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JP3777371B2 - 電機子の製造方法 - Google Patents

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JP3777371B2 JP2003305549A JP2003305549A JP3777371B2 JP 3777371 B2 JP3777371 B2 JP 3777371B2 JP 2003305549 A JP2003305549 A JP 2003305549A JP 2003305549 A JP2003305549 A JP 2003305549A JP 3777371 B2 JP3777371 B2 JP 3777371B2
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Description

本発明は、平行にかつ直線状に延びる一対の直状部ならびに両直状部の一端間を結ぶ第1コイル端を有する複数のコイル導体を、電機子コアが外周に備える複数のスロットに絶縁紙を介して挿入し、両直状部のうち電機子コアの他端から突出した部分を電機子コアの周方向に捻って第2および第3コイル端を形成した後で、電機子コアの他端に対向するコンミテータが備えるライザ部の収容溝に第2および第3コイル端に連なる接続端部を収容しつつ電気的に接続するようにした電機子の製造方法の改良に関する。
このようにして電機子を製造する製造方法は、たとえば特許文献1等で既に知られている。
特開平6−141496号公報
ところが、上記従来の製造方法では、コイル導体が備える両直状部のうち電機子コアの他端からの突出部に、電機子コアの周方向に沿う押圧力を作用せしめて捻ることにより、電機子コアの他端側に配置される第2および第3コイル端を形成するようにしているので、その捻り工程では各コイル導体に電機子コアの軸線方向に沿う応力が作用し、各コイル導体が電機子コアの軸線方向に動いてしまうことがある。このため両直状部のうち直線部分として残るコイル辺の長さが変化してしまい、絶縁紙の端部がコイル導体および電機子コア間に挟まれて破れてしまう可能性があるので、従来の電機子では、電機子コアの両端に、コイル導体および電機子コアの直接接触を回避するための絶縁プレートを当接させており、部品点数が増えることになる。また捻り工程で各コイル導体が電機子コアの軸線方向に動いてしまっても、コンミテータのライザ部が備える収容溝に各コイル導体の接続端部を確実に収容するために、接続端部の長さを必要以上に長く設定しておき、余分な部分を切除するようにしているので、電機子の製造にあたって余分な作業が必要となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、接続端部の余分な部分を後加工で切除する作業を不要として製造効率の向上を図るとともに、一対の直状部のうち直線部分として残るコイル辺の電機子コアからの突出量を充分な絶縁距離を確保し得る値に精度よく確保するようにして絶縁プレートを不要とすることで部品点数の低減を図るようにした電機子の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、平行にかつ直線状に延びる第1および第2直状部と、第1および第2直状部の一端間を結ぶ第1コイル端とを有する複数のコイル導体を成形するコイル導体成形工程と;回転軸を同軸に備える電機子コアが外周に備える複数のスロットに電機子コアの両端から両端部を突出させるようにして絶縁紙をそれぞれ挿入する絶縁紙セット工程と;前記各スロットのうち選択された一対のスロットに、前記電機子コアの一端に前記第1コイル端を対向配置させた各コイル導体の第1および第2直状部を、各スロットでは相互に異なるコイル導体の第1および第2直状部が内外に重なるように前記絶縁紙を介して挿入することで複数のコイル導体を電機子コアにセットするコイル導体セット工程と;前記各コイル導体の第1および第2直状部のうち前記電機子コアの他端から突出した部分を、それらの第1および第2直状部の他端部を接続端部として残しつつ電機子コアの周方向に捻って第2および第3コイル端を形成する捻り工程と;複数の収容溝が設けられるライザ部を有するコンミテータを前記電機子コアの他端に対向させて前記回転軸に固定するコンミテータ装着工程と;前記ライザ部の各収容溝に前記各コイル導体の前記接続端部を2本ずつ収容して電気的に接続する接続工程と;を実行して電機子を製造するようにした電機子の製造方法において、前記コイル導体成形工程では、前記第1コイル端の長さと、前記第1および第2直状部のうち直線状のコイル辺として残る部分の前記電機子コアの両端からの突出量を考慮した長さと、前記第2および第3コイル端の長さと、前記両接続端部の必要充分な長さとの総和を全体長さとして、表面が絶縁被覆された導体から前記各コイル導体を成形しつつ前記接続端部の絶縁被覆を剥離し、前記捻り工程では、第2および第3コイル端の最終形状での前記電機子コアの周方向および軸方向位置に対応して予め設定した捻り角および軸方向移動距離となるようにして前記接続端部を保持しつつ変位駆動することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記捻り工程では、第1および第2直状部のうち前記電機子コアの他端からの突出部を捻る際に支点となる複数の支持部材を、第1および第2直状部に当接させることを特徴とする。
さらに請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記絶縁紙セット工程の終了後に、各スロットに挿入された状態にある絶縁紙のうち電機子コアの一端からの突出部を拡開することを特徴とする。
上記請求項1記載の発明によれば、捻り工程では、第2および第3コイル端の最終形状での電機子コアの周方向および軸方向位置に対応して予め設定した捻り角および軸方向移動距離となるようにして接続端部を変位駆動するので、コイル導体に電機子コアの軸線に沿う方向の応力が作用することを回避し、各コイル導体が電機子コアの軸線方向に動いてしまうことを防止しつつ、各コイル導体が備える一対の直状部のうち電機子コアの他端から突出した部分を電機子コアの周方向に捻って第2および第3コイル端を形成することができる。したがってコイル導体成形工程において、第1コイル端の長さと、両直状部のうち直線部分として残るコイル辺の電機子コアの両端からの突出量を考慮した長さと、第2および第3コイル端の長さと、両接続端部の必要充分な長さとの総和を全体長さとしてコイル導体を成形しても、絶縁皮膜を剥離した接続端部を、余分な部分が生じることがないようにしてコンミテータのライザ部が備える収容溝に確実に収容することができ、余分な部分を切除する作業を省いて製造効率の向上を図ることができる。またコイル導体の両直状部のうちコイル辺として残る部分の電機子コアからの突出量を充分な絶縁距離を確保し得る値に精度よく確保することが可能であり、従来必要であった絶縁プレートを不要として部品点数の低減を図ることができる。
また上記請求項2記載の発明によれば、捻り工程で、一対の直状部のうち電機子コアの他端から突出した部分を捻って第2および第3コイル端を形成する際に、電機子コアの他端側のスロットの端縁を支点とすることなく、両直状部のうち電機子コアの他端からの突出部分を捻るようにして、電機子コアの両端からの絶縁紙の突出部が両直状部および前記スロットの端縁間に挟まれて損傷することを防止することができる。
さらに請求項3記載の発明によれば、コイル導体セット工程において、コイル導体の両直状部の絶縁紙を介してのスロットへの挿入性を高め、挿入能率の向上を図ることができるとともに、前記両直状部の挿入によって絶縁紙が電機子コアの軸方向にずれてしまうことを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図21は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジンの始動装置の縦断面図、図2はコイル導体成形工程およびコイル導体セット工程の処理過程を順次示す図、図3は予備成形導体を示す斜視図、図4は切断装置の縦断面図であって図5の4−4線断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は導体の切断端面を示す図、図7は図6の7矢視図、図8は予備成形導体を捻ってコイル導体を形成するための捻り成形装置の要部縦断面図、図9はコイル導体の斜視図、図10は絶縁紙の成形、挿入過程を示す図、図11は絶縁紙の第1段打ち込み状態を示す横断面図、図12は絶縁紙の第2段打ち込み状態を示す横断面図、図13は絶縁紙をセットした状態での電機子コアの側面図、図14は電機子コアにコイル導体をセットした状態を示す斜視図、図15はコイル導体を捻って第2および第3コイル端を形成するための捻り装置の縦断面図、図16は図15の16−16線に沿う断面図、図17は捻り角および軸方向移動距離の関係を示す図、図18は第2および第3コイル端側から見た電機子コアの正面図、図19は図18の19−19線矢視図、図20は第2および第3コイル端が形成された状態のコイル導体を示す斜視図、図21はコイル導体の接続端部をコンミテータに電気的に接続する状態を示す縦断側面図である。
先ず図1において、始動モータ15の回転軸16は、歯車減速機構17を介してピニオン駆動軸18に連結される。ピニオン駆動軸18は、オーバーランニングクラッチ19のクラッチアウタ19aに軸方向の相対移動を許容して連結されており、ピニオン駆動軸18と同軸にしてオーバーランニングクラッチ19のクラッチインナ19bに固定的に連結されるスリーブ20に、エンジンを始動するための始動用リングギヤ21に噛合可能なピニオン22が固設される。
始動モータ15に隣接した側方には、ピニオン駆動軸18に対してオーバーランニングクラッチ19およびスリーブ20を軸方向に相対移動せしめる電磁駆動ユニット23が配置される。この電磁駆動ユニット23は、可動コア24と、該可動コア24を作動せしめる電磁力を発揮するコイル25とを備えるものであり、コイル25の励磁時には可動コア24に作用する電磁力により、該可動コア24は、図1の鎖線で示す位置までばね26のばね力に抗して移動することになる。
前記可動コア24に一体に連設されている軸部24aの前端にはシフトレバー27の一端が連結される。このシフトレバー27の他端部は、オーバーランニングクラッチ19のクラッチアウタ19aにそれを跨ぐようにして係合される。したがって前記オーバーランニングクラッチ19およびスリーブ20が電磁駆動ユニット23によって軸方向に駆動されることにより、前記ピニオン22が、始動用リングギヤ21との噛合を解除した後退位置(図1の実線で示す位置)と、前記始動用リングギヤ21に噛合する前進位置(図1の鎖線で示す位置)との間で移動することになる。
始動モータ15のケーシング30は、円筒状のヨーク31がフロントブラケット32およびリヤブラケット33間に挟持されて成るものであり、両ブラケット32,33は複数の通しボルト34…で相互に締結される。ヨーク32の内面にはステータ35が固定されており、該ステータ35で同軸に囲繞される電機子36が備える前記回転軸16は、フロントブラケット32およびリヤブラケット33でそれぞれ回転自在に支承される。
前記電機子36は、前記回転軸16を同軸に備える電機子コア40と、該電機子コア40に装着される複数のコイル導体70…と、前記回転軸16のリヤブラケット33側の部分に固定されるとともに前記各コイル導体70…が接続されるコンミテータ37とを備える。
前記コンミテータ37は、前記回転軸16のリヤブラケット33側の部分に設けられており、リヤブラケット33の内面に固定的に支持される複数のブラシホルダ38…に、コンミテータ37に摺接する方向に弾発付勢されるブラシ39…がそれぞれ保持される。
ところで、前記電機子36の製造にあたっては、コイル導体成形工程、絶縁紙セット工程、コイル導体セット工程、捻り工程、コンミテータ装着工程および接続工程を実行するものであり、次に、前記各工程での処理を詳細に説明する。
コイル導体成形工程では、図2で示すように、比較的大径である銅線の表面が絶縁被覆されて成る導体43が巻回されたリール44からの導体43を、整線および被覆剥離の過程を経て線送り手段45により曲げ手段46に供給する。この曲げ手段46でU字状に曲げられた後に切断過程で切断することにより、図3で示すように、相互に平行に延びる直線状の第1および第2脚部47a,47bを有してU字状に曲げられた予備成形導体47を得ることができ、この予備成形導体47は、最終形状であるコイル導体70を得るのに必要充分な長さを有するように形成される。
而して予備成形導体47における両脚部47a,47bの端部は、コイル導体70として成形されたときに一定の長さを有する接続端部74,75として機能するものであり、被覆剥離過程では両接続端部74,75の絶縁被覆を剥離する。
図4および図5において、コイル導体成形工程の切断過程で用いられる切断装置48は、導体43の送りをガイドするガイド溝49を上面に有する固定台50と、上端を前記ガイド溝49から上方に突出させる方向に弾発付勢されつつ制限された範囲での上下移動を可能として固定台50に取付けられる一対のカッター51,51と、それらのカッター51,51と協働して前記導体43を切断すべく固定台50の上方位置で昇降可能に配置されるパンチ52とを備え、前記ガイド溝49の中間部に位置して下方に開口する排出口53が前記両カッター51,51間で固定台50に形成される。
前記カッター51は、導体43の略下半部に対応して上方に開いた半円状に形成される刃部54を上端に備えるものであり、該刃部54は、前記排出口53とは反対側に配置される斜面54aの上端と、前記排出口53側に配置される鉛直な平坦面54bの上端とが鋭角をなすように連設されて成り、前記固定台50におけるガイド溝49の底面から前記刃部54の上面を突出させるようにして、固定台50に取付けられる。
一方、パンチ52は、前記両カッター51,51の刃部54…とともに導体43を切断すべく、下方に開いた略V字形に形成されるものであり、前記両刃部52…の平坦面54b…と摺動しつつ排出口53に嵌入することを可能として、排出口37に対応する位置で固定台50の上方位置で昇降可能に配設される。
このような切断装置48によれば、図6および図7で示すように、U字状に曲げられた導体43を切断して得られた予備成形導体47の切断端面すなわち第1および第2脚部47a,47bの端面は、前記カッター51の刃部54が導体43に食い込むことによる下半部外周の傾斜面47cと、前記パンチ52が導体43に食い込むことによる上半部外周の傾斜面47dと、前記刃部54における平坦面54bに沿うようにしてカッター51の刃部54およびパンチ52で切断されることによる平坦面47eとで構成されることになる。
すなわち上記切断装置48によって切断することにより、切断時に導体43に伸びが生じることを回避しつつ、ばりを生じることのない直角な切断端面を得ることができ、優れた寸法精度の予備成形導体47を得ることが可能となる。
再び図2において、前記予備成形導体47を得た後には、電機子コア40に装着されるべき複数のコイル導体70…と同一個数の前記予備成形導体47…を、移載装置58の保持具59によって着脱可能に保持する。この移載装置58は、相互に離隔した第1および第2ステーションS1,S2間で前記保持具59を移動させることができるものであり、第1ステーションS1において彎曲部を上端位置とした姿勢にある複数の前記予備成形導体47…の彎曲部を保持した保持具59を、第1ステーションS1から第2ステーションS2に移動させることにより、前記各予備成形導体47…を第2ステーションS2にもたらすことができる。
前記保持具59で保持された各予備成形導体47…は、第2ステーションS2において保持具59の下方に位置する捻り成形装置60に移載されるものであり、第2ステーションS2には、保持具59の保持状態を解除して下方の捻り成形装置60側に落下した各予備成形導体47…を、捻り成形装置60側に押し込んでセットするための押し込み具61が昇降可能に配設される。
しかも前記捻り成形装置60は、第2ステーションS2と、第2ステーションS2から離隔した第3ステーションS3との間で往復移動可能である。
図8において、前記捻り成形装置60は、鉛直軸線を有する固定保持部材62と、該固定保持部材62内に鉛直軸線まわりに回動可能に嵌合される可動保持部材63とを備え、固定保持部材62の内周には、前記複数の予備成形導体47…の第1脚部47a…を上方から挿入可能な複数の挿入溝64…が軸方向に延びるようにして設けられ、可動保持部材63の外周には、前記複数の予備成形導体47…の第2脚部47b…を上方から挿入可能として軸方向に延びる複数の挿入溝65…が前記挿入溝64…に個別に対応し得るようにして設けられる。而して前記挿入溝64…,65…の個数は電機子コア40がその外周に備えるスロット40a…(後述の図13参照)の個数に対応しており、たとえば23個の挿入溝64…,65…が周方向に等間隔をあけて固定保持部材62および可動保持部材63に設けられる。
また各挿入溝64…,65…には、予備成形導体47…の第1および第2脚部47a…,47b…を下方から支持する支持ロッド66…,67…が下方から挿入されており、予備成形導体47…は、第1および第2脚部47a…,47b…を支持ロッド66…,67…に上方から当接、支持させるようにして、固定保持部材62および可動保持部材63の周方向で相互に対応した位置にある前記各挿入溝64…,65…に上方から挿入されることになる。
図2に注目して、第2ステーションS2で移載装置58の保持具59から押し込み具61によって挿入溝64…,65…に押し込まれるようにして、複数の予備成形導体47…を受け取った前記捻り成形装置60は、第2ステーションS2から第3ステーションS3に移動する。
第3ステーションS3で捻り成形装置60の上方には昇降可能なチャック装置76が配置されており、該チャック装置76は、各コイル導体70…を上下方向への相対移動を可能として着脱可能に保持する保持具77と、該保持手段77で保持されたコイル導体70…を下方に押圧可能である押圧具78とを備えて上下に昇降可能であり、押圧具78は保持具77に対して上下に相対移動可能である。
複数の予備成形導体47…がセットされた状態で捻り成形装置60が第3ステーションS3に移動してくると、捻り成形装置60にセットされた複数の予備成形導体47…の上端に当接するようにして前記押圧具78が下降する。しかもこの押圧具78は、前記固定保持部材62および前記可動保持部材63と同一軸線まわりに回動可能である。
而して第3ステーションS3では、捻り成形装置60の可動保持部材63が、所定の回動角たとえば電機子コア40が備えるスロット40a…の6個分に対応する角度だけ回動される。それにより、各予備成形導体47…が捻られることになり、図9で示すようなコイル導体70…が得られることになる。すなわち、平行にかつ直線状に延びる第1および第2直状部71,72と、第1および第2直状部71,72の一端間を結ぶ第1コイル端73とをそれぞれ有する複数のコイル導体70…を成形することができる。
捻り成形装置60によって得られた複数のコイル導体70…は、チャック装置76によって捻り成形装置60から抜き出されることになり、複数のコイル導体70…が抜き出された捻り成形装置60は、第3ステーションS3から第2ステーションS2に戻る。
ところで絶縁紙セット工程は、第1〜第3ステーションS1〜S3とは離隔した別のステーションで実行されるものであり、図10で示すように、絶縁紙ロール79から送り出される絶縁紙81がその両側に長手方向に延びる折り目80,80をつけながら電機子コア40のスロット40a…よりもわずかに長い長さを有するように切断されて、絶縁紙成形具82側に供給される。
図11および図12を併せて参照して、前記絶縁紙成形具82は、前記電機子コア40のスロット40aに対応した形状を有する複数の成形溝83…を外周に等間隔に有して円筒状に形成されるものであり、各成形溝83…が前記絶縁紙81の供給箇所に順次配置されるようにして間欠的に回動駆動される。
而して絶縁紙81は、図11で示すように、第1打ち込み具84によって絶縁紙成形具82の周方向外方から成形溝83に打ち込まれるものであり、第1打ち込み具84は、成形溝83の開口部83aがスロット40aに対応して狭くなっているのに応じて開口部83aに容易に挿入し得るように幅を狭くして形成される。
第1打ち込み具84による絶縁紙81の成形溝83への第1段打ち込みが完了した後に、絶縁紙成形具82は所定角度だけ回動駆動され、図12で示すように、第2打ち込み具85によって絶縁紙成形具82の周方向外方から成形溝83に打ち込まれるものであり、第2打ち込み具85は、絶縁紙81が成形溝83により密接した形状となるように、成形溝83の開口部83aに嵌合して絶縁紙81の幅方向両端を押すことができるように形成される。このような第1および第2段の打ち込みによる成形時に、前記絶縁紙81の両側には折り目80、80が予め形成されているので、成形溝83による絶縁紙81の成形が容易となる。
第2打ち込み具85による絶縁紙81の成形溝83への第2段打ち込みが完了した後に、絶縁紙成形具82はさらに所定角度だけ回動駆動され、成形溝83内で成形された絶縁紙81はプッシャ86によって成形溝83から押し出される。
而して絶縁紙成形具82に隣接した位置には電機子コア40が絶縁紙成形具82と同一軸線まわりに回動し得るように配置されており、前記プッシャ86によって押し出される絶縁紙81が各スロット40a…に順次挿入されるようにして電機子コア40が回動される。
絶縁紙セット工程で、各スロット40a…に絶縁紙81…がそれぞれ挿入された電機子コア40は、図2で示すように、第3ステーションS3に隣接した第4ステーションS4にもたらされ、この第4ステーションS4では、図13で示すように、電機子コア40の軸方向一端からの各絶縁紙81…の突出部に、加熱拡開治具86が押し込まれることにより、各絶縁紙81…の一端に拡開部81aが形成される。
このように一端に拡開部81aを有した絶縁紙81…をスロット40a…に挿入した状態の電機子コア40は、第4ステーションS4から第3ステーションS3にもたらされ、第3ステーションS3では、チャック装置76の働きにより、該チャック装置76が予め保持していた複数のコイル導体70…が、絶縁紙81…を介して電機子コア40の各スロット40a…に挿入される。
この際、各コイル導体70…は、図14で示すように、電機子コア40の一端に第1コイル端73を対向させつつ、電機子コア40の各スロット40a…のうち選択された一対のスロット40a,40aに第1および第2直状部71,72を挿入するようにして電機子コア40にセットされるのであるが、各スロット40a…では相互に異なるコイル導体70、70の第1および第2直状部71,72が内外に重なるように絶縁紙81を介してそれぞれ挿入されることになる。
電機子コア40への各コイル導体70…のセット完了後に実行される捻り工程では、図15で示す捻り装置90が用いられ、コイル導体70…がセットされた状態の電機子コア40が捻り装置90にセットされる。
捻り装置90は、固定の基台91と、基台91の上方で固定配置される支持台92と、前記電機子コア40を挿入せしめる挿入孔93を有して支持台92に固定されるコア支持部材94と、挿入孔93に挿入された電機子コア40の周方向複数箇所に弾発的に接触することで挿入孔93に挿入された電機子コア40をコア支持部材94で固定的に支持するようにして挿入孔93の周方向複数箇所に設けられる弾発保持手段95と、電機子コア40が同軸に備える回転軸16の他端部を嵌合せしめるとともに前記電機子コア40の他端を上端に当接させるようにして基台92に立設される支持筒96と、基台91および支持台92間に配置される上部昇降台97と、上部昇降台97および基台91間に配置される下部昇降台98と、前記回転軸16と同一軸線まわりの回動を可能として上部昇降台97に支承される外側回動筒99と、前記回転軸16と同一軸線まわりの回動を可能として下部昇降台98に支承されるとともに外側回動筒99内に相対回動可能に嵌合される内側回動筒100とを備える。
外側回動筒99の内周には、電機子コア40にセットされた複数のコイル導体70…の第1直状部71…がその他端に備える接続端部74…を上方から挿入可能な複数の挿入溝101…が軸方向に延びるようにして設けられ、内側回動筒100の外周には、前記複数のコイル導体70…の第2直状部72…がその他端に備える接続端部75…を上方から挿入可能として軸方向に延びる複数の挿入溝102…が前記挿入溝101…に個別に対応し得るようにして設けられる。
上部および下部昇降台97,98は昇降駆動手段103により同期して昇降可能である。また外側回動筒99は、回動駆動手段110によって回動駆動されるものであり、該回動駆動手段110は、基台91および支持台92で両端が軸支された回転駆動軸104と、該回転駆動軸104との軸方向相対移動は許容するようにして噛合されつつ上部昇降台97に支持される駆動ギヤ105と、外側回動筒99に固定されて前記駆動ギヤ105に噛合される被動ギヤ106と、前記回転駆動軸104の下端に基部が固定されるアーム107と、回転駆動軸104と直交する方向に延びるねじ軸108と、回転作動が阻止されるようにしてねじ軸108に螺合されるとともに前記アーム107の先端部が連結されるナット109と、ねじ軸108を回転駆動するモータ(図示せず)とを備える。
また内側回動筒100は、前記外側回動筒99を回動駆動する回動駆動手段110と同様に構成される回動駆動手段111によって回動駆動される。
図16を併せて参照して、コア支持部材94で支持されている電機子コア40の各スロット40a…から突出している第1および第2直状部71,72…相互間には、電機子コア40の他端に対向する支持部材112…の先端部が進退自在に配置されるものであり、これらの支持部材112…の基端部112a…は、支持台92に回動可能に支承される回動板113が備える複数の嵌合孔114…に嵌合され、回動板113は、支持台92に支持されたシリンダ115によって回動駆動される。
而して前記嵌合孔114…は、回動板113の半径方向外方に向かうにつれて周方向一方側に位置するようにして長孔状に形成されるものであり、回動板113の半径方向に沿う方向にスライド可能である前記各支持部材112…は、回動板113の回動に応じて先端部を第1および第2直状部71,72…相互間に配置する状態と、第1および第2直状部71,72…相互間から先端部を離脱させる状態との間でスライドすることになる。
このような捻り装置90では、電機子コア40にセットされた複数のコイル導体70…の接続端部74…,75…を挿入溝101…,102…に挿入した状態で、外側および内側回動筒99,100を上昇させつつ相互に逆方向に回動させる。
この際、図17の太実線で示すように、予め設定した捻り角および軸方向移動距離となるようにして前記接続端部74…,75…を保持しつつ変位駆動するものであり、それにより図18〜20で示すように、前記各コイル導体70…の第1および第2直状部71…,72…のうち電機子コア40の他端から突出した部分を、それらの第1および第2直状部71…,72…の他端部を接続端部74…,75…として残しつつ電機子コア40の周方向に捻って第2および第3コイル端71b…,72b…を形成することができ、第1および第2直状部71…,72…のうち直線部分として残るコイル辺71a…,72a…は各スロット40a…に収容されたままとなる。
而して図17で示した捻り角および軸方向移動距離の関係は、第2および第3コイル端71b…,72b…の最終形状での電機子コア40の周方向および軸方向位置に対応して予め設定されるものであり、図17の太実線で示す曲線は第1および第2直状部71,72のうち内側に配置される直状部に対応したものであり、図17の細実線で示す曲線は第1および第2直状部71,72のうち外側に配置される直状部に対応したものである。
しかも各コイル導体70…の接続端部74…,75…を保持しつつ外側および内側回動筒99,100を上昇させつつ相互に逆方向に回動する際には、第1および第2直状部71…,72…相互間には支持部材112…が配置されており、支持部材112…は、第1および第2直状部71…,72…のうち電機子コア40の他端からの突出部を捻る際の支点となる。
次のコンミテータ装着工程では、図21で示すように、複数の収容溝116…が設けられるライザ部37aを有するコンミテータ37を電機子コア40の他端に対向させて回転軸16に固定し、接続工程では、ライザ部37aの各収容溝116…に各コイル導体70…の接続端部74…,75…を2本ずつ重ねて打ち込むことで収容した後に、電源119に連なる一対の電極117,118を、コンミテータ37の整流子片と、相互に重なった接続端部74,75とに接触させることによって、各接続端部74,75をコンミテータ37に電気的に接続する。
このようにして電機子36を製造するのであるが、コイル導体成形工程では、第1コイル端73の長さと、コイル導体70の第1および第2直状部71,72のうち直線状のコイル辺71a,72aとして残る部分の電機子コア40の両端からの突出量を考慮した長さと、第2および第3コイル端71b,72bの長さと、両接続端部74,75の必要充分な長さとの総和を全体長さとしてコイル導体70を成形する。
次にこの実施例の作用について説明すると、捻り工程では、第2および第3コイル端71b,72bの最終形状での電機子コア40の周方向および軸方向位置に対応して予め設定した捻り角および軸方向移動距離となるようにして接続端部74,75を変位駆動するので、コイル導体70に電機子コア40の軸線に沿う方向の応力が作用することを回避し、各コイル導体70が電機子コア40の軸線方向に動いてしまうことを防止するようにして、各コイル導体70…が備える一対の直状部71…,72…のうち電機子コア40の他端から突出した部分を電機子コア40の周方向に捻って第2および第3コイル端71b…,72b…を形成することができる。
したがってコイル導体成形工程において、第1コイル端73の長さと、コイル導体70の第1および第2直状部71,72のうち直線状のコイル辺71a,72aとして残る部分の電機子コア40の両端からの突出量を考慮した長さと、第2および第3コイル端71b,72bの長さと、両接続端部74,75の必要充分な長さとの総和を全体長さとしてコイル導体70を成形しても、絶縁皮膜を剥離した接続端部74,75を、余分な部分が生じることがないようにしてコンミテータ37のライザ部37aが備える収容溝116に確実に収容することができ、余分な部分を切除する作業を省いて製造効率の向上を図ることができる。
またコイル導体70の両直状部71,72のうちコイル辺71a,72aとして残る部分の電機子コア40からの突出量を充分な絶縁距離を確保し得る値に精度よく確保することが可能であり、従来必要であった絶縁プレートを不要として部品点数の低減を図ることができる。
また捻り工程では、第1および第2直状部71,72のうち電機子コア40の他端からの突出部を捻る際に支点となる複数の支持部材112…を、第1および第2直状部71,72に当接させるので、直状部71,72のうち電機子コア40の他端から突出した部分を捻って第2および第3コイル端71b,72bを形成する際に、電機子コア40の他端側のスロット40aの端縁を支点とすることなくな両直状部71,72のうち電機子コア40の他端からの突出部分を捻るようにして、電機子コア40の両端からの絶縁紙81の突出部が両直状部71,72および前記スロット40aの端縁間に挟まれて損傷することを防止することができる。
さらに絶縁紙セット工程の終了後には、各スロット40a…に挿入された状態にある絶縁紙81…のうち電機子コア40の一端からの突出部80a…を拡開するので、コイル導体70の両直状部71,72の絶縁紙81を介してのスロット40aへの挿入性を高め、挿入能率の向上を図ることができるとともに、前記両直状部71,72の挿入によって絶縁紙81が電機子コア40が軸方向にずれてしまうことを防止することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
エンジンの始動装置の縦断面図である。 コイル導体成形工程およびコイル導体セット工程の処理過程を順次示す図である。 予備成形導体を示す斜視図である。 切断装置の縦断面図であって図5の4−4線断面図である。 図4の5−5線断面図である。 導体の切断端面を示す図である。 図6の7矢視図である。 予備成形導体を捻ってコイル導体を形成するための捻り成形装置の要部縦断面図である。 コイル導体の斜視図である。 絶縁紙の成形、挿入過程を示す図である。 絶縁紙の第1段打ち込み状態を示す横断面図である。 絶縁紙の第2段打ち込み状態を示す横断面図である。 絶縁紙をセットした状態での電機子コアの側面図である。 電機子コアにコイル導体をセットした状態を示す斜視図である。 コイル導体を捻って第2および第3コイル端を形成するための捻り装置の縦断面図である。 図15の16−16線に沿う断面図である。 捻り角および軸方向移動距離の関係を示す図である。 第2および第3コイル端側から見た電機子コアの正面図である。 図18の19−19線矢視図である。 第2および第3コイル端が形成された状態のコイル導体を示す斜視図である。 コイル導体の接続端部をコンミテータに電気的に接続する状態を示す縦断側面図である。
符号の説明
16・・・回転軸
36・・・電機子
37・・・コンミテータ
37a・・・ライザ部
40・・・電機子コア
40a・・・スロット
70・・・コイル導体
71・・・第1直状部
71a,72a・・・コイル辺
71b・・・第2コイル端
72・・・第2直状部
72b・・・第3コイル端
73・・・第1コイル端
74,75・・・接続端部
81・・・絶縁紙
112・・・支持部材
116・・・収容溝

Claims (3)

  1. 平行にかつ直線状に延びる第1および第2直状部(71,72)と、第1および第2直状部(71,72)の一端間を結ぶ第1コイル端(73)とを有する複数のコイル導体(70)を成形するコイル導体成形工程と;回転軸(16)を同軸に備える電機子コア(40)が外周に備える複数のスロット(40a)に電機子コア(40)の両端から両端部を突出させるようにして絶縁紙(81)をそれぞれ挿入する絶縁紙セット工程と;前記各スロット(40a)のうち選択された一対のスロット(40a)に、前記電機子コア(40)の一端に前記第1コイル端(73)を対向配置させた各コイル導体(70)の第1および第2直状部(71,72)を、各スロット(40a)では相互に異なるコイル導体(70)の第1および第2直状部(71,72)が内外に重なるように前記絶縁紙(81)を介して挿入することで複数のコイル導体(70)を電機子コア(40)にセットするコイル導体セット工程と;前記各コイル導体(70)の第1および第2直状部(71,72)のうち前記電機子コア(40)の他端から突出した部分を、それらの第1および第2直状部(71,72)の他端部を接続端部(74,75)として残しつつ電機子コア(40)の周方向に捻って第2および第3コイル端(71b,72b)を形成する捻り工程と;複数の収容溝(116)が設けられるライザ部(37a)を有するコンミテータ(37)を前記電機子コア(40)の他端に対向させて前記回転軸(16)に固定するコンミテータ装着工程と;前記ライザ部(37a)の各収容溝(116)に前記各コイル導体(70)の前記接続端部(74,75)を2本ずつ収容して電気的に接続する接続工程と;を実行して電機子を製造するようにした電機子の製造方法において、前記コイル導体成形工程では、前記第1コイル端(73)の長さと、前記第1および第2直状部(71,72)のうち直線状のコイル辺(71a,72a)として残る部分の前記電機子コア(40)の両端からの突出量を考慮した長さと、前記第2および第3コイル端(71b,72b)の長さと、前記両接続端部(74,75)の必要充分な長さとの総和を全体長さとして、表面が絶縁被覆された導体から前記各コイル導体(70)を成形しつつ前記接続端部(74,75)の絶縁被覆を剥離し、前記捻り工程では、第2および第3コイル端(71b,72b)の最終形状での前記電機子コア(40)の周方向および軸方向位置に対応して予め設定した捻り角および軸方向移動距離となるようにして前記接続端部(74,75)を保持しつつ変位駆動することを特徴とする電機子の製造方法。
  2. 前記捻り工程では、第1および第2直状部(71,72)のうち前記電機子コア(40)の他端からの突出部を捻る際に支点となる複数の支持部材(112)を、第1および第2直状部(71,72)に当接させることを特徴とする請求項1記載の電機子の製造方法。
  3. 前記絶縁紙セット工程の終了後に、各スロット(40a)に挿入された状態にある絶縁紙(81)のうち電機子コア(40)の一端からの突出部を拡開することを特徴とする請求項1記載の電機子の製造方法。
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