JP3752153B2 - Pressure compensation hydraulic circuit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧力補償油圧回路に関し、特に、ロードセンシングする場合に用いられる圧力補償油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクチュエータが受ける油圧に基づいて、そのアクチュエータに与える油圧を制御するロードセンシング回路が使用されている。図3は、公知の一般的なロードセンシング回路を示している。そのロードセンシング回路101は、油圧源102を備えている。油圧源102は、ポンプ圧管路103を介してブリードオフ弁104に接続されている。油圧源102は、油圧エネルギーを発生させ、ロードセンシング回路101にポンプ圧を与えている。ブリードオフ弁104は、ドレン管路105に接続され、メイン圧管路106に接続されている。ドレン管路105はタンク107に接続され、ドレン管路105の油圧は概ね0である。
【0003】
ブリードオフ弁104は、パイロット圧管路108とスプリング109とを備えている。パイロット圧管路108は、その油圧であるブリードオフ弁用パイロット圧PLSをブリードオフ弁104に与えている。ブリードオフ弁104には、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSとスプリング109とにより作用する力Faと、ポンプ圧により作用する力Fbとが加わっている。ブリードオフ弁104は、常時ポンプ圧管路103をメイン圧管路106に接続している。このため、ポンプ圧管路103の油圧は、メイン圧管路106の油圧に概ね等しい。ブリードオフ弁104は、力Faが力Fbより小さいとき(Fa<Fb)、ポンプ圧管路103をドレン管路105に接続してポンプ圧管路103の油圧を減少させメイン圧管路106の油圧を減少させる。
【0004】
即ち、ブリードオフ弁104がメイン圧管路106に与えるメイン圧Pは、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高く、次式:
P=PLS+ΔP
で表される。所定の油圧ΔPは、スプリング109により決定される。
【0005】
メイン圧管路106は、スプール切り換え弁111に接続されている。スプール切り換え弁111は、4つのポートを有している。その4つのポートは、メイン圧管路106、ドレン管路105、管路112および管路113にそれぞれ接続されている。管路112は、シリンダー119に接続されている。スプール切り換え弁111は、中立位置、下降位置および上昇位置の3位置をとることができる。
【0006】
ポンプ圧管路103は、さらに減圧弁128に接続されている。減圧弁128は、管路129に接続され、管路129はスプール切り換え弁111に接続されている。減圧弁128は、管路129の油圧が所定の圧力以上になるとポンプ圧管路103と管路129の接続を切って、管路129の油圧の上限を決定している。管路129は、電磁比例減圧弁を介してスプール切り換え弁111に接続されている。電磁比例減圧弁は、作業者の操作により電流が与えられ、管路129の油圧である操作用パイロット圧Ppを電流に比例した油圧に減圧してスプール切り換え弁111に与える。スプール切り換え弁111は、電磁比例減圧弁から与えられた油圧により、3位置を切り換える。
【0007】
管路113は、シャトル弁121に接続されている。シャトル弁121は、管路122に接続され、管路123に接続されている。管路122は、他のセクションを操作する図示されていない切り換え弁に接続されている。シャトル弁121は、管路113または管路122のいずれか油圧が高圧の方と管路123とを接続する。
【0008】
管路123は、フィルター124に接続されている。フィルター124は、管路125に接続されている。フィルター124は、通過する作動油に混入される不純物を除去する。管路125は、オリフィス126を介してパイロット圧管路108に接続されている。
【0009】
パイロット圧管路108は、リリーフ弁127に接続されている。リリーフ弁127は、ドレン管路105に接続されている。リリーフ弁127は、パイロット圧管路108の油圧が所定の圧力以上になるとパイロット圧管路108をドレン管路105に接続して、パイロット圧管路108の油圧の上限を決定している。
【0010】
スプール切り換え弁111は、中立位置、下降位置および上昇位置の3位置をとることができる。中立位置では、管路112は閉じられ、メイン圧管路106は閉じられ、管路113はドレン管路105に接続されている。このため、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、PLS≒0であり、メイン圧は、所定の油圧ΔPしか立っていない。操作用パイロット圧Ppも、スプール切り替え弁111を切り替えるために必要な油圧を有していない。このため、作業者がスプール切り替え弁111を操作しても、中立位置から他の位置にすぐに切り換わらないで、応答性が悪い。
【0011】
上昇位置では、ドレン管路105は閉じられ、メイン圧管路106は可変オリフィス118を介して管路112に接続され、管路113は管路112に接続される。このとき、管路112の負荷圧PCは管路113に入りブリードオフ弁用パイロット圧PLSとしてプリードオフ弁104に与えられ、ブリードオフ弁104によりメイン圧はプリードオフ弁用パイロット圧PLS(=PC)より所定の油圧ΔPだけ高く昇圧される。メイン圧管路106からスプール切り換え弁111に入力されたメイン圧により、可変オリフィス118の開口面積とオリフィス前後の圧力差(≒ΔP)で決まる流量が管路112に供給されシリンダ119が運動(上昇)する。
【0012】
下降位置では、管路112は可変オリフィス117を介してドレン管路105に接続され、メイン圧管路106は閉じられ、管路113はドレン管路105に接続される。このため、中立位置の場合と同様に、必要なメイン圧が立っておらず、作業者がスプール切り替え弁111を操作しても、下降位置から他の位置にすぐに切り換わらないで応答性が悪い。
【0013】
図4は、ロードセンシング回路101におけるブリードオフ弁104とスプール切り換え弁111とを詳細に示している。ブリードオフ弁104およびスプール切り換え弁111は、本体150に設けられている。本体150は、円筒形の滑り面を有するスプール室151を備えている。スプール室151には、スプール152が設けられている。スプール152は、スプール室151に内接して、軸方向Aと平行な方向に滑り運動可能に挿入されている。ブリードオフ弁104は、スプール室151とスプール152とから構成されている。
【0014】
スプール152は、スプリング側部分153、中央部分154、圧力室側部分155とから形成されている。スプリング側部分153には、スプリング室156が設けられている。スプリング室156には、スプリング109が設けられている。スプリング109は、スプール152を軸方向Aに押している。スプリング室156はパイロット圧管路108に接続され、スプリング室153にはブリードオフ弁用パイロット圧PLSが加わっている。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、スプール152を軸方向Aに押している。
【0015】
中央部分154には、ポンプ圧管路103に接続されている接続室157が設けられ、ドレン管路105に接続されている接続室158が設けられている。接続室157は、さらにメイン圧管路106に接続されている。接続室157と接続室158との間には、可変オリフィス159が介設されている。可変オリフィス159のオリフィス面積は、スプール152が軸方向Aの反対方向に移動すると大きくなり、スプール152が軸方向Aに移動すると小さくなり終には接続室157と接続室158とは閉じられる。圧力室側部分155には、圧力室161が設けられている。中央部分154と圧力室側部分155との内部には、スプール152の軸に沿って流路孔162が設けられている。流路孔162は、接続室157を圧力室161に接続している。圧力室161の油圧は、スプール152を軸方向Aの反対方向に押している。
【0016】
スプリング室156のスプリング109がスプール152を押す力とブリードオフ弁用パイロット圧PLSがスプール152を押す力との合力Faが圧力室161の油圧がスプール152を押す力Fbより大きいとき(Fa>Fb)、スプール152は軸方向Aに移動し、可変オリフィス159が閉じてメイン圧Pは上昇する。Fa<Fbのとき、スプール152は軸方向Aの反対方向に移動し、可変オリフィス159が開いてメイン圧Pは減少する。
【0017】
即ち、ブリードオフ弁104がメイン圧管路106に与えるメイン圧Pは、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高く、次式:
P=PLS+ΔP
で表される。所定の油圧ΔPは、スプリング109とスプール152の受圧面積により決定される。図4に示されているブリードオフ弁104は、接続室157が接続室158と閉じられている位置であり、スプール152が軸方向Aの反対方向に移動することにより可変オリフィス159のオリフィス面積は、大きくなる。
【0018】
本体150には、円筒形の滑り面を有するメインスプール室171がさらに設けられている。メインスプール室171には、メインスプール172が設けられている。メインスプール172は、メインスプール室171に内接して、軸方向Bと平行な方向に滑り運動可能に挿入されている。スプール切り換え弁111は、メインスプール室171とメインスプール172とから構成されている。
【0019】
メインスプール室171の両端は、キャップ163とキャップ166とにより閉じられている。キャップ163は、スプリング室164を形成している。スプリング室164には、スプリング165が設けられている。スプリング165は、メインスプール172を軸方向Bの反対方向に押している。スプリング室164は、図示されていない電磁比例減圧弁を介して管路129に接続されている。電磁比例減圧弁は、入力される電流に基づいてスプリング室164に油圧を与える。スプリング室164の油圧は、メインスプール172を軸方向Bの反対方向に押している。
【0020】
キャップ166は、スプリング室167を形成している。スプリング室167には、スプリング168が設けられている。スプリング168は、メインスプール172を軸方向Bに押している。スプリング室167は、図示されていない電磁比例減圧弁を介して管路129に接続されている。電磁比例減圧弁は、与えられる電流に基づいてスプリング室167に油圧を与える。スプリング室167の油圧は、メインスプール172を軸方向Bに押している。図4に示されているスプール切り換え弁111は、中立位置である。
【0021】
メインスプール172は、第1部分173、第2部分174および第3部分175とから形成されている。第1部分173には、接続室181が設けられている。接続室181は、メイン圧管路106に接続している。第2部分174には、接続室182が設けられている。接続室181は、可変オリフィス118を介して接続室182に接続されている。可変オリフィス118は、中立位置では閉じられ、メインスプール172が軸方向Bに移動することによりオリフィス面積が大きくなる。
【0022】
第2部分174には、接続室183が設けられている。接続室183は、管路112に接続されている。第3部分175には、接続室184がさらに設けられている。接続室184は、ドレン管路105に接続されている。接続室183は、可変オリフィス117を介して接続室184に接続している。可変オリフィス117は、中立位置では閉じられ、メインスプール172が軸方向Bの反対方向に移動することによりオリフィス面積が大きくなる。
【0023】
第2部分174と第3部分175との内部には、流路孔188が設けられている。流路孔188は、接続室182を接続室184に接続している。
【0024】
スプール切り換え弁111が中立位置であるとき、接続室181および接続室183は閉じられ、接続室182は接続室184に接続される。管路113に与えられるブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、PLS≒0である。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは管路113、シャトル弁121、フィルター124およびオリフィス126を介してブリードオフ弁104に入力される。ブリードオフ弁104は、所定の油圧ΔPだけをメイン圧として生成する。このため、操作用パイロット圧Ppは、メインスプール172をストロークさせるために必要な油圧を有しておらず、作業者がスプール切り替え弁111を操作しても、中立位置から他の位置にすぐに切り換わらないで、応答性が悪い。
【0025】
メインスプール172が中立位置から軸方向Bに移動すると、スプール切り換え弁111は上昇位置に切り換わる。スプール切り換え弁111が上昇位置であるとき、接続室183と接続室182が接続されて管路112の負荷圧PCは管路113に与えれられる。負荷圧は管路113、シャトル弁121、フィルター124およびオリフィス126を介してブリードオフ弁104にブリードオフ弁用パイロット圧PLSとして入力される。ブリードオフ弁104は、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSに応答してブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高圧のメイン圧を生成しメイン圧管路106に与える。このとき、操作用パイロット圧Ppは、メインスプール172をストロークさせるために十分な油圧を有し、作業者の操作に敏感に応答して、上昇位置から他の位置にすぐに切り換わらることができる。
【0026】
メインスプール172が中立位置から軸方向Bの反対方向に移動すると、スプール切り換え弁111は下降位置に切り換わる。スプール切り換え弁111が下降位置であるとき、管路112から接続室183に入力された作動油は可変オリフィス117を介して接続室184にドレンされ、接続室182は接続室184に接続される。可変オリフィス117は、メインスプール172が軸方向Bの反対方向に移動することによりオリフィス面積が大きくなる。
【0027】
管路113に与えられるブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、PLS≒0である。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは管路113、シャトル弁121、フィルター124およびオリフィス126を介してブリードオフ弁104に入力される。ブリードオフ弁104は、所定の油圧ΔPだけをメイン圧管路106に与える。このため、操作用パイロット圧Ppは、中立位置の場合と同様に、メインスプール172をストロークさせるために必要な油圧を有していない場合があり、圧力室164に圧力を与える電磁比例減圧弁に電流が与えられても、応答性が悪い、可変オリフィス117が十分に開かないなどの不具合がある。
【0028】
ロードセンシング回路の応答性を向上させたダイナミックシグナルタイプロードセンシング回路が公知である。図5は、公知のダイナミックシグナルタイプロードセンシング回路を示している。そのダイナミックシグナルタイプロードセンシング回路201は、油圧源202を備えている。油圧源202は、ポンプ圧管路203を介してブリードオフ弁204に接続されている。油圧源202は、油圧エネルギーを発生させ、ポンプ圧管路203にポンプ圧を与えている。ブリードオフ弁204は、ドレン管路205に接続され、メイン圧管路206に接続されている。ドレン管路205はタンク207に接続され、ドレン管路205の油圧は概ね0である。
【0029】
ブリードオフ弁204は、パイロット圧管路208とスプリング209とを備えている。パイロット圧管路208は、その油圧であるブリードオフ弁用パイロット圧PLSをブリードオフ弁204に与えている。ポンプ圧管路203は、オリフィス214を介してパイロット圧管路208に接続されている。パイロット圧管路208には、常時、オリフィス214を介して作動油がちょろちょろと供給され、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは昇圧されている。ブリードオフ弁204には、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSとスプリング209とにより作用する力Faと、ポンプ圧により作用する力Fbとが加わっている。ブリードオフ弁204は、常時ポンプ圧管路203をメイン圧管路206に接続している。このため、ポンプ圧管路203の油圧は、メイン圧管路206の油圧に概ね等しい。ブリードオフ弁204は、力Faが力Fbより小さいとき(Fa<Fb)、ポンプ圧管路203をドレン管路205に接続してポンプ圧管路203とメイン圧管路206の油圧を減少させる。
【0030】
即ち、ブリードオフ弁204がメイン圧管路206に与えるメイン圧Pは、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高く、次式:
P=PLS+ΔP
で表される。所定の油圧ΔPは、スプリング209により決定される。
【0031】
メイン圧管路206は、スプール切り換え弁211に接続されている。スプール切り換え弁211は、4つのポートを有し、その4つのポートは、メイン圧管路206、ドレン管路205、管路212および管路213とにそれぞれ接続されている。管路212は、シリンダー219に接続されている。スプール切り換え弁211は、中立位置、下降位置および上昇位置の3位置をとることができる。
【0032】
ポンプ圧管路203は、さらに減圧弁228に接続している。減圧弁228は、管路229を介してスプール切り換え弁211に接続されている。減圧弁228は、管路229の油圧が所定の圧力以上になるとポンプ圧管路203と管路229との接続を切って、管路229の油圧の上限を決定している。管路229は、電磁比例減圧弁を介してスプール切り替え弁211に接続されている。電磁比例減圧弁は、作業者の操作により電流が与えられ、その電流に比例した油圧を管路229の油圧である操作用パイロット圧Ppから生成してスプール切り替え弁211に与える。スプール切り替え弁211は、電磁比例減圧弁から与えられた油圧により、3位置を切り替える。
【0033】
管路213は、シャトル弁221に接続されている。シャトル弁221は、管路222に接続され、管路223に接続されている。管路222は、他のセクションを操作する図示されていない切り換え弁に接続されている。シャトル弁221は、管路213または管路222のいずれか油圧が高圧の方と管路223とを接続する。
【0034】
管路223は、フィルター224に接続されている。フィルター224は、管路225に接続されている。フィルター224は、通過する作動油に混入される不純物を除去する。管路225は、オリフィス226を介してパイロット圧管路208に接続されている。
【0035】
パイロット圧管路208は、リリーフ弁227に接続されている。リリーフ弁227は、ドレン管路205に接続されている。リリーフ弁227は、パイロット圧管路208の油圧が所定の圧力以上になるとパイロット圧管路208をドレン管路205に接続して、パイロット圧管路208の油圧の上限を決定している。
【0036】
スプール切り換え弁211は、中立位置、下降位置および上昇位置の3位置をとることができる。中立位置では、管路212は閉じられ、メイン圧管路206は閉じられ、管路213はドレン管路205に接続される。このとき、スプール切り替え弁211がブリードオフ弁204に与える油圧は、概ね0である。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、ポンプ圧管路203から与えられ、操作用パイロット圧Ppはスプール切り換え弁211を切り換えるために十分な油圧を有する。このため、先の従来例のロードセンシング回路より応答性がよい。
【0037】
下降位置では、管路212は可変オリフィス217を介してドレン管路205に接続され、メイン圧管路206は閉じられ、管路213はドレン管路205に接続される。このとき、スプール切り換え弁211がブリードオフ弁204に与える油圧は、概ね0であるが、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、ポンプ圧管路203から与えられ、操作用パイロット圧Ppはスプール切り換え弁211を切り換えるために十分な油圧を有する。このため、先の従来例のロードセンシング回路より応答性がよい。
【0038】
上昇位置では、ドレン管路205は閉じられ、メイン圧管路206は可変オリフィス218を介して管路212に接続され、管路213は管路212に接続される。このとき、管路212の負荷圧PCは管路213に入りブリードオフ弁用パイロット圧PLSとしてプリードオフ弁204に与えられ、ブリードオフ弁204によりメイン圧はプリードオフ弁用パイロット圧PLS(=PC)より所定の油圧ΔPだけ高く昇圧される。メイン圧管路206からスプール切り換え弁211に入力されたメイン圧は、可変オリフィス218の開口面積とオリフィス前後の圧力差で決まる流量を管路212に供給しシリンダ219を運動させる。
【0039】
ブリードオフ弁204には、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSとしてスプール切り替え弁211とポンプ圧管路203との2系統から油圧が与えられる。ポンプ圧管路203から与えられる油圧は、オリフィス214のオリフィス径のバラツキの影響を受け易いため所定の油圧を得ることが困難であり、オリフィス214を精度良く加工したとしても作動油の温度変化などにより安定しにくい。
【0040】
このため、メイン圧が不安定になり、制御性が低下する。最悪の場合、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSがリリーフ弁227のリリーフ圧にまで一気に上昇してしまう不具合の恐れがある。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、操作性が良く、制御性が良い圧力補償油圧回路を提供することにある。
本発明の他の課題は、ロードセンシングを確実に実行し、かつ、応答性が良い圧力補償油圧回路を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、ロードセンシングを実行していないときであってもメイン圧を安定して確保する圧力補償油圧回路を提供することにある。
【0042】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中に現れる技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現されている技術的事項に付せられている参照番号、参照記号等に一致している。このような参照番号、参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈することを意味しない。
【0043】
本発明による圧力補償油圧回路は、ブリードオフ弁用パイロット圧(PLS)に基づいてメイン圧を昇圧するブリードオフ弁(4)と、中立位置、第1位置および第2位置をとることができ、アクチュエータ(19)に接続されている操作弁(11)とを具備している。操作弁(11)が第1位置をとるときに、アクチュエータ(19)はメイン圧に基づいて駆動され、かつアクチュエータ(19)に作用している負荷圧(PC)は、操作弁(11)により第1の値のブリードオフ弁用パイロット圧(PLS)としてプリードオフ弁(4)に与えられる。操作弁(11)が中立位置または第2位置をとるときに、負荷圧(PC)が操作弁(11)によりブリードオフ弁用パイロット圧(PLS)としてプリードオフ弁(4)に与えられないが、操作弁(11)をストロークさせるのに必要なメイン圧が生成されるように、操作弁(11)は第2の値のブリードオフ弁用パイロット圧(PLS)をブリードオフ弁(4)に与える。
【0044】
ブリードオフ弁(4)は、ブリードオフ弁用パイロット圧(PLS)より所定の圧力だけ高いメイン圧を操作弁(11)に与えて、メイン圧とブリードオフ弁用パイロット圧との圧力差が一定になるように制御している。操作弁(11)は、アクチュエータ(19)に作動流体を供給したり、アクチュエータ(19)内の作動流体をドレンしたりすることにより、アクチュエータ(19)を運動させる。
【0045】
操作弁(11)は、電磁比例減圧弁を備えている。ブリードオフ弁(4)は、メイン圧を操作用パイロット圧として電磁比例減圧弁に与えている。電磁比例減圧弁は、ブリードオフ弁(4)から与えられる操作用パイロット圧をもとに、入力される電流に概ね比例した油圧を操作弁(11)に与え、操作弁(11)は電磁比例減圧弁から与えられた油圧に基づいて第1位置、第2位置または中立位置のいずれかに切り替えられる。このとき、操作用パイロット圧は、操作弁(11)を第1位置、第2位置または中立位置のいずれかに切り替えるために十分な圧力を有している。
【0046】
メイン圧をもとに、操作弁(11)を中立位置から第1位置または第2位置のいずれかに切り替えるために使用される操作用パイロット圧(Pp)が更に生成される。操作用パイロット圧(Pp)は、減圧弁(28)によりその最高値が決定され、メイン圧が前記最高値より低い場合はメイン圧と概ね等しい。したがってメイン圧は、操作弁(11)を中立位置から第1位置または第2位置のいずれかに切り替えるために十分な圧力を有することが好ましい。このような操作用パイロット圧(Pp)は、油圧回路の応答性を向上させる。
【0047】
第1の値のブリードオフ弁用パイロット圧は、負荷圧と概ね等しい。操作弁(11)は、第1位置であるときに負荷圧と概ね等しい第1の値のブリードオフ弁用パイロット圧をブリードオフ弁(4)に与え、中立位置または第2位置であるときにブリードオフ弁(4)にアクチュエータに与える負荷圧とは独立な第2の値のブリードオフ弁用パイロット圧を与える。
【0048】
操作弁(11)はメインスプール(72)とメインスプール室(71)を有し、メインスプール(72)はメインスプール室(71)とともにメイン圧を与えられる第1接続室(81)と、アクチュエータ(19)に接続されている第2接続室(83)と、ブリードオフ弁用パイロット圧を与える第3接続室(82)と、第1オリフィス(18)と、第2オリフィス(14)とを形成している。操作弁(11)が第1位置をとるとき、第2接続室(83)と第3接続室(82)とが接続されて、アクチュエータ(19)に作用している負荷圧を第1の値のブリードオフ弁用パイロット圧としてブリードオフ弁(4)に与える。さらに、第1接続室(81)が第1オリフィス(18)を介して第2接続室(83)に接続されて、ブリードオフ弁(4)により昇圧されたメイン圧と負荷圧との圧力差と第1オリフィスの開口面積とで決まる流量の作動流体をアクチュエータ(19)に投入する。
【0049】
操作弁(11)が中立位置または第2位置をとるとき、第1接続室(81)は第2オリフィス(14)を介して第3接続室(82)に接続されて、操作弁(11)は第2の値のブリードオフ弁用パイロット圧をブリードオフ弁(4)に与える。
【0050】
リリーフバルブ(16)を更に具備し、リリーフバルブ(16)は、操作弁(11)が中立位置または第2位置であり第2の値のブリードオフ弁用パイロット圧が所定の圧力より高いとき、ブリードオフ弁用パイロット圧を伝達する作動流体をドレンする。第2の値のブリードオフ弁用パイロット圧は、上限を有する。
【0051】
メインスプール(72)はメインスプール室(71)とともに、タンク(7)に接続されたドレン管路(5)に接続され作動流体をドレンする第4接続室(84)を更に形成し、リリーフバルブ(16)は、操作弁(11)が中立位置または第2位置をとるとき、第3接続室(82)と第4接続室(84)に接続されて、第3接続室(82)の圧力が所定の圧力より高い場合に作動流体をドレンし、操作弁(11)が第1位置をとるとき、第3接続室(82)の作動流体をドレンしないことが好ましい。
【0052】
第2接続室(83)は、操作弁(11)が第2位置をとるとき第4接続室(84)に接続されて、アクチュエータ(19)から作動流体をドレンすることが好ましい。
【0053】
電磁比例減圧弁に電流が入力されているときブリードオフ弁用パイロット圧を伝達する作動流体をドレンしないで、電磁比例減圧弁に電流が入力されていないときブリードオフ弁用パイロット圧を伝達する作動流体をドレンするアンロード用ソレノイドバルブ(31)を更に具備することが好ましい。
【0054】
ブリードオフ弁(4)と操作弁(11)との間に介設され、メイン圧が他の所定の圧力より低いときメイン圧を操作用パイロット圧として電磁比例減圧弁に与え、メイン圧が他の所定の圧力より高いときメイン圧を他の所定の圧力に減圧して操作用パイロット圧として電磁比例減圧弁に与える減圧弁(28)を更に具備することが好ましい。
【0055】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明による圧力補償油圧回路の実施の形態を説明する。その圧力補償油圧回路1は、図1に示されるように、油圧源2を備えている。油圧源2は、ポンプ圧管路3を介してブリードオフ弁4に接続されている。油圧源2は、油圧エネルギーを発生させ、ポンプ圧管路3にポンプ圧を与えている。ブリードオフ弁4は、ドレン管路5に接続され、メイン圧管路6に接続されている。ドレン管路5はタンク7に接続され、ドレン管路5の油圧は概ね0である。
【0056】
ブリードオフ弁4は、パイロット圧管路8とスプリング9とを備えている。パイロット圧管路8は、その油圧であるブリードオフ弁用パイロット圧PLSをブリードオフ弁4に与えている。ブリードオフ弁4には、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSとスプリング9とにより作用する力Faと、ポンプ圧により作用する力Fbとが加わっている。ブリードオフ弁4は、常時ポンプ圧管路3をメイン圧管路6に接続している。このため、ポンプ圧管路3の油圧は、メイン圧管路6の油圧に概ね等しい。ブリードオフ弁4は、力Faが力Fbより小さいとき(Fa<Fb)、ポンプ圧管路3をドレン管路5に接続してポンプ圧管路3とメイン圧管路6の油圧を減少させる。
【0057】
即ち、ブリードオフ弁4がメイン圧管路6に与えるメイン圧Pは、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高く、次式:
P=PLS+ΔP
で表される。所定の油圧ΔPは、スプリング9により決定される。
【0058】
メイン圧管路6は、スプール切り換え弁11に接続されている。スプール切り換え弁11は、4つのポートを有し、その4つのポートは、メイン圧管路6、ドレン管路5、管路12および管路13とにそれぞれ接続されている。管路12は、シリンダー19に接続されている。スプール切り換え弁11は、中立位置、下降位置および上昇位置の3位置をとることができる。
【0059】
ポンプ圧管路3は、さらに減圧弁28に接続している。減圧弁28は、管路29に接続されている。減圧弁28は、管路29の油圧が所定の圧力以上になるとポンプ圧管路3と管路29の接続を切って、管路29の油圧の上限を決定している。なお、この減圧弁28は、設置しなくても構わない。管路29は、図示されていない電磁比例減圧弁を介してスプール切り換え弁11に接続されている。電磁比例減圧弁は、作業者の操作により電流が入力される。電磁比例減圧弁は、管路29から与えられた油圧である操作用パイロット圧Ppと電流とに基づいてスプール切り換え弁11に油圧を与える。スプール切り換え弁11に与えられる油圧は、その電流に概ね比例しており、操作用パイロット圧Ppより低い。スプール切り換え弁11は、電磁比例減圧弁から与えられた油圧により、3位置を切り換える。
【0060】
管路13は、シャトル弁21に接続されている。シャトル弁21は、管路22に接続され、管路23に接続されている。管路22は、他のセクションを操作する図示されていない切り換え弁に接続されている。シャトル弁21は、管路13または管路22のいずれか油圧が高圧の方と管路23とを接続する。
【0061】
管路23は、フィルター24に接続されている。フィルター24は、管路25に接続されている。フィルター24は、通過する作動油に混入される不純物を除去する。管路25は、オリフィス26を介してパイロット圧管路8に接続されている。
【0062】
パイロット圧管路8は、リリーフ弁27に接続されている。リリーフ弁27は、ドレン管路5に接続されている。リリーフ弁27は、パイロット圧管路8の油圧が所定の圧力以上になるとパイロット圧管路8をドレン管路5に接続して、パイロット圧管路8の油圧の上限を決定している。
【0063】
パイロット圧管路8は、さらにアンロード用ソレノイドバルブ31に接続されている。アンロード用ソレノイドバルブ31は、電磁比例減圧弁に電流が入力されると即時に、電流が入力されてパイロット圧管路8とドレン管路5をの接続を切断する。このような切断により、スプール切り換え弁11を中立位置から他の位置に切り替える瞬間に、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSはブリードオフ弁4に与えられ、電磁比例減圧弁にスプール切り換え弁11の位置を切り替えるために必要な操作用パイロット圧が与えられる。
【0064】
アンロード用ソレノイドバルブ31は、電磁比例減圧弁に電流が入力されていないときに、電流が入力されないでパイロット圧管路8とドレン管路5を接続して、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSを概ね0にしてメイン圧を所定の油圧ΔPまで減圧させる。この減圧により、油圧源2にかかる負荷を下げて、ポンプ駆動に要する燃費を向上させる。なお、このアンロード用ソレノイドバルブ31は、設置されていなくても構わない。アンロード用ソレノイドバルブ31が設置されていないときには、電磁比例減圧弁にスプール切り換え弁11の位置を切り替えるために必要な操作用パイロット圧が常時に与えられている。
【0065】
スプール切り換え弁11は、中立位置、上昇位置および下降位置の3位置をとることができる。中立位置では、管路12は閉じられ、メイン圧管路6は管路13にオリフィス14を介して接続され、管路13はオリフィス15とリリーフバルブ16とを介してドレン管路5に接続される。リリーフバルブ16は、管路13の油圧が所定の圧力以上になると管路13をドレン管路5に接続する。リリーフバルブ16は、管路13が所定の油圧以上になることを防止する。
【0066】
このとき、メイン圧管路6からスプール切り換え弁11に入力されたメイン圧は、オリフィス14を介して管路13にブリードオフ弁用パイロット圧PLSとして与えられる。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは管路13からシャトル弁21、フィルター24およびオリフィス26を介してブリードオフ弁4に与えられる。ブリードオフ弁4は、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSに応答してブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高圧のメイン圧を生成しメイン圧管路6に与える。さらに、リリーフバルブ16は、シリンダー19の負荷圧を管路13に導かないときのブリードオフ弁用パイロット圧PLSの昇圧の上限を制限している。このため、必要以上にメイン圧が上昇することが防止される。
【0067】
この結果、スプール切り替え弁11が中立位置にあっても、メイン圧は昇圧されており、操作用パイロット圧Ppも昇圧されている。このため、スプール切り換え弁11は、応答性良く操作されることができる。さらに、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、上限を有しているため、メイン圧が必要以上に昇圧されることを防止している。
【0068】
下降位置では、管路12はドレン管路5に可変オリフィス17を介して接続され、メイン圧管路6は管路13にオリフィス14を介して接続され、管路13はオリフィス15とリリーフバルブ16とを介してドレン管路5に接続される。リリーフバルブ16は、管路13の油圧が所定の圧力以上になると管路13をドレン管路5に接続する。
【0069】
このとき、スプール切り換え弁11は、管路12から可変オリフィス17を介して作動油をドレン管路5にドレンする。スプール切り換え弁11は、さらに、中立位置であるときと同様に、メイン圧管路6からスプール切り換え弁11に入力されたメイン圧は、オリフィス14を介して管路13にブリードオフ弁用パイロット圧PLSとして与えられる。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは管路13からシャトル弁21、フィルター24およびオリフィス26を介してブリードオフ弁4に入力される。ブリードオフ弁4は、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSに応答してブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高圧のメイン圧を生成しメイン圧管路6に与える。リリーフバルブ16は、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSの昇圧の上限を制限している。
【0070】
この結果、スプール切り替え弁11が下降位置にあっても、メイン圧は昇圧されており、操作用パイロット圧Ppも昇圧されている。このため、スプール切り換え弁11は、応答性良く操作されることができる。さらに、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、上限を有しているため、メイン圧が必要以上に昇圧されることを防止している。
【0071】
上昇位置では、ドレン管路5は閉じられ、メイン圧管路6は可変オリフィス18を介して管路12に接続され、管路12は管路13に接続されている。このとき、管路12の負荷圧は管路13からシャトル弁21、フィルター24およびオリフィス26を介してブリードオフ弁4にブリードオフ弁用パイロット圧PLSとして入力される。ブリードオフ弁4は、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSに応答してメイン圧をブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ昇圧させる。
【0072】
ブリードオフ弁4に与えられるブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、シリンダー19の負荷圧以外から昇圧されない。このため、ロードセンシングが正常に機能し、制御性がよい。
【0073】
図2は、ブリードオフ弁4およびスプール切り換え弁11を詳細に示している。ブリードオフ弁4およびスプール切り換え弁11は、本体50に設けられている。本体50は、円筒形の滑り面を有するスプール室51を備えている。スプール室51には、スプール52が設けられている。スプール52は、スプール室51に内接して、軸方向Aと平行な方向に滑り運動可能に挿入されている。ブリードオフ弁4は、スプール室51とスプール52とから構成されている。
【0074】
スプール52は、スプリング側部分53、中央部分54、圧力室側部分55とから形成されている。スプリング側部分53には、スプリング室56が設けられている。スプリング室56には、スプリング9が設けられている。スプリング9は、スプール52を軸方向Aに押している。スプリング室56はパイロット圧管路8に接続され、スプリング室56にはブリードオフ弁用パイロット圧PLSが加わっている。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、スプール52を軸方向Aに押している。
【0075】
中央部分54には、ポンプ圧管路3に接続されている接続室57が設けられ、ドレン管路5に接続されている接続室58が設けられている。接続室57は、さらにメイン圧管路6に接続されている。接続室57と接続室58との間には、可変オリフィス59が介設されている。可変オリフィス59のオリフィス面積は、スプール52が軸方向Aの反対方向に移動すると大きくなり、スプール52が軸方向Aに移動すると小さくなり終には接続室57と接続室58とは閉じられる。圧力室側部分55には、圧力室61が設けられている。中央部分54と圧力室側部分55との内部には、スプール52の軸に沿って流路孔62が設けられている。流路孔62は、接続室57を圧力室61に接続している。圧力室61の油圧は、スプール52を軸方向Aの反対方向に押している。
【0076】
スプリング室56のスプリング9がスプール52を押す力とブリードオフ弁用パイロット圧PLSがスプール52を押す力との合力Faが圧力室61の油圧がスプール52を押す力Fbより大きいとき(Fa>Fb)、スプール52は軸方向Aに移動し、可変オリフィス59が閉じてメイン圧Pは上昇する。Fa<Fbのとき、スプール52は軸方向Aの反対方向に移動し、可変オリフィス59が開いてメイン圧Pは減少する。
【0077】
即ち、ブリードオフ弁4がメイン圧管路6に与えるメイン圧Pは、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高く、次式:
P=PLS+ΔP
で表される。所定の油圧ΔPは、スプリング9とスプール52の受圧面積により決定される。図2に示されているブリードオフ弁4は、接続室57が接続室58と閉じられている位置であり、スプール52が軸方向Aの反対方向に移動することにより可変オリフィス59のオリフィス面積は、大きくなる。
【0078】
本体50には、円筒形の滑り面を有するメインスプール室71がさらに設けられている。メインスプール室71には、メインスプール72が設けられている。メインスプール72は、メインスプール室71に内接して、軸方向Bと平行な方向に滑り運動可能に挿入されている。スプール切り換え弁11は、メインスプール室71とメインスプール72とから構成されている。
【0079】
メインスプール室71の両端は、キャップ63とキャップ66とにより閉じられている。キャップ63は、スプリング室64を形成している。スプリング室64には、スプリング65が設けられている。スプリング65は、メインスプール72を軸方向Bの反対方向に押している。スプリング室64は、図示されていない電磁比例減圧弁を介して管路29に接続されている。電磁比例減圧弁は、与えられる電流に基づいてスプリング室64に油圧を与える。スプリング室64の油圧は、メインスプール72を軸方向Bの反対方向に押している。
【0080】
キャップ66は、スプリング室67を形成している。スプリング室67には、スプリング68が設けられている。スプリング68は、メインスプール72を軸方向Bに押している。スプリング室67は、図示されていない電磁比例減圧弁を介して管路29に接続されている。電磁比例減圧弁は、与えられる電流に基づいてスプリング室67に油圧を与える。スプリング室67の油圧は、メインスプール72を軸方向Bに押している。図2に示されているスプール切り換え弁11は、中立位置である。
【0081】
メインスプール72は、第1部分73、第2部分74および第3部分75とから形成されている。第1部分73には、接続室81が設けられている。接続室81は、メイン圧管路6に接続している。第2部分74には、接続室82が設けられている。接続室81は、オリフィス14を介して接続室82に接続されている。オリフィス14は、メインスプール72に形成される浅くて狭い溝から構成されている。オリフィス14は、メインスプール72が軸方向Bに移動することにより閉じられる。
【0082】
接続室81は、可変オリフィス18を介して接続室82にさらに接続されている。可変オリフィス18は、中立位置では閉じられ、メインスプール72が軸方向Bに移動することによりオリフィス面積が大きくなる。
【0083】
第2部分74には、接続室83が設けられている。接続室83は、管路12に接続されている。第3部分75には、接続室84がさらに設けられている。接続室84は、ドレン管路5に接続されている。接続室83は、可変オリフィス17を介して接続室84に接続している。可変オリフィス17は、中立位置では閉じられ、メインスプール72が軸方向Bの反対方向に移動することによりオリフィス面積が大きくなる。
【0084】
第3部分75の内部には、スプール室85が設けられている。スプール室85と接続室84との間には、流路孔91が介設されている。スプール室85の内部には、滑り運動可能に、弁体86が設けられている。メインスプール72の第2部分74の内部に、圧力室88が設けられている。圧力室88は、接続室82にオリフィス15を介して接続されている。スプール室85と圧力室88との間には、弁座87が介設されて接続されている。スプール室85には、スプリング89が備えられている。スプリング89は、弁体86をメインスプール72に対して軸方向Cに押している。
【0085】
弁体86は、軸方向Cに押されて弁座87にシートすることにより、圧力室88と接続室84との流路を閉じる。流路孔91は、中立位置では接続室84と接続され、メインスプール72が軸方向Bに移動することにより閉じられる。流路孔91が接続室84に接続しているとき、圧力室88の油圧が所定の圧力を越えると弁体86が軸方向Cの反対方向に移動して、圧力室88の油圧の上限を決定している。
【0086】
スプール切り換え弁11が中立位置であるとき、メイン圧管路6から接続室81に入力されたメイン圧は、オリフィス14を通過して接続室82にブリードオフ弁用パイロット圧PLSとして伝達される。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、オリフィス15を介して圧力室88に伝達される。圧力室88に伝達された油圧が所定の圧力以上であれば、リリーフバルブ16が開いて作動油は接続室84にドレンされて、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは減圧される。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは管路13からシャトル弁21、フィルター24およびオリフィス26を介してブリードオフ弁4に入力される。ブリードオフ弁4は、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSに応答してブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高圧のメイン圧を生成しメイン圧管路6に与える。
【0087】
この結果、スプール切り替え弁11が中立位置にあっても、メイン圧は昇圧されており、操作用パイロット圧Ppも昇圧されている。このため、スプール切り換え弁11は、応答性良く操作されることができる。さらに、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、上限を有しているため、メイン圧が必要以上に昇圧されることを防止している。
【0088】
メインスプール72が中立位置から軸方向Bの反対方向に移動すると、スプール切り換え弁11は下降位置に切り換わる。スプール切り換え弁11が下降位置であるとき、中立位置であるときと同様に、メイン圧管路6から接続室81に入力されたメイン圧は、オリフィス14を通過して接続室82にブリードオフ弁用パイロット圧PLSとして伝達される。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、オリフィス15を介して圧力室88に伝達される。圧力室88伝達された油圧が所定の圧力以上であれば、リリーフバルブ16が開いて作動油は接続室84にドレンされて、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは減圧される。ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは管路13からシャトル弁21、フィルター24およびオリフィス26を介してブリードオフ弁4に入力される。ブリードオフ弁4は、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSに応答してブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高圧のメイン圧を生成しメイン圧管路6に与える。管路12から接続室83に入力された作動油は、可変オリフィス17を介して接続室84にドレンされる。
【0089】
この結果、スプール切り替え弁11が下降位置にあっても、メイン圧は昇圧されており、操作用パイロット圧Ppも昇圧されている。このため、スプール切り換え弁11は、応答性良く操作されることができる。さらに、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、上限を有しているため、メイン圧が必要以上に昇圧されることを防止している。
【0090】
メインスプール72が中立位置から軸方向Bに移動すると、スプール切り換え弁11は上昇位置に切り換わる。スプール切り換え弁11が上昇位置であるとき、負荷圧PCが接続室83から接続室82に入る。接続室82に入った負荷圧は、管路13からシャトル弁21、フィルター24およびオリフィス26を介してブリードオフ弁4にブリードオフ弁用パイロット圧PLSとして入力される。ブリードオフ弁4は、ブリードオフ弁用パイロット圧PLSに応答してブリードオフ弁用パイロット圧PLSより所定の油圧ΔPだけ高圧のメイン圧を生成しメイン圧管路6に与える。メイン圧管路6から接続室81に入力されたメイン圧により、可変オリフィス18の開口面積とオリフィス前後の圧力差(所定の油圧ΔPとなる)で決まる流量が管路12に供給されシリンダ19を運動(上昇)する。
【0091】
ブリードオフ弁4に与えられるブリードオフ弁用パイロット圧PLSは、シリンダー19に与えられる負荷圧以外から昇圧されない。このため、圧力補償が正常に機能し、制御性がよい。
【0092】
【発明の効果】
本発明による圧力補償油圧回路は、ロードセンシングによる圧力補償を確実に実行することができ、ロードセンシングを実行していないときであってもメイン圧を安定して確保することができる。その結果、圧力補償油圧回路の操作性、応答性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による圧力補償油圧回路の実施の形態を示す油圧回路図である。
【図2】図2は、ブリードオフ弁とスプール切り換え弁とを示す断面図である。
【図3】図3は、公知のロードセンシング回路の実施の形態を示す油圧回路図である。
【図4】図4は、公知のブリードオフ弁とスプール切り換え弁とを示す断面図である。
【図5】図5は、公知のダイナミックシグナルタイプロードセンシング回路の実施の形態を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
1…圧力補償油圧回路
2…油圧源
3…ポンプ圧管路
4…ブリードオフ弁
5…ドレン管路
6…メイン圧管路
7…タンク
8…パイロット圧管路
9…スプリング
11…スプール切り換え弁
12,13,22,23,25,29…管路
14,15…オリフィス
16…リリーフバルブ
17,18…可変オリフィス
19…シリンダー
21…シャトル弁
24…フィルター
26…オリフィス
27…リリーフ弁
28…減圧弁
31…アンロード用ソレノイドバルブ
50…本体
51…スプール室
52…スプール
53…スプリング側部分
54…中央部分
55…圧力室側部分
56…スプリング室
57,58…接続室
59…可変オリフィス
61…圧力室
62…流路孔
63,66…キャップ
64,67…スプリング室
65,68…スプリング
71…メインスプール室
72…メインスプール
73…第1部分
74…第2部分
75…第3部分
81,82,83,84…接続室
85…スプール室
86…弁体
87…弁座
88…圧力室
89…スプリング
91…流路孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pressure compensation hydraulic circuit, and more particularly to a pressure compensation hydraulic circuit used for load sensing.
[0002]
[Prior art]
A load sensing circuit that controls the hydraulic pressure applied to the actuator based on the hydraulic pressure received by the actuator is used. FIG. 3 shows a known general load sensing circuit. The
[0003]
The bleed-off
[0004]
That is, the main pressure P applied to the
P = P LS + ΔP
It is represented by The predetermined oil pressure ΔP is determined by the
[0005]
The
[0006]
The
[0007]
The
[0008]
The
[0009]
The
[0010]
The
[0011]
In the raised position, the
[0012]
In the lowered position, the conduit 112 is connected to the
[0013]
FIG. 4 shows the bleed-off
[0014]
The spool 152 includes a
[0015]
The
[0016]
The force with which the
[0017]
That is, the main pressure P applied to the
P = P LS + ΔP
It is represented by The predetermined oil pressure ΔP is determined by the pressure receiving area of the
[0018]
The
[0019]
Both ends of the
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
A
[0023]
A flow path hole 188 is provided inside the second portion 174 and the
[0024]
When the
[0025]
When the
[0026]
When the
[0027]
Pilot pressure P for bleed-off valve applied to the
[0028]
A dynamic signal type load sensing circuit in which the response of the load sensing circuit is improved is known. FIG. 5 shows a known dynamic signal type load sensing circuit. The dynamic signal type load sensing circuit 201 includes a
[0029]
The bleed-off
[0030]
That is, the main pressure P applied to the
P = P LS + ΔP
It is represented by The predetermined oil pressure ΔP is determined by the
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
In the lowered position, the
[0038]
In the raised position, the
[0039]
The bleed-off
[0040]
For this reason, the main pressure becomes unstable and the controllability decreases. Worst case pilot pressure P for bleed-off valve LS However, there is a risk that the pressure increases to the relief pressure of the
[0041]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a pressure compensation hydraulic circuit with good operability and good controllability.
Another object of the present invention is to provide a pressure compensation hydraulic circuit that reliably executes load sensing and has good responsiveness.
Still another object of the present invention is to provide a pressure compensation hydraulic circuit that stably secures a main pressure even when load sensing is not being performed.
[0042]
[Means for Solving the Problems]
Means for solving the problem is expressed as follows. Technical matters appearing in the expression are appended with numbers, symbols, etc. in parentheses (). The numbers, symbols, and the like are technical matters constituting at least one embodiment or a plurality of embodiments of the present invention, or a plurality of embodiments, in particular, the embodiments or examples. This corresponds to the reference numbers, reference symbols, and the like attached to the technical matters expressed in the drawings corresponding to. Such reference numbers and reference symbols clarify the correspondence and bridging between the technical matters described in the claims and the technical matters of the embodiments or examples. Such correspondence and bridging does not mean that the technical matters described in the claims are interpreted as being limited to the technical matters of the embodiments or examples.
[0043]
The pressure compensation hydraulic circuit according to the present invention is a pilot pressure (P LS ) And a bleed-off valve (4) that increases the main pressure, and an operation valve (11) that can take a neutral position, a first position, and a second position and is connected to the actuator (19). is doing. When the operation valve (11) takes the first position, the actuator (19) is driven based on the main pressure, and the load pressure (P C ) Is the pilot pressure (P) for the bleed-off valve having the first value by the operation valve (11). LS ) As a pre-off valve (4). When the operation valve (11) takes the neutral position or the second position, the load pressure (P C ) Is the pilot pressure for the bleed-off valve (P LS ) Is not given to the bleed-off valve (4), but the operation valve (11) has a second value of the bleed-off valve pilot so that the main pressure necessary to stroke the operation valve (11) is generated. Pressure (P LS ) To the bleed-off valve (4).
[0044]
The bleed-off valve (4) is a pilot pressure (P LS The main pressure higher by a predetermined pressure is applied to the operation valve (11) to control the pressure difference between the main pressure and the pilot pressure for the bleed-off valve to be constant. The operation valve (11) moves the actuator (19) by supplying the working fluid to the actuator (19) or draining the working fluid in the actuator (19).
[0045]
The operation valve (11) includes an electromagnetic proportional pressure reducing valve. The bleed-off valve (4) applies the main pressure as an operation pilot pressure to the electromagnetic proportional pressure reducing valve. The electromagnetic proportional pressure reducing valve applies hydraulic pressure approximately proportional to the input current to the operating valve (11) based on the operating pilot pressure given from the bleed-off valve (4), and the operating valve (11) is electromagnetically proportional. Based on the hydraulic pressure applied from the pressure reducing valve, the position is switched to the first position, the second position, or the neutral position. At this time, the pilot pressure for operation has sufficient pressure to switch the operation valve (11) to any one of the first position, the second position, and the neutral position.
[0046]
Based on the main pressure, the operating pilot pressure (P) used to switch the operating valve (11) from the neutral position to either the first position or the second position. p ) Is further generated. Pilot pressure for operation (P p ) Is determined by the pressure reducing valve (28), and is approximately equal to the main pressure when the main pressure is lower than the maximum value. Therefore, it is preferable that the main pressure has sufficient pressure to switch the operation valve (11) from the neutral position to either the first position or the second position. Such operation pilot pressure (P p ) Improve the response of the hydraulic circuit.
[0047]
The first value of the bleed-off valve pilot pressure is approximately equal to the load pressure. When the operation valve (11) is in the first position, it applies a bleed-off valve pilot pressure having a first value substantially equal to the load pressure to the bleed-off valve (4), and when the operation valve (11) is in the neutral position or the second position. A bleed-off valve pilot pressure having a second value independent of the load pressure applied to the actuator is applied to the bleed-off valve (4).
[0048]
The operation valve (11) has a main spool (72) and a main spool chamber (71). The main spool (72) is provided with a first connection chamber (81) to which main pressure is applied together with the main spool chamber (71), and an actuator. A second connection chamber (83) connected to (19), a third connection chamber (82) for providing pilot pressure for a bleed-off valve, a first orifice (18), and a second orifice (14). Forming. When the operation valve (11) takes the first position, the second connection chamber (83) and the third connection chamber (82) are connected, and the load pressure acting on the actuator (19) is set to the first value. Is applied to the bleed-off valve (4) as a pilot pressure for the bleed-off valve. Further, the first connection chamber (81) is connected to the second connection chamber (83) via the first orifice (18), and the pressure difference between the main pressure and the load pressure increased by the bleed-off valve (4). And a working fluid having a flow rate determined by the opening area of the first orifice is charged into the actuator (19).
[0049]
When the operation valve (11) takes the neutral position or the second position, the first connection chamber (81) is connected to the third connection chamber (82) via the second orifice (14), and the operation valve (11). Gives a bleed-off valve pilot pressure of the second value to the bleed-off valve (4).
[0050]
The relief valve (16) further includes a relief valve (16), when the operation valve (11) is in the neutral position or the second position and the second value of the bleed-off valve pilot pressure is higher than a predetermined pressure, Drains the working fluid that transmits the pilot pressure for the bleed-off valve. The second value of the bleed-off valve pilot pressure has an upper limit.
[0051]
The main spool (72), together with the main spool chamber (71), further forms a fourth connection chamber (84) connected to the drain pipe (5) connected to the tank (7) to drain the working fluid, and the relief valve (16) is connected to the third connection chamber (82) and the fourth connection chamber (84) when the operation valve (11) takes the neutral position or the second position, and the pressure of the third connection chamber (82). It is preferable that the working fluid is drained when the pressure is higher than a predetermined pressure, and the working fluid in the third connection chamber (82) is not drained when the operation valve (11) takes the first position.
[0052]
The second connection chamber (83) is preferably connected to the fourth connection chamber (84) when the operation valve (11) is in the second position and drains the working fluid from the actuator (19).
[0053]
Actuating the pilot pressure for the bleed-off valve without draining the working fluid that transmits the pilot pressure for the bleed-off valve when current is input to the electromagnetic proportional pressure-reducing valve. It is preferable to further comprise an unloading solenoid valve (31) for draining the fluid.
[0054]
It is interposed between the bleed-off valve (4) and the operation valve (11). When the main pressure is lower than other predetermined pressures, the main pressure is applied as an operation pilot pressure to the electromagnetic proportional pressure reducing valve, and the main pressure is It is preferable to further include a pressure reducing valve (28) that reduces the main pressure to another predetermined pressure and applies it to the electromagnetic proportional pressure reducing valve as an operation pilot pressure when the pressure is higher than the predetermined pressure.
[0055]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of a pressure compensation hydraulic circuit according to the present invention will be described with reference to the drawings. The pressure compensation hydraulic circuit 1 includes a
[0056]
The bleed-off valve 4 includes a pilot pressure line 8 and a
[0057]
That is, the main pressure P applied to the main pressure line 6 by the bleed-off valve 4 is the pilot pressure P for the bleed-off valve. LS Higher by a predetermined oil pressure ΔP,
P = P LS + ΔP
It is represented by The predetermined oil pressure ΔP is determined by the
[0058]
The main pressure line 6 is connected to the spool switching valve 11. The spool switching valve 11 has four ports, and the four ports are connected to the main pressure line 6, the
[0059]
The
[0060]
The
[0061]
The
[0062]
The pilot pressure line 8 is connected to the
[0063]
The pilot pressure line 8 is further connected to an unloading
[0064]
The unloading
[0065]
The spool switching valve 11 can take three positions: a neutral position, a raised position, and a lowered position. In the neutral position, the line 12 is closed, the main pressure line 6 is connected to the
[0066]
At this time, the main pressure input from the main pressure line 6 to the spool switching valve 11 is supplied to the
[0067]
As a result, even if the spool switching valve 11 is in the neutral position, the main pressure is increased, and the operation pilot pressure P p Is also boosted. For this reason, the spool switching valve 11 can be operated with good responsiveness. Furthermore, pilot pressure P for bleed-off valve LS Since there is an upper limit, the main pressure is prevented from being increased more than necessary.
[0068]
In the lowered position, the conduit 12 is connected to the
[0069]
At this time, the spool switching valve 11 drains the hydraulic oil from the conduit 12 through the variable orifice 17 to the
[0070]
As a result, even when the spool switching valve 11 is in the lowered position, the main pressure is increased, and the operating pilot pressure P p Is also boosted. For this reason, the spool switching valve 11 can be operated with good responsiveness. Furthermore, pilot pressure P for bleed-off valve LS Since there is an upper limit, the main pressure is prevented from being increased more than necessary.
[0071]
In the raised position, the
[0072]
Bleed-off valve pilot pressure P applied to the bleed-off valve 4 LS Is not increased from other than the load pressure of the
[0073]
FIG. 2 shows the bleed-off valve 4 and the spool switching valve 11 in detail. The bleed-off valve 4 and the spool switching valve 11 are provided in the
[0074]
The
[0075]
The
[0076]
The force by which the
[0077]
That is, the main pressure P applied to the main pressure line 6 by the bleed-off valve 4 is the pilot pressure P for the bleed-off valve. LS Higher by a predetermined oil pressure ΔP,
P = P LS + ΔP
It is represented by The predetermined oil pressure ΔP is determined by the pressure receiving area of the
[0078]
The
[0079]
Both ends of the
[0080]
The
[0081]
The
[0082]
The
[0083]
A
[0084]
A
[0085]
The
[0086]
When the spool switching valve 11 is in the neutral position, the main pressure input from the main pressure line 6 to the
[0087]
As a result, even if the spool switching valve 11 is in the neutral position, the main pressure is increased, and the operation pilot pressure P p Is also boosted. For this reason, the spool switching valve 11 can be operated with good responsiveness. Furthermore, pilot pressure P for bleed-off valve LS Since there is an upper limit, the main pressure is prevented from being increased more than necessary.
[0088]
When the
[0089]
As a result, even when the spool switching valve 11 is in the lowered position, the main pressure is increased, and the operating pilot pressure P p Is also boosted. For this reason, the spool switching valve 11 can be operated with good responsiveness. Furthermore, pilot pressure P for bleed-off valve LS Since there is an upper limit, the main pressure is prevented from being increased more than necessary.
[0090]
When the
[0091]
Bleed-off valve pilot pressure P applied to the bleed-off valve 4 LS Is not increased except for the load pressure applied to the
[0092]
【The invention's effect】
The pressure compensation hydraulic circuit according to the present invention can reliably perform pressure compensation by load sensing, and can stably ensure the main pressure even when load sensing is not being performed. As a result, the operability and responsiveness of the pressure compensation hydraulic circuit are further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a hydraulic circuit diagram showing an embodiment of a pressure compensation hydraulic circuit according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a bleed-off valve and a spool switching valve.
FIG. 3 is a hydraulic circuit diagram showing an embodiment of a known load sensing circuit.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a known bleed-off valve and a spool switching valve.
FIG. 5 is a hydraulic circuit diagram showing an embodiment of a known dynamic signal type load sensing circuit.
[Explanation of symbols]
1 ... Pressure compensation hydraulic circuit
2 ... Hydraulic power source
3 ... Pump pressure line
4 ... Bleed-off valve
5 ... Drain pipeline
6 ... Main pressure line
7 ... Tank
8 ... Pilot pressure line
9 ... Spring
11 ... Spool switching valve
12, 13, 22, 23, 25, 29 ... pipeline
14, 15 ... Orifice
16 ... Relief valve
17, 18 ... Variable orifice
19 ... Cylinder
21 ... Shuttle valve
24 ... Filter
26: Orifice
27 ... relief valve
28 ... Pressure reducing valve
31 ... Solenoid valve for unloading
50 ... Body
51 ... Spool chamber
52 ... Spool
53 ... Spring side part
54 ... Central part
55 ... Pressure chamber side
56 ... Spring room
57, 58 ... Connection room
59 ... Variable orifice
61 ... Pressure chamber
62 ... channel hole
63, 66 ... cap
64, 67 ... Spring chamber
65, 68 ... Spring
71 ... Main spool chamber
72 ... Main spool
73 ... 1st part
74 ... Second part
75 ... Third part
81, 82, 83, 84 ... Connection room
85 ... Spool chamber
86 ... Valve
87 ... Valve seat
88 ... Pressure chamber
89 ... Spring
91: Channel hole
Claims (5)
中立位置、第1位置および第2位置をとることができ、アクチュエータに接続されている操作弁とを具備し、
前記操作弁が前記第1位置をとるときに、前記アクチュエータに作用している負荷圧が第1の値の前記ブリードオフ弁用パイロット圧として前記ブリードオフ弁に導かれ、前記ブリードオフ弁は前記第1の値の前記ブリードオフ弁用パイロット圧に基づいて前記メイン圧を昇圧し、
前記操作弁が前記中立位置または前記第2位置をとるときに、前記負荷圧が前記ブリードオフ弁に導かれていなくとも前記メイン圧が昇圧されるように、前記操作弁は第2の値の前記ブリードオフ弁用パイロット圧を前記ブリードオフ弁に与え、
前記操作弁は、電磁比例減圧弁を備え、
前記ブリードオフ弁は、前記メイン圧を操作用パイロット圧として前記電磁比例減圧弁に与え、
前記電磁比例減圧弁は、前記ブリードオフ弁から与えられる前記操作用パイロット圧をもとに、入力される電流に比例した油圧を前記操作弁に与え、
前記操作弁は、電磁比例減圧弁から与えられた前記油圧に基づいて前記第1位置、前記第2位置または前記中立位置のいずれかに切り換えられ、
前記操作用パイロット圧は、前記操作弁を前記第1位置、前記第2位置または前記中立位置のいずれかに切り替えるために十分な圧力を有し、
前記操作弁は、メインスプールとメインスプール室とを有し、
前記メインスプールは、前記メインスプール室とともに、
前記メイン圧を与えられる第1接続室と、
前記アクチュエータに接続されている第2接続室と、
前記ブリードオフ弁用パイロット圧を前記ブリードオフ弁に与える第3接続室と、
第1オリフィスと、
第2オリフィスとを形成し、
前記操作弁が前記第1位置をとるとき、
前記第2接続室と前記第3接続室が接続されて、前記アクチュエータに作用している前記負荷圧を前記第1の値の前記ブリードオフ弁用パイロット圧として前記ブリードオフ弁に与え、前記ブリードオフ弁により昇圧された前記メイン圧と前記負荷圧との圧力差と、前記第1オリフィスの開口面積とで決まる流量の作動流体を前記アクチュエータに投入し、
前記操作弁が前記中立位置または前記第2位置をとるとき、
前記第1接続室は、前記第2オリフィスを介して前記第3接続室に接続されて、前記操作弁が前記第2の値の前記ブリードオフ弁用パイロット圧を前記ブリードオフ弁に与える
圧力補償油圧回路。A bleed-off valve that increases the main pressure based on the pilot pressure for the bleed-off valve;
A neutral position, a first position and a second position, and an operation valve connected to the actuator,
When the operation valve assumes the first position, a load pressure acting on the actuator is led to the bleed-off valve as a pilot pressure for the bleed-off valve having a first value, and the bleed-off valve is Boosting the main pressure based on a pilot pressure for the bleed-off valve of a first value;
When the operation valve is in the neutral position or the second position, the operation valve has a second value so that the main pressure is increased even if the load pressure is not guided to the bleed-off valve. Applying the pilot pressure for the bleed-off valve to the bleed-off valve ;
The operation valve includes an electromagnetic proportional pressure reducing valve,
The bleed-off valve applies the main pressure as an operation pilot pressure to the electromagnetic proportional pressure reducing valve,
The electromagnetic proportional pressure reducing valve, based on the pilot pressure for operation given from the bleed-off valve, gives a hydraulic pressure proportional to the input current to the operation valve,
The operation valve is switched to one of the first position, the second position and the neutral position based on the hydraulic pressure given from an electromagnetic proportional pressure reducing valve,
The operation pilot pressure, the first position the operating valve, have sufficient pressure to switch to either the second position or the neutral position,
The operation valve has a main spool and a main spool chamber,
The main spool, together with the main spool chamber,
A first connection chamber to which the main pressure is applied;
A second connection chamber connected to the actuator;
A third connection chamber for providing the bleed-off valve pilot pressure to the bleed-off valve;
A first orifice;
Forming a second orifice;
When the operation valve takes the first position,
The second connection chamber and the third connection chamber are connected, and the load pressure acting on the actuator is applied to the bleed-off valve as the bleed-off valve pilot pressure of the first value, and the bleed A working fluid having a flow rate determined by a pressure difference between the main pressure and the load pressure boosted by an off valve and an opening area of the first orifice is introduced into the actuator,
When the operation valve takes the neutral position or the second position,
The first connection chamber is connected to the third connection chamber via the second orifice, and the operation valve gives the bleed-off valve pilot pressure of the second value to the bleed-off valve. Hydraulic circuit.
リリーフバルブを更に有し、
前記リリーフバルブは、前記操作弁が前記中立位置または前記第2位置をとり前記第2の値の前記ブリードオフ弁用パイロット圧が所定の圧力より高いとき、前記ブリードオフ弁用パイロット圧を伝達する作動流体をドレンする
圧力補償油圧回路。In claim 1 ,
A relief valve,
The relief valve transmits the bleed-off valve pilot pressure when the operation valve is in the neutral position or the second position and the bleed-off valve pilot pressure of the second value is higher than a predetermined pressure. Pressure compensation hydraulic circuit that drains working fluid.
前記メインスプールは、前記メインスプール室とともに、タンクに接続されたドレン管路に接続される第4接続室を更に形成し、
前記リリーフバルブは、
前記操作弁が前記中立位置または前記第2位置をとるとき前記第3接続室と前記第4接続室に接続して前記第3接続室の圧力が前記所定の圧力より高い場合に作動流体をドレンし、
前記操作弁が前記第1位置をとるとき第3接続室の前記作動流体をドレンしない
圧力補償油圧回路。In claim 2 ,
The main spool, together with the main spool chamber, further forms a fourth connection chamber connected to a drain line connected to a tank,
The relief valve is
When the operation valve is in the neutral position or the second position, the working fluid is connected to the third connection chamber and the fourth connection chamber, and the working fluid is drained when the pressure in the third connection chamber is higher than the predetermined pressure. And
A pressure compensating hydraulic circuit that does not drain the working fluid in the third connection chamber when the operation valve takes the first position.
前記第2接続室は、前記操作弁が前記第2位置をとるとき前記第4接続室に接続されて、前記負荷圧を伝達する作動流体をドレンする
圧力補償油圧回路。In claim 3 ,
The second connection chamber is connected to the fourth connection chamber when the operation valve assumes the second position, and drains the working fluid that transmits the load pressure. Pressure compensation hydraulic circuit.
前記電磁比例減圧弁に前記電流が入力されているとき前記ブリードオフ弁用パイロット圧を伝達する作動流体をドレンしないで、前記電磁比例減圧弁に前記電流が入力されていないとき前記ブリードオフ弁用パイロット圧を伝達する作動流体をドレンするアンロード用ソレノイドバルブ
を更に具備する圧力補償油圧回路。 In any one of Claims 1-4 .
Do not drain the working fluid that transmits the pilot pressure for the bleed-off valve when the current is input to the electromagnetic proportional pressure reducing valve, and for the bleed-off valve when the current is not input to the electromagnetic proportional pressure reducing valve A pressure compensating hydraulic circuit further comprising an unloading solenoid valve for draining a working fluid that transmits pilot pressure .
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