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JP3765899B2 - 伝送装置 - Google Patents

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JP3765899B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信ネットワークで用いられる光伝送装置に関し、特に同期ディジタル・ハイアラーキを用いた光通信ネットワークで用いられる光伝送装置に関する。
【0002】
光通信ネットワークは、電話、ファクシミリ、画像等のデータを統合して広帯域サービスを提供する手段として実用化されている。光通信ネットワークのユーザ・網インタフェースは国際標準化されており、同期ディジタル・ハイアラーキ(Synchronous Digital Hierarcy:SDH)として知られている(CCITT勧告G707、G708、G709)。このSDHに準拠したネットワークとして、例えば北米ではSONET(Synchronous Optical NETwork)として実用化されている。
【0003】
【従来の技術】
はじめに、SONETについて、簡単に説明する。なお、SONETについては、例えば次の文献に詳述されている:William Stallings、”ISDN and Broadband ISDN、Macmillan Publishing Company、1992、pp.546−558。
【0004】
SONETでは、多重化された光信号(Optical Carrier:OC)を伝送する。伝送装置では、この光信号と電気信号との変換処理を行う。この電気信号は、同期トランスポート信号(Synchronous Transport Signals:STS)と呼ばれる。。SONETの基本伝送速度は51.84Mb/sである。この基本伝送速度の光信号をOC−1(Optical Carrier Level N;OC−Nと略される;なお、Nは任意の整数で、この例ではN=1)と表記し、対応する電気信号をSTS−1(Synchronous Transport Carrier Level N;STS−Nと略される)と表記する。例えば、OC−12と表記すれば622.080Mb/s(=12×51.84Mb/s)の伝送速度を有する光信号を意味する。SONETでは、上記基本伝送速度の整数倍の信号を扱う。上記OC−12の光信号は12個のSTS−1信号をバイトレベルで多重化してSTS−12を生成し、これを光信号に変換することで得られる。通常、STS−Nを構成する複数の信号を多重化する際には、バイトレベルのインターリーブ処理が行われる。
【0005】
なお、SONETのSTS−3(155.52Mb/s)は、SDHの同期トランスポートモジュールSTM−1に相当する(STM:Synchronous Tranport Module)。また、上記STS−12はSTM−4に相当する。
【0006】
信号STS−1は、より低い伝送速度の低次群のディジタル信号DS−0(64kb/s)、DS−1(1.5Mb/s)、DS−2(6.3Mb/s)及びDS−3(45Mb/s)を順次多重化することで得られる。
図9は、SONETのネットワークの概念を示す図である。端末1、2からの信号は伝送装置3、7でそれぞれ多重化された後光信号に変換され、光ファイバケーブルで構成される伝送路8に送出される。伝送路8中には、中継装置4、5、6が設けられている。特に、中継装置5は信号を終端する機能(Add−Drop)を具備する。また、図9に示すように、SONETではセクション(section)、ライン(line)及びパス(path)が定義される。セクションとは、伝送装置や中継装置間の光伝送部分を示す。ラインとは、終端機能を有する伝送装置や中継装置間の光伝送部分を示す。また、パスとはエンド・ツー・エンドの光伝送部分に関する。
【0007】
図10(a)はSTS−1のフレームフォーマットを示す図である。図示するように、信号STS−1は810オクテットから成り、125μs毎に伝送される。810オクテットは、90オクテットの行が9つマトリクス状に配列されてなる。換言すれば、9行×90列のマトリクス構成である。最初の3列(3オクテット×9行)は種々の伝送に関する制御情報が格納されるオーバヘッドを構成し、基本的に最初の3行はセクションオーバヘッド、残りの6行はラインオーバヘッドである。また9行×87オクテットはペイロードで、この中に9行×1オクテットのパスオーバヘッドが設けられている。なお、これらのオーバヘッドを構成する制御情報をオーバヘッド情報とも言う。
【0008】
また、図10(b)はSTS−3のフレームフォーマットを示す。SDHの特徴として、積み上げによる新たなフォーマットを作成しないものである。すなわち、新たなSTS−3用のヘッダを設けることなく単純にSTS−1信号をそのヘッダを含めバイト多重したものである。
【0009】
図11(a)は、上記セクションオーバヘッド及びラインオーバヘッドを示し、図11(b)は上記パスオーバヘッドを示す。これらの各バイトの意味は周知のものなので、ここでの説明は省略する。
SONETの一例を図12に示す。図12に示す構成は、最も伝送速度が高い伝送装置10A、10B、10C及び10Dを光ファイバケーブル111 及び112 を用いて2重にループ状(リング状)に接続したものである。伝送装置10A〜10Dにはそれぞれ、これらの伝送装置と同一伝送速度の伝送装置又は伝送装置10A〜10Dよりも伝送速度が低い低次群の伝送装置が接続されている。図12の構成では、伝送装置10Aには、低次群の伝送装置12a、12b、12c、12d・・・が接続されている。伝送装置10Aを例にとると、伝送装置12a、12b、12c、12d等から光ファイバケーブル13a、13b、13c、13d等を介して受信した信号を多重化して、同一光信号を伝送装置10Bと10Dの両方又はいずれか一方に送出する。なお、図12において、便宜上、各伝送装置10A〜10Dの一方をイースト(East)と呼び、他方をウェスト(West)と呼ぶ場合がある。図12に示す例では、伝送装置10Aのイースト側には伝送装置10Dが位置し、ウェスト側には伝送装置10Bが位置している。
【0010】
なお、図12では省略するが各伝送装置12a、12b,12c、12dにはより低次群の伝送装置が光ファイバケーブルで接続されている。このように、電話器、ファックス、パソコン等の端末からの信号を所定のハイアラーキに従い順次多重化し、伝送装置10A〜10Dを介して伝送する。また、例えば伝送装置10B、10Dはそれぞれ中継装置(リジェネレータ)の場合もある。
【0011】
図13は、図12に示す伝送装置10Aの構成を示すブロック図である。伝送装置10Aは複数のライン終端部211 、212 ・・・21n (nは任意の整数)、マルチプレクサ/デマルチプレクサ(MUX/DMUX)22、タイムスロットアサイメント部23(以下、TSA部23という)及びDCC中継/放送部24を有する。ライン終端部211 の現用側OC−N(W)は例えばイースト方向の光ファイバケーブル111 、112 に接続され、予備側のOC−N(P)はウェスト側の光ファイバケーブル111 、112 に接続されている。ライン終端部212 は例えば、光ファイバケーブル13a(図12では、便宜上1本の線で示してある)に接続されている。光ファイバケーブル111 、112 は例えばOC−48の光信号を伝送し、光ファイバケーブル13aは例えばOC−12の光信号を伝送する。
【0012】
各ライン終端部211 〜21n は、現用回線側のライン終端器25wと予備回線側のライン終端器25pと、オーバヘッド終端器26とを具備する。ライン終端器25w、25pはそれそれ、オーバヘッドを終端(分離(drop)及び付加(add))する機能を有する。すなわち、ライン終端部25w、25pは光/電気変換、スクランブル/デスクランブル、オーバヘッドとデータの分離/付加等のライン終端処理を行う。また、ライン終端部25w、25pは、残りのデータをマルチプレクサ/デマルチプレクサ22に出力する。また、ライン終端部25w、25pはマルチプレクサ/デマルチプレクサ22から受け取ったデータにオーバヘッドを付加する。オーバヘッド終端器26は、オーバヘッド終端処理、すなわちライン終端器25w、25pから受け取ったオーバヘッドをバイト毎に分離してバイト毎のオーバヘッド・バイトを出力する処理及びオーバヘッド・バイトをライン終端器25w、25pに出力して信号に付加する処理を行う。
【0013】
マルチプレクサ/デマルチプレクサ22は、ライン終端部211 〜21n から受け取ったデータを分離してSTS−1レベルの信号に分離するデマルチプレクサ機能と、TSA部23からのSTS−1レベルの信号を多重化処理してSTS−N(OC−Nとなる)レベルの信号を出力する。例えば、ライン終端部211 がSTS−48の場合には、マルチプレクサ/デマルチプレクサ22はSTS−48を48個のSTS−1に分離し、またTSA部23からの48個のSTS−1を多重化処理する。
【0014】
TSA部23はタイムスロットアサイメント処理により、STS−1のタイムスロット上の位置を割り付ける処理を行う。例えば、光ファイバケーブル111 からのSTS−48の信号を分離した48個のSTS−1信号に変換し、出力すべきラインの所定のタイムスロット位置に割り付ける。
【0015】
DCC中継/放送部24は、各ライン終端部211 〜21n のオーバヘッド終端器26から中継や放送が必要な所定の制御データ、例えば図11に示すデータ通信用チャネルD1〜D12(以下、DCCデータと略す)を取り出して、所定の処理を行う。これらのデータ通信用チャネルD1〜D12は、例えば保守者間のデータ通信用として用いられ、D1〜D3はセクション間の通信に用いられ、D4〜D12はライン間の通信に用いられる。例えば、光ファイバケーブル111 からの信号中のDCCデータを複数の光ファイバケーブルに中継する場合や、すべての光ファイバケーブルに放送する場合には、DCC中継/放送部24が所定の中継/放送処理を行う。
【0016】
上記各部は、CPUバス26を介して接続されたCPU25で制御される。
図14は、図13に示すライン終端器25w、25pの内部構成を示すブロック図である。以下、ライン終端器25wの構成として説明する。ライン終端器25wは、光/電気信号変換部(O/E)31、デスクランブラ部(DSCR)32、フレーム同期回路部(Framer)33、オーバヘッド・バイト分離部(OH drop)34、信号分離部(DMUX)35、電気/光信号変換部(E/O)36、スクランブラ部(SCR)37、フレームパルス生成部(PG)38、オーバヘッド・バイト付加部(OH add)39、及び信号多重部(MUX)40を有する。
【0017】
光/電気信号変換部31は、光ファイバケーブル(例えばイースト側の光ファイバケーブル111 )から受信した光信号を電気信号に変換する。デスクランブラ部32は、この電気信号にデスクランブル処理を施す。光/電気信号変換部31は変換した電気信号からクロックCLKを抽出し、フレーム同期回路部33に出力する。フレーム同期回路部33は、デスクランブル処理された信号(図14ではDATAと表示してある)とクロックCLKとからフレーム同期信号(STS−1の場合の1フレームは図12に示す90オクテット×9ライン)を生成し、オーバヘッド・バイト分離部34及び信号分離部35に出力する。オーバヘッド・バイト分離部34は、上記信号DATAからオーバヘッドとデータとを分離する。分離したオーバヘッド(DROPOHB)はオーバヘッド終端器26へ出力される。信号分離部35は、フレーム同期信号に従いオーバヘッド・バイト分離部34からのデータをフレーム毎に分離し、分離したデータ(DROP Data)をマルチプレクサ/デマルチプレクサ22を介してTSA部22に出力する。以上が受信系である。
【0018】
送信系は、受信系で抽出されたクロックCLKと同一周波数のマスタークロッククロックMCLKで動作する。フレームパルス生成部38はマスタークロックMCLKからフレームパルスを生成し、オーバヘッド・バイト付加部39及び信号多重部40に出力する。信号多重部40は、TSA部22からマルチプレクサ/デマルチプレクサ22を介して受け取ったデータ(ADD Data)をフレーム単位に多重する。オーバヘッド・バイト付加部39はオーバヘッド終端器26からのオーバヘッド(ADD OHB)をフレーム単位に多重化したデータに付加する。図14では、この状態の信号をDATAと表記してある。スクランブラ部37は信号DATAにスクランブル処理を施す。電気/光信号変換部36はスクランブラ部37からの信号を光信号に変換して、光ファイバケーブルに出力する。
【0019】
図15は、オーバヘッド終端器26の内部構成を示すブロック図である。図14に示すライン終端部からのオーバヘッド(DROP OHB)は、受信バッファ部(REC buf)41、受信フレームパルス生成部(RPG)42、オーバヘッド・バイト分離部(DMUX)43、オーバヘッド・バイト受信レジスタ(INF−R)44及びオーバヘッド・バイト受信シリアル・ポート(S−PORTR)45を有する入力系で処理される。また、ライン終端部へ出力されるオーバヘッドバイト(ADD OHB)は、出力バッファ部(OUT buf)46、送信フレームパルス生成部(SPG)47、オーバヘッド・バイト多重部48、オーバヘッド・バイト送信レジスタ(INF−S)49及びオーバヘッド・バイト送信シリアル・ポート(S−PORTS)50を有する出力系で処理される。
【0020】
オーバヘッド終端器26からのオーバヘッド(DROP OHB)は受信バッファ部41で一旦蓄積された後、オーバヘッド・バイト分離部43に与えられる。オーバヘッド・バイト分離部43は、受信フレームパルス生成部42が出力するフレームパルスを用いて、受け取ったオーバヘッドをバイト単位に分離する。分離されたオーバヘッド・バイトは、受信レジスタ44及び受信シリアル・ポート45に出力される。受信レジスタ44に格納されたオーバヘッド・バイトは、図13に示すCPU25が処理すべきオーバヘッド・バイトで、例えばK1、K2バイトからなるAPS(Automatic Protection Switching)等のCPU25での処理が必要なものである。受信シリアル・ポート45は複数のシリアルポートを有し、CPU25が処理すべき以外のオーバヘッド・バイト(OHBR)をポート単位に出力するもので、例えば音声通信用のオーバヘッド・バイトE1、E2は、図示を省略する音声コーデックに接続されている。中継又は放送されるべきDCCデータは、この受信シリアル・ポート45を介して、DCC中継/放送部24に出力される。
【0021】
出力系の送信レジスタ49にはCPUバス26からのオーバヘッド・バイトが一旦蓄積され、オーバヘッド・バイト多重部48に出力される。図示を省略する各シリアルポートからのオーバヘッド・バイト(OHBS)及びDCC中継/放送部24からのオーバヘッド・バイトDCCは、送信シリアル・ポート50を介してオーバヘッド・バイト多重部48に出力される。オーバヘッド・バイト多重部48は、送信フレームパルス生成部47がマスタクロックMCLKから生成した送信フレームパルスに従い、受け取ったオーバヘッド・バイトを多重化し、出力バッファ部46を介して、図14に示す信号多重部40に出力する。
【0022】
図16は、DCC中継/放送部24内部の構成を示すブロック図である。図15に示す各オーバヘッド・バイト終端部26の受信シリアルポート45からのオーバヘッド・バイトOHBRのうちDCCデータは各ライン毎に、図13に示すCPU25の動作クロックに同期して、受信バッファ部(REC buf)51を介してプロトコル終端部53に与えられる。プロトコル終端部53は上記動作クロックに同期して動作する。このプロトコル終端部53から出力されたオーバヘッド・バイトDCCは出力バッファ部(OUT buf)52を介して、図15に示す各オーバヘッド・バイト終端部26の送信シリアル・ポート50に出力される。プロトコル終端部53は、マイクロプロセッサ等で構成され、オーバヘッド・バイトDCCの終端処理を行う。これに対し、オーバヘッド・バイトDCC内に中継又は放送の指示があった場合には、プロトコル終端部53は受信したオーバヘッド・バイトDCCを出力バッファ部52を介して対応するオーバヘッド・バイト終端部26に出力する(中継/放送処理)。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術は次の問題点を有する。
オーバヘッドは各ライン終端部211 〜21n 毎に設けられたオーバヘッド処理器26で終端され、バイト単位に処理される。各ライン終端器211 〜21n がオーバヘッド・バイト終端部26を具備しているため、ライン終端部211 〜21n の負担が大きく、また装置規模も大きくなってしまう。
【0024】
また、中継/放送に必要なオーバヘッド・バイトDCCは、DCC中継/放送部24に集められ、ここで終端される。すなわち、一旦バイト単位に分解したオーバヘッド・バイトを中継や放送のためにDCC/放送部24に集線する必要があり、ライン終端部の数が増えるほど信号線接続が複雑になる。また、新たに中継や放送すべきオーバヘッド・バイトを加えるような場合には、各ライン終端部211 〜21n 及びDCC中継/放送部24で対応する設定、例えばバッファ51、52の追加及びプロトコル終端部53の変更を行う必要があり、対応が煩雑である。
【0025】
従って、本発明は上記従来技術の問題点を解決し、ライン終端部の処理を軽減して、オーバヘッド情報を効率よく処理できる伝送装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、オーバヘッド情報を有する信号を伝送する伝送路を複数収容する伝送装置において、各伝送路(ライン)上の信号のオーバヘッド情報を収集して終端する終端部を具備し、
前記終端部は、信号から分離したオーバヘッド情報を伝送路毎にセルに格納して出力し、またセルに格納されたオーバヘッド情報を信号に付加する処理を行う第1の処理部と、該第1の処理部が出力したセル内のオーバヘッド情報を取り出し、また信号に付加すべきオーバヘッド情報をセルに格納して前記第1の処理部に出力する第2の処理部とを有し、
前記第2の処理部は、前記第1の処理部から受け取ったある伝送路からのオーバヘッド情報が他の伝送路へ中継又は放送すべきものである場合、該オーバヘッド情報をセルに格納して第1の処理部へ返送する処理部を有することを特徴とする伝送装置である。オーバヘッド情報を収集した後、中継又は放送すべきオーバヘッド情報は再びセル化して第1の処理部に返送されるので、第2の処理部で中継又は放送すべきオーバヘッド情報とその他の情報とを同様に扱うことができる。すなわち、従来のDCC中継/放送部24(図13)のように、中継/放送の制御を行う専用の手段を別個に設ける必要がない。中継又は放送すべきオーバヘッド情報とその他の情報とを同様に扱うことができるということは、中継又は放送すべきオーバヘッド情報を任意に選択できることを意味するので、従来のようにDCC中継/放送部24やプロトコル終端部53(図16)をその都度変更する必要がない。なお、オーバヘッド情報の終端部は、後述する実施の形態のATM処理部80、ATM中継/連続性保護部64、及びオーバヘッド処理部65を含むものであり、第1の処理部は、実施の形態中のATM処理部80に対応し、第2の処理部はオーバヘッド処理部65に対応し、上記第2の処理部内の処理部は、実施の形態のセレクタ131、バッファ142、セレクタ151に相当する。
【0029】
請求項に記載の発明は、オーバヘッド情報を有する信号を伝送する伝送路を複数収容する伝送装置において、各伝送路上の信号のオーバヘッド情報を収集して終端する終端部を具備し、前記終端部は、信号から分離したオーバヘッド情報を伝送路毎にセルに格納して出力し、またセルに格納されたオーバヘッド情報を信号に付加する処理を行う第1の処理部と、該第1の処理部が出力したセル内のオーバヘッド情報を取り出し、また信号に付加すべきオーバヘッド情報をセルに格納して前記第1の処理部に出力する第2の処理部と、前記伝送路毎のセルを多重化して、前記第1の処理部と前記第2の処理部との間で伝送するための第3の処理部を有することを特徴とする。セルを多重化して伝送するので、効率よく第1及び第2の処理部間でオーバヘッド情報を伝送することができる。なお、第3の処理部は実施の形態中のATM中継/連続性保護部64に対応する。
【0030】
請求項記載の発明は、請求項2において、前記第3の処理部が多重化したセルを非同期で伝送することを特徴とする。非同期であるから、各伝送路の周波数が完全に一致していなくとも、異なる伝送路上のオーバヘッド情報をセル化し多重化して伝送することができる。非同期伝送の一例は、ATMである。
【0031】
請求項に記載の発明は、オーバヘッド情報を有する信号を伝送する伝送路を複数収容する伝送装置において、
各伝送路上の信号のオーバヘッド情報を収集して終端する終端部を具備し、
前記終端部は、信号から分離したオーバヘッド情報を伝送路毎にセルに格納して出力し、またセルに格納されたオーバヘッド情報を信号に付加する処理を行う第1の処理部と、該第1の処理部が出力したセル内のオーバヘッド情報を取り出し、また信号に付加すべきオーバヘッド情報をセルに格納して前記第1の処理部に出力する第2の処理部とを有し、前記第2の処理部、取り出したオーバヘッド情報を構成するデータを連続性を有するデータに変換するための変換部を具備することを特徴とする。セル化して収集されたオーバヘッド情報をセルから取り出した状態では、オーバヘッド情報はバースト性を有する。従って、セルから取り出したオーバヘッド情報を処理できるように連続性を有するデータに変換する。変換部は、実施の形態のDPLL回路133に相当する。
【0032】
請求項に記載の発明は、請求項において、前記変換部が、オーバヘッド情報を一時記憶するメモリと、所定のクロックから該メモリの読み出し用クロックを生成するカウンタ及びオーバヘッド情報の周波数変動に応じて前記カウンタを制御する制御部とを含むディジタルPLL回路とを有することを特徴とする。これにより、オーバヘッド情報の周波数変動があっても、連続性を有するデータを平均化することができる。上記メモリは実施の形態のFIFOメモリ207に対応し、制御部はFIFOメモリ207以外の図7に示すDPLL回路の各部である。
【0033】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項において、セルがATMセルであることを規定したものである。
【0034】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施の形態による伝送装置のブロック図である。図示する伝送装置は、ライン終端部611 、612 、・・・、61n 、マルチプレクサ/デマルチプレクサ62、タイムスロットアサイメント部(TSA部)63、ATM中継/連続性保護部64及びオーバヘッド処理部65を有する。オーバヘッド処理部65はCPUバス67に接続されている。CPUバス67にはCPU66が接続されている。また、オーバヘッド処理部65には、DCCデータを処理するデータ処理部68が接続されている。ここで、ATMとは、Asynchronous Transfer Modeの略である。図1に示すCPU66、データ処理部68は、伝送装置内部に設けてもよく、また伝送装置外部に設けてもよい。なお、オーバヘッド処理部65は、後述するようにDCCデータを出力するポート以外にも複数のポート(例えば、音声コーデック接続用のポート)を具備するが、図1では省略してある。
【0035】
本実施例の特徴を要約すると、各ライン終端部611 〜61n ではオーバヘッドを数十バイトまとめて分離(drop)、付加(add)してATM中継/連続性保護部64に出力する(すなわち、従来のように、バイト単位に終端することはしない)。具体的に説明すると、図12に示すSTS−1のフォーマットの場合、1フレームに含まれる36オクテットのオーバヘッド・バイトがまとめて分離/付加の処理される。ATM中継/連続性保護部64は、各ライン終端部611 〜61n から受け取ったオーバヘッドをATMセルに組み立て、光ファイバケーブルで構成されるATM伝送路69を介してオーバヘッド処理部65に出力する。オーバヘッド処理部65はATMセルからオーバヘッド・バイトを取り出し、終端する。オーバヘッド・バイトのうち中継や放送が必要なものは、オーバヘッド処理部65でATMセルに組み立てられ、ATM中継/連続性保護部64に返送される。ATM中継/連続性保護部64は、ATMセルから中継又は放送すべきオーバヘッド・バイトを取り出し、対応するライン終端部に出力する。
【0036】
このように、各ラインのオーバヘッドの処理は中継や放送すべきものを含めオーバヘッド処理部65で一括して行われるため、各ライン終端部611 〜61n にオーバヘッド終端部を設ける必要がなく、その負荷を軽減できるとともに、従来のように中継や放送すべきオーバヘッド・バイトを集線する必要がない。また、中継や放送すべきオーバヘッド・バイトは他のオーバヘッド・バイトと同様に取り扱われるので、中継や放送すべきオーバヘッド・バイトの追加や削除は簡単に行える。
【0037】
ATM伝送を用いる理由は次の通りである。各ラインのオーバヘッドは非同期である。ATM伝送は非同期であり、非同期のオーバヘッドを転送するには好都合である。ATM伝送はセルをATM伝送路に載せるだけであり、ATM伝送路の周波数とセルの周波数が一致している必要はない。従って、ATM伝送路の周波数がすべてのオーバヘッドを合計した周波数より十分に大きければ、問題はない。ただし、各ラインに周波数変動があるとATMセルに揺らぎ(周波数変動)が生じる。バースト状のATMセルから抽出されたオーバヘッド・バイトに揺らぎがあると、各ポートでは連続したデータにならない。よって、この揺らぎを吸収してデータ出力を平均化するために、後述するディジタルPLL(DPLL)回路を用いる。なお、ATMセルの送出順によっても揺らぎが生じる。すなわち、ATMセルはいつも同じ周期で存在する必要がないため、ATM伝送路が混み合っていればATMセルが待たされるので揺らぎが発生する。しかしながら、この場合の揺らぎは定常的に発生するものではなく、またこのような揺らぎは周波数変動が大きい。最終的な各ポートでのデータの連続性を保証ためには、このような揺らぎにDPLL回路を追従させる必要はない。よって、この揺らぎによる周波数変動をしないようなDPLL回路である必要がある。このようなDPLL回路については後述する。
【0038】
図2は、図1に示すライン終端部71w、71pの内部構成を示す図である。なお、図2中、図14に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付けてある。以下、便宜上、ライン終端部71wとして説明する。ライン終端部71wは、図14に示す構成に対し、ATM処理部80を加えた構成である。
【0039】
ATM処理部80は、シリアル/パラレル変換部(以下、S/P変換部という)81、ATM多重分離部(MUX/DMUX)82、FIFOメモリで構成される送信データメモリ部(FIFO−S)83、パラレル/シリアル変換部(以下、P/S変換部という)84、FIFOメモリで構成される受信データメモリ部(FIFO−R)85、及びATMフレームパルス生成部86を有する。オーバヘッド・バイト分離部34で分離されたオーバヘッド・バイトは受信データメモリ部85を介して、ATM多重分離部82に与えられる。ATM多重分離部82は、受け取ったオーバヘッド・バイトをATMセル(53バイト)が組み立ててられるように多重化する。ATMセルの組み立てについては、後述する。P/S変換部84は多重化されたデータをシリアルデータに変換して、ATM中継/連続性保護部64に出力する(ATMOUT)。
【0040】
また、ATM中継/連続性保護部64から受信した多重化されたデータ(ATMIN)は、S/P変換部81でパラレルデータに変換され、ATM多重分離部82に出力される。ATM多重分離部82は、受信した多重化データからオーバヘッド・バイトを分離し、送信データメモリ部83を介してオーバヘッド・バイト付加部39に出力する。なお、ATM多重分離部82及び送信データメモリ部83は、ATMフレームパルス生成部86が生成するフレームパルスに同期して動作する。
【0041】
図3は、ATMセルのフレームフォーマットを示す図である。ATMセルは、5バイトのヘッダと48バイトのユーザ情報領域(ペイロード)とからなる53バイト長固定のセルである。5バイトのヘッダは、GFC(Generic Flow Control)、VPI(Virtual Path Identifier)、VCI(Virtual Channel Identifier)、PT(Payload Type)、CLP(Cell Loss Priority)、HEC(Header Error Control)の制御情報を有する。ATMセルのフレームフォーマットは周知なので、ここでの説明は省略する。
【0042】
前述したATM多重分離部82は、オーバヘッド分離部34で分離し、受信データメモリ部85に蓄積したオーバヘッド・バイトをATMセルのユーザ情報領域に割り付ける処理を行う。図4に示すように、ユーザ情報領域を領域IとIIに分割する。領域IはCPU66が処理するオーバヘッド・バイトを格納するために用い、領域IIはその他のオーバヘッド・バイトを格納するために用いる。図13に示す各オーバヘッド・バイトをATMセル内に割り付ける位置は、予め決められている。例えば、CPU66で処理されるAPSのK1、K2バイトに対し、ATMセルの領域Iの第6及び第7オクテットが割り付けられる。また、DCCデータを構成するオーバヘッド・バイトD1〜D12に対し、ATMセルの領域IIの所定の12バイトがそれぞれ割り付けられる。このように、オーバヘッド・バイトの格納位置が予め決められているため、ACTセルの受信側では、カウンタ等を用いて簡単にATMセルから所望のオーバヘッド・バイトを取り出せる。
【0043】
また、ATM多重分離部82は、ライン終端装置のID及び現在処理しているオーバヘッド・バイトがSTS−Nのどのチャネル(STS−48の場合には、48チャネル中のチャネル)のものなのかを識別するデータを、VCIに設定する。更に、ATMセル多重分離部82は、その他のヘッダ情報を設定する。
【0044】
ATM多重分離部82は、また上記S/P変換部81を介して受信したATMセルからオーバヘッド・バイトを取り出し、送信データメモリ部83に出力する処理を行う。なお、1つのATM伝送路69を用いているため、VPIはある値に固定でよい(VPIは1つを意味する)。
【0045】
図5は、図1に示すATM中継/連続性保護部64の内部構成を示すブロック図である。ATM中継/連続性保護部64は、受信バッファ部(REC buf)91、ATMセルルーチング部92、FIFOメモリで構成される受信メモリ部(FIFO−R)93、ATM多重分離部(ATM MUX/DMUX)94、電気/光信号変換部(E/O)95、送信バッファ部(OUT buf)96、受信メモリ部(FIFO−S)97、光/電気信号変換部(O/E)98、フレームパルス生成部(PG)99及び連続性検出/保護部(DET/PRCT)100を具備する。
【0046】
各ライン終端部611 〜61n で数十バイトまとめて分離されたオーバヘッド・バイトは受信バッファ部91を介してATMセルルーチング部92に出力される。ATMセルルーチング部91は、受信バッファ部91からのATMセルに対し所定のATMセルルーチング処理を行う。前述したように、ATMセルはATM伝送路69を介してオーバヘッド処理部65に接続されているため、受信バッファ部91からのATMセルに対するルーチング処理は、実質的に受け取ったATMセルをスルーさせるものである。そして、ATMセルは受信メモリ部93に一時的に格納される。連続性検出/保護部100は、ATMセルルーチング部92内のATMセルに格納されたCPU66が処理するオーバヘッド・バイトを監視し、複数のATMセル間のオーバヘッド・バイトの連続性が保証されるように制御する。例えば、オーバヘッド・バイトの中にエラーがあったような場合には、エラーのあるオーバヘッド・バイトを出力する代わりに、以前受信したエラーのないオーバヘッド・バイトを出力する。
【0047】
このようにして、受信メモリ部93は、ATMセルルーチング部92及び連続性検出/保護部100からのATMセルを格納した後、ATM多重/分離部94に出力する。
ATM多重/分離部94は、受信メモリ部93から受け取ったATMセルを多重化して、電気/光信号変換部95に出力する。多重化されたATMセルは、電気/光信号変換部95で光信号に変換され、光信号ATMOUTとして図1に示すATM伝送路69に出力される。
【0048】
また、ATM伝送路69を介して受信された光信号ATMINは、光/電気信号変換部98で電気信号に変換された後、多重分離部94で各ATMセルに分離され、送信メモリ部97に一旦格納された後、ATMセルルーチング部92に与えられる。ATMセルルーチング部92は各ATMセルからオーバヘッド・バイトを取り出し、VCIを参照して、送信バッファ部96に設けられた各ライン対応の内部バッファの内のVCIで指示されるラインに対応した内部バッファに出力する。
【0049】
なお、フレームパルス生成部99は、マスタクロックMCLKからフレームを示すフレームパルスを生成して、受信バッファ部93、ATM多重/分離化部94及び送信バッファ部97に出力する。これらの各部は、フレームパルスで指示されたフレーム単位に動作する。
【0050】
図6は、図1に示すオーバヘッド処理部65の内部構成を示すブロック図である。オーバヘッド処理部65は、受信系、送信系及びタイミング系からなる。受信系は、光伝送路69に接続された光/電気信号変換部181、第1のオーバヘッド・バイト抽出部110、第2のオーバヘッド・バイト抽出部120及びポート出力部130を有する。送信系は、ポート入力部140、第1のオーバヘッド・バイト挿入部150、第2のオーバヘッド・バイト挿入部160、タイミング信号生成部170、及び光伝送路69に接続された電気/光信号変換部182を有する。
【0051】
第1のオーバヘッド・バイト抽出部110は、図1に示すCPU66が処理するオーバヘッド・バイトを選択してCPUバス67に出力するもので、ATMインタフェース(I/F)部111と抽出部(DROP)112とを有する。ATMインタフェース部111は、オーバヘッドバイトDATA、オーバヘッドカウント値OHC及びVCIを出力する。オーバヘッドカウント値OHCは、内部に設けられたカウンタの出力で、図4に示すATMセルの領域I(CPU66が処理すべきオーバヘッド・バイトを格納する領域)の各バイト領域を示すオーバヘッドカウント値を出力する。VCIはどのラインのどのチャネルに関するオーバヘッドなのかを示す。抽出部112は、オーバヘッドカウント値OHCが領域I内の各バイト領域を示しているときには、ATMインタフェース部111が出力するオーバヘッド・バイトを取り込んで、VCIの情報とともにCPUバス67に出力する。
【0052】
第2のオーバヘッド・バイト抽出部120は、各ポートに出力されるオーバヘッド・バイトを抽出して、ポート出力部130に出力するもので、ATMインタフェース(I/F)部121とTSA部122とを有する。ATMインタフェース部111は、オーバヘッドバイトDATA、オーバヘッドカウント値OHC及びVCIを出力する。オーバヘッドカウント値OHCは、内部に設けられたカウンタの出力で、図4に示すATMセルの領域II(各ポートに出力されるべきオーバヘッド・バイトを格納する領域)の各バイト領域を示すオーバヘッドカウント値を出力する。VCIはどのラインのどのチャネルに関するオーバヘッドなのかを示す。TSA部122は、オーバヘッドカウント値OHCが領域II内の各バイト領域を示しているときには、VCI及びCPU66からのクロスコネクション設定情報を参照して、イネーブル信号をポート出力部130に出力する。クロスコネクション設定情報はどのライン終端器のどのチャネルのどのオーバヘッドをどのポートに出力すべきかを指示するものである。オーバヘッドカウント値OHC及びVCIが指定された値になった時に、対応するイネーブル信号ENをポート出力部130に出力する。イネーブル信号はオーバヘッド・バイトを出力すべきポート毎に対応しており、例えばポート数に等しいビットを含む。
【0053】
ポート出力部130は、セレクタ(SEL)131、複数のバッファ(BUF)132、複数のDPLL回路133を有する。セレクタ131は、第2のオーバヘッド・バイト抽出部120からのオーバヘッド・バイトと、TSA部122からのイネーブル信号ENとを受け取り、イネーブル信号が示すポートに対応したバッファ132に、受け取ったオーバヘッド・バイトとイネーブル信号ENとを出力する。バッファに一旦格納されたオーバヘッド・バイトはDPLL回路133により、後述する周波数変換処理によって連続するデータに変換された後、ポート191に出力される。ポートの一構成例として、オーバヘッド・バイトで構成される各制御情報毎に設けられ、各制御情報毎に設けられるポートは全てのラインに共通に1個設けられる。例えば、あるラインのある制御情報が必要な場合には、TSA部122に与えられるクロスコネクション設定情報にその旨を設定する。また、複数のラインをグループ化し、ある制御情報に対し各グループ毎に1つのポートを設けることとしても良い。
【0054】
なお、ポート191はDCCデータ出力用のポートや、音声データ出力用のポート等、CPU66で処理するオーバヘッド・バイト以外のオーバヘッド・バイトを出力するためのポートである。
セレクタ131は、予め中継又は放送すべきオーバヘッド・バイト、すなわち前述の例ではDCCデータをポート入力部140へも出力する。このために、DCCデータが出力されるセレクタ131の端子はバッファ132のみならず、ポート入力部140にも接続されている。ただし、図6では、便宜上、セレクタ131は中継又は放送すべきオーバヘッド・バイトをバッファ132に接続される端子とは異なる端子から出力するように図示してある。なお、セレクタ131はパラレル信号をシリアル信号に変換する機能を有し、バッファ132へ出力する際にはシリアル信号としてオーバヘッド・バイトを出力する。
【0055】
ポート入力部140は、シリアル/パラレル変換部141及びバッファ142を有する。シリアル/パラレル変換部141は各ポートからシリアルデータとして入力されたオーバヘッド・バイトをパラレルデータに変換して、第1のオーバヘッド・バイト挿入部150に出力する。バッファ142は、前述したセレクタ131から出力された中継又は放送すべきオーバヘッド・バイトを一旦格納し、第1のオーバヘッド・バイト挿入部150に出力する。
【0056】
第1のオーバヘッド・バイト挿入部150は、セレクタ151及びATMインタフェース部152を有する。セレクタ151は、CPU66からのクロスコネクション設定情報を受け取り、ATMインタフェース部152が出力するオーバヘッドタイミング信号(1バイト毎に発生する)に従い、クロスコネクション設定情報が指示する選択すべきオーバヘッド・バイトを選択して、ATMインタフェース部152に出力する。ATMインタフェース部152は、セレクタ151から受け取ったオーバヘッド・バイトを図4の領域II内に格納して出力する。
【0057】
第2のオーバヘッド・バイト挿入部160は、CPUバス67を経由して送られてきたオーバヘッドバイトを、第1のオーバヘッド・バイト挿入部150が出力するATMセルの領域I内に格納する処理を行う。第2のオーバヘッド・バイト挿入部160は、セレクタ161とATMインタフェース部162とを有する。セレクタ161は、CPU66からのクロスコネクション設定情報を受け取り、ATMインタフェース部162が出力するオーバヘッドタイミング信号(1バイト毎に発生する)に従い、クロスコネクション設定情報が指示する選択すべきオーバヘッド・バイトをCPUバス67から選択して、ATMインタフェース部152からのATMセル内に格納する。このようにして生成されたATMセルは、ATMインタフェース部162を介して、電気/光信号変換部162に出力される。
【0058】
タイミング信号生成部170は、各出力ポート部130内の各DPLL回路133の動作に必要なタイミング信号を生成するもので、クロック発生器171を有する。クロック発生器171は、ATMインタフェース部121からのマスタクロックMCLK、オーバヘッドカウント値OHC及びVCIを受け取り、各オーバヘッドの先頭を示すパスル信号OHFPと、各オーバヘッド・バイトの各ビットに同期したオーバヘッド・クロック信号OHCLK1、OHCLK2・・・を有する。
【0059】
図7は、各DPLL回路133の内部構成を示すブロック図である。DPLL回路133は、クロックカウンタ201、レジスタ202、203、比較器204、フィルタ205、アップ/ダウンカウンタ206、FIFOメモリ207を有する。バッファ132からのオーバヘッド・バイトを対応するオーバヘッド・クロック信号OHCLKn(n=1、2・・・)に同期してFIFOメモリ207に書き込み、分周器として機能するアップ/ダウンカウンタ206が出力するクロック信号CLKで読み出すことで、各ライン(光ファイバ・ケーブル)上の周波数変動を吸収して、オーバヘッド・バイトを連続したデータに変換する。
【0060】
クロックカウンタ201は、パルス信号OHFP毎に繰り返しカウント動作を行い、オーバヘッド・クロック信号OHCLKが入力されている期間をマスタクロックMCLKでサンプリングする。サンプル数はレジスタ202、203に順番に格納される。比較器204はレジスタ202に格納された今回のサンプル数とレジスタ203に格納された前回のサンプル数とを比較して差を計算する。この差は、連続するATMセルの位置の差に相当する。ただし、前述したように、ATMセルの揺らぎの要因は、ラインの周波数変動(各ラインの周波数が異なる)以外にもATMセルの送出順にも依存する。ここでは、ATMセルの送出順にDPLL回路が追従しないように、換言すればラインの周波数変動のみに追従するようにフィルタ205を設けている。
【0061】
すなわち、比較器204の出力(今回と前回のカウンタ値の差)がラインの周波数変動に対応する所定範囲にあれば、比較器204の出力はフィルタ205を通過して、アップ/ダウンカウンタ206に出力される。比較器204の出力が上記所定範囲外の場合には、フィルタ205はその出力を阻止する。比較器204の出力が所定範囲内であって、今回のカウンタ値から前回のカウンタ値を引いた値がプラスの場合には、アップ/ダウンカウンタ206のカウント値をマスタクロックMCLKの1周期分カウントダウンさせる。また、今回のカウンタ値から前回のカウンタ値を引いた値がマイナスの場合には、アップ/ダウンカウンタ206のカウント値をマスタクロックMCLKの1周期分カウントアップさせる。このようにして生成されたクロック信号CLKはFIFOメモリ207に与えられ、このタイミングでオーバヘッド・バイトが読み出される。
【0062】
このように、ラインの周波数変動を検出して、その変動に応じてFIFOメモリ207からオーバヘッド・バイトを読み出すタイミングを調整しているので、FIFOメモリ207から読み出されたオーバヘッド・バイトを連続したデータとすることができる。
【0063】
図8は、図7に示すDPLL回路133の設計例を説明するための図である。図8は設計例を説明するために必要な信号を図示するものであり、図示する信号の全てが図7の各部の回路動作を直接示しているものではない。
いま、図8(a)に示すように、オーバヘッド・バイトが125μsに1回入力すると仮定する。この場合、ATMセル生成のタイミングが最大±95μsずれると仮定した場合、最大のずれが生じたときにもラインの周波数変動を検出して、FIFOメモリ207を制御できるようにする必要がある。よって、比較器204の比較動作を、図8(d)で示すような2kHzのパルス信号(1周期は250μs相当)に同期して行う。なお、図8(c)は、図8(d)に示すパルス信号に同期する125μsのタイミングを示している。
【0064】
図8(a)に示すオーバヘッド・バイト#1、#2、#3に周波数変動が発生している。比較器204の動作が250μsの周期で行われるので、オーバヘッド・バイトを2つ検出した時に変化するパルス信号で図8(a)のオーバヘッド・バイトを示すと、図8(b)に示すようになる。図8(e)は図8(b)と図8(d)の位相差を示すパルスで、図7に示すクロックカウンタ201の出力に相当するものである。また、図8(f)のk、l、m、nはクロックカウンタ201のカウント値である。
【0065】
ここで、ATMセル生成のタイミングが±95μsのような大きなずれでアップダウンカウント206を制御しては、そのカウント値が大きく変動してしまい、データの連続性は逆に損なわれてしまう。ATMセルのタイミングのずれがない場合のDPLL回路の入力タイミング偏差は40ppmなので、125μs5nsしかずれない。比較は250μs毎に行うので、この場合のずれは10nsとなる。10nsは38.88MHzのクロックでサンプリングすると0.4個である。ずれの積み重ねを考慮すると、クロックカウンタ201がカウントするサンプル数で(前回のサンプル数)±2個でアップダウンカウンタ206を制御することにする。すなわち、250μs毎にマスタクロックMCLKで1クロック分の増減を行う。すなわち、
(今回のサンプル数)−(前回のサンプル数)=+nの場合、
アップダウンカウンタの値を次の1回だけ1ディクリメントし、
(今回のサンプル数)−(前回のサンプル数)=−nの場合、
アップダウンカウンタの値を次の1回だけ1インクリメントする。
よって、(今回のサンプル数)−(前回のサンプル数)が±n(上記の例ではn=2)の範囲に入らない場合には、その差分を破棄して、アップダウンカウンタ206のカウント値をそのまま保持する。
【0066】
図8の場合では、l−kや、m−lを計算し、その差が−2と+2の範囲内にあるかどうかを判断してアップダウン/カウンタ206を制御する。
このようにDPLL133を設計することで、ラインの周波数変動にのみ追従するDPLL回路を実現できる。
【0067】
以上、本発明の実施の形態を説明した。本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、オーバヘッド・バイトの転送はATMに限定されず、他の非同期転送方法によってもよい。また、ATMセルを光信号で伝送する代わりに、電気信号で伝送してもよい。また、図1のATM中継/連続性保護部64とオーバヘッド処理部65とを1つにまとめてオーバヘッド処理部として考えてもよい。
【0068】
また、実際の伝送装置を製造する場合には、図2に示すATM処理部80を少なくとも1つのLSIで構成することで、装置を小型化できる。同様に、ATM中継/連続性保護部64を少なくとも1つのLSIで構成することで、装置を小型化できる。更に、オーバヘッド処理部65もLSIで構成することで、装置を小型化できる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0070】
請求項に記載の発明によれば、オーバヘッド情報を収集した後、中継又は放送すべきオーバヘッド情報を第2の処理部が再びセル化して第1の処理部に返送する、第2の処理部で中継又は放送すべきオーバヘッド情報とその他の情報とを同様に扱うことができる。よって、従来のようにDCC中継/放送部24(図13)を個別に設ける必要がない。中継又は放送すべきオーバヘッド情報とその他の情報とを同様に扱うことができるということは、中継又は放送すべきオーバヘッド情報を任意に選択できることを意味するので、従来のようにDCC中継/放送部24やプロトコル終端部53(図16)をその都度変更する必要がない。
【0071】
請求項に記載の発明によれば、セルを多重化して伝送するので、効率よく第1及び第2の処理部間でオーバヘッド情報を伝送することができる。
請求項に記載の発明によれば、非同期の伝送であるから、各伝送路の周波数が完全に一致していなくとも、異なる伝送路上のオーバヘッド情報をセル化し多重化して伝送することができる。
【0072】
請求項に記載の発明によれば、セル化して収集されたオーバヘッド情報をセルから取り出した状態でのオーバヘッド情報のバースト性を、セルから取り出したオーバヘッド情報を処理できるように連続性を有するデータに変換することができる。
【0073】
請求項に記載の発明によれば、オーバヘッド情報の周波数変動があっても、連続性を有するデータを平均化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示すライン終端器の構成を示すブロック図である。
【図3】ATMセルのフレームフォーマットを示す図である。
【図4】ATMセルに対するオーバヘッド・バイトの割り付けを示す図である。
【図5】図1に示すATM中継/連続性保護部の構成を示すブロック図である。
【図6】図1に示すオーバヘッド処理部の構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示すDPLL回路の構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示すDPLL回路の設計例を説明するためのタイミング図である。
【図9】SONETのネットワークの概念を示す図である。
【図10】STS−1及びSTS−3のフレームフォーマットを示す図である。
【図11】セクションオーバヘッド、ラインオーバヘッド(a)及びパスオーバヘッド(b)を示す図である。
【図12】SONETの一例を示す図である。
【図13】図12に示す伝送装置10Aの構成を示すブロック図である。
【図14】図13に示すライン終端器25w、25pの内部構成を示すブロック図である。
【図15】図13に示すオーバヘッド終端器26の内部構成を示すブロック図である。
【図16】図13に示すDCC中継/放送部24内部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
611 、612 、61n ライン終端部
62 マルチプレクサ/デマルチプレクサ
63 TSA部
64 ATM中継/連続性保護部
65 オーバヘッド処理部
66 CPU
67 CPUバス
68 データ処理部

Claims (6)

  1. オーバヘッド情報を有する信号を伝送する伝送路を複数収容する伝送装置において、
    各伝送路上の信号のオーバヘッド情報を収集して終端する終端部を具備し、
    前記終端部は、信号から分離したオーバヘッド情報を伝送路毎にセルに格納して出力し、またセルに格納されたオーバヘッド情報を信号に付加する処理を行う第1の処理部と、該第1の処理部が出力したセル内のオーバヘッド情報を取り出し、また信号に付加すべきオーバヘッド情報をセルに格納して前記第1の処理部に出力する第2の処理部とを有し、
    前記第2の処理部は、前記第1の処理部から受け取ったある伝送路からのオーバヘッド情報が他の伝送路へ中継又は放送すべきものである場合、該オーバヘッド情報をセルに格納して第1の処理部へ返送する処理部を有することを特徴とする伝送装置。
  2. オーバヘッド情報を有する信号を伝送する伝送路を複数収容する伝送装置において、
    各伝送路上の信号のオーバヘッド情報を収集して終端する終端部を具備し、
    前記終端部は、信号から分離したオーバヘッド情報を伝送路毎にセルに格納して出力し、またセルに格納されたオーバヘッド情報を信号に付加する処理を行う第1の処理部と、該第1の処理部が出力したセル内のオーバヘッド情報を取り出し、また信号に付加すべきオーバヘッド情報をセルに格納して前記第1の処理部に出力する第2の処理部と
    前記伝送路毎のセルを多重化して、前記第1の処理部と前記第2の処理部との間で伝送するための第3の処理部を有することを特徴とする伝送装置。
  3. 前記第3の処理部は多重化したセルを非同期で伝送することを特徴とする請求項2記載の伝送装置。
  4. オーバヘッド情報を有する信号を伝送する伝送路を複数収容する伝送装置において、
    各伝送路上の信号のオーバヘッド情報を収集して終端する終端部を具備し、
    前記終端部は、信号から分離したオーバヘッド情報を伝送路毎にセルに格納して出力し、またセルに格納されたオーバヘッド情報を信号に付加する処理を行う第1の処理部と、該第1の処理部が出力したセル内のオーバヘッド情報を取り出し、また信号に付加すべきオーバヘッド情報をセルに格納して前記第1の処理部に出力する第2の処理部とを有し、
    前記第2の処理部は、取り出したオーバヘッド情報を構成するデータを連続性を有するデータに変換するための変換部を具備することを特徴とする伝送装置。
  5. 前記変換部は、オーバヘッド情報を一時記憶するメモリと、所定のクロックから該メモリの読み出し用クロックを生成するカウンタ及びオーバヘッド情報の周波数変動に応じて前記カウンタを制御する制御部とを含むディジタルPLL回路とを有することを特徴とする請求項4記載の伝送装置。
  6. 前記セルはATMセルであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の伝送装置。
JP01269197A 1997-01-27 1997-01-27 伝送装置 Expired - Fee Related JP3765899B2 (ja)

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