JP3750084B2 - 絞り込み表示を行うデータ処理装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,多くのデータの中から特定の必要なデータだけを選択して表示する絞り込み表示を行うデータ処理装置に関する。
【0002】
例えば,ホスト計算機で動作する業務を監視するために業務状態表示を行う場合,業務の数や状態の数が多いと,表示された一覧データの中から必要な情報を見つけだすのが難しくなる。簡単な操作で必要な情報だけを絞り込んで表示させることのできる技術が必要とされる。
【0003】
【従来の技術】
従来,ホスト計算機で動作する業務の状態を一覧形式で表示することは行われていたが,実行中であるとか,オペレータ待ちであるといった特定の状態のものだけを選んで表示する手段はなかった。なお,ここで業務とは,ユーザの指定により資源配分の単位となるいくつかのジョブをまとめたものであり,そのジョブ群についての起動制御等の単位となるものである。
【0004】
一般に,多くのデータの中から特定の必要なデータだけを選択して表示する絞り込み表示に関する技術としては,種々のものが用いられている。大別すると,絞り込むキーとなる絞り込み情報の種類が決まっていないものと,絞り込み情報の種類があらかじめ決まっているものとがある。
【0005】
前者の絞り込み情報の種類が決まっていないものは,絞り込み情報を例えばメニューなどにより表示することができないので,ユーザは,絞り込み情報を文字列(数値を含む)で入力しなければならず,入力が煩雑であるという問題がある。また,絞り込みの対象となるデータの内容を熟知していないと,どのように絞り込めばいいか非常に分かりにくいという問題がある。
【0006】
これに対し,後者の絞り込み情報の種類があらかじめ決まっている方式の場合には,その絞り込み情報の種類をメニューなどにより表示し,その中のいくつかをユーザに選択させて,表示するデータの絞り込みを行うことができるので,ユーザは簡単な操作で必要なデータだけを表示させることができる。しかし,この方式の場合,あらかじめすべての絞り込み情報の種類をメニュー項目として用意しておかなければならず,汎用性に乏しいという問題がある。また,実際のデータ内容の有無に関係なく,すべての絞り込み情報の種類が選択項目として表示されるので,実際にはそのデータが存在しないため選択しても意味のない絞り込み情報を選択してしまうことがあるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点の解決を図り,いくつかのジョブがまとまってある単位をなす業務に関する状態の絞り込み表示を簡単に行うことができるようにすることを目的とする。
【0008】
また,絞り込み情報の種類が決まっていない場合にも,データ群の中から自動的に絞り込みの条件や範囲に関する情報を抽出して表示し,それにより必要な絞り込み情報を指定して簡単な操作で絞り込み表示を行わせることができるようにすることを目的とする。
【0009】
さらに本発明は,複数のフィールドからなるデータの絞り込み表示を,汎用的に簡単な操作で実現できる手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の構成例を示す図である。
図1において,処理装置10は,CPUおよびメモリなどからなる装置である。データ記憶手段11は,業務管理情報(以下,業務データという)などの絞り込み対象となるデータを記憶する手段である。フィールド選択処理手段12は,業務データなどにおける業務名,状態,実行時間などのフィールドに関する一覧データを表示し,その中からユーザにより指定されたフィールドを選択する処理手段である。
【0011】
選択欄表示処理手段13は,データを絞り込むキーとなる絞り込み情報の種類等を表示する処理手段である。絞り込み情報入力処理手段14は,絞り込み情報を入力する処理手段である。絞り込み情報記憶手段15は,絞り込み情報を記憶する手段である。データ絞り込み処理手段16は,絞り込み情報に従ってデータ記憶手段11から表示するデータを抽出する処理手段である。一覧データ表示処理手段17は,データ絞り込み処理手段16が抽出したデータを一覧形式で表示する処理手段である。
【0012】
表示装置18は,CRTディスプレイなどのデータを表示する装置である。入力装置19は,キーボードやマウス等のデータや指示情報を入力する装置である。データ表示欄21は,表示装置18の表示画面における一覧データを表示する領域である。選択欄22は,表示装置18の表示画面における絞り込み情報の選択データを表示する領域である。
【0013】
データ記憶手段11には,計算機における資源配分の単位となるいくつかのジョブがまとまってある起動制御の単位をなす業務に関する状態を含む管理情報が記憶されている。この業務に関する状態の絞り込み表示を簡単に行うことができるようにするために,選択欄表示処理手段13は,その業務の状態に関する種類を,選択欄22に表示する。
【0014】
絞り込み情報入力処理手段14は,この選択欄22をもとに絞り込みの対象となる状態に関する種類の選択データを入力し,絞り込み情報記憶手段15内の絞り込み情報を更新する。
【0015】
データ絞り込み処理手段16は,絞り込み情報記憶手段15内の絞り込み情報に基づいてデータ記憶手段11から該当する状態の業務データを抽出し,一覧データ表示処理手段17に引き渡す。
【0016】
一覧データ表示処理手段17は,抽出された業務データに基づき業務名および状態に関する情報を一覧形式となるように編集し,表示装置18のデータ表示欄21に表示する。
【0017】
特に,請求項1記載の発明では,任意のフィールドについて簡単に絞り込み対象とすることができるようにするために,フィールド選択処理手段12によりフィールド一覧を表示装置18に表示し,絞り込みの対象となるフィールドの選択データを入力装置19から入力する。
【0018】
選択欄表示処理手段13は,選択されたフィールドについてデータ記憶手段11における各データの異なるフィールド値の種類またはフィールド値の範囲を示す情報を,選択欄22に表示する。
【0019】
絞り込み情報入力処理手段14は,選択欄22をもとに絞り込みの対象となる種類または範囲の選択データを入力し,絞り込み情報記憶手段15内の絞り込み情報を更新する。
【0020】
データ絞り込み処理手段16は,絞り込み情報記憶手段15内の絞り込み情報に基づいてデータ記憶手段11から該当するフィールド値または該当するフィールド値の範囲に属するデータを抽出し,一覧データ表示処理手段17へ引き渡す。
【0021】
一覧データ表示処理手段17は,抽出されたデータを編集し一覧形式で表示装置18のデータ表示欄21に表示する。
請求項2記載の発明は,請求項1記載のデータ処理装置を業務の監視情報の絞り込み表示に応用したものである。データ記憶手段11には,少なくとも業務名,業務の状態,業務の実行時間に関するフィールドを持つ業務データが格納されている。一覧データ表示処理手段17は,絞り込み情報が業務の状態である場合に,少なくとも業務名および業務の状態に関する情報を一覧形式で表示し,絞り込み情報が業務の実行時間である場合に,少なくとも業務名および業務の実行時間に関する情報を一覧形式で表示するように構成される。
【0022】
請求項3記載の発明は,請求項1または請求項2記載の発明において,絞り込みの対象として選択されたフィールドが数値データの場合,選択欄表示処理手段13により,その数値データの最小値から最大値までを範囲とする入力枠を表示する。そして,絞り込み情報入力処理手段14は,その入力枠において絞り込みの範囲の下限値と上限値とを入力し,その範囲を絞り込み条件とする。
【0023】
【作用】
以上の構成によれば,処理装置10で動作している業務を監視するために,業務の状態に関する情報を表示する場合に,例えば,実行中状態の業務,保留中の業務,起動時刻待ちの業務,…,異常終了した業務,正常終了した業務などの各種の状態の中から,必要な状態をいくつか選択して,その状態にある業務に関するデータだけを選択的に表示させることができる。なお,ホスト処理装置で動作している業務を,通信回線で接続されている端末装置やワークステーション等から監視する場合にも同様に適用することができる。
【0024】
特に,請求項1記載の発明によれば,一覧表示させたいデータの任意のフィールドを選択すると,その選択されたフィールドに関して各データの異なるフィールド値の種類またはフィールド値の範囲を示す情報が選択欄22に表示され,それをもとに表示させたいデータの絞り込みを行うことができるので,簡単な操作で絞り込みを行うことができる。
【0025】
例えば,データレコードが10個あり,選択したフィールドの各データの値が,D1,D8,D2,D1,D5,D2,D1,D8,D2,D5であったとする。このとき,選択欄22には,異なるフィールド値の種類“D1,D2,D5,D8”が表示され,それを絞り込み情報として利用することができるので,実際には存在しないデータ(例えばD3,D4等)を絞り込み対象としないで済む。
【0026】
請求項2記載の発明は,請求項1記載の発明を業務監視のための表示に利用するので,業務の状態だけでなく,実行時間やその他の業務管理情報についての絞り込み表示を簡単にかつ汎用的に行うことができるようになる。例えば,業務データとして,ファイル数とか最大使用メモリ量などの情報があれば,それを絞り込み情報として使用することができる。
【0027】
請求項3記載の発明によれば,選択したフィールドが数値データである場合に,絞り込みを行うことのできる範囲が表示され,その中で上限値と下限値とを指定することができるので,簡単に絞り込みを行うことができる。
【0028】
【実施例】
本発明の実施例による業務の状態による絞り込み操作とその処理の例を,図2ないし図4に従って説明する。図2は業務監視用のデータ表示の例,図3は,図2に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示す。図4は,図3に示す絞り込み表示を行うときの処理フローチャートを示す。
【0029】
業務の監視情報に関する表示指示があると,例えば図2に示すように全業務とその状態のデータを,データ表示欄21に一覧表示する。なお,業務の状態として,以下の状態がある。
【0030】
実行中:業務が動作中の状態。
保留:業務に対して保留の操作が行われた状態。
時刻待ち:業務の開始時刻にまだなっていないため実行待ちとなっている状態。
【0031】
オペレータ待ち:業務に対し“オペレータ待ちの解除”操作が行われるまで実行を待っている状態。
先行待ち:終了を待ち合わせている業務がまだ終了していないため,実行待ちとなっている状態。
【0032】
異常状態:業務内の途中ジョブが異常終了した状態。
異常終了:業務内の最終ジョブが異常終了した状態。
正常終了:業務が正常終了した状態。
【0033】
ところで,業務数が多いと,1画面にすべての業務についての状態が表示し切れないことがある。その場合には,データ表示欄21の右側または下側に設けられたスクロール指示ボタン(図中の三角印)によりスクロールさせて見たい情報を表示させることができる。しかし,スクロールによって表示させることができても,データ数が多いと非常に見にくくなる。
【0034】
本発明では,業務の状態によって次のように絞り込みを行い,見たい状態の業務だけを選択的に表示させることができる。
▲1▼ 選択欄22には,業務の状態に関する種類の選択項目がメニュー形式で表示される。その選択欄22から絞り込みたい状態を指定する。指定は,マウスによるクリックまたは状態に対応する数値キーをキーボードから入力することによって行う。
【0035】
▲2▼ 指定が受け付けられると,指定された状態の表示欄が太枠で囲まれる。
▲3▼ 絞り込みたい状態の分だけ,上記▲1▼の操作を繰り返す。
▲4▼ 絞り込み状態の指定が完了したならば,指定完了をマウスによりクリックする。または指定完了を示すキーをキーボードから入力する。
【0036】
▲5▼ 指定完了の指示により,絞り込みされた状態の業務が図3のように一覧表示される。この例では,『保留』,『オペレータ待ち』,『異常状態』の3状態について絞り込みが行われている。選択欄22では,絞り込みした状態だけが色付きで表示される。これにより,現在の絞り込みしてある状態の判別が可能である。
【0037】
図4は,以上の絞り込み表示に関する処理の流れを示している。以下,図4に示す(a) 〜(j) に従って説明する。
(a) 業務の監視情報に関する表示指示があったならば,まず図1に示す絞り込み情報記憶手段15を初期化し,絞り込みモードを“絞り込みなし”とする。
【0038】
(b) 次に,図2に示すような状態の種類を示す選択欄22を表示する。
(c) 図4(B)に示す処理によりデータを入力し,表示するデータの絞り込みを次のように行う。
【0039】
(c1) データ記憶手段11からデータが終了(EOF)するまでデータを読み込む。データが終了したならばデータ入力を終了する。
(c2) 読み込んだデータが絞り込み条件に合致するかを調べる。合致しなければ処理(c1)へ戻り,次のデータの読み込みを行う。絞り込みなしのモードでは,すべてのデータが合致する。
【0040】
(c3) 絞り込み条件に合致したならば,表示用データを蓄えておく作業用ファイルまたはテーブルにそのデータを登録する。その後,処理(c1)へ戻る。
(d) データ入力が終了したならば,上記処理(c3)で作成した作業用ファイルまたはテーブルをもとに,データを一覧表示する。絞り込みなしのモードでは,例えば,図2に示すような一覧データが表示されることになる。
【0041】
(e) 表示終了の指示があったならば,処理を終了する。
(f) 絞り込み変更の要求があったならば,処理(h) へ移る。
(g) 絞り込み変更の要求がない場合には,画面のリフレシュが必要かどうかを判定する。業務の状態は逐次変化するので,所定の時間が経過したならば,新しい状態を表示するために,画面のリフレッシュが必要であると判断する。これが必要であれば処理(c) へ,必要でなければ処理(e) へ進む。
【0042】
(h) 絞り込み変更の要求があった場合,選択欄22から絞り込む状態を選択させる。
(i) 絞り込み情報記憶手段15に記憶している絞り込みモードを更新する。
【0043】
(j) 絞り込みの状態指定が完了したかどうかを判定し,状態指定がまだ続く場合には処理(h) へ戻る。完了の指示があったならば,処理(b) へ移る。
次に,フィールドの選択によって,選択欄22に選択情報を自動表示する実施例について,図5ないし図10に従って説明する。
【0044】
図5は本発明の実施例におけるデータ構成説明図,図6は業務監視用のデータ表示の例,図7は,図6に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示す。図8は,本発明の実施例における絞り込み情報入力の例を説明するための図,図9および図10は,本実施例により絞り込み表示を行うときの処理フローチャートを示す。
【0045】
本実施例では,図5(A)に示すように,フィールド情報作成・更新処理部54により,業務データ50から事前にフィールド情報52を抽出する。業務データ50は,図5(B)に示すようなフィールドからなるデータであり,業務を一意に識別する業務コード,業務名,業務の状態,実行時間,業務を扱う部門,業務開始時刻,終了時刻などの情報を持つ。
【0046】
フィールド情報作成・更新処理部54が作成または更新するフィールド情報52は,例えば図5(D)に示すような形式で管理される。フィールド名と,数値データ/固定文字/フラグデータなどのデータ種別と,次のフィールドへのポインタと,フィールド値に関するデータへのポインタを持つ。フィールド値に関するデータは,数値データの場合,そのフィールドにおけるデータの最小値と最大値である。また,固定文字・フラグデータの場合,データの内容をリスト形式で持つ。ここでは,同じデータの内容が複数ある場合には各内容に対して1データだけを登録し,データを重複して持たないようにする。
【0047】
絞り込み情報入力処理手段14は,絞り込み情報51を入力し,図5(C)に示すような形式で管理する。絞り込むフィールドが複数ある場合には,ポインタで接続して管理する。データ絞り込み処理手段16は,絞り込み情報51をもとに,業務データ50から絞り込み情報51に合致するデータだけを抽出し,それを絞り込み後データ53として一覧データ表示処理手段17に渡す。最初,絞り込み情報51は“なし”になっているので,絞り込みが行われない状態で業務データ50が表示される。図6は,そのデータ表示例を示している。絞り込み情報51が初期化されている状態では,全業務データ50が一覧表示され,1画面に表示し切れない分についてはスクロールによって表示させることができるようになっている。
【0048】
絞り込み変更の指示があると,フィールド選択処理手段12はフィールドの一覧を表示し,その中の1または複数のフィールドをユーザに選択させる。次に,絞り込み情報入力処理手段14は,選択したフィールドについての絞り込み条件を指定させ,絞り込み情報51を更新する。この指定では,フィールド情報52に基づいて,固定文字・フラグデータの場合にはその異なるフィールド値(データの内容),数値データの場合には最小値から最大値までの間の範囲を示す情報を提示し,ユーザに入力させる。
【0049】
絞り込み情報51が更新されると,データ絞り込み処理手段16は,その新しい絞り込み情報51に従って業務データ50を絞り込み,絞り込み情報51に合致してデータだけを一覧データ表示処理手段17に一覧形式で表示させる。
【0050】
図7は,図6の状態において選択欄22から実行時間が40分〜60分の範囲を指定し,実行時間が40分〜60分の業務を絞り込んで表示した例を示している。
【0051】
図8(A)は,図6に示すような一覧表示の状態で,絞り込みキー23が押されたときに,フィールド選択処理手段12によって表示するフィールド一覧の例を示している。ここで,例えば「実行時間」をマウスによりクリックすると,業務データ50における絞り込み対象のフィールドとして「実行時間」が選択され,絞り込み情報入力処理手段14は,図8(B)に示すような絞り込み範囲を入力するウインドウ(選択欄22)を表示する。
【0052】
現在ある業務データ50の中では,実行時間は最小で10分,最大で120分であるので,その範囲の入力枠を表示し,その中で下限aと上限cとを指定させる。この範囲選択では,最初に範囲の下限aをマウス操作により次のように指定させる。マウスカーソルが入力枠中で移動したなら,絞り込み範囲のb欄に値を表示する。希望の値になったときにマウスをクリックさせ,そのときの値を絞り込み範囲の下限とする。上限cについても同様に,マウスカーソルの移動に対応させて絞り込み範囲のd欄に値を表示し,マウスクリックによりそのときの値を上限とする。なお,キーボードから下限,上限を直接入力することもできる。
【0053】
複数の範囲指定が可能であり,「終了」ボタンのクリックにより範囲指定の終了とする。途中で「取消」ボタンをクリックすることにより指定の取消しが可能である。こうして,下限が40分,上限が60分の範囲を指定したときの絞り込み表示の例が,前述した図7に示す一覧表示である。
【0054】
図8(B)はフィールドが数値データの場合の例であるが,固定文字またはフラグデータの場合には,図5(D)に示すようなフィールド情報52に従って,その各データの異なるフィールド値の種類を表示する。図8(C)はその表示例であって,図8(A)に示すフィールド一覧において,「状態」のフィールドが選択された場合の表示を示す。固定文字の場合には,その文字データをメニュー形式で一覧表示し,フラグデータの場合には,フラグデータを16進表示したもの,またはあらかじめ登録されたフラグ名などを一覧表示する。
【0055】
例えば状態「E」,「W」がマウスのクリックにより選択されると,選択されたことを図8(C)に示すようにマークする。「終了」ボタンのクリックにより絞り込み条件の指定を終了する。
【0056】
図9および図10は,以上の処理の例を示している。以下,図9および図10に示す処理(a) 〜(s) に従って説明する。
(a) 業務の監視情報に関する表示指示があったならば,まず図1に示す絞り込み情報記憶手段15を初期化し,絞り込みモードを“絞り込みなし”とする。
【0057】
(b) 次に,図9(B)に示すデータ入力1の処理を呼び出す。ここでは次の処理を行う。
(b1) まず,図5に示すフィールド情報52をクリアし初期化する。
【0058】
(b2) データ記憶手段11からデータが終了(EOF)するまでデータを読み込む。データが終了したならば,呼び出し元へ戻る。
(b3) 読み込んだデータの各フィールドの値により,図5に示すフィールド情報52を更新する。なお,この処理は,フィールドが選択されてから行ってもよいが,この例では先に行っておくことにより,絞り込み変更時の処理を高速化するようにしている。処理(b2)へ戻り同様に処理を繰り返す。
【0059】
(c) 図9(C)に示すデータ入力2の処理を呼び出し,表示するデータの絞り込みを次のように行う。
(c1) データ記憶手段11からデータが終了(EOF)するまでデータを読み込む。データが終了したならばデータ入力を終了する。
【0060】
(c2) 読み込んだデータが絞り込み条件に合致するかを調べる。合致しなければ処理(c1)へ戻り,次のデータの読み込みを行う。絞り込みなしのモードでは,すべてのデータが合致する。
【0061】
(c3) 絞り込み条件に合致したならば,表示用データを蓄えておく作業用ファイルまたはテーブルにそのデータを登録する。その後,処理(c1)へ戻る。
(d) データ入力が終了したならば,上記処理(c3)で作成した作業用ファイルまたはテーブルをもとに,データを一覧表示する。
【0062】
(e) 表示終了の指示があったならば,処理を終了する。
(f) 絞り込み変更の要求があったならば,図10に示す処理(h) へ移る。
(g) 絞り込み変更の要求がない場合には,画面のリフレシュが必要かどうかを判定する。業務の状態等は逐次変化するので,所定の時間が経過したならば,新しい状態等を表示するために,画面のリフレッシュが必要であると判断する。これが必要であれば処理(b) へ,必要でなければ処理(e) へ進む。
【0063】
(h) 絞り込み変更の要求があった場合,図8(A)に示すようなフィールド一覧を表示する。
(i) そして,フィールド一覧から絞り込み対象フィールドを選択させる。
【0064】
(j) 選択されたフィールドが数値データであるか,その他のデータ(固定文字・フラグデータ)であるかを判定する。数値データであれば処理(k) へ進み,数値データでなければ処理(p) へ移る。
【0065】
(k) 数値データであれば,図8(B)に示すような数値用の絞り込み条件指定ウインドウを表示する。
(l) 「終了」ボタンのクリックにより指定終了が指示されるまで,処理(m) 〜処理(n) を繰り返す。指定終了が指示されたならば,処理(o) へ移る。
【0066】
(m) 「取消」ボタンがクリックされたならば,絞り込み情報を更新しないで,図9に示す処理(c) へ戻る。なお,図9の処理(d) に戻るようにしてもよい。
(n) 図8(B)に示すウインドウから絞り込み範囲の下限・上限を指定させる。
【0067】
(o) 指定終了の指示があったならば,それまでに処理(n) で指定された範囲に基づいて絞り込み情報を更新する。その後,図9に示す処理(c) へ戻る。
(p) フィールドが固定文字またはフラグデータの場合,図8(C)に示すような固定文字・フラグデータ用条件指定ウインドウを表示する。
【0068】
(q) 「終了」ボタンのクリックにより指定終了が指示されるまで,処理(r) 〜処理(s) を繰り返す。指定終了が指示されたならば,処理(o) へ移り,絞り込み情報を更新する。
【0069】
(r) 「取消」ボタンがクリックされたならば,絞り込み情報を更新しないで,図9に示す処理(c) へ戻る。なお,図9の処理(d) に戻るようにしてもよい。
(s) 図8(C)に示すウインドウから絞り込み条件を指定させる。その後,処理(q) へ戻る。
【0070】
以上の処理により,例えば業務データ50にファイル数とか最大使用メモリ量などの新しいフィールドの追加があった場合にも,絞り込みのための選択ロジックを変えることなく,簡単な絞り込み操作を実現することが可能になる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,絞り込み情報の種類があらかじめ決まっていないような場合でも,データ群の中から自動的に絞り込みの条件や範囲に関する情報が抽出されて表示されるので,それにより必要な絞り込み情報を指定し簡単な操作で絞り込みを行うことができるようになる。また,種々のフィールドからなるデータの一覧表示に対して,本発明を汎用的に適用し,簡単な会話操作による絞り込み表示を実現することができる。
【0072】
業務に関する状態の絞り込み表示を行うことにより,業務の状態などを見やすい形で表示させることができる。このとき,状態の種類が増えたり,絞り込み対象のフィールドが変わったりするような場合にも,処理ロジックを変えることなく容易に対処することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】業務監視用のデータ表示の例を示す図である。
【図3】図2に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示す図である。
【図4】図3に示す絞り込み表示を行うときの処理フローチャートである。
【図5】本発明の実施例におけるデータ構成説明図である。
【図6】業務監視用のデータ表示の例を示す図である。
【図7】図6に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示す図である。
【図8】本発明の実施例における絞り込み情報入力の例を説明するための図である。
【図9】本実施例により絞り込み表示を行うときの処理フローチャートである。
【図10】本実施例により絞り込み表示を行うときの処理フローチャートである。
【符号の説明】
10 処理装置
11 データ記憶手段
12 フィールド選択処理手段
13 選択欄表示処理手段
14 絞り込み情報入力処理手段
15 絞り込み情報記憶手段
16 データ絞り込み処理手段
17 一覧データ表示処理手段
18 表示装置
19 入力装置
21 データ表示欄
22 選択欄
【産業上の利用分野】
本発明は,多くのデータの中から特定の必要なデータだけを選択して表示する絞り込み表示を行うデータ処理装置に関する。
【0002】
例えば,ホスト計算機で動作する業務を監視するために業務状態表示を行う場合,業務の数や状態の数が多いと,表示された一覧データの中から必要な情報を見つけだすのが難しくなる。簡単な操作で必要な情報だけを絞り込んで表示させることのできる技術が必要とされる。
【0003】
【従来の技術】
従来,ホスト計算機で動作する業務の状態を一覧形式で表示することは行われていたが,実行中であるとか,オペレータ待ちであるといった特定の状態のものだけを選んで表示する手段はなかった。なお,ここで業務とは,ユーザの指定により資源配分の単位となるいくつかのジョブをまとめたものであり,そのジョブ群についての起動制御等の単位となるものである。
【0004】
一般に,多くのデータの中から特定の必要なデータだけを選択して表示する絞り込み表示に関する技術としては,種々のものが用いられている。大別すると,絞り込むキーとなる絞り込み情報の種類が決まっていないものと,絞り込み情報の種類があらかじめ決まっているものとがある。
【0005】
前者の絞り込み情報の種類が決まっていないものは,絞り込み情報を例えばメニューなどにより表示することができないので,ユーザは,絞り込み情報を文字列(数値を含む)で入力しなければならず,入力が煩雑であるという問題がある。また,絞り込みの対象となるデータの内容を熟知していないと,どのように絞り込めばいいか非常に分かりにくいという問題がある。
【0006】
これに対し,後者の絞り込み情報の種類があらかじめ決まっている方式の場合には,その絞り込み情報の種類をメニューなどにより表示し,その中のいくつかをユーザに選択させて,表示するデータの絞り込みを行うことができるので,ユーザは簡単な操作で必要なデータだけを表示させることができる。しかし,この方式の場合,あらかじめすべての絞り込み情報の種類をメニュー項目として用意しておかなければならず,汎用性に乏しいという問題がある。また,実際のデータ内容の有無に関係なく,すべての絞り込み情報の種類が選択項目として表示されるので,実際にはそのデータが存在しないため選択しても意味のない絞り込み情報を選択してしまうことがあるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点の解決を図り,いくつかのジョブがまとまってある単位をなす業務に関する状態の絞り込み表示を簡単に行うことができるようにすることを目的とする。
【0008】
また,絞り込み情報の種類が決まっていない場合にも,データ群の中から自動的に絞り込みの条件や範囲に関する情報を抽出して表示し,それにより必要な絞り込み情報を指定して簡単な操作で絞り込み表示を行わせることができるようにすることを目的とする。
【0009】
さらに本発明は,複数のフィールドからなるデータの絞り込み表示を,汎用的に簡単な操作で実現できる手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の構成例を示す図である。
図1において,処理装置10は,CPUおよびメモリなどからなる装置である。データ記憶手段11は,業務管理情報(以下,業務データという)などの絞り込み対象となるデータを記憶する手段である。フィールド選択処理手段12は,業務データなどにおける業務名,状態,実行時間などのフィールドに関する一覧データを表示し,その中からユーザにより指定されたフィールドを選択する処理手段である。
【0011】
選択欄表示処理手段13は,データを絞り込むキーとなる絞り込み情報の種類等を表示する処理手段である。絞り込み情報入力処理手段14は,絞り込み情報を入力する処理手段である。絞り込み情報記憶手段15は,絞り込み情報を記憶する手段である。データ絞り込み処理手段16は,絞り込み情報に従ってデータ記憶手段11から表示するデータを抽出する処理手段である。一覧データ表示処理手段17は,データ絞り込み処理手段16が抽出したデータを一覧形式で表示する処理手段である。
【0012】
表示装置18は,CRTディスプレイなどのデータを表示する装置である。入力装置19は,キーボードやマウス等のデータや指示情報を入力する装置である。データ表示欄21は,表示装置18の表示画面における一覧データを表示する領域である。選択欄22は,表示装置18の表示画面における絞り込み情報の選択データを表示する領域である。
【0013】
データ記憶手段11には,計算機における資源配分の単位となるいくつかのジョブがまとまってある起動制御の単位をなす業務に関する状態を含む管理情報が記憶されている。この業務に関する状態の絞り込み表示を簡単に行うことができるようにするために,選択欄表示処理手段13は,その業務の状態に関する種類を,選択欄22に表示する。
【0014】
絞り込み情報入力処理手段14は,この選択欄22をもとに絞り込みの対象となる状態に関する種類の選択データを入力し,絞り込み情報記憶手段15内の絞り込み情報を更新する。
【0015】
データ絞り込み処理手段16は,絞り込み情報記憶手段15内の絞り込み情報に基づいてデータ記憶手段11から該当する状態の業務データを抽出し,一覧データ表示処理手段17に引き渡す。
【0016】
一覧データ表示処理手段17は,抽出された業務データに基づき業務名および状態に関する情報を一覧形式となるように編集し,表示装置18のデータ表示欄21に表示する。
【0017】
特に,請求項1記載の発明では,任意のフィールドについて簡単に絞り込み対象とすることができるようにするために,フィールド選択処理手段12によりフィールド一覧を表示装置18に表示し,絞り込みの対象となるフィールドの選択データを入力装置19から入力する。
【0018】
選択欄表示処理手段13は,選択されたフィールドについてデータ記憶手段11における各データの異なるフィールド値の種類またはフィールド値の範囲を示す情報を,選択欄22に表示する。
【0019】
絞り込み情報入力処理手段14は,選択欄22をもとに絞り込みの対象となる種類または範囲の選択データを入力し,絞り込み情報記憶手段15内の絞り込み情報を更新する。
【0020】
データ絞り込み処理手段16は,絞り込み情報記憶手段15内の絞り込み情報に基づいてデータ記憶手段11から該当するフィールド値または該当するフィールド値の範囲に属するデータを抽出し,一覧データ表示処理手段17へ引き渡す。
【0021】
一覧データ表示処理手段17は,抽出されたデータを編集し一覧形式で表示装置18のデータ表示欄21に表示する。
請求項2記載の発明は,請求項1記載のデータ処理装置を業務の監視情報の絞り込み表示に応用したものである。データ記憶手段11には,少なくとも業務名,業務の状態,業務の実行時間に関するフィールドを持つ業務データが格納されている。一覧データ表示処理手段17は,絞り込み情報が業務の状態である場合に,少なくとも業務名および業務の状態に関する情報を一覧形式で表示し,絞り込み情報が業務の実行時間である場合に,少なくとも業務名および業務の実行時間に関する情報を一覧形式で表示するように構成される。
【0022】
請求項3記載の発明は,請求項1または請求項2記載の発明において,絞り込みの対象として選択されたフィールドが数値データの場合,選択欄表示処理手段13により,その数値データの最小値から最大値までを範囲とする入力枠を表示する。そして,絞り込み情報入力処理手段14は,その入力枠において絞り込みの範囲の下限値と上限値とを入力し,その範囲を絞り込み条件とする。
【0023】
【作用】
以上の構成によれば,処理装置10で動作している業務を監視するために,業務の状態に関する情報を表示する場合に,例えば,実行中状態の業務,保留中の業務,起動時刻待ちの業務,…,異常終了した業務,正常終了した業務などの各種の状態の中から,必要な状態をいくつか選択して,その状態にある業務に関するデータだけを選択的に表示させることができる。なお,ホスト処理装置で動作している業務を,通信回線で接続されている端末装置やワークステーション等から監視する場合にも同様に適用することができる。
【0024】
特に,請求項1記載の発明によれば,一覧表示させたいデータの任意のフィールドを選択すると,その選択されたフィールドに関して各データの異なるフィールド値の種類またはフィールド値の範囲を示す情報が選択欄22に表示され,それをもとに表示させたいデータの絞り込みを行うことができるので,簡単な操作で絞り込みを行うことができる。
【0025】
例えば,データレコードが10個あり,選択したフィールドの各データの値が,D1,D8,D2,D1,D5,D2,D1,D8,D2,D5であったとする。このとき,選択欄22には,異なるフィールド値の種類“D1,D2,D5,D8”が表示され,それを絞り込み情報として利用することができるので,実際には存在しないデータ(例えばD3,D4等)を絞り込み対象としないで済む。
【0026】
請求項2記載の発明は,請求項1記載の発明を業務監視のための表示に利用するので,業務の状態だけでなく,実行時間やその他の業務管理情報についての絞り込み表示を簡単にかつ汎用的に行うことができるようになる。例えば,業務データとして,ファイル数とか最大使用メモリ量などの情報があれば,それを絞り込み情報として使用することができる。
【0027】
請求項3記載の発明によれば,選択したフィールドが数値データである場合に,絞り込みを行うことのできる範囲が表示され,その中で上限値と下限値とを指定することができるので,簡単に絞り込みを行うことができる。
【0028】
【実施例】
本発明の実施例による業務の状態による絞り込み操作とその処理の例を,図2ないし図4に従って説明する。図2は業務監視用のデータ表示の例,図3は,図2に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示す。図4は,図3に示す絞り込み表示を行うときの処理フローチャートを示す。
【0029】
業務の監視情報に関する表示指示があると,例えば図2に示すように全業務とその状態のデータを,データ表示欄21に一覧表示する。なお,業務の状態として,以下の状態がある。
【0030】
実行中:業務が動作中の状態。
保留:業務に対して保留の操作が行われた状態。
時刻待ち:業務の開始時刻にまだなっていないため実行待ちとなっている状態。
【0031】
オペレータ待ち:業務に対し“オペレータ待ちの解除”操作が行われるまで実行を待っている状態。
先行待ち:終了を待ち合わせている業務がまだ終了していないため,実行待ちとなっている状態。
【0032】
異常状態:業務内の途中ジョブが異常終了した状態。
異常終了:業務内の最終ジョブが異常終了した状態。
正常終了:業務が正常終了した状態。
【0033】
ところで,業務数が多いと,1画面にすべての業務についての状態が表示し切れないことがある。その場合には,データ表示欄21の右側または下側に設けられたスクロール指示ボタン(図中の三角印)によりスクロールさせて見たい情報を表示させることができる。しかし,スクロールによって表示させることができても,データ数が多いと非常に見にくくなる。
【0034】
本発明では,業務の状態によって次のように絞り込みを行い,見たい状態の業務だけを選択的に表示させることができる。
▲1▼ 選択欄22には,業務の状態に関する種類の選択項目がメニュー形式で表示される。その選択欄22から絞り込みたい状態を指定する。指定は,マウスによるクリックまたは状態に対応する数値キーをキーボードから入力することによって行う。
【0035】
▲2▼ 指定が受け付けられると,指定された状態の表示欄が太枠で囲まれる。
▲3▼ 絞り込みたい状態の分だけ,上記▲1▼の操作を繰り返す。
▲4▼ 絞り込み状態の指定が完了したならば,指定完了をマウスによりクリックする。または指定完了を示すキーをキーボードから入力する。
【0036】
▲5▼ 指定完了の指示により,絞り込みされた状態の業務が図3のように一覧表示される。この例では,『保留』,『オペレータ待ち』,『異常状態』の3状態について絞り込みが行われている。選択欄22では,絞り込みした状態だけが色付きで表示される。これにより,現在の絞り込みしてある状態の判別が可能である。
【0037】
図4は,以上の絞り込み表示に関する処理の流れを示している。以下,図4に示す(a) 〜(j) に従って説明する。
(a) 業務の監視情報に関する表示指示があったならば,まず図1に示す絞り込み情報記憶手段15を初期化し,絞り込みモードを“絞り込みなし”とする。
【0038】
(b) 次に,図2に示すような状態の種類を示す選択欄22を表示する。
(c) 図4(B)に示す処理によりデータを入力し,表示するデータの絞り込みを次のように行う。
【0039】
(c1) データ記憶手段11からデータが終了(EOF)するまでデータを読み込む。データが終了したならばデータ入力を終了する。
(c2) 読み込んだデータが絞り込み条件に合致するかを調べる。合致しなければ処理(c1)へ戻り,次のデータの読み込みを行う。絞り込みなしのモードでは,すべてのデータが合致する。
【0040】
(c3) 絞り込み条件に合致したならば,表示用データを蓄えておく作業用ファイルまたはテーブルにそのデータを登録する。その後,処理(c1)へ戻る。
(d) データ入力が終了したならば,上記処理(c3)で作成した作業用ファイルまたはテーブルをもとに,データを一覧表示する。絞り込みなしのモードでは,例えば,図2に示すような一覧データが表示されることになる。
【0041】
(e) 表示終了の指示があったならば,処理を終了する。
(f) 絞り込み変更の要求があったならば,処理(h) へ移る。
(g) 絞り込み変更の要求がない場合には,画面のリフレシュが必要かどうかを判定する。業務の状態は逐次変化するので,所定の時間が経過したならば,新しい状態を表示するために,画面のリフレッシュが必要であると判断する。これが必要であれば処理(c) へ,必要でなければ処理(e) へ進む。
【0042】
(h) 絞り込み変更の要求があった場合,選択欄22から絞り込む状態を選択させる。
(i) 絞り込み情報記憶手段15に記憶している絞り込みモードを更新する。
【0043】
(j) 絞り込みの状態指定が完了したかどうかを判定し,状態指定がまだ続く場合には処理(h) へ戻る。完了の指示があったならば,処理(b) へ移る。
次に,フィールドの選択によって,選択欄22に選択情報を自動表示する実施例について,図5ないし図10に従って説明する。
【0044】
図5は本発明の実施例におけるデータ構成説明図,図6は業務監視用のデータ表示の例,図7は,図6に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示す。図8は,本発明の実施例における絞り込み情報入力の例を説明するための図,図9および図10は,本実施例により絞り込み表示を行うときの処理フローチャートを示す。
【0045】
本実施例では,図5(A)に示すように,フィールド情報作成・更新処理部54により,業務データ50から事前にフィールド情報52を抽出する。業務データ50は,図5(B)に示すようなフィールドからなるデータであり,業務を一意に識別する業務コード,業務名,業務の状態,実行時間,業務を扱う部門,業務開始時刻,終了時刻などの情報を持つ。
【0046】
フィールド情報作成・更新処理部54が作成または更新するフィールド情報52は,例えば図5(D)に示すような形式で管理される。フィールド名と,数値データ/固定文字/フラグデータなどのデータ種別と,次のフィールドへのポインタと,フィールド値に関するデータへのポインタを持つ。フィールド値に関するデータは,数値データの場合,そのフィールドにおけるデータの最小値と最大値である。また,固定文字・フラグデータの場合,データの内容をリスト形式で持つ。ここでは,同じデータの内容が複数ある場合には各内容に対して1データだけを登録し,データを重複して持たないようにする。
【0047】
絞り込み情報入力処理手段14は,絞り込み情報51を入力し,図5(C)に示すような形式で管理する。絞り込むフィールドが複数ある場合には,ポインタで接続して管理する。データ絞り込み処理手段16は,絞り込み情報51をもとに,業務データ50から絞り込み情報51に合致するデータだけを抽出し,それを絞り込み後データ53として一覧データ表示処理手段17に渡す。最初,絞り込み情報51は“なし”になっているので,絞り込みが行われない状態で業務データ50が表示される。図6は,そのデータ表示例を示している。絞り込み情報51が初期化されている状態では,全業務データ50が一覧表示され,1画面に表示し切れない分についてはスクロールによって表示させることができるようになっている。
【0048】
絞り込み変更の指示があると,フィールド選択処理手段12はフィールドの一覧を表示し,その中の1または複数のフィールドをユーザに選択させる。次に,絞り込み情報入力処理手段14は,選択したフィールドについての絞り込み条件を指定させ,絞り込み情報51を更新する。この指定では,フィールド情報52に基づいて,固定文字・フラグデータの場合にはその異なるフィールド値(データの内容),数値データの場合には最小値から最大値までの間の範囲を示す情報を提示し,ユーザに入力させる。
【0049】
絞り込み情報51が更新されると,データ絞り込み処理手段16は,その新しい絞り込み情報51に従って業務データ50を絞り込み,絞り込み情報51に合致してデータだけを一覧データ表示処理手段17に一覧形式で表示させる。
【0050】
図7は,図6の状態において選択欄22から実行時間が40分〜60分の範囲を指定し,実行時間が40分〜60分の業務を絞り込んで表示した例を示している。
【0051】
図8(A)は,図6に示すような一覧表示の状態で,絞り込みキー23が押されたときに,フィールド選択処理手段12によって表示するフィールド一覧の例を示している。ここで,例えば「実行時間」をマウスによりクリックすると,業務データ50における絞り込み対象のフィールドとして「実行時間」が選択され,絞り込み情報入力処理手段14は,図8(B)に示すような絞り込み範囲を入力するウインドウ(選択欄22)を表示する。
【0052】
現在ある業務データ50の中では,実行時間は最小で10分,最大で120分であるので,その範囲の入力枠を表示し,その中で下限aと上限cとを指定させる。この範囲選択では,最初に範囲の下限aをマウス操作により次のように指定させる。マウスカーソルが入力枠中で移動したなら,絞り込み範囲のb欄に値を表示する。希望の値になったときにマウスをクリックさせ,そのときの値を絞り込み範囲の下限とする。上限cについても同様に,マウスカーソルの移動に対応させて絞り込み範囲のd欄に値を表示し,マウスクリックによりそのときの値を上限とする。なお,キーボードから下限,上限を直接入力することもできる。
【0053】
複数の範囲指定が可能であり,「終了」ボタンのクリックにより範囲指定の終了とする。途中で「取消」ボタンをクリックすることにより指定の取消しが可能である。こうして,下限が40分,上限が60分の範囲を指定したときの絞り込み表示の例が,前述した図7に示す一覧表示である。
【0054】
図8(B)はフィールドが数値データの場合の例であるが,固定文字またはフラグデータの場合には,図5(D)に示すようなフィールド情報52に従って,その各データの異なるフィールド値の種類を表示する。図8(C)はその表示例であって,図8(A)に示すフィールド一覧において,「状態」のフィールドが選択された場合の表示を示す。固定文字の場合には,その文字データをメニュー形式で一覧表示し,フラグデータの場合には,フラグデータを16進表示したもの,またはあらかじめ登録されたフラグ名などを一覧表示する。
【0055】
例えば状態「E」,「W」がマウスのクリックにより選択されると,選択されたことを図8(C)に示すようにマークする。「終了」ボタンのクリックにより絞り込み条件の指定を終了する。
【0056】
図9および図10は,以上の処理の例を示している。以下,図9および図10に示す処理(a) 〜(s) に従って説明する。
(a) 業務の監視情報に関する表示指示があったならば,まず図1に示す絞り込み情報記憶手段15を初期化し,絞り込みモードを“絞り込みなし”とする。
【0057】
(b) 次に,図9(B)に示すデータ入力1の処理を呼び出す。ここでは次の処理を行う。
(b1) まず,図5に示すフィールド情報52をクリアし初期化する。
【0058】
(b2) データ記憶手段11からデータが終了(EOF)するまでデータを読み込む。データが終了したならば,呼び出し元へ戻る。
(b3) 読み込んだデータの各フィールドの値により,図5に示すフィールド情報52を更新する。なお,この処理は,フィールドが選択されてから行ってもよいが,この例では先に行っておくことにより,絞り込み変更時の処理を高速化するようにしている。処理(b2)へ戻り同様に処理を繰り返す。
【0059】
(c) 図9(C)に示すデータ入力2の処理を呼び出し,表示するデータの絞り込みを次のように行う。
(c1) データ記憶手段11からデータが終了(EOF)するまでデータを読み込む。データが終了したならばデータ入力を終了する。
【0060】
(c2) 読み込んだデータが絞り込み条件に合致するかを調べる。合致しなければ処理(c1)へ戻り,次のデータの読み込みを行う。絞り込みなしのモードでは,すべてのデータが合致する。
【0061】
(c3) 絞り込み条件に合致したならば,表示用データを蓄えておく作業用ファイルまたはテーブルにそのデータを登録する。その後,処理(c1)へ戻る。
(d) データ入力が終了したならば,上記処理(c3)で作成した作業用ファイルまたはテーブルをもとに,データを一覧表示する。
【0062】
(e) 表示終了の指示があったならば,処理を終了する。
(f) 絞り込み変更の要求があったならば,図10に示す処理(h) へ移る。
(g) 絞り込み変更の要求がない場合には,画面のリフレシュが必要かどうかを判定する。業務の状態等は逐次変化するので,所定の時間が経過したならば,新しい状態等を表示するために,画面のリフレッシュが必要であると判断する。これが必要であれば処理(b) へ,必要でなければ処理(e) へ進む。
【0063】
(h) 絞り込み変更の要求があった場合,図8(A)に示すようなフィールド一覧を表示する。
(i) そして,フィールド一覧から絞り込み対象フィールドを選択させる。
【0064】
(j) 選択されたフィールドが数値データであるか,その他のデータ(固定文字・フラグデータ)であるかを判定する。数値データであれば処理(k) へ進み,数値データでなければ処理(p) へ移る。
【0065】
(k) 数値データであれば,図8(B)に示すような数値用の絞り込み条件指定ウインドウを表示する。
(l) 「終了」ボタンのクリックにより指定終了が指示されるまで,処理(m) 〜処理(n) を繰り返す。指定終了が指示されたならば,処理(o) へ移る。
【0066】
(m) 「取消」ボタンがクリックされたならば,絞り込み情報を更新しないで,図9に示す処理(c) へ戻る。なお,図9の処理(d) に戻るようにしてもよい。
(n) 図8(B)に示すウインドウから絞り込み範囲の下限・上限を指定させる。
【0067】
(o) 指定終了の指示があったならば,それまでに処理(n) で指定された範囲に基づいて絞り込み情報を更新する。その後,図9に示す処理(c) へ戻る。
(p) フィールドが固定文字またはフラグデータの場合,図8(C)に示すような固定文字・フラグデータ用条件指定ウインドウを表示する。
【0068】
(q) 「終了」ボタンのクリックにより指定終了が指示されるまで,処理(r) 〜処理(s) を繰り返す。指定終了が指示されたならば,処理(o) へ移り,絞り込み情報を更新する。
【0069】
(r) 「取消」ボタンがクリックされたならば,絞り込み情報を更新しないで,図9に示す処理(c) へ戻る。なお,図9の処理(d) に戻るようにしてもよい。
(s) 図8(C)に示すウインドウから絞り込み条件を指定させる。その後,処理(q) へ戻る。
【0070】
以上の処理により,例えば業務データ50にファイル数とか最大使用メモリ量などの新しいフィールドの追加があった場合にも,絞り込みのための選択ロジックを変えることなく,簡単な絞り込み操作を実現することが可能になる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,絞り込み情報の種類があらかじめ決まっていないような場合でも,データ群の中から自動的に絞り込みの条件や範囲に関する情報が抽出されて表示されるので,それにより必要な絞り込み情報を指定し簡単な操作で絞り込みを行うことができるようになる。また,種々のフィールドからなるデータの一覧表示に対して,本発明を汎用的に適用し,簡単な会話操作による絞り込み表示を実現することができる。
【0072】
業務に関する状態の絞り込み表示を行うことにより,業務の状態などを見やすい形で表示させることができる。このとき,状態の種類が増えたり,絞り込み対象のフィールドが変わったりするような場合にも,処理ロジックを変えることなく容易に対処することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】業務監視用のデータ表示の例を示す図である。
【図3】図2に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示す図である。
【図4】図3に示す絞り込み表示を行うときの処理フローチャートである。
【図5】本発明の実施例におけるデータ構成説明図である。
【図6】業務監視用のデータ表示の例を示す図である。
【図7】図6に示す業務データに関する絞り込み表示の例を示す図である。
【図8】本発明の実施例における絞り込み情報入力の例を説明するための図である。
【図9】本実施例により絞り込み表示を行うときの処理フローチャートである。
【図10】本実施例により絞り込み表示を行うときの処理フローチャートである。
【符号の説明】
10 処理装置
11 データ記憶手段
12 フィールド選択処理手段
13 選択欄表示処理手段
14 絞り込み情報入力処理手段
15 絞り込み情報記憶手段
16 データ絞り込み処理手段
17 一覧データ表示処理手段
18 表示装置
19 入力装置
21 データ表示欄
22 選択欄
Claims (3)
- 表示装置と,入力装置と,各々属性が定められている複数のフィールドからなるデータを複数記憶する業務データ記憶手段とを備えたデータ処理装置において,
業務の監視情報に関する表示指示に対し,絞り込み情報を絞り込みなしに初期化する手段と,
フィールド一覧を表示し,絞り込みの対象となるフィールドの選択データを入力するフィールド選択処理手段と,
選択されたフィールドについて前記業務データ記憶手段における各データの異なるフィールド値の種類またはフィールド値の範囲を示す情報を,前記表示装置の表示画面上に設けた選択欄に表示する選択欄表示処理手段と,
前記選択欄をもとに絞り込みの対象となる種類または範囲の選択データを入力し,絞り込み情報を更新する絞り込み情報入力処理手段と,
入力された絞り込み情報に基づいて前記業務データ記憶手段から該当するフィールド値または該当するフィールド値の範囲に属するデータを抽出するデータ絞り込み処理手段と,
抽出されたデータを編集し一覧形式で表示する一覧データ表示処理手段とを備えた
ことを特徴とする絞り込み表示を行うデータ処理装置。 - 請求項1記載のデータ処理装置において,
前記業務データ記憶手段が記憶するデータは,少なくとも業務名,業務の状態,業務の実行時間に関するフィールドを持つ業務データであり,
前記一覧データ表示処理手段は,絞り込み情報が業務の状態である場合に,少なくとも業務名および業務の状態に関する情報を一覧形式で表示し,絞り込み情報が業務の実行時間である場合に,少なくとも業務名および業務の実行時間に関する情報を一覧形式で表示するように構成されている
ことを特徴とする絞り込み表示を行うデータ処理装置。 - 請求項1または請求項2記載のデータ処理装置において,
絞り込みの対象として選択されたフィールドが数値データの場合,前記選択欄表示処理手段は,その数値データの最小値から最大値までを範囲とする入力枠を表示するように構成され,
前記絞り込み情報入力処理手段は,前記入力枠において絞り込みの範囲を入力するように構成されている
ことを特徴とする絞り込み表示を行うデータ処理装置。
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