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JP3768097B2 - 表示装置 - Google Patents

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JP3768097B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、「TFT」と称する。)を備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、表示装置は、携帯可能な表示装置、例えば携帯用テレビ、携帯電話等のモニターとして特に市場ニーズが強く、またこれらの用途では、表示装置はそれに応じて小型化、軽量化、省消費電力化の要求が特に強いので要求を満たすために研究開発も盛んである。
【0003】
図10に従来の液晶表示装置の等価回路図を示す。
【0004】
図10に示すように、液晶表示パネル100は絶縁性基板10上に、ゲート信号を供給するゲートドライバ50に接続された複数のゲート信号線51と、ドレイン信号を供給するドレインドライバ60から出力されるサンプリングパルスSP1,SP2,…,SPnのタイミングに応じてサンプリングトランジスタSPSPt1,SPt2,…,SPtnがオンし、データ信号線62のデータ信号が供給される複数のドレイン信号線61が配置されており、それらの両信号線51,61の交差部近傍には、それらの両信号線51,61に接続されたTFT70と、そのTFT70に接続された表示電極80が配置されている。
【0005】
また、絶縁性基板10とは別基板の外付け回路基板90には、パネル駆動用LSI91が設けられている。
【0006】
この外付け回路基板90のパネル駆動用LSI91からスタート信号STH,STVがゲートドライバ50及びドレインドライバ60に入力され、また映像信号Sigがデータ線62に入力される。
【0007】
スタート信号に基づくサンプリング信号に応じてサンプリングトランジスタSPtがオンしデータ信号線62のデータ信号がドレイン信号線61に供給される。また、ゲート信号がゲート信号線51からゲート電極13に入力され、TFT70がオンする。それによってTFT70を介してドレイン信号が表示電極80に印加される。それと同時に、表示電極80に印加された電圧を1フィールド期間保持するために補助容量85にもドレイン信号がTFT70を介して印加される。この補助容量85の一方の電極86はTFT70のソース11sに接続されており、他方の電極87は各表示画素200において共通の電位が印加されている。
【0008】
TFT70のゲートが開いてドレイン信号が液晶21に印加されると、1フィールド期間保持されなければならないが、液晶21のみではその信号の電圧は時間経過とともに次第に低下してしまう。そうすると、フリッカや表示むらとして現れてしまい良好な表示が得られなくなる。そこでその電圧を1フィールド期間保持するために補助容量85を設けている。
【0009】
表示電極80に印加された電圧が液晶21に印加されることにより、その電圧に応じて液晶21が配向して表示を得ることができる。こうして、動画像、静止画像に関係なく表示をすることができる。この場合には、外付け回路基板90のLSI91、各ドライバ50,60にはそれらの駆動のための電圧が印加されており、その電圧に応じて電力が消費されている。
【0010】
ところで、上述のような液晶表示パネル100の表示画素200から成る表示領域に静止画像を表示する場合、例えばこの液晶表示パネル100を携帯電話の表示部に用いて、その一部に携帯電話を駆動するためのバッテリの残量を表示させる場合には乾電池の絵を静止画として表示することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の液晶表示パネルを用いた場合には、パネルの用途が静止画像、動画像の別にかかわらず駆動するので、静止画像を表示した場合にも、当然動画像を表示した場合と同様にゲートドライバ50並びにドレインドライバ60及び外付けのパネル駆動用LSI91を駆動させて液晶表示パネル100の表示を行っていた。
【0012】
そのため、常時、各ドライバ50,60及び外部LSI91が電力を消費することとなり、液晶表示装置としての電力の消費が多く、液晶表示パネル100を備えた携帯電話等の電源がバッテリのように限られた電源しか備えていないものにとっては使用できる時間が短かくなるという欠点があった。
【0013】
即ち、常時、動画像を表示する場合と同様に、静止画像を表示した場合にも電力を消費してしまうという欠点があった。
【0014】
そこで、各表示画素にスタティック型メモリを備えた液晶表示装置が特開平8−194205号に開示されている。その液晶表示装置は、2段インバータを正帰還させた形のメモリ、即ちスタティック型メモリをデジタル映像信号の信号保持回路として用いることにより、消費電力を低減するものである。
【0015】
また同公報の第2図に示されているように、メモリ素子6からの信号が液晶層10に印加されていた後、スイッチ素子7がオンからオフに変わったときに、液晶にDC成分が印加されないようにリフレッシュ電圧Vrefを印加する構成である。
【0016】
そうすると、画素電極が他の信号線とリークがある場合や、スイッチ素子にリーク電流が生じる場合には、スイッチ素子がオフした状態での表示は、そのリーク電流による画素電極電位の低下によりリフレッシュ電圧Vref方向に表示期間中に変動してしまうため、表示ムラとなってしまう。なお、静止画像を表示している場合には、次の電圧印加までの時間、即ち静止画像表示期間が非常に長い(例えば携帯電話の電池残量表示など)ため、電圧Vref方向へのリーク電流が多くなってしまう。
【0017】
また、上述したように、従来の液晶表示装置ではアナログ映像信号に対応してフルカラーの動画像を表示するのに適している。一方、デジタル映像信号を保持するためのスタティック型メモリを備えた液晶表示装置では、低階調度の静止画像を表示すると共に、消費電力を低減するのに適している。
【0018】
しかしながら、両液晶表示装置は映像信号源を異にしているため、1つの表示装置において、フルカラーの動画像表示と、低消費電力に対応した静止画像表示とを同時に実現することができなかった。
【0019】
そこで本発明は、上記の従来の欠点に鑑みて為されたものであり、静止画像を表示する場合に消費電力を低減し、表示装置全体として省消費電力化を図るとともに、1つの表示装置(例えば、1枚の液晶表示パネル)でフルカラーの動画像表示と、低消費電力の階調表示という2種類の表示に対応することを可能とした表示装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、基板上の一方向に配置された複数のゲート信号線と、前記ゲート線と交差する方向に配置された複数のドレイン信号線と、前記ゲート信号線からのゲート信号により選択されると共に前記ドレイン信号線から映像信号が供給される表示画素が複数配置された表示装置において、前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのデジタル映像信号を保持する信号保持回路と、該信号保持回路からの信号に応じて前記表示電極に供給する信号を選択する信号選択回路とを備えた第1の表示回路を備えたものである。
【0021】
また、上述の表示装置において、前記第1の表示回路に隣接して配置され、前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのアナログ映像信号を保持する補助容量を備え、該補助容量に保持された信号を表示電極に供給する第2の表示回路を備えた表示装置である。
【0022】
このような本発明の表示装置によれば、デジタル映像信号を信号保持回路に保持させ、そのデジタルデータに応じた信号、例えば所定直流電圧信号や、交流電圧信号などを信号選択回路が選択し、これを表示素子に供給する。表示素子は、上述のような液晶表示素子である場合には液晶を駆動する表示電極を有しているので、上記信号選択回路からこの表示電極に信号を供給すればよい。このような構成を採ることにより、静止画像を表示する場合に、この保持回路に一旦データを保持させれば、表示内容が次に変化するまで表示画素を選択する必要がない。従って、この期間ドライバ、及びパネル駆動用LSIを駆動する必要がなく、その分、表示装置の消費電力を低減することが可能である。
【0023】
更にまた、本発明の表示装置は、基板上の一方向に配置された複数のゲート信号線と、前記ゲート線と交差する方向に配置された複数のドレイン信号線と、前記ゲート信号線からのゲート信号により選択されると共に前記ドレイン信号線から映像信号が供給される表示画素が複数配置された表示装置において、前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのデジタル映像信号を保持する信号保持回路を備えた第1の表示回路と、前記第1の表示回路に隣接して配置され、前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのアナログ映像信号を保持する補助容量を備え、該補助容量に保持された信号を表示電極に供給する第2の表示回路とを備えた表示装置である。
【0024】
また、上述の表示装置において、前記第1の表示回路は、前記信号保持回路からの信号に応じて前記表示電極に供給する信号を選択する信号選択回路を更に備えた第1の表示回路である表示装置である。
【0025】
更にまた、上述の表示装置において、前記第1及び第2の表示回路のうちいずれか一方の表示回路を回路選択信号に応じて選択して前記ドレイン信号線に接続する回路選択回路を更に備えた表示装置である。
【0026】
また、上述の表示装置は、前記信号保持回路が、インバータ回路、又はインバータ回路及びキャパシタから成る表示装置である。
【0027】
更に、上述の表示装置において、前記信号保持回路及び前記信号選択回路を備えた前記表示画素は、静止画像を表示する表示画素である表示装置である。
【0028】
また、上述の表示装置において、前記表示装置は液晶表示装置である。
【0029】
以上のように、各表示画素に、デジタル映像信号を処理する第1の表示回路と、アナログ映像信号を処理する第2の表示回路を設け、この回路へ供給する映像信号の種類に応じて切り換える、及び/又は2つの表示回路からの出力データを選択する等により、簡単な切り換え構成により1つの表示装置においてデジタル映像信号の表示も、アナログ映像信号の表示も可能となる。
【0030】
更に、静止画像を表示させる場合に、これをデジタル映像信号として供給することで、この画像データを信号保持回路に保持させることができるため、上述のように、静止画像表示時には、ドライバや駆動用LSIの動作を停止させることができ、消費電力の低減を図ることが可能となる。
【0031】
また、液晶表示装置として実現した場合には、アナログ映像信号を表示する場合には、通常どおり、このアナログ映像信号を所定周期でレベル反転して各表示画素に供給することで液晶を交流駆動することができる。また、デジタル信号を表示する場合であって、液晶をオン制御する場合には、信号選択回路が交流電圧信号を選択してこれを液晶表示素子の表示電極に供給することで、消費電力の低減だけでなく液晶を交流駆動しながら静止画像の表示を行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の表示装置について以下に説明する。
<第1の実施の形態>
図1に本発明の表示装置を液晶表示装置に応用した場合の等価回路図を示し、図2にその液晶表示装置の駆動時のタイミングチャートを示す。
【0033】
図1に示すように、液晶表示パネル100は、液晶表示パネル100とは別体の外付け基板90のLSI91及び端子92から供給される各信号に基づいて駆動される。
【0034】
液晶表示パネル100は、ゲート信号を供給するゲートドライバ50に接続された複数のゲート信号線51が行方向(水平方向)に配置されており、ドレイン信号を供給するドレインドライバ60に接続された複数のドレイン信号線61が列方向(垂直方向)に配置されている。両信号線51,61の交差部近傍にはTFT70が配置されている。また、液晶表示パネル100には、複数の表示画素がマトリクス状に配置されている。これらの表示画素は、ゲート信号線51とドレイン信号線61によって区画された領域にそれぞれ構成されている。このTFT70に接続された表示電極80に印加された電圧によって液晶21の立ち上がり及び立ち下がりを制御する。
【0035】
更に、TFT70のソース11sと液晶21との間には、ソース11s側から信号保持回路110、信号選択回路120が設けられている。
【0036】
外付け回路基板90には、各ドライバ50,60をスキャンさせるための信号を供給するLSI91と、データ信号、対向電極電圧、各ドライバを駆動する電圧、及び信号保持回路を駆動する電圧を印加する端子92とが備えられている。
【0037】
液晶表示パネル100上の信号保持回路110は、2つのインバータ回路111,112で構成され、それらは互いに逆方向であって並列に接続されている。即ち、インバータ回路111はTFT70のソース11sに対して順方向に接続され、インバータ回路112はインバータ回路111の出力側とTFT70のソース11sとの間に順方向に接続されている。また、2つのインバータ回路111,112にはともに上側電源VDD、下側電源VSSが接続されている。
【0038】
また、信号選択回路120は、信号保持回路110と表示電極80との間に設けられており、信号保持回路110から供給される信号に応じて表示電極80に出力すべき信号を選択する回路である。この信号選択回路120は、ゲートが信号保持回路110に接続された2つのトランジスタ121,122により構成されている。トランジスタ121のゲートは信号保持回路110のインバータ回路111の出力側に接続され、トランジスタ122のゲートは信号保持回路110のインバータ112の出力側に接続されている。この2つのトランジスタ121,122によって選択される信号は、直流電圧の対向電極信号VCOM(信号A)と、その対向電極信号VCOMを中心とした交流電圧であって液晶を駆動するための交流駆動信号(信号B)である。トランジスタ121がオンすると直流の信号Aが選択されて表示電極80に印加され、トランジスタ122がオンすると交流の信号Bが選択されて表示電極80に印加される。
【0039】
このように、外付け回路基板90は、パネル駆動用LSI91、端子92を備え、LSI91は、上述のドライバ50,60を動作させるためのタイミング信号(STV,STH)や表示データ信号(Sig)を作成する。また、端子92からは、対向電極電圧VCOM、ドライバ電源、信号保持回路電源VDD,VSS、交流信号Bなどを液晶表示パネル100に供給する。
【0040】
ここで、本発明の表示装置の駆動方法について説明する。
【0041】
図2に、図1の液晶表示装置の各点におけるタイミングチャートを示す。
【0042】
まず、外付け回路基板90のパネル駆動用LSI91からは、ゲートドライバ50に1フレームの先頭タイミングであるスタート信号STVが出力される。またドレインドライバ60には1水平期間ごとにスタート信号STHが入力される。ドレインドライバ60はこの信号STHと1水平方向の画素数nに応じた周期のクロックに基づいてサンプリング信号をSP1から順にSPnまで発生する。この信号SP1〜SPnは対応するサンプリングトランジスタSPt1からSPtnに供給され、サンプリングトランジスタSPt1,SPt2,…,SPtnが順にオンし、その際、データ信号線62に出力されているデジタルデータ信号Sigをサンプリングして各ドレイン信号線61に供給する。
【0043】
ここで第1行、即ちゲート信号SG1が印加されるゲート信号線G1に接続された表示画素P11〜P1nの動作について説明する。
【0044】
まず、ゲート信号SG1がゲート信号線G1に出力されると、ゲート信号線G1に接続された各表示画素P11、P12〜P1nの各TFT70が1水平走査期間オンする。
【0045】
第1行第1列の表示画素P11に注目すると、第1列目のドレイン信号線61には、サンプリング信号SP1の出力期間サンプリングされたデジタル信号S11が供給されているので、表示画素P11のTFT70がゲート信号SG1によってオン状態になるとそのドレイン信号SD1がTFT70を介して信号保持回路110に入力される。
【0046】
この信号保持回路110は後述するように、入力されたドレイン信号SD1を保持し、その保持された信号は信号選択回路120に入力されて、その保持信号に応じて信号選択回路120は信号A又は信号Bを選択し、その選択されたAまたはBの信号が表示電極80に印加され、その電圧に応じて表示電極80と対向電極32との間の液晶が制御される。
【0047】
第1行目の残りの表示画素P12〜P1nについても同様にしてドレイン信号が供給され、対向する信号AまたはBが表示画素80に印加され、液晶が制御される。
【0048】
同様な制御をゲート信号線G1から最終行のゲート信号線Gmまで実行することにより、1画面分(1フィールド期間)のスキャン、即ち全ドットスキャンが終了し1画面が表示される。
【0049】
本実施の形態では、以上のようにして1画素分のデータが全画素に書き込まれると、即ち1画面が表示されると、ゲートドライバ50並びにドレインドライバ60及び外付けのパネル駆動用LSI91への電圧供給を停止しそれらの動作を止める。一方、各表示画素の信号保持回路110には常に電圧VDD,VSSを供給してデータの保持動作を継続させる。また対向電極32には、通常どおりVcomを供給し、また各表示画素の選択回路120に対しても各信号A及びBの供給を維持する。
【0050】
即ち、信号保持回路110にこの信号保持回路を駆動するための電圧VDD、VSSを供給し、対向電極には直流電圧の対向電極電圧VCOM(信号A)を印加する。
また液晶表示パネル100にノーマリーホワイト(NW)型を採用した場合には、選択回路120に供給する信号Aには対向電極32と同じ電位の電圧を印加し、信号Bには液晶を駆動するための交流電圧(例えば60Hz)を印加するのみである。そうすることにより、ドライバを停止させても白を表示する表示画素は電極80に対して信号Aを供給し続けることで白表示を維持でき、1画面分を保持して静止画像として表示することができる。また他のゲートドライバ50、ドレインドライバ60及び外付けLSI91には電圧が印加されていない状態である。また、ノーマリーブラック(NB)型を採用した場合には、白表示のためには信号Bを選択して表示電極80に印加すれば良い。
【0051】
ドレイン信号線61に出力されたデジタル信号が「H(ハイ)」で、信号保持回路110にTFT70を介してこの「H」が入力された場合には、信号選択回路120において第1のTFT121には「L(ロー)」が入力されるので第1のTFT121はオフとなり、他方の第2のTFT122には「H」が入力されるので第2のTFT122はオンとなる。そうすると、選択回路120では信号Bが選択されて液晶には信号Bに応じた電圧が印加される。即ち、信号Bの交流電圧が印加され、液晶が電界によって立ち上がるため、NWの表示パネルではその画素について黒表示が観察される。
【0052】
ドレイン信号線61に出力されたデジタル信号が「L」で信号保持回路110に「L」が入力された場合には、信号選択回路120において第1のTFT121には「H」が入力されるので第1のTFT121はオンとなり、他方の第2のTFT122には「L」が入力されるので第2のTFT122はオフとなる。そうすると、信号Aが選択されて液晶には信号Aの電圧が印加される。即ち、対向電極32と同じ電圧が印加されるため、電界が発生せず液晶は立ち上がらないため、NWの表示パネルではその表示画素について白表示が観察される。
【0053】
このように、1画面分を書き込み以降はそれを保持することにより静止画像として表示できる一方で、各ドライバ50,60及びLSI91の駆動を停止するので、その分省消費電力化することができる。
【0054】
従って、こうして本発明の表示装置によれば、表示装置全体としての消費電力を低減することができる。そのため、バッテリ等の限られた電源を用いた携帯用テレビ、携帯電話のモニターに本発明の表示装置を用いた場合にも消費電力が少ないので長時間の表示を可能とすることができる。
【0055】
本発明の表示装置は、液晶表示装置の中でも、特に反射型液晶表示装置に適用することが好ましい。そこで、この反射型液晶表示装置のデバイス構造について図4を参照しながら説明する。
【0056】
図4に示すように、液晶表示装置は、第1基板10と第2基板30とを一定の間隔を隔てて貼り合わされており、第1及び第2基板の間には液晶21が封入されている。アクティブマトリクス型液晶表示装置ではこの第1及び第2基板の一方の基板にはTFTが形成されている。
【0057】
図4において、絶縁性基板10上にこのTFTが形成されている。
【0058】
具体的には、絶縁性基板10上に、多結晶シリコンから成り島化された半導体層11と、この上にゲート絶縁膜12が形成され、半導体層11の上方であってゲート絶縁膜12上にゲート電極13が形成されている。ゲート電極13の両側に位置する下層の半導体層11には、ソース11s及びドレイン11dが形成されている。ゲート電極13及びゲート絶縁膜12上には層間絶縁膜14が形成され、層間絶縁膜14及びゲート絶縁膜12のドレイン11dに対応した位置にはこれらを貫通するコンタクトホール15が形成されており、そのコンタクトホール15を介してドレイン11dはドレイン電極16に接続されている。ドレイン電極16及び層間絶縁膜14は更に平坦化絶縁膜17に覆われ、平坦化絶縁膜17、層間絶縁膜設14及びゲート絶縁膜12のソース11sに対応する位置にはこれらを貫通するコンタクトホール18が形成されており、このコンタクトホール18を介してソース11sは表示電極19に接続されている。なお、反射型液晶表示装置の場合には、表示画素は表示電極19によって構成される。即ち、表示電極19がゲート信号線51及び/又はドレイン信号線61と重なって形成されている場合には、前述の通り、表示画素がゲート信号線51及びドレイン信号線61によって区画された領域とは限らず、表示電極80が形成された領域が1つの表示画素をなす。
【0059】
平坦化絶縁膜17上に形成された各表示電極19はアルミニウム(Al)等の反射材料から成っている。各表示電極19及び平坦化絶縁膜17上には液晶21を配向するポリイミド等から成る配向膜20が形成されている。
【0060】
他方の絶縁性基板30上には、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色を呈するカラーフィルタ31、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電性膜から成る対向電極32、及び液晶21を配向する配向膜33が順に形成されている。なお、カラー表示としない場合にはカラーフィルタ31は不要である。
【0061】
それぞれこうして形成された一対の絶縁性基板10,30の周辺を接着性シール材によって互いに接着し、それによって形成された空隙に液晶21を充填して、反射型液晶表示装置が完成する。
【0062】
図中点線矢印で示すように、反射型液晶表示装置では、観察者1側から入射した外光は、対向電極基板30から順に入射し、表示電極19によって反射されて、観察者1側に出射し、表示を観察者1が観察することができる。
【0063】
このように、反射型液晶表示装置は外光を反射させて表示を観察する方式であり、透過型の液晶表示装置のように、観察者側と反対側にいわゆるバックライトを用いる必要が無いため、そのバックライトを点灯させるための電力を必要としない。従って、バックライト不要で省消費電力化に適した反射型液晶表示装置に本発明を適用すれば反射型液晶表示装置の省消費電力化を一層高めることができ、低消費電力であることが強く求められている機器のモニターとして非常に有効である。
【0064】
なお、上述の実施の形態においては、信号保持回路の構成としてインバータ回路を用いた場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、図3に示すように、キャパシタ130を備えた構成でも良い(第2の実施の形態)。
【0065】
図3に、そのキャパシタを備えた構成を示す。
【0066】
図3に示すように、信号保持回路110が、直列に接続された2つのインバータ回路と、キャパシタ130から構成されている。
【0067】
このキャパシタ130の一方の電極131はソース11sに接続されており、他方の電極132はインバータ回路111,112の電源であるVDDに接続されている。なお、他方の電極132は電圧VSS又はVCOMを供給する信号線に接続されていても良い。
【0068】
信号保持回路110以外の構成及び駆動方法は図1の場合と同じであるので説明は省略する。
【0069】
TFT70のソース11sにドレイン信号線61から供給されたドレイン信号はキャパシタ130に蓄積される。また、このドレイン信号はインバータ回路111に入力され、インバータ回路110からの出力信号が他方のインバータ回路112、及び信号選択回路120の第1のTFT121のゲートに供給される。他方のインバータ回路112はインバータ回路111からの出力信号を反転し、これを信号選択回路120の第2のTFT122のゲートに出力する。
【0070】
ここで、TFT70を介して供給されたドレイン信号はキャパシタ130によって保持され、その保持データに応じてインバータ回路111,112から選択信号が出力され、このような信号保持回路110の構成によっても、図1の信号保持回路と同様にデータ信号を保持することができる。
【0071】
信号選択回路120の動作は、上述の第1の実施の形態と同様であるから、本第2の実施の形態によってもドライバ50,60を停止させても静止画像を表示することができる。また1画面分を書き込んだ後に、各ドライバ50,60及びLSI91の駆動を停止することにより省消費電力化を図ることが可能となる。
【0072】
なお、書き込んだ1画面分の表示を書き換える場合には、ゲートドライバ50、ドレインドライバ60、及びパネル駆動用LSI91を動作させて1画面分のデータ信号を書き込んだ後に、再びそれらの各ドライバ50,60及びLSI91を停止すればよい。なお、書き込んだ静止画像は、写真、背景画などのように静止画像はもとより、例えば携帯電話のバッテリー残量を複数のセグメントによって示している場合には、バッテリー残量が変化したときにのみ、その残量に応じたセグメントが表示される場合も静止画像の表示である。
【0073】
また、上述の実施の形態においては、1画面の全ドットスキャン期間には、対向電極電圧及び信号A及びBの電圧は印加していない場合について示したが、本発明はそれに限定されるものではなく、この期間においてもこれらの各電圧を印加していても良い。しかしながら消費電力を低減させるためには、好ましくは印加しない方が良い
ここで、上述の実施の形態においては、1ビットのデジタルデータ信号を入力した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、複数ビットのデジタルデータ信号の場合でも適用することが可能である。そうすることにより、多階調の表示を行うことができる。その際、入力するビット数に応じた信号保持回路及び信号選択回路の数にする必要がある。
【0074】
ここで、本発明の表示装置において、複数ビットのデジタルデータ信号を入力する場合について説明する(第3の実施の形態)。
【0075】
図5は、2ビットのデジタルデータが入力される液晶表示装置の表示部回路構成の場合を示している。
【0076】
上述の図1の液晶表示装置の等価回路とは、まず入力されるデジタルデータ信号が2ビットである点が異なる。また、この2ビットの信号がデータ線62,64にLSI91から入力され、1列当たりに対して2個ずつ配置されたサンプリングトランジスタSPt1によってサンプリングされ、それらに接続されて配置された2本のドレイン信号線61,63にデータ信号(2ビットのデジタル信号)がそれぞれ供給される。さらに、ドレイン信号線61,63によって供給される2ビットの信号を保持するため、各表示画素において、信号保持回路110は2組のインバータ回路111,112と113,114を有し、回路選択回路120は8つのn−ch型トランジスタを有し、表示電極80に4種類の信号(A〜D)を選択的に供給するように構成されている。
【0077】
回路選択回路120の動作について説明する。
【0078】
2ビットデータ信号が「11」でドレイン信号線61,63からそれぞれ「H」レベルの信号が入力されると、信号保持回路110のインバータ回路111,113から「L」レベルの信号がトランジスタ120a,120b,120e,120fのゲートに印加されるので、これらトランジスタ120a,120b,120e,120fはオンしない。逆に、インバータ回路112,114からは「H」レベルの信号がトランジスタ120c,120d,120g,120hのゲートに印加されるのでトランジスタ120c,120d,120g,120hがオンする。それによって、信号Aの供給線と表示電極との間に設けられたトランジスタ120g,120cが2つともオンすることで信号Aが選択され液晶21に信号Aに応じた電圧が供給される。
【0079】
2ビットデータ信号が例えば「10」で、ドレイン信号線61から「H」レベル、またドレイン信号線63から「L」レベルの信号が入力された場合には、トランジスタ120d,120eがともにオンになり信号Cに応じた電圧が液晶に印加され、また2ビットデータ信号が「01」でドレイン信号線61から「L」レベル、またドレイン信号線63から「H」レベルの信号が入力された場合には、トランジスタ120a,120hがオンになり信号Bが選択されて対応する電圧が液晶に印加され、更に2ビットデータ信号が「00」でドレイン信号線61から「L」レベル、またドレイン信号線63から「L」レベルの信号が入力された場合には、トランジスタ120b,120fがオンになり信号Dが選択されて対応する電圧が液晶に印加される。ここで、各信号A,B,C,Dは4階調の表示を可能とするため、それぞれ異なる電圧レベルに設定されている。
【0080】
このようにして、信号保持回路110に保持されたデジタル信号に応じて選択回路120が4つのレベルの信号から1つを選択し対応する電圧が液晶21に印加されることにより4階調の静止表示を得ることができる。
【0081】
また、以上のような構成によっても、図1及び図3で示した場合の1ビットの場合と同様に、1画面分を書き込んだ後に、各ドライバ50,60及びLSI91の駆動を停止することが可能となり、それによって省消費電力化を図ることが可能となる。
<アナログ表示画像と静止画像との切り換え>
以下に、本発明の第4の実施の形態を示す。
【0082】
図6に本発明の表示装置を液晶表示装置に応用した場合の回路構成図を示す。
【0083】
絶縁性基板10上に、ゲート信号を供給するゲートドライバ50に接続された複数のゲート信号線51が一方向に配置されており、これらのゲート信号線51と交差する方向に複数のドレイン信号線61が配置されている。
【0084】
ドレイン信号線61には、ドレインドライバ60から出力されるサンプリングパルスのタイミングに応じて、サンプリングトランジスタSPt1,SPt2,…,SPtnがオンし、データ信号線62のデータ信号(アナログ映像信号又はデジタル映像信号)が供給される。
【0085】
液晶表示パネル100は、ゲート信号線51からのゲート信号により選択されると共に、ドレイン信号線61からのデータ信号が供給される複数の表示画素200がマトリックス状に配置されて構成されている。
【0086】
以下、表示画素200の詳細な構成について説明する。
【0087】
ゲート信号線51とドレイン信号線61の交差部近傍には、pチャネル型TFT310及びnチャネル型TFT320から成る回路選択回路300が設けられている。TFT310,320の両ドレインはドレイン信号線61に接続されると共に、それらの両ゲート313,323は選択信号線800に接続されている。TFT310,320は、選択信号線800からの選択信号に応じていづれか一方がオンする。また、後述するように回路選択回路300と対を成して、アナログデータとデジタルデータのいずれか一方のデータを選択して表示電極80に出力するデータ選択回路301が設けられている。
【0088】
以上のような回路選択回路300、アナログ・デジタルデータ選択回路301等を上述の各実施の形態に示す表示画素の構成に付加することにより、後述するアナログ映像信号表示(フルカラー動画像表示対応)とデジタル映像表示(低消費電力、静止画像表示対応)とを選択して切換えることが可能となる。また、回路選択回路300に隣接して、nチャネル型TFT410及びnチャネル型TFT420から成る画素選択回路400が配置されている。TFT410,420はそれぞれ回路選択回路300のTFT310,320のソースにそのドレインが接続されている。つまり、これらTFT410,420はTFT310,320を介してそれぞれドレイン信号線61に接続されている。また、これら410,420はそれらの両ゲートにはゲート信号線51が接続されている。TFT310,320はゲート信号線51からのゲート信号に応じて両方が同時にオンするように構成されている。
【0089】
また、アナログ映像信号を保持するための補助容量700が設けられている。補助容量700の一方の電極710はTFT410のソース411sに接続されている。他方の電極720は液晶表示パネル100内で共通の補助容量線750に接続され、バイアス電圧Vscが供給されている。TFT410のゲートが開いた期間にドレイン信号線61から供給されるアナログ映像信号が液晶21に印加されるが、その信号は次にTFT410が再びオンしてゲートを開くまでの1フィールド期間保持されなければならない。しかし液晶21の容量のみではその信号を保持しきれず、液晶211に印加される電圧は時間経過とともに次第に低下してしまう。そうすると、表示むらとして現れてしまい良好な表示が得られなくなる。そこでTFT410のオン時に供給される信号に応じた電圧を1フィールド期間保持するために補助容量700を設けている。
【0090】
この補助容量700と液晶21との間には、データ選択回路301のpチャネル型TFT350とnチャネル型TFT360とが設けられ、アナログ映像信号がドレイン信号線61に供給されると回路選択回路300のTFT310と同時にオンオフするように構成されている。
【0091】
また、画素選択回路400のTFT420と液晶21の表示電極80との間には、信号保持回路500、信号選択回路600が設けられている。信号保持回路500は、正帰還された2つのインバータ回路510,520から成り、デジタル2値を保持するスタティック型メモリを構成しており、上述の例えば図1の信号保持回路110と同一構成である。
【0092】
また、信号選択回路600は、信号保持回路500からの信号に応じて信号を選択する回路であって、2つのnチャネル型TFT610,620で構成されている。そして、上述の図1の信号選択回路120と同一構成である。TFT610,620のゲートには信号保持回路500からの相補的な出力信号がそれぞれ印加されているので、TFT610,620は相補的にオンオフする。
【0093】
ここで、ドレイン信号線61から「H」のデジタルデータがTFT320,TFT420及び信号保持回路500を介してTFT620のゲートに印加されると、TFT620がオンし、直流電圧の対向電極信号VCOM(信号A)が選択され、逆に「L」のデジタルデータがドレイン信号線61から供給されるとTFT610がオンしその対向電極信号VC OMを中心とした交流電圧であって液晶を駆動するための交流駆動信号(信号B)が選択され、アナログ・デジタルデータ選択回路301のTFT360を介して、液晶21の表示電極80に供給される。
【0094】
上述した構成を要約すれば、1つの表示画素200内には、画素選択素子であるTFT410及びアナログ映像信号を保持する補助容量700から成るアナログデータ回路(第2の表示回路)と、画素選択素子であるTFT420、2値のデジタル映像信号を保持する信号保持回路500、信号選択回路600から成るデジタルデータ回路(第1の表示回路)とが設けられている。更に、これら2つの回路を切り換え信号MDに応じて選択する。即ち、2つのいずれにデータ信号を供給するかを信号MDに応じて選択するための回路選択回路300がゲート信号線51及びドレイン信号線61の交差部付近に設けられている。また、2つの表示回路と表示電極80との間には、いずれの表示回路からのデータを表示電極80に供給するかどうかを切り換え信号MDに応じて切り換えるデータ選択回路301が設けられている。
【0095】
次に、液晶パネル100の周辺回路について説明する。
【0096】
外付け回路基板90には、パネル駆動用LSI91が設けられている。この外付け回路基板90のパネル駆動用LSI91から垂直スタート信号STVがゲートドライバ50に入力され、水平スタート信号STHがドレインドライバ60に入力される。またアナログ又はデジタルの映像信号がデータ線62に入力される。
【0097】
図7は映像信号の切換回路の回路構成図である。
【0098】
スイッチSW1が端子P2側と接続されると、入力端子Dinから入力されたnビットのデジタル映像信号はDAコンバータ130によってアナログ映像信号に変換された後、スイッチSW1を介してデータ線62に出力される。一方、スイッチSW1が端子P1側に切り換わると、nビットのデジタル映像信号の例えば最上位ビットがデータ線62に出力される。スイッチSW1の切換えは、アナログラッチ表示モードと低消費電力対応のデジタルラッチ表示モードの切換えを制御するモード信号MDに応じて行われる。
【0099】
ここで、以上の第4の実施形態に係る表示装置の駆動方法について、図6及び図7を参照して説明する。なお既に説明した第1の実施の形態と同様の動作については、以下では簡略して説明を行う。
(1)アナログ表示モードの場合
モード信号MDに応じて、アナログ表示モードが選択されると、データ信号線62にアナログ映像信号が出力される状態に設定されると共に、回路選択信号線800及び高電圧側電源線VDDの電位が「L」となり、回路選択回路300,データ選択回路301のTFT310,350がオンする。
【0100】
また、水平スタート信号STHに基づくサンプリング信号に応じてサンプリングトランジスタSPがオンしデータ信号線62のアナログ映像信号がドレイン信号線61に供給される。
【0101】
また、垂直スタート信号STVに基づいて、ゲート信号がゲート信号線51に供給される。ゲート信号に応じて、TFT410がオンすると、ドレイン信号線61からアナログ映像信号Sigがこのときオン制御されているトランジスタ350を介して表示電極80に伝達されると共に、補助容量700に保持される。表示電極80に印加された映像信号電圧が液晶21に印加され、その電圧に応じて液晶21が配向することにより液晶表示を得ることができる。
【0102】
このアナログ表示モードでは、フルカラーの動画像を表示するのに好適である。ただし、外付け回路基板90のLSI91、各ドライバ50,60は常時動作が必要でありそれらの駆動のために、絶えず電力が消費されている。
(2)デジタル表示モード
モード信号MDに応じて、デジタル表示モードが選択されると、データ信号線62にデジタル映像信号が出力される状態に設定されると共に、回路選択信号線800及び高電圧側電源線VDDの電位が「H」となり、信号保持回路500が動作可能な状態になる。また、回路選択回路300,データ選択回路301のTFT310,350がオフすると共に、TFT320,360がオンする。
【0103】
また、外付け回路基板90のパネル駆動用LSI91から、ゲートドライバ50及びドレインドライバ60にスタート信号STHが入力される。それに応じてサンプリング信号が順次発生し、それぞれのサンプリング信号に応じてサンプリングトランジスタSP1,SP2,…,SPnが順にオンしてデジタル映像信号Sigをサンプリングして各ドレイン信号線61に供給する。
【0104】
ここで第1行、即ちゲート信号G1が印加されるゲート信号線51に接続されている表示画素における動作を説明する。まず、ゲート信号G1によってゲート信号線51に接続された各表示画素P11、P12,〜P1nの各TFT410,420が1水平走査期間オンする。
【0105】
第1行第1列の表示画素P11に注目すると、サンプリング信号SP1によってサンプリングしたデジタル映像信号S11がドレイン信号線61に入力される。そしてTFT420がゲート信号G1によってオン状態になるとそのドレイン信号D1がTFT320とTFT420を介して信号保持回路500に入力される。
【0106】
この信号保持回路500で保持された信号(H又はL)は、信号選択回路600に供給される。この信号選択回路600は、第1の実施の形態の信号選択回路120と同様に、信号保持回路500からの出力データに応じて信号A又は信号Bを選択して、その選択した信号が表示電極80に印加され、これに応じて液晶21に制御される。
【0107】
同様な処理を第1行目の表示画素P12〜P1nについても行い、更に第1行目のゲート信号線61(G1)から最終行のゲート信号線Gmまでスキャンすることにより、1画面分(1フィールド期間)のスキャン、即ち全ドットスキャンが終了し1画面が表示される。
【0108】
またここで、1画面が表示されると、ゲートドライバ50並びにドレインドライバ60及び外付けのパネル駆動用LSI91への電圧供給を停止しそれらの駆動を止める。信号保持回路500には常に電圧VDD,VSSを供給して駆動し、また対向電極電圧Vcomを対向電極32に、各信号A及びBを選択回路600に供給する。
【0109】
即ち、信号保持回路500にこの信号保持回路を駆動するためのVDD、VSSを供給し、対向電極には直流電圧の対向電極電圧VCOM(信号A)を印加し、液晶表示パネル100がノーマリーホワイト(NW)の場合には、信号Aには対向電極32と同じ電位の電圧を印加し、信号Bには液晶を駆動するための交流電圧(例えば60Hz)を印加するのみである。そうすることにより、1画面分を保持して静止画像として表示することができる。また他のゲートドライバ50、ドレインドライバ60及び外付けLSI91には電圧が印加されていない状態である。
【0110】
例えば、ドレイン信号線61からデジタル映像信号として「H」が信号保持回路500に入力された場合には、信号選択回路600の第1のTFT610はオフし、他方の第2のTFT620がオンする。
【0111】
そうすると、信号Bが選択されて表示電極80に印加される。第1の実施の形態と同様に信号BはVcomを中心とした交流電圧信号であり、信号Bが選択された場合、液晶が駆動され、NWの表示パネルでは黒が表示される。
【0112】
逆に、ドレイン信号線61からデジタル映像信号として「L」が信号保持回路500に入力された場合には、信号選択回路600のTFT610はオンし、TFT620はオフする。
【0113】
そうすると、信号Aが選択されて表示電極80に印加される。信号AはVcomと同電位であり、信号Aが選択されると液晶に電圧が印加されないため、NWの表示パネルでは白が表示される。
【0114】
このように、1画面分を書き込みそれを保持することにより静止画像として表示できるが、その場合には、各ドライバ50,60及びLSI91の駆動を停止するので、その分省消費電力化することができる。
【0115】
上述したように、本発明の実施形態によれば、2つの表示回路と、回路選択回路300、データ選択回路301を1つの表示画素内に設け、信号選択回路3001、データ選択回路301に選択動作を行わせることで、1つの液晶表示パネル100でフルカラーの動画像表示(アナログ表示モードの場合)と、低消費電力のデジタル階調表示(デジタル表示モードの場合)という2種類の表示に対応することができる。
【0116】
本発明は、さらに上述とは別の構成によっても、上述の第4の実施の形態のように、1つの液晶表示パネル100でフルカラーの動画像表示(アナログ表示モードの場合)と、低消費電力のデジタル階調表示(デジタル表示モードの場合)という2種類の表示に対応することができる。
【0117】
以下、第4の実施の形態を更に改良した構成について第5及び第6の実施の形態として説明する。
【0118】
図8は、本発明の第5の実施の形態に係る液晶表示装置の構成例である。
【0119】
同図は、第4の実施の形態で説明した図6の等価回路と相違する点は、図6では各表示画素に設けられている回路選択回路300を備えていない点、液晶表示パネル100にフルカラーの動画像表示信号とデジタル階調表示信号とがそれぞれ専用のデータ信号線62a,62dによって供給されている点である。
【0120】
このように、アナログ信号とデジタル信号とを別々のデータ信号線62a,62dによってパネル内に供給し、また各表示画素200には2本のドレイン信号線61a,61dによってこのアナログ信号とデジタル信号とを別々に供給する。従って、各表示画素200には回路選択回路300を設ける必要がない。即ち、第4の実施の形態において、1つの表示画素200に対応して配置していたpチャネル型TFT310及びnチャネル型TFT320を省略することができ、1表示画素200内においてその分表示電極80を大きくでき、又は他のTFTを設けるスペースが広くなる。
【0121】
なお、データ信号線62a,62d及びサンプリングスイッチSPt、ドレイン信号線(61a,61d)が増加する。しかし、TFT310,320は各表示画素毎に配置する必要があるため、そのTFT310,320の占有するスペースは、データ信号線62、サンプリングスイッチSPt及びドレイン信号線61の占有するスペースに比べてはるかに大きくなってしまう。従って、専用のデータ信号線62でデジタル及びアナログ信号を液晶表示パネルに供給することにより、表示画素におけるスペースを十分に確保することができる。
【0122】
ここで、更に、本発明の第6の実施の形態に係る液晶表示装置の構成例について図9を参照して説明する。
【0123】
同図は、第4の実施の形態で説明した図6の等価回路とは、データ選択回路301を構成するTFT350を削除した点で異なっている。
【0124】
図6では、TFT350は各表示画素毎に配置されているが、これを本第6の実施の形態のように省略すれば、表示画素内のスペースをその分確保することができ、他のTFTの配置に余裕ができる。
【0125】
また、データ選択回路301のTFT350を削除しても、信号A及び信号Bの供給源が補助容量700に液晶に供給する信号を充電することができる程度の電荷供給能力を備えていれば、補助容量700を充電しながら液晶を駆動できる。
【0126】
また、上述の実施の形態ではTFT350を省略したが、TFT350の代わりにTFT310を省略することも可能である。TFT310を省略してもデジタル信号の供給源が補助容量700と保持回路に供給する信号を充電することが出きる程度の電荷供給能力を備えていれば、デジタル信号の供給源が補助容量700を充電しながら保持回路にも充電できる。
【0127】
更に上述の第5の実施の形態において、各表示画素200から更に本実施の形態のように、データ選択回路301のTFT350を省略することもできる。このような構成とすれば、一層1表示画素内でのスペースに余裕ができる。
【0128】
なお、上述の実施の形態1〜6において、1画面の全ドットスキャン期間には、対向電極電圧Vcom及び信号A及びBの電圧も印加している場合について示したが、本発明はそれに限定されるものではなく、この期間においてもこれらの各電圧を印加しなくても良い。消費電力を低減させるためには、印加しない方が一層好ましい。
【0129】
また、上述の実施の形態1,2、4〜6においては、デジタル表示モードにおいて、1ビットのデジタルデータ信号を入力した場合について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、例えば第3の実施の形態のように、複数ビットのデジタルデータ信号がパネルに入力される場合でも適用することが可能である。そうすることにより、多階調の表示を行うことができる。その際、信号保持回路及び信号選択回路内の素子数を入力ビット数に応じた数にする必要がある。
【0130】
また、上述の実施の形態1〜6においては、静止画像は液晶表示パネルの一部に表示する場合でも、全表示画素に静止画を表示する場合でも、動作は同じであり、また同様の効果を奏するものである。
【0131】
また、上述の実施の形態においては、反射型液晶表示装置の場合について説明したが、1画素内でTFT、信号保持回路、信号選択回路及び信号配線を除く領域に表示電極80として透明電極を配置することにより、透過型液晶表示装置にも用いることができる。また、1画素内でTFT、信号保持回路、信号選択回路及び信号配線を除く領域に透明電極を配置し、それ以外の領域に反射型電極を配置することにより、半透過型液晶表示装置にも用いることができる。透過型又は半透過型液晶表示装置のいずれの場合にも、1画面を表示した後に、ゲートドライバ50並びにドレインドライバ60及び外付けのパネル駆動用LSI91への電圧供給を停止することにより、その分の消費電力の低減を図ることができる。
【0132】
更に、上述の実施の形態においては、静止画像を液晶表示パネルの一部に表示する場合を説明したが、本願はそれに限定されるものではなく、全表示画素に静止画を表示することも可能であり、本願発明の特有の効果を奏するものである。
【0133】
また、本発明は、信号選択回路のトランジスタのいずれか一方が常に接続された状態であるとともに、いずれかの固定電圧(信号AまたはB)を選択して信号選択回路のトランジスタに電圧が印加されているため、例え上述の公報に記載の構成において、スイッチングトランジスタ7にリーク電流が生じたとしても、何ら表示ムラが生じるような悪影響は及ぼすことはない。
【0134】
【発明の効果】
本発明の表示装置によれば、表示装置に静止画像を表示する場合に各ドライバ、パネル駆動用LSIを駆動する必要が無くなり消費電力の低減が図れるとともに、1つの表示装置でフルカラーの動画像表示と、低消費電力の階調表示という2種類の表示に対応することを可能とした表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す液晶表示装置の等価回路図である。
【図2】本発明の液晶表示装置のタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す液晶表示装置の等価回路図である。
【図4】反射型液晶表示装置の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す液晶表示装置の等価回路図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を示す液晶表示装置の等価回路図である。
【図7】本発明の表示装置の信号切換回路の等価回路図である。
【図8】本発明の第5の実施形態を示す液晶表示装置の等価回路図である。
【図9】本発明の第6の実施形態を示す液晶表示装置の等価回路図である。
【図10】従来の液晶表示装置の等価回路図である。
【符号の説明】
10 絶縁性基板
13 ゲート
21 液晶
50 ゲートドライバ
51 ゲート信号線
60 ドレインドライバ
61 ドレイン信号線
70 TFT
80 表示電極
91 外付けLSI
100 液晶表示パネル
110,500 信号保持回路
120,600 信号選択回路
130 キャパシタ
200 表示画素
300 回路選択回路
301 データ選択回路
400 画素選択回路
700 補助容量
800 選択信号線

Claims (8)

  1. 基板上の一方向に配置された複数のゲート信号線と、前記ゲート信号線と交差する方向に配置された複数のドレイン信号線と、前記ゲート信号線からのゲート信号により選択されると共に前記ドレイン信号線から映像信号が供給される表示画素が複数配置された表示装置において、
    前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのデジタル映像信号を保持する、2つのインバータが互いに逆方向であって並列に接続された、信号保持回路を備えた第1の表示回路と、
    前記第1の表示回路に隣接して配置され、前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのアナログ映像信号を保持する補助容量を備え、該補助容量に保持された信号を表示電極に供給する第2の表示回路と、を備え、
    前記第1の表示回路と前記第2の表示回路とを切り替えて表示し、
    前記第2の表示回路が選択されている間、前記信号保持回路に電圧を供給する電源線の電位がローとなり、前記第2の表示回路に替わって前記第1の表示回路が選択されると前記電源線の電位がハイとなり前記信号保持回路が動作可能な状態になることを特徴とする表示装置。
  2. 基板上の一方向に配置された複数のゲート信号線と、前記ゲート信号線と交差する方向に配置された複数のドレイン信号線と、前記ゲート信号線からのゲート信号により選択されると共に前記ドレイン信号線から映像信号が供給される表示画素が複数配置された表示装置において、
    前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのデジタル映像信号を保持する信号保持回路を備えた第1の表示回路と、
    前記第1の表示回路に隣接して配置され、前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのアナログ映像信号を保持する補助容量を備え、該補助容量に保持された信号を表示電極に供給する第2の表示回路と、
    前記ゲート信号線と前記ドレイン信号線との交点それぞれに対応して配置され、前記ゲート信号に応じて前記表示画素を選択する画素選択回路と、
    前記ドレイン信号線と前記画素選択回路との間に配置され、前記第1及び第2の表示回路のうちいずれか一方の回路を回路選択信号に応じて選択して前記ドレイン信号線に接続する回路選択回路と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  3. 前記第1の表示回路は、前記信号保持回路からの信号に応じて前記表示電極に供給する信号を選択する信号選択回路を更に備えた第1の表示回路であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記信号選択回路が選択する信号は、一方が前記表示電極に対向する対向電極に供給される対向電極信号と同電位であり、他方が前記対向電極信号を中心とした交流電圧信号であることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 基板上の一方向に配置された複数のゲート信号線と、前記ゲート信号線と交差する方向に配置された複数のドレイン信号線と、前記ゲート信号線からのゲート信号により選択されると共に前記ドレイン信号線から映像信号が供給される表示画素が複数配置された表示装置において、
    前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのデジタル映像信号を保持する信号保持回路を備えた第1の表示回路と、
    前記第1の表示回路に隣接して配置され、前記ゲート信号線から入力される信号に応じて前記ドレイン信号線からのアナログ映像信号を保持する補助容量を備え、該補助容量に保持された信号を表示電極に供給する第2の表示回路と、
    前記第1及び第2の表示回路のうちいずれか一方の回路を回路選択信号に応じて選択して前記ドレイン信号線に接続する回路選択回路と、
    前記アナログ映像信号と、前記デジタル映像信号のいずれか一方の映像信号を選択して前記表示電極に出力するデータ選択回路と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  6. 前記信号保持回路は、インバータ回路、又はインバータ回路及びキャパシタから成ることを特徴とする請求項〜5のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記信号保持回路及び前記信号選択回路を備えた前記表示画素は、静止画像を表示する表示画素であることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記表示装置は液晶表示装置であることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1項に記載の表示装置。
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