[go: up one dir, main page]

JP3784459B2 - 自動車用シートの搬送装置 - Google Patents

自動車用シートの搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3784459B2
JP3784459B2 JP14325796A JP14325796A JP3784459B2 JP 3784459 B2 JP3784459 B2 JP 3784459B2 JP 14325796 A JP14325796 A JP 14325796A JP 14325796 A JP14325796 A JP 14325796A JP 3784459 B2 JP3784459 B2 JP 3784459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
line
seat
conveyor
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14325796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09323678A (ja
Inventor
正純 丸山
豊文 神尾
幸男 惣宇利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Daido Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Daido Kogyo Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP14325796A priority Critical patent/JP3784459B2/ja
Publication of JPH09323678A publication Critical patent/JPH09323678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3784459B2 publication Critical patent/JP3784459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数機種の自動車用シートをシート供給ステーションからシート組付ステーションに搬送する自動車用シートの搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数機種の自動車用シートをシート供給ステーションから自動車組立ラインに設けた複数のシート組付ステーションに搬送する場合、自動車1台分のフロントシート及びリヤシートを1枚のパレットに載置し、このパレットを1本のシート搬送ラインでリヤシート組付ステーション及びフロントシート組付ステーションを通過させながら、フロントシートをフロントシート組付ステーションに、リヤシートをリヤシート組付ステーションに搬送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の自動車用シートの搬送装置は、シート搬送ラインを簡素化して設備費を削減する観点から、自動車1台分のフロントシート及びリヤシートを1枚のパレットに載置して搬送するようになっているが、組付対象がフロントシート及びリヤシートの他にミドルシートを備えた3列シートタイプの自動車の場合には、1枚のパレットにフロントシート、リヤシート及びミドルシートを載置して搬送することが困難であるため、既存のシート搬送ラインでは作業効率が大幅に低下してしまう問題がある。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、既存のシート搬送ラインに大幅な変更を加えることなく、シートの列数やシートの種類が異なる複数機種の自動車に対するシートの搬送を効果的に行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、少なくとも、フロントシートと、背部及び座部に分割可能なセパレート式リヤシートとを1枚のパレットに載置して、シート供給ステーションから自動車組立ラインに設けたリヤシート組付ステーション及びフロントシート組付ステーションに搬送する主搬送ラインを備え、前記自動車組立ラインに前記リヤシート組付ステーション及びフロントシート組付ステーションとは別に補助組付ステーションを設けるとともに、この補助組付ステーションを経由するように副搬送ラインを設け、フロントシート及びセパレート式リヤシート以外のシートを単独で載置するパレットを前記副搬送ラインにより前記補助組付ステーションに搬送するように構成した自動車用シートの搬送装置において、前記副搬送ラインを、フロントシート以外のシートを載置するパレットをシート供給ステーションから補助組付ステーションを経由して搬送する第1副搬送ラインと、空のパレットを段積み状態で搬送する台車と、第1副搬送ラインの下流端に設けた台車位置決め装置により位置決めした台車に空のパレットを段積み状態で移載するパレット移載装置と、空のパレットを搭載した台車が走行する第2副搬送ラインと、第2副搬送ラインの下流端において台車に搭載した空のパレットを受け取って前記シート供給ステーションに搬送する第3副搬送ラインとから構成し、前記台車は、空のパレットを載置するフリーローラコンベアと、フリーローラコンベアを囲むように3辺に設けられた固定のストッパと、1辺に設けられてストッパ操作機構により起立・倒伏可能なストッパとを有し、前記第3副搬送ラインの上流端には一対の光電管センサが配置され、前記第3副搬送ラインに敷設されたコンベアは、光電管センサの遮光により駆動するように構成されたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】
図1〜図17は本発明の一実施例を示すもので、図1は自動車用シートの搬送装置の第1分図、図2は自動車用シートの搬送装置の第2分図、図3は図2の3方向拡大矢視図、図4は図3の4方向矢視図、図5は図3の5方向矢視図、図6は図3の6−6線断面図、図7は図6の7−7線断面図、図8は図6の8−8線断面図、図9は図3の9方向矢視図、図10は図9の10方向矢視図、図11は図9の11方向矢視図、図12は図10の12−12線断面図、図13は図12の13−13線断面図、図14は図3の14−14線断面図、図15は図14の15−15線断面図、図16は図1の16方向矢視図、図17は図16の17方向矢視図である。
【0009】
先ず、図1及び図2に基づいて自動車用シートの搬送装置の概略構造について説明する。尚、図1及び図2は、図1のA−A線と図2のA−A線とを突き合わせることにより一体化される。
【0010】
自動車の組立ラインLaには、左右のフロントシートFRと、背部及び座部に分離可能なセパレート式リヤシートSRとを有する一般的な小型普通乗用車であるNタイプ車両nに加えて、左右のフロントシートFRと、左右のリヤシートRRとを有するAタイプ車両aや、左右のフロントシートFRと、左右のミドルシートMIと、背部及び座部に分離可能なセパレート式リヤシートSRとを有するBタイプ車両bが混合して流動する。Nタイプ車両n、Aタイプ車両a及びBタイプ車両bにシートを搬送する自動車用シートの搬送装置は、主搬送ラインLmと副搬送ラインLsとから構成されており、前記副搬送ラインLsは更に第1副搬送ラインLs1 と、第2副搬送ラインLs2 と、第3副搬送ラインLs3 と含んでいる。
【0011】
主搬送ラインLmは、シート供給ステーションS0 に設けたプラットホームに停車したトラックT1 の荷箱N1 から取り出したフロントシートFRだけからなる梱包物、或いはフロントシートFR及びセパレート式リヤシートSRからなる梱包物を載置した第1パレットP1 を、セパレート式リヤシート組付ステーションS1 及びフロントシート組付ステーションS2 を経由して搬送し、空になった第1パレットP1 を段積み状態にしてシート供給ステーションS0 に戻すものである。
【0012】
第1副搬送ラインLs1 は、プラットホームに停車したトラックT2 の荷箱N2 から取り出したリヤシートRRだけからなる梱包物、或いはミドルシートMIだけからなる梱包物を載置した第2パレットP2 を、リヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 を経由して第2副搬送ラインLs2 の上流端まで搬送し、空になった第2パレットP2 を台車D上に段積みするものである。
【0013】
第2副搬送ラインLs2 は、空の第2パレットP2 を搭載した台車Dを第3副搬送ラインLs3 へと移動させるたものものであり、また第3副搬送ラインLs3 は、台車Dから受け取った空の第2パレットP2 をシート供給ステーションS0 に搬送するものである。
【0014】
次に、前記主搬送ラインLmの構造を詳述する。
【0015】
図1及び図2に示すように、主搬送ラインLmの上流端には上下揺動自在な上段連結部1及び固定の下段連結部2が上下に重なり合うように設けられており、上段連結部1を水平状態に倒伏すると上下2段に形成されたトラックT1 の荷箱N1 の上段から第1パレットP1 を搬出することができ、また下段連結部2によって前記荷箱N2 の下段から第1パレットP1 を搬出することができる。上段連結部1と下段連結部2とは昇降テーブル3で接続されており、この昇降テーブル3によって、上段連結部1と同じ高さに連なるコンベア4に下段連結部2から第1パレットP1 を移載することができる。
【0016】
コンベア4の下流端には該コンベア4上の第1パレットP1 をコンベア5に移載するための昇降テーブル6が設けられるとともに、コンベア5の下流端には該コンベア5上の第1パレットP1 をコンベア7に移載するための昇降テーブル8が設けられる。コンベア5をコンベア4及びコンベア7よりも高い位置に配置することにより、前記コンベア5の下方に前記第1副搬送ラインLs1 の一部を配置することができる。コンベア7の下流端には該コンベア7上の第1パレットP1 をコンベア9の上流端に設けられた前記セパレート式リヤシート組付ステーションS1 に移載するための昇降テーブル10が設けられる。セパレート式リヤシート組付ステーションS1 の近傍に、搬送されてきたパレート式リヤシートSRを一時的にストレージするターンテーブル式のバッファ20が設けられる。
【0017】
コンベア9の下流端には該コンベア9上の第1パレットP1 をコンベア11に移載する昇降テーブル12が設けられるとともに、コンベア11の下流端には該コンベア11上の第1パレットP1 をコンベア13に移載するターンテーブル14が設けられる。コンベア13に連なるコンベア15の下流端は昇降ターンテーブル16を介してコンベア17に接続され、このコンベア17に連なるコンベア18は前記コンベア4の上流端近傍のパレット段積みステーションS4 に達している。パレット段積みステーションS4 で段積みされた第1パレットP1 はコンベア19に排出された後、該コンベア19の下流端から作業者によって前記下段連結部2に移載される。
【0018】
次に、前記第1副搬送ラインLs1 の概略構造を詳述する。
【0019】
図1及び図2に示すように、第1副搬送ラインLs1 の上流端には上下揺動自在な上段連結部21及び固定の下段連結部22が上下に重なり合うように設けられており、上段連結部21を水平状態に倒伏すると上下2段に形成されたトラックT2 の荷箱N2 の上段から第2パレットP2 を搬出することができ、また下段連結部22によって前記荷箱N2 の下段から第2パレットP2 を搬出することができる。上段連結部21と下段連結部22とは昇降テーブル23で接続されており、この昇降テーブル23によって、上段連結部21と同じ高さに連なるコンベア24に下段連結部22から第2パレットP2 を移載することができる。
【0020】
前記主搬送ラインLmのコンベア4,5と平行に延びるコンベア24の下流端に、該コンベア24上の第2パレットP2 をコンベア25に移載するための昇降テーブル26が設けられる。コンベア25は主搬送ラインLmのコンベア5の下方を直角方向に横切り、その横切った先に前記リヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 が設けられる。リヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 においてリヤシートRR又はミドルシートMIを排出して空になった第2パレットP2 は、コンベア25の下流端において台車D上に段積みされる。
【0021】
次に、図3及び図4に基づいて第1副搬送ラインLs1 のコンベア25の構造を説明する。
【0022】
コンベア25の機枠31の端部に駆動軸32が回転自在に支持されており、この駆動軸32に設けた左右一対の循環用スプロケット33,33に、第2パレットP2 を載置して搬送する左右一対の無端のローラー付きチェーン34,34が巻き掛けられる。駆動軸32の一端に設けた従動スプロケット35とモータ36に設けた駆動スプロケット37とに無端チェーン38が巻き掛けられており、従ってモータ36を駆動すると、駆動スプロケット37、無端チェーン38、従動スプロケット35、駆動軸32及び循環用スプロケット33,33を介してローラー付きチェーン34,34が循環走行し、第2パレットP2 が搬送される。
【0023】
次に、図3〜図8に基づいて第1副搬送ラインLs1 のパレット移載装置41の構造を説明する。
【0024】
パレット移載装置41はコンベア25上の第2パレットP2 を台車Dに移載するためのもので、コンベア25と同方向に延びて天井から吊り下げ支持された機枠42を備える。機枠42の左右両側部に敷設した一対のガイドレール43,43に吊り下げ支持される枠体44は、ガイドレール43,43の上面を転動する複数の支持ローラ45…と、ガイドレール43,43の側面を転動する複数のガイドローラ46…とを備えており、機枠42に設けたシリンダ47に出力ロッド471 に接続されて往復移動することができる。
【0025】
枠体44に設けた一対のスライドガイド48,48にスライドロッド49,49を介して昇降基板50が昇降自在に支持される。枠体44に支持した回転軸51に吊り下げ用スプロケット52,52が設けられており、これら吊り下げ用スプロケット52,52に一端を結着された吊り下げチェーン53,53の他端が前記昇降基板50に結着される。枠体44に支持したモータ54に設けた駆動スプロケット55と前記回転軸51に設けた従動スプロケット56とが無端チェーン57で接続されており、モータ54を駆動して回転軸51を正逆転させることにより昇降基板50を昇降させることができる。尚、図6における符号58a,58b,58cは、昇降基板50の高さを検出して該昇降基板50を所定位置に停止させるべく、それぞれのスライドロッド49,49の上端に設けたドグ59,59により作動するリミットスイッチである。
【0026】
昇降基板50の下面に設けた4本のガイドレール60…にスライド部材61…を介して一対の把持アーム62,62が開閉自在に支持される。両把持アーム62,62は昇降基板50に設けたシリンダ63によって開閉し、その下端に形成した鉤部で第2パレットP2 を把持することができる。尚、図6における符号64は、昇降基板50の下面に昇降自在に支持されてスプリング65で下向きに付勢された押さえ部材であって、把持アーム62,62に把持した第2パレットP2 の上面に弾発的に当接し、該把持アーム62,62と協働して第2パレットP2 を確実に把持するものである。
【0027】
次に、図9〜図13に基づいて第2副搬送ラインLs2 を移動する台車Dの構造を説明する。
【0028】
台車Dは4個のキャスタ71によって床面に支持された矩形状のフレーム72と、フレーム72の後端に立設されて台車Dを移動させる際に作業員が押す押し手73と、フレーム72の上面に左右方向に敷設された前後2列のフリーローラコンベア74,74とを備える。フリーローラコンベア74,74上に載置された第2パレットP2 を位置決めすべく、該フリーローラコンベア74,74を囲むように2個の前部ストッパ75,75と、2個の後部ストッパ76,76と、2個の左側部ストッパ77,77と、1個の右側部ストッパ78とが設けられる。フリーローラコンベア74,74に載置された第2パレットP2 を排出すべく、前記右側部ストッパ78はストッパ操作機構79によって手動で起立・倒伏自在である。
【0029】
即ち、右側部ストッパ78はフレーム72の右側面に沿って後方に延びる枢軸80の前端に固着されており、この枢軸80の後端に固着したアーム81の先端にピン82を介してリンク83の下端が枢支される。台車Dに設けた支持部材94の一対のブラケット84,84に、ピン85,85を介して操作レバー86の二股に分岐した脚部861 ,861 の下端が枢支される。操作レバー86の脚部861 ,861 の内側にピン87,87を介して一端を枢支されたリンク88,88の他端が、ピン89を介してリンク90の中間部に枢支される。そして前記リンク90は、その一端がピン91を介して前記一対のブラケット84,84に枢支されるとともに、その他端がピン92を介して前記リンク83の上端に枢支される。
【0030】
而して、操作レバー86が図12の実線位置にあって右側部ストッパ78が起立した状態から、操作レバー86をピン85,85回りに矢印a方向に倒すと、リンク88,88に引かれたリンク90が水平位置から時計方向に90°起立し、このリンク90に引かれたリンク83が矢印b方向に引き上げられる。その結果、アーム81を介して枢軸80が回転し、この枢軸80に固着した右側部ストッパ78が実線位置から鎖線位置へと矢印c方向に90°倒伏する。逆に、操作レバー86を図12の鎖線位置から実線位置に操作することにより、右側部ストッパ78は鎖線位置から実線位置へと90°起立する。尚、符号93は右側部ストッパ78の倒伏確認用のリミットスイッチであって、台車Dが後述する第1台車位置決め装置101に位置決めされた状態において、右側部ストッパ78が倒伏状態にあることを確認する。
【0031】
次に、図14及び図15に基づいて、パレット移載装置41の下方の所定位置に台車Dを位置決めしてロックする第1台車位置決め装置101の構造を説明する。
【0032】
第1台車位置決め装置101は、台車Dの前部下面に設けた前後一対のガイドローラ102,102(図10及び図11参照)を案内する左右一対のガイドレール103,103を備えており、それらガイドレール103,103の入口端部は左右に拡開する拡開部1031 ,1031 を構成してガイドローラ102,102をスムーズにガイドできるようになっている。
【0033】
左右のガイドレール103,103間に、前側のガイドローラ102を係止する固定ストッパ104と可動ストッパ105とが設けられる。可動ストッパ105はピン106によって枢支されており、シリンダ107の出力ロッド1071 に接続されて揺動し、固定ストッパ104との間に前側のガイドローラ102を挟持して固定する。一方のガイドレール103には台車Dの2個のガイドローラ102,102にそれぞれ当接して作動する2個の台車在席検知用のリミットスイッチ108,108が設けられる。
【0034】
図1及び図2に示すように、第2副搬送ラインLs2 は、空の第2パレットP2 を段積みした台車Dを作業員が押して移動させる通路から構成されており、前記第1台車位置決め装置101から後述する第2台車位置決め装置125へと延びている。
【0035】
次に、図16及び図17に基づいて第3副搬送ラインLs3 の構造を説明する。
【0036】
前記第1副搬送ラインLs1 の昇降テーブル23に接続され、且つ前記第1副搬送ラインLs1 のコンベア24の上流端の下方に設けられたコンベア111は、その機枠112の両端部に駆動軸113及び従動軸114,114が回転自在に支持されており、駆動軸113に設けた左右一対の循環用スプロケット115,115と従動軸114,114に設けた左右一対の循環用スプロケット116,116とに、第2パレットP2 を載置して搬送する左右一対の無端のローラー付きチェーン117,117が巻き掛けられる。駆動軸113の一端に設けた従動スプロケット118とモータ119に設けた駆動スプロケット120とに無端チェーン121が巻き掛けられており、モータ119を駆動すると駆動スプロケット120、無端チェーン121及び従動スプロケット118を介して駆動軸113が回転し、ローラー付きチェーン117,117が循環走行して第2パレットP2 が搬送される。
【0037】
コンベア111の上流端に左右一対の光電管センサ122,122が設けられており、後述する第2台車位置決め装置125によって位置決めされた台車Dから排出された第2パレットP2 が前記光電管センサ122,122間を通過して遮光すると、モータ119が回転してコンベア111が駆動される。
【0038】
第2台車位置決め装置125によって位置決めされた台車Dからコンベア111に第1パレットP2 をスムーズに移載できるように、コンベア111の上流端に一対の補助ローラ123,123が設けられる。またコンベア111上を搬送される第2パレットP2 の両側部を案内すべく、機枠112に左右一対のガイド部材124,124が設けられる。
【0039】
コンベア111の上流側に設けられる第2台車位置決め装置125は、台車Dに前部下面に設けた前後一対のガイドローラ102,102を案内する左右一対のガイドレール126,126を備えており、それらガイドレール126,126の入口端部は左右に拡開する拡開部1261 ,1261 を構成してガイドローラ102,102をスムーズにガイドできるようになっている。ガイドレール126,126にガイドローラ102,102を案内された台車Dの先端を位置決めすべく左右一対のストッパ127,127が設けられる。
【0040】
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用を説明する。
【0041】
左右のフロントシートFRと、背部及び座部に分離可能なセパレート式リヤシートSRとを、一般的な小型普通乗用車であるNタイプ車両nに組み付ける場合には、主搬送ラインLmが使用される。即ち、シート供給ステーションS0 に停車したトラックT1 の荷箱N1 から、左右のフロントシートFRと、背部及び座部に分離可能なセパレート式リヤシートSRとを載置した第1パレットP1 を取り出し、コンベア4、昇降テーブル6、コンベア5、昇降テーブル8、コンベア7、昇降テーブル10を介してセパレート式リヤシート組付ステーションS1 に搬送する。セパレート式リヤシート組付ステーションS1 において、作業員は第1パレットP1 からセパレート式リヤシートSRを取り出してバッファ20に貯留するとともに、該バッファ20に貯留したセパレート式リヤシートSRを組立ラインLaを流動するNタイプ車両nに組み付ける。
【0042】
セパレート式リヤシートSRが取り出されてフロントシートFRのみを載置した第1パレットP1 は、セパレート式リヤシート組付ステーションS1 からコンベア9、昇降テーブル12、コンベア11、ターンテーブル14及びコンベア13によりフロントシート組付ステーションS2 に搬送される。そしてフロントシート組付ステーションS2 において、ロボットR,Rが第1パレットP1 からフロントシートFRを取り出して自動車組立ラインLaを流動するNタイプ車両nに組み付ける。
【0043】
空になった第1パレットP1 は、コンベア13、コンベア15、昇降ターンテーブル16、コンベア17及びコンベア18よりパレット段積みステーションS4 に搬送されて段積みされる。パレット段積みステーションS4 に段積みされた第1パレットP1 はコンベア19で搬送され、作業員により前記下段連結部2に移載されてトラックT1 の荷箱N1 に搭載される。
【0044】
左右のフロントシートFRと、左右のリヤシートRRとをAタイプ車両aに組み付ける場合には、主搬送ラインLm及び副搬送ラインLsが併用される。即ち、シート供給ステーションS0 に停車したトラックT1 の荷箱N1 から、左右のフロントシートFR載置した第1パレットP1 が取り出され、主搬送ラインLmによりフロントシート組付ステーションS2 に搬送され、そこでロボットR,Rにより自動車組立ラインLaを流動するAタイプ車両aに組み付けられる。そして空になった第1パレットP1 は前述の経路でトラックT1 の荷箱N1 に戻される。
【0045】
一方、左右のリヤシートRRを載置した第2パレットP2 はシート供給ステーションS0 に停車したトラックT2 の荷箱N2 から取り出され、第1副搬送ラインLs1 のコンベア24、昇降テーブル26及びコンベア25によりリヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 に搬送される。リヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 において、作業員は第2パレットP2 からリヤシートRRを取り出して自動車組立ラインLaを流動するAタイプ車両aに組み付ける。
【0046】
また、左右のフロントシートFRと、左右のミドルシートMIと、背部及び座部に分離可能なセパレート式リヤシートSRとをBタイプ車両bに組み付ける場合には、フロントシートFR及びセパレート式リヤシートSRを載置した第1パレットP1 を主搬送ラインLmで搬送しながら、セパレート式リヤシート組付ステーションS1 でセパレート式リヤシートSRを組み付けるとともに、フロントシート組付ステーションS2 でフロントシートFRを組み付けた後、空の第1パレットP1 をシート供給ステーションS0 に返送する。
【0047】
一方、左右のミドルシートMIを載置した第2パレットP2 はシート供給ステーションS0 に停車したトラックT2 の荷箱N2 から取り出されてリヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 に搬送され、そこで作業員によりミドルシートMIが組立ラインLaを流動するBタイプ車両bに組み付けられる。
【0048】
上述したAタイプ車両a及びBタイプ車両bの何れの場合にも、リヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 においてリヤシートRR又はミドルシートMIを取り出されて空になった第2パレットP2 は、以下に述べる同じ経路を通ってシート供給ステーションS0 に返送される。
【0049】
以下、空になった第2パレットP2 の返送経路を説明する。空の台車Dを第1台車位置決め装置101によりコンベア25の下流端に位置決めしておき、空の第2パレットP2 をコンベア25の下流端からパレット移載装置41で台車D上に移載する。枠体44をコンベア25の上方に停止させたパレット移載装置41は、モータ54を駆動して昇降基板50を下降させた後、シリンダ63を駆動して一対の把持アーム62,62を接近移動させることにより、コンベア25上の第2パレットP2 を把持する。把持アーム62,62が第2パレットP2 を把持すると、再びモータ54を駆動して把持した第2パレットP2 と共に昇降基板50を上昇させ、続いてシリンダ47を駆動して枠体44を台車Dの上方に移動させる。そしてモータ54を駆動して枠体44を下降させた後、シリンダ63を駆動して把持アーム62,62を開くことにより、把持した第2パレットP2 を台車D上に移載する。そして上記作業を繰り返すことにより、所定枚数の第2パレットP2 を台車D上に段積みすることができる。
【0050】
このようにして所定枚数の第2パレットP2 を段積みした台車Dは、第2副搬送ラインLs2 上を作業員に押されて移動し、第3副搬送ラインLs3 の上流端に設けた第2台車位置決め装置125に位置決めされる。続いて作業員は台車Dの操作レバー86を操作して右側部ストッパ78を水平姿勢に倒伏させ、段積みした第2パレットP2 をコンベア111に向けて押圧する。そのとき、光電管センサ122,122が第2パレットP2 を検出すると、コンベア111が駆動されて第2パレットP2 は自動的に台車Dから排出され、昇降テーブル23を経てトラックT2 の荷箱N2 に向けて搬送される。
【0051】
以上説明したように、リヤシート組付ステーションS1 及びフロントシート組付ステーションS2 の他にリヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 を設け、シート供給ステーションS0 から前記リヤシート/ミドルシート組付ステーションS3 に、リヤシートRR又はミドルシートMIを載置した第2パレットP2 を第1副搬送ラインLs1 により搬送した後、空になった第2パレットP2 を第2副搬送ラインLs2 及び第3副搬送ラインLs3 を経てシート供給ステーションS0 に戻しているので、左右のフロントシートFRと、一般的な小型普通乗用車であるNタイプ車両nに加えて、左右のフロントシートFRと、左右のリヤシートRRとを有するAタイプ車両aや、左右のフロントシートFRと、左右のミドルシートMIと、背部及び座部に分離可能なセパレート式リヤシートSRとを有するBタイプ車両bを混合して生産する場合であっても、効率的な生産を行うことができる。しかも、既存の主搬送ラインLmに殆ど改造を加えることなく副搬送ラインLsを追加するだけで実施可能であるため、設備費も低額で済む。
【0052】
また副搬送ラインLsは、その第2副搬送ラインLs2 において空の第2パレットP2 を台車Dに段積みして搬送するので、副搬送ラインLsの設備費を抑えることができる。従って、副搬送ラインLsを使用するAタイプ車両A及びBタイプ車両bの生産台数が少ない場合であっても経済的負担が少なくて済む。
【0053】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0054】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載された発明によれば、自動車組立ラインにリヤシート組付ステーション及びフロントシート組付ステーションとは別に補助組付ステーションを設けるとともに、この補助組付ステーションを経由するように副搬送ラインを設け、フロントシート及びセパレート式リヤシート以外のシートを単独で載置するパレットを副搬送ラインにより補助組付ステーションに搬送するので、左右のフロントシートと、背部及び座部に分離可能なセパレート式リヤシートとを有する一般的な小型普通乗用車以外の車両(例えば、左右のフロントシートと、左右のリヤシートとを有する車両や、左右のフロントシートと、左右のミドルシートと、背部及び座部に分離可能なセパレート式リヤシートとを有する車両)を混合生産する場合であっても、生産効率を低下させることなく効率的な生産を行うことができる。しかも、既存の主搬送ラインに殆ど改造を加えることなく副搬送ラインを追加するだけで済むため、設備費が嵩むことも無い。
またフロントシート以外のシートをシートを載置したパレットをシート供給ステーションから補助組付ステーションまで搬送し、補助組付ステーションで前記シートを排出した空のパレットをシート供給ステーションに戻す作業を効率良く行うことができる。しかも、空のパレットを台車に段積みして搬送することにより副搬送ラインの設備費を抑えることができるので、副搬送ラインを使用する機種の生産台数が少ない場合であっても経済的負担が少なくて済む。
更に台車に設けたフリーローラコンベアを囲むように3辺にストッパを設けるとともに、1辺にストッパ操作機構により起立・倒伏可能なストッパを設けたので、段積みした状態のパレットを台車に安定して搭載することができるだけでなく,第3副搬送ラインに敷設したコンベアをその上流端に設けた光電管センサの遮光により駆動するので、段積みしたパレットを台車から第3副搬送ラインに敷設したコンベアに自動的に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用シートの搬送装置の第1分図
【図2】自動車用シートの搬送装置の第2分図
【図3】図2の3方向拡大矢視図
【図4】図3の4方向矢視図
【図5】図3の5方向矢視図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】図6の8−8線断面図
【図9】図3の9方向矢視図
【図10】図9の10方向矢視図
【図11】図9の11方向矢視図
【図12】図10の12−12線断面図
【図13】図12の13−13線断面図
【図14】図3の14−14線断面図
【図15】図14の15−15線断面図
【図16】図1の16方向矢視図
【図17】図16の17方向矢視図
【符号の説明】
La 自動車組立ライン
Lm 主搬送ライン
Ls 副搬送ライン
Ls1 第1副搬送ライン
Ls2 第2副搬送ライン
Ls3 第3副搬送ライン
1 第1パレット(パレット)
2 第2パレット(パレット)
0 シート供給ステーション
1 リヤシート組付ステーション
2 フロントシート組付ステーション
3 補助組付ステーション
FR フロントシート
SR セパレート式リヤシート
MI ミドルシート(フロントシート以外のシート)
RR リヤシート(フロントシート以外のシート)
42 パレット移載装置
74 フリーローラコンベア
75 ストッパ
76 ストッパ
77 ストッパ
78 ストッパ
79 ストッパ操作機構
101 第1台車位置決め装置(台車位置決め装置)
111 コンベア
122 光電管センサ

Claims (1)

  1. 少なくとも、フロントシート(FR)と、背部及び座部に分割可能なセパレート式リヤシート(SR)とを1枚のパレット(P1 )に載置して、シート供給ステーション(S0 )から自動車組立ライン(La)に設けたリヤシート組付ステーション(S1 )及びフロントシート組付ステーション(S2 )に搬送する主搬送ライン(Lm)を備え、
    前記自動車組立ライン(La)に前記リヤシート組付ステーション(S1 )及びフロントシート組付ステーション(S2 )とは別に補助組付ステーション(S3 )を設けるとともに、この補助組付ステーション(S3 )を経由するように副搬送ライン(Ls)を設け、フロントシート(FR)及びセパレート式リヤシート(SR)以外のシート(RR,MI)を単独で載置するパレット(P2 )を前記副搬送ライン(Ls)により前記補助組付ステーション(S3 )に搬送するように構成した自動車用シートの搬送装置において、 前記副搬送ライン(Ls)を、
    フロントシート(FR)以外のシート(RR,MI)を載置するパレット(P2 )をシート供給ステーション(S0 )から補助組付ステーション(S3 )を経由して搬送する第1副搬送ライン(Ls1 )と、
    空のパレット(P 2 )を段積み状態で搬送する台車(D)と、
    第1副搬送ライン(Ls1 )の下流端に設けた台車位置決め装置(101)により位置決めした台車(D)に空のパレット(P2 )を段積み状態で移載するパレット移載装置(41)と、
    空のパレット(P2 )を搭載した台車(D)が走行する第2副搬送ライン(Ls2 )と、
    第2副搬送ライン(Ls2 )の下流端において台車(D)に搭載した空のパレット(P2 )を受け取って前記シート供給ステーション(S0 )に搬送する第3副搬送ライン(Ls3 )と、
    から構成し
    前記台車(D)は、空のパレット(P 2 )を載置するフリーローラコンベア(74)と、フリーローラコンベア(74)を囲むように3辺に設けられた固定のストッパ(75,76,77)と、1辺に設けられてストッパ操作機構(79)により起立・倒伏可能なストッパ(78)とを有し、
    前記第3副搬送ライン(Ls 3 )の上流端には一対の光電管センサ(122)が配置され、前記第3副搬送ライン(Ls 3 )に敷設されたコンベア(111)は、光電管センサ(122)の遮光により駆動するように構成されたことを特徴とする自動車用シートの搬送装置。
JP14325796A 1996-06-05 1996-06-05 自動車用シートの搬送装置 Expired - Fee Related JP3784459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14325796A JP3784459B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 自動車用シートの搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14325796A JP3784459B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 自動車用シートの搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09323678A JPH09323678A (ja) 1997-12-16
JP3784459B2 true JP3784459B2 (ja) 2006-06-14

Family

ID=15334547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14325796A Expired - Fee Related JP3784459B2 (ja) 1996-06-05 1996-06-05 自動車用シートの搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3784459B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004001197A1 (de) * 2004-01-07 2005-08-04 Daimlerchrysler Ag Verfahren zum Betrieb eines sehenden autonomen Transportfahrzeugs für den Abtransport von Leergut
JP4675754B2 (ja) * 2005-11-14 2011-04-27 本田技研工業株式会社 ガラス位置決め供給方法及びその装置
CN105501331B (zh) * 2015-12-16 2018-05-08 芜湖瑞泰汽车零部件有限公司 汽车座椅装配生产线及其装配方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09323678A (ja) 1997-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3375061B2 (ja) ピッキングシステム
CN111908097B (zh) 物料上下料输送设备的控制方法及物料上下料输送设备
JPH08277036A (ja) 層ピッキング装置及びこれを用いた搬送積替機
JP5783366B2 (ja) 仕分けシステム
JP3784459B2 (ja) 自動車用シートの搬送装置
CN116853850A (zh) 一种箱式物料自动装车装置
CN213058740U (zh) 物料上下料输送设备
JPH0798582B2 (ja) 荷積み方法
JPH0511099Y2 (ja)
JP2549863Y2 (ja) 搬送物積載搬送車
JPH0644907Y2 (ja) 物品搬送装置
JP2004067304A (ja) 物品受け体処理設備
CN220282905U (zh) 一种箱式物料自动装车装置
JPS6031445A (ja) パレット利用の荷搬送設備
JPH06239416A (ja) パレットの搬送装置
JP3988564B2 (ja) 物品受け体処理設備
JP3246422B2 (ja) 搬送装置
JP2992790B2 (ja) パレット式駐車装置
JPH0313129B2 (ja)
JPH07277409A (ja) 搬送装置
JP3046163U (ja) 物品収納棚
JP2980763B2 (ja) エレベータ式駐車装置のパレットの移送装置
JP3603986B2 (ja) 自動倉庫の物品搬送システム
JPS627615Y2 (ja)
JPH06270028A (ja) 板状物供給設備

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060315

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees