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JP3785207B2 - 熱媒体による低圧蒸気加熱装置 - Google Patents

熱媒体による低圧蒸気加熱装置 Download PDF

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JP3785207B2 JP32219295A JP32219295A JP3785207B2 JP 3785207 B2 JP3785207 B2 JP 3785207B2 JP 32219295 A JP32219295 A JP 32219295A JP 32219295 A JP32219295 A JP 32219295A JP 3785207 B2 JP3785207 B2 JP 3785207B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱媒体の蒸気によって被加熱物を加熱するものに関し、石油化学工業や合成繊維工業、あるいは、合成樹脂工業等の各種加熱工程に使用される熱媒体による蒸気加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の熱媒体による蒸気加熱装置の例としては、例えば図2に示すようなものが用いられていた。これは、熱媒体の蒸発器としての熱媒体用ボイラ―1で発生させた熱媒体蒸気を、熱交換器の一種である反応釜2に供給して反応釜2内の被加熱物を加熱し、加熱により凝縮した熱媒体蒸気の凝縮液をタンク3に流下させ、循環ポンプ4でボイラ―1へ回収するものである。
【0003】
熱媒体は様々な種類のものが市販され用いられているが、通常の水を沸騰させた水蒸気よりも、圧力が低くて温度が高いものが一般的であり、加熱装置を高耐圧力設計とすることなく、比較的高温で加熱することができるものであり、各種の加熱工程で多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の熱媒体による蒸気加熱装置を用いた場合、熱媒体を循環させる循環ポンプでキャビテ―ション現象を起こして、著しい騒音や循環不能状態となったり、あるいはポンプの損傷に至ってしまう問題があった。特に熱媒体の温度が高い場合にキヤビテ―ションを起こし易くなる。キャビテ―ションは、ポンプ内で高温流体中に気泡が発生してその気泡が再度崩壊する現象で、気泡の崩壊時に著しい振動を発生するものである。
【0005】
従って本発明の技術的課題は、キャビテ―ション現象を生じることのない、熱媒体による低圧蒸気加熱装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、熱交換器の一次側に熱媒体の蒸気供給管を接続し、熱交換器で凝縮した熱媒体を蒸発器等の回収先に回収するものにおいて、熱交換器の二次側にエゼクターとタンクと循環ポンプを有する真空ポンプを連設して、当該タンクにその吸引作用によってタンク内の熱媒体を蒸発させて所定温度まで冷却するスチームエゼクターを接続して、当該スチームエゼクターの吸引量を多くしてタンク内の再蒸発蒸気をより多く吸引することにより、タンク内の熱媒体の液温を低くすると共に、少なくとも循環ポンプの入口側に熱媒体の有する熱を外部に放熱する放熱手段を設けたたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
熱交換器の二次側にエゼクタ―とタンクと循環ポンプを有する真空ポンプを連設したことにより、タンク内の熱媒体を循環ポンプでエゼクタ―に供給することによってエゼクタ―に所定の吸引力を発生させ、熱交換器内を所望の低圧状態に維持し、その圧力に応じた熱媒体蒸気の温度で熱交換器内の被加熱物を加熱することができる。
【0008】
循環ポンプの入口側に熱媒体の有する熱を放熱する放熱手段を設けたことにより、循環ポンプに流入する熱媒体の温度を所定温度まで下げることができ、この温度低下に相当する割合いだけポンプ内でキャビテ―ション現象を生じ難くすることができる。
【0009】
【実施例】
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。
本実施例においては熱交換器として反応釜2を用いた例を示し、図2の従来技術と同一部材には同一符号を付す。
【0010】
蒸発器としての熱媒体用ボイラ―1を反応釜2のジャケット部6と接続すると共に、ジャケット部6の下部を真空ポンプ7と連設し、真空ポンプ7をタンク3と循環ポンプ4を介して熱媒体用ボイラ―1と接続して、熱媒体による低圧蒸気加熱装置を構成する。
【0011】
熱媒体用ボイラ―1と反応釜2を、圧力調整弁8と気液分離器9と圧力センサ―10を介した加熱用蒸気供給管11で接続する。圧力調整弁8は、圧力センサ―10で検出した加熱用蒸気供給管11内の蒸気圧力を所定値に調整するものであり、気液分離器9は加熱用蒸気供給管11内の熱媒体の蒸気と液体を分離し、分離した蒸気だけを反応釜2のジャケット部6へ供給し、液体をその下部に設けたスチ―ムトラップ12から排出するものである。気液分離器9としては、衝突式や遠心式やフィルタ―式等のものを用いることができる。
【0012】
反応釜2の外周に配置したジャケット部6の下部接続口13を、スチ―ムトラップ14とバイパスバルブ15を並行に設けた管路16で、真空ポンプ7のエゼクタ―20と接続する。また、気液分離器9のスチ―ムトラップ12の出口も管路17を介してエゼクタ―20と接続する。
【0013】
ジャケット部6の上部とエゼクタ―20を、管路18と開閉弁19を介して接続して、ジャケット部6内に滞留した不凝縮ガス取出管とする。
【0014】
真空ポンプ7は、エゼクタ―20と複数のタンク21,24と循環ポンプ22、及び、接続管路23とで構成する。エゼクタ―20は、ノズル部25とディフュ―ザ部26で形成する。ディフュ―ザ部26と複数のタンク21,24の上部をバルブ27,28で接続すると共に、下部はバルブ29,30を介して循環ポンプ22の吸込み口と接続する。循環ポンプ22の吸込み口側すなわち入口側に放熱手段として複数の平板状の放熱フィン5を取り付ける。複数のタンク21,24は、それぞれのバルブ27,28,29,30を開閉遮断することにより、タンク21をディフュ―ザ部26と循環ポンプ22と接続したり、タンク24に切り替えたりすることができるものである。
【0015】
複数のタンク21,24の周囲にも、タンク内の熱媒体を冷却するための冷却フィン31,32を多数取り付けると共に、上部からバルブ33,34を介してスチームエゼクター35と接続する。スチームエゼクター35には熱媒体用ボイラー1からバルブ36と圧力調節弁37を介して蒸気管38を接続する。スチームエゼクター35は、その吸引作用によってタンク21,24内の熱媒体を蒸発させて冷却するものである。これらのスチームエゼクター35や冷却フィン31,32は、タンク内の熱媒体をより速やかに冷却する場合に効果が有る。
【0016】
スチ―ムエゼクタ―35の出口管39は図示しない別途の蒸気使用箇所へ連通する。また、タンク21の上部に熱媒体を補給するための補給管42を接続すると共に、複数のタンク21,24の下端部にはタンク内の熱媒体の温度を検出するための温度センサ―40,41を取り付ける。
【0017】
真空ポンプ7は、循環ポンプ22で複数のタンク21,24内のいずれかの温度の熱媒体をエゼクタ―20中に循環させて、エゼクタ―20のノズル部25で熱媒体の温度に対応した吸引力を発生し、反応釜2のジャケット部6から凝縮した熱媒体を吸引すると共に、ジャケット部6内を所定の圧力状態に維持するものである。タンク21,24内の熱媒体の液温は、自然冷却の場合は滞留時間を長くすることにより、あるいは、スチ―ムエゼクタ―35の吸引量を多くしてタンク21,24内の再蒸発蒸気をより多く吸引することにより低くすることができるものである。
【0018】
真空ポンプ7の接続管路23の一部を分岐して管路43を接続し、循環熱媒体の一部が管路44からタンク3へ供給されるようにすると共に、更に管路45を接続して循環熱媒体の一部を加熱用蒸気供給管11中で気液分離器9の一次側に注入する。管路45により、圧力調整弁8で圧力調整された熱媒体蒸気が過熱蒸気となった場合でも、循環熱媒体の一部を注入して気液分離部9で熱交換させることにより、飽和温度の蒸気とすることができるものである。
【0019】
次に作用を説明する。
熱媒体用ボイラ―1で発生した熱媒体蒸気は、圧力調整弁8を経て圧力調整されて反応釜2のジャケット部6に供給される。ジャケット部6内は、真空ポンプ7のエゼクタ―20の吸引力により予め所定の低圧状態となっており、ジャケット部6に供給された熱媒体蒸気は、所定の圧力すなわち蒸気温度となって反応釜2内の被加熱物を加熱する。加熱して熱を奪われた熱媒体蒸気は凝縮して液体となり、スチ―ムトラップ14を経てエゼクタ―20に吸引され、複数のタンク21,24のいずれかに至る。
【0020】
タンク21,24に溜った熱媒体は、循環ポンプ22に至る間に放熱フィン5により放熱されて所定温度となり、循環ポンプ22内でのキャビテ―ションを押えることができる。本実施例においては、放熱フィン5での自然冷却の例を示したが、熱媒体の温度と循環ポンプ22の種類に応じて、強制冷却フィンとしたり、あるいは、冷却水や冷却オイル等の別途の冷却流体を放熱フィン5に替えて螺旋状に取り付けたりすることもできる。
【0021】
タンク21,24内の熱媒体は、冷却フィン31,32、あるいは、スチ―ムエゼクタ―35によっても所定温度まで冷却されて循環ポンプ22でエゼクタ―20へ供給され、再度ジャケット部6内の熱媒体を吸引することもできる。
【0022】
エゼクタ―20で生じる吸引力は、エゼクタ―20内を通過する流体の温度によって決まるために、放熱フィン5での放熱量あるいはタンク21,24内の熱媒体の液温を適宜調節することにより、エゼクタ―20の吸引力すなわち減圧度合を制御することができる。従って、循環ポンプ22に吸引される熱媒体の液温が低くなった割合いだけ、エゼクタ―20の吸引力を大きなものとすることができる。また、エゼクタ―20の吸引力を制御することにより、ジャケット部6内の圧力状態を制御することができ、大気圧以下の負圧状態から、大気圧以上の正圧状態までジャケット部6内の圧力を制御することができる。
【0023】
熱媒体として例えば商品名でダウサムなるものを用いた場合、蒸気圧力を絶対圧で0.3キロとするとその蒸気温度は約210度Cとなり、1.1キロとすると約260度Cとすることができ、蒸気圧力を制御することによって、蒸気温度を制御することができるのである。
【0024】
本実施例においては、熱交換器として反応釜2を用いた例を示したが、その他の熱交換器、例えば合成繊維や合成樹脂、あるいは、食料品や医療品等の熱交換器としても用いることができるものである。
【0025】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、少なくとも循環ポンプの入口側に熱媒体の放熱手段を設けたことにより、循環ポンプに流入する熱媒体温度を所定温度まで低下させてキャビテ―ションの発生を押えることのできる、熱媒体による低圧蒸気加熱装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱媒体による低圧蒸気加熱装置の実施例を示す構成図である。
【図2】従来の熱媒体による蒸気加熱装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 熱媒体用ボイラ―
2 反応釜
5 放熱フィン
6 ジャケット部
7 真空ポンプ
20 エゼクタ―
21 タンク
22 循環ポンプ
24 タンク

Claims (1)

  1. 熱交換器の一次側に熱媒体の蒸気供給管を接続し、熱交換器で凝縮した熱媒体を蒸発器等の回収先に回収するものにおいて、熱交換器の二次側にエゼクターとタンクと循環ポンプを有する真空ポンプを連設して、当該タンクにその吸引作用によってタンク内の熱媒体を蒸発させて所定温度まで冷却するスチームエゼクターを接続して、当該スチームエゼクターの吸引量を多くしてタンク内の再蒸発蒸気をより多く吸引することにより、タンク内の熱媒体の液温を低くすると共に、少なくとも循環ポンプの入口側に熱媒体の有する熱を外部に放熱する放熱手段を設けたことを特徴とする熱媒体による低圧蒸気加熱装置。
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