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JP3786930B2 - 扉開閉装置 - Google Patents

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JP3786930B2
JP3786930B2 JP2003139691A JP2003139691A JP3786930B2 JP 3786930 B2 JP3786930 B2 JP 3786930B2 JP 2003139691 A JP2003139691 A JP 2003139691A JP 2003139691 A JP2003139691 A JP 2003139691A JP 3786930 B2 JP3786930 B2 JP 3786930B2
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毅 浅野
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株式会社ムラコシ精工
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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、家具や建具等に設けられる扉体を開閉するための扉開閉装置に関し、特に、美的外観が損なわれることを防止するために設けられる化粧カバーに特徴を有する扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から扉開閉装置には、美的外観が損なわれることを防止するために化粧カバーが設けられている。かかる化粧カバーは、固定ねじなどを用いて着脱されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。このような化粧カバーを、特許文献1に開示された扉開閉装置100の化粧カバー101で説明する(図8,9)。
この扉開閉装置100は、固定枠体102に固定されるケース体103と、ケース体103の収容凹部103a内で前後方向(図8中、A1,B1方向)に移動可能な調整プレート104と、調整プレート104と共に移動可能で、且つ、調整プレート104(及びケース体103)に対し左右方向(図8中、C1,D1方向)に移動可能な一方の取付プレート105と、その中空筒状体106aが取付プレート105の中空筒状体105aに回転中心軸107を介して連設され、その取付板部106bが扉体108に固定される他方の取付プレート106とで構成され、更に、この扉開閉装置100には、ケース体103に取り付けられる、上述した薄板状の化粧カバー101が設けられており、かかる化粧カバー101には、当該化粧カバー101をケース体103に固定ねじ109で取り付けるための当該固定ねじ109の挿通孔101aが設けられ、また、上記前後方向に移動可能にするカム体110や上記左右方向に移動可能にする調整ボルト111などを、化粧カバー101を取り外すことなく回動操作できるようにするために、略コ字形状に切り欠かれた切欠凹部101bが設けられている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−158595号公報(第3〜6頁、図1,2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記化粧カバーは、固定枠体及び扉体の上方位置と下方位置に所定間隔を空けてそれぞれ設けられる扉開閉装置に取り付けられ、かかる取り付けは上述の例のように固定ねじで行なわれるために手間を要し煩雑さが生ずる(当然のことながら、取り外しに際しても手間を要し煩雑さが生ずる)。これに加え、上記化粧カバーでは、固定ねじの頭部が被覆されないために、美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全には達成されない。更に、化粧カバーを取り外すことなくカム体や調整ボルトの回動操作ができるように当該化粧カバーに切欠凹部を設けている点からしても、美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全には達成されない。しかるに、美的外観が損なわれれないように化粧カバーに切欠凹部を設けないようにすることも可能であるが、この場合には、上記回動操作をするに際していちいち化粧カバーを取り外さなければならないため煩雑さが増し、取り外しているうちに当該化粧カバーを紛失するようなことになっては好ましくないし、これまで通り化粧カバーの取り付けを固定ねじで行う限り、依然として美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全には達成されない。
【0005】
本発明の目的は、化粧カバーの着脱に手間を要せず、また、化粧カバーを装着したまま所定の位置調整が行え、更には、化粧カバーの装着によって美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全に達成され得る扉開閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る扉開閉装置は、固定枠体に配設される第1ヒンジ部材と、扉体に配設される第2ヒンジ部材とが、軸棒を介して連設され、第1ヒンジ部材及び第2ヒンジ部材のうちの、少なくとも固定枠体に対する扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整を行う方には、第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材の所定部位、即ち、美的外観が損なわれる部位を覆うように化粧カバーが着脱容易に取り付けられ、かかる化粧カバーは、固定枠体に対する扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整に際しては、第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材から取り外されることなく回動可能に設けられて当該第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材に対する相対位置が変えられるようにして、例えば図1に示すカム体10や調整ボルト9に対する回動操作を可能にし、固定枠体に対する扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整を行えるようにしたものである。
【0007】
尚、美的外観が損なわれるが、化粧カバーに従来のような切欠凹部を設けてカム体や調整ボルトを回動操作できるようにしてもよいことはもちろんである。
【0008】
本発明の請求項に係る扉開閉装置は、固定枠体に配設される第1ヒンジ部材と、扉体に配設される第2ヒンジ部材とが、軸棒を介して連設され、前記第1ヒンジ部材及び第2ヒンジ部材のうちの、少なくとも前記固定枠体に対する前記扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整を行う方には、前記第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材の所定部位、即ち、美的外観が損なわれる部位を覆うように前記第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材の化粧カバーが当該第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材の固定板に着脱容易に取り付けられ、該化粧カバーは、前記位置調整に際しては、前記固定板から取り外されることなく当該固定板に摺動可能に設けられて当該固定板に対する相対位置が変えられるようにして、例えば図6に示すカム体10や調整ボルト9に対する回動操作を可能にし、固定枠体に対する扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整を行えるようにしたものである。
【0009】
本発明の請求項に係る扉開閉装置において、上記化粧カバーは、その裏面若しくは表面に上記位置調整、即ち、固定枠体に対する扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整に有用な図柄マークが刻印若しくは貼付され、又はその裏面若しくは表面に前記位置調整等に有用な取扱い説明書の収容部が設けられているもので、位置調整等に際しての利便性を向上させることができる。
尚、上記位置調整等には、例えば扉体の吊り込み方法や扉体の取り外し方法など扉開閉装置に関する取扱いを含む。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態に係る扉開閉装置を図1〜4を参照して説明する。ところで、本扉開閉装置は、家具や建具などに設けられる扉体を開閉するために、家具等の固定枠体に配設される第1ヒンジ部材と、扉体に配設される第2ヒンジ部材とが軸棒を介して連設される構造のものであり、これら固定枠体及び扉体の上方位置と下方位置に所定間隔を空けてそれぞれ取り付けられる装置である。そして、本扉開閉装置では、第2ヒンジ部材側で固定枠体に対する扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整を行うようにしているために、第2ヒンジ部材側に設けられる化粧カバーについて説明するが、後述するように、このような化粧カバーと同様な化粧カバーを、上記位置調整が行われない第1ヒンジ部材側にも設けるようにしてもよいことはもちろんである。
【0011】
本扉開閉装置1は、上述のように、固定枠体(図示せず)に配設される第1ヒンジ部材3と、扉体2に配設される第2ヒンジ部材4とで構成され、第1ヒンジ部材3と第2ヒンジ部材4の下記羽根板6とが、これらの下記軸受支持体3b及び中空筒状部6bに挿入される軸棒7を介して連設されて固定枠体に対する扉体2の開閉を自在に行わせるものである。
【0012】
まず、本扉開閉装置1の構成を図1を参照して説明する。
本扉開閉装置1の第2ヒンジ部材4は、固定板5、上記羽根板6及び化粧カバー8で構成され、このうち固定板5は、略長方形状の底板5aとこの底板5aの、図1中の矢印A方向に漸増するように形成された傾斜面をなす片面(後述する扉体2の凹溝2aの底面に接触する面とは反対の面)側で、且つ、当該面側の両端部にそれぞれ立設されたフランジ5b,5cとで構成されている。これらフランジ5b,5cは、外観上同一の略矩形状体をなし、これら略矩形状体の対向面側に沿う態様で当該略矩形状体の側端面から同じ向きに鍔5d,5eが突設され、かかる鍔5d,5eには、両鍔5d,5eの対向面とは反対側面に略U字状の切欠き溝5d,5e(但し、溝5eは図示されていない)が設けられている。また、これらフランジ5b,5cには、略矩形状体の中央部に後述する化粧カバー8の突出ピン14,15の挿入孔5b,5cがそれぞれ設けられ、挿入孔5bを点対称にして段付き通孔5b,5bが、また、挿入孔5cを点対称にして段付き通孔5c,5cが設けられるとともに、フランジ5b,5c間の中心線を対称にして段付き通孔5b,5cが、同様にして段付き通孔5b,5cがそれぞれ設けられている。これら通孔5b,5b及び通孔5c,5cには、止めネジ(図示せず)が当該通孔5b等に埋め込まれる態様で配設され、これにより、固定板5が扉体2の側端面に設けられたスリツト2aの凹溝2aに埋め込まれる態様にして固着される。
【0013】
ところで、本実施の形態に係る底板5aの略中央部には、当該底板5aの傾斜方向に沿って角状溝5a及びC状溝5aが設けられている。このうち角状溝5aのところには調整ネジ9が配設され、この調整ネジ9は、当該角状溝5aの通孔を挿通して、底板5aに一体として成形されたブッシュ9aのネジ穴(図示せず)に螺合されるとともに、当該調整ネジ9の頭部に設けられたフランジが羽根板6の下記U字状溝6aの辺縁を支持する態様に配設され(図2参照)、かかる調整ネジ9を進退させ固定板5に対し羽根板6を左右方向(図1中の矢印C,D方向)に揺動させることにより、固定枠体に対する扉体2の左右方向の調整を行うものである。また、C状溝5aのところには調整カム10が配設され、この調整カム10は、そのカム体部が当該C状溝5aに配設されるとともに、その軸部が羽根板6の下記縦長円孔6aに挿入され(図2参照)、かかる調整カム10を回動させ固定板5に対し羽根板6を前後方向(図1中の矢印A,B方向)に移動させることにより、固定枠体に対する扉体2の前後方向の調整を行うものである。
【0014】
また、底板5aのC状溝5aの両側にはネジ孔5a,5aが設けられたブッシュ11a,11bが底板5aに一体に成形されている。これらブッシュ11a,11bのネジ孔5a,5aは、羽根板6の下記横長円孔6a,6aを挿通する固定ネジ11a,11bを螺着させるものであり、これにより羽根板6が固定板5に固定される。
尚、扉体2の凹溝2aに設けられた矩形状の通穴は、上記ブッシュ9aやブッシュ11a,11bなどとの干渉防止のための逃げ穴である。
【0015】
上記羽根板6は、矩形状の薄板部6aとこの薄板部6aの一方端に形成された上記中空筒状部6bからなり、薄板部6aには、固定板5の角状溝5a及びC状溝5aに対応して、その他方端に上記U字状溝6aが、また、略中央に上記縦長円孔6aが設けられ、更に、固定板5のネジ孔5a,5aに対応して、縦長円孔6aの両側に上記横長円孔6a,6aが設けられている。一方、中空筒状部6bには、鍔付きの軸棒7が挿入され、かかる軸棒7が当該中空筒状部6b内に配設されたスプリング(図示せず)によって付勢され(同図では、スプリングの付勢力に抗して押し下げられている状態で示されている)、軸棒7の鍔が中空筒状部6bの端縁に係止される。
【0016】
そして、本扉開閉装置1の化粧カバー8は、上記固定板5とほぼ等しい長方形状をなす薄板部材8aと、この薄板部材8aの裏面8aで、且つ、この薄板部材8aの長辺の一方端縁に、当該薄板部材8aの両端から所定位置のところにそれぞれ立設され当該所定位置のところで外側にそれぞれ折曲された薄板部材8b,8cと、この薄板部材8aの裏面8aで、且つ、この薄板部材8aの長辺の他方端縁に沿って立設された細長の薄板部材8dとで構成され、薄板部材8b,8cの各折曲部には、その対向する面側に短小の円筒状軸12,13が突設されている。そして、かかる軸12,13を、上記固定板5の鍔5d,5eに設けられた切欠き溝5d,5eに緩嵌させれば、化粧カバー8が固定板5に簡単に取り付けられ、化粧カバー8を固定板5に対し回動自在に設けることができる(図2参照)。また、化粧カバー8を取り外す場合には、化粧カバー8を開成状態にして当該化粧カバー8の軸12,13を切欠き溝5d,5eから離脱させればよく、したがって、化粧カバー8の着脱に手間を要しない。
【0017】
また、薄板部材8aの裏面8aには、上記位置調整、即ち、固定枠体に対する扉体2の前後方向及び左右方向の位置調整に有用な図柄マーク及び当該図柄マークの部材名の刻印Pが、調整ネジ9、調整カム10、及び固定ネジ11a,11bの配置位置に対応して設けられている。更に、この裏面8aには、当該薄板部材8aの両端近傍に、化粧カバー8が固定板5を覆う方向に回転されたときに当該固定板5の挿入孔5b,5cに挿入される上記突出ピン14,15がそれぞれ設けられている。
ところで、図1中に特記された付図に示すように、薄板部材8aの裏面8aに上述のような刻印Pを設ける代わりに、上記位置調整等に有用な取扱い説明書Qの収容部を設けるべく当該裏面8aの適宜位置にホルダ16,17をそれぞれ設けるようにしてもよく、このようにすると、説明書Qには、上記位置調整に関する事項に限らず、例えば扉体の吊り込み方法や扉体の取り外し方法など扉開閉装置に関する取扱い事項を加えることができ、利便性を更に向上させることができる。
【0018】
上記羽根板6に連設される第1ヒンジ部材3は、矩形状の薄板部3aと、この薄板部3aの長辺側の一方辺で、且つ、当該長辺側の端縁から略中央部に至るところに形成された上記軸受支持体3bとからなり、この軸受支持体3bに軸棒7が挿入されることにより、この軸棒7を介して第1ヒンジ部材3と羽根板6とが連設される。即ち、第1ヒンジ部材3と第2ヒンジ部材4とが軸棒7を介して連設される。尚、薄板部3aに設けられた通孔3a〜3aは、第1ヒンジ部材3を固定枠体に取り付けるための止めネジ(図示せず)の挿通孔であり、また、3cは、軸受支持体3bと中空筒状部6b間の被覆キャップである。
【0019】
本扉開閉装置1の化粧カバー8に対する操作について図3,4を参照して説明する。
固定枠体に対する扉体2の前後方向及び/又は左右方向の位置調整に際しては、固定板5に対する化粧カバー8の着脱が上述のように容易であるから化粧カバー8を固定板5から取り外しておいてもよいが、化粧カバー8を取り外さずに装着したまま回転して、図3のように固定板5に対し開成した状態(第2ヒンジ部材に対する相対位置を変える状態)にする。しかる後、化粧カバー8の裏面8aに刻印されている図柄マーク等を確認しつつ調整ネジ9や調整カム10等を操作することができる。
そして、このような位置調整が完了し終えたら、化粧カバー8を反転して図4のように固定板5に対し閉成した状態にする。化粧カバー8が閉成状態にあるときは、固定板5及び羽根板6の薄板部6a(第2ヒンジ部材の所定部位)を覆うため、即ち、美的外観が損なわれる部位を覆うために、化粧カバー8の装着によって美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全に達成することができる。
ところで、本実施の形態では、化粧カバー8の回転軸としての円筒状軸12,13が軸棒7側に設けられているため、化粧カバー8を閉め忘れた場合であっても、扉体2が閉まる方向に回転したときに化粧カバー8も閉じる方向にあり、化粧カバー8の破損を防げる。
【0020】
次に、本発明の第2の実施の形態に係る扉開閉装置を図5を参照して説明する。但し、図5において、図1〜4の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。尚、図5においては、例えばC状溝5a等が省略されて描かれている。
本扉開閉装置20が上記扉開閉装置1と異なるところは、上記化粧カバー8に代えて化粧カバー21とし、これに伴い上記固定板5の代わりに固定板22とした点であるが、本扉開閉装置20においても扉開閉装置1に準じて、化粧カバー21が固定板22に対し回動可能に設けられている。
【0021】
まず、固定板22は、そのフランジ22a,22bが上記固定板5のフランジ5b,5cと一部形状を異にしている。即ち、フランジ22a,22bは、図5に示すように、フランジ5b,5cの、鍔5b,5cが突設された側端面とは反対側の側端面に相当する側端面22a,22bに略矩形状の切欠き溝23,24がそれぞれ設けられ、かかる切欠き溝23,24は、切欠き溝23の底面23aが、フランジ22aの上面22a、側面22aに連接し、また、切欠き溝24の底面24aが、フランジ22bの上面22b、側面22bに連接するように設けられている。そして、切欠き溝23,24の底面23a,24aには、それらの中心より固定板22の底板5a寄りに軸孔23b,24bがそれぞれ設けられている。また、固定板22の側端面22a,22bとは反対側の側端面には、固定板5の鍔5d,5eに相当するものは設けられておらず、上面22a、側面22aから延出する態様で角状の鍔22aが、また、上面22b、側面22bから延出する態様で角状の鍔22bがそれぞれ突設されている。
尚、フランジ22a,22bでは、フランジ5b,5cにあるような挿入孔5b,5cは設けられておらず、また、フランジ22a,22bの段付き通孔5b,5cとフランジ5b,5cのそれとは通孔位置が異なっている。
【0022】
そして、本扉開閉装置20の化粧カバー21は、上記固定板22とほぼ等しい長方形状をなす薄板部材21aと、この薄板部材21aの裏面で、且つ、この薄板部材21aの長辺の一方端縁に沿って立設された細長の薄板部材21bと、この薄板部材21aの裏面で、且つ、この薄板部材21aの長辺の他方端縁に、当該薄板部材21aの両端から所定位置のところにそれぞれ立設された薄板部材21c,21dとで構成され、このうちの薄板部材21bの端面21bの所定位置には適宜な間隔を隔てて、上記固定板22の切欠き溝23,24に嵌入される略矩形状の突片25,26が立設され、これら略矩形状面の略中央には上記切欠き溝23,24の軸孔23b,24bに嵌挿される円筒状軸25a,26aが当該化粧カバー21の内側方向を向いて立設されている。また、薄板部材21c,21dの互いに向き合う端面には、フック状に成形された引掛部21c,21dが設けられている。
【0023】
ところで、本化粧カバー21は、樹脂製部材で一体に成形されているものであり、更に、突片25,26と薄板部材21bとの間の一部分は、他の部分より厚みを薄くし、薄肉ヒンジ部としている。したがって、突片25,26は、薄板部材21bに対しある程度折曲又は回転可能であり、所謂可撓性を有する。このため、上記軸25a,26aを、上記固定板22の切欠き溝23,24に設けられた軸孔23b,24bに嵌挿させれば、化粧カバー21が固定板22に簡単に取り付けられ、化粧カバー21を固定板22に対し回動可能に設けることができる。また、化粧カバー21を取り外す場合には、図5中の矢印で示す方向に回転してから軸25a,26aを軸孔23b,24bから離脱させればよく、したがって、化粧カバー21の着脱に手間を要しない。
【0024】
また、薄板部材21aの裏面には、化粧カバー8と同様に、上記位置調整、即ち、固定枠体に対する扉体2の前後方向及び左右方向の位置調整に有用な図柄マーク及び当該図柄マークの部材名が、調整ネジ9、調整カム10、及び固定ネジ11a,11bの配置位置に対応させて刻印されていることはもちろんである。尚、薄板部材21aの裏面には、薄板部材8aの裏面8aにあるような突出ピン14,15は設けられていない。
【0025】
本扉開閉装置20の化粧カバー21に対する操作について説明する。
本扉開閉装置20においても、上述と同様の位置調整に際しては、固定板22に対する化粧カバー21の着脱が容易であるから化粧カバー21を固定板22から取り外しておいてもよいが、化粧カバー21を取り外さずに図5中の矢印で示す方向に回転して固定板22に対し同図中の二点鎖線で示すような開成した状態(第2ヒンジ部材に対する相対位置を変える状態)にする。しかる後、化粧カバー21の裏面に刻印されている図柄マーク等を確認しつつ調整ネジ9や調整カム10等(図5では省略されている)を操作することができる。
そして、このような位置調整が完了し終えたら、化粧カバー21を図5中の矢印で示す方向とは反対方向に回転して固定板22に対し閉成した状態にするとともに、当該化粧カバー21の引掛部21c,21dを固定板22の鍔22a,22bに係止する。化粧カバー21が閉成状態にあるときは、固定板22及び羽根板6の薄板部6a(第2ヒンジ部材の所定部位)を覆うため、即ち、美的外観が損なわれる部位を覆うために、化粧カバー21の装着によって美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全に達成することができる。
【0026】
ところで、本第2の実施の形態を変形し、上記化粧カバー21と固定板22とを樹脂製部材にて一体で成形してもよい。この場合には、化粧カバー21と固定板22との間の一部分は、他の部分より厚みを薄くし、薄肉ヒンジ部とすればよい。
【0027】
次に、本発明の第3の実施の形態に係る扉開閉装置を図6を参照して説明する。但し、図6において、図1〜5の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。尚、図6においては、例えばC状溝5a等が省略されて描かれている。
本扉開閉装置30が上記扉開閉装置1と異なるところは、上記化粧カバー8に代えて化粧カバー31とし、これに伴い上記固定板5の代わりに固定板32とした点であるが、本扉開閉装置30においては扉開閉装置1と異なり、化粧カバー31が固定板32に対し摺動可能に設けられている。
【0028】
まず、固定板32は、そのフランジ32a,32bが上記固定板5のフランジ5b,5cと一部形状を異にしている。即ち、フランジ32a,32bは、図6に示すように、両フランジ32a,32bの対面する側に、フランジ32aには当該フランジ32aの一方側面32aから他方側面32aまでには達しない所定位置のところに縦長孔33aと横孔33bとで構成される断面T字形状のスリット33が、そして、上記所定位置から他方側面32aに至るところに上記スリット33に連通する態様で上記横孔33bで構成されるスリット37が設けられ、また、フランジ32bには、当該フランジ32bの側面32bから他方側面32bまでには達しない所定位置のところに縦長孔34aと横孔34bとで構成される断面T字形状のスリット34が、そして、上記所定位置から他方側面32bに至るところに上記スリット34に連通する態様で上記横孔34bで構成されるスリット38が設けられ、これらスリット33,34及びスリット37,38の横孔33b,34bは、フランジ32a,32bの上面(底板5aとは反対側に位置する面)に開口されている。
尚、フランジ32a,32bにおいて、その段付き通孔5b,5cは、上記スリット33,34やスリット37,38が設けられているためにフランジ5b,5cに設けられている通孔位置とは異なっており、また、フランジ5b,5cにあるような挿入孔5b,5cは設けられていない。更に、フランジ32a,32bにおいては、フランジ5b,5cにあるような鍔5d,5eは設けられていない。
【0029】
そして、本扉開閉装置30の化粧カバー31は、上記固定板32とほぼ等しい長方形状をなす薄板部材31aと、この薄板部材31aの裏面(表面31aとは反対側の面)で、且つ、この薄板部材31aの長辺の一方端縁に沿って立設された細長の薄板部材31bとで構成され、このうちの薄板部材31aの所定位置、即ち、上記固定板32のスリット33,34及びスリット37,38に対応する位置に、薄板部材31aの一方端から他方端に達して薄板部材31bに垂直に当接する突条板35,36が立設され、この突条板35,36の先端(薄板部材31bに当接する側とは反対側の)で、且つ、当該突条板35の上面及び下面、並びに当該突条板36の上面及び下面にくさび状の突起35b,36bがそれぞれ設けられ、この突条板35,36の、突起35b,36bが設けられた断面中央部には、スリット35a,36aが設けられている。
このような構成に係る化粧カバー31にあっては、当該化粧カバー31の突条板35,36を、図6中の矢印方向から上記固定板32のスリット37,38を介してスリット33,34内にそれぞれ挿入していけば、化粧カバー31が固定板32に簡単に取り付けられ、突起35b,36bがスリット37,38に挿入される際に多少の抗力を受けるが、化粧カバー31を固定板32に対し摺動可能に設けることができる。また、化粧カバー31を取り外す場合には、当該化粧カバー31の突条板35,36をスリット33,34及びスリット37,38から離脱させればよく、したがって、化粧カバー31の着脱に手間を要しない。
【0030】
ところで、化粧カバー31においては、その薄板部材31aの表面31a側に、上記位置調整、即ち、固定枠体に対する扉体2の前後方向及び左右方向の位置調整に有用な図柄マーク及び当該図柄マークの部材名が、調整ネジ9、調整カム10、及び固定ネジ11a,11bの配置位置に対応させて刻印されている。
【0031】
本扉開閉装置30の化粧カバー31に対する操作について説明する。
本扉開閉装置30において、上述と同様の位置調整に際しては、固定板32に対する化粧カバー31の着脱が容易であるから化粧カバー31を固定板32から取り外しておいてもよいが、化粧カバー31を取り外さずに図6中の矢印方向とは反対方向に摺動させて、突起35b,36bがスリット37,38の内端壁(例えば図6の37a,38aで示されるところ)に当接する状態(第2ヒンジ部材に対する相対位置を変える状態)にする。しかる後、化粧カバー31の表面に刻印されている図柄マーク等を確認しつつ調整ネジ9や調整カム10等(図6では省略されている)を操作することができる。
そして、このような位置調整が完了し終えたら、化粧カバー31を図6中の矢印方向に摺動して固定板32に対し閉成した状態にする。この状態のとき、化粧カバー31の薄板部材31bが、フランジ32a,32bの側面32a,32bに当接する一方、その突起35b,36bの先端が、フランジ32a,32bの側面32a,32bから突出しないまでも当該側面32a,32b近くにまで達する。化粧カバー31がこのような状態にあるときは、固定板32及び羽根板6の薄板部6a(第2ヒンジ部材の所定部位)を覆うため、即ち、美的外観が損なわれる部位を覆うために、化粧カバー31の装着によって美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全に達成される。
【0032】
ところで、上述したように、このような化粧カバー8,21,31と同様な化粧カバーを、上記位置調整が行われない第1ヒンジ部材3側にも設けるようにしてもよいことはもちろんである。
図7は、第1ヒンジ部材3に化粧カバー40を設ける場合の一例を示すものである。但し、同図において、図1の構成部材と同一の部材には同一番号を付し、その説明は割愛する。
第1ヒンジ部材3に化粧カバー40を設ける場合、本例では、薄板部3aの、軸受支持体3bが設けられている側とは反対側に位置する長辺の両端から、薄板部3aの、通孔3a〜3aへの止めネジの挿入側に位置する面側に突出する態様でフランジ3d,3eが設けられるとともに、このフランジ3d,3eの先端部に円筒状ピン41が、本実施の形態では緩挿されるピン孔3d,3eがそれぞれ設けられている。また、薄板部3aの、止めネジの挿入側とは反対側に位置する面側で、且つ、当該面を構成する上下端短辺の略中央付近に凹溝3f,3g(但し、凹溝3gは図示されていない)が設けられている。
【0033】
一方、化粧カバー40は、第1ヒンジ部材3の薄板部3aに設けられた通孔3a〜3aが覆われる程の板面40aを有する略矩形状薄板部材で構成されている。そして、この板面40aの一方の長辺側に位置する当該化粧カバー40の上下端面40b,40cには、上記ピン41が、本実施の形態では圧入される有底孔40b,40c(但し、有底孔40cは図示されていない)が設けられる一方、板面40aの他方の長辺側に位置する当該化粧カバー40の上下端面40b,40cには、この上下端面40b,40cから当該板面40a側に突出する態様でフランジ40d,40eがそれぞれ設けられ、フランジ40d,40eの互いに対向する面側で、且つ、当該フランジ40d,40eの先端には、フック状の突起が形成されている。
【0034】
このような化粧カバー40については、当該化粧カバー40の有底孔40b,40cに、第1ヒンジ部材3のフランジ3d,3eに設けられたピン孔3d,3eを介してピン41を圧入すれば、化粧カバー40が第1ヒンジ部材3に簡単に取り付けられ、化粧カバー40を第1ヒンジ部材3に対し回動自在に設けることができる。そして、化粧カバー40の、第1ヒンジ部材3に対する閉成状態を維持する場合には、化粧カバー40のフランジ40d,40eの突起を第1ヒンジ部材3の凹溝3f,3gにそれぞれ係止させればよく、また、この場合には、化粧カバー40が第1ヒンジ部材3の、薄板部3aに設けられた通孔3a〜3aの部位(第1ヒンジ部材の所定部位)を覆うため、即ち、美的外観が損なわれる部位を覆うために、化粧カバー40の装着によって美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全に達成することができる。
また、化粧カバー40を取り外す場合には、ピン41を抜き取ればよく、したがって、化粧カバー40の着脱に手間を要しない。
【0035】
【発明の効果】
本発明の扉開閉装置によれば、化粧カバーの着脱に手間を要せず、また、化粧カバーを装着したまま所定の位置調整が行え、更には、化粧カバーの装着によって美的外観が損なわれることを防止するという目的が完全に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る扉開閉装置の分解斜視図である。
【図2】 図1の装置における化粧カバーの取付構造図である。
【図3】 図1の装置の化粧カバーに対する操作説明図である。
【図4】 図1の装置の化粧カバーに対する操作説明図である。
【図5】 第2の実施の形態に係る扉開閉装置の化粧カバー及び固定板の分解斜視図である。
【図6】 第3の実施の形態に係る扉開閉装置の化粧カバー及び固定板の分解斜視図である。
【図7】 図1の装置の第1ヒンジ部材に化粧カバーを設ける場合の一例図である。
【図8】 従来の扉開閉装置の分解斜視図である。
【図9】 従来の扉開閉装置の正面図である。
【符号の説明】
1,20,30 扉開閉装置
2 扉体
3 第1ヒンジ部材
4 第2ヒンジ部材
5,22,32 固定板
7 軸棒
8,21,31 化粧カバー
P 刻印
Q 取扱い説明書

Claims (3)

  1. 固定枠体に配設される第1ヒンジ部材と、扉体に配設される第2ヒンジ部材とが、軸棒を介して連設される扉開閉装置において、前記第1ヒンジ部材及び第2ヒンジ部材のうちの、少なくとも前記固定枠体に対する前記扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整を行う方には、その所定部位を覆うように化粧カバーが着脱容易に取り付けられ、該化粧カバーは、前記位置調整に際しては、前記第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材から取り外されることなく回動可能に設けられて当該第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材に対する相対位置が変えられることを特徴とする扉開閉装置。
  2. 固定枠体に配設される第1ヒンジ部材と、扉体に配設される第2ヒンジ部材とが、軸棒を介して連設される扉開閉装置において、前記第1ヒンジ部材及び第2ヒンジ部材のうちの、少なくとも前記固定枠体に対する前記扉体の前後方向及び/又は左右方向の位置調整を行う方には、その所定部位を覆うように前記第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材の化粧カバーが当該第1ヒンジ部材又は第2ヒンジ部材の固定板に着脱容易に取り付けられ、該化粧カバーは、前記位置調整に際しては、前記固定板から取り外されることなく当該固定板に摺動可能に設けられて当該固定板に対する相対位置が変えられることを特徴とする扉開閉装置。
  3. 前記化粧カバーは、前記位置調整に有用な図柄マークが刻印若しくは貼付され、又は前記位置調整に有用な取扱い説明書の収容部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の扉開閉装置。
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