制御される。
【0012】
図1において、横軸が時間、縦軸がラム3の高さ方向の位置を示している。図1では、ラム3がA、B、Q、R、P、Dを通る軌跡の例が示されている。A、Dは上死点を示し、Pは下死点を示している。ラム3は、上死点Aから下降し、予め設定されたBを通り、その後の制御によってQ、R、Pを通って上死点Dにもどる。
【0013】
本発明の場合、ラム3を設定された下死点に至る手前から一定の量ずつ断続的に下降させる。一定量ずつ下降させて、ラム3が下死点に到達したか否かを下死点センサ11で検出させる。即ち、図1において、ラム3がQに達した時点から一定量aで断続的に下降させる。ラム3がRに来た段階では下死点は検出されず、引き続き前記一定量aだけラム3を下降させる。このとき下死点Pが検出され、ラム3は上昇させられ、上死点Dに至る。図1のPは2目の下端で下死点が検出されているが、通常は前記一定量の間で検出されることになる。
【0014】
本実施例の場合、1ミクロンメータずつ2回目で下死点を探査している。下降回数は1から10の間で選択できる構造になっている。素材の状態などの要因に よって毎回のプレス加工が安定している場合には前記下降回数を小とし、バラツキがある場合には大とする必要がある。
【0015】
例えば、前記下降回数を10に設定し、毎回のプレス加工において、下死点センサ11によって下死点が検出される時点が前記下降回数の後方に集約する場合には、探査に要する時間を節約するために、その分の前記下降回数を減らすことが望まれる。
【0016】
いずれにしても、前述の如く、下死点を確認した後にラム3を上昇させるから、ラム3の実際の下死点が大きく変わることはない。上記の実施例においては、1ミクロンメータ以内に収まることが解る。
【0017】
【発明の効果】
本願発明によれば、ラムを一定量ずつ下降させ、その都度下死点をチェックし、下死点に到達した事を確認してからラム3を上昇させるので、下死点はその設定値から前記一定量以上狂うことはない。よって、高精度のプレス加工品を得ることができる。
以上
【図面の簡単な説明】
【図1】ラムの軌跡を示す説明図
【図2】全体の構成を示す説明図
【符号の説明】
1はサーボプレス本体、2はフレーム、3はラム、4はねじ棒、5はサーボモータ、6はNC制御装置、7は動力電流回路、8は電流検出器、9はラム位置検出器、10は上型、11は下死点センサ、12は下型である。

Claims (2)

  1. ねじ機構を介してラム(3)をサーボモータ(5)で駆動するスクリュープレスにおいて、前記ラム(3)の位置を検出し、この信号で前記ラム(3)の位置を制御するラム位置検出器(9)と、上下金型の相対位置を検出するための下死点センサ(11)を設け、設定された下死点に至る手前から一定量ずつ断続的にラム(3)を下降させ、断続的なラム(3)の下降の都度ラム(3)が下死点に到達したか否かを下死点センサ(11)でチェックし、前記下死点センサ(11)ラム(3)が下死点に到達したこと検出した後に、該下死点からラム(3)を上昇させる構成としたことを特徴とするサーボプレスの下死点探査装置。
  2. 下死点センサ(11)によってラム(3)の下死点が検出される時点が、予め設定されたラム(3)の断続的な下降回数の終盤に集約する場合には、前記設定された下死点に至る手前からのラム(3)の断続下降開始位置を変更し、下死点に至るまでの断続的なラム(3)の下降回数を減少させる構成としたことを特徴とする請求項1記載のサーボプレスの下死点探査装置。
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