JP3731795B2 - 光コネクタ及び光プラグの組み立て方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車等の車両の多重伝送回路に用いられる光コネクタと、その光コネクタを構成する光プラグの組み立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような多重伝送回路を構成する光ファイバ(光ファイバケーブル)を送信又は受信器、或いは他のケーブルに接合する際には、光コネクタが用いられている。
【0003】
光ファイバは、極端な曲げや捩れに弱いため、光コネクタから導出される光ファイバは、通常、真っ直ぐに導出されているが、車両のような各種電装機器やワイヤハーネスが所狭しと配置、配索されている状況下においては、光ファイバを最小限の曲げ半径で湾曲させて、光コネクタから導出するものもある。
【0004】
このような、光ファイバを湾曲させて導出する光コネクタとしては、本願出願人が提案し、特開平10−78534号公報(特願平8−233036号 平成8年9月3日出願)に開示された光コネクタなどが知られているが、本願出願人は、その他に図11に示されるような構成の光コネクタ1も用いている。
【0005】
図11を参照しながら上記光コネクタ1について説明すると、その光コネクタ1は、図示しないレセプタクルと、そのレセプタクルに嵌合する光プラグ2とから成り、光プラグ2は、フェルール組み立て体3、3と、プラグハウジング4と、スプリングキャップ5とを備えて構成されている。
【0006】
フェルール組み立て体3は、予め圧縮スプリング6を挿通した光ファイバ7の端末に、フェルール8を装着して形成されており、フェルール8には、圧縮スプリング6の一端が当接するようになっている。
【0007】
プラグハウジング4は、上記レセプタクルの嵌合部(不図示)に嵌合するようになっており、その内部には、プラグハウジング4の前後方向にわたって貫通しフェルール組み立て体3、3を各々収容する中空の収容室9、9が形成されている。また、プラグハウジング4の両側壁には、爪状の係止突起10、10(一方のみ図示、以下同様)が突設されている。
【0008】
スプリングキャップ5は、ロアースプリングキャップ11及びアッパースプリングキャップ12の二部材から構成されており、ロアースプリングキャップ11がプラグハウジング4の後部に係合するようになっている。
【0009】
そのロアースプリングキャップ11は、プラグハウジング4に対する係合部13と、光ファイバ7、7に対する導出方向規制部14とで構成されており、係合部13には、係止突起10、10に係合する矩形状の孔15、15と、圧縮スプリング6の他端が当接し光ファイバ7、7が挿通されるファイバ導出部16、16とが形成されている。
【0010】
導出方向規制部14は、プラグハウジング4の後部から導出される光ファイバ7、7を、湾曲させた状態でほぼ90゜横方向に導出する部分であって、その横方向の端部には、光ファイバ7、7を外部に導出する開口部17が形成されている。また、導出方向規制部14の側壁であって曲率半径の小さい側の側壁には、円弧状に湾曲する支持面18が形成されている。これに対し、曲率半径の大きい側の側壁は、アッパースプリングキャップ12に対する係止突起19、19と、リブ20、20、20とを有しており、光ファイバ7、7の湾曲状態に沿うように形成されている。
【0011】
アッパースプリングキャップ12は、導出方向規制部14を覆うカバー形状に形成されており、ロアースプリングキャップ11との嵌合時において上記曲率半径の大きい側の側壁に重なることになる側壁21には、上記係止突起19、19に係合する矩形状の孔22、22と、上記リブ20、20、20が挿入されるガイド溝23、23、23とが形成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで以上のような光コネクタ1にあっては、プラグハウジング4の収容室9、9にフェルール組み立て体3、3を各々収容した後の組み立てに係る作業効率が悪いと言った問題点を有している。
【0013】
即ち、光ファイバ7、7を湾曲させながら導出方向規制部14に収容した状態でロアースプリングキャップ11をプラグハウジング4の後部に係合させなければならないので、作業効率が悪くなってしまっている。
【0014】
もう少し詳しく説明すれば、光ファイバ7、7を湾曲させながら導出方向規制部14に収容した後、光ファイバ7、7が飛び出さないように例えば右手でロアースプリングキャップ11を押さえ込み、この状態から、左手に持ったプラグハウジング4にそのロアースプリングキャップ11を係合させ、その後は、左手をアッパースプリングキャップ12に持ち替えて、アッパースプリングキャップ12をロアースプリングキャップ11に嵌合させる組み立てがなされるので、組み立てに係る作業が非常に煩雑になってしまっている。
【0015】
また、ロアースプリングキャップ11をプラグハウジング4に係合させる際に、そのロアースプリングキャップ11を圧縮スプリング6、6の付勢方向に押し込んで孔15、15を係止突起10、10に係合させることから、例えばその付勢方向に押し込んだ分だけ、湾曲させた光ファイバ7、7が導出方向規制部14内で移動してしまい、場合によっては湾曲状態を保持できずに再度やり直しをすることもある。
【0016】
尚、言うまでもないが、作業効率が悪いと組立加工費が増大してしまうことになる。
【0017】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、組み立てに係る作業効率を向上させ、以て、組立加工費の低減に寄与する光コネクタ及び光プラグの組み立て方法を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の光コネクタは、レセプタクルと該レセプタクルに嵌合する光プラグとからなる光コネクタであって、前記光プラグが、前端面に光ファイバの芯線部が露出されるように前記光ファイバの端末に装着されたフェルールと、該フェルールが装着される前に予め前記光ファイバが挿通された圧縮スプリングとを有し、前記フェルールの中間と後端にフランジが一体に周設され、前記後端のフランジに前記圧縮スプリングの一端が当接されるようになされたフェルール組み立て体と、前記フェルール組み立て体が収容される前後に貫通した中空の収容室と、該収容室に収容された前記フェルール組み立て体の前記フェルールの中間の前記フランジに対するストッパとを有するプラグハウジングと、互いに嵌合するロアースプリングキャップ及びアッパースプリングキャップの二部材から構成されたスプリングキャップとを備え、前記ロアースプリングキャップが、前記収容室の貫通方向に前記プラグハウジングに対して装着されて係合する係合部と、一体成形により前記係合部と一体に形成され前記光ファイバの導出方向を規制する導出方向規制部と、前記係合部と前記導出方向規制部とを区画するように立設された隔壁と、該隔壁の縁から略U字状に切り欠き、前記光ファイバを導出させつつ前記圧縮スプリングの他端が当接するように形成されたファイバ導出部とを有し、前記導出方向規制部が、前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させて前記光ファイバを導出する第1の開口部と、前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向と同一の方向へ前記光ファイバを導出する第2の開口部とを有し、前記アッパースプリングキャップが、前記光ファイバが前記第1の開口部を通じて導出された状態で、前記ロアースプリングキャップに嵌合され、前記導出方向規制部を覆うカバー部材であることを特徴としている。
【0019】
上記課題を解決するためなされた請求項2記載の本発明の光コネクタは、レセプタクルと該レセプタクルに嵌合する光プラグとからなる光コネクタであって、前記光プラグが、前端面に光ファイバの芯線部が露出されるように前記光ファイバの端末に装着されたフェルールと、該フェルールが装着される前に予め前記光ファイバが挿通された圧縮スプリングとを有し、前記フェルールの中間と後端にフランジが一体に周設され、前記後端のフランジに前記圧縮スプリングの一端が当接されるようになされたフェルール組み立て体と、前記フェルール組み立て体が収容される前後に貫通した中空の収容室と、該収容室に収容された前記フェルール組み立て体の前記フェルールの中間の前記フランジに対するストッパとを有するプラグハウジングと、互いに嵌合するロアースプリングキャップ及びアッパースプリングキャップの二部材から構成されたスプリングキャップとを備え、前記アッパースプリングキャップが、前記ロアースプリングキャップに嵌合されるカバー部材であり、前記ロアースプリングキャップが、前記収容室の貫通方向に前記プラグハウジングに対して装着されて係合する係合部と、一体成形により前記係合部と一体に形成され、嵌合された前記アッパースプリングキャップと協働する協働部分と、前記係合部と前記部分とを区画するように立設された隔壁と、該隔壁の縁から略U字状に切り欠き、前記光ファイバを導出させつつ前記圧縮スプリングの他端が当接するように形成されたファイバ導出部とを有し、前記協働部分が、前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させて前記光ファイバを導出する開口部を有し前記光ファイバの導出方向を規制する前記アッパースプリングキャップで覆われた導出方向規制部を形成していることを特徴としている。
【0020】
上記課題を解決するためなされた請求項3記載の本発明の光プラグの組み立て方法は、請求項1記載の光コネクタを構成する光プラグの組立方法において、予め圧縮スプリングに挿通された光ファイバの端末に、前端面に光ファイバの芯線部が露出されるようにフェルールを装着してフェルール組み立て体を形成し、該フェルール組み立て体を、プラグハウジングが有する前後に貫通した中空の収容室に収容し、ロアースプリングキャップのファイバ導出部とロアースプリングキャップが有する導出方向規制部の第2の開口部とを通じて前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向と同一の方向へ前記光ファイバを導出させた状態で、前記ロアースプリングキャップを前記プラグハウジングに対し前記収容室の貫通方向に装着し、前記圧縮スプリングの一端を前記フェルールの後端のフランジに、他端を前記ファイバ導出部にそれぞれ当接させて圧縮された前記圧縮スプリングの付勢力により、前記収容室のストッパに前記フェルールの中間のフランジが当たるように付勢された状態を保つように前記ロアースプリングキャップの係合部を前記プラグハウジングに対し係合させ、その後、前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させて前記導出方向規制部の第1の開口部を通じて前記光ファイバを導出させ、前記光ファイバが前記第1の開口部を通じて導出させた状態で、カバー部材であるアッパースプリングキャップを前記ロアースプリングキャップに嵌合させて前記導出方向規制部を覆うことを特徴としている。
【0021】
上記課題を解決するためなされた請求項4記載の本発明の光プラグの組み立て方法は、請求項2記載の光コネクタを構成する光プラグの組立方法において、予め圧縮スプリングに挿通された光ファイバの端末に、前端面に光ファイバの芯線部が露出されるようにフェルールを装着してフェルール組み立て体を形成し、該フェルール組み立て体を、プラグハウジングが有する前後に貫通した中空の収容室に収容し、ロアースプリングキャップのファイバ導出部を通じて前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向と同一の方向へ前記光ファイバを導出させた状態で、前記ロアースプリングキャップを前記プラグハウジングに対し前記収容室の貫通方向に装着し、前記圧縮スプリングの一端を前記フェルールの後端のフランジに、他端を前記ファイバ導出部にそれぞれ当接させて圧縮された前記圧縮スプリングの付勢力により、前記収容室のストッパに前記フェルールの中間のフランジが当たるように付勢された状態を保つように前記ロアースプリングキャップの係合部を前記プラグハウジングに対し係合させ、その後、前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させてた状態で、カバー部材であるアッパースプリングキャップを前記ロアースプリングキャップに嵌合させ、該嵌合によって前記ロアースプリングキャップと前記アッパースプリングキャップとを協働させて、前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させて前記光ファイバを導出する開口部を有し前記光ファイバの導出方向を規制する前記アッパースプリングキャップで覆われた導出方向規制部を形成させ、該形成された前記導出方向規制部により導出方向を規制された前記光ファイバを前記第1の開口部から導出させることを特徴としている。
【0022】
請求項1に記載された本発明によれば、ロアースプリングキャップが、収容室の貫通方向にプラグハウジングに対して装着されて係合する係合部と、一体成形により係合部と一体に形成され光ファイバの導出方向を規制する導出方向規制部と、係合部と導出方向規制部とを区画するように立設された隔壁と、該隔壁の縁から略U字状に切り欠き、光ファイバを導出させつつ圧縮スプリングの他端が当接するように形成されたファイバ導出部とを有し、導出方向規制部が、収容室に収容されたフェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させて光ファイバを導出する第1の開口部と、収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ光ファイバを導出する第2の開口部とを有するので、光プラグを組み立てるに当たって、ロアースプリングキャップを収容室の貫通方向にプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させる際、光ファイバを第2の開口部を通じて収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ導出させておくことができ、プラグハウジングから導出されている光ファイバを従来のように湾曲させる必要がなくなる。即ち、収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ光ファイバを導出させておくことができるようになる。また、ロアースプリングキャップをプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させた後には、収容室に収容されたフェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させて光ファイバを第1の開口を通じて導出すればよい。
【0023】
請求項2に記載された本発明によれば、ロアースプリングキャップが、収容室の貫通方向にプラグハウジングに対して装着されて係合する係合部と、一体成形により係合部と一体に形成され、嵌合された前記アッパースプリングキャップと協働する協働部分と、係合部と該部分とを区画するように立設された隔壁と、該隔壁の縁から略U字状に切り欠き、光ファイバを導出させつつ圧縮スプリングの他端が当接するように形成されたファイバ導出部とを有し、協働部分が、収容室に収容されたフェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させて光ファイバを導出する開口部を有し光ファイバの導出方向を規制するアッパースプリングキャップで覆われた導出方向規制部を形成しているので、光プラグを組み立てるに当たって、ロアースプリングキャップを収容室の貫通方向にプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させる際、プラグハウジングから導出されている光ファイバを従来のように湾曲させる必要がなくなる。即ち、収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ光ファイバを導出させておくことができるようになる。また、ロアースプリングキャップをプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させた後には、フェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させてた状態で、カバー部材であるアッパースプリングキャップをロアースプリングキャップに嵌合させることによって形成される導出方向規制部の開口部を通じて、収容室に収容されたフェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させて第1の開口部を通じて導出すればよい。
【0024】
請求項3に記載された本発明によれば、ロアースプリングキャップのファイバ導出部とロアースプリングキャップが有する導出方向規制部の第2の開口部とを通じて収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ光ファイバを導出させた状態で、ロアースプリングキャップをプラグハウジングに対し収容室の貫通方向に装着し、圧縮スプリングの一端をフェルールの後端のフランジに、他端を前記ファイバ導出部にそれぞれ当接させて圧縮された圧縮スプリングの付勢力により、収容室のストッパにフェルールの中間のフランジが当たるように付勢された状態を保つようにロアースプリングキャップの係合部をプラグハウジングに対し係合させるので、光プラグを組み立てるに当たって、ロアースプリングキャップを収容室の貫通方向にプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させる際、光ファイバを第2の開口部を通じて収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ導出させておくことができ、プラグハウジングから導出されている光ファイバを従来のように湾曲させる必要がなくなる。即ち、収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ光ファイバを導出させておくことができるようになる。また、ロアースプリングキャップをプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させ後には、収容室に収容されたフェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させて第1の開口を通じて導出すればよい。
【0025】
請求項4に記載された本発明によれば、ロアースプリングキャップのファイバ導出部を通じて収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ光ファイバを導出させた状態で、ロアースプリングキャップをプラグハウジングに対し収容室の貫通方向に装着し、圧縮スプリングの一端をフェルールの後端のフランジに、他端をファイバ導出部にそれぞれ当接させて圧縮された圧縮スプリングの付勢力により、収容室のストッパにフェルールの中間のフランジが当たるように付勢された状態を保つようにロアースプリングキャップの係合部をプラグハウジングに対し係合させ、その後、フェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させてた状態で、カバー部材であるアッパースプリングキャップをロアースプリングキャップに嵌合させ、該嵌合によってロアースプリングキャップとアッパースプリングキャップとを協働させて、収容室に収容されたフェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させて光ファイバを導出する開口部を有し光ファイバの導出方向を規制するアッパースプリングキャップで覆われた導出方向規制部を形成させ、該形成された導出方向規制部により導出方向を規制された光ファイバを開口部から導出させるので、光プラグを組み立てるに当たって、ロアースプリングキャップを収容室の貫通方向にプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させる際、プラグハウジングから導出されている光ファイバを従来のように湾曲させる必要がなくなる。即ち、収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ光ファイバを導出させておくことができるようになる。また、ロアースプリングキャップをプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させた後には、フェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させてた状態で、カバー部材であるアッパースプリングキャップをロアースプリングキャップに嵌合させることによって形成される導出方向規制部の開口部を通じて、収容室に収容されたフェルールの軸方向とは異なる方向へ光ファイバを湾曲させて開口部を通じて導出すればよい。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本発明の光コネクタの一実施の形態を示す光プラグの分解斜視図(スプリングキャップを手前に配置)である。また、図2は図1に対しプラグハウジングを手前にした光プラグの分解斜視図、図3は光プラグの組み立てに係る第一スプリングキャップ組み立て工程と、第二スプリングキャップ組み立て工程とを説明するための光プラグの分解斜視図、図4は図3の状態から光プラグの組み立てに係る第三スプリングキャップ組み立て工程を説明するための光プラグの斜視図、図5は光プラグの正面図、図6は光プラグの平面図、図7は光プラグの底面図、図8は光プラグの右側面図、図9は図5のA−A線断面図を示している。
【0027】
図1及び図2において、引用符号31は図示しないレセプタクルと共に光コネクタを構成する光プラグを示しており、その光プラグ31は、フェルール組み立て体32、32と、プラグハウジング33と、スプリングキャップ34とを備えて構成されている。
【0028】
スプリングキャップ34は、ロアースプリングキャップ35とアッパースプリングキャップ36との二部材で構成されており、図3に示される如く、フェルール組み立て体32、32を収容したプラグハウジング33の後端面から導出される光ファイバ37、38を、図中の実線で示される略直線状態で導出したままロアースプリングキャップ35をプラグハウジング33の後部に係合させることができるようになっている。また、上記光ファイバ37、38をそれぞれ湾曲させ、図中の仮想線で示される湾曲状態にすると、アッパースプリングキャップ36を容易に嵌合させることができるようになっている(図4参照)。
【0029】
先ず、上記各構成部材の詳細な説明を以下にする。
【0030】
上記フェルール組み立て体32、32は、図1及び図2に示される如く、光ファイバ37、38とフェルール39、39と、圧縮スプリング40、40(特許請求の範囲に記載したスプリングに相当)とで構成されており、圧縮スプリング40、40をそれぞれ挿通した光ファイバ37、38の端末にフェルール39、39を装着することで形成されるようになっている。
【0031】
光ファイバ37、38は、コア及びクラッドから成る芯線部41、41(図2参照、以下同様)と、その芯線部41、41を被覆する一次シース42、42と、一次シース42、42を更に被覆する二次シース43、43とで構成されており、被覆全てを皮剥され露出した上記芯線部41、41がフェルール39、39の後述する小径部44、44に装着されるようになっている。また、二次シース43、43のみを皮剥して露出した一次シース42、42は、フェルール39、39の後述する大径部45、45に装着されるようになっている。
【0032】
尚、一次シース42、42は、フェルール39、39の後端面から、湾曲状態でロアースプリングキャップ35より導出されるまでの範囲が露出するようになっている。このような範囲を皮剥して一次シース42、42を露出させると、光ファイバ37、38を湾曲させる際の作業効率の向上や、圧縮スプリング40、40の伸縮性の向上を図ることができることになる(図11の光ファイバ7と比べると解りやすい。また、その光ファイバ7を湾曲させると圧縮スプリング6も若干湾曲してしまう恐れがある)。
【0033】
光ファイバ37、38は、湾曲させられる範囲の長さが各々異なるため、一次シース42、42の露出する範囲が図中に示されるように非対称になっている。
【0034】
フェルール39、39は、小径部44、44及び大径部45、45から成る段付きの円筒形状に形成されており、大径部45、45の中間には、フランジ46、46が周設されている。フェルール39、39の前端面(小径部44、44の前端面)には、光ファイバ37、38の芯線部41、41が露出するようになっている。
【0035】
フランジ46、46には、圧縮スプリング40、40の一端が当接するようになっている。
【0036】
圧縮スプリング40、40は、図11の圧縮スプリング6、6と同じものであって二次シース43、43よりも大きな内径を有している。また、圧縮スプリング40、40は、一次シース42、42が露出する部分に配置されることから、径方向の寸法差が大きくなって伸縮性が良好になるようになっている。
【0037】
上記プラグハウジング33は、図1ないし図9のいずれかに示される如く、矩形箱状に形成されており、内部には、前後に貫通する中空の収容室47、47が形成されている。また、プラグハウジング33の上壁には、ロッキングアーム48とガイドリブ49、49とファイバ保持リブ50、50とが設けられており、両側壁には、爪状の係止突起51、51が形成されている。
【0038】
収容室47、47には、フェルール組み立て体32、32が収容されるようになっており、中間部分には、付勢されたフェルール組み立て体32、32に対するストッパ52、52が形成されている。
【0039】
ロッキングアーム48は、プラグハウジング33の上壁中央に設けられており、レセプタクル(不図示)との係合の際に用いられるようになっている。
【0040】
ガイドリブ49、49は、側壁から連続するように形成されており、ロアースプリングキャップ35の外れ防止対策に寄与するようになっている。
【0041】
ファイバ保持リブ50、50は、片持ち突片形状に形成されて、プラグハウジング33の後端面における収容室47、47の開口縁部近傍に配設され、収容されたフェルール組み立て体32、32の光ファイバ37、38(一次シース42、42)を保持することができるようになっている(アッパースプリングキャップ36の組み付け等が容易になる利点がある。また、アッパースプリングキャップ36の組み付け前に、光ファイバ37、38が仮に何らかの拍子に持ち上げられた場合、その弾力性でストレスが掛からないように作用する)。
【0042】
上記ロアースプリングキャップ35は、図1ないし図9のいずれかに示される如く、平面視略L字形状であってプラグハウジング33に対する係合部53と、光ファイバ37、38に対する導出方向規制部54とを備えて構成されている。
【0043】
係合部53と導出方向規制部54は連続形成されており、係合部53に設けられた両側壁には、孔55、55とガイドリブ係合部56、56とがそれぞれ形成されている。また、係合部53と導出方向規制部54とを区画するように立設する係合部53の隔壁57には、ファイバ導出部58、58が切り欠き形成されている。
【0044】
孔55、55は、上記係止突起51、51に係合するように矩形状に穿設されており、また、ガイドリブ係合部56、56は、上記ガイドリブ49、49を摺動することができるように断面視コ字状に形成されている(上記両側壁間の方向の開きを規制することができる)。
【0045】
ファイバ導出部58、58は、隔壁57の上端縁から略U字状に切り欠いて形成されており、組み付け時に圧縮スプリング40、40の他端が当接するようになっている。即ち、ロアースプリングキャップ35がプラグハウジング33の後部に係合すると、フェルール組み立て体32、32がプラグハウジング33の前部に向けて付勢されるようになっている。
【0046】
導出方向規制部54は、プラグハウジング33の後端面から導出される光ファイバ37、38を、湾曲させた状態でほぼ90゜横方向に導出させる部分であって、周縁部には三つの側壁59、60、61が形成されている。
【0047】
曲率半径の小さい側であって上記横方向の端部に連成される略L字状の側壁59には、円弧状に湾曲する支持面62が形成されている。また、上記横方向の端部側で支持面62に略対向する位置には、側壁60(特許請求の範囲に記載したファイバ固定部に相当)が配置されている。側壁60は、湾曲させた光ファイバ37、38の復元を阻止するとともに、後述する直線経路との隔たりをもたせるようになっている。
【0048】
側壁59と側壁60との間には、湾曲させた光ファイバ37、38を外部に導出させる開口部63が形成されており、曲率半径の大きい側となる側壁60と側壁61の間には、プラグハウジング33の後部から導出されたままの略直線状態の光ファイバ37、38を導出させる開口部64(特許請求の範囲に記載した光ファイバ用の導出部に相当)が形成されている。
【0049】
開口部63を有することで、導出方向規制部54に光ファイバ37、38がファイバ導出部58、58から支持面62に沿って導出される湾曲経路が形成されることになる。また、開口部64を有することで、同じく導出方向規制部54に光ファイバ37、38が上述のような略直線状態で導出される直線経路が形成されることになる。
【0050】
三つの側壁59、60、61には、それぞれアッパースプリングキャップ36に対する係止突起65とリブ66とが形成されており、その各リブ66が導出方向規制部54の裏側に形成された補強リブ67に連続するようになっている。
【0051】
上記アッパースプリングキャップ36は、導出方向規制部54を覆う断面コ字状に形成されたカバー部材であって、上記側壁59に重なる側壁68には、上記係止突起65に係合する孔69と、上記リブ66が挿入されるガイド溝70とが形成されている。また、上記側壁60、61に重なるとともに上記開口部64を閉塞する側壁71(特許請求の範囲に記載した閉塞部に相当)にも、側壁68と同様の孔69とガイド溝70が複数形成されている。
【0052】
尚、引用符号72、72は、ロアースプリングキャップ35との嵌合の際に、プラグハウジング33のファイバ保持リブ50、50を回避するよう形成された凹部を示している。
【0053】
次に、上記光プラグ31の詳細な組み立て工程(方法)を以下に説明する。
工程の手順としては、ファイバ端末処理工程と、フェルール組み立て体収容工程と、第一〜第三スプリングキャップ組み立て工程とに分かれているので、この順序に沿って説明することにする。
【0054】
先ず、ファイバ端末処理工程(図1及び図2参照)によって、フェルール組み立て体32、32を形成する。即ち、光ファイバ37、38に圧縮スプリング40、40を挿通するとともにその光ファイバ37、38の端末にフェルール39、39を装着してフェルール組み立て体32、32を形成する。
【0055】
そして、ファイバ端末処理工程により形成されたフェルール組み立て体32、32をフェルール組み立て体収容工程(図1ないし図3参照)によりプラグハウジング33の収容室47、47に収容する。
【0056】
続いて、第一スプリングキャップ組み立て工程を行い、ロアースプリングキャップ35をプラグハウジング33の後部に係合させる(図2及び図3参照)。即ち、プラグハウジング33から導出された光ファイバ37、38を上記直線経路に収容し、光ファイバ37、38がプラグハウジング33からフェルール39、39の軸方向に略直線的に導出された状態で、ロアースプリングキャップ35をプラグハウジング33に係合させる(図3参照)。
【0057】
この時、プラグハウジング33のガイドリブ49、49にロアースプリングキャップ35のガイドリブ係合部56、56が摺動し、また、プラグハウジング33の係止突起51、51にロアースプリングキャップ35の孔55、55が係合するようになる(図3参照)。
【0058】
続いて第一スプリングキャップ組み立て工程が終了すると、第二スプリングキャップ組み立て工程へ移行する(図3参照)。第二スプリングキャップ組み立て工程では、直線経路にある光ファイバ37、38を湾曲経路へ経路変更する作業が行われる。
【0059】
尚、湾曲させた光ファイバ37、38は、側壁60によってその復元が阻止されるから作業性に影響することはない。
【0060】
その後、第三スプリングキャップ組み立て工程(図3及び図4参照)へ移行し、アッパースプリングキャップ36をロアースプリングキャップ35に嵌合させる(図4参照)。ロアースプリングキャップ35の各リブ66にアッパースプリングキャップ36の各対応するガイド溝70が案内され、また、ロアースプリングキャップ35の係止突起65にアッパースプリングキャップ36の孔69が係合する。
【0061】
以上により、光プラグ31の組み立てが完了する。
【0062】
図1ないし図9までを参照しながら説明してきたように、ロアースプリングキャップ35に、光ファイバ37、38に対する上記直線経路と上記湾曲経路とを形成しているので、ロアースプリングキャップ35をプラグハウジング33に係合させる際、プラグハウジング33から導出される光ファイバ37、38を従来のように湾曲させた状態で係合させる必要がなくなる。
【0063】
即ち、上記直線経路が形成されていることから、プラグハウジング33から導出された光ファイバ37、38を、その上記直線経路に沿わせるだけで、ロアースプリングキャップ35をプラグハウジング33に係合させることができるようになる。
【0064】
また、ロアースプリングキャップ35をプラグハウジング33に係合させた後には、上記直線経路にあり略直線状態のままとなっている光ファイバ37、38を湾曲させて上記湾曲経路に沿わせ、アッパースプリングキャップ36をロアースプリングキャップ35に嵌合させれば一連の組み立てが完了するようになることから、従来のように組み立てが煩雑になることはない。
【0065】
従って、以上のような光プラグ31(ひいては光コネクタ)を提供することで、従来と同じ構成部品数であるにもかかわらず、また、その構成部品の組み立て順序が同じであるにもかかわらず、上述のような経路変更等によって、組み立てに係る作業効率を従来よりも向上させることができるようになる。また、これに伴い、組立加工費も低減することができるようになる。
【0066】
尚、外観及び機能上、従来と何ら変わりがない。
【0067】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
即ち、一心式光ファイバ双方向通信システム用の光コネクタにも当然に応用することができる。また、仮に、ロアースプリングキャップ35ではなく、アッパースプリングキャップ36をプラグハウジング33の後部に係合させる構造とした場合には、上記直線経路や湾曲経路等がアッパースプリングキャップ36側に形成されることになる。
【0068】
尚、上記ロアースプリングキャップ35に対し、ファイバ固定部としての側壁60を除去したロアースプリングキャップ73(図10参照)を上記ロアースプリングキャップ35の代用とすることも可能である(側壁60がないものの、直線経路と湾曲経路とが確保できるので、上記光プラグ31と同等とまではいかないが、図11の光プラグ2より作業効率が向上する光プラグ74となる)。引用符号36′で示されるアッパースプリングキャップは、上記側壁71と若干異なる側壁71′を有していることから、上記アッパースプリングキャップ36に対しダッシュの符号を付している。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1又は3に記載された本発明によれば、光プラグを組み立てるに当たって、ロアースプリングキャップを収容室の貫通方向にプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させる際、光ファイバを第2の開口部を通じて収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ導出させておくことができるので、収容室にフェルールとともに収容される圧縮スプリングには、光ファイバを湾曲させてた状態で組み立てなければならない従来のものにおいて圧縮スプリングにかかっていた圧縮方向以外の力がかかることがなくなり、その分、従来のように組み立てが煩雑になることはない。
従って、以上のような光コネクタ又はその組立方法を提供することで、従来と同じ構成部品数であるにもかかわらず、また、その構成部品の組み立て順序が同じであるにもかかわらず、上記のような経路変更等によって、組み立てに係る作業効率を従来よりも向上させることができるようになる。これにより、組立加工費も低減することができるようになる。
【0072】
請求項2又は4に記載された本発明によれば、光プラグを組み立てるに当たって、ロアースプリングキャップを収容室の貫通方向にプラグハウジングに対して装着して係合部を係合させる際、収容室に収容されたフェルールの軸方向と同一の方向へ光ファイバを導出させておくことができるので、収容室にフェルールとともに収容される圧縮スプリングには、光ファイバを湾曲させてた状態で組み立てなければならない従来のものにおいて圧縮スプリングにかかっていた圧縮方向以外の力がかかることがなくなり、その分、従来のように組み立てが煩雑になることはない。
従って、以上のような光コネクタ又はその組立方法を提供することで、従来と同じ構成部品数であるにもかかわらず、また、その構成部品の組み立て順序が同じであるにもかかわらず、上記のような経路変更等によって、組み立てに係る作業効率を従来よりも向上させることができるようになる。これにより、組立加工費も低減することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光コネクタの一実施の形態を示す光プラグの分解斜視図(スプリングキャップを手前に配置)である。
【図2】図1に対しプラグハウジングを手前にした光プラグの分解斜視図である。
【図3】光プラグの組み立てに係る第一スプリングキャップ組み立て工程と、第二スプリングキャップ組み立て工程とを説明するための光プラグの分解斜視図である。
【図4】図3の状態から光プラグの組み立てに係る第三スプリングキャップ組み立て工程を説明するための光プラグの斜視図である。
【図5】光プラグの正面図である。
【図6】光プラグの平面図である。
【図7】光プラグの底面図である。
【図8】光プラグの右側面図である。
【図9】図5のA−A線断面図である。
【図10】スプリングキャップの他の例を説明するための光プラグの分解斜視図である。
【図11】本発明よりも先に本願出願人が用いている光プラグの分解斜視図である。
【符号の説明】
31 光プラグ
32 フェルール組み立て体
33 プラグハウジング
34 スプリングキャップ
35 ロアースプリングキャップ
36 アッパースプリングキャップ
37、38 光ファイバ
39 フェルール
40 圧縮スプリング(スプリング)
41 芯線部
42 一次シース
43 二次シース
44 小径部
45 大径部
46 フランジ
47 収容室
48 ロッキングアーム
49 ガイドリブ
50 ファイバ保持リブ
51 係止突起
52 ストッパ
53 係合部
54 導出方向規制部
55 孔
56 ガイドリブ係合部
57 隔壁
58 ファイバ導出部
59、61 側壁
60 側壁(ファイバ固定部)
62 支持面
63 開口部
64 開口部(導出部)
65 係止突起
66 リブ
67 補強リブ
68 側壁
69 孔
70 ガイド溝
71 側壁(閉塞部)
72 凹部
73 ロアースプリングキャップ
74 光プラグ
Claims (4)
- レセプタクルと該レセプタクルに嵌合する光プラグとからなる光コネクタであって、
前記光プラグが、
前端面に光ファイバの芯線部が露出されるように前記光ファイバの端末に装着されたフェルールと、該フェルールが装着される前に予め前記光ファイバが挿通された圧縮スプリングとを有し、前記フェルールの中間と後端にフランジが一体に周設され、前記後端のフランジに前記圧縮スプリングの一端が当接されるようになされたフェルール組み立て体と、
前記フェルール組み立て体が収容される前後に貫通した中空の収容室と、該収容室に収容された前記フェルール組み立て体の前記フェルールの中間の前記フランジに対するストッパとを有するプラグハウジングと、
互いに嵌合するロアースプリングキャップ及びアッパースプリングキャップの二部材から構成されたスプリングキャップとを備え、
前記ロアースプリングキャップが、前記収容室の貫通方向に前記プラグハウジングに対して装着されて係合する係合部と、一体成形により前記係合部と一体に形成され前記光ファイバの導出方向を規制する導出方向規制部と、前記係合部と前記導出方向規制部とを区画するように立設された隔壁と、該隔壁の縁から略U字状に切り欠き、前記光ファイバを導出させつつ前記圧縮スプリングの他端が当接するように形成されたファイバ導出部とを有し、
前記導出方向規制部が、前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させて前記光ファイバを導出する第1の開口部と、前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向と同一の方向へ前記光ファイバを導出する第2の開口部とを有し、
前記アッパースプリングキャップが、前記光ファイバが前記第1の開口部を通じて導出された状態で、前記ロアースプリングキャップに嵌合され、前記導出方向規制部を覆うカバー部材である
ことを特徴とする光コネクタ。 - レセプタクルと該レセプタクルに嵌合する光プラグとからなる光コネクタであって、
前記光プラグが、
前端面に光ファイバの芯線部が露出されるように前記光ファイバの端末に装着されたフェルールと、該フェルールが装着される前に予め前記光ファイバが挿通された圧縮スプリングとを有し、前記フェルールの中間と後端にフランジが一体に周設され、前記後端のフランジに前記圧縮スプリングの一端が当接されるようになされたフェルール組み立て体と、
前記フェルール組み立て体が収容される前後に貫通した中空の収容室と、該収容室に収容された前記フェルール組み立て体の前記フェルールの中間の前記フランジに対するストッパとを有するプラグハウジングと、
互いに嵌合するロアースプリングキャップ及びアッパースプリングキャップの二部材から構成されたスプリングキャップとを備え、
前記アッパースプリングキャップが、前記ロアースプリングキャップに嵌合されるカバー部材であり、
前記ロアースプリングキャップが、前記収容室の貫通方向に前記プラグハウジングに対して装着されて係合する係合部と、一体成形により前記係合部と一体に形成され、嵌合された前記アッパースプリングキャップと協働する協働部分と、前記係合部と前記協働部分とを区画するように立設された隔壁と、該隔壁の縁から略U字状に切り欠き、前記光ファイバを導出させつつ前記圧縮スプリングの他端が当接するように形成されたファイバ導出部とを有し、
前記協働部分が、前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前 記光ファイバを湾曲させて前記光ファイバを導出する開口部を有し前記光ファイバの導出方向を規制する前記アッパースプリングキャップで覆われた導出方向規制部を形成している
ことを特徴とする光コネクタ。 - 請求項1記載の光コネクタを構成する光プラグの組立方法において、
予め圧縮スプリングに挿通された光ファイバの端末に、前端面に光ファイバの芯線部が露出されるようにフェルールを装着してフェルール組み立て体を形成し、
該フェルール組み立て体を、プラグハウジングが有する前後に貫通した中空の収容室に収容し、
ロアースプリングキャップのファイバ導出部とロアースプリングキャップが有する導出方向規制部の第2の開口部とを通じて前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向と同一の方向へ前記光ファイバを導出させた状態で、前記ロアースプリングキャップを前記プラグハウジングに対し前記収容室の貫通方向に装着し、
前記圧縮スプリングの一端を前記フェルールの後端のフランジに、他端を前記ファイバ導出部にそれぞれ当接させて圧縮された前記圧縮スプリングの付勢力により、前記収容室のストッパに前記フェルールの中間のフランジが当たるように付勢された状態を保つように前記ロアースプリングキャップの係合部を前記プラグハウジングに対し係合させ、
その後、前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させて前記導出方向規制部の第1の開口部を通じて前記光ファイバを導出させ、
前記光ファイバが前記第1の開口部を通じて導出させた状態で、カバー部材であるアッパースプリングキャップを前記ロアースプリングキャップに嵌合させて前記導出方向規制部を覆う
ことを特徴とする光プラグの組み立て方法。 - 請求項2記載の光コネクタを構成する光プラグの組立方法において、
予め圧縮スプリングに挿通された光ファイバの端末に、前端面に光ファイバの芯線部が露出されるようにフェルールを装着してフェルール組み立て体を形成し、
該フェルール組み立て体を、プラグハウジングが有する前後に貫通した中空の収容室に収容し、
ロアースプリングキャップのファイバ導出部を通じて前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向と同一の方向へ前記光ファイバを導出させた状態で、前記ロアースプリングキャップを前記プラグハウジングに対し前記収容室の貫通方向に装着し、
前記圧縮スプリングの一端を前記フェルールの後端のフランジに、他端を前記ファイバ導出部にそれぞれ当接させて圧縮された前記圧縮スプリングの付勢力により、前記収容室のストッパに前記フェルールの中間のフランジが当たるように付勢された状態を保つように前記ロアースプリングキャップの係合部を前記プラグハウジングに対し係合させ、
その後、前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させてた状態で、カバー部材であるアッパースプリングキャップを前記ロアースプリングキャップに嵌合させ、
該嵌合によって前記ロアースプリングキャップと前記アッパースプリングキャップとを協働させて、前記収容室に収容された前記フェルールの軸方向とは異なる方向へ前記光ファイバを湾曲させて前記光ファイバを導出する開口部を有し前記光ファイバの導出方向を規制する前記アッパースプリングキャップで覆われた導出方向規制部を形成させ、該形成された前記導出方向規制部により導出方向を規制された前記光ファイバを前記開口部から導出させる
ことを特徴とする光プラグの組み立て方法。
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