JP3740744B2 - 半導体の成長方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体の成長方法に関し、特に、GaInN層などのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にその成長温度よりも高い成長温度で別の窒化物系III−V族化合物半導体層を成長させる必要のある半導体装置、例えば半導体発光素子の製造に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
GaN、AlGaN、GaInNなどの窒化物(ナイトライド)系III−V族化合物半導体は、その禁制帯幅が1.8eVから6.2eVに亘っており、赤色から紫外線の発光が可能な発光素子の実現が理論上可能であるため、近年、注目を集めている。
【0003】
この窒化物系III−V族化合物半導体により発光ダイオード(LED)や半導体レーザを製造する場合には、GaN、AlGaN、GaInNなどを多層に積層し、発光層(活性層)をn型クラッド層およびp型クラッド層によりはさんだ構造を形成する必要がある。このような発光ダイオードまたは半導体レーザとして、発光層をGaInN/GaN量子井戸構造またはGaInN/AlGaN量子井戸構造としたものがある。
【0004】
このGaInN/GaN量子井戸構造またはGaInN/AlGaN量子井戸構造を形成する場合には、良好な結晶性を得るために、障壁層であるGaN層またはAlGaN層は1000℃程度の高温で成長させ、井戸層であるGaInN層は850℃以下の低温で成長させる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、井戸層であるGaInN層を850℃以下の低温で成長させた後、成長温度を1000℃程度に上昇させて障壁層であるGaN層またはAlGaN層を成長させると、下地のGaInN層が劣化し、発光強度が低下してしまうという問題があった。これは、GaInN層の成長後に成長温度を上昇させたときに、そのGaInN層のInNが分解することによると考えられる。
【0006】
以上は、GaInN層の劣化についてであるが、同様な劣化は、Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層全般に起こり得るものである。
【0007】
したがって、この発明の目的は、GaInN層などのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にその成長温度よりも高い成長温度で別の窒化物系III−V族化合物半導体層を成長させる必要がある場合に、そのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層の劣化を防止することができる半導体の成長方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の第1の発明は、
Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にこのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層の成長温度とほぼ等しいかまたはより低い成長温度でAlx Ga1-x N(ただし、0≦x≦1)からなる保護膜を気相成長させた後、成長温度を上記保護膜の成長温度よりも高い所定温度に上昇させて上記保護膜上にAl y Ga 1-y N(ただし、0≦y≦1)層を気相成長させ、かつ、上記Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層および上記保護膜を気相成長させる際のキャリアガスとしてN 2 を用い、成長温度を上記所定温度に上昇させる途中でキャリアガスをH 2 とN 2 との混合ガスに切り換えるようにした
ことを特徴とする半導体の成長方法である。
【0009】
この発明の第1の発明において、Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層の成長温度より低い成長温度で保護膜を気相成長させる場合、その成長温度は、典型的には、400〜700℃未満に選ばれる。
【0010】
この発明の第2の発明は、
Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上に700〜850℃の成長温度でAlx Ga1-x N(ただし、0≦x≦1)からなる保護膜を気相成長させた後、成長温度を上記保護膜の成長温度よりも高い所定温度に上昇させて上記保護膜上にAl y Ga 1-y N(ただし、0≦y≦1)層を気相成長させ、かつ、上記Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層および上記保護膜を気相成長させる際のキャリアガスとしてN 2 を用い、成長温度を上記所定温度に上昇させる途中でキャリアガスをH 2 とN 2 との混合ガスに切り換えるようにした
ことを特徴とする半導体の成長方法である。
【0011】
この発明の第2の発明においては、Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にその成長温度よりも高い成長温度で別の窒化物系III−V族化合物半導体層を成長させる場合に、そのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層からのInNの分解を有効に抑えつつ、良好な結晶性を得る観点から、好適には、750〜800℃の成長温度でAlx Ga1-x N(ただし、0≦x≦1)からなる保護膜を気相成長させる。
【0013】
この発明において、保護膜は、具体的には、GaN層またはAlx Ga1-x N層(ただし、0<x≦1)である。ここで、保護膜がGaN層である場合、InNの分解を有効に抑える観点から、好適には、その厚さを30nm以上とする。また、保護膜がAlx Ga1-x N層(ただし、0<x≦1)である場合には、同様な観点から、好適には、その厚さを、そのAl組成比xに応じて、後述の図8に示す直線で示される厚さ以上とする。例えば、保護膜がx=0.13のAlx Ga1-x N層である場合には、その厚さを10nm以上とする。
【0014】
この発明において、窒化物系III−V族化合物半導体層は、具体的には、Al、Ga、InおよびBからなる群より選ばれた少なくとも一種のIII族元素とNとからなる。この窒化物系III−V族化合物半導体層のうちInを含むものの具体例を挙げるとGaInN層であり、Inを含まないものの具体例を挙げるとGaN、AlGaNなどである。
【0015】
この発明において、窒化物系III−V族化合物半導体層の成長には、典型的には、有機金属化学気相成長(MOCVD)法または分子線エピタキシー(MBE)法が用いられる。
【0016】
上述のように構成されたこの発明による半導体の成長方法によれば、Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にこのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層の成長温度とほぼ等しいかまたはより低い成長温度、例えば、700〜850℃の温度でAlx Ga1-x N(ただし、0≦x≦1)からなる保護膜を気相成長させるようにしているので、Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層の表面はこの保護膜により覆われる。このため、その後に成長温度を上昇させてこのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にAly Ga1-y N層を成長させても、そのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層からのInNの分解を抑えることができ、劣化を抑えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図において、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
【0018】
図1は、この発明の第1の実施形態によるGaInN/GaN量子井戸構造の形成方法を説明するための断面図である。また、図2は、この第1の実施形態における成長シーケンスを示す。
【0019】
この第1の実施形態においては、図1および図2に示すように、まず、図示省略したMOCVD装置の反応炉内にc面サファイア基板1を入れた後、反応炉内にキャリアガスとして例えばH2 とN2 との混合ガスを流し、例えば1050℃で20分間熱処理を行うことによりそのc面サファイア基板1の表面をサーマルクリーニングする。次に、基板温度を例えば510℃に下げた後、反応炉内にN原料としてのアンモニア(NH3 )およびGa原料としてのトリメチルガリウム(TMGa、Ga(CH3 )3 )を供給し、c面サファイア基板1上にGaNバッファ層2を成長させる。次に、反応炉内へのTMGaの供給を停止し、NH3 の供給はそのまま続けながら、成長温度を例えば約1000℃まで上昇させた後、反応炉内に再びTMGaを供給してGaN層3を成長させる。
【0020】
次に、反応炉内へのTMGaの供給を再び停止し、成長温度を例えば700〜850℃(例えば、760℃)に下げた後、反応炉内に再びTMGaを供給してGaN層4を成長させる。このGaN層4は、成長温度を下げる間に下地のGaN層3の表面が汚染されることがあることから、次に成長させるGaInN層5の成長直前にこのGaN層4を成長させ、GaInN層5を清浄な表面に成長させるためのものである。次に、成長温度をそのまま700〜850℃に保持した状態で、反応炉内にN原料としてのNH3 に加えてGa原料としてのトリエチルガリウム(TEGa、Ga(C2 H5 )3 )およびIn原料としてのトリメチルインジウム(TMIn、In(CH3 )3 )を供給し、GaInN層5を成長させる。
【0021】
次に、成長温度をそのまま700〜850℃に保持した状態で、反応炉内へのTMInの供給を停止するとともに、Ga原料をTMGaに切り換え、GaNキャップ層6を成長させる。次に、反応炉内へのNH3 の供給をそのまま続けながら、成長温度を例えば約1000℃まで上昇させた後、反応炉内に再びTMGaを供給してGaN層7を成長させる。
以上により、目的とするGaInN/GaN量子井戸構造が形成される。
【0022】
なお、GaInN層5の成長時におけるTEGaの供給量は、例えば、GaN層3の成長時におけるTMGaの供給量の1/10程度にする。このとき、GaInN層5の成長速度はGaN層3の成長速度の1/10程度である。具体的には、例えば、GaN層3の成長速度は1.3μm/h、GaInN層5の成長速度は0.13μm/hである。
【0023】
図3は、GaNキャップ層6の厚さとGaInN/GaN量子井戸構造の量子井戸からの発光強度との関係を示す。図3からわかるように、GaNキャップ層6の厚さが30nm以上のときに十分に高い発光強度が得られており、これは、井戸層であるGaInN層5の劣化が抑えられていることを意味する。
【0024】
図4は、GaNキャップ層6の成長速度とGaInN/GaN量子井戸構造の量子井戸からの発光強度との関係を示す。ただし、GaNキャップ層6の厚さは40nmである。図4からわかるように、成長速度が速いほど発光強度が高くなっており、これは、成長速度が速いほどGaInN層の劣化が有効に抑えられることを意味する。
【0025】
以上のように、この第1の実施形態によれば、GaInN層5上にこのGaInN層5の成長温度と等しい成長温度、例えば700〜850℃の成長温度でGaNキャップ層6を成長させてこのGaInN層5の表面を覆った後に成長温度を約1000℃まで上昇させてGaN層7を成長させていることにより、GaInN層5からのInNの分解を防止してその劣化を防止することができ、発光層からの発光強度の劣化を防止することができる。
【0026】
図5は、この発明の第2の実施形態によるGaInN/AlGaN量子井戸構造の形成方法を説明するための断面図である。また、図6は、この第2の実施形態における成長シーケンスを示す。
【0027】
この第2の実施形態においては、図5および図6に示すように、まず、第1の実施形態と同様にして、例えば1050℃でc面サファイア基板1のサーマルクリーニングを行った後、例えば510℃の成長温度でGaNバッファ層2を成長させる。
【0028】
次に、成長温度を約1000℃まで上昇させた後、反応炉内にN原料としてのNH3 およびGa原料としてのTMGaに加えてAl原料としてのトリメチルアルミニウム(TMAl、Al(CH3 )3 )を供給し、Aly Ga1-y N層8を成長させる。
【0029】
次に、反応炉内へのTMGaおよびTMAlの供給を停止し、NH3 の供給はそのまま続けながら、成長温度を例えば700〜850℃(例えば、760℃)に下げた後、反応炉内に再びTMGaを供給してGaN層4を成長させる。次に、成長温度をそのまま700〜850℃に保持した状態で、反応炉内にN原料としてのNH3 に加えてGa原料としてのTEGaおよびIn原料としてのTMInを供給し、GaInN層5を成長させる。
【0030】
次に、成長温度をそのまま700〜850℃に保持した状態で、反応炉内へのTMInの供給を停止するとともに、Ga原料をTMGaに切り換え、Alx Ga1-x Nキャップ層9を成長させる。この後、成長温度を例えば約1000℃まで上昇させ、Aly Ga1-y N層10を成長させる。
以上により、目的とするGaInN/AlGaN量子井戸構造が形成される。
【0031】
図7は、Al組成比x=0.13のAlx Ga1-x Nキャップ層9の厚さとGaInN/AlGaN量子井戸構造の量子井戸からの発光強度との関係を示す。図7からわかるように、x=0.13の場合、Alx Ga1-x Nキャップ層9の厚さが10nm以上のときに十分に高い発光強度が得られており、これは、井戸層であるGaInN層5の劣化が抑えられていることを意味する。
【0032】
図8は、発光強度の劣化を抑えるのに必要なAlx Ga1-x Nキャップ層9の厚さをAl組成比xに対して示した図である。Alx Ga1-x Nキャップ層9の厚さを図8の直線で示される厚さ以上の厚さとすることにより、発光強度の劣化を抑えることができる。図8より、Al組成比xが小さいほど、Alx Ga1-x Nキャップ層8を厚くする必要があることがわかる。例えば、発光強度の劣化を抑えるのに必要なAlx Ga1-x Nキャップ層8の厚さは、x=0.2の場合には6nmであるが、x=0.13の場合には10nm、x=0.05の場合には20nmである。一方、本発明者の知見によれば、Alx Ga1-x Nキャップ層9を40nm程度以上に厚くすると、その中に存在する非発光中心が多くなり、好ましくないため、これを防止する観点から、Alx Ga1-x Nキャップ層9の厚さの上限は40nm程度と考えられる。
【0033】
以上のように、この第2の実施形態によれば、GaInN層5上にこのGaInN層5の成長温度と等しい成長温度、例えば700〜850℃の成長温度でAlx Ga1-x Nキャップ層9を成長させてこのGaInN層5の表面を覆った後に成長温度を約1000℃まで上昇させてAly Ga1-y N層10を成長させていることにより、GaInN層5からのInNの分解を防止してその劣化を防止することができ、発光層からの発光強度の劣化を防止することができる。また、GaNキャップ層を用いる場合にはその厚さを30nm以上とする必要があるのに対して、例えばx=0.13のAlx Ga1-x Nキャップ層9を用いる場合、その厚さは10nm以上であれば足りるので、キャップ層の成長に要する時間を短くすることができる。
【0034】
図9は、この発明の第3の実施形態による半導体発光素子の製造方法を説明するための断面図である。
図9に示すように、この第3の実施形態による半導体発光素子の製造方法においては、第1および第2の実施形態と同様に、c面サファイア基板11のサーマルクリーニングを行った後、このc面サファイア基板11上に例えば510℃の成長温度でGaNバッファ層(図示せず)を成長させる。次に、成長温度を例えば約1000℃まで上昇させ、このGaNバッファ層上に、n型GaNコンタクト層12、n型AlGaNクラッド層13およびn型GaN光導波層14を順次成長させる。次に、成長温度を例えば700〜850℃に下げ、GaInN活性層15およびp型GaNキャップ層16を順次成長させる。次に、成長温度を例えば約1000℃まで上昇させ、p型GaN光導波層17、p型AlGaNクラッド層18およびp型GaNコンタクト層19を順次成長させる。ここで、n型GaNコンタクト層12、n型AlGaNクラッド層13およびn型GaN光導波層14のn型不純物(ドナー不純物)としては例えばSiを用い、p型GaNキャップ層16、p型GaN光導波層17、p型AlGaNクラッド層18およびp型GaNコンタクト層19のp型不純物(アクセプタ不純物)としては例えばMgやZnを用いる。
【0035】
なお、図示は省略するが、p型GaNコンタクト層19上にp側電極が形成されるとともに、n型GaNコンタクト層12にn側電極がコンタクトして形成される。
【0036】
この第3の実施形態によれば、GaInN活性層15上にこのGaInN活性層15の成長温度と等しい成長温度、例えば700〜850℃の成長温度でp型GaNキャップ層16を成長させた後に成長温度を約1000℃まで上昇させてp型GaN光導波層17、p型AlGaNクラッド層18およびp型GaNコンタクト層19を成長させていることにより、GaInN活性層15からのInNの分解を防止してその劣化を防止することができ、発光層からの発光強度の劣化を防止することができる。これによって、高出力のGaN系半導体発光素子を実現することができる。
【0037】
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
【0038】
例えば、上述の第1、第2および第3の実施形態において挙げた数値、基板および原料ガスはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて異なる数値、基板および原料ガスを用いてもよい。具体的には、c面サファイア基板1の代わりに、GaN基板やSiC基板などを用いてもよい。また、GaInN層5の成長用のGa原料としては、TEGaの代わりにTMGaを用いてもよい。
【0039】
また、上述の第1の実施形態において、GaNキャップ層6の代わりに、Alx Ga1-x Nキャップ層を用いてもよい。同様に、第2の実施形態において、Alx Ga1-x Nキャップ層の代わりに、GaNキャップ層を用いてもよい。さらに、第3の実施形態において、p型GaNキャップ層16の代わりに、p型Alx Ga1-x Nキャップ層を用いてもよい。
【0040】
また、上述の第3の実施形態においては、この発明をGaN系半導体発光素子の製造に適用した場合について説明したが、この発明は、GaN系電界効果トランジスタ(FET)などのGaN系電子走行素子の製造に適用してもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明による半導体の成長方法によれば、Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にこのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層の成長温度とほぼ等しいかまたはより低い成長温度、例えば、700〜850℃の成長温度でAlx Ga1-x N(ただし、0≦x≦1)からなる保護膜を気相成長させるようにしていることにより、そのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にその成長温度よりも高い成長温度で別の窒化物系III−V族化合物半導体層を成長させる場合に、そのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態によるGaInN/GaN量子井戸構造の形成方法を説明するための断面図である。
【図2】この発明の第1の実施形態における成長シーケンスを示す略線図である。
【図3】この発明の第1の実施形態におけるGaNキャップ層の厚さとGaInN/GaN量子井戸構造の量子井戸からの発光強度との関係を示す略線図である。
【図4】この発明の第1の実施形態におけるGaNキャップ層の成長速度とGaInN/GaN量子井戸構造の量子井戸からの発光強度との関係を示す略線図である。
【図5】この発明の第2の実施形態によるGaInN/AlGaN量子井戸構造の形成方法を説明するための断面図である。
【図6】この発明の第2の実施形態における成長シーケンスを示す略線図である。
【図7】この発明の第2の実施形態におけるAlx Ga1-x Nキャップ層(x=0.13)の厚さとGaInN/AlGaN量子井戸構造の量子井戸からの発光強度との関係を示す略線図である。
【図8】この発明の第2の実施形態におけるAlx Ga1-x Nキャップ層のAl組成比と発光強度の劣化を抑えるのに必要な厚さとの関係を示す略線図である。
【図9】この発明の第3の実施形態による半導体発光素子の製造方法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1、11・・・c面サファイア基板、2・・・GaNバッファ層、3、4、7・・・GaN層、5・・・GaInN層、6・・・GaNキャップ層、8、10・・・Aly Ga1-y N層、9・・・Alx Ga1-x Nキャップ層
Claims (9)
- Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上にこのInを含む窒化物系III−V族化合物半導体層の成長温度とほぼ等しいかまたはより低い成長温度でAlx Ga1-x N(ただし、0≦x≦1)からなる保護膜を気相成長させた後、成長温度を上記保護膜の成長温度よりも高い所定温度に上昇させて上記保護膜上にAly Ga1-y N(ただし、0≦y≦1)層を気相成長させ、かつ、上記Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層および上記保護膜を気相成長させる際のキャリアガスとしてN2 を用い、成長温度を上記所定温度に上昇させる途中でキャリアガスをH2 とN2 との混合ガスに切り換えるようにした
ことを特徴とする半導体の成長方法。 - 上記保護膜を400〜700℃未満の成長温度で気相成長させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の半導体の成長方法。
- 上記Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層はGaInN層であることを特徴とする請求項1記載の半導体の成長方法。
- 上記保護膜はGaN層であることを特徴とする請求項1記載の半導体の成長方法。
- 上記GaN層の厚さは30nm以上であることを特徴とする請求項4記載の半導体の成長方法。
- 上記保護膜はAlx Ga1-x N層(ただし、0<x≦1)であることを特徴とする請求項1記載の半導体の成長方法。
- Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層上に700〜850℃の成長温度でAlx Ga1-x N(ただし、0≦x≦1)からなる保護膜を気相成長させた後、成長温度を上記保護膜の成長温度よりも高い所定温度に上昇させて上記保護膜上にAly Ga1-y N(ただし、0≦y≦1)層を気相成長させ、かつ、上記Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層および上記保護膜を気相成長させる際のキャリアガスとしてN2 を用い、成長温度を上記所定温度に上昇させる途中でキャリアガスをH2 とN2 との混合ガスに切り換えるようにした
ことを特徴とする半導体の成長方法。 - 750〜800℃の成長温度で上記保護膜を気相成長させるようにしたことを特徴とする請求項7記載の半導体の成長方法。
- 上記Inを含む窒化物系III−V族化合物半導体層はGaInN層であることを特徴とする請求項7記載の半導体の成長方法。
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1996
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