JP3773091B2 - 部品の組付構造 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用の計器装置を構成する部品の組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用の計器装置は図8に示す様に、合成樹脂性のケース1内に速度計や回転計などの計器2と車両の走行距離を示すいわゆるオドメータやトリップメータなどの積算計(図示しない)を収納してある。これらの計器2は計器本体3と、この計器本体3の前方に配設した導光板4と、この導光板4の前面に配設した表示板5と、前記計器本体3の作動に応じて回動する指針6を備えている。7は各計器2間の隙間や計器2とケース1との隙間を覆い隠す見返し板であり、8はケース1の前面開口側を覆う透視板である。また、9は前記計器2と電気的に接続され、計器2を駆動する電子部品や表示板5および指針6を照明する光源としてのバルブ10などを搭載した回路基板であり、後述するタクトスイッチ11も備えている。
【0003】
この様な計器装置において、前記積算計は液晶などを用いた電子表示器として採用するものが多く有り、この積算計の表示切り替えや距離表示をゼロにリセットする等の操作のために合成樹脂からなる操作軸12を備えている。操作軸12の先端側は見返し板7及び透視板8に設けてある挿通穴13,13Aから上方に突き出している。そして、この操作軸12で回路基板9に設けてあるタクトスイッチ11を押圧操作することにより、前記操作を行うことが出来る。ここで図9は、図8に示した操作軸12と直交する方向の断面を表す。
【0004】
操作軸12は円柱状の操作部14と、タクトスイッチ11を押す押圧部15と、操作軸12中程の操作部14周囲に設けた有底円筒状のボス部16と、このボス部16周囲より外側に突き出た2本の腕片17と、腕片17の下方に後述するケース1の係合部18に係着する係止部19とからなる。この係止部19は左右方向に弾性変形可能に設けた係止片20と、この係止片20の先端に直角に突設した係止爪21とからなる。また、図9に示す様に係止片20を設けた方向と直交する方向には2本の腕片17と、腕片17の下方に上下方向に弾性変形可能な屈曲片22が設けてあり、その先端はケース1に当接している。
【0005】
ケース1には前記係止片20と対応する位置に係合部18が設けてあり、また、図9に示す様に屈曲片22の先端側と対応するケース1箇所にはリブ23を設けてリブ23間で屈曲片22先端および操作軸12が左右方向に大きく動かないようにしてある。また、押圧部15が挿通される孔24の周囲には傾斜面を有する周壁25を設けて、操作軸12をケース1にセットする際に押圧部15を孔24に入れやすくしてある。なお、見返し板7裏側の挿通穴13周囲には円筒状の挿入部26が設けてあり、この挿入部26下端側は操作軸12のボス部16内に挿入されている。この様にすることによって、バルブ10が点灯しても、その光が見返し板7に設けてある挿通穴13から上方に漏れないようにある。
【0006】
この様に構成した計器装置の組み付けは、回路基板9にケース1を載置してケース1内に操作軸12や計器2などを収納した後、見返し板7の挿通穴13に操作軸12の操作部14を通して見返し板7を計器2の前面側に組み付ける。同様にして透視板8をケース1の前面開口側に組み付ける。なお、見返し板7および透視板8にそれぞれ設けてある挿通穴13,13Aと操作部14との寸法関係は、操作軸12がケース1に固定されたものではなく、あるいは確実に位置決めされたものでもないために、傾いたり、位置ズレして組み付けられる可能性があり、操作部14と見返し板7あるいは透視板8との隙間はこれらを考慮した寸法(本例の場合は周囲1.5〜2mm)となっている。また、タクトスイッチ11を押圧操作する場合は、前述したように透視板8の挿通孔13Aから前方に突き出している操作軸12の操作部14を下方に押してやることにより、屈曲片22が撓みながら操作軸12が下動し押圧部15がタクトスイッチ11を押しトリップメータの距離表示をゼロにリセットする。その後、操作軸12は屈曲片22の弾性により元の位置に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、見返し板7を組み付ける際、前述した如く、操作軸12が傾いたり、位置ズレしてケース1に組み付けられていた場合、操作軸12のボス部16位置に対して見返し板7の挿入部26が一方に偏った状態で挿入されようとする。すると、挿入部26下端がボス部16先端に当接してしまい、ボス部16内に挿入部26がスムーズに入らないことがある。あるいは、操作軸12が傾いたり位置ズレしていない場合でも見返し板7の挿入部26が一方に偏った状態で挿入されようとすると、同様にボス部16内に挿入部26がスムーズに入らないことがある。見返し板7を組み付ける際に操作軸12のボス部16および見返し板7の挿入部26が見えないため、この様な傾向はより強い。
【0008】
なお、この様な状態を解決する一方法として、操作軸12と見返し板7の挿入部26との径方向の位置ズレがあったとしても、見返し板7に設けてある挿入部26が操作軸12のボス部16内にスムーズに挿入されるようにボス部16に大きな誘い込みを設けてやれば良いが、ボス部16の径方向の寸法を大きくする必要があり、延いては計器装置が大きくなったり、照明に影響を与える虞がある。
【0009】
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、コンパクトな形状でもって組付作業性が良好な部品の組付構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、略円筒状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側の角部に面取りを有し、前記切り口面が高低に形成されるとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたものである。
【0011】
また、略円筒状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側に傾斜する傾斜面を有し、前記切り口面が高低に形成されるとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたものである。
【0014】
また、略円筒状または中空角状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側に傾斜する傾斜面を有するとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明を各実施形態に基づいて説明するが、従来例と同様に車両用の計器装置を形態とし、かつ従来例と同一もしくは相当箇所には同一符号を付して、その詳細説明は省略する。また、各実施形態においては第1の部品を操作軸、第2の部品を見返し板とする。
【0016】
図1〜図6に本発明の第1実施形態を示す。操作軸12は略円柱状の操作部14と、タクトスイッチ11を押す押圧部15と、操作軸12中程の操作部14周囲に設けた有底略円筒状のボス部16と、このボス部16周囲より外側に突き出た2本の腕片17と、腕片17の下方に後述するケース1の係合部18に係着する係止部19とからなる。この係止部19は左右方向に弾性変形可能に設けた係止片20と、この係止片20の先端に直角に突設した係止爪21とからなる。ボス部16先端の切り口面27は均一の高さではなく、高低となっており(本実施形態の場合はなだらかなV字状)、高い箇所と低い箇所を曲線で結んだ形状となっている。さらに切り口面27は図4に示す如く、ボス部16中心側の角部にR状の面取り28を施してある。また、図2に示す様に係止片20を設けた方向と直交する方向には2本の腕片17と、腕片17の下方に上下方向に弾性変形可能な屈曲片22が設けてあり、その先端はケース1に当接している。なお、切り口面27は図5に示す様にボス部16中心側に傾斜する傾斜面29としても良い。また、ボス部16は切り口が真ん円の円筒でなくとも近似形状なら良い。
【0017】
ケース1には前記係止片20と対応する位置に係合部18が設けてあり、また、図2に示す様に屈曲片22の先端側と対応するケース1箇所にはリブ23を設けてリブ23間で屈曲片22先端および操作軸12が左右方向に大きく動かないようにしてある。また、押圧部15が挿通される孔24の周囲には傾斜面を有する周壁25を設けて、操作軸12をケース1にセットする際に押圧部15を孔24に入れやすくしてある。なお、見返し板7裏側の挿通穴13周囲には略円筒状の挿入部26が設けてあり、この挿入部26下端側は操作軸12のボス部16内に挿入されている。この様にすることによって、バルブ10が点灯しても、その光が見返し板7に設けてある挿通穴13から上方に漏れないようにある。
【0018】
この様に構成した計器装置の組み付けは、従来例と同様に回路基板9にケース1を載置してケース1内に操作軸12や計器2などを収納した後、見返し板7の挿通穴13に操作軸12の操作部14を通して見返し板7を計器2の前面側に組み付ける。この時、ボス部16が略円筒状で、かつ先端の切り口面27が高低になっているために、操作軸12が少し傾いたり位置ズレしてケース1に組み付けられていて、見返し板7の挿入部26下端がボス部16先端の高い側の切り口面27に偏った状態で当接した場合、あるいは、操作軸12が傾いたり位置ズレしていない場合でも見返し板7の挿入部26下端がボス部16先端の高い側の切り口面27に偏った状態で当接しても、低い方へと、かつ切り口面27に沿ってボス部16の中心側へ寄るようにと移動して挿入部26の下端側はボス部16内に挿入される。この様に、ボス部16の径を大きくして誘い込みを設けるなどしなくとも、ボス部16先端の切り口面27を高低にするのみで挿入部26の下端側はボス部16内に入りやすくなって、見返し板7の組付作業性が良くなる。
【0019】
また、図4に示す様に、切り口面27にはボス部16中心側の角部に曲面形状の面取り28を施してあるため、見返し板7の挿入部26がボス部16内に入りやすい。なお、図5に示す様に、切り口面27をボス部16中心側に傾斜する傾斜面29とすると、見返し板7の挿入部26はボス部16内に一層入りやすくなる。この様に、切り口面27に面取り28を施したり、傾斜面29を設けることによって、見返し板7の挿入部26下端がボス部16先端の低い側の切り口面27に偏った状態で当接しても、挿入部26の下端側はボス部16内に入りやすくなって、見返し板7の組付作業性がより良くなる。
【0020】
また、本実施形態の操作軸12のボス部16と見返し板7の挿入部26との構成は、各図に示す様に略円筒状のボス部16の中心に略円柱状の操作部14が位置する。そして、操作部14とボス部16との間に略円筒状の挿入部26が挿入されるようになっているが、各部品の部位は図6に示す様に、見返し板7が操作軸12に対して一方に偏ったとしても、操作部14がストッパーとなって挿入部26の外周がボス部16の外周よりはみ出すことがなく、挿入部26の下端はボス部16の切り口面27上に当接するようになっている。すなわち、操作軸12の操作部14が挿入部26に対する規制部となって挿入部26の周囲がボス部16の周囲より外側に動かないように構成されている。
【0021】
この様に構成したことにより、見返し板7が最大限偏ったとしても、挿入部26の下端は高低に形成された切り口面27上、あるいはR状の面取り28又は傾斜面29が施された切り口面27上に確実に当接するため、目視できない箇所であっても見返し板7の挿入部26は操作軸12のボス部16内に入りやすくなって見返し板7の組付作業性がより良くなる。
【0022】
図7は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態とは操作軸が異なるのみで他は同一のため、詳細説明は省略する。操作軸12Aのボス部16Aは略円筒状を成していて、ボス部16A先端の切り口面27は均一の高さで、ボス部16A中心側に傾斜する傾斜面28としてある。また、操作軸12Aのボス部16Aと見返し板7の挿入部26との部位は、前記第1実施形態と同様になっており、見返し板7が操作軸12Aに対して一方に偏ったとしても、操作部14がストッパーとなって挿入部26の外周がボス部16Aの外周よりはみ出すことがなく、挿入部26の下端はボス部16Aの切り口面27上に当接するようになっている。すなわち、操作軸12Aの操作部14が挿入部26に対する規制部となって挿入部26の周囲がボス部16Aの周囲より外側に動かないように構成されている。なお、ボス部16Aは円筒状に限らず角状でも良く、ボス部16A内に挿入される見返し板7の挿入部26も円筒状でなくとも良い。
【0023】
この様に構成したことにより、前記第1実施形態と同様に見返し板7が最大限偏ったとしても、挿入部26の下端は切り口面27上に確実に当接し、しかも切り口面27が傾斜面29となっているために、挿入部26は傾斜面29に沿ってボス部16A中心側に動きボス部16A内に挿入される。この様に、ボス部16Aの径を大きくして誘い込みを設けるなどしなくとも、ボス部16A先端の切り口面27を中心側に傾斜する傾斜面29とするのみで挿入部26の下端側はボス部16A内に入りやすくなって、見返し板7の組付作業性がより良くなる。
【0024】
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、透視板と見返し板あるいは見返し板とケースをそれぞれ組み付ける際に同様の構造としても良い。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に記載の効果としては、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に偏った状態で組み付けが行われようとしても、第1の部品のボス部の径を大きくして誘い込みを設けることなく、ボス部先端の切り口面を高低にし、ボス部中心側の角部に面取りをすることにより、切り口面に偏った状態で当接した第2の部品の挿入部下端が低い方へと、かつ切り口面に沿ってボス部の中心側へ寄るようにと移動して、挿入部下端側はボス部内に入りやすくなって、部品の組付作業性が良くなる。また、第2の部品の挿入部下端が第1の部品のボス部先端の低い側の切り口面に偏った状態で当接しても、挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなる。また、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に最大限偏った状態で組み付けが行われようとしても、規制部により第2の部品の挿入部の外周が第1の部品のボス部の外周より外側にはみ出すことがなく挿入部下端が切り口面上に当接し、切り口面の高低、あるいは面取りによって挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなる。
【0026】
請求項2に記載の効果としては、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に偏った状態で組み付けが行われようとしても、第1の部品のボス部の径を大きくして誘い込みを設けることなく、ボス部先端の切り口面を高低にし、ボス部中心側に傾斜する傾斜面とすることにより、切り口面に偏った状態で当接した第2の部品の挿入部下端が低い方へと、かつ切り口面に沿ってボス部の中心側へ寄るようにと移動して、挿入部下端側はボス部内に入りやすくなって、部品の組付作業性が良くなる。また、第2の部品の挿入部下端が第1の部品のボス部先端の低い側の切り口面に偏った状態で当接しても、挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなる。また、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に最大限偏った状態で組み付けが行われようとしても、規制部により第2の部品の挿入部の外周が第1の部品のボス部の外周より外側にはみ出すことがなく挿入部下端が切り口面上に当接し、切り口面の高低、あるいは傾斜面によって挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなる。
【0029】
請求項3に記載の効果としては、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に最大限偏った状態で組み付けが行われようとしても、規制部により第2の部品の挿入部の外周が第1の部品のボス部の外周より外側にはみ出すことがなく挿入部下端が切り口面上に当接し、切り口面に設けた傾斜面によって挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなって、部品の組付作業性がより良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す計器装置の部分断面図。
【図2】同実施形態を示し、図1と直交方向の計器装置の部分断面図。
【図3】同実施形態の操作軸を示す斜視図。
【図4】同実施形態の操作軸のボス部を示す部分断面図。
【図5】同実施形態の変形例を示す操作軸のボス部の部分断面図。
【図6】同実施形態の見返し板の組み付け状態を示す部分断面図。
【図7】本発明の第2実施形態を示す操作軸の部分断面図。
【図8】従来の計器装置を示す部分断面図。
【図9】従来の計器装置を示し、図8と直交方向の部分断面図。
【符号の説明】
7 見返し板(第2の部品)
12,12A 操作軸(第1の部品)
14 操作部(規制部)
16,16A ボス部
26 挿入部
27 切り口面
28 面取り
29 傾斜面
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用の計器装置を構成する部品の組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用の計器装置は図8に示す様に、合成樹脂性のケース1内に速度計や回転計などの計器2と車両の走行距離を示すいわゆるオドメータやトリップメータなどの積算計(図示しない)を収納してある。これらの計器2は計器本体3と、この計器本体3の前方に配設した導光板4と、この導光板4の前面に配設した表示板5と、前記計器本体3の作動に応じて回動する指針6を備えている。7は各計器2間の隙間や計器2とケース1との隙間を覆い隠す見返し板であり、8はケース1の前面開口側を覆う透視板である。また、9は前記計器2と電気的に接続され、計器2を駆動する電子部品や表示板5および指針6を照明する光源としてのバルブ10などを搭載した回路基板であり、後述するタクトスイッチ11も備えている。
【0003】
この様な計器装置において、前記積算計は液晶などを用いた電子表示器として採用するものが多く有り、この積算計の表示切り替えや距離表示をゼロにリセットする等の操作のために合成樹脂からなる操作軸12を備えている。操作軸12の先端側は見返し板7及び透視板8に設けてある挿通穴13,13Aから上方に突き出している。そして、この操作軸12で回路基板9に設けてあるタクトスイッチ11を押圧操作することにより、前記操作を行うことが出来る。ここで図9は、図8に示した操作軸12と直交する方向の断面を表す。
【0004】
操作軸12は円柱状の操作部14と、タクトスイッチ11を押す押圧部15と、操作軸12中程の操作部14周囲に設けた有底円筒状のボス部16と、このボス部16周囲より外側に突き出た2本の腕片17と、腕片17の下方に後述するケース1の係合部18に係着する係止部19とからなる。この係止部19は左右方向に弾性変形可能に設けた係止片20と、この係止片20の先端に直角に突設した係止爪21とからなる。また、図9に示す様に係止片20を設けた方向と直交する方向には2本の腕片17と、腕片17の下方に上下方向に弾性変形可能な屈曲片22が設けてあり、その先端はケース1に当接している。
【0005】
ケース1には前記係止片20と対応する位置に係合部18が設けてあり、また、図9に示す様に屈曲片22の先端側と対応するケース1箇所にはリブ23を設けてリブ23間で屈曲片22先端および操作軸12が左右方向に大きく動かないようにしてある。また、押圧部15が挿通される孔24の周囲には傾斜面を有する周壁25を設けて、操作軸12をケース1にセットする際に押圧部15を孔24に入れやすくしてある。なお、見返し板7裏側の挿通穴13周囲には円筒状の挿入部26が設けてあり、この挿入部26下端側は操作軸12のボス部16内に挿入されている。この様にすることによって、バルブ10が点灯しても、その光が見返し板7に設けてある挿通穴13から上方に漏れないようにある。
【0006】
この様に構成した計器装置の組み付けは、回路基板9にケース1を載置してケース1内に操作軸12や計器2などを収納した後、見返し板7の挿通穴13に操作軸12の操作部14を通して見返し板7を計器2の前面側に組み付ける。同様にして透視板8をケース1の前面開口側に組み付ける。なお、見返し板7および透視板8にそれぞれ設けてある挿通穴13,13Aと操作部14との寸法関係は、操作軸12がケース1に固定されたものではなく、あるいは確実に位置決めされたものでもないために、傾いたり、位置ズレして組み付けられる可能性があり、操作部14と見返し板7あるいは透視板8との隙間はこれらを考慮した寸法(本例の場合は周囲1.5〜2mm)となっている。また、タクトスイッチ11を押圧操作する場合は、前述したように透視板8の挿通孔13Aから前方に突き出している操作軸12の操作部14を下方に押してやることにより、屈曲片22が撓みながら操作軸12が下動し押圧部15がタクトスイッチ11を押しトリップメータの距離表示をゼロにリセットする。その後、操作軸12は屈曲片22の弾性により元の位置に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、見返し板7を組み付ける際、前述した如く、操作軸12が傾いたり、位置ズレしてケース1に組み付けられていた場合、操作軸12のボス部16位置に対して見返し板7の挿入部26が一方に偏った状態で挿入されようとする。すると、挿入部26下端がボス部16先端に当接してしまい、ボス部16内に挿入部26がスムーズに入らないことがある。あるいは、操作軸12が傾いたり位置ズレしていない場合でも見返し板7の挿入部26が一方に偏った状態で挿入されようとすると、同様にボス部16内に挿入部26がスムーズに入らないことがある。見返し板7を組み付ける際に操作軸12のボス部16および見返し板7の挿入部26が見えないため、この様な傾向はより強い。
【0008】
なお、この様な状態を解決する一方法として、操作軸12と見返し板7の挿入部26との径方向の位置ズレがあったとしても、見返し板7に設けてある挿入部26が操作軸12のボス部16内にスムーズに挿入されるようにボス部16に大きな誘い込みを設けてやれば良いが、ボス部16の径方向の寸法を大きくする必要があり、延いては計器装置が大きくなったり、照明に影響を与える虞がある。
【0009】
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、コンパクトな形状でもって組付作業性が良好な部品の組付構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、略円筒状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側の角部に面取りを有し、前記切り口面が高低に形成されるとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたものである。
【0011】
また、略円筒状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側に傾斜する傾斜面を有し、前記切り口面が高低に形成されるとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたものである。
【0014】
また、略円筒状または中空角状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側に傾斜する傾斜面を有するとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明を各実施形態に基づいて説明するが、従来例と同様に車両用の計器装置を形態とし、かつ従来例と同一もしくは相当箇所には同一符号を付して、その詳細説明は省略する。また、各実施形態においては第1の部品を操作軸、第2の部品を見返し板とする。
【0016】
図1〜図6に本発明の第1実施形態を示す。操作軸12は略円柱状の操作部14と、タクトスイッチ11を押す押圧部15と、操作軸12中程の操作部14周囲に設けた有底略円筒状のボス部16と、このボス部16周囲より外側に突き出た2本の腕片17と、腕片17の下方に後述するケース1の係合部18に係着する係止部19とからなる。この係止部19は左右方向に弾性変形可能に設けた係止片20と、この係止片20の先端に直角に突設した係止爪21とからなる。ボス部16先端の切り口面27は均一の高さではなく、高低となっており(本実施形態の場合はなだらかなV字状)、高い箇所と低い箇所を曲線で結んだ形状となっている。さらに切り口面27は図4に示す如く、ボス部16中心側の角部にR状の面取り28を施してある。また、図2に示す様に係止片20を設けた方向と直交する方向には2本の腕片17と、腕片17の下方に上下方向に弾性変形可能な屈曲片22が設けてあり、その先端はケース1に当接している。なお、切り口面27は図5に示す様にボス部16中心側に傾斜する傾斜面29としても良い。また、ボス部16は切り口が真ん円の円筒でなくとも近似形状なら良い。
【0017】
ケース1には前記係止片20と対応する位置に係合部18が設けてあり、また、図2に示す様に屈曲片22の先端側と対応するケース1箇所にはリブ23を設けてリブ23間で屈曲片22先端および操作軸12が左右方向に大きく動かないようにしてある。また、押圧部15が挿通される孔24の周囲には傾斜面を有する周壁25を設けて、操作軸12をケース1にセットする際に押圧部15を孔24に入れやすくしてある。なお、見返し板7裏側の挿通穴13周囲には略円筒状の挿入部26が設けてあり、この挿入部26下端側は操作軸12のボス部16内に挿入されている。この様にすることによって、バルブ10が点灯しても、その光が見返し板7に設けてある挿通穴13から上方に漏れないようにある。
【0018】
この様に構成した計器装置の組み付けは、従来例と同様に回路基板9にケース1を載置してケース1内に操作軸12や計器2などを収納した後、見返し板7の挿通穴13に操作軸12の操作部14を通して見返し板7を計器2の前面側に組み付ける。この時、ボス部16が略円筒状で、かつ先端の切り口面27が高低になっているために、操作軸12が少し傾いたり位置ズレしてケース1に組み付けられていて、見返し板7の挿入部26下端がボス部16先端の高い側の切り口面27に偏った状態で当接した場合、あるいは、操作軸12が傾いたり位置ズレしていない場合でも見返し板7の挿入部26下端がボス部16先端の高い側の切り口面27に偏った状態で当接しても、低い方へと、かつ切り口面27に沿ってボス部16の中心側へ寄るようにと移動して挿入部26の下端側はボス部16内に挿入される。この様に、ボス部16の径を大きくして誘い込みを設けるなどしなくとも、ボス部16先端の切り口面27を高低にするのみで挿入部26の下端側はボス部16内に入りやすくなって、見返し板7の組付作業性が良くなる。
【0019】
また、図4に示す様に、切り口面27にはボス部16中心側の角部に曲面形状の面取り28を施してあるため、見返し板7の挿入部26がボス部16内に入りやすい。なお、図5に示す様に、切り口面27をボス部16中心側に傾斜する傾斜面29とすると、見返し板7の挿入部26はボス部16内に一層入りやすくなる。この様に、切り口面27に面取り28を施したり、傾斜面29を設けることによって、見返し板7の挿入部26下端がボス部16先端の低い側の切り口面27に偏った状態で当接しても、挿入部26の下端側はボス部16内に入りやすくなって、見返し板7の組付作業性がより良くなる。
【0020】
また、本実施形態の操作軸12のボス部16と見返し板7の挿入部26との構成は、各図に示す様に略円筒状のボス部16の中心に略円柱状の操作部14が位置する。そして、操作部14とボス部16との間に略円筒状の挿入部26が挿入されるようになっているが、各部品の部位は図6に示す様に、見返し板7が操作軸12に対して一方に偏ったとしても、操作部14がストッパーとなって挿入部26の外周がボス部16の外周よりはみ出すことがなく、挿入部26の下端はボス部16の切り口面27上に当接するようになっている。すなわち、操作軸12の操作部14が挿入部26に対する規制部となって挿入部26の周囲がボス部16の周囲より外側に動かないように構成されている。
【0021】
この様に構成したことにより、見返し板7が最大限偏ったとしても、挿入部26の下端は高低に形成された切り口面27上、あるいはR状の面取り28又は傾斜面29が施された切り口面27上に確実に当接するため、目視できない箇所であっても見返し板7の挿入部26は操作軸12のボス部16内に入りやすくなって見返し板7の組付作業性がより良くなる。
【0022】
図7は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態とは操作軸が異なるのみで他は同一のため、詳細説明は省略する。操作軸12Aのボス部16Aは略円筒状を成していて、ボス部16A先端の切り口面27は均一の高さで、ボス部16A中心側に傾斜する傾斜面28としてある。また、操作軸12Aのボス部16Aと見返し板7の挿入部26との部位は、前記第1実施形態と同様になっており、見返し板7が操作軸12Aに対して一方に偏ったとしても、操作部14がストッパーとなって挿入部26の外周がボス部16Aの外周よりはみ出すことがなく、挿入部26の下端はボス部16Aの切り口面27上に当接するようになっている。すなわち、操作軸12Aの操作部14が挿入部26に対する規制部となって挿入部26の周囲がボス部16Aの周囲より外側に動かないように構成されている。なお、ボス部16Aは円筒状に限らず角状でも良く、ボス部16A内に挿入される見返し板7の挿入部26も円筒状でなくとも良い。
【0023】
この様に構成したことにより、前記第1実施形態と同様に見返し板7が最大限偏ったとしても、挿入部26の下端は切り口面27上に確実に当接し、しかも切り口面27が傾斜面29となっているために、挿入部26は傾斜面29に沿ってボス部16A中心側に動きボス部16A内に挿入される。この様に、ボス部16Aの径を大きくして誘い込みを設けるなどしなくとも、ボス部16A先端の切り口面27を中心側に傾斜する傾斜面29とするのみで挿入部26の下端側はボス部16A内に入りやすくなって、見返し板7の組付作業性がより良くなる。
【0024】
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、透視板と見返し板あるいは見返し板とケースをそれぞれ組み付ける際に同様の構造としても良い。
【0025】
【発明の効果】
請求項1に記載の効果としては、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に偏った状態で組み付けが行われようとしても、第1の部品のボス部の径を大きくして誘い込みを設けることなく、ボス部先端の切り口面を高低にし、ボス部中心側の角部に面取りをすることにより、切り口面に偏った状態で当接した第2の部品の挿入部下端が低い方へと、かつ切り口面に沿ってボス部の中心側へ寄るようにと移動して、挿入部下端側はボス部内に入りやすくなって、部品の組付作業性が良くなる。また、第2の部品の挿入部下端が第1の部品のボス部先端の低い側の切り口面に偏った状態で当接しても、挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなる。また、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に最大限偏った状態で組み付けが行われようとしても、規制部により第2の部品の挿入部の外周が第1の部品のボス部の外周より外側にはみ出すことがなく挿入部下端が切り口面上に当接し、切り口面の高低、あるいは面取りによって挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなる。
【0026】
請求項2に記載の効果としては、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に偏った状態で組み付けが行われようとしても、第1の部品のボス部の径を大きくして誘い込みを設けることなく、ボス部先端の切り口面を高低にし、ボス部中心側に傾斜する傾斜面とすることにより、切り口面に偏った状態で当接した第2の部品の挿入部下端が低い方へと、かつ切り口面に沿ってボス部の中心側へ寄るようにと移動して、挿入部下端側はボス部内に入りやすくなって、部品の組付作業性が良くなる。また、第2の部品の挿入部下端が第1の部品のボス部先端の低い側の切り口面に偏った状態で当接しても、挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなる。また、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に最大限偏った状態で組み付けが行われようとしても、規制部により第2の部品の挿入部の外周が第1の部品のボス部の外周より外側にはみ出すことがなく挿入部下端が切り口面上に当接し、切り口面の高低、あるいは傾斜面によって挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなる。
【0029】
請求項3に記載の効果としては、第1の部品と第2の部品を組み付ける際に、一方に最大限偏った状態で組み付けが行われようとしても、規制部により第2の部品の挿入部の外周が第1の部品のボス部の外周より外側にはみ出すことがなく挿入部下端が切り口面上に当接し、切り口面に設けた傾斜面によって挿入部の下端側はボス部内に入りやすくなって、部品の組付作業性がより良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す計器装置の部分断面図。
【図2】同実施形態を示し、図1と直交方向の計器装置の部分断面図。
【図3】同実施形態の操作軸を示す斜視図。
【図4】同実施形態の操作軸のボス部を示す部分断面図。
【図5】同実施形態の変形例を示す操作軸のボス部の部分断面図。
【図6】同実施形態の見返し板の組み付け状態を示す部分断面図。
【図7】本発明の第2実施形態を示す操作軸の部分断面図。
【図8】従来の計器装置を示す部分断面図。
【図9】従来の計器装置を示し、図8と直交方向の部分断面図。
【符号の説明】
7 見返し板(第2の部品)
12,12A 操作軸(第1の部品)
14 操作部(規制部)
16,16A ボス部
26 挿入部
27 切り口面
28 面取り
29 傾斜面
Claims (3)
- 略円筒状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側の角部に面取りを有し、前記切り口面が高低に形成されるとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたことを特徴とする部品の組付構造。
- 略円筒状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側に傾斜する傾斜面を有し、前記切り口面が高低に形成されるとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたことを特徴とする部品の組付構造。
- 略円筒状または中空角状のボス部を有する第1の部品と、この第1の部品のボス部内に挿入される挿入部を有する第2の部品との組付構造であって、前記ボス部先端の切り口面は前記ボス部中心側に傾斜する傾斜面を有するとともに、前記第2の部品が前記第1の部品に対して一方に偏った状態で前記挿入部を前記ボス部内に挿入しようとした際、前記挿入部の外周が前記ボス部の外周よりはみ出さないようにする規制部を前記第1の部品に設けたことを特徴とする部品の組付構造。
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