JP3729624B2 - ハンドカッタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート2次製品等の切断に用いるハンドカッタに係り、特に、作業中の粉塵を周囲に飛散させないようにした集塵装置を備えたハンドカッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハンドカッタは、道路の側溝に埋設するU字溝、下水道管として用いられるヒューム管、道路の縁石等のコンクリート2次製品、煉瓦、アスフアルト舗装道路、上水道の鋳鉄管、および鋼材等を切断するために幅広く用いられている。
このハンドカッタによるコンクリート2次製品、煉瓦、およびアスフアルト舗装道路の切断作業中に粉塵を周囲に飛散させるので、作業者の健康面で問題であり、特に市街地では粉塵による苦情が多いと言う問題がある。
このような問題を解決するために、最近は集塵装置付きハンドカッタが開発されている。
ハンドカッタの先行技術の1例として、実用新案登録第2530503号について、図17により説明する。カッタ刃51を包む安全カバー52には、開口孔54が設けられている。この開口孔54をパイプ55で吸塵装置56の吸込口57に連通させている。吸塵装置56の排塵口58に排気管59は集塵袋に連通させている。エンジン60の出力軸により小プーリー61を回転させている。この小プーリー61の回転をベルトを介して伝達して大プーリを回転させてフアン69を回転させている。この大プーリの回転をベルトを介して伝達させて小プーリーを回転させてカッタ刃51を回転するようにしている。
【0003】
ハンドカッタの先行技術の2例として、特公平7−14570号について、図18乃至図20により説明する。
エンジン110の出力回転数を減速させるために、エンジン出力軸の小プーリ97と刃物78側の軸のプーリー98を大2枚小1枚の複合プーリー99を介して、複合プーリー99の大プーリーに掛けるベルト100を強制排塵フアン89の駆動軸95に設置する小プーリー96に掛けるようになっている。
刃物78を覆う安全カバー本体71の上方には排塵装置80が設けられている。この安全カバー本体71の側壁に穴を穿設して、排塵装置80の排塵入口79としてある。安全カバー本体71の内部には、刃物78の回転を阻害しないスリットを有する隔壁82を排塵入口79を取り巻いて刃物78の中心付近まで排塵用通路81の壁面として延出させている。
この排塵装置80に連結される排塵用パイプ90は、安全カバー本体71の上方から後方に張出して配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記実用新案登録第2530503号のハンドカッタは、図17に示すように、下記の問題点がある。
(1)安全カバーの上部の開口孔54と吸塵装置56とをパイプ55で連通させているので、外観上もコンパクトにまとめることができず、作業中にパイプ55が作業者に接触する等して邪魔になり作業性が悪く、またパイプ55が作業中、何かに引っ掛かって破損する可能性があり安全上も問題がある。
(2)ハンドカッタの全幅が大きくなり、コンバクトではなく偏心重量も大きいので作業時の取扱いも良くない。
(3)安全カバーはカッタブレード回転中心を回転支点として全体が回動する構成となっているので、作業姿勢の変化による安全カバーの追従性が悪く吸塵性能の低下をきたすとともに、作業性が悪い。
【0005】
前記特公平7−14570号のハンドカッタは、図18乃至図20に示すように、下記の問題点がある。
(1)安全カバー本体71の上方に排塵装置80が設けられており、刃物78で切断時の粉塵は安全カバー本体71の排塵用通路81を通って排塵装置80から排出される粉塵は排塵用パイプ90を介して図示しない集塵袋に収納されるので、刃物78の切断位置から排塵装置80までの距離が遠く、周囲に飛散する粉塵も多く必ずしも全ての粉塵を吸塵することはできないので吸塵性能が悪い。
このため、作業者の健康面での問題や市街地での粉塵による苦情がある。
(2)排塵用パイプ90の取り回しが悪く作業者側に張り出す構造となっているので、作業者の身体に接触する等により邪魔になり作業性が悪い。
(3)安全カバー71側に排塵装置80、複合プーリ99等の多くの部品が集約されているので、ハンドカッタの先端側重量が重く、重量バランスが悪いので、作業者にとって扱いづらい構造となっている。
(4)安全カバー本体71の横から粉塵を吸込むため吸塵効率が悪い。
(5)ハンドカッタの左手ハンドルの近くに排塵装置80が配置されているので、ハンドル周りのクリアランスを確保するためには、ハンドルが大きくなり、また全長が長くなりコンパクト化できない。
【0006】
本発明は上記従来の問題点に着目し、吸塵性能を向上させ、ハンドカッタの幅を小さくしてコンパクト化し、重量バランスを良くするとともに、ダストパイプの取り回しを改良した操作性の良い集塵装置付きハンドカッタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用効果】
上記目的を達成するため、本発明に係るハンドカッタの第1発明は、エンジン、モータ等の駆動源と、この駆動源の出力軸に連結される駆動装置と、この駆動装置により回転せしめるカッタブレードと、このカッタブレードを覆う安全カバーを備えたハンドカッタにおいて、
前記カッタブレード5の軸芯と駆動源1の出力軸1aとを結ぶ線より下方位置に吸塵口6eを設けた安全カバー6,6cを備えた構成としたものである。
上記構成によれば、本発明のハンドカッタは、カッタブレードの軸芯と駆動源の出力軸とを結ぶ線より下方位置に吸塵口を設けた安全カバーを備えたので、安全カバーの下方位置に設けた吸塵口から直接粉塵を吸い込むことができるので吸塵性能が向上する。
また、安全カバーの下方位置に吸塵口を設けたので、この吸塵口から直接に吸塵フアンからなる吸塵装置へ粉塵を吸い込むようにしたので、従来のように安全カバーの上部に設けた吸塵口からダストパイプを介して、粉塵を吸塵フアンからなる吸塵装置に吸い込ませることはないので、構造がシンプルでコンパクトなハンドカッタとすることがてきる。
さらに、粉塵を小型の吸塵フアンでも粉塵を効率良く吸引するようにして周囲に飛散させないようにすることができる。
さらにまた、カッタブレードの軸芯と駆動源の出力軸とを結ぶ線より下方位置に吸塵口を設けたことにより、この吸塵口の近傍に吸塵フアンからなる吸塵装置を配置して、従来のようにパワーユニットや安全カバー上方にダストパイプが突出して作業の邪魔になる等の問題はなくなり、ハンドカッタの下方位置に設けた吸塵装置からダストパイプを介してダストバックに粉塵を吸い込み、ダストパイプの取り回しが改良され、安全カバーやパワーユニットの周囲にダストパイプが突出することがないので、コンパクトで扱い易く、しかも外観がスマートなハンドカッタとすることができる。
また、安全カバーの下方位置に吸塵口を設けたので、カッタブレードの異なる仕様(例えば、12インチ、又は14インチ)でも安全カバーを交換せずにカッタブレードの交換が可能である。
そして、安全カバーの下方位置に吸塵口を設けたので、吸塵装置もカッタブレードの軸芯と駆動源の出力軸とを結ぶ線より下方位置に配置することができるので、前述の如く、吸塵装置やダストパイプが視界を遮ってカッタブレードの刃先の視界性が悪いという問題は解消される。
【0008】
また、第1発明の構成において、前記安全カバー6,6cに回転自在に取着されたフロントガイド6nと、フロントガイド6nに回転自在に取着されたスライドガイド6aとを備えた構成としたものである。
上記構成によれば、ハンドカッタの作業姿勢に応じて、フロントガイドとスライドガイドを回動させることにより、簡単にカッタブレードの切断角度、あるいは切断位置を変更することができるので作業性が良い。
【0009】
また、前記フロントガイド6nは、カッタブレード5の回転中心、あるいはその近傍を回転支点にするとともに、前記スライドガイド6aは、フロントガイド(6n)の先端部近傍を回転支点とする構成としたものである。
上記構成によれば、ハンドカッタの機種によって、フロントガイド、およびスライドガイドの形状、大きさを適宜設定しても、フロントガイドを、カッタブレードの回転中心、あるいはその近傍を回転支点にする。また、スライドガイドを、フロントガイドの先端部近傍を回転支点とすることにより、安全カバーに収納可能とすることができる。したがって、切断時の粉塵を、安全カバーに収納されるフロントガイドおよびスライドガイドを通って、フロントガイドが安全カバーに完全に収納された場合でも安全カバーの下部に設けた吸塵口に導くことが可能となり吸塵性能が向上する。
【0010】
第2発明は、第1発明に記載の構成において、安全カバー6,6cに設けた吸塵口6eと、カッタブレード5の切断位置近傍の安全カバー6,6c先端部とは直線で結んで構成したものである。
上記構成によれば、切断時の粉塵を、安全カバーに設けた吸塵口に容易に導くことができる。これにより、前述の如く、図20に示す従来のハンドカッタでは吸塵口が安全カバーの上方に配置していたものに対して、本発明によれば粉塵を小型の吸塵フアンでも効率良くダイレクトに吸引することができ、吸塵性能が向上する。
【0011】
第3発明は、第1発明または第2発明に記載の構成において、カッタブレード5の回転中心と、吸塵口6eとを結ぶ線上に粉塵の飛散を防止するダストストッパ6fを設けた構成としたものである。
上記構成によれば、切断時の粉塵を、安全カバーの所定位置に設けたダストストッパは、安全カバーの内面から上方へ飛散することを防止することができる。これにより、切断時の粉塵はダストストッパに当たると下方に落下して吸塵口に効率良く吸引されるので、周囲に飛散することは防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るハンドカッタの実施例を図1乃至図16により説明する。本発明のハンドカッタ30は、エンジン、モータ等の駆動源1を収納するパワーユニットと、この駆動源1の出力軸1aに連結されて駆動される吸塵フアン4bを有する吸塵ユニット3と、駆動源1の出力軸1aに連結され、回転駆動されるカッタブレード5、カッタブレード5を回転支持するカッタヘッド25、およびカッタブレード5を覆う安全カバー6,6cからなるカッテイングヘッドユニットと、からなる3つのユニット構成にしてある。
吸塵装置4は、吸塵フアン4bと、吸塵フアン4bを駆動する駆動装置2とからなり、この吸塵装置4をケース10に収納したものを吸塵ユニット3と言う。先ず、図1はハンドカッタ30の側面図を示しており、エンジンや電動モータ等の駆動源1(以下、駆動源1と言う。)の図示しない出力軸は、詳しくは後述する粉塵を吸引する吸塵フアンからなる吸塵装置4を駆動するプーリ、ベルトからなる駆動装置2と連結している。また、駆動源1の図示しない出力軸は、詳しくは後述するプーリ、ベルト、およびギヤからなり、カッタブレード5を駆動する駆動装置40と連結している。安全カバー6は、カッタブレード5を覆うようにして配設されている。また、安全カバー6内には、フロントガイド6n、およびスライドガイド6aが収納可能に配設されている。
詳しくは後述する吸塵フアンからなる吸塵装置4は、ダストパイプ35Aを介して粉塵を収納するダストバック35と接続している。1A,20はハンドルであり、作業者は右手でハンドル1Aを握り、左手でハンドル20を握ってハンドカッタのハンドリングが容易に行えるようにしてある。
【0014】
図2に示す、駆動源1の下方側面にはケース10が着脱自在に取着されている。このケース10に設けられる挿入孔に駆動源1の出力軸1aが挿入して、同軸1aはケース10の側面に突出している。
この出力軸1aは、図13に示すように吸塵フアン4bからなる吸塵装置駆動用プーリ7b、およびカッタブレード駆動用のプーリ7aと連結している。
ケース10には、吸塵装置駆動用プーリ7bの径より小径の駆動プーリ2が軸2aにより回転自在に取着されている。この駆動プーリ7bと、駆動装置2とはベルト9により巻装してある。8はベルトの張り調整用のアイドラプーリである。駆動装置2は、吸塵フアン4bと軸2aにより回転自在に取着されている。
吸塵装置4は、吸塵フアン4b、図8に示す吸塵ケース4f、吸塵口4g、および図2に示す排塵口4aからなっている。
【0015】
カッタブレード5は、カッタヘッド25に取着する軸5aにより回転自在に取着されている。被駆動用プーリ11は、カッタヘッド25に取着する軸11aにより回転自在に取着されている。前記出力軸1aに連結するカッタブレード駆動用プーリ7aと、被駆動用プーリ11とはベルト12により巻装してある。
この被駆動用プーリ11は、詳しくは後述するカッタブレード5の駆動装置40のギヤを駆動するようになっている。
安全カバー6は、図10に示すカッタブレード5を回転支持するカッタヘッド25に着脱自在、又は一体的に形成されている。このカッタヘッド25と、前記ケース10とは図2に示すスタッドボルト15,16により取着している。
【0016】
図3,図4に示す安全カバー6の下方に一体的に形成される下部安全カバー6cには、フロントガイド6n、およびスライドガイド6aが収納可能に配設されている。6bはガイドローラである。
図3に示すスライドガイド6aは、常時ばね6sにより図に示す右下方向に付勢されているとともに、フロントガイド6nの先端部のピン6tを回転支点としている。
このため、図2に示すハンドル20を手で持って作業する時に、ハンドカッタ30をガイドローラ6bの方向へ押し加えることにより、スライドガイド6aが、ばね6sに抗して安全カバー6に固着する下部安全カバー6cの底部に沿って収納することができるようになっている。
ハンドカッタ30の作業姿勢を変更することにより、ガイドローラ6bの方向に力が加わらないときは、図3に示すようにスライドガイド6aが、ばね6sにより下部安全カバー6cから右下方向に突き出すようになっている。
フロントガイド6nには、回動可能とするための長孔6hが設けてある。また、下部安全カバー6cにはガイドピン6m が固着されている。フロントガイド6nは、長孔6hにガイドピン6m が挿入されて、常時ばね6gにより右下方向に付勢されているとともに、ピン6qを回転支点としている。
これにより、図2に示すハンドル20を手で持って作業する時に、ハンドカッタ30をガイドローラ6bの方向へ加えることにより、フロントガイド6nが、ばね6gに抗して安全カバー6に固着する下部安全カバー6cに収納することができるようになっている。
ハンドカッタ30の作業姿勢を変更することにより、ガイドローラ6bの方向に力が加わらないときは、図3に示すようにフロントガイド6nが、ばね6gにより下部安全カバー6cから右下方向に突き出すようになっている。
図3に示すフロントガイド6n、およびスライドガイド6aの回転支点となるピン6p,6qは、安全カバーの側面で、カッタブレード5の軸5aの近傍としてあるが、これ以外にフロントガイド6n、およびスライドガイド6aの回転支点を、カッタブレード5の軸5aとするようにしても良い。
【0017】
前記フロントガイド6n、およびスライドガイド6aの作用により、ハンドカッタ30の作業姿勢に応じて、カッタブレード5の切断角度、あるいは切断位置を変更することができるので作業性が良い。
このスライドガイド6aには、ガイドローラ6dが回転自在に取着されており、同カバー6aのガイドローラ6dは、下部安全カバー6cの底部に沿って直線的に移動可能となっており、スライドガイド6aが、ばね6gに抗して長孔6hの範囲内でスライドして下部カバー6c内に収納するようになっている。
安全カバー6には、ダストストッパ6fが取着されている。
このダストストッパ6fにはカッタブレードの回転を阻害しないスリットが設けてあり、このスリットの中を前記カッタブレード5は回転自在となっている。また、このダストストッパ6fは、粉塵を安全カバー6の上方には飛散させない役目を果しているとともに、粉塵を安全カバー6に設けた吸塵口6eに導く様になっている。
このダストストッパ6fは、例えばゴム等の弾性状の材質で直線状に形成されており、安全カバーに対して着脱自在に設けられている。
ダストストッパ6fのスリットにカッタブレードを挿入することは容易であり組立性が良い。
【0018】
図3に示すように、詳しくは後述するカッタブレード5により、コンクリート2次製品等の切断時に飛散する粉塵は、吸塵フアン4bの回転駆動により吸塵ケース4fの吸塵口4gから吸引され、図1、図2に示す排塵口4aからダストパイプ35Aを通ってダストバック35に収納される。
このように、ダストパイプ35Aは、駆動源1の下方に配置されているので、吸塵フアン4bからのダストパイプ35Aの取り回しが従来に比べて著しく改良されており、切断作業時に作業者の身体に接近して邪魔になる、あるいは、カッタブレードの刃先の視界性を妨げることがないようにしてある。
【0019】
次に、フロントガイド6n、スライドガイド6a、吸塵口6e、および吸塵装置4について図4乃至図6により説明する。
図4は、ハンドカッタの左側面図を示している。吸塵装置4は、駆動源1の出力軸1aと、カッタブレード5の軸5aの軸芯とを結ぶ線Aより下方位置に配設されている。前述の如く、ハンドカッタ30をガイドローラ6bの方向へ押し加えることにより、フロントガイド6n、およびスライドガイド6aは、下部安全カバー6cの中にそれぞれ点線で示す位置に収納される。
図5は、フロントガイド6n、およびスライドガイド6aが下部安全カバー6cから突き出した状態を示しており、図6は、フロントガイド6nが矢印のX方向に、およびスライドガイド6aが矢印のY方向にそれぞれ分かれて下部安全カバー6cに収納された状態を示している。
これにより、切断作業中の粉塵はフロントガイド6n、およびスライドガイド6aから吸塵口6eに導かれる。この吸塵口6eの近傍に吸塵フアンからなる吸塵装置4が配設されている。
このように構成したので、前述の如く従来のように吸塵口と吸塵装置とをパイプで接続する必要がなく、吸塵装置は、安全カバーの粉塵を吸う吸塵口とダイレクトに連通させることができるので、構造がシンプルでコンパクトなハンドカッタとすることができる。
【0020】
図7は、ハンドカッタの他の実施例である。図1乃至図6と同一符号を付した部品は同一機能を有するので、ここでは説明を省略する。
図7によれば、吸塵装置を作業現場の所定の場所に設置しておき、ハンドカッタには、フロントガイド6n、およびスライドガイド6aから導かれる粉塵を吸引する粉塵口35Bを下部安全カバー6cに設ける。この粉塵口35Bから吸引される粉塵をダストパイプ35cを介して図示しない吸塵装置に送るようにしたものである。これにより、ハンドカッタの重量を軽くすることができるので、切断作業時に扱い易くなる。この場合も前述と同様にダストパイプ35cが駆動源1の下方位置にあり、重量バランスが良くコンパクトで扱い易いハンドカッタとなる。
【0021】
図2のZ視の図8を図1,図2,図13を参照して説明する。
駆動源1の出力軸1aにスプライン1c結合されるカップリング、軸受からなる継手部材15、および継手部材15に連結される軸1bに回転自在に駆動プーリ7a,7bが取着されている。
この駆動プーリ7a,7bの下方に配設される吸塵フアン4bと、駆動装置2とは軸2aにより、回転自在に取着されている。4dは軸2aを支持する軸受である。吸塵装置4は、吸塵フアン4b、吸塵ケース4f、吸塵口4g、および図2に示す排塵口4aからなっている。図9に示す駆動プーリ7bと、駆動装置2とはベルト9により巻装されている。
これにより、駆動源1の出力軸1aの回転出力を駆動プーリ7b、ベルト9を介して駆動装置2に伝達せしめることにより、吸塵フアン4bを回転駆動するようになっている。
【0022】
次に、図9は、駆動源1、駆動装置2、および吸塵装置4を一体に組立てられた状態を示している。尚、図1乃至図3と同一符号を付したものは同一機能を有するので、ここでは説明を省略する。
駆動源1を収納するパワーユニットには、ハンドル20が取着されている。
パワーユニットとケース10の下部には、脚部22が固着してある。
ケース10には、ベルト12をガイドするガイド溝10cが形成されている。また、ケース10には、ベルト9の張りを調整するための調整プレート10aが取着されており、同プレート10aにはベルト調整用プーリ8の移動可能とする長孔10bが設けられている。
図9に示すように、作業者はハンドル20を持って作業を行い、また作業をしない場合には脚部22にハンドカッタの重量を支えるように地面又は床上に置く様になっている。
【0023】
図10は、カッタブレード5、安全カバー6、スライドガイド6a及びカッタヘッド25を一体に組立てられた状態を示している。尚、図1乃至図3と同一符号を付したものは同一機能を有するので、ここでは説明を省略する。
安全カバー6と、カッタヘッド25とは着脱自在、または一体的に形成されている。
このカッタヘッド25には、図2に示すケース10を取着するためのスタッドボルト15,16が取付けてある。
図11に示すスライドガイド6aは、コ字状に形成されている。前記カッタブレード5により切断時の粉塵は、スライドガイド6aから下部安全カバー6cを通って吸塵口6eを介して図8に示す吸塵口4gに導かれるようになっている。図11は、スライドガイド6aが下部安全カバー6cに収納されている状態を示し、図12は、図3に示すスライドガイド6aが、ばね6gに付勢されて下部カバー6cから外方へ突き出した状態を示す。
【0024】
次に、本発明に係るハンドカッタの駆動装置について図13乃至図16により説明する。図13,図14は全体のハンドカッタの動力伝達系列をシンボル記号で表したものである。
図13に示す、駆動源1の出力軸1aは、駆動用プーリ7a,7bと連結している。駆動用プーリ7aは、被駆動用プーリ11とベルト12により巻装している。出力軸1aから出力される動力は、駆動用プーリ7aからベルト12を介して被駆動用プーリ11に伝達される。
この被駆動用プーリ11は、図13のP部詳細図の図14に示す、第1ギヤ11bを駆動する。この第1ギヤ11は第2ギヤ11cと噛合して、同ギヤ11cを駆動せしめる。この第2ギヤ11cは第3ギヤ11dと噛合して、同ギヤ11dを駆動せしめる。この第3ギヤ11dは第4ギヤ11eと噛合して、同ギヤ11eを駆動せしめる。
この第4ギヤ11eの駆動により軸5aを回転支点としてカッタブレード5を回転駆動することができる。
【0025】
図15は、駆動用プーリと被駆動プーリの配置を示すものである。
出力軸1aの中心と被駆動用プーリ11の軸11aの中心とを結ぶ軸線Aと、出力軸1aの中心と駆動装置2の軸2aの中心とを結ぶ軸線Bとのなす角は所定の角度α1 に設定されている。
また、出力軸1aの中心と駆動装置2の軸2aの中心とは所定の距離L1 に離間するように設定されている。
これにより、駆動装置2は適切な位置に配設され、ハンドカッタの重量バランスが良く、しかも構造が簡素化されてハンドカッタ全体がコンパクトになる。
【0026】
図16は、図13,図14で説明したカッタブレードの動力伝達系列を示すものである。
カッタブレード5の駆動装置40は、駆動源1の出力軸1aは駆動用プーリ7aと連結している。被駆動用プーリ11はベルト12により巻装されている。
これにより、出力軸1aから出力される動力は、駆動用プーリ7aからベルト12を介して被駆動用プーリ11に伝達される。
この被駆動用プーリ11は、小径の第1ギヤ11bを駆動する。この小径の第1ギヤ11は大径の第2ギヤ11cと噛合して、同ギヤ11cを駆動せしめる。この大径の第2ギヤ11cは小径の第3ギヤ11dと噛合して、同ギヤ11dを駆動せしめる。この小径の第3ギヤ11dは大径の第4ギヤ11eと噛合して、同ギヤ11eを駆動せしめる。
この大径の第4ギヤ11eの駆動により軸5aを介してカッタブレード5を回転駆動するようになっている。このように、出力軸1aの回転数は駆動装置40の各ギヤ11b,11c,11d,11eにより減速され、カッタブレード5が所定の回転により駆動される。
出力軸1aにスプライン1c結合されるカップリング、軸受からなる継手部材15、および継手部材15に連結される軸1bに回転自在に駆動プーリ7a,7bが取着されている。
【0027】
以上説明したように、従来の前述の如き問題点を全て解決した本発明のハンドカッタは、主要な特徴点は以下の通りである。
本発明のハンドカッタは、カッタブレードの軸芯と駆動源の出力軸とを結ぶ線より下方位置に吸塵口を設けた安全カバーを備えたので、安全カバーの下方位置に設けた吸塵口から直接粉塵を吸い込むことができるので吸塵性能が向上する。
【0028】
安全カバーの下方位置に吸塵口を設けたので、この吸塵口から直接に吸塵フアンからなる吸塵装置へ粉塵を吸い込むようにしたので、従来のように安全カバーの上部に設けた吸塵口からダストパイプを介して、粉塵を吸塵フアンからなる吸塵装置に吸い込ませることはないので、構造がシンプルでコンパクトなハンドカッタとすることがてきる。
【0029】
カッタブレードの軸芯と駆動源の出力軸とを結ぶ線より下方位置に吸塵口を設けた安全カバーを備えたので、粉塵を小型の吸塵フアンでも粉塵を効率良く吸引するようにして周囲に飛散させないようにすることができる。
【0030】
カッタブレードの軸芯と駆動源の出力軸とを結ぶ線より下方位置に吸塵口を設け、この吸塵口の近傍に吸塵フアンからなる吸塵装置を配置したので、従来のようにパワーユニットや安全カバー上方にダストパイプが突出して作業の邪魔になる等の問題はなくなり、ハンドカッタの下方位置に設けた吸塵装置からダストパイプを介してダストバックに粉塵を吸い込み、ダストパイプの取り回しが改良され、安全カバーやパワーユニットの周囲にダストパイプが突出することがないので、コンパクトで扱い易く、しかも外観がスマートなハンドカッタとすることができる。
【0031】
安全カバーの下方位置に吸塵口を設けたので、カッタブレードの異なる仕様(例えば、12インチ、又は14インチ)でも安全カバーを交換せずにカッタブレードの交換が可能である。
【0032】
安全カバーの下方位置に吸塵口を設けたので、吸塵装置もカッタブレードの軸芯と駆動源の出力軸とを結ぶ線より下方位置に配置し、前述の如く、吸塵装置やダストパイプが視界を遮ってカッタブレードの刃先の視界性が悪いという問題は解消される。
【0033】
ハンドカッタの作業姿勢に応じて、フロントガイドとスライドガイドを回動させることにより、簡単にカッタブレードの切断角度、あるいは切断位置を変更することができるので作業性が良い。
【0034】
ハンドカッタの機種によって、フロントガイド、およびスライドガイドの形状、大きさを適宜設定しても、フロントガイドを、カッタブレードの回転中心、あるいはその近傍を回転支点にする。また、スライドガイドを、フロントガイドの先端部近傍を回転支点とすることにより、安全カバーに収納可能とすることができる。
【0035】
切断時の粉塵を、安全カバーに収納されるフロントガイドおよびスライドガイドを通って、フロントガイドが安全カバーに完全に収納された場合でも安全カバーの下部に設けた吸塵口に導くことが可能となり吸塵性能が向上する。
【0036】
安全カバーに設けた吸塵口と、カッタブレードの切断位置近傍の安全カバー先端部とは直線で結んで構成しので、切断時の粉塵を、安全カバーに設けた吸塵口に容易に導くことができる。
これにより、粉塵を小型の吸塵フアンでも効率良くダスト吸引することができ吸塵性能が向上する。
【0037】
切断時の粉塵を、安全カバーの所定位置に設けたダストストッパに当たると下方に落下して吸塵口に効率良く吸引されるので、周囲に飛散することは防止される。
【0038】
本発明によれば、構造がシンプルでコンパクトになるとともに、吸塵性能が向上して、しかも扱い易いハンドカッタとすることができる。
【0039】
本発明は、コンクリート2次製品等を切断するハンドカッタとして説明したが、当然カツタブレードを各種準備して、金属の切断用、あるいは材木の切断用のハンドカッタにも適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドカッタにダストバックを接続した側面図である。
【図2】同、ハンドカッタの右側面図である。
【図3】同、安全カバーに対してスライドするスライドガイドの説明図である。
【図4】同、ハンドカッタの左側面図である。
【図5】同、フロントガイドおよびスライドガイドが下部安全カバーから突き出した状態を説明する図である。
【図6】同、フロントガイドおよびスライドガイドが下部安全カバーに収納された状態を説明する図である。
【図7】同、他例のハンドカッタを説明する図である。
【図8】同、図2のZ視図である。
【図9】同、駆動源、駆動装置、および吸塵装置を一体に組立て状態を説明する図である。
【図10】同、安全カバーに外装用カバーを装着した説明図である。
【図11】同、下部安全カバーに、スライドガイドが収納された状態を説明する図である。
【図12】同、下部安全カバーに対して、スライドガイドがばねで付勢されて外方に突出した状態を説明する図である。
【図13】同、ハンドカッタの動力伝達系列をシンボル記号で説明した図である。
【図14】同、図9のP部詳細図である。
【図15】同、駆動源、駆動プーリ、被駆動プーリ、および駆動装置との取付角度、取付位置を説明する図である。
【図16】同、ハンドカッタの動力伝達する各ギヤの説明図である。
【図17】従来の1例のハンドカッタの側面図である。
【図18】従来の2例のハンドカッタの上面図である。
【図19】同、2例のハンドカッタの駆動系の説明図である。
【図20】同、2例の安全カバーの説明図である。
【符号の説明】
1…駆動源、2…吸塵フアンの駆動装置、4…吸塵装置、4b…吸塵フアン、5…カッタブレード、6…安全カバー、6a…スライドガイド、6c…下部安全カバー、6n…フロントガイド、7a,7b…駆動用プーリ、9,12…ベルト、11…被駆動用プーリ、40…カッタブレードの駆動装置。
Claims (3)
- エンジン、モータ等の駆動源と、この駆動源の出力軸に連結される駆動装置と、この駆動装置により回転せしめるカッタブレードと、このカッタブレードを覆う安全カバーを備えたハンドカッタにおいて、
前記カッタブレード(5) の軸芯と駆動源(1)の出力軸(1a)とを結ぶ線より下方位置に吸塵口(6e)を設けた安全カバー(6,6c)と、
前記安全カバー(6,6c)に、カッタブレード(5)の回転中心またはその近傍を回転支点にして回転自在に取着されるとともに、収納可能に取着され、前記安全カバー(6,6c)への収納方向の反対方向に付勢されるフロントガイド(6n)と、
前記フロントガイド(6n)の先端部近傍に回転自在に取着されるとともに下方向に付勢され、前記安全カバー(6,6c)の底部に沿って直線的に移動可能なガイドローラ(6d)が回転自在に取着されたスライドガイド(6a)と、
前記スライドガイド(6a)およびフロントガイド(6n)の下方先端部に配設されるガイドローラ(6b)と
を備えたことを特徴とするハンドカッタ。 - 安全カバー(6,6c)に設けた吸塵口(6e)と、カッタブレード(5) の切断位置近傍の安全カバー(6,6c)先端部とは直線で結んで構成した
ことを特徴とする請求項1に記載のハンドカッタ。 - カッタブレード(5) 回転中心と、吸塵口(6e)とを結ぶ線上に粉塵の飛散を防止するダストストッパ(6f)を設けた
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハンドカッタ。
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