JP3757684B2 - 居眠り運転警報装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両に装備される居眠り運転警報装置、特に、車両の運転者が運転の継続中に覚醒状態を低下させ、居眠り運転に入りかけた際に警報を発して注意を促す居眠り運転警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車には、たとえば、ステアリングハンドル、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ウインカーレバー、ワイパースイッチ、照明スイッチなど、運転者が操作し得る各種操作手段がある。
これら操作手段の操作が少なくなると、運転が単調となり、眠気が高まり、運転者の覚醒度が低下し、居眠りを始める可能性が高まる。
【0003】
そこで、従来、特開昭58−105844号公報や特開昭58−175094号公報に示されるように、運転中における各種操作手段の所定時間当たりの操作比率に基づき、覚醒度(目覚め度合い)を判定し、居眠りを防ぐための警報を発するものがある。更に、車両の蛇行量と覚醒度とに関連があることが知られており、その蛇行量を車両に装着されるヨーレイトセンサの出力より算出したり、あるいは、特許登録第2830475号公報に開示されるように、ビデオカメラによって前方路面を撮像し、前方道路の車線表示ラインの交点に基づき走行レーンにおける基準点を求め、この基準点と現在の車両の進行方向における車線表示ラインの交点との相対的なずれより蛇行量を算出し、この蛇行量に基づく覚醒度の変化を継続的に検出し、運転者の居眠りを継続的に検出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許登録第2830475号公報に開示されるような、前方道路の車線表示ラインの基準点と現在の進行方向における車線表示ラインの交点との相対的なずれに応じて検出した蛇行が常に居眠り運転に正しく対応するとは限らない。すなわち、上述の蛇行量の中には覚醒度の変化に応じたものの外に、車線変更や意図的な操舵によるものが含まれる。この内、車線変更は車両の横方向の動きやウインカの信号から判別でき、蛇行量の計算より除くことが可能であったが、走行車線上の障害物などを避ける場合のような意図的な操舵によるものは判別できず、居眠りによる蛇行とみなしてしまっており、この点で精度の向上が望まれている。
本発明は上述の課題を考察し、居眠りによる蛇行量を精度よく検出し、運転者の居眠りを的確に検出することのできる居眠り運転警報装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、車両走行中のステアリング操作を除く各種操作装置の操作状態を基に単調度を演算する走行操作状態検出手段と、車両の蛇行量を演算する蛇行検出手段と、ステアリングの一定時間内の操舵状態量を演算するステアリング操作検出手段と、前記走行操作状態検出手段、蛇行検出手段及びステアリング操作検出手段により演算された単調度、蛇行量及び操舵状態量に基づき運転者の覚醒度を推定する覚醒度推定手段と、前記車両の前方の自車走行車線内に存在する物体を検出する物体検出手段と、前記覚醒度推定手段により推定された覚醒度に応じて運転者に警報を発する警報手段とを備え、前記覚醒度推定手段は、前記物体検出手段により物体の存在が検出された場合には、前記蛇行検出手段により演算された蛇行量を無効にすることとしている。
このように、運転者の覚醒度を推定するにあたり、前方の自車走行車線内に物体の存在が検出された場合には、蛇行検出手段により演算された蛇行量を無効にする。このため、運転開始から現在までの運転者の継続的な覚醒状態の変化を単調度、操舵状態量、蛇行量に基づき判断するにあたり、障害となる物体を避けるための蛇行を排除して居眠りと関連する蛇行量のみを用いて演算するので、運転者の覚醒度である居眠りの程度をより的確に検出でき、この居眠りに応じて警報を発することができ、走行安全性がより向上する。
【0006】
請求項2の発明では、請求項1記載の居眠り運転警報装置において、前記覚醒度推定手段は、自車と検出した物体との距離が所定値未満になった時点から所定時間が経過するまでの間は前記蛇行検出手段により演算された蛇行量を無効としている。
このように、物体を避けるための蛇行運転域を、物体までの距離が所定値未満になった時点から所定の時間域として設定するので、より精度よく居眠りによる蛇行を求め、これに基づき運転者の覚醒度である居眠りの程度をより的確に検出でき、走行安全性がより向上する。
請求項3の発明では、請求項1または2記載の居眠り運転警報装置において、前記覚醒度推定手段は、検出した物体の速度が追い越しの必要な所定の速度を下回った時点から所定時間が経過するまでの間は前記蛇行検出手段により演算された蛇行量を無効としている。
この場合、車線変更と比べて比較的小さな蛇行をも確実に排除し、精度良い居眠り判定制御を行なえ、走行安全性がより向上する。
請求項4の発明では、請求項1、2または3記載の居眠り運転警報装置において、前記覚醒度推定手段は、前記蛇行検出手段により演算された蛇行量、前記ステアリング操作検出手段により演算された操舵状態量および前記走行操作状態検出手段により演算された単調度をファジイ推論の入力として運転者の覚醒度を推定するとしている。
この場合も、運転者の覚醒度である居眠りの程度をより的確に検出でき、この居眠りに応じて警報を発することができ、走行安全性がより向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1、図2には本発明の一実施形態例としての居眠り運転警報装置S1を示した。この居眠り運転警報装置S1は車両W(図5(a)参照)の前部に装備され、前方路面1(図3参照)を撮影するカメラ2と、カメラ2に接続される画像処理装置3と、居眠り運転警報用コントロールユニット(以後単にコントロールユニットと記す)4と警報器5a〜5dと、車両前方の物体を検出するレーザレーダー6と、同レーザーレーダーに接続される物体検出回路7と、表示器8とを備える。
なお、コントロールユニット4は画像処理装置3および物体検出回路7に通信回線で接続され、相互間での信号の授受を行なえるように構成される。
カメラ2は前方路面の画像を、例えば図3に示す画面A0内に写すべく装備され、このカメラ2からの路面画像は画像処理装置3に入力される。
画像処理装置3は要部がマイクロコンピュータで構成され、画像データ記憶部C1と画像処理部C2としての機能を備える。画像データ記憶部C1は、カメラ2からの路面画像データを所定時間毎に静止した検査画像として選択的に取り込み、順次この検査画像(画面A0も検査画像の一つ)の画像データを所定の画像記憶装置内の最新検査画像データ収容エリアにファイルする。
【0008】
画像処理部C2は画像処理工程を順次実行する。即ち、適時に最新検査画像データの収容エリアより最新検査画像(図3参照)のデータを取り込む。そして、各検査画像の内でY軸側(垂直側)の、例えば、n1,n2,n3(前以て複数位置が設定される)にそれぞれ位置すると共にX軸方向(水平方向)に並ぶ各ラインn1,n2,n3上の全画素で光電変換された検出信号がA/D変換され、濃淡値差に変換され、全画素の濃淡値差を予め設定されたスライスレベルと比較し、白線候補点paを検索する。次いで、各ラインn1,n2,n3上の各白線候補点paのデータに基づき左右の白線LL,LRのX,Y座標上の位置(YLn=aXLn+b),(YRn=cXRn+d)を決定し、居眠り運転警報用コントロールユニット4に出力する。
なお、カメラ2と画像処理装置3と後述する蛇行量演算部C3とが蛇行検出手段Cを構成する。
【0009】
警報手段Fの要部を成す警報器5a〜5dは、覚醒作用が順次強くなるよう複数組み合わされる。ここで警報器5aは動作時に臭い又は弱風を発するよう、警報器5bは、動作時に光又は強風を発するよう、警報器5cは、動作時に音又は振動を発するよう、警報器5dは、動作時に臭い、光、風、音、振動のうち複数を合わせて発したり、あるいは電気的な衝撃を発するようにそれぞれ形成される。
レーザレーダ6は車両Wの前端基部材(図示せず)に支持された送受信回路部601と、同送受信回路部601に連結された送受信部602と、送受信部602の発するレーザ光の送波方向を切り換えるスキャン駆動部603とを備える。送受信部602は送受信回路部601に駆動されてレーザー光を発すると共に反射波を受信する。この際、スキャン駆動部603が送受信部602の発するレーザ光を水平面上で前方の180°度のスキャンエリアe0(図5(c)参照)に向けて送波することより、送受信回路部601は送受信周期に応じた所定送受信角Δθ毎にずれた角度位置での障害物Gとの距離Ln情報を取り込めるようそのスキャン制御モードが設定される。
【0010】
物体検出回路7は送受信回路部601よりの検出情報に基づき、各検出角度であるレーダスキャン角θn(=θn-1+Δθ)毎に、その時の障害物Gとの間の距離Ln{=√×(Xn 2+Yn 2)}を求め、これより前方走行路に存在する障害物Gの検出点pn(Xn,Yn)を演算する。更に、今回の検出点pn(Xn,Yn)と前回の検出点pn-1(Xn-1,Yn-1)と制御周期Δtとより、その検出点の相対速度Δvx{=(Xn-1−Xn)/Δt},Δvy{=(Yn-1−Yn)/Δt}を求める。なお、検出点の車幅方向の相対速度Δvx{=(Xn-1−Xn)/Δt}はここでは概略ゼロとみなし、その説明を略す。次に、相対速度Δvyに自車速V0(コントロールユニット4より取り込む)を加算して、障害物速度Vdを求め、同速度Vdをコントロールユニット4に出力する。
上述のところで、レーザレーダ6と物体検出回路7とが物体検出手段Jを構成し、これは車両前方走行路上の複数の検出方向より複数の物体検出点との距離Lおよび角度情報を順次取り込めるように構成されたものであれば良く、図1のレーザレーダ6および物体検出回路7と同等機能を採るその他の物体検出手段を用いても良い。
【0011】
なお、本装置で用いるレーザレーダ6はその検出可能域であるスキャンエリアe0が図5(c)に示す検出領域E1等を確実にカバーできるものが使用される。ところで、障害物回避で用いる検出領域E1は先行車両G1(図5(b)参照)の影響を排除すべく適宜設定されるカット幅ceの領域を除いた上で車両の走行車線の幅に応じて設定される。即ち、画像処理装置3からの白線LL,LRのX,Y座標上の位置、(YLn=aXLn+b),(YRn=cXRn+d)のデータに基づき、決定される。たとえば、この検出領域E1の幅raは道路中央よりの右白線LRと道路側端側の左白線LLより一定量中央側にずれた位置との間の距離として設定される。道路長手方向の距離rbは通常走行時に運転者が障害物を回避するための操舵操作に入るとみなされる距離より所定量大きな値として適宜設定される。なお、このように設定された検出領域E1を外れる部位からの障害物信号はこの制御域では排除される。
【0012】
ここで、場合により、車間距離警報手段K(図2に2点鎖線で示した)を備えている場合には、障害物Gとの間の距離Ln{=√×(Xn 2+Yn 2)}を取り込み、障害物Gの一つである前方の他車両G1(図(5)b参照)との距離Lnが閾値と比較され、警報を適時に発するが、後述するファジイ推論部Dより覚醒度Xを入力している場合にはその覚醒度Xのレベルに応じて、即ち、眠気が大きいほど閾値を大きくし、早めに車間距離警報を発っして安全性ををより向上させても良い。
表示装置8はコントロールユニット4の出力が入力される表示回路部801と同回路部に駆動されるCRT等の表示部802とで構成される。表示回路部801は、通常時には、後述の検査領域E1を図3に示すような表示部802により表示する。しかも、各レーダスキャン角θnでの前方の物体の検出点pn(Xn,Yn)のうち信号強度が所定レベルを上回るものを表示部802の表示画面上の対応する位置に順次◇点(図3参照)で表示する。
【0013】
コントロールユニット4は要部がマイクロコンピュータからなり、制御回路401、記憶回路402、入出力回路403及び図示しない電源回路等で構成される。入出力回路403には自動車の各種操作手段の操作を検知する走行操作手段Mとしての、車速Vを検知する車速センサ9、ブレーキペダルの操作bsを検知するブレーキ操作検知手段11、トランスミッションのシフトレバーの操作msを検知するシフト操作検知手段12、ウインカ−レバーの操作tsを検知する操作検知手段13、ライトスイッチの操作rsを検知する照明操作検知手段14及びステアリングハンドルの操舵角Qを検知する操舵角センサ15等が接続されている。
【0014】
更に、入出力回路403には画像処理装置3と警報器5a〜5dと物体検出回路7と表示装置8とが接続されている。記憶回路402には図6〜図8に示す各制御プログラムや走行操作手段Mの操作に対する重み付け値ni(i=1,2,3・・・・)等が記憶処理され、その重み付け値niが各操作手段毎に関連付けてあらかじめ記憶される。また、この記憶回路402には、他にも各種設定値データが記憶される。ここで、重み付け値niは、操作の実行によって解消される単調感が操作の種類に応じて異なることを考慮して定められている。例えば、車線変更のためのウインカーレバー操作は、重み付け値niとして“1”が設定される。停止または減速のためのブレーキ操作は、単調度の解消量が大きいことから重み付け値niとして“2.5”が設定される。つまり、ウインカーレバーの1回の操作はそのまま操作回数“1”として検出されるが、ブレーキの1回の操作は操作回数“2.5”として検出される。他の操作についても同様に、単調度Tの解消量を考慮した重み付け値niがそれぞれ設定される。
【0015】
コントロールユニット4は後述の単調度検出部A1とステアリング操作検出部B1と蛇行量演算部C3と運転者の覚醒度を推定する覚醒度推定手段としてのファジイ推論部Dと制御基準値設定部E及び警報器駆動回路F1としての各機能を備える。
蛇行検出手段Cの要部を成す蛇行量演算部C3は画像処理装置3側より白線LR,LLのX,Y座標上の位置(YLn=aXLn+b),(YRn=cXRn+d)データを所定回数取り込み、これら各白線画像のX座標(XLn1、XRn1)、(XLn2,XRn2)、(XLn3,XRn3)を順次演算し、その各白線画像のX座標でのずれ、即ち標準偏差を蛇行量Rnとして演算する。特に、蛇行量演算部C3は物体検出回路7より障害物速度Vdを求め、同速度Vdが追越しを必要とするほどの所定の低速度以下であると判断すると、追越しに必要な所定時間の間蛇行量Rnを無効値に設定し、コントロールユニット4に出力する。
【0016】
制御基準値設定部Eは、運転開始から一定時間の初期運転に関して働くもので、運転開始から一定時間を初期運転時間ts1とし、ステアリングを除く少なくとも1つの走行操作手段Mが操作されたとき、その操作手段に対応する重み付け値niを加算し(n=Σni)、加算値nを初期運転中の全操作回数Noとして保持する。初期運転の終了時、全操作回数No、操舵量SQの加算値SQm、蛇行量Rnの平均値Rnsをそれぞれ基準値として記憶回路402に記憶する。
【0017】
走行操作状態検出手段Aの要部を成す単調度検出部A1は、初期運転の経過後からの運転時間t2及び覚醒度判定用時間t3のカウントをそれぞれ開始し、制御サイクルタイムであるところの1/10秒ごとに一定値Toを積算し、単調度T(=ΣTo)を求める。次いで、記憶回路402から読出される重み付け値niを順次加算し(n=Σni)、加算値nを初期運転後の全操作回数Nとして保持する。更に、運転時間t2を全操作回数Nで除算することにより、運転中における操作手段の前後する各操作間の時間経過の平均値(=t2/N)を求める。その上で、時間経過の平均値に一定値Toを乗算して運転中の各操作間の単調度増加量〔=t2/N)・To〕を算出する。更に、単調度増加量に重み付け値n1の加算値nを乗算し、現時点の操作に基づく単調度解消量〔=(t2/N)・To・n〕を求める。最後に単調度Tより単調度解消量を減じて単調度Tを補正する。
【0018】
ステアリング操作検出手段Bは初期運転の経過後に働くもので、操舵角センサ15の検知結果に基づく操舵角Qデータを記憶回路402に蓄積し、最新の単位時間(たとえば1分間を単位とする)の操舵角Qデータに基づき、その所定時間における操舵量SQを数1式より求める。
【0019】
【数1】
【0020】
この場合、制御サイクルタイムであるところの1/10秒(dt)ごとに操舵角データの前回値qiと今回値qi+1の差分(qi+1−qi)を求めて順次加算し、単位時間(q1乃至qnの時間幅)の加算値を操舵量SQとして算出する。
【0021】
覚醒度推論手段としてのファジイ推論部Dは初期運転の経過後働くもので、走行操作状態検出手段Aからの単調度T、操舵量算出手段Bからの操舵量SQ、蛇行検出手段Cからの蛇行量Rnに対応するメンバーシップ関数に基づいて運転者の覚醒度を推定する。警報手段Fの要部を成す警報器駆動回路F1は、初期運転の経過後に働くもので、覚醒度に応じた警報器5a,5b,5c,5dを選択して駆動させる。
【0022】
次に、上述の居眠り運転警報装置S1の作動を図6〜図8のフローチャートを参照しながら説明する。
イグニッションスイッチがオンされてエンジンが始動されると、コントロールユニット4とが起動し、車速センサ9の検知車速Voが一定値V1を越えるのを待ち、越えると初期運転時間t1(秒)のカウントが開始され(ステップ102)、路面撮影指令をカメラ2及び画像処理装置3に発する。ここで一定値V1としては、運転者が単調感を覚えやすい高速道路を想定しており、例えば、60Km乃至70Kmの値に設定される。
【0023】
運転中、運転者によって種々の走行操作が実行されるが、これら走行操作の内、ステアリング操作を除く少なくとも1つの操作が実行されると(ステップ104のYes)、その操作手段に対して予め定められている重み付け値niが記憶回路402から読出される(ステップ105)。読みだされる重み付け値niは加算され(ステップ106)、加算値n(=Σni)が初期運転中の全操作回数No(=No+n)として保持される(ステップ107)。ステアリングが操作されると、操舵角Qが操舵角センサ15で検知される。操舵があると、(ステップ108のYes)、その検知された操舵角Qが記憶回路402に順次記憶される(ステップ109)。
ステップ110では画像処理装置3から、白線LL,LRのX,Y座標上の位置(YLn=aXLn+b),(YRn=cXRn+d)が初期運転時間t1中順次取り込まれ、記憶回路402に順次記憶される。初期運転時間t1が一定時間tα 1(例えば20分)を越えると(ステップ111)、そこで初期運転の終了となる。
【0024】
一方、画像処理装置3は路面撮影指令を受けた時点から一定時間の初期運転において、特許登録第2830475号公報に開示されたと同様の演算処理を行い、すなわち、検査画像データの収容エリアより最新検査画像P1のデータを取り込み、同検査画像内の各ラインn1,n2,n3上の各白線候補点paのデータを演算処理し、左右白線LL,LRのX,Y座標上の位置(YRn=aXRn+b)、(YLn=cXLn+d)を決定し、同値をコントロールユニット4に出力する。メインルーチンでのステップ111で初期運転が終了したと判断しステップ112に達すると、所定回数分の左右白線LL,LRの位置(YLn=aXLn+b),(YRn=cXRn+d)データより、各白線のX座標位置(XLn1,XRn1)、(XLn2,XRn2)、(XLn3,XRn3)を順次演算し、その各白線画像のX座標でのずれ、即ち、初期運転時の運転者固有の標準偏差を蛇行量Rnsとして演算する。ここでは、まだ居眠り運転の心配の無い初期運転時において、運転者の個人レベルでの運転操作データより蛇行量Rnsを演算する。
【0025】
ステップs113では、記憶回路402に記憶されている操舵角Qデータに基づき操舵量SQを上述の数1式より求める。その操舵量SQが読出され、初期運転時の操舵量の加算値SQmが算出される。そして、カウンタ19の初期運転時の全操作回数No、初期運転時の操舵量(標準値)SQm、初期運転時の蛇行量Rnsがそれぞれ基準値として記憶回路402に保持される(ステップ114)。こうして、一定時間tα 1にわたる初期運転の間に、運転者毎の個人レベルの運転操作データが取り込まれる。初期運転の開始後、ステップ115では運転時間t2、覚醒度判定用時間t3のカウントが開始される。
【0026】
ステップ116−a,116−bに進み、前方車両G1を追い越す場合の車線変更がなされる場合の処理に入る。ここでは車線変更か否か判断し、車線変更時にはステップ117−aで車線変更期間(2×tδ)中の蛇行量データの取り込みを中止し、即ち、Rn=0に設定し、ステップ120に進む。この場合、図4、図5(b)に示すように、左側車線Ra走行中(位置P0)の自車両Wが右側車線Rbaに車線変更(位置P4〜P5)し、再度左側車線Raに変更(位置P7)がなされた場合、車両が位置P3、P6で白線をまたぎ、図4に示すように白線画像(YLn=aXLn+b),(YRn=cXRn+d)の中心位置の軌跡が急変する。この場合、車両Wの中心位置は左側車線Raより右側車線Rbに時点tx1で車線変更し、更に、右側車線Rbより左側車線Raに時点tx2で車線変更している。この2回の車線変更中の蛇行は眠気に起因するものでは無く、この時点tx1およびtx2における前後各一定時間±δの蛇行を運転者の居眠りに関連づけることが無いように車線変更期間(2×δ)中の蛇行量を無効にすべくRnにゼロがセットされ、これにより居眠り判定の精度を向上させている。
【0027】
次に、車線変更でなくステップ118に達すると、ここで障害物回避中か否かの判断に入る。ここでは、左側車線Ra走行中(位置P0)にその左側車線Raの側端部で検出領域E1内に障害物Gを検出し、障害物回避位置P1を経て障害物通過位置P2に達するまでに要する障害物回避時間βをあらかじめ設定し、その間はステップ117−bに進み、蛇行量データの取り込みを中止し、即ち、Rn=0に設定し、ステップ120に進む。この場合、左右の白線LL,LRのX,Y座標上の位置(YLn=aXLn+b),(YRn=cXRn+d)のデータを取り込み、これに基づき幅raと道路長手方向の距離rbとカット幅ceとから検出領域E1を決定する。次いで、図5(a)、(c)に示すように、左側車線Ra走行中(位置P0)の車両Wが前方走行路に存在する障害物Gを検出したとする。この時、障害物Gの検出点pn(信号強度の最も大きな点)の位置情報に基づき、レーダスキャン角θn(=θn-1+Δθ)と、車両と検出点との間の距離Ln{=√×(Xn 2+Yn 2)}を求める。更に、今回の検出点pn(Xn,Yn)と前回の検出点pn-1(Xn-1,Yn-1)と制御周期Δtとより、検出点の相対速度Δvy{=(Yn-1−Yn)/Δt}を求め、同相対速度Δvyよりを減じて障害物速度Vdを求める。同障害物速度Vdが設定値Vδ(追越しが必要な低速度)を下回ると、その時点から障害物を迂回するに要する障害物回避時間Tβのカウントに入る。この障害物回避時間Tβの間は障害物回避のための蛇行運転とみなし、居眠りによるものではないので蛇行量を無効なものとしてRn=0に設定し、これにより車線変更と比べて比較的小さな蛇行をも確実に排除し、精度良い居眠り判定制御を行なえるようにしている。
【0028】
車線変更中でなく、障害物回避時中でもないとの判断を行なうと、ステップ119に進み、画像処理装置3より最新の白線画像の位置YLn=aXLn+b),(YRn=cXRn+d)を取り込み、この白線のX座標(XLn1、XRn1)と前回白線のX座標とのX座標でのずれである蛇行量Rnを算出し、記憶回路402にストアする。
ステップ120では操舵角センサ17の検知した操舵角Qデータ(qi+1−qi)に基づき上述の数1式より操舵量SQが求められ、操舵量データが記憶回路402に蓄積される。さらに、単調度Tのカウントが継続され、一定値Toが積算され、単調度T(=T+To)が求められる(ステップ121)。一定値Toの積算は、制御サイクルタイムであるところの1/10秒ごとに繰返し実行される。
【0029】
運転中、ステアリング操作を除く少なくとも1つの操作が実行されると(ステップ122のYes)、その操作手段に対して予め定められている重み付け値niが記憶回路402から読出され、その重み付け値niが加算される(ステップ123)。そして、加算値n(=Σni)が運転中の全操作回数N(=N+n)として積算される(ステップ124)。運転時間t2がこの全操作回数Nで除算され、初期運転経過後の各操作間の平均値〔=t2/N〕が求められる。この時間経過の平均値に1秒当たりの単調度増加量(=10・To)が乗算され、これに読出される重み付け値の加算値nが乗算され、現時点の操作に基づく単調度解消量〔=(t2/N)・10・To・n〕が求められる(ステップ125)。この単調度解消量だけカウンタ19の積算値が減じられ(ステップ126)、単調度T=T−〔(t2/N)・10・To・n〕が補正される。したがって、単調度Tは操作がなければ増大を続け、操作がなされる毎にその操作に応じた分だけ解消される。単調度Tが負の値に成った場合(ステップ126のYes)、単調度Tは零に修正される(ステップ127)。こうして、覚醒度判定時間t3が所定時間に達するまで(ステップ128)、単調度T、操舵量SQ及び蛇行量Rnの蓄積が繰り返される。
覚醒度判定時間t3が所定時間を超えると(ステップ128のYes)、その所定時間に記憶された各白線画像(YRn=aXRn+b)、(YLn=cXLn+d)のX座標のずれである蛇行量Rnの平均値Rn1が求められる(ステップ129)。
【0030】
同じく所定時間に蓄えられた操舵角Qnデータに基づき、最新の所定時間における各制御周期毎の各操舵角が加算され、操蛇量SQ(=ΣQn)が記憶回路402にストアされる(ステップ130)。ステップ131に達すると、最新の蛇行量Rs、単調度T、操舵量SQ、および、初期運転で得られた各基準値(蛇行量の平均Rns、単調度T、操舵量の加算値SQm、全操作回数No)および初期運転の経過後に得られた全操作回数Nを用い、これらデータに基づきファジイ推論を実施し、覚醒度Xを求める。なお、この覚醒度Xのファジイ推論は特許登録第2830475号公報に開示されるものを利用でき、ここでは説明を略す。
【0031】
覚醒度Xが求まると、それを表示装置8で最新の覚醒度として表示し、しかも、現在の覚醒度に応じた警報器5a〜5dが選択され、同選択された警報器5a〜5dが駆動される(ステップ132)。この表示や警報器の駆動に応じて、運転者は自身の運転状態を把握することができる。また、同乗者は運転者が居眠りしないように、運転者に話しかけたり、注意を与えたり、適切な処置をとることができる。この後、運転停止で無い限り、覚醒度判定時間t3が強制的に60秒にセットされ(ステップ134)、ステップ116−aに戻り、運転停止ではシステム停止となる。
【0032】
このように、図1の居眠り運転警報装置S1は、覚醒度Xに応じたレベルの覚醒作用を運転者に与えることにより、運転者の居眠りを未然に防ぐことが出来、安全性が向上する。特に、運転開始から現在までの運転者の継続的な覚醒状態の変化を単調度、操舵状態量、蛇行量に基づき判断するにあたり、車線変更時の蛇行に加え、走行車線内の障害物Gを避けるための比較的小さな蛇行を排除でき、居眠りと関連する蛇行のみを選択して覚醒度を演算するので、運転者の居眠りの程度をより的確に検出でき、この居眠りに応じて警報を発するので、走行安全性がより向上する。更に、ここでは、障害物Gまでの距離Lnが所定値(道路長手方向の距離rb小さい距離)未満になった時点から所定の時間(障害物を迂回するに要する障害物回避時間Tβ)として設定するので、より精度よく居眠りによる蛇行を求め、これに基づき運転者の覚醒度である居眠りの程度をより的確に検出でき、走行安全性がより向上する。カメラによって捕らえた前方路面の白線位置のずれ量に応じた蛇行量を捕らえ、これらをファジィ推論の入力とすると共に、まだ居眠り運転の心配の無い初期運転時に、運転者毎の個人レベルの運転操作データを取り込み、それをファジィ推論の基準値として盛り込むようにしたので、運転者の居眠りを的確にしかも、常に把握出来、信頼性にすぐれたものとなる。尚、本実施例では車線変更及び障害物の回避の処理を初期設定終了後に実施する内容となっているが、これら車線変更及び障害物の回避の処理は特にこれに限定されるものではなく、初期設定中においても実行するようにしても良く、この場合、基準値の算出精度が向上する。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明では、自車走行車線内に物体の存在が検出された場合には、蛇行検出手段により演算された蛇行量を無効にするため、運転開始から現在までの運転者の継続的な覚醒状態の変化を単調度、操舵状態量、蛇行量に基づき判断するにあたり、障害となる物体を避けるための蛇行を排除し居眠りと関連する蛇行量のみを用いて演算するので、運転者の覚醒度である居眠りの程度をより的確に検出でき、この居眠りに応じて警報を発することができ、走行安全性がより向上する。
【0034】
請求項2の発明では、物体を避けるための蛇行運転域を、物体までの距離が所定値未満になった時点から所定の時間域として設定するので、より精度よく居眠りによる蛇行を求め、これに基づき運転者の覚醒度である居眠りの程度をより的確に検出でき、走行安全性がより向上する。
請求項3の発明の場合、車線変更と比べて比較的小さな蛇行をも確実に排除し、精度良い居眠り判定制御を行なえ、走行安全性がより向上する。
請求項4の発明の場合、運転者の覚醒度である居眠りの程度をより的確に検出でき、この居眠りに応じて警報を発することができ、走行安全性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例としての居眠り運転警報装置の概略平面図である。
【図2】図1の居眠り運転警報装置の機能説明のためのブロック図である。
【図3】図1の居眠り運転警報装置が処理する検査画像の正面図である。
【図4】図1の居眠り運転警報装置を装備する車両の車線変更説明図である。
【図5】図1の居眠り運転警報装置を装備する車両の走行説明図で、(a)は障害物迂回走行時、(b)は車線変更時、(c)は障害物車両と自車両との位置関係の拡大説明図である。
【図6】図1の居眠り運転警報装置が行う制御処理の上部のフローチャートである。
【図7】図1の居眠り運転警報装置が行う制御処理の中部のフローチャートである。
【図8】図1の居眠り運転警報装置が行う制御処理の下部のフローチャートである。
【符号の説明】
4 コントロールユニット
A 走行操作状態検出手段
B ステアリング操作検出手段
C 蛇行検出手段
D 覚醒度推定手段
F 警報手段
G 障害物
J 物体検出手段
M 操作装置
Rn 蛇行量
SQ 操舵量
T 単調度
W 車両
Claims (4)
- 車両走行中のステアリング操作を除く各種操作装置の操作状態を基に単調度を演算する走行操作状態検出手段と、
車両の蛇行量を演算する蛇行検出手段と、
ステアリングの一定時間内の操舵状態量を演算するステアリング操作検出手段と、
前記走行操作状態検出手段、蛇行検出手段及びステアリング操作検出手段により演算された単調度、蛇行量及び操舵状態量に基づき運転者の覚醒度を推定する覚醒度推定手段と、
前記車両の前方の自車走行車線内に存在する物体を検出する物体検出手段と、
前記覚醒度推定手段により推定された覚醒度に応じて運転者に警報を発する警報手段とを備え、
前記覚醒度推定手段は、前記物体検出手段により物体の存在が検出された場合には、前記蛇行検出手段により演算された蛇行量を無効にすることを特徴とする居眠り運転警報装置。 - 前記物体検出手段は、自車と検出した物体との距離計測を可能とし、
前記覚醒度推定手段は、自車と検出した物体との距離が所定値未満になった時点から所定時間が経過するまでの間は前記蛇行検出手段により演算された蛇行量を無効にすることを特徴とする請求項1記載の居眠り運転警報装置。 - 前記物体検出手段は、検出した物体の速度計測を可能とし、
前記覚醒度推定手段は、検出した物体の速度が追い越しの必要な所定の速度を下回った時点から所定時間が経過するまでの間は前記蛇行検出手段により演算された蛇行量を無効にすることを特徴とする請求項1または2記載の居眠り運転警報装置。 - 前記覚醒度推定手段は、前記蛇行検出手段により演算された蛇行量、前記ステアリング操作検出手段により演算された操舵状態量および前記走行操作状態検出手段により演算された単調度をファジイ推論の入力として運転者の覚醒度を推定することを特徴とする請求項1、2または3記載の居眠り運転警報装置。
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