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JP3784894B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP3784894B2
JP3784894B2 JP24824396A JP24824396A JP3784894B2 JP 3784894 B2 JP3784894 B2 JP 3784894B2 JP 24824396 A JP24824396 A JP 24824396A JP 24824396 A JP24824396 A JP 24824396A JP 3784894 B2 JP3784894 B2 JP 3784894B2
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JP24824396A
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大津  朗
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Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、1回の複写指示で、本のように連続した2つの領域(ページ)を続けて複写する機能と両面コピーの組合せでコピーを行うことができる複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写機では、1回の複写指示で、本のように連続した2つの領域(ページ)を続けて複写する機能と両面コピーの組合せでコピーを行うことができるようになっている。図35、図36はこの組み合わせで複写した時の図である。図35の方をブック両面コピー、図36をページ連写両面コピーと記す。また、ブック両面コピーでは原稿の種類(右開き/左開き)の指定が可能であるが、ここでは左開きの本、または原稿をコピーする場合を前提としている。
【0003】
最初に、本の頭を手前(フロント側)に向け、原稿の場合は2枚の原稿をならべてガラス面上に置く。まず、ブック両面コピー(開始ページ:左、終了ページ:左)を設定し、コピーを開始する。
【0004】
メモリを用いない複写の場合は、原稿先端に近い方の原稿(以下左ページと記す)の画像が用紙の片面にコピーされ、このコピーされた用紙が排紙される。続けて、原稿先端から遠い方の原稿(以下右ページと記す)の画像が用紙の片面にコピーされ、両面装置にスタックされる。この場合、図37に示すように、液晶タッチパネルにより、メッセージ「他に原稿がありますか?」を表示し、[YES]/[NO]のアイコン入力を促す。原稿を置き換え、[YES]またはコピーキーを押すと、両面装置から取出された用紙のもう一面に左ページの画像をコピーした後排紙する。続けて、右ページの画像を用紙の片面にコピーし両面装置にスタックする。前述と同様のメッセージが表示される。ここで次の原稿の片方のページ(左ページ)のみをコピーする場合、[NO]アイコンを押すことでメッセージ「コピーキーを押してください」が表示され、コピーキーを押すことで左ページのみ、両面装置から取出された用紙にコピーされ排紙される。
【0005】
メモリを用いた複写の場合も、まず、左ページの画像を読取りメモリに格納し、続けて右ページの画像を読取りメモリに格納する。この場合、図37に示すように、液晶タッチパネルにより、メッセージ「他に原稿がありますか?」を表示される。そして、原稿を置き換え、コピーキーまたは[YES]アイコンを押すと、左ページ/右ページがそれぞれ読取られメモリに格納される。前述と同様のメッセージが表示される。ここで、次の原稿の片方のページ(左ページ)のみを読取る場合、[YES]アイコンを押下すると左ページ/右ページがそれぞれ読取られメモリに格納される。その後、前と同様のメッセージが表示され、[NO]アイコンを押すと、メモリに格納された右ページの画像データをクリアし、プリントが開始される。
【0006】
次に、ページ連写と両面コピー(奇数ページ指定)を設定し、コピーを開始する。
【0007】
メモリを用いない複写の場合は、左ページの画像が用紙の片面にコピーされ、このコピーされた用紙が排紙される。原稿を置き換え、コピーキーを押すと左ページの画像をコピーし両面装置にスタックする。続けて、両面装置から取出された用紙に右ぺージの画像をコピーし排紙する。原稿を置き換え、コピーキーを押すと左ページの画像をコピーし両面装置にスタックする。続けて、右ページの画像が両面装置から取出された用紙にコピーされ排紙される。
【0008】
メモリを用いた複写の場合も、まず、左ページの画像を読取りメモリに格納する。この場合、図37に示すように、液晶タッチパネルにより、メッセージ「他に原稿がありますか?」を表示される。そして、原稿を置き換え、コピーキーまたは[YES]アイコンを押すと、左ページ/右ページの画像がそれぞれ読取られメモリに格納される。前述と同様のメッセージが表示される。原稿を置き換え、コピーキーまたは[YES]アイコンを押すと、左ページ/右ページの画像がそれぞれ読取られメモリに格納される。その後、前と同様のメッセージが表示され、[N0]アイコンを押すと、メモリに格納された画像データのプリントが開始される。
【0009】
このとき、ブック両面モードにおける、原稿と排紙される用紙の関係を、図35の(a)(b)(c)に示し、ページ連写両面モードにおける、原稿と排紙される用紙の関係を、図36の(a)(b)(c)に示す。また、上記メッセージ表示中のタッチパネル内蔵の液晶表示部の図を図37に示す。
【0010】
上記の手順でコピーを行った場合、以下のような問題が発生する。
【0011】
(1)メモリを用いた場合と、メモリを用いない場合で、[NO]キーの意味が異なる。
【0012】
メモリを用いた場合:プリント開始する(すべて読み取り済)。
【0013】
メモリを用いない場合:最後の1ページの複写を行う(読み取るページがある)。
【0014】
ユーザにとって操作が複雑になり、操作ミスが発生することが考えられる。
【0015】
(2)片方のページのみを読取る手段がない(ブック両面モードの場合)。
【0016】
メモリを用いた場合:すでに2ページ分読み取ったデータの1ページをクリアする。クリアしたページの読取りに要した時間、および確保したメモリ容量が無駄である。
【0017】
メモリを用いない場合:「コピーキーを押してください」を表示し、[コピーキーを押すことで片面のみのコピーを行う。操作が2段階に分かれており、操作が煩雑になる。
【0018】
(3)ページ連写も両面モードの場合はページ順が揃っていない
ぺージ連写機能では、図36の(c)に示すように、排紙された用紙のページ順が揃っていないため、ステープルもできない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、ブック両面モードやページ連写両面モードなどの2つの画像を読取ってコピーを行う際に、最後に1つの画像を読取ろうとした場合、指示するキーの意味が違っていたり、片方のページのみを読取ってコピーすることができなかったり、排出される用紙のページ順が揃っていないかったりし、操作性が悪いという欠点を除去するもので、ブック両面モードやページ連写両面モードにおいて、指示するキーの意味を同じにでき、片方のページのみを読取ってコピーすることができ、排出される用紙のページ順を揃えることができ、操作性を向上させることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像処理装置は、原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像を読取る読取手段と、タッチパネルにより選択可能な操作キーを表示可能な表示部を有する操作パネルとを有するものであって、前記原稿載置台上における第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ読取る処理モードが設定されている状態において、前記原稿載置台に載置されている原稿の読取を行う場合、前記第1の領域の画像と前記第2の領域の画像との両方の画像を読取ることを指定する第1の指示キーと、前記第1の領域の画像あるいは前記第2の領域の画像の何れか一方の画像のみを読取ることを指定する第2の指示キーと、画像として読取るべき原稿がないことを指定する第3の指示キーと、を有する選択画面を前記表示部に表示する表示制御手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第1の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取る第1の処理手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第2の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を読取って一連の読取処理を終了する第2の処理手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第3の指示キーが選択された場合、一連の読取処理を終了する第3の処理手段とを有する。
【0021】
この発明の画像形成装置は、原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段により読取った画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段と、タッチパネルにより選択可能な操作キーを表示可能な表示部を有する操作パネルとを有するものであって、前記原稿載置台上における第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ被画像形成媒体に画像形成する処理モードが設定されている状態において、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像の画像形成処理を行う場合、前記第1の領域の画像と第2の領域の画像との両方の画像を画像形成することを指定する第1の指示キーと、前記第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像の何れか一方の画像のみを画像形成することを指定する第2の指示キーと、画像形成すべき画像がないことを指定する第3の指示キーと、を有する選択画面を前記表示部に表示する表示制御手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第1の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取って前記画像形成部により被画像形成媒体の表面あるいは裏面にそれぞれ画像形成する第1の処理手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第2の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を前記読取手段により読取って前記画像形成手段により被画像形成媒体の表面あるいは裏面に形成して一連の画像形成処理を終了する第2の処理手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第3の指示キーが選択された場合、一連の画像形成処理を終了する第3の処理手段とを有する。
【0022】
この発明の画像形成装置は、原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段により読取った画像を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段と、タッチパネルにより選択可能な操作キーを表示可能な表示部を有する操作パネルとを有する画像形成装置であって、前記原稿載置台上における第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ被画像形成媒体に画像形成する処理モードが設定されている状態において、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像の画像形成処理を行う場合、前記第1の領域の画像と第2の領域の画像との両方の画像を画像形成することを指定する第1の指示キーと、前記第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像の何れか一方の画像のみを画像形成することを指定する第2の指示キーと、画像形成すべき画像がないことを指定する第3の指示キーと、を有する選択画面を前記表示部に表示する表示制御手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第1の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取って前記記憶手段に記憶する第1の処理手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第2の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を読取って前記記憶手段に記憶して一連の読取処理を終了する第2の処理手段と、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第3の指示キーが選択された場合、一連の読取処理を終了する第3の処理手段と、前記第2の処理手段あるいは前記第3の処理手段により一連の読取処理が終了した場合に、前記記憶手段に記憶されている画像を被画像形成媒体の表面および裏面に順次形成する第4の処理手段とを有する。
【0023】
この発明の画像処理方法は、原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像を読取る読取手段と、タッチパネルにより選択可能な操作キーを表示可能な表示部を有する操作パネルとを有する画像処理装置に用いられる方法であって、前記原稿載置台上における第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ読取る処理モードが設定されている状態において、前記原稿載置台に載置されている原稿の読取を行う場合、前記第1の領域の画像と前記第2の領域の画像との両方の画像を読取ることを指定する第1の指示キーと、前記第1の領域の画像あるいは前記第2の領域の画像の何れか一方の画像のみを読取ることを指定する第2の指示キーと、画像として読取るべき原稿がないことを指定する第3の指示キーと、を有する選択画面を前記表示部に表示し、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第1の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取り、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第2の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を読取って一連の読取処理を終了し、前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第3の指示キーが選択された場合、一連の読取処理を終了する。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0031】
すなわち、この発明をコピ―(PPC)、ファクシミリ(FAX)、プリンタ(PRT)の3機能を有する複合形の画像形成装置の実施例について説明する。図1はこの発明の画像形成装置の一例としてのデジタル複写機の内部構造を示す概略構成ブロック図である。
【0032】
図1に示すように、デジタル複写機は装置本体10を備え、この装置本体10内には、後述する読取り手段として機能するスキャナ部4、および画像形成手段として機能するプリンタ部6が設けられている。
【0033】
装置本体10の上面には、読取対象物、つまり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置台12が設けられている。また、装置本体10の上面には、原稿載置台12上に原稿を自動的に送る自動原稿送り装置7(以下、ADFと称する)が配設されている。このADF7は、原稿載置台12に対して開閉可能に配設され、原稿載置台12に載置された原稿Dを原稿載置台12に密着させる原稿押さえとしても機能する。
【0034】
原稿Dが本でこの本に対するブック両面処理を行う場合、図2に示すように、後述するステープル(排紙された用紙の右手前にのみにステープル可能な場合)を考慮して原稿の頭(上部)を装置本体10のリア側に向けて載置されるようになっている。また、図2、図3に示すように、上記本に対する原稿先端側(左側)の読取り領域を「左ページ」とし、他方の読取り領域を「右ページ」と定義する。
【0035】
この場合、左開きの本または原稿をコピーする場合について説明したが、右開きの本または原稿をコピーする場合であっても良い。左開き/右開きにかかわらず、読取り順はページの若いほうからとする。
【0036】
ADF7は、原稿Dがセットされる原稿トレイ8、原稿の有無を検出するエンプティセンサ9、原稿トレイ8から原稿を一枚づつ取り出すピックアップローラ14、取り出された原稿を搬送する給紙ローラ15、原稿の先端を整位するアライニングローラ対16、原稿載置台12のほぼ全体を覆うように配設された搬送ベルト18を備えている。そして、原稿トレイ8に上向きにセットされた複数枚の原稿は、その最下の頁、つまり、最終頁から順に取り出され、アライニングローラ対16により整位された後、搬送ベルト18によって原稿載置台12の所定位置へ搬送される。
【0037】
ADF7において、搬送ベルト18を挟んでアライニングローラ対16と反対側の端部には、反転ローラ20、非反転センサ21、フラッパ22、排紙ローラ23が配設されている。後述するスキャナ部4により画像情報の読取られた原稿Dは、搬送ベルト18により原稿載置台12上から送り出され、反転ローラ20、フラッパ21、および排紙ローラ22を介してADF7上面の原稿排紙部24上に排出される。原稿Dの裏面を読取る場合、フラッパ22を切換えることにより、搬送ベルト18によって搬送されてきた原稿Dは、反転ローラ20によって反転された後、再度搬送ベルト18により原稿載置台12上の所定位置に送られる。
【0038】
装置本体10内に配設されたスキャナ部4は、原稿載置台12に載置された原稿Dを照明する光源としての露光ランプ25、および原稿Dからの反射光を所定の方向に偏向する第1のミラー26を有し、これらの露光ランプ25および第1のミラー26は、原稿載置台12の下方に配設された第1のキャリッジ27に取り付けられている。
【0039】
第1のキャリッジ27は、原稿載置台12と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等を介して駆動モータにより、原稿載置台12の下方を往復移動される。
【0040】
また、原稿載置台12の下方には、原稿載置台12と平行に移動可能な第2のキャリッジ28が配設されている。第2のキャリッジ28には、第1のミラー26により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第2および第3のミラー30、31が互いに直角に取り付けられている。第2のキャリッジ28は、第1のキャリッジ27を駆動する歯付きベルト等により、第1のキャリッジ27に対して従動されるとともに、第1のキャリッジに対して、1/2の速度で原稿載置台12に沿って平行に移動される。
【0041】
また、原稿載置台12の下方には、第2のキャリッジ28上の第3のミラー31からの反射光を集束する結像レンズ32と、結像レンズにより集束された反射光を受光して光電変換するCCDセンサ34とが配設されている。結像レンズ32は、第3のミラー31により偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介して移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を所望の倍率で結像する。そして、CCDセンサ34は、入射した反射光を光電変換し、読取った原稿Dに対応する電気信号を出力する。
【0042】
一方、プリンタ部6は、潜像形成手段として作用するレーザ露光装置40を備えている。レーザ露光装置40は、光源としての半導体レーザ41と、半導体レーザ41から出射されたレーザ光を連続的に偏向する走査部材としてのポリゴンミラー36と、ポリゴンミラー36を後述する所定の回転数で回転駆動する走査モータとしてもポリゴンモータ37と、ポリゴンミラーからのレーザ光を偏向して後述する感光体ドラム44へ導く光学系42とを備えている。このような構成のレーザ露光装置40は、装置本体10の図示しない支持フレームに固定支持されている。
【0043】
半導体レーザ41は、スキャナ部4により読取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミリ送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、このレーザ光はポリゴンミラー36および光学系42を介して感光体ドラム44へ向けられ、感光体ドラム44周面を走査することにより感光体ドラム44周面上に静電潜像を形成する。
【0044】
また、プリンタ部6は、装置本体10のほぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体ドラム44を有し、感光体ドラム44周面は、レーザ露光装置40からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が形成される。感光体ドラム44の周囲には、ドラム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ45、感光体ドラム44周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器46、後述する用紙カセットから給紙された被転写材、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム44から分離させるための剥離チャージャ47を一体に有し、感光体ドラム44に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ48、感光体ドラム44周面からコピー用紙Pを剥離する剥離爪49、感光体ドラム44周面に残留したトナーを清掃する清掃装置50、および、感光体ドラム44周面の除電する除電器51が順に配置されている。
【0045】
装置本体10内の下部には、それぞれ装置本体から引出し可能な上段カセット52、中段カセット53、下段カセット54が互いに積層状態に配設され、各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が装填されている。これらのカセットの側方には大容量フィーダ55が設けられ、この大容量フィーダ55には、使用頻度の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A4サイズのコピー用紙Pが約3000枚収納されている。また、大容量フィーダ55の上方には、手差しトレイ56を兼ねた給紙カセット57が脱着自在に装着されている。
【0046】
装置本体10内には、各カセットおよび大容量フィーダ55から感光体ドラム44と転写チャージャ48との間に位置した転写部を通って延びる搬送路58が形成され、搬送路58の終端には定着ランプ60aを有する定着装置60が設けられている。定着装置60に対向した装置本体10の側壁には排出口61が形成され、排出口61にはシングルトレイのフィニッシャ150が装着されている。
上段カセット52、中段カセット53、下段カセット54、給紙カセット57の近傍および大容量フィーダ55の近傍には、カセットあるいは大容量フィーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ63がそれぞれ設けられている。また、搬送路58には、ピックアップローラ63により取り出されたコピー用紙Pを搬送路58を通して搬送する多数の給紙ローラ対64が設けられている。
【0047】
搬送路58において感光体ドラム44の上流側にはレジストローラ対65が設けられている。レジストローラ対65は、取り出されたコピー用紙Pの傾きを補正するとともに、感光体ドラム44上のトナー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム44周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ給紙する。レジストローラ対65の手前、つまり、給紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するアライニング前センサ66が設けられている。
【0048】
ピックアップローラ63により各カセットあるいは大容量フィーダ55から1枚づつ取り出されたコピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストローラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジストローラ対65により先端が整位された後、転写部に送られる。
【0049】
転写部において、感光体ドラム44上に形成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージャ48により用紙P上に転写される。トナー像の転写されたコピー用紙Pは、剥離チャージャ47および剥離爪49の作用により感光体ドラム44周面から剥離され、搬送路52の一部を構成する搬送ベルト67を介して定着装置60に搬送される。そして、定着装置60によって現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着さた後、コピー用紙Pは、給紙ローラ対68および排紙ローラ対69により排出口61を通してフィニッシャ150上へ排出される。
【0050】
搬送路58の下方には、定着装置60を通過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ対65へ送る自動両面装置70が設けられている。自動両面装置70は、コピー用紙Pを一時的に集積(スタック)する一時集積部71と、搬送路58から分岐し、定着装置60を通過したコピー用紙Pを反転して一時集積部71に導く反転路72と、一時集積部に集積されたコピー用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ73と、取り出された用紙を搬送路74を通してレジストローラ対65へ給紙する給紙ローラ75とを備えている。また、搬送路58と反転路72との分岐部には、コピー用紙Pを排出口61あるいは反転路72に選択的に振り分ける振り分けゲート76が設けられている。
【0051】
両面コピーを行う場合、定着装置60を通過したコピー用紙Pは、振り分けゲート76により反転路72に導かれ、反転された状態で一時集積部71に一時的に集積された後、ピックアップローラ73および給紙ローラ対75により、搬送路74を通してレジストローラ対65へ送られる。そして、コピー用紙Pはレジストローラ対65により整位された後、再び転写部に送られ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が転写される。その後、コピー用紙Pは、搬送路58、定着装置60および排紙ローラ69を介してフィニッシャ150に排紙される。
【0052】
フィニッシャ150は排出された一部構成の文書を一部単位でステープル止めし貯めていくものである。図4に示すように、ステープルするコピー用紙Pが一枚排出口61から排出される度にガイドバー151にてステープルされる側に寄せて整合する。全てが排出され終わると紙押えアーム152が排出された一部単位のコピー用紙Pを抑えステープラユニット153がステープル止めを行う。その後、図5の破線で示す位置にガイドバー151が下がり、ステープル止めが終わったコピー用紙Pはその一部単位でフィニッシャ排出ローラ155にてそのフィニッシャ排出トレイ154に図6に示すように、排出される。フィニッシャ排出トレイ154の下がる量は排出されるコピー用紙Pの枚数によりある程度決められ、一部単位に排出される度にステップ的に下がる。また排出されるコピー用紙Pを整合するガイドバー151はフィニッシャ排出トレイ154上に載った既にステープル止めされたコピー用紙Pに当たらないような高さの位置にある。
【0053】
また、フィニッシャ排出トレイ154は、ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接続されている。
【0054】
また、装置本体10の前面上部には、様々な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号などを入力する操作パネル80が設けられている。
【0055】
操作パネル80は、図7に示すように、テンキー81、コピーキー82、状態表示部83、液晶表示部84、原稿サイズ設定キー85、用紙サイズ設定キー86、濃度表示部87、濃度設定キー88、倍率設定キー89、クリア/ストップキー90、フィニッシャーキー91、割込キー92、オールクリアキー93、およびカセット選択キー94によって構成されている。
【0056】
テンキー81は、原稿枚数やコピー枚数を設定するものである。
【0057】
コピーキー82は、コピー開始を指示するものである。
【0058】
状態表示部83は、給紙カセットの選択状態や、原稿や、用紙のジャムなどを案内表示するものである。
【0059】
液晶表示部84は、原稿枚数やコピー枚数を表示するとともに、複写倍率や編集の表示や種々の操作案内を行うものである。この液晶表示部84には、タッチパネルが設けられており、種々の動作指示が入力できるようになっている。たとえば、待機時、図8に示すように、「コピーできます、A4、100%、1枚」が表示されるとともに、基本キー、編集キー、拡張キー、設定調整キーが表示され、それらが入力できるようになっている。
【0060】
原稿サイズ設定キー85は、原稿Dのサイズを設定するものである。
【0061】
用紙サイズ設定キー86は、用紙Pのサイズを設定するものである。
【0062】
濃度表示部87は、濃度設定キー88により設定されるコピー濃度が表示されるものである。
【0063】
倍率設定キー89は、コピー倍率を設定するものである。
【0064】
クリア/ストップキー90は、テンキー81による設定内容をクリアし、標準状態に戻すものである。
【0065】
フィニッシャーキー91は、スティプル、ソート、グループのソートモードを設定するものである。
【0066】
割込キー92は、割込コピーを設定するキーである。
【0067】
オールクリアキー93は、動作の中止を指示するキーである。
【0068】
カセット選択キー94は、用紙Pを給紙する給紙カセット52、53、54、55、57を選択するキーである。
【0069】
次に、図9乃至図12を参照して画像形成装置の制御回路について説明する。図9は一実施例に係わるデジタル複写機制御システム等の画像形成装置の構成ブロック図の概略図、図10はスキャナ部を、図11は基本部CPUを、図12はプリンタ部を示す。
【0070】
デジタル複写機制御システムは、全体は大きく2つのブロックより成り、スキャナ部4、プリンタ部6との間を画像処理手段214で繋ぎ、デジタル複写機を構成する基本部301と、この基本部301からの画像データを受け取り記録し、その記録した画像データを再び基本部301に転送することでメモリコピー(電子ソート)を実現するページメモリ部302とから構成される。
【0071】
基本部301とページメモリ部302は制御データをやりとりする基本部システムインタフェース316、画像データをやりとりする基本部画像インタフェース317とで接続されている。
【0072】
次に、基本部301は入力手段(スキャナ部)4、出力手段(プリンタ部)6、画像処理手段314、およびこれらを制御する制御手段(基本部CPU)311から構成される。
【0073】
制御手段(基本部CPU)311のメインCPU100には、ROM102、RAM104、画像メモリ106、内部インタフェース122、外部インターフェース123、ファクシミリインターフェース126、プリンタインターフェース128、補助記録装置インターフェース130、符号変換回路132、圧縮/伸長回路134が接続されている。内部インタフェース122には操作パネル80が接続され、外部インターフェース123には、外部装置124が接続され、ファクシミリインターフェース126には、公衆回線136が接続され、プリンタインターフェース128には、外部装置138が接続され、補助記録装置インターフェース130には、ICカードリーダ・ライタ142、ハードディスクドライブ144等が接続されている。
【0074】
ここで、画像情報の記録・呼び出し等はメインCPU100によって行われる。例えば、画像情報を記録する場合、スキャナCPU160の制御でスキャナ部4によって読みこまれた画像情報はメインCPU100の指示により画像メモリ106に記録される。メインCPU100の指示は、操作部からの入力(キ―入力)によってモ―ドが決定され行われる。
【0075】
RAM104には、パラメータテーブル104aが設定されるようになっている。このパラメータテーブル104aには、操作パネル80等により設定された複写条件が記録されるようになっており、設定されない条件は規定値が対応しているようになっている。この複写条件として設定されるパラメータは、複写部数、原稿サイズ、用紙サイズ、倍率、ソートモード等である。
【0076】
次に、図10を参照してスキャナ部4の詳細な構成について説明する。スキャナ部4のスキャナCPU160には、露光ランプ25を制御するランプ制御部164、走査モータ166を制御するモータドライバ168、センサ、スイッチ、ソレノイド類170を駆動制御する駆動部172に接続してこれらを制御し、また、CCDセンサ34からの画像情報について画像処理するためのA/D変換回路176、解像度変換回路178、シェーディング補正回路179、画質改善回路180、2値化回路182に接続して、これらを制御する。
【0077】
次に、図12を参照してプリンタ部6について詳細に説明する。プリンタ部6において、プリンタCPU190には、メインモータ192を駆動するメインモータドライバ194、センサ、スイッチ、ソレノイド類196を駆動制御する駆動部198、定着ランプ60aを制御する定着ランプ制御部202、帯電チャージャ45、転写チャージャ48、剥離チャージャ47に高圧トランス213、214、215からの高圧電圧を印加制御する高圧出力制御部212、除電器51を制御する除電器制御部216、給紙ローラ対64、…、68、レジストローラ対65、搬送ベルト67、排紙ローラ対69用の給紙モータ222を制御する給紙制御部224、半導体レーザ41、ポリゴンモータ37用のレーザ駆動回路230を制御する変調回路323に接続して、これらを制御する。
【0078】
次に、ペ−ジメモリ部302について図9を参照して説明する。ページメモリ部302は、基本部301およびからのページメモリ323へのアクセスを制御し、通信メモリ305を内蔵するシステム制御手段304、画像データを一時的に記録しておく記録手段(ページメモリ)323、ページメモリ323のアドレスを生成するアドレス制御部306、ページメモリ部302内の各デバイス間のデータ転送を行う画像バス320、ページメモリ部302内の各デバイスとシステム制御手段304との間の制御信号の転送を行う制御バス321、画像バス320を介してページメモリ323と他のデバイスとのデータ転送を行うときのデータ転送を制御するデータ制御手段307、基本部画像インタフェース317を介して基本部301と画像データを転送するときに画像データをインタフェースする画像データI/F手段308、解像度の異なる機器に画像データを送信するときに画像データを他の機器の解像度に変換したり、解像度の異なる機器から受信した画像データを基本部301のプリンタ315の解像度に変換したり、2値画像データの90度回転処理を実行する解像度変換/2値回転手段325、ファクシミリ送信や光ディスク記録のように画像データを圧縮して送信したり、記録したりするデバイスのために入力した画像データを圧縮したり、圧縮された形態の画像データをプリンタ315を介して可視化するために伸長する圧縮/伸長手段324、画像データI/F手段308に接続され、プリンタ部6から画像データを出力するときに画像データを90度あるいは−90度回転して出力するときに使用する多値回転メモリ309で構成される。
【0079】
また、ペ−ジメモリ323は図13に示すようにスキャナ部4で読み込まれた原稿のイメ−ジデ−タが書き込まれる頁バッファ領域M1とそのイメ−ジデ−タを圧縮したデ−タが書き込まれる1ペ−ジ単位毎に区切られたファイルエリアM2に区分されている。
【0080】
このファイルエリアM2の各ペ−ジの先頭アドレスはファイルエリア頁毎デ−タ先頭アドレス格納領域M3に記録されている。
【0081】
次に、ステープル電子ソートについて、図14、図15を用いて説明する。
【0082】
例として3ページからなる書類を2部複写することを考える。
【0083】
図14において、ソートなしのコピーでは、ADF7からD3−D2−D1の順で原稿Dが原稿読取り位置へ送り込まれ、スキャナ部4による原稿読み込みとプリンタ部6による印刷の組み合わせで3−3−2−2−1−1の順で画像がコピー用紙Pに形成される。画像が形成されたコピー用紙Pは、フィニッシャ排出トレイ154上に上から1−1−2−2−3−3の順でスタックされる。
【0084】
また、図15において、ステープル電子ソートによるコピーでは、ADF7からD3−D2−D1の順で原稿Dが原稿読取り位置へ送り込まれ、スキャナ部4によって3−2−1の順でページメモリ323に画像を読み込む。続いて3−2−1の順でページメモリ323からプリンタ部6に出力した後にステープルしてトレイに排紙する。同様に3−2−1とページメモリからプリンタに出力し、ステープルしてフィニッシャ排出トレイ154に排紙する。フィニッシャ排出トレイ154に排紙されたコピー用紙Pは、上から1−2−3の順でステープルされており、オペレータはステープルされた2部の書類のコピーを入手できる。
【0085】
次に、デジタル複写機の全体の動作を説明する。
【0086】
すなわち、全体の概要は、図16のフローチャートに示すように、操作パネル入力処理(ST1)、操作パネル出力処理(ST2)、および複写動作制御処理(ST3)からなっている。
【0087】
上記操作パネル入力処理を、図17に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0088】
すなわち、メインCPU100は、ハードキーの入力かタッチパネルによる入力かを判断し(ST4)。カセット選択キー94やコピーキー82などのハードキーが入力された際、それぞれのキーごとに分岐し(ST5)、カセット選択キー94の入力に応じて、カセット選択処理を実行し(ST6)、コピーキー82の入力に応じて、複写開始要求フラグを内部メモリ(図示しない)にセットする(ST7)。
【0089】
また、メインCPU100は、液晶表示部84のタッチパネルの両面設定キーのアイコンやページ連写設定キーのアイコンが入力された際、それぞれのアイコンごとに分岐し(ST8)、両面設定キーの入力に応じて、両面設定処理を実行し(ST9)、ページ連写設定キーの入力に応じて、ページ連写設定処理を実行する(ST10)。
【0090】
ページ連写設定処理を図18に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0091】
すなわち、メインCPU100は、内部メモリにページ連写フラグをセットする(ST11)。
【0092】
両面設定処理を、図19に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0093】
すなわち、まず、メインCPU100は、液晶表示部84により通常両面かブック両面かの選択画面を表示する。この表示に応じて、通常両面が選択されたと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに通常両面フラグをセットする(ST12、13)。ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により奇数枚原稿か偶数枚原稿かの選択画面を表示する。この表示に応じて、奇数枚原稿が選択されたと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに奇数枚原稿フラグをセットし、偶数枚原稿が選択されたと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに偶数枚原稿フラグをセットする(ST14、15、16)。
【0094】
また、ブック両面が選択されたと判断した際、メインCPU100は、内部メモリにブック両面フラグをセットする(ST12、17)。ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により右開き原稿か否かの選択画面を表示する。この表示に応じて、右開き原稿が選択されたと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに右開き原稿フラグをセットし、右開き原稿が選択されていないと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに右開き原稿フラグをリセットする(ST18、19、20)。
【0095】
ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により開始ページが右か否かの選択画面を表示する。この表示に応じて、開始ページが右と選択されたと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに右ページ開始フラグをセットし、開始ページが右と選択されていないと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに右ページ開始フラグをリセットする(ST21、22、23)。
【0096】
ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により終了ページが右か否かの選択画面を表示する。この表示に応じて、終了ページが右と選択されたと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに右ページ終了フラグをセットし、終了ページが右と選択されていないと判断した際、メインCPU100は、内部メモリに右ページ終了フラグをリセットする(ST24、25、26)。
【0097】
次に、複写開始処理を、図20に示すフローチャートを参照しつつ説明する。すなわち、メインCPU100は、内部メモリの各フラグの状態をチェックし、このチェックの結果に応じた処理を判断する。
【0098】
まず、両面コピーも頁連写も設定されていない場合(ST31、32)、片面複写処理を判断し(ST33)、両面コピーが設定されておらず、頁連写が設定されている場合(ST31、32)、片面でのページ連写処理を判断する(ST34)。
【0099】
また、両面コピーが設定され(ST31)、通常両面とページ連写が設定されている場合(ST35、36)、両面でのページ連写処理を判断する(ST37)。
【0100】
また、両面コピーが設定され(ST31)、通常両面が設定され、ページ連写が設定されていない場合(ST35、36)、両面連写処理を判断する(ST38)。
【0101】
また、両面コピーが設定され(ST31)、通常両面が設定されていない場合(ST35)、ブック両面処理を判断する(ST39)。
【0102】
次に、ブック両面の複写処理を、図21に示すフローチャート、図22、図24、図25、図26に示す複写状態図、および図23に示す表示例を参照しつつ説明する。
【0103】
すなわち、図22(a)に示すように、原稿としての本が見開きの状態で、原稿載置台12上に載置され、コピーキー82が入力された際、メインCPU100は、コピーキー82の押下を判断し(ST41、42)、開始頁が右、終了頁が右と判断し(ST43)、さらに自動両面装置70内に用紙をスタック中でないと判断し(ST44)、スキャナ部4、画像処理装置314、プリンタ部6を制御し、右頁の原稿の画像をコピー用紙Pの表面に複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST45)(図22(b)(c)参照)。
【0104】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST46)、メインCPU100は、スキャナ部4、画像処理装置314、プリンタ部6を制御し、左頁の原稿の画像をコピー用紙Pの表面に複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST47)(図22(d)参照)。このスタックが行われた後(ST48)、メインCPU100は、液晶表示部84により、図23に示すように、「他に原稿がありますか?」という案内を表示するとともに、[YES(BOTH)]、[YES(SINGLE)]、[NO]の各アイコンの選択画面を表示する(ST49)。
【0105】
[YES(BOTH)]のアイコンI1は、次の原稿の両面(両方の頁)をコピーする際に入力するものであり、[YES(SINGLE)]のアイコンI2は、次の原稿の片面(片方の頁)をコピーする際に入力するものであり、[NO]のアイコンI3は、次の原稿のなしを入力するものである。
【0106】
そして、図24(a)に示すように、本の頁が捲られて原稿載置台12上に載置され、上記ステップ49の表示に応じて、[YES(BOTH)]のアイコンI1が入力された際、メインCPU100は、[YES(BOTH)]のアイコンI1の押下を判断し(ST41、42)、さらに自動両面装置70内にコピー用紙Pをスタック中であると判断し(ST44)、スキャナ部4、画像処理装置314、プリンタ部6を制御し、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面に右頁の原稿の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST50)(図24(b)(c)参照)。
【0107】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST46)、メインCPU100は、スキャナ部4、画像処理装置314、プリンタ部6を制御し、左頁の原稿の画像をコピー用紙Pの表面に複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST47)(図24(d)参照)。このスタックが行われた後(ST48)、メインCPU100は、液晶表示部84により、図23に示すように、「他に原稿がありますか?」という案内を表示するとともに、[YES(BOTH)]、[YES(SINGLE)]、[NO]の各アイコンの選択画面を表示する(ST49)。
【0108】
そして、図25(a)に示すように、本の頁が捲られて原稿載置台12上に載置され、上記表示に応じて、[YES(SINGLE)]のアイコンI2が入力された際、メインCPU100は、[YES(SINGLE)]のアイコンI2の押下を判断し(ST41、42)、スキャナ部4、画像処理装置314、プリンタ部6を制御し、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面に右頁の原稿の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST51)(図25(b)(c)参照)。
【0109】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST52)、メインCPU100は、液晶表示部84により、「コピーできます」というレディ画面を表示する(ST53)。
【0110】
また、上記ステップ49の表示に応じて、[NO]のアイコンI3が入力された際、メインCPU100は、[NO]のアイコンI3の押下を判断し(ST41、42)、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、裏面が白紙のままフィニッシャ150に排紙される(ST54)(図26(a)(b)参照)。
【0111】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST55)、メインCPU100は、液晶表示部84により、「コピーできます」というレディ画面を表示する(ST56)。
【0112】
上記例では、両面設定処理により、開始頁が右、終了頁が右に設定されている場合について説明したが、開始頁が右、終了頁が左に設定されている場合、開始頁が左、終了頁が右に設定されている場合、開始頁が左、終了頁が左に設定されている場合も上記同様に実施することができる。
【0113】
この場合、開始頁が右、終了頁が左に設定されている場合、ステップ51の原稿の読取りが左頁に変更され、開始頁が左、終了頁が右に設定されている場合、ステップ45、50の原稿の読取りが左頁に変更され、ステップ47の原稿の読取りが右頁に変更され、開始頁が左、終了頁が左に設定されている場合、ステップ45、50、51の原稿の読取りが左頁に変更され、ステップ47の原稿の読取りが右頁に変更される。
【0114】
次に、ページ連写両面の複写処理を、図27に示すフローチャート、図28〜図30に示す複写状態図、および図23に示す表示例を参照しつつ説明する。
【0115】
すなわち、図28(a)に示すように、2枚の原稿が原稿載置台12上に載置され、コピーキー82が入力された際、メインCPU100は、コピーキー82の押下を判断し(ST61、62)、奇数ページ原稿を判断した際(ST63)、スキャナ部4、画像処理装置314、プリンタ部6を制御し、右頁の原稿の画像をコピー用紙Pの表面に複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST64)(図28(b)(c)参照)。このスタックが行われた後(ST65)、メインCPU100は、スキャナ部4、画像処理装置314、プリンタ部6を制御し、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面に左頁の原稿の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST66)(図28(b)(d)参照)。
【0116】
このコピー用紙Pの排紙が完了した際(ST67)、メインCPU100は、液晶表示部84により、図23に示すように、「他に原稿がありますか?」という案内を表示するとともに、[YES(BOTH)]、[YES(SINGLE)]、[NO]の各アイコンの選択画面を表示する(ST68)。
【0117】
そして、図29(a)に示すように、別の2枚の原稿が原稿載置台12上に載置され、上記ステップ68の表示に応じて、[YES(BOTH)]のアイコンI1が入力された際、メインCPU100は、[YES(BOTH)]のアイコンI1の押下を判断し(ST61、62)、上述したステップ64から68が処理され、図29(b)(c)(d)に示すように、2枚の原稿の画像がコピー用紙Pの表裏に複写されて、フィニッシャ150に排紙される。
【0118】
そして、図30(a)に示すように、2枚の原稿が原稿載置台12上に載置され、上記表示に応じて、[YES(SINGLE)]のアイコンI2が入力された際、メインCPU100は、[YES(SINGLE)]のアイコンI2の押下を判断し(ST61、62)、スキャナ部4、画像処理装置314、プリンタ部6を制御し、コピー用紙Pの表面に右頁の原稿の画像を複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST69)(図30(b)(c)参照)。このスタックが行われた後(ST70)、メインCPU100は、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面が白紙のままフィニッシャ150に排紙される(ST71)(図30(b)(d)参照)。
【0119】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST72)、メインCPU100は、液晶表示部84により、「コピーできます」というレディ画面を表示する(ST73)。
【0120】
また、上記ステップ69の表示に応じて、[NO]のアイコンI3が入力された際、メインCPU100は、[NO]のアイコンI3の押下を判断し(ST61、62)、液晶表示部84により、「コピーできます」というレディ画面を表示する(ST74)。
【0121】
上記例では、両面設定処理により、奇数枚原稿に設定されている場合について説明したが、偶数枚原稿に設定されている場合も上記同様に実施することができる。
【0122】
また、上記例では、ページメモリ323を用いずに複写する場合について説明したが、これに限らず、ページメモリ323を用いて複写する場合についても上記同様に実施することができる。これは、フィニッシャーキー91により、ソートモードが設定されている際に、ページメモリ323を用いて複写するようになっている。この場合、原稿の画像の読取りがすべて終了した後に、コピー用紙への複写が別に行われる。
【0123】
上記ソートモードが設定されている際のブック両面の複写処理を、図31、図32に示すフローチャート、図22、図24、図25、図26に示す複写状態図、および図23に示す表示例を参照しつつ説明する。
【0124】
すなわち、図22(a)に示すように、原稿としての本が見開きの状態で、原稿載置台12上に載置され、コピーキー82が入力された際、メインCPU100は、コピーキー82の押下を判断し(ST81、82)、開始頁が右、終了頁が右と判断し(ST83)、スキャナ部4、画像処理装置314、ページメモリ部302を制御し、右頁の原稿の画像を1頁目としてページメモリ323に記録し、続いて左頁の原稿の画像を2頁目としてページメモリ323に記録する(ST84)。
【0125】
ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により、図23に示すように、「他に原稿がありますか?」という案内を表示するとともに、[YES(BOTH)]、[YES(SINGLE)]、[NO]の各アイコンの選択画面を表示する(ST85)。
【0126】
そして、図24(a)に示すように、本の頁が捲られて原稿載置台12上に載置され、上記ステップ85の表示に応じて、[YES(BOTH)]のアイコンI1が入力された際、メインCPU100は、[YES(BOTH)]のアイコンI1の押下を判断し(ST81、82)、スキャナ部4、画像処理装置314、ページメモリ部302を制御し、右頁の原稿の画像を3頁目としてページメモリ323に記録し、続いて左頁の原稿の画像を4頁目としてページメモリ323に記録する(ST86)。
【0127】
ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により、図23に示すように、「他に原稿がありますか?」という案内を表示するとともに、[YES(BOTH)]、[YES(SINGLE)]、[NO]の各アイコンの選択画面を表示する(ST85)。
【0128】
そして、図25(a)に示すように、本の頁が捲られて原稿載置台12上に載置され、上記表示に応じて、[YES(SINGLE)]のアイコンI2が入力された際、メインCPU100は、[YES(SINGLE)]のアイコンI2の押下を判断し(ST81、82)、スキャナ部4、画像処理装置314、ページメモリ部302を制御し、右頁の原稿の画像を5頁目としてページメモリ323に記録する(ST87)。
【0129】
ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により、「コピーできます」というレディ画面を表示する(ST89)。
【0130】
また、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている1頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に1頁目の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST90)(図22(b)(c)参照)。
【0131】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST91)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている2頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に2頁目の画像を複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST92)(図22(d)参照)。
【0132】
このスタックが行われた後(ST93)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている3頁目の画像を読出し、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面に3頁目の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST94)(図24(b)(c)参照)。
【0133】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST95)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている4頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に4頁目の画像を複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST96)(図24(d)参照)。
【0134】
このスタックが行われた後(ST97)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている5頁目の画像を読出し、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面に5頁目の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST98)(図25(b)(c)参照)。
【0135】
また、上記ステップ85の表示に応じて、[NO]のアイコンI3が入力された際、メインCPU100は、[NO]のアイコンI3の押下を判断し(ST81、82)、液晶表示部84により、「コピーできます」というレディ画面を表示する(ST99)。
【0136】
また、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている1頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に1頁目の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST100)(図22(b)(c)参照)。
【0137】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST101)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている2頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に2頁目の画像を複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST102)(図22(d)参照)。
【0138】
このスタックが行われた後(ST103)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている3頁目の画像を読出し、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面に3頁目の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST104)(図24(b)(c)参照)。
【0139】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST105)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている4頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に4頁目の画像を複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST106)(図24(d)参照)。ついで、メインCPU100は、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、裏面が白紙のままフィニッシャ150に排紙される(ST107)(図26(a)(b)参照)。
【0140】
上記例では、両面設定処理により、開始頁が右、終了頁が右に設定されている場合について説明したが、開始頁が右、終了頁が左に設定されている場合、開始頁が左、終了頁が右に設定されている場合、開始頁が左、終了頁が左に設定されている場合も上記同様に実施することができる。
【0141】
次に、ページ連写両面の複写処理を、図33、図34に示すフローチャート、図28〜図30に示す複写状態図、および図23に示す表示例を参照しつつ説明する。
【0142】
すなわち、図28(a)に示すように、2枚の原稿が原稿載置台12上に載置され、コピーキー82が入力された際、メインCPU100は、コピーキー82の押下を判断し(ST111、112)、奇数ページ原稿を判断した際(ST113)、スキャナ部4、画像処理装置314、ページメモリ部302を制御し、右頁の原稿の画像を1頁目としてページメモリ323に記録し、続いて左頁の原稿の画像を2頁目としてページメモリ323に記録する(ST114)。
【0143】
ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により、図23に示すように、「他に原稿がありますか?」という案内を表示するとともに、[YES(BOTH)]、[YES(SINGLE)]、[NO]の各アイコンの選択画面を表示する(ST115)。
【0144】
そして、図29(a)に示すように、別の2枚の原稿が原稿載置台12上に載置され、上記ステップ115の表示に応じて、[YES(BOTH)]のアイコンI1が入力された際、メインCPU100は、[YES(BOTH)]のアイコンI1の押下を判断し(ST111、112)、上述したステップ94、95が処理され、2枚の原稿の画像が3頁目、4頁目としてページメモリ323に記録される(ST116)。
【0145】
ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により、図23に示すように、「他に原稿がありますか?」という案内を表示するとともに、[YES(BOTH)]、[YES(SINGLE)]、[NO]の各アイコンの選択画面を表示する(ST115)。
【0146】
そして、図30(a)に示すように、2枚の原稿が原稿載置台12上に載置され、上記表示に応じて、[YES(SINGLE)]のアイコンI2が入力された際、メインCPU100は、[YES(SINGLE)]のアイコンI2の押下を判断し(ST111、112)、スキャナ部4、画像処理装置314、ページメモリ部302を制御し、右頁の原稿の画像を5頁目としてページメモリ323に記録する(ST117)。
【0147】
ついで、メインCPU100は、液晶表示部84により、「コピーできます」というレディ画面を表示する(ST119)。
【0148】
また、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている1頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に1頁目の画像を複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST120)(図28(b)(c)参照)。
【0149】
このスタックが行われた後(ST121)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている2頁目の画像を読出し、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面に2頁目の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST122)(図28(b)(d)参照)。
【0150】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST123)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている3頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に3頁目の画像を複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST124)(図29(b)(c)参照)。
【0151】
このスタックが行われた後(ST125)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている4頁目の画像を読出し、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面に4頁目の画像を複写した後、フィニッシャ150に排紙される(ST126)(図29(b)(d)参照)。
【0152】
ついで、コピー用紙Pの排紙が完了した際(ST127)、メインCPU100は、ページメモリ部302、プリンタ部6を制御し、ページメモリ323に記録されている5頁目の画像を読出し、コピー用紙Pの表面に5頁目の画像を複写し、反転した後、自動両面装置70内の一時集積部71にスタックする(ST128)(図30(b)(c)参照)。このスタックが行われた後(ST129)、メインCPU100は、一時集積部71にスタックされているコピー用紙Pを取出し、このコピー用紙Pの裏面が白紙のままフィニッシャ150に排紙される(ST130)(図30(b)(d)参照)。
【0153】
また、上記ステップ115の表示に応じて、[NO]のアイコンI3が入力された際、メインCPU100は、[NO]のアイコンI3の押下を判断し(ST111、112)、液晶表示部84により、「コピーできます」というレディ画面を表示する(ST131)。また、メインCPU100は、上記ステップ120〜126の処理と同様に、ページメモリ323に記録されている各画像が読出され、コピー用紙Pに複写される。
【0154】
上記例では、両面設定処理により、奇数枚原稿に設定されている場合について説明したが、偶数枚原稿に設定されている場合も上記同様に実施することができる。
【0155】
上記したように、頁連写両面コピー、ブック両面コピー時に、読取り頁を、「両方の頁」「片方の頁」を選択できる手段を設け、両面との組み合わせで「片方の頁」を選択された場合は最後の頁と見なし、両面装置へコピーしてスタックあるいは両面装置からの白紙排出を連続して行うようにしたものである。
【0156】
これにより、両面動作の最後に片面のみをコピーする場合に、従来1回クリアしてもう一度スタートキーを投入しなければならなかったのに対して、1回の操作でできるようにし、頁連写両面コピー、ブック両面コピーにおける機能向上が図れ、しかも操作性を向上させることができる。
【0157】
この結果、ブック両面モードやページ連写両面モードにおいて、指示するキーの意味を同じにでき、片方のページのみを読取ってコピーすることができ、排出される用紙の頁順を揃えることができ、ページ連写両面モードの際に、頁順でステープルを行うことができ、操作性を向上させることができる。
【0158】
また、ブック両面モードにおいて、右頁と左頁のどちらも最終頁となる場合があるが、どちらの場合でも、1枚残りに対応する処理を行うことができる。
【0159】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、ブック両面モードやページ連写両面モードにおいて、指示するキーの意味を同じにでき、片方のページのみを読取ってコピーすることができ、排出される用紙のページ順を揃えることができ、操作性を向上させることができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのデジタル複写機の概略構成を示す図。
【図2】原稿載置台での本の載置状態を説明するための図。
【図3】原稿載置台での本の載置状態と読取り領域を説明するための図。
【図4】フィニッシャーを説明するための図。
【図5】フィニッシャーを説明するための図。
【図6】フィニッシャーを説明するための図。
【図7】操作パネルの構成を示す平面図。
【図8】液晶表示部の表示例を示す図。
【図9】デジタル複写機制御システムの概略構成を示すブロック図。
【図10】スキャナ部の概略構成を示すブロック図。
【図11】基本部CPUの概略構成を示すブロック図。
【図12】プリンタ部の概略構成を示すブロック図。
【図13】ペ−ジメモリの頁バッファ領域M1とファイルエリアM2の関連を示す図。
【図14】ソートなしのコピーを説明するための図。
【図15】ステープル電子ソートによるコピーを説明するための図。
【図16】全体の概要を説明するためのフローチャート。
【図17】操作パネル入力処理を説明するためのフローチャート。
【図18】ページ連写設定処理を説明するためのフローチャート。
【図19】両面設定処理を説明するためのフローチャート。
【図20】複写開始処理を説明するためのフローチャート。
【図21】ブック両面の複写処理を説明するためのフローチャート。
【図22】ブック両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図23】複写処理における液晶表示部の表示例を示す図。
【図24】ブック両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図25】ブック両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図26】ブック両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図27】ページ連写両面の複写処理を説明するためのフローチャート。
【図28】ページ連写両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図29】ページ連写両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図30】ページ連写両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図31】他の例におけるブック両面の複写処理を説明するためのフローチャート。
【図32】他の例におけるブック両面の複写処理を説明するためのフローチャート。
【図33】他の例におけるページ連写両面の複写処理を説明するためのフローチャート。
【図34】他の例におけるページ連写両面の複写処理を説明するためのフローチャート。
【図35】ブック両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図36】ページ連写両面の複写処理における複写状態を説明するための図。
【図37】複写処理における液晶表示部の表示例を示す図。
【符号の説明】
4…スキャナ部
6…プリンタ部
D…原稿
P…コピー用紙
80…操作パネル
84…液晶表示部
301…基本部
302…ページメモリ部
311…基本部CPU
314…画像処理手段
323…ページメモリ

Claims (7)

  1. 原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像を読取る読取手段と、タッチパネルにより選択可能な操作キーを表示可能な表示部を有する操作パネルと、を有する画像処理装置であって、
    前記原稿載置台上における第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ読取る処理モードが設定されている状態において、前記原稿載置台に載置されている原稿の読取を行う場合、前記第1の領域の画像と前記第2の領域の画像との両方の画像を読取ることを指定する第1の指示キーと、前記第1の領域の画像あるいは前記第2の領域の画像の何れか一方の画像のみを読取ることを指定する第2の指示キーと、画像として読取るべき原稿がないことを指定する第3の指示キーと、を有する選択画面を前記表示部に表示する表示制御手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第1の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取る第1の処理手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第2の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を読取って一連の読取処理を終了する第2の処理手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第3の指示キーが選択された場合、一連の読取処理を終了する第3の処理手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記第1の処理手段により前記第1の領域の画像と前記第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取った場合、前記表示部に前記選択画面を表示し、
    前記第2の処理手段により前記第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を読取って一連の読取処理を終了した場合あるいは前記3の処理手段により一連の読取処理を終了した場合、前記表示部に待機状態の画面を表示する、
    ことを特徴とする前記請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段により読取った画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段と、タッチパネルにより選択可能な操作キーを表示可能な表示部を有する操作パネルと、を有する画像形成装置であって、
    前記原稿載置台上における第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ被画像形成媒体に画像形成する処理モードが設定されている状態において、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像の画像形成処理を行う場合、前記第1の領域の画像と第2の領域の画像との両方の画像を画像形成することを指定する第1の指示キーと、前記第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像の何れか一方の画像のみを画像形成することを指定する第2の指示キーと、画像形成すべき画像がないことを指定する第3の指示キーと、を有する選択画面を前記表示部に表示する表示制御手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第1の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取って前記画像形成手段により被画像形成媒体の表面あるいは裏面にそれぞれ画像形成する第1の処理手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第2の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を前記読取手段により読取って前記画像形成手段により被画像形成媒体の表面あるいは裏面に形成して一連の画像形成処理を終了する第2の処理手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第3の指示キーが選択された場合 、一連の画像形成処理を終了する第3の処理手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記第1の処理手段により前記読取り手段により読取った前記第1の領域の画像と前記第2の領域の画像とをそれぞれ画像形成処理するとともに、前記表示部に前記選択画面を表示し、
    前記第2の処理手段により一連の画像形成処理を終了した場合あるいは前記3の処理手段により一連の画像形成処理を終了した場合、前記表示部に待機状態の画面を表示する、
    ことを特徴とする前記請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段により読取った画像を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている画像を被画像形成媒体に形成する画像形成手段と、タッチパネルにより選択可能な操作キーを表示可能な表示部を有する操作パネルと、を有する画像形成装置であって、
    前記原稿載置台上における第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ被画像形成媒体に画像形成する処理モードが設定されている状態において、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像の画像形成処理を行う場合、前記第1の領域の画像と第2の領域の画像との両方の画像を画像形成することを指定する第1の指示キーと、前記第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像の何れか一方の画像のみを画像形成することを指定する第2の指示キーと、画像形成すべき画像がないことを指定する第3の指示キーと、を有する選択画面を前記表示部に表示する表示制御手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第1の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取って前記記憶手段に記憶する第1の処理手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第2の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を読取って前記記憶手段に記憶して一連の読取処理を終了する第2の処理手段と、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第3の指示キーが選択された場合、一連の読取処理を終了する第3の処理手段と、
    前記第2の処理手段あるいは前記第3の処理手段により一連の読取処理が終了した場合に、前記記憶手段に記憶されている画像を被画像形成媒体の表面および裏面に順次形成する第4の処理手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記表示制御手段は、
    前記第1の処理手段により前記第1の領域の画像と前記第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取った場合、前記表示部に前記選択画面を表示し、
    前記第2の処理手段により前記第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を読取って一連の読取処理を終了した場合あるいは前記3の処理手段により一連の読取処理を終了した場合、前記表示部に待機状態の画面を表示する、
    ことを特徴とする前記請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 原稿が載置される原稿載置台と、前記原稿載置台に載置されている原稿の画像を読取る読取手段と、タッチパネルにより選択可能な操作キーを表示可能な表示部を有する操作パネルとを有する画像処理装置に用いられる画像処理方法であって、
    前記原稿載置台上における第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ読取る処理モードが設定されている状態において、前記原稿載置台に載置されている原稿の読取を 行う場合、前記第1の領域の画像と前記第2の領域の画像との両方の画像を読取ることを指定する第1の指示キーと、前記第1の領域の画像あるいは前記第2の領域の画像の何れか一方の画像のみを読取ることを指定する第2の指示キーと、画像として読取るべき原稿がないことを指定する第3の指示キーと、を有する選択画面を前記表示部に表示し、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第1の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像と第2の領域の画像とをそれぞれ前記読取手段により読取り、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第2の指示キーが選択された場合、前記原稿載置台に載置されている原稿の第1の領域の画像あるいは第2の領域の画像のうち何れか一方の画像を読取って一連の読取処理を終了し、
    前記操作パネルにおいて前記表示部に表示されている第3の指示キーが選択された場合、一連の読取処理を終了する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
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