JP3759006B2 - Dcブラシレスモータの回転子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、DCブラシレスモータの回転子に関するもので、特に永久磁石の磁束密度の分布を正弦波状にするための永久磁石の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば冷蔵庫や空気調和機の圧縮機駆動用モータなどには、回転数の制御が容易でかつ高効率なDCブラシレスモータ多く使用され、DCブラシレスモータの回転子は永久磁石を使用している。
【0003】
図14は従来の表面配置の分割された永久磁石を使用したDCブラシレスモータの回転子を示す断面図である。図において、1は回転子、2は中心に軸孔を有するバックヨーク、3はこのバックヨーク2の外周面に分割して設けられた永久磁石である。図は4極のものである。
【0004】
上記DCブラシレスモータの回転子では、図に示すように、永久磁石3の肉厚を磁束密度の分布を正弦波状になるように、磁極の中央が厚く、磁極の端が薄くなるように変化させている。回転子の磁束密度の分布を正弦波状にすることにより、ステータの誘起電圧を正弦波状にすることができ、DCブラシレスモータの振動、騒音を低減することができる。
【0005】
図15は従来の表面配置されたリング状の永久磁石を使用したDCブラシレスモータの回転子を示す断面図である。図において、1は回転子、2は中心に軸孔を有するバックヨーク、3はこのバックヨーク2の外周面に設けられたリング状の永久磁石、4は磁極間の境目に設けられたスキューである。図は8極のものである。
【0006】
永久磁石3の磁極間の境目にスキュー4をつけることにより、ステータ側に入る磁束の変化を緩やかにすることがでるので、正弦波状の磁束密度の分布に近いものとなり、永久磁石3の肉厚を変化させるものと同様、DCブラシレスモータの振動、騒音を低減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のDCブラシレスモータの回転子は上記のように構成されているので、以下に示す問題点があった。
(1)永久磁石3の肉厚を磁束密度の分布を正弦波状になるように、磁極の中央が厚く、磁極の端が薄くなるように変化させものでは、永久磁石3に肉厚の薄い部分があるため、逆磁界に対する減磁が発生しやすい。
(2)永久磁石3の磁極間の境目にスキュー4をつけるものは、磁極の境目は、ステータに入る磁束を一部打消し合うことで磁束の変化を緩やかにするため、磁石の体積に対して、能力を十分に使えない。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、ステータに入る磁束の分布を正弦波状にしても、逆磁界に対する減磁が発生しにくく、かつ永久磁石の能力を十分に使うことができるDCブラシレスモータの回転子を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るDCブラシレスモータの回転子は、バックヨークの固定子に相対する面に永久磁石を配置したDCブラシレスモータの回転子において、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の台形状とし、永久磁石の軸方向長さが台形状に変化する形状とし、台形の形状を、短辺と長辺との比が略1:3となるようにし、永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことを特徴とする。
この発明に係るDCブラシレスモータの回転子は、バックヨークの固定子に相対する面に永久磁石を配置したDCブラシレスモータの回転子において、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の正弦波状とし、永久磁石の軸方向長さが正弦波状に変化する形状とし、永久磁石をリング形状に構成し、永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことを特徴とする。
この発明に係るDCブラシレスモータの回転子は、バックヨークの固定子に相対する面に永久磁石を配置したDCブラシレスモータの回転子において、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の台形状とし、永久磁石の軸方向長さが台形状に変化する形状とし、永久磁石をリング形状に構成し、永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1乃至3は実施の形態1を示す図で、図1は1磁極の永久磁石を示す展開図、図2は分割された永久磁石を使用した回転子の斜視図、図3はリング状の永久磁石を使用した回転子の斜視図である。
図1において、3は1磁極の永久磁石であり、軸方向両端部が各端部側に凸になるような正弦波状に形成されている。永久磁石3の軸方向長さは、極中心が最も長く、周方向端部に向かって徐々に短くなっている。
【0022】
図2は図1の永久磁石3をバックヨーク2の外周面に分割して表面配置した回転子1を示している。図2の回転子1は4極である。バックヨーク2は、珪素鋼板を積層して形成され、中心に軸孔を有する円筒形状のものである。
【0023】
図2のように構成された回転子1は、永久磁石3の軸方向両端部が各端部側に凸になるような正弦波状に形成され、軸方向長さが極中心が最も長く、周方向端部に向かって正弦波状に徐々に短くなるので、DCブラシレスモータのステータに入る磁束が略正弦波状となる。そのため、ステータ巻線の誘起電圧が略正弦波状になり、DCブラシレスモータの振動、騒音が低減する。
また、永久磁石3の肉厚を均一にできるので、減磁しにくい。
【0024】
図3はリング状の永久磁石における各磁極の形状を図1に示す形状にしてバックヨーク2の外周面に表面配置した回転子1を示している。図3の回転子1も4極である。バックヨーク2は、図2と同様珪素鋼板を積層して形成され、中心に軸孔を有する円筒形状のものである。
【0025】
図3のように構成された回転子1は、永久磁石3の軸方向両端部が各端部側に凸になるような正弦波状に形成され、軸方向長さが極中心が最も長く、周方向端部に向かって正弦波状に徐々に短くなるので、DCブラシレスモータのステータに入る磁束が略正弦波状となる。そのため、ステータ巻線の誘起電圧が略正弦波状になり、DCブラシレスモータの振動、騒音が低減する。
また、磁極間の境目にスキューがついていないので、ステータに入る磁束を一部打消し合うことがなく、磁石の体積に対して能力を十分に使えるので安価になる。
ここで、バックヨーク2とリング状の永久磁石3とはUV硬化系の接着剤や圧入等により固定されている。
【0026】
実施の形態2.
図4乃至6は実施の形態2を示す図で、図4は1磁極の永久磁石を示す展開図、図5は分割された永久磁石を使用した回転子の斜視図、図6はリング状の永久磁石を使用した回転子の斜視図である。
図4において、3は1磁極の永久磁石であり、軸方向両端部が各端部側に凸になるような台形状に形成されている。永久磁石3の軸方向長さは、極中心が最も長く、周方向端部に向かって台形状に徐々に短くなっている。
台形は短辺の長さAと長辺の長さBとの比を概ね1:3にすると、正弦波に近い形状となる。
【0027】
図5は図4の永久磁石3をバックヨーク2の外周面に分割して表面配置した回転子1を示している。図5の回転子1は4極である。バックヨーク2は、珪素鋼板を積層して形成され、中心に軸孔を有する円筒形状のものである。
【0028】
図5のように構成された回転子1は、永久磁石3の軸方向両端部が各端部側に凸になるような台形状に形成され、軸方向長さが極中心が最も長く、周方向端部に向かって台形状に徐々に短くなるので、DCブラシレスモータのステータに入る磁束が略正弦波状に近い分布となる。そのため、ステータ巻線の誘起電圧が概ね正弦波状になり、DCブラシレスモータの振動、騒音が低減する。
また、永久磁石3の肉厚を均一にできるので、減磁しにくい。
【0029】
図6はリング状の永久磁石における各磁極の形状を図4に示す形状にしてバックヨーク2の外周面に表面配置した回転子1を示している。図6の回転子1は8極である。バックヨーク2は、図5と同様珪素鋼板を積層して形成され、中心に軸孔を有する円筒形状のものである。
【0030】
図6のように構成された回転子1は、永久磁石3の軸方向両端部が各端部側に凸になるような台形状に形成され、軸方向長さが極中心が最も長く、周方向端部に向かって台形状に徐々に短くなるので、DCブラシレスモータのステータに入る磁束が略正弦波状に近い分布となる。そのため、ステータ巻線の誘起電圧が概ね正弦波状になり、DCブラシレスモータの振動、騒音が低減する。
また、磁極間の境目にスキューがついていないので、ステータに入る磁束を一部打消し合うことがなく、磁石の体積に対して能力を十分に使えるので安価になる。
【0031】
実施の形態3.
図7は実施の形態3を示す図で、図3に示したリング磁石の2磁極分を示す展開図である。図において、5は永久磁石3の隣接する磁極間の境目の軸方向両端部に設けた周方向に平坦な平坦部である。
磁極間の境目における永久磁石3の最短部に平坦部5を設けることにより、応力集中を避けることができ、リング状の永久磁石3の機械的強度を上げることができる。
【0032】
実施の形態4.
図8は実施の形態4を示す図で、回転子の斜視図である。図に示すように、永久磁石3を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石3の軸方向端部を平面部6としたものである。
回転子1の端面に永久磁石3の平面部6を有するので、回転子1の端面での磁極位置検出が可能となる。また、中央又は中間で分割することで、永久磁石3に生じる渦電流を低減できる。
【0033】
上述の実施の形態では、組合せた永久磁石3の軸方向端部の周方向全面が平面のものを示したが、組合せた永久磁石3の軸方向端部が部分的に平面になっているものでもよい。
【0034】
上述の実施の形態における永久磁石3は、リング磁石でも周方向に分割された磁石でもどちらでもよい。
【0035】
実施の形態5.
図9は実施の形態5を示す図で、図3に示したリング状の永久磁石の部分的な展開図である。図に示すように、磁極間の境目にスキュー7がつけられている。
磁極間の境目にスキュー7をつけることで、ステータ巻線の誘起電圧をより正弦波に近づけることができる。それによって、DCブラシレスモータの振動、騒音を一層低減することができる。
【0036】
尚、実施の形態3で示した磁極間の境目における永久磁石3の最短部に平坦部5を設けたものにおいて、磁極間の境目にスキュー7をつけてもよい。
【0037】
実施の形態6.
図10は実施の形態6を示す図で、回転子の斜視図である。図において、8はバックヨーク2外周部の露出した部分に設けられた切り込み部である。
バックヨーク2外周部の露出した部分に切り込み部8を設けることにより、この部分がステータから離れるので、バックヨーク2の渦電流を低減することができる。
また、切り込み部8を利用して、回転子1のバランス取りを行うことができる。
【0038】
上述の実施の形態における永久磁石3は、リング磁石でも周方向に分割された磁石でもどちらでもよい。
【0039】
実施の形態7.
図11、12は実施の形態7を示す図で、図11はバックヨークの斜視図、図12は回転子の斜視図である。図において、9はバックヨーク2の一方の軸方向端部の外周に設けられた突出部である。
バックヨーク2の一方の軸方向端部の外周に設けられた突出部9を設けることにより、永久磁石3の軸方向の位置決め、抜け止めが可能となる。また、永久磁石3の回り止めも可能となる。
【0040】
上述の実施の形態における永久磁石3は、リング磁石でも周方向に分割された磁石でもどちらでもよい。
【0041】
実施の形態8.
図13は実施の形態8を示す図で、永久磁石3の部分的な展開図である。図に示すように、回転子1の1磁極を構成する磁石形状を、実施の形態1、2に示した略正弦波状にすることに加えて、高次の高調波成分が含むようにしたものである。
永久磁石3の形状を、高次の高調波成分を含む略正弦波状にすることにより、コギングトルクの周波数を上げて振幅を小さくすることができる。
【0042】
上述の実施の形態における永久磁石3は、リング磁石でも周方向に分割された磁石でもどちらでもよい。
また、上述の実施の形態では、回転子が固定子の内部に配置されるインナーロータ形のDCブラシレスモータについて説明したが、回転子が固定子の外側に配置されるアウターロータ形のDCブラシレスモータの回転子においても、同様の効果を奏する。
【0043】
以上の実施の形態1乃至8における永久磁石3は、磁石の配向によらず振動、騒音低減の効果が得られる。また、等方性、異方性によらず有効である。
【0044】
【発明の効果】
この発明に係るDCブラシレスモータの回転子は、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の台形状とし、永久磁石の軸方向長さが台形状に変化する形状とし、台形の形状を、短辺と長辺との比が略1:3となるようにし、永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことにより、DCブラシレスモータのステータに入る磁束がより正弦波に近い形状となるため、ステータ巻線の誘起電圧がより正弦波に近い波形になり、DCブラシレスモータの振動、騒音が低減する。また、回転子の端面での磁極位置検出が可能となる。また、中央又は中間で分割することで、永久磁石に生じる渦電流を低減できる。
この発明に係るDCブラシレスモータの回転子は、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する前記永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の正弦波状とし、永久磁石の軸方向長さが正弦波状に変化する形状とし、永久磁石をリング形状に構成し、永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことにより、磁極間の境目にスキューがついていないので、ステータに入る磁束を一部打消し合うことがなく、磁石の体積に対して能力を十分に使えるので安価になる。また、回転子の端面での磁極位置検出が可能となる。また、中央又は中間で分割することで、永久磁石に生じる渦電流を低減できる。
この発明に係るDCブラシレスモータの回転子は、バックヨークの固定子に相対する面に永久磁石を配置したDCブラシレスモータの回転子において、1磁極を構成する前記永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の台形状とし、永久磁石の軸方向長さが台形状に変化する形状とし、永久磁石をリング形状に構成し、永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことにより、磁極間の境目にスキューがついていないので、ステータに入る磁束を一部打消し合うことがなく、磁石の体積に対して能力を十分に使えるので安価になる。また、回転子の端面での磁極位置検出が可能となる。また、中央又は中間で分割することで、永久磁石に生じる渦電流を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す図で、1磁極の永久磁石を示す展開図である。
【図2】 実施の形態1を示す図で、分割された永久磁石を使用した回転子の斜視図である。
【図3】 実施の形態1を示す図で、リング状の永久磁石を使用した回転子の斜視図である。
【図4】 実施の形態2を示す図で、1磁極の永久磁石を示す展開図である。
【図5】 実施の形態2を示す図で、分割された永久磁石を使用した回転子の斜視図である。
【図6】 実施の形態2を示す図で、リング状の永久磁石を使用した回転子の斜視図である。
【図7】 実施の形態3を示す図で、図3に示したリング磁石の2磁極分を示す展開図である。
【図8】 実施の形態4を示す図で、回転子の斜視図である。
【図9】 実施の形態5を示す図で、図3に示したリング状の永久磁石の部分的な展開図である。
【図10】 実施の形態6を示す図で、回転子の斜視図である。
【図11】 実施の形態7を示す図で、バックヨークの斜視図である。
【図12】 実施の形態7を示す図で、回転子の斜視図である。
【図13】 実施の形態8を示す図で、永久磁石の部分的な展開図である。
【図14】 従来の表面配置の分割された永久磁石を使用したDCブラシレスモータの回転子を示す断面図である。
【図15】 従来の表面配置されたリング状の永久磁石を使用したDCブラシレスモータの回転子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転子、2 バックヨーク、3 永久磁石、4 スキュー、5 平坦部、6 平面部、8 切り込み部、9 突出部。
Claims (3)
- バックヨークの固定子に相対する面に永久磁石を配置したDC(Direct Current)ブラシレスモータの回転子において、
1磁極を構成する前記永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、該永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する前記永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の台形状とし、該永久磁石の軸方向長さが台形状に変化する形状とし、前記台形の形状を、短辺と長辺との比が略1:3となるようにし、前記永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことを特徴とするDCブラシレスモータの回転子。 - バックヨークの固定子に相対する面に永久磁石を配置したDCブラシレスモータの回転子において、
1磁極を構成する前記永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、該永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する前記永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の正弦波状とし、該永久磁石の軸方向長さが正弦波状に変化する形状とし、前記永久磁石をリング形状に構成し、前記永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことを特徴とするDCブラシレスモータの回転子。 - バックヨークの固定子に相対する面に永久磁石を配置したDCブラシレスモータの回転子において、
1磁極を構成する前記永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸形状とし、該永久磁石の軸方向長さを、極中心付近が長く、周方向端部に向かって徐々に短くなるように構成し、1磁極を構成する前記永久磁石を、軸方向両端部の形状を各端部側に凸の台形状とし、該永久磁石の軸方向長さが台形状に変化する形状とし、前記永久磁石をリング形状に構成し、前記永久磁石を軸方向に少なくとも2個、それぞれの凸部と凹部が互いに対向するように組合せ、組合せた永久磁石の中の端に位置する永久磁石の軸方向端部に平面形状の部分を設け、この平面形状の部分で磁極位置検出を可能としたことを特徴とするDCブラシレスモータの回転子。
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