JP3726507B2 - チャイルドシートのバックル装置及びチャイルドシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はチャイルドシートのバックル装置及びチャイルドシートに係り、特にチャイルドシートの座部に設けられるバックル装置及びかかるバックル装置を備えたチャイルドシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
座部にバックル装置を設けたチャイルドシートにあっては胯間部材のトングがこのバックル装置に挿入されてラッチされる。図4はこのようなバックル装置の従来の一例(米国特許第4,632,460号)を示す斜視図であり、チャイルドシート1の座部2の前部にバックル装置が内蔵され、バックル装置のトング挿入口3が座部に臨んでいる。胯間部材4の先端のトング5がこの挿入口3に挿入されラッチされる。チャイルドシート1の前面部のプレスボタン6を押すことによりこのラッチが解除される。
【0003】
なお、図4では、胯間部材4としてサドル形状のブロックが用いられているが、胯間部材4としてウェビングを用い、このウェビングの先端にトングを装着することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来のチャイルドシートのバックル装置は、そのトング挿入口が座部に面しているため、食物のカスや砂粒などの異物がバックル装置内に入り、バックル装置を故障させることがある。
【0005】
本発明は、このような異物の侵入が防止されたチャイルドシートのバックル装置及びかかるバックル装置を備えたチャイルドシートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のチャイルドシートのバックル装置及びかかるバックル装置が座部に設けられたチャイルドシートは、チャイルドシートの座部に設置され、挿入されたトングをラッチするラッチ機構を備えたチャイルドシートのバックル装置であって、該トングの挿入口部分にトングが挿入されることにより開放するカバーを設けたチャイルドシートのバックル装置において、前記カバーは前記トングの挿入と略直交方向にスライド可能なスライドカバーであり、該スライドカバーにはトングの先端からの押圧力によってスライド方向の分力を生じさせるための斜面が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
かかるバックル装置及びチャイルドシートにあってはカバーによりトング挿入口が閉鎖されており、異物の侵入が防止される。
【0008】
このカバーは、トングの挿入と略直交方向にスライド可能なスライドカバーであり、該スライドカバーにはトングの先端からの押圧力によってスライド方向の分力を生じさせるための斜面が設けられている。このトングは平板状であり、その先端には幅方向の両端に前記挿入方向に突出する突部が設けられており、前記斜面は前記スライドカバーの両端部にのみ設けられているものであっても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜3を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
図1は実施の形態に係るバックル装置の分解斜視図、図2は実施の形態に係るバックル装置の縦断面図、図3は図1のIII−III線に沿うベースホルダとスライドカバーとの断面図である。
【0011】
チャイルドシートの座部10にトング挿入口12及びプレスボタン操作口14が設けられ、このトング挿入口12の下側にトング40をラッチするためのバックル装置16が設置されている。トング40にはラッチ孔42と、ウェビング44の挿通孔46とが設けられている。また、トング40の先端には1対の突部48が設けられている。
【0012】
このバックル装置16は、ベースホルダ20と、このベースホルダ20に前後方向にスライド自在に保持されたスライドカバー50及びラッチスライダ60と、このベースホルダ20に被さるリテーナ80とから主として構成されている。
【0013】
ベースホルダ20は、底部がラッチスライダ案内部22となっており、このラッチスライダ案内部22の左右からサイド壁24が立設されている。このサイド壁24,24の対向面にはトング40を案内する縦溝26が設けられている。
【0014】
サイド壁24の上部にはスライドカバー50を受容する凹部28が設けられており、スライドカバー50はこのサイド壁24,24の上部に跨って配置される。この凹部28に臨むようにしてカバースプリング30の保持用突起32が設けられている。
【0015】
このサイド壁24には前部ブラケット34と後部ブラケット36とが設けられ、これらのブラケット34,36にそれぞれビス38の挿通用の開口34a,36aが設けられている。
【0016】
スライドカバー50は、その長手方向の両端に斜面52,52が設けられている。各斜面52の裏側に突起54が設けられており、カバースプリング30がこの突起54と前記ベースホルダ20の突起32との間に架け渡されている。
【0017】
ラッチスライダ60は、前記サイド壁24,24間のラッチスライダ案内部22上にスライド自在に配置されている。このラッチスライダ60の前端及び後端からそれぞれ起立部62,68が立ち上げられている。前側の起立部62は前方に延出し、その前端にプレスボタン64が設けられている。この起立部62にはラッチスライダ60を前方に付勢するラッチスプリング70の係止用突起66が設けられている。後側の起立部68にはトング18のラッチ孔42と係合するフック72が設けられている。このフック72の上面は前方に向って下り勾配の斜面となっている。
【0018】
リテーナ80は、1対のサイド部82,82と、これらサイド部82,82同士を結ぶ上面部88とを有した逆U字形状のものである。このリテーナ80は、サイド部82,82を前記ベースホルダ20のサイド壁24,24の内側に沿わせるように該ベースホルダ20に嵌合される。このリテーナ80には、ブラケット84,86がベースホルダ20のブラケット34,36に重なるように設けられている。84a,86aは84,86に設けられたビス挿通用の開口を示す。このリテーナ80には、トング18が挿通されるスロット90が設けられている。このスロット90は前記ベースホルダ20の縦溝26,26と重なるように配置される。
【0019】
このリテーナ80からは前方へL字形の延出片92が延設されており、この延出片92の前面に突起94が設けられている。前記ラッチスプリング70はこの突起94と前記ラッチスライダ60の突起66との間に架け渡される。このリテーナ80のサイド部82,82の下部同士の間にラッチスライダ60を押えるバー96が架設されている。
【0020】
重ね合わされたブラケット34,84及びブラケット36,86の開口にビス38を通し、このビスをチャイルドシート座部10のボス部(図示略)にねじ込むことにより、このバックル装置16が座部10に固定される。
【0021】
このように構成されたバックル装置16は、トング40を挿入しない状態にあってはカバースプリング30によって付勢されたスライドカバー50が前進し、トング挿入口が閉鎖されている。このため、トング挿入口から異物がバックル装置16内に入り込むことが無い。
【0022】
このバックル装置16に対しトング40がトング挿入口12から挿入される。このトング40は板状であり、その先端の幅方向の両端に前記突部48が設けられている。従って、トング40をバックル装置16内に挿入すると、まずこの突部48がスライドカバー50の斜面52に当り、スライドカバー50が後退し、トング40がバックル装置18内に挿入される。このトング40の先端(下端)がフック72の上側の斜面に当り、ラッチスライダ60が後退し、フック72とラッチ孔42とが係合してトング40がラッチされる。この場合、ラッチスライダ60がラッチスプリング70に付勢されて前進し、フック72がラッチ孔42に入り込むことにより、トング40のラッチが完了する。
【0023】
ラッチを解除するには、プレスボタン64を押し、ラッチスライダ60を後退させ、トング40を引き抜けば良い。トング40が引き抜かれると、スプリング30に付勢されたスライドカバー50が前進し、再びトング挿入口が閉鎖され、異物の侵入が防止される。
【0024】
このスライドカバー50は、斜面52が端部にのみ設けられているので、上方からコインなどが差し込まれてもコイン等は斜面52には当らないのでスライドカバー50はスライドせず、バックル装置16内にコイン等が差し込まれることもない。
【0025】
【発明の効果】
以上の通り、本発明のバックル装置は、トング挿入口がトングを挿入しない限り閉鎖されているので、異物がバックル装置内に侵入することが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るバックル装置の分解斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るバックル装置の縦断面図である。
【図3】 図1のIII−III線に沿うベースホルダとスライドカバーとの断面図である。
【図4】 従来のバックル装置を備えたチャイルドシートの座部の斜視図である。
【符号の説明】
10 チャイルドシート座部
12 トング挿入口
16 バックル装置
20 ベースホルダ
30 カバースプリング
40 トング
42 ラッチ孔
48 突部
50 スライドカバー
52 斜面
60 ラッチスライダ
64 プレスボタン
70 ラッチスプリング
72 フック
80 リテーナ
Claims (3)
- チャイルドシートの座部に設置され、挿入されたトングをラッチするラッチ機構を備えたチャイルドシートのバックル装置であって、該トングの挿入口部分にトングが挿入されることにより開放するカバーを設けたチャイルドシートのバックル装置において、
前記カバーは前記トングの挿入と略直交方向にスライド可能なスライドカバーであり、該スライドカバーにはトングの先端からの押圧力によってスライド方向の分力を生じさせるための斜面が設けられていることを特徴とするチャイルドシートのバックル装置。 - 請求項1において、トングは平板状であり、その先端には幅方向の両端に前記挿入方向に突出する突部が設けられており、前記斜面は前記スライドカバーの両端部にのみ設けられていることを特徴とするチャイルドシートのバックル装置。
- 請求項1又は2のチャイルドシートのバックル装置が座部に設けられたチャイルドシート。
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JP24966498A JP3726507B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | チャイルドシートのバックル装置及びチャイルドシート |
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Family Applications (1)
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1998
- 1998-09-03 JP JP24966498A patent/JP3726507B2/ja not_active Expired - Fee Related
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