JP3727642B1 - 触覚センサ及び触覚センサ応用装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シート面に沿うX方向及びY方向に抵抗を有するシートであって、シートの厚み方向と一致するZ方向に抵抗を有すると共に厚み方向の押圧に対応してZ方向の抵抗が変化する感圧抵抗シート4を備え、
この感圧抵抗シート4の周辺部に、前記X方向の抵抗又はY方向の抵抗の少なくとも一方に電流を流すための電極部9,10,11,12が少なくとも一対設けられ、感圧抵抗シート4の表面に、前記Z方向の抵抗に電流を流すための導電体5,6が少なくとも一対設けられている。
【選択図】図3
Description
クス上に配置されたセンサもしくは、電極を走査して圧力分布を検出し、圧力の位置を算出していた(例えば特許文献1、特許文献2)。しかし、圧力のかかっているすべての位置をX,Y走査するため、必要な情報である圧力の重心位置や圧力の面積、平均圧力を算
出するのに時間を有していた。たとえば、分解能1mmの50X50mmのセンサを10
0MHzで走査しても1素子あたり25μsecかかることになる。さらに、これらの走査線(50X50)に対する配線(2500本)は、大きなセンサになればなるほど膨大
な配線となっていて、応用の妨げになっていた。
特許文献3〜8が提案されているが、2枚以上の機能材料の組み合わせによって、圧力位置情報を検出しているので、押圧の位置情報を正確に検出できたときは、その位置での圧力情報が正確に検出することができなかった。逆に圧力情報が正確に検出できたときは、その位置情報が不正確になり、圧力と圧力の重心座標の両方が同時に正確に検出できない欠点があった。
これらの用途では、圧力分布が正確にわからなくても、必要最低限の情報(圧力の重心位置、圧力接触面積、平均圧力量)をリアルタイムに検出でき、少ない配線で圧力位置検出できる触覚センサや圧力位置検出センサが求められている。
この感圧抵抗シートの周辺部に、前記X方向の抵抗又はY方向の抵抗の少なくとも一方に電流を流すための電極部が少なくとも一対設けられ、感圧抵抗シートの表面に、前記Z方向の抵抗に電流を流すための導電体が少なくとも一対設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記電極部及び導電体のいずれか1つから電流を流し、残りの電極部又は導電体から電流を取り出すときに、前記少なくとも一対の電極部の電圧と、前記少なくとも一対の導電体の電圧との組み合わせから、接触圧と、X方向の接触位置又はY方向の接触位置の少なくとも一方の接触位置とを求めるようにした点にある。
なお、他の技術的手段として、前記感圧抵抗シートに、X方向に電流を流すための一対の第1電極部と、Y方向に電流を流すための一対の第2電極部とが具備され、感圧抵抗シートの4隅部に、第1電極と第2電極と第3電極と第4電極とがそれぞれ設けられ、前記一対の第1電極部のうちの一方の第1電極部が、第1電極と第3電極とで構成され、他方の第1電極部が、第2電極と第4電極とで構成され、前記一対の第2電極部のうちの一方の第2電極部が、第1電極と第2電極とで構成され、他方の第2電極部が、第3電極と第4電極とで構成され、前記各電極は、前記感圧抵抗シートに所定の圧力以上で圧接されて取り付けられており、かつ 感圧抵抗シートの表面に、前記Z方向の抵抗に電流を流すための導電体が、スペーサにより所定の間隔で保持されているようにしてもよい。
感圧抵抗シートへの接触圧、接触位置、接触長さのうち少なくとも2つを求めるべく、感圧抵抗シートに電流を流すようにし、前記感圧抵抗シートは、数キロオームから数10メガオームの表面抵抗をもったカーボン入りポリエチレンフィルムで構成されている点にある。この場合、例えば、感圧抵抗シートに、そのシート面に沿う方向及び/又は厚み方向に電流を流すようにすればよい。
また、本発明の他の技術的手段は、前記感圧抵抗シートは、数キロオームから数10メガオームの表面抵抗をもったカーボン入りポリエチレンフィルムで構成されている点にある。
前記A/D変換器からのデジタル信号を入力して、前記触覚センサへの接触圧、接触位置、X方向及び/又はY方向の接触長さのうち少なくとも2つを求め、この求めた接触圧、接触位置、接触長さに基づいて前記被制御装置1を制御する制御部を備える点にある。
また、同一平面内でアナログ式座標検出装置とアナログ接触圧検出センサにより実現しているので、従来のデジタル的なX,Yマトリックスセンサに比較して、構成が簡単で、
かつ少ない配線で検出が可能になり、信頼性の向上とコストを低減することができる。また、従来のアナログ式のものに比べても、同一平面内で検出できるため、正確に情報を入手できる。
図1及び図2は、本発明をロボット(被制御装置)1の足裏や手に応用した一実施の形態を示し、ユニット化した触覚センサ3を、ロボット1の骨格である足の裏や指または手のひらの関節に対応して装着している。本実施の形態では、図1に示すように、ロボット1の足の裏に触覚センサ3が2個装着され、図2に示すように、手の指に触覚センサ3が14個装着されると共に、手のひらと手の裏とにそれぞれ1個ずつ装着されている。これら触覚センサ3は、手や足裏の関節にあわせて、配置されているので、関節は自由に動作させることができ、その圧力の大きさ、及びその面積と圧力の重心位置をミリメータ以下の精度で、リアルタイムに求めることができる。触覚センサ3を足裏に装着すれば、歩行時の圧力の変化を、また手の指に装着すれば、物をつかんだときの圧力の変化、すべり等を検出することは容易である。さらに後述するように、触覚センサ3から取り出される信号線2は1つの触覚センサ3に対して、4〜6本と少なく、取り出される配線が邪魔をして、ロボットハンドの握る、触る等の指の微妙な動作に支障を及ぼすことは少ない。
感圧抵抗シート4は、シート面に沿うX方向及びY方向に抵抗を有するシートであって、シートの厚み方向と一致するZ方向に抵抗を有すると共に、厚み方向に感圧性を有し、厚み方向の押圧に対応してZ方向の抵抗が変化するようになっている。本実施の形態では、感圧抵抗シート4を、例えばポリエチレンにカーボンを混入させて10の4乗から10の8乗程度の表面抵抗を有するシートで構成している。
そして、感圧抵抗シート4は方形状に形成され、この感圧抵抗シート4の4隅部に、第1電極Aと第2電極Bと第3電極Cと第4電極Dとがそれぞれ設けられ、前記一方の第1電極部9が、第1電極Aと第3電極Cとで構成され、他方の第1電極部10が、第2電極Bと第4電極Dとで構成され、前記一方の第2電極部11が、第1電極Aと第2電極Bとで構成され、他方の第2電極部12が、第3電極Cと第4電極Dとで構成されている。前記第1電極A、第2電極B、第3電極C及び第4電極Dは、例えば感圧抵抗シート4に銅箔を装着することにより構成されている。
感圧抵抗シート4は、厚み方向の押力に対して抵抗の変化を示し、たとえば、直径4mmの面積に1N(ニュートン)の荷重を感圧抵抗シート4にかけると、数十キロオームの抵抗を有していたものが、100Nの荷重では、数十オームの抵抗になる。これと同等の機能を有するものに、よく知られている感圧導電性ゴムがある。感圧導電性ゴムは、シリコーンゴムと金属またはカーボン粒子とを組み合わせた複合材料で、圧力の刺激に応じて絶縁状態から導電状態へと抵抗変化を示す加圧導電性ゴムであり、加圧することによって、内部の金属粒子が接触するために導電性を有するものであり、厚み方向の機能に関しては、上記カーボンを混入させた本発明に使われる感圧抵抗シート4と同様である。しかし、感圧導電性ゴムは、液晶ガラスパネル上の電極と外部に接続するFFCケーブルを接続するために、シリコーンゴムフィルムの厚さ方向に金属粒子を配列させた異方導電性コネクタとしても使用されてきたように、絶縁性能の高いゴムと導電性の高い金属粒子により構成されているから、厚み方向への加圧に対しては、導電性を有するが、加圧周辺以外のX,Y平面に対しては、高い絶縁性能があり、従来は、前述したようにXY座標位置を検
出するために、他の部品と組み合わせて実施されてきた。
である。従って、X,Y平面でも所定の抵抗値が得られれば、感圧抵抗シート4としてゴ
ムを基材に使用することも、また他の感圧材料を使用することに問題はない。
感圧抵抗シート4は、2枚の導電性フィルム5,6の導電面を接してはさまれているが、その間には、スペーサを介しており、押圧がかからないとき、2枚の導電フィルム5,6間は絶縁、もしくは、感圧抵抗シート4の厚み方向(Z方向)の抵抗値と比較して、2倍以上大きい抵抗を有するように設計することが望ましい。
抵抗シート4の第1電極A及び第3電極C(第1電極部9)に、電圧Vx0を加え、第2電極B及び第4電極D(第1電極部10)をGNDとする。図5は点接蝕した場合の感圧抵抗シート4の等価回路を示しており、図5に示すように、導電性フィルム6のある座標位置を押さえると、導電性フィルム6の導電面は、感圧抵抗シート4に接触する。接触位置を第2電極B及び第4電極D(第1電極部10)の位置からX方向にX1の距離の点S
が接触されたとすれば、導電性フィルム6(第3電極部)の電圧Vzxは、
Vzx=X1/(X1+X2)* Vx0
となる。
従って、一対の第1電極部9,10間に電圧Vx0を印加して感圧抵抗シート4にX方向の電流を流したときに、一方の第1電極部9と、一方の導電性フィルム6との間の電圧Vzxを検出し、この検出した電圧Vzxと前記印可電圧Vx0との関係からX方向の接触位置を求めることができる。即ち、第1電極部9から電流を流し、第1電極部10から電流を取り出したときに、第1電極部9の電圧V9と、第1電極部10の電圧V10との差(組み合わせ)と、一方の第1電極部9の電圧V9と一方の導電性フィルム6の電圧V6との差(組み合わせ)とからX方向の接触位置を求めることができる。
Vzy= Y1/(Y1+Y2)* Vy0
となる。
ここで、Y1は、第3電極C及び第2電極D(第2電極部12)の位置から接触点SまでのY方向の距離であり、Y2は、第1電極A及び第2電極B(第2電極部11)の位置から接触点SまでのY方向の距離である。
図6〜図8は面接蝕した場合の等価回路で、図6は面接触時のX方向及びY方向の抵抗の等価回路を示し、図7は面接触時におけるY方向の抵抗を省略してX方向の抵抗のみを取り出した場合の等価回路を示し、図8は面接触時におけるX方向の抵抗を省略してY方向の抵抗のみを取り出した場合の等価回路を示している。図6〜図8に示すように、図5の場合と同様に接触座標はVzx/Vx0の比、Vzy/Vy0の比で求めることができる。電圧Xzxは、感圧抵抗Rx4と感圧抵抗Rx5の比率に対応した電圧であり、電圧
Xzyは、感圧抵抗Ry4と感圧抵抗Ry5の比率に対応した電圧であるから、導電フィ
ルム6で検出される電圧V6は、接触面積の中心ではなく、押圧の圧力分布に比例した位置の電圧が出力されることになる。特に本発明では、同一平面内での位置座標と圧力情報を取り込むことができるので、正確に検出することができる。
る利点がある。
低下する。このX方向の変化量Vx0−Vxと、Y方向の変化量Vy0−Vyとを接触圧
に対応した接触面積と定義できる。接触面が大きくなれば、導電性フィルム5,6を通過する電流は増加することになり、第1電極部9,10間の電圧Vx及び第2電極部11,12間の電圧Vyは低下する。
図6〜図8は面接触した場合の等価回路で、実際は、接触面の各位置とその位置での感圧抵抗シート4の抵抗の分布で表されるが、図6〜図8はそれを簡単モデル化した等価回路である。一対の第1電極部9,10間の電流は、図6及び図7に示すように、接触面以外の位置では感圧抵抗シート4の抵抗Rx1を流れ、接触面では加圧力が大きい接触面のエッジ部の位置座標で感圧抵抗Rx4を通して導電フィルム6に、感圧抵抗Rx40を通して導電フィルム5に流れ、加圧力が大きい接触面の他方のエッジ部の位置座標の感圧抵抗Rx5及び感圧抵抗Rx50を介して流れる電流と感圧抵抗シート4の感圧抵抗Rx3に流れる電流との総和が、感圧抵抗シート4の感圧抵抗Rx2に流れることになる。これらは、接触面のエッジ部の位置座標で感圧抵抗Rx4、感圧抵抗Rx40、感圧抵抗Rx5、感圧抵抗Rx50を通して導電フィルム5,6に流れているのであるから、検出される電圧変化量V0x−Vxは、単純に接触面積に比例するのではなく、接触圧接触の外周辺の圧力によっても影響される。これは、接触面積を検出するときの閾値を決めるものとなり、電極間で最も抵抗が小さくなるように電流が流れることでその値は決定される。
また、上述の接触長さは、電極部9,10,11,12で電流を流し、その変化を検出したが、導電体5、もしくは導電体6から電流を流し、電極部9,10,11,12でその電圧の変化を検出し、すでに検出された接触圧、接触座標を求める電圧の組み合わせから、接触長さを算出してもよい。
前述では、圧力検出や座標検出時の電極構成が同じで、かつ制御方法も同じ方式にして、制御部27を共通に使って、スイッチ手段16により切り替えて、圧力検出し、X方向
とY方向とを別々にして座標検出し、接触長さを求めてきたが、接触位置の導電フィルム6から感圧抵抗シート4の電極部9,10,11,12(電極A,B,C,D)に電流を流し、導電体5から電流を取り出すことによって、圧力検出を、感圧抵抗シート4に配置された各電極部9,10,11,12(電極A,B,C,D)に流れる電流で検出する制御方法で、一度にX方向、Y方向の位置座標を検出することもできる。
センサの電極構成を簡単にして、X座標のみ、Y座標のみを求める構成であってもよい。
要するに、シート面に沿う方向に抵抗を有するシートであって、シートの厚み方向に抵抗を有すると共に厚み方向の押圧に対応して厚み方向の抵抗が変化する感圧抵抗シート4を備え、感圧抵抗シート4への接触圧、接触位置、接触長さのうち少なくとも2つを求めるべく、感圧抵抗シート4に、そのシート面に沿う方向及び/又は厚み方向に電流を流すようにすればよい。
図11において、15は定電流電源、16はアナログのマルチプレクサを利用して構成したスイッチ手段で、切り替えスイッチSW1と切り替えスイッチSW2とを備え、図1又は図2にも示すように、スイッチ手段16は、触覚センサ3と後述する制御手段24との間に介在されている。切り替えスイッチSW1は、互いに連動して動く一対の可動接点18,19を有し、定電流電源15を導電性フィルム5,6側に接続するか電極A,D側に接続するかを切り替えるようになっている。切り替えスイッチSW2は、電極Bを電極D又は電極Aに接続する可動接点21と、電極Cを電極A又は電極Dに接続する可動接点22とを有し、電流を電極A,C(第1電極部9)から電極B,D(第1電極部10)に流すか、電流を電極A,B(第2電極部11)から電極C,D(第1電極部12)へ流すかを切り替えるようになっている。
〔接触圧の検出〕
触覚センサ3への接触による押圧が増加するのに応じて、感圧抵抗シート4の抵抗が減少し、導電性フィルム5,6間の電圧Vzは変化するから、電圧Vzが所定の電圧Vz0以下になったときから、所定時間後、導電性フィルム6から電流を取り出すときに、導電性フィルム5の電圧V5と導電性フィルム6の電圧V6との差(組み合わせ)から接触圧を示す電圧Vzを検出し、制御手段24のA/D変換器25で変換したデータを制御部27に格納する。
〔接触座標の検出〕
次に、切り替えスイッチSW1の可動接点18,19を電極A,D側に倒して、電極A,D側に定電流電源15を接続する。この際、定電流電源15から電極A,C(第1電極部9)と電極B,D(第1電極部10)との間に定電流を流すように、切り替えスイッチSW2は、その可動接点21が電極D側に倒れて電極Bと電極Dとを接続すると共に、可動接点22が電極A側に倒れて電極Aと電極Cとを接続した状態になっており、第1電極部9から電流を流し、第1電極部10から電流を取り出したときに、第1電極部9の電圧V9と、第1電極部10の電圧V10との差(組み合わせ)である、第1電極部9,10間の電圧V0xを制御手段24に入力し、AD変換器25で変換してそのデータを制御部27に格納する。
と一方の導電性フィルム6の電圧V6との差(組み合わせ)とから、導電性フィルム5と電極B,D(第1電極部10)との間の電圧Vzxを検出して、同様に制御手段24のAD変換器25で変換してそのデータを制御部27に格納する。X方向の接触位置を示す接触位置のX座標はVzx/V0xであるから、制御部27で計算し、X座標を求める。
〔接触圧に対する接触面積の検出〕
あらかじめ触覚センサ3に接触していないときの電極A,C(第1電極部9)と電極B,D(第1電極部10)との間の電圧をV0xmax、電極A,B(第2電極部11)と電極C,D(第2電極部12)との間の電圧V0maxを制御手段24のA/D変換器25でAD変換し、そのデータを制御部27に格納しておく。そして、X方向、Y方向の接
触圧に対する接触面積をそれぞれV0max−V0x,V0ymax−V0yで示すことができるから、これらデータを制御部27で計算し、そのデータをメモリに格納する。
〔外部CPUへの転送とモータ制御〕
次に、制御部27のメモリに格納されたデータは、外部制御器30に転送されると同時に、外部制御器30からモータ駆動の指示があるまで、制御部27は、再度触覚センサ3の接触圧の検出、接触座標の検出、接触圧に対する接触長さ(面積)の検出の制御を実施するとともに、その変動が最小になるように各駆動モータ31を駆動制御する。そして、一対の第1電極部9、10間及び一対の第2電極部11,12間の電圧が所定の値以上になり、かつ一対の導電体5,6間の電圧が所定の値以上になったときに、前記制御部27による求めたデータの値を保持する制御を停止する。
上記実施の形態によれば、触覚センサ3のXY座標の位置にどれぐらい接触圧がかかっているかが、正確かつ迅速に検出でき、その入力情報に応じて、ロボット1の各指の駆動モータ31を動作させて、精密にかつ正確に状況に応じてフィードバックすることができる。たとえば、ロボット1と握手するときには、子供とは弱く、かつやわらかく、また、強く意思表示を行う必要なときは強く、また指の先まで制御して意志を正確に伝えることも可能となる。そのほかにもこれを足裏の圧力検出にも応用すれば、2足歩行時、バランスを崩したような場合、足の一部分の接触圧の変化が検出できるため、細かな制御によりロボット1のバランスを保つ用途に利用することも可能となる。
なお、前記実施の形態では、スイッチ手段16により、導電フィルム5,6に電流を流し、圧力検出を行う場合と、電極部9,10,11,12に電流を流し、接触座標を求める場合とで制御を切り替えてきたが、圧力検出及び接触座標を求める方法は、前記実施の形態の場合に限定されず、例えば、導電フィルム6に電源15を接続して、図14に示すように、導電フィルム6から電流を流し、感圧抵抗シート4の電極部9,10,11,12と、接触位置の導電フィルム5とから電流を同時に取り出すことによって、導電フィルム5の電圧V5と導電フィルム6電圧V6とから圧力検出し、導電フィルム6の電圧V6及び電極A,Cの電圧VA,VCから、式〔(V6−VA)/(V6−VC)〕を用いて、X方向の接触位置を求めると共に、導電フィルム6の電圧V6及び電極B,Dの電圧VB,VDから、式〔(V6−VB)/(V6−VD)〕を用いて、Y方向の接触位置を求めるようにしてもよい。従って、各電極部9,10,11,12(各電極A,B,C,D)の電圧と導電フィルム5,6の電圧を組み合わせることによって、スイッチ手段を必要とせず、圧力検出、位置座標検出、接触長さを求めることもできる。
なお、前記実施の形態では、感圧抵抗シート4は方形状に形成されているが、感圧抵抗シート4の形状はこれに限定されず、円形その他の形状にすることも可能である。また、感圧抵抗シート4の形状に対応して、一対の導電性フィルム5,6を円形その他の形状にするようにしてもよい。また、感圧抵抗シート4の4隅部に、第1電極Aと第2電極Bと第3電極Cと第4電極Dとをそれぞれ設け、これら電極A,B,C,Dによって、第1電極部9と第1電極部10と第2電極部11と第2電極部12とを構成する場合でも、感圧抵抗シート4は方形状限定されず、例えば感圧抵抗シート4の4辺が弓形に凹んだ四角形状や、4辺が弓形に膨出した形状その他の形状のものであってもよい。
また、前記実施の形態では、導電性フィルム5から電流を流し、導電性フィルム6から電流を取り出すときに、導電性フィルム5の電圧V5と導電性フィルム6の電圧V6との差(組み合わせ)から接触圧を求め、第1電極部9から電流を流し、第1電極部10から電流を取り出したときに、第1電極部9の電圧V9と、第1電極部10の電圧V10との差(組み合わせ)と、一方の第1電極部9の電圧V9と一方の導電性フィルム6の電圧V6との差(組み合わせ)とからX方向の接触位置を求め、また、第2電極部11から電流を流し、第2電極部12から電流を取り出したときに、第2電極部11の電圧V11と、第2電極部12の電圧V12との差(組み合わせ)と、一方の第2電極部11の電圧V11と一方の導電性フィルム6の電圧V6との差(組み合わせ)とからY方向の接触位置を求めているが、接触圧、X方向の接触位置、Y方向の接触位置の求め方はこれらに限定されず、例えば、前記実施の場合とは逆に、導電性フィルム6から電流を流し、導電性フィルム5から電流を取り出すときに、導電性フィルム6の電圧V6と導電性フィルム5の電圧V5との差(組み合わせ)から接触圧を求めるようにしてもよいことは勿論であるし、また、第1電極部10から電流を流し、第1電極部9から電流を取り出したときに、第1電極部10の電圧V10と、第1電極部9の電圧V9との差(組み合わせ)と、第1電極部10の電圧V10と導電性フィルム5の電圧V5との差(組み合わせ)とからX方向の接触位置を求めるようにしてもよいことは勿論であるし、また、第2電極部12から電流を流し、第2電極部11から電流を取り出したときに、第2電極部12の電圧V12と、第2電極部11の電圧V11との差(組み合わせ)と、第2電極部12の電圧V12と導電性フィルム5の電圧V5との差(組み合わせ)とからY方向の接触位置を求めるようにしてもよいことは勿論である。また、図14の実施の形態の場合、導電フィルム6から電流を流し、感圧抵抗シート4の電極部9,10,11,12と、接触位置の導電フィルム5とから電流を同時に取り出すことによって、圧力検出し、接触座標位置を求めるようにしているが、これに代え、導電フィルム5から電流を流し、感圧抵抗シート4の電極部9,10,11,12と、導電フィルム6とから電流を同時に取り出すことによって、圧力検出し、接触座標位置を求めるようにしてもよい。さらに、X方向の接触位置とY方向の接触位置との両方の接触位置を検出する必要は必ずしもなく、いずれか一方の接触位置を検出すればよいことから、接触圧、接触位置の求め方は、要するに、電極部9,10,11,12及び導電体5,6のいずれか1つから電流を流し、残りの電極部9,10,11,12又は導電体5,6から電流を取り出すときに、前記少なくとも一対の電極部9,10,11,12の電圧V9,V10,V11,V12と、前記少なくとも一対の導電体5,6の電圧V5,V6との組み合わせから、接触圧と、X方向の接触位置又はY方向の接触位置の少なくとも一方の接触位置とを求めるようにすればよい。
3 触覚センサ
4 感圧抵抗シート
5 導電性フィルム(導電体)
6 導電性フィルム(導電体)
9 第1電極部
10 第1電極部
11 第2電極部
12 第2電極部
27 制御部
30 外部の制御器
Claims (6)
- シート面に沿うX方向及びY方向に抵抗を有するシートであって、シートの厚み方向と一致するZ方向に抵抗を有すると共に厚み方向の押圧に対応してZ方向の抵抗が変化する感圧抵抗シート(4)を備え、
この感圧抵抗シート(4)の周辺部に、前記X方向の抵抗又はY方向の抵抗の少なくとも一方に電流を流すための電極部(9,10,11,12)が少なくとも一対設けられ、感圧抵抗シート(4)の表面に、前記Z方向の抵抗に電流を流すための導電体(5,6)が少なくとも一対設けられていることを特徴とする触覚センサ。 - 前記電極部(9,10,11,12)及び導電体(5,6)のいずれか1つから電流を流し、残りの電極部(9,10,11,12)又は導電体(5,6)から電流を取り出すときに、前記少なくとも一対の電極部(9,10,11,12)の電圧(V9,V10,V11,V12)と、前記少なくとも一対の導電体(5,6)の電圧(V5,V6)との組み合わせから、接触圧と、X方向の接触位置又はY方向の接触位置の少なくとも一方の接触位置とを求めるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の触覚センサ。
- 前記電極部(9,10,11,12)及び導電体(5,6)のいずれか1つから電流を流し、残りの電極部(9,10,11,12)又は導電体(5,6)から電流を取り出すときに、前記少なくとも一対の電極部(9,10,11,12)の電圧(V9,V10,V11,V12)を触覚センサへの接触前と、触覚センサへの接触時との電圧差を、前記求めた接触圧と接触位置とに対応した値に補正して、X方向の接触長さ又はY方向の接触長さの少なくとも一方の接触長さを求めるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の触覚センサ。
- シート面に沿う方向に抵抗を有するシートであって、シートの厚み方向に抵抗を有すると共に厚み方向の押圧に対応して厚み方向の抵抗が変化する感圧抵抗シート(4)を備え、
感圧抵抗シート(4)への接触圧、接触位置、接触長さのうち少なくとも2つを求めるべく、感圧抵抗シート(4)に電流を流すようにし、
前記感圧抵抗シート(4)は、数キロオームから数10メガオームの表面抵抗をもったカーボン入りポリエチレンフィルムで構成されていることを特徴とする触覚センサ。 - 前記感圧抵抗シート(4)は、数キロオームから数10メガオームの表面抵抗をもったカーボン入りポリエチレンフィルムで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の触覚センサ。
- 請求項1に記載の触覚センサ(3)が装着された被制御装置(1)と、前記感圧抵抗シート(4)に電位勾配を発生させる電源(15)と、前記電極部(9,10,11,12)及び前記一対の導電体(5,6)の出力電圧をデジタル値に変換するA/D変換器(25)とを備え、
前記A/D変換器(25)からのデジタル信号を入力して、前記触覚センサ(3)への接触圧、接触位置、X方向及び/又はY方向の接触長さのうち少なくとも2つを求め、この求めた接触圧、接触位置、接触長さに基づいて前記被制御装置(1)を制御する制御部(27)を備えることを特徴とする触覚センサ応用装置。
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