JP3757247B6 - 体内プロステーシス - Google Patents
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技術分野
本発明は、体内プロステーシスの2つの構成要素を互いに分離するための方法及び該方法に用いるのに適した体内プロステーシスに関する。
背景技術
その構成要素が円錐形結合を介して互いに結合される体内プロステーシスが知られている(EP−B 474 015)。後者は、一方の構成要素上に円錐形穴と、他方の構成要素上に円錐形プラグとを備え、円錐形プラグは、円錐形穴に合い、それによって受け入れられる。十分に小さな円錐角度が選択されるとき、組立時に十分な力で結合される限り、これらは一方を他方の中に固定的に係合される。不慮のダメージに対してそれが動かないようにするために、この円錐形結合は、固定ネジを備えており、固定ネジは、一方の構成要素のネジ穴に位置して、開放方向に横切る他方の構成要素における対応する凹部の中にその先端を前方へねじ込まれる。引き続いての外科手術において、固定ネジの組立は容易ではない。置換予定のプロステーシスを除去することは難しい。
発明の概要
したがって、本発明は、引き続いての外科手術において、この種の固定ボルトの開放を容易にするためのものである。
本発明に係る解決方法は、請求項1に係る方法に存する。したがって、その結合は、固定ボルトが破壊又はせん断変形されることによって非結合状態になる。このことを行うために、プロステーシスの通常の使用状態では予想されない大きさの負荷が加えられる。容易に、破壊又はせん断変形されるために、固定ボルトは、脆い構成、柔軟な構成、又は予め定めた破壊点で破壊される構成である。
例えば、脆い固定ネジの場合、引き続いての外科手術の間に、固定プラグが折れている埋伏物及び結合穴における結合プラグが通常同時に開放される埋伏物によって、2つの構成要素の内の一方にある埋伏物を開放する方向に出すために、適切な器具が用いられる。その結果、構成要素はお互いに容易に分離される。
ネジボルトは、通常、固定ボルトとして用いられるが、このことは絶対に必須なことではない。
固定ボルトの破壊したセクションが、2つの構成要素間で動いて、分離の邪魔にならないように、凹部は接近して設けられるべきである。その凹部は破壊したセクションを受け入れるのに十分な大きさである。この目的のために、好都合なように、凹部は、ボルト長の1部分が固定状態で係合する凹部からなる。
【図面の簡単な説明】
本発明は、本明細書に添付した、有利な実施形態を示す図面において、詳細に説明されている。
図1は、膝関節体内プロステーシスの大腿部構成要素と付随した髄腔プラグとの間の円錐形結合を示す。
図2は、別の実施形態における図1に係る配置による部分断面図を示す。
詳細な説明
図1に係る実施形態において、膝関節体内プロステーシスの大腿部構成要素1は、その下部2が一部破断された髄腔シャフトに結合される。髄腔シャフトの円錐穴4に合っている円錐形プラグ3は、結合要素1に結合されている。円錐形プラグの内側には、付随した固定凹部として働く穴7の中にその先端が前進可能な固定ネジ6を備えるネジ穴5がある。穴5,7の軸8,9は、オフセット量13で軸からずれている。その結果、固定ネジ6の先端は、開放方向に穴7の側に存在する穴7のエッジAと係合する。ネジ6を締めるとき、円錐結合3を強くする力が生成される。普通の使用状態では、固定ネジは、穴7の他端Bに到達しない。
組み立てる前に、固定ネジ6は、ネジ穴5の中にあるので、円錐3は穴4の中にフィットすることができる。固定ネジは、部分2の穴12を介して利用され、その結果、固定位置にねじ込まれる。望むならば、固定位置に固定ネジを固定するために、ロック用ネジ(不図示)がフィットされる。
固定ネジは、プロステーシスを普通に使用する間に固定機能を保証するほど十分な強度を有する脆性材料からなる。引き続いての外科手術において、開放方向に構成要素1上の埋伏物を出すために、適切な器具が用いられる。固定ネジの先端は、折れて、穴7の中に落ちる。このように、部分は、お互いに容易に分離される。
その代りに、固定ネジ6は、固定機能に十分な強度を持った柔軟な材料からなることができる。例えば、スプレッダーを用いたときに、構成要素1,2を分離する力が発揮されるならば、固定ネジ6は、せん断される。
図2に示す別の実施形態において、その構成(不図示)は、図1のそれに似ており、穴7と協働して固定作用する固定ネジ6の先端は、予め定めた破壊点11を介して、ネジの主部から分離される。このことによって、ネジ先端が折られるか又はせん断されたあと形成される破壊部があまり大きくないので、穴7によって収容されるということが確実に行われる。破壊部が穴7の収容能力を超える大きさであると予想されるならば、固定機能は不変のエッジAにのみ依存するので、後者は、そのエッジBの方に向かって広がるように構成される。
本発明は、体内プロステーシスの2つの構成要素を互いに分離するための方法及び該方法に用いるのに適した体内プロステーシスに関する。
背景技術
その構成要素が円錐形結合を介して互いに結合される体内プロステーシスが知られている(EP−B 474 015)。後者は、一方の構成要素上に円錐形穴と、他方の構成要素上に円錐形プラグとを備え、円錐形プラグは、円錐形穴に合い、それによって受け入れられる。十分に小さな円錐角度が選択されるとき、組立時に十分な力で結合される限り、これらは一方を他方の中に固定的に係合される。不慮のダメージに対してそれが動かないようにするために、この円錐形結合は、固定ネジを備えており、固定ネジは、一方の構成要素のネジ穴に位置して、開放方向に横切る他方の構成要素における対応する凹部の中にその先端を前方へねじ込まれる。引き続いての外科手術において、固定ネジの組立は容易ではない。置換予定のプロステーシスを除去することは難しい。
発明の概要
したがって、本発明は、引き続いての外科手術において、この種の固定ボルトの開放を容易にするためのものである。
本発明に係る解決方法は、請求項1に係る方法に存する。したがって、その結合は、固定ボルトが破壊又はせん断変形されることによって非結合状態になる。このことを行うために、プロステーシスの通常の使用状態では予想されない大きさの負荷が加えられる。容易に、破壊又はせん断変形されるために、固定ボルトは、脆い構成、柔軟な構成、又は予め定めた破壊点で破壊される構成である。
例えば、脆い固定ネジの場合、引き続いての外科手術の間に、固定プラグが折れている埋伏物及び結合穴における結合プラグが通常同時に開放される埋伏物によって、2つの構成要素の内の一方にある埋伏物を開放する方向に出すために、適切な器具が用いられる。その結果、構成要素はお互いに容易に分離される。
ネジボルトは、通常、固定ボルトとして用いられるが、このことは絶対に必須なことではない。
固定ボルトの破壊したセクションが、2つの構成要素間で動いて、分離の邪魔にならないように、凹部は接近して設けられるべきである。その凹部は破壊したセクションを受け入れるのに十分な大きさである。この目的のために、好都合なように、凹部は、ボルト長の1部分が固定状態で係合する凹部からなる。
【図面の簡単な説明】
本発明は、本明細書に添付した、有利な実施形態を示す図面において、詳細に説明されている。
図1は、膝関節体内プロステーシスの大腿部構成要素と付随した髄腔プラグとの間の円錐形結合を示す。
図2は、別の実施形態における図1に係る配置による部分断面図を示す。
詳細な説明
図1に係る実施形態において、膝関節体内プロステーシスの大腿部構成要素1は、その下部2が一部破断された髄腔シャフトに結合される。髄腔シャフトの円錐穴4に合っている円錐形プラグ3は、結合要素1に結合されている。円錐形プラグの内側には、付随した固定凹部として働く穴7の中にその先端が前進可能な固定ネジ6を備えるネジ穴5がある。穴5,7の軸8,9は、オフセット量13で軸からずれている。その結果、固定ネジ6の先端は、開放方向に穴7の側に存在する穴7のエッジAと係合する。ネジ6を締めるとき、円錐結合3を強くする力が生成される。普通の使用状態では、固定ネジは、穴7の他端Bに到達しない。
組み立てる前に、固定ネジ6は、ネジ穴5の中にあるので、円錐3は穴4の中にフィットすることができる。固定ネジは、部分2の穴12を介して利用され、その結果、固定位置にねじ込まれる。望むならば、固定位置に固定ネジを固定するために、ロック用ネジ(不図示)がフィットされる。
固定ネジは、プロステーシスを普通に使用する間に固定機能を保証するほど十分な強度を有する脆性材料からなる。引き続いての外科手術において、開放方向に構成要素1上の埋伏物を出すために、適切な器具が用いられる。固定ネジの先端は、折れて、穴7の中に落ちる。このように、部分は、お互いに容易に分離される。
その代りに、固定ネジ6は、固定機能に十分な強度を持った柔軟な材料からなることができる。例えば、スプレッダーを用いたときに、構成要素1,2を分離する力が発揮されるならば、固定ネジ6は、せん断される。
図2に示す別の実施形態において、その構成(不図示)は、図1のそれに似ており、穴7と協働して固定作用する固定ネジ6の先端は、予め定めた破壊点11を介して、ネジの主部から分離される。このことによって、ネジ先端が折られるか又はせん断されたあと形成される破壊部があまり大きくないので、穴7によって収容されるということが確実に行われる。破壊部が穴7の収容能力を超える大きさであると予想されるならば、固定機能は不変のエッジAにのみ依存するので、後者は、そのエッジBの方に向かって広がるように構成される。
Claims (2)
- その構成要素(1,2)の少なくとも2つを結合するために、一方の構成要素(1)上に結合プラグ(3)を有し、他方の構成要素上にこの結合プラグを受け入れるための結合穴(4)を有し、相互に位置決めして固定するために、固定ボルト(6)が2つの構成要素(1)の1つの中にあるボルト穴(5)の中に設けられ、固定ボルト(6)の長さの部分を受け入れるための凹部(7)が、他方の構成要素(2)の中に設けられた体内プロステーシスにおいて、
固定ボルトが、予め定めた破壊点(11)を有することを特徴とする体内プロステーシス。 - 凹部(7)は、固定ボルト(6)の分離セクションを受け入れるのに十分な大きさを備えていることを特徴とする、請求項1記載の体内プロステーシス。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE29612857.0 | 1996-07-24 | ||
DE29612857U DE29612857U1 (de) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | Endoprothese |
PCT/EP1997/002344 WO1998004215A1 (de) | 1996-07-24 | 1997-05-07 | Endoprothese |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000515048A JP2000515048A (ja) | 2000-11-14 |
JP3757247B2 JP3757247B2 (ja) | 2006-03-22 |
JP3757247B6 true JP3757247B6 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=
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