JP3751395B2 - 包装機への物品供給装置及びその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、予め定めた重量又は容積に計量された菓子等の物品を順次包装機に供給する包装機への物品供給装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記包装機への物品供給装置の一例を図6乃至図8を参照して説明する。図6は、計量器1とこの計量器1により計量された物品2を包装する包装機3を示す。計量器1は、組合せ秤である。この組合せ秤1によると、まず、例えばポテトチップス等の物品2の重量を各計量ホッパ4により計量し、合計重量が予め設定されている目標重量又はそれに近い重量のポテトチップス2が収容されている計量ホッパ4を選択してその選択した各計量ホッパ4からポテトチップスを排出する。各計量ホッパ4から排出された合計重量が略目標重量のポテトチップスは、排出シュート5を通って下方に設置されている包装機3のフォーミングチューブ6の上側開口部内に供給される。
【0003】
包装機3は、図7に主要部を示すように、縦型ピロー包装機である。この包装機3には、ロール状に巻かれた例えばポリエチレン製の包材フィルム7が使用されている。この包材フィルム7は、一端から引き出されて各ローラ8等に掛けられ、そしてフォーミングチューブ6に押し付けた状態で設けられている引き出しベルト9とこのフォーミングチューブ6との間に挟み込まれて下方に送り出されている。従って、この引き出しベルト9を回転駆動させると、引き出しベルト9と包材フィルムとの摩擦力によってこの包材フィルムを順次下方に引き出すことができる。
【0004】
そして、ロール状に巻かれた包材フィルム7が引き出しベルト9によって順次引き出されてショルダー10を通過すると、円筒状に整形され、この円筒状に整形された包材フィルム7の両側の縦の合わせ縁は、縦シールジョウ11を通過して、この通過の際に縦シールジョウ11に設けられている電気ヒータよって加熱され、そして縦シールジョウ11の加圧面によって加圧されてシールされる。このようにして包材フィルム7がチューブ状に形成される。
【0005】
図8の(a)〜(f)は、チューブ状に形成されたフィルム(以下、「チューブ」という。)12に計量器1から供給されたポテトチップス2を投入してこのチューブ12を最終的に包装用袋14に形成する手順を示す図である。(a)は、チューブ12の下端をフォーミングチューブ6の下方に配設されている横シールジョウ13の電気ヒータよって加熱して、そしてその加圧面によって加圧して熱シールした段階、(b)は、横シールジョウ13が開き、チューブ12が1ピッチ下方に引き出された段階、(c)は、計量器1により計量されたポテトチップスがチューブ12内に投入されて底に溜まった段階、(d)は、横シールジョウ13が閉じて、1つ目の袋14の上部と2つ目の袋14の下部が同時に熱シールされた段階、(e)は計量器1から2回目に供給されたポテトチップス2が2つ目の袋14となるチューブ12の底に溜まり、横シールジョウ13に設けられている上側と下側の電気ヒータの間に仕組まれたナイフ15により上側の袋14と下側の袋14が切り離されて1つ目の袋14の形成が完了した段階であり、(f)は、横シールジョウ13が開いて1つ目の袋14が落下して排出される段階である。そして、(g)は、チューブ12が1ピッチ下方に引き出された段階である。しかる後に、工程は(d)に戻り、以降(d)、(e)、(f)、及び(g)の操作を繰り返して行い、これによって目標重量若しくはそれに近い重量のポテトチップス2が投入された袋14を順次生産することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の排出シュート5、及びフォーミングチューブ6を使用する包装機3へのポテトチップス2の供給装置によると、図8(d)に示す段階で横シールジョウ13が閉じた時に、ポテトチップス2の細片をチューブ12の内面に噛み込んだ状態でチューブ12をシールすることがある。このように、ポテトチップス2の細片を噛み込んだ状態でチューブ12をシールすると、当然その部分のシールが不完全となり、その袋14は不良品となる。不良の袋14が発生すると、生産された袋14を人手によって検査して良品と不良品とを選別する必要があり、多大な労力とコストが費やされるという問題がある。
【0007】
次に、ポテトチップス2の細片をチューブ12の内面に噛み込んだ状態でチューブ12をシールすることがある理由を図3を参照して説明する。同図に示すように、計量器1により予め定めた目標重量又はそれに近い重量に計量されたポテトチップス2が、排出シュート5の下側出口から所定の間隔をおいて1組ずつ順次排出されるが、ポテトチップス2の各組の集団21a、22a、・・・が排出シュート5及びフォーミングチューブ6を通過する間に、ポテトチップス2の細片や粉21b、・・・は、排出シュート5及びフォーミングチューブ6の内面に対して付着と乖離を繰り返すことをなし、これにより当該ポテトチップス2の組をなす集団21a、22a、・・・から遅れて後続の組をなす集団の側に広がって分散していくからである。そして、ポテトチップス2の組21aと組22aとの間の空間が横シールジョウ13の設置箇所に到達したタイミングで横シールジョウ13が閉じるようになっているので、上記分散するポテトチップスの細片21bをチューブ12の内面に噛み込んだ状態でチューブ12をシールすることとなる。また、図3に示すt2 は、計量済みポテトチップス2が計量器1から排出される時間間隔であり、計量及び包装速度を上昇させようとすると、この時間間隔t2 を短くする必要があるが、t2 を短くすると上記噛み込みの確率が高くなるので、上記噛み込みの問題が計量及び包装速度を上昇させることの妨げとなっている。
【0008】
そこで、従来、上記噛み込みの問題を解決するために、図9に示すように、排出シュート5の下側出口にシャッター16を設けたものがある。このシャッター16は、計量済みポテトチップスの組21a、22a、・・がこの下側出口に到達する度に開いた状態となって当該ポテトチップスを通過させる。そして、分散して遅れてきた細片や粉21b、22b、・・・が下側出口に到達するタイミングでは閉じた状態となって通過を阻止して後続のポテトチップスの組22a、23a、・・・に順次合流させてこの合流させたポテトチップスの各組を排出することができる。これによって、上記噛み込みの問題を解決しようとするものである。
【0009】
しかし、シャッター16及びその駆動部を採用すると、装置が大がかりとなり、費用が格段に増大する上、シャッター16の開閉を例えば毎分100回程度行わすことができないので、高速計量及び高速包装の目的を達成することができないという問題がある。更に、シャッター16を設けても、ポテトチップス2の各組21a、22a、・・がフォーミングチューブ6を通過する間に細片や粉21b、22b、・・・が上記と同様に分散することとなり、上記と同様の問題が起こる。
【0010】
本発明は、計量済み物品を包装機に順次1組ずつ供給する物品供給装置及びその方法において、物品が包装された包装体の物品の細片や粉が原因する不良を解消すると共に、高速包装機にも適用することができる安価な物品供給装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る包装機への物品供給装置は、計量手段により予め定めた重量又は容積を目標として計量された物品を1組ずつ順次包装機に供給する包装機への物品供給装置において、上記計量済み物品が上記計量手段から排出されて上記包装機により包装体に包装されるまでの通過経路の途中に設けたシュートと、このシュート内を通過中の上記計量済み物品の組と組との間に分散する分散物品が上記シュート内の所定箇所又はその手前に移動してきたときに、上記所定箇所に気体を吹き込み上記分散物品を一時的に旋回、浮遊、又は滞留させて後続の物品の組に合流させる吹き出し口と、を具備することを特徴とするものである。
【0012】
第2の発明に係る包装機への物品供給装置は、第1の発明において、上記シュートが略円筒形状であり、上記吹き出し口から気体を吹き出す方向は、上記シュートの長さ方向に対して略直交する平面内であって、上記シュートの内周面に沿う方向であることを特徴とするものである。
【0013】
第3の発明に係る包装機への物品供給装置は、第1の発明において、上記シュートが略円筒形状であり、上記吹き出し口から気体を吹き出す方向は、上記シュートの長さ方向に対して略直交する平面内であって、上記シュートの内周面に沿う方向と上記シュートの中心に向かう方向の両方向であることを特徴とするものである。
【0014】
第4の発明に係る包装機への物品供給装置は、第1、第2、又は第3の発明において、上記吹き出し口から吹き出される気体として、上記物品が包装される包装体内に特定の目的で封入される気体を使用し、上記吹き出し口から吹き出された気体が上記包装体内に封入される構成としたことを特徴とするものである。
【0015】
第5の発明に係る包装機への物品供給装置は、第1、第2、、第3、又は第4の発明において、上記包装機が縦ピロー包装機であり、上記シュートが、包材フィルムをチューブ状に形成するフォーミングチューブを兼ねるものであることを特徴とするものである。
【0016】
第6の発明に係る包装機への物品供給方法は、計量手段により予め定めた重量又は容積を目標として計量された物品を1組ずつ順次包装機に供給する包装機への物品供給方法において、上記計量済み物品が上記包装機により包装体に包装されるまでの通過経路の途中にシュートを設け、このシュート内を通過中の上記計量済み物品の組と組との間に分散する分散物品が上記シュート内の所定箇所又はその手前に移動してきた時に、上記所定箇所に気体を吹き出し口から吹き込むことにより、上記分散物品を一時的に旋回、浮遊、又は滞留させて後続の物品の組に合流させることを特徴とするものである。
【0017】
第1乃至第6の各発明は、計量手段により予め定めた重量又は容積を目標として計量された物品を1組ずつ順次包装機に供給するためのものであり、計量済み物品が通過する経路の途中にシュートを設け、このシュート内を通過中の計量済み物品の組と組との間に分散する分散物品がシュート内の所定箇所又はその手前に移動してきた時に、その所定箇所に気体を吹き出し口から吹き込むことにより、当該分散物品を一時的に旋回、浮遊、又は滞留させて後続の物品の組の集団に合流させることができる。
【0018】
第2の発明によると、吹き出し口からシュート内の所定箇所に吹き込まれた気体は、シュートの長さ方向に対して略直交する平面内であって、シュートの内周面に沿う方向に流れて旋回するので、この流れに乗せて分散物品を旋回させることができる。そして、分散物品を旋回させることによりこの分散物品をシュート内の所定箇所又はその近傍で浮遊、又は滞留させることができ、後続の物品の組の集団に合流させることができる。
【0019】
第3の発明によると、吹き出し口から気体を吹き出す吹き出し方向は、シュートの長さ方向に対して略直交する平面内であって、シュートの内周面に沿う方向とシュートの中心に向かう方向の両方向であり、シュートの内周面に沿う方向の気体の流れによって分散物品を吹き出し口の近傍で旋回させることができる。そして、シュートの中心方向に向かう気体の流れによってシュートの略中央を通過する分散物品をシュートの内周面側に移動させることができ、これによってシュートの略中心を通過する分散物品をシュートの内周面に沿う方向の気体の流れに乗せて旋回させることができる。
【0020】
第4の発明によると、吹き出し口から吹き出される気体として、物品が包装される包装体内に特定の目的で封入される気体を使用しているので、吹き出し口から吹き出された気体が物品と共に包装体内に封入されてその特別の目的を達成することができる。
【0021】
第5の発明によると、縦ピロー包装機のフォーミングチューブ内で物品の組をなす集団から分散した分散物品を後続の物品の集団に合流させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明に係る包装機3への物品供給方法を使用する構成とした包装機への物品供給装置(以下、単に「物品供給装置」ともいう。)の一実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。この実施形態の物品供給装置は、図6乃至図8で説明した従来のフォーミングチューブ6内にノズル17を設け、このノズル17に設けた吹き出し口18から所定のタイミングで気体を吹き出すようにしたものである。ただし、このフォーミングチューブ6に計量済み物品2を供給する計量器1、及びフォーミングチューブ6から排出された物品2を袋(包装体)14に包装する包装機3は、図6乃至図8に示すものと同等のものであり、それらの詳細な説明を省略する。
【0023】
フォーミングチューブ6は、図1及び図2に示すように外形が円筒形状であって上部の外側にショルダー10が配設されているのもであり、従来のものと同等であるので詳細な説明を省略する。
【0024】
ノズル17は、中空の棒状体であり、図1に示すようにフォーミングチューブ6の中心線(長さ方向)と略平行した状態でフォーミングチューブ6の内周面の下部に密着して設けられている。そして、ノズル17の先端部、即ち、フォーミングチューブ6の下部となる位置には、このノズル17の長さ方向に沿って一直線上に、一定の間隔をおいて3つの吹き出し口18が穿設されている。この3つの各吹き出し口18の吹き出し方向は、図2に示すように、フォーミングチューブ6の長さ方向に対して略直交する平面内であって、ノズル17が設けられている位置におけるフォーミングチューブ6の内周面6aに沿う方向(所定箇所に向かう方向)である。また、このノズル17の吹き出し口18が穿設されている側の面と反対側の面には、フォーミングチューブ6内で旋回する分散物品がノズル17に引っ掛かって溜まらないようにするための案内部19を形成してある。
【0025】
そして、図1に示すように、ノズル17は、導管20、電磁弁24、及び導管25を介して圧力気体供給源26と接続している。電磁弁24は、包装機3(又は計量器1)の動作タイミング信号に基づいて開閉動作する。この開閉のタイミングは、計量器1から1組ずつ排出されてくる計量済み物品の各集団21a、22a、・・・が3つの吹き出し口18の側方を通過した直後ごとに開状態となり、計量済み物品の各集団22a、23a、・・・が3つの吹き出し口18の箇所の手前に到達した時ごとに閉状態となるように制御回路(図示せず)によって制御されている。
【0026】
なお、ノズル17から吹き出される圧力気体として、物品が変質する可能性のある食品等の場合は、その変質を抑制することができる窒素ガス等の不活性ガスを使用するとよいし、物品が変質する可能性の少ないものである場合は、空気を使用してもよい。
【0027】
次に、上記のように構成された包装機3への物品供給装置の作用を説明する。まず、組合せ秤である計量器1により予め定めた目標重量又はそれに近い重量(以下、単に「目標重量等」という。)の物品(例えばポテトチップス)2が計量されると、この計量済み物品2は、図6に示す排出シュート5の下側出口から所定の間隔をおいて1組ずつ順次排出されて、フォーミングチューブ6内を落下する。ここで、ポテトチップス2の細片や粉は、排出シュート5及びフォーミングチューブ6の内面に対して付着と乖離を繰り返して、当該ポテトチップスの組をなす集団21a、22a、・・・から遅れて後続の組をなす集団22a、23a、・・・の側に広がって分散していく。この分散していくポテトチップスの細片や粉が請求項1に記載の分散物品21b、22b、・・・である。
【0028】
次に、計量済み物品の先頭の第1の組の集団21aが、ノズル17に設けられている3つの吹き出し口18の側方を通過した直後、即ち、第1の分散物品21bが吹き出し口18のある側方(又はその近傍)に到達した時に電磁弁24が開状態となり、この3つの吹き出し口18から圧力気体が吹き出される。この吹き出された気体は、図2の矢印21に示すように、略吹き出し口18の高さの略水平面内でフォーミングチューブ6の内周面6aに沿って反時計方向に旋回し、この旋回によって略吹き出し口18の高さ位置に存在するフォーミングチューブ6内の気体も押されたり、エジェクタ効果によってつられて旋回を始める。そして、第1の分散物品21bは、この気体の旋回に乗って旋回し、この旋回による遠心力によってフォーミングチューブ6の内周面6aに近づく方向に移動してこの内周面6aに沿って旋回する。このようにして旋回する第1の分散物品21bは、フォーミングチューブ6の内周面6aとの摩擦抵抗により落下が妨げられるので、略吹き出し口18の高さ位置で旋回しながら浮遊又は滞留する。このように、第1の分散物品21bを、旋回させながら所定位置で浮遊又は滞留させることができるので、第1の組の物品の集団21aが、図8(c)に示すように、下端がシールされたチューブ12内に投入された後に横シールジョウ13がチューブ12をシールした際に(図8(d))、そのシールされたチューブ12の内側には第1の分散物品21bが存在せず、従って、従来のようなシール不良を起こすことがない。
【0029】
そして、後続の計量済み物品の第2の組の集団22aが、吹き出し口18の側方(又はその近傍)に移動してきた時に電磁弁24が閉状態となって吹き出し口18からの気体の吹き出しが止まる。この際、計量済み物品の第2の組の集団22aは、その旋回している第1の分散物品21bと合流して落下し、この合流した物品の集団(第2の組の集団22aと第1の分散物品21b)は、旋回することなく図8(e)に示すように下端がシールされたチューブ12内に落下して投入される。しかる後に、図8(f)、図8(g)、及び図8(d)の処理がなされるが、この処理の間に、計量済み物品の第2の組の集団22aが、吹き出し口18の側方を通過した直後に電磁弁24が開状態となって3つの吹き出し口18から圧力気体を吹き出し、第2の組の集団22aから遅れて落下する第2の分散物品22bを略吹き出し口18の高さ位置で旋回させながら浮遊又は滞留させる。このように、第2の分散物品22bが浮遊又は滞留しているので、図8(d)の処理において、第2の組の集団22aと第1の分散物品21bが投入されているチューブ12の上側をシールした際に、そのシールされたチューブ12の内側には第2の分散物品22bが噛み込まず、良好に上側シールを行うことができる。このようにして、計量済み物品の、(第1の組の集団21a)、(第2の組の集団22aと第1の分散物品21b)、(第3の組の集団23aと第2の分散物品22b)、(第4の組の集団24aと第3の分散物品23b)、・・・・を順次袋14に包装することができ、各袋14のシールされたチューブ12の内側には分散物品21b、22b、・・・が存在しないから良好にシールを行うことができる。そして、袋14内には、物品2と共に吹き出し口18から吹き出された気体が封入され、この気体は窒素ガス(不活性ガス)であるので、物品であるポテトチップス2の変質を抑制することができる。ただし、図8に示すチューブ12の送出し、及び横シールジョウ13の動作の手順は従来例で説明した手順と同等であるので詳細な説明を省略する。
【0030】
因みに、計量器1及び包装機3により、目標重量が100gのポテトチップスを毎分100回の能力で計量包装する場合、図3に示す1包装サイクルT≒0.6秒、計量済み物品の1組の集団が落下する(通過する)時間t1 ≒0.4秒、計量済み物品の集団の組と組のとぎれ時間t2 ≒0.2秒となる。従って、上記実施形態によれば、このt2 ≒0.2秒の間に3つの吹き出し口18からフォーミングチューブ6内に気体を吹き込み、組をなす物品の集団から遅れて落下する細片や粉等からなる分散物品を旋回気流に乗せて浮遊又は滞留させ、その分散物品を後続の組をなす物品の集団に合流させることができる。これによって、物品が横シールジョウ13を通過する際には、物品の集団の組と組のとぎれ時間t2 ≒0.2秒の間には分散物品が存在しなくなり、横シールジョウ13による分散物品の噛み込みを確実に防止することができる。なお、旋回気流は、後続の組をなす物品の集団が到達した時に消滅する程度の強さであり、従って、その後続の組をなす集団は、旋回せずに垂直方向に減速することなく略一定の高速で落下してチューブに包装される。
【0031】
ただし、上記実施形態では、ノズル17の3つの吹き出し口18の吹き出し方向を、図1及び図2に示すように、フォーミングチューブ6の長さ方向に対して直交する平面内であって、フォーミングチューブ6の内周面6aに沿う方向としたが、図4及び図5に示すように、1番上の1つの吹き出し口22の吹き出し方向を、フォーミングチューブ6の中心に向かう方向27とし、上から2番目と3番目の2つの吹き出し口18の吹き出し方向を、上記実施形態と同様にフォーミングチューブ6の内周面6aに沿う方向21とするとよい。つまり、分散物品21b、22b、・・・が比較的重量の重い塩粒等である場合、このような塩粒等がフォーミングチューブ6の中央部を通って落下すると、塩粒等をフォーミングチューブ6の内周面6aに沿って旋回する気流に乗せることができず、そのまま落下することがある。そこで、上記構成のノズル23を使用すると、1番上の吹き出し口22から吹き出された気体がフォーミングチューブ6の中央部を通って落下する塩粒等(分散物品)を強力にフォーミングチューブ6の内周面6aに近づける方向に押しやることができ、この内周面6a付近に押しやった塩粒等を、上から2番目と3番目の2つの吹き出し口18から吹き出された気体によって起こされた旋回気流に乗せることができる。これによって塩粒等の分散物品を浮遊又は滞留させることができる。勿論、吹き出し方向がフォーミングチューブ6の中心方向とした吹き出し口22の数を1つとしたが、2つ以上設けてもよいし、吹き出し方向がフォーミングチューブ6の内周面6aに沿う方向の吹き出し口18を2つ又は3つとしたが、これ以外の数としてもよい。
【0032】
そして、ノズル17又は23の取付け位置は、フォーミングチューブ6の下端部に近づけるほど、計量済み物品の組をなす集団と集団との間に存在する分散物品を効果的にその後続の集団に合流させることができるが、ノズル17又は23をフォーミングチューブ6の下端部に取り付けることが困難である場合は、これ以外の位置に取り付けてもよい。例えば計量器1に設けられている排出シュート5の円筒部分の内側に設けてもよい。また、ノズル17又は23を1本設けた構成としたが、2本以上設けた構成としてもよい。
【0033】
また、上記実施形態において、本発明に係る物品供給装置を縦ピロー包装機3に適用した例を掲げたが、これ以外の例えば物品2をボトルや箱に詰める包装機にも適用することができる。要は、分散物品によってシール不良となったり、分散物品が包装されずにこぼれることによって問題が生じるような包装機等に適用するとそのような不良や問題を解決することができる。
【0034】
更に、上記実施形態では、計量器1の例として組合せ秤を掲げたが、これに限らず、要は予め定めた重量又は容積に計量された物品を計量する計量器に適用することができ、例えば定量秤、ボリュームメトリック、又は時間制御されるオーガー式充填機にも適用することができる。
【0035】
そして、計量済み物品を垂直方向に落下するように配置したフォーミングチューブ6にノズル17又は23を設けた構成としたが、垂直方向に対して傾斜するフォーミングチューブ6にノズル17又は23を設けた構成としてもよい。また、円筒形のフォーミングチューブ6にノズル17又は23を設けた構成としたが、例えば楕円筒又は多角形筒等の筒状体のフォーミングチューブ6にノズル17又は23を設けた構成としてもよい。更に、樋状のシュートの途中にノズル17又は23を設けて、このシュートを滑落する分散物品をこのノズル17から吹き出された気体によって一時的にそのシュートの所定箇所に滞留させるようにし、計量済み物品の組をなす集団と集団との間に存在する分散物品を上記実施形態と同様にその後続の集団に合流させるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
第1乃至第6の各発明によると、シュート内を通過中の物品の組と組との間に存在する分散物品を一時的に旋回、浮遊、又は滞留させてその後続の物品の組に合流させることができる構成であるので、包装機に1組ずつ順次供給される物品の各組をなす集団と集団との間に分散物品が存在しないようにすることができる。従って、この包装機への物品供給装置及びその方法を使用して、計量済み物品を例えば図7に示す縦型ピロー包装機に供給した場合、物品の細片や粉(分散物品)をチューブの内面に噛み込んだ状態でチューブをシールすることを防止することができる。
【0037】
そして、吹き出し口から気体をシュート内の所定箇所に吹き込むことによって分散物品を一時的に旋回、浮遊、又は滞留させてその後続の物品の組をなす集団に合流させており、図7に示す従来例のようにシャッターを使用して物品を機械的にせき止めるという動作を全く行わず、従って、本発明を高速計量器から排出された物品を高速包装機に供給する場合に適用しても、物品の組と組との間に存在する分散物品を確実にその後続の組の集団に合流させて、物品の組と組との間に分散物品が存在しないようにすることができる。また、吹き出し口は、構造が簡単であり、嵩が小さく、しかも安価に製作することができる。
【0038】
第2の発明によると、吹き出し口の気体の吹き出し方向を、シュートの長さ方向に対して略直交する平面内であって、シュートの内周面に沿う方向にしたことにより、分散物品をシュート内の所定箇所又はその近傍で旋回させることができる。そして、分散物品をシュート内の所定箇所又はその近傍で旋回させることにより、その所定箇所におけるシュートの通路を横切る断面を通過する分散物品の殆ど全てを巻き込んで旋回させて浮遊又は滞留させることができる。
【0039】
第3の発明によると、吹き出し口の気体の吹き出し方向を、シュートの長さ方向に対して略直交する平面内であって、シュートの内周面に沿う方向とシュートの中心に向かう方向の両方向にしたことにより、シュートの内周面付近を通過する分散物品、及びシュートの中心付近を通過する分散物品、即ち、シュートの通路を横切る断面内を通過する全ての分散物品を、もれなくシュート内の所定箇所又はその近傍で旋回させることができ、その位置で浮遊又は滞留させることができる。そして、シュートの中心に向かう方向の気流によって、シュートの中央部を通過する比較的重量の重い分散物品でもシュートの内周面に押しやって旋回気流に乗せて浮遊又は滞留させることができる。
【0040】
第4の発明によると、吹き出し口から吹き出される気体として、物品が包装される包装体内に特定の目的で封入される気体(物品の変質防止のための不活性ガス、又は包装体を膨らませるための圧縮空気等)を使用しているので、その特定の目的のための気体を包装体内に封入する装置を不要とすることができる。このように、分散物品が包装体に与える悪影響を排除することができる上に、特定の目的のための気体を包装体内に封入する封入手段を削除することができる。
【0041】
第5の発明によると、縦ピロー包装機のフォーミングチューブ内で分散物品を後続の物品の集団に合流させることができるので、フォーミングチューブの下側開口部から排出される物品の組と組との間には分散物品が存在しておらず、従って、チューブの内面に分散物品を噛み込むことなくチューブを良好にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る包装機への物品供給装置の縦断面図である。
【図2】同実施形態の同物品供給装置を図1のA−A方向から見た拡大横断面図である。
【図3】計量済み物品が1組ずつ計量器の排出シュートの出口から排出される状態を示す図である。
【図4】同発明の他の実施形態に係る包装機への物品供給装置の縦断面図である。
【図5】同他の実施形態の同物品供給装置を図4のB−B方向から見た拡大横断面図である。
【図6】従来の包装機への物品供給装置を適用した計量器と包装機の模式図である。
【図7】縦型ピロー包装機の主要部を示す斜視図である。
【図8】縦型ピロー包装機の動作手順を示す図である。
【図9】シャッターを有する従来の包装機への物品供給装置を示す図であり、(a)はシャッターが閉じた状態を示し、(b)はシャッターが開いた状態を示す。
【符号の説明】
1 計量器
2 物品
3 包装機
6 フォーミングチューブ
6a 内周面
7 包材フィルム
11 縦シールジョウ
12 チューブ
13 横シールジョウ
14 袋
17、23 ノズル
18、22 吹き出し口
Claims (6)
- 計量手段により予め定めた重量又は容積を目標として計量された物品を1組ずつ順次包装機に供給する包装機への物品供給装置において、上記計量済み物品が上記計量手段から排出されて上記包装機により包装体に包装されるまでの通過経路の途中に設けたシュートと、このシュート内を通過中の上記計量済み物品の組と組との間に分散する分散物品が上記シュート内の所定箇所又はその手前に移動してきたときに、上記所定箇所に気体を吹き込み上記分散物品を一時的に旋回、浮遊、又は滞留させて後続の物品の組に合流させる吹き出し口と、を具備することを特徴とする包装機への物品供給装置。
- 請求項1に記載の包装機への物品供給装置において、上記シュートが略円筒形状であり、上記吹き出し口から気体を吹き出す方向は、上記シュートの長さ方向に対して略直交する平面内であって、上記シュートの内周面に沿う方向であることを特徴とする包装機への物品供給装置。
- 請求項1に記載の包装機への物品供給装置において、上記シュートが略円筒形状であり、上記吹き出し口から気体を吹き出す方向は、上記シュートの長さ方向に対して略直交する平面内であって、上記シュートの内周面に沿う方向と上記シュートの中心に向かう方向の両方向であることを特徴とする包装機への物品供給装置。
- 請求項1、2、又は3に記載の包装機への物品供給装置において、上記吹き出し口から吹き出される気体として、上記物品が包装される包装体内に特定の目的で封入される気体を使用し、上記吹き出し口から吹き出された気体が上記包装体内に封入される構成としたことを特徴とする包装機への物品供給装置。
- 請求項1、2、3、又は4に記載の包装機への物品供給装置において、上記包装機が縦ピロー包装機であり、上記シュートが、包材フィルムをチューブ状に形成するフォーミングチューブを兼ねるものであることを特徴とする包装機への物品供給装置。
- 計量手段により予め定めた重量又は容積を目標として計量された物品を1組ずつ順次包装機に供給する包装機への物品供給方法において、上記計量済み物品が上記包装機により包装体に包装されるまでの通過経路の途中にシュートを設け、このシュート内を通過中の上記計量済み物品の組と組との間に分散する分散物品が上記シュート内の所定箇所又はその手前に移動してきた時に、上記所定箇所に気体を吹き出し口から吹き込むことにより、上記分散物品を一時的に旋回、浮遊、又は滞留させて後続の物品の組に合流させることを特徴とする包装機への物品供給方法。
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