JP3721015B2 - 液晶表示セルの製造方法及び液晶表示素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶表示セルの製造方法及び液晶表示素子に関し,特に表示むらを抑制する液晶表示セルの製造方法及び液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に用いられる液晶表示装置について,図面を参照して以下に説明する。
図7は,従来一般に用いられる液晶表示装置の構成を示す断面図である。
図7(a)に示すように,従来の液晶表示装置は,液晶層3を狭持したガラス基板2と,そのガラス基板2の両面に貼付けられた偏光板1と,から成る液晶表示素子を有している。
液晶層3を狭持したガラス基板2は,上下ガラス基板2間にギャップ剤を挟んでシール剤で貼り合わせ,この上下ガラス基板2間に注入口から液晶を注入し,更に注入口を封止剤で封止して成る。
偏光板1には,ヨウ素をドーピングした延伸ポリビニルアルコール(Poly Vinyl Alcholから成るフイルム(以下PVAフィルム7と略す)が主として用いられる。
この偏光板の構成を示す断面図が図7(b)である。
図7(b)に示すように,偏光板1は複数の膜層からなり,前記PVAフィルム7の表裏両面には保護膜6が貼付されている。
この保護膜6は,水溶性の性質を有するPVAが空気中の水分を吸収してPVAフィルム7自体が著しく劣化する現象を防止するために設けられていた。
また,保護膜6の材料としては,トリアセチルセルロース(Tri Acetyl Cellulose;以下TACと略す)が採用されることが多い。
TACフィルム6は透明度が高くかつ光学等方性に優れているため,これらの点を考慮すると偏光を用いる液晶表示装置にはTACフィルム6は好適な材料であるといえる。
TACフィルム6のガラス基板2貼付側の面には糊5の層が形成され,さらに糊5の層におけるガラス基板2貼付側の面には前記糊5の層を保護し,剥離可能なセパレータ4が貼付されていた。
また,TACフィルム6のガラス基板2非貼付側の面にはシリコン粒子入りアクリル樹脂(アクリル系樹脂粘着剤)からなるAG層8を介して偏光板1自体を保護する保護フィルム9が貼付されていた。
【0003】
しかし偏光板1は変形しやすいため,液晶表示部でのコントラスト及び明るさの低下,更に着色の発生が誘発され表示むらを生じさせる場合がある。
この表示むらにより液晶表示装置の表示性能及び表示信頼性を低下させてしまうという問題があった。
特に最近の液晶表示装置の大型化による大面積の光学フィルムでは,小面積の光学フィルムを用いた場合と比較して偏光板の変形による表示むらが顕著に現れていた。
従って,液晶表示装置の大型化を実現するためにはこの表示性能及び表示信頼性の低下問題は大きな障害であった。
【0004】
特開昭59−226324号には液晶パネルに偏光板を貼付け後,特定温度範囲で加熱しながら加圧容器に入れて空気加圧する液晶パネルの製造方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特開昭59−226324号に開示された液晶パネルの偏光板貼付方法では,確かに貼付時に発生する微小気泡を容易に除くことは可能である。
しかし,偏光板を貼付け後の加熱工程によりTACが変形し偏光板に応力を発生させるため,この応力によりガラス基板が応力方向に反り,液晶表示素子を変形させてしまっていた。
したがって,液晶表示部に表示むらが発生し液晶表示装置の表示性能及び表示信頼性を低下させてしまうという問題が解決されたとは認識し難い。
【0006】
以上の従来技術における問題に鑑み本発明は,液晶表示部での表示むらを抑制し,液晶表示装置の表示性能及び表示信頼性を従来技術より向上する液晶表示セルの製造方法及び液晶表示素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本出願第1の発明の液晶表示セルの製造方法は、トリアセチルセルロース層とポリビニルアルコール層とを有して成る偏光板を加熱し、製造する液晶表示セルのサイズとその加熱温度及び加熱時間によって加熱温度に依存して収束する所定の減水率に偏光板の減水率を調整する第1加熱工程と、第1加熱工程で加熱した後の偏光板をガラス基板に貼付ける貼付工程と、その貼付工程で偏光板をガラス基板に貼付けた後この偏光板が貼付けられたガラス基板を加熱する第2加熱工程とを有し、前記2加熱工程で加熱した後のガラス基板の中央部と最外周部とのギャップ差が0.2μm以下に管理されてなることを特徴とする。
【0008】
したがって,本出願第1の発明の液晶表示セルの製造方法によれば,主にTACの収縮による偏光板の収縮が抑制され,偏光板の収縮によるガラス基板の反りも抑制される。
これによって,ガラス基板及び偏光板の反りがほとんどなくなり,液晶表示部での表示むらを抑制することができる。
【0009】
第2加熱後の前記偏光板が貼付けられた前記ガラス基板の平坦精度が所定値以上に管理されれば,偏光板面の面積を考慮してTAC収縮の度合いを制御することにより,主にTAC収縮による偏光板の収縮を偏光板の面積を考慮して抑制される。
【0010】
これによって,その偏光板の面積ではガラス基板及び偏光板の反りがほとんどなくなり,液晶表示部での表示むらを抑制することができる。
ここで,平坦精度とは,測定対象物である偏光板を平面上に静止して設置した場合,この平面に接する偏光板の表面上の任意の点から平面までの距離の2乗と偏光板面の面積との比の逆数の最小値を示す。
また所定値とは,偏光板を加熱(第1加熱)し,この加熱後の偏光板をガラス基板に貼付けた後,この偏光板が貼付けられたガラス基板を加熱(第2加熱)するにあたって設定される数値である。
具体的には,偏光板が貼付けられた前記ガラス基板の平坦精度を高くすることを目的として,実験的にあるいはシミュレーションによる計算を用いて予め設定される数値である。
【0011】
第2加熱後の前記偏光板が貼付けられた前記ガラス基板の反り率が所定値以下に管理されれば,偏光板の大きさを考慮してTAC収縮の度合いを制御することにより,主にTAC収縮による偏光板の収縮を偏光板の大きさを考慮して抑制することができる。
【0012】
これによって,その偏光板の大きさではガラス基板及び偏光板の反りがほとんどなくなり,液晶表示部での表示むらを抑制することができる。
ここで,反り率とは測定対象物である偏光板を平面上に静止して設置した場合,この平面に接する偏光板面上の任意の点から平面までの距離と偏光板の長手方向(偏光板が正方形の場合は任意の一の辺方向)の寸法との比の最大値を示す。
また所定値とは,偏光板を加熱(第1加熱)しこの加熱後の偏光板をガラス基板に貼付た後,この偏光板が貼付けられたガラス基板を加熱(第2加熱)するにあたって設定される数値である。
具体的には,偏光板が貼付けられた前記ガラス基板の反り率を低くすることを目的として,実験的にあるいはシミュレーションによる計算を用いて予め設定される数値である。
【0013】
第1加熱後の前記偏光板の減水率が所定値以下であれば,TACに水分を含有することによる偏光板の収縮が抑制され,更に偏光板の収縮によるガラス基板の反りも抑制される。
これによって,ガラス基板及び偏光板の反りがほとんどなくなり,液晶表示部での表示むらを抑制することができる。
【0014】
ここで,減水率とは,偏光板を加熱することによって除去される水分の割合である。
但し,偏光板を構成する各層のうち,最も水分を多く含有していると思われるTACの単体に関して,各温度毎の減水率を測定することが困難であるため,本発明では温度変化による偏光板の質量変化率を減水率とする。
具体的には測定対象物である偏光板の第1加熱前後の質量比を示すものである。
すなわち,減水率(%)は,
減水率(%)=第1加熱後の偏光板の質量(kg)×100/第1加熱前の偏光板の質量(kg)
と,表すことができる。
また所定値とは,偏光板を加熱(第1加熱)することにより,偏光板の減水率を高くすることを目的として,実験的にあるいはシミュレーションによる計算を用いて予め設定される数値である。
【0015】
前記偏光板の前記2加熱工程で加熱した後のガラス基板の中央部と最外周部とのギャップ差が0.2μm以下に管理されれば,偏光板の第2加熱後の偏光板が貼付けられたガラス基板の中央部と最外周部とのギャップ差が0.2μm以下に管理されてなる。
偏光板の第2加熱後の偏光板が貼付けられたガラス基板の中央部と最外周部とのギャップ差が0.2μm以下に管理されることによって,減水率の程度及び液晶表示セルの大きさに関わらず表示不良を防止することができる。
【0016】
ここで,前記ガラス基板の中央部と最外周部とのギャップ差とは,互いに貼り付けられた二枚のガラス基板間の間隔(ギャップ)が中央部及び最外周部においてどの程度の差を有しているかを示すものである。
また,表示不良等の判断は,限度見本と称される比較対象によって視覚官能的に認識されるものであり,前記限度見本は正常な機能を有する液晶表示素子を具備した液晶ディスプレイ又は正常な表示情報を備えた写真等が採用される。
【0017】
トリアセチルセルロース層とポリビニルアルコール層とを有して成る偏光板を加熱し,製造する液晶表示セルのサイズとその加熱温度及び加熱時間によって加熱温度に依存して収束する所定の減水率に偏光板の減水率を調整する液晶表示セルの製造方法において,偏光板をガラス基板に貼付ける前に加熱する第1加熱工程と、第一加熱工程で加熱した後の偏光板をガラス基板に貼付ける貼付工程と,その貼付工程で偏光板をガラス基板に貼付けた後この偏光板が貼付けられたガラス基板を加熱する第2加熱工程とを有してなる液晶表示セルの製造方法によって得られる液晶表示素子であって、液晶表示素子の中央部と最外周部とのギャップ差が0.2μm以下に管理されてなる液晶表示素子によれば,偏光板面の面積を考慮してTAC収縮の度合いを制御することにより,主にTACの収縮による偏光板の収縮が抑制され,偏光板の収縮によるガラス基板の反りも抑制される。
【0018】
これによって,ガラス基板及び偏光板の反りがほとんどなくなり,液晶表示部での表示むらを抑制することができる液晶表示素子を得ることが可能になる。
液晶表示素子の中央部と最外周部とのギャップ差が0.2μm以下に管理されてなる液晶表示素子によれば,液晶表示素子の中央部と最外周部とのギャップ差が0.2μm以下に管理されてなることにより,減水率の程度及び液晶表示セルの大きさに関わらず表示不良を発生させることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明における実施の形態の液晶表示セルの製造方法及び液晶表示素子を図1及び図2を参照して説明する。
また本明細書では,同一又は同等の部位には同一符号を付して説明する。
図1は,本発明の液晶表示素子の構成を示す断面図である。
図1に示すように,本発明の液晶表示素子は偏光板1と,ガラス基板2と,液晶層3とから構成される。
すなわち,液晶層3の両面からガラス基板2間に挟んで液晶層3を封入する。2枚のガラス基板2の液晶に接する面の裏面上にそれぞれ偏光板を貼付する。
【0020】
次に,本発明の液晶表示素子の一部である偏光板1について図2を参照して説明する。
偏光板1はTAC層6及びPVA層7を有して成る。偏光板1はいくつかの成分が層状に形成されている。
すなわち,PVA層7は層中心付近に形成され,TAC層6はPVA層7の直上下層に形成される。
その他の偏光板の層は多様であるが,通常の偏光板は図2に示す構成要素から成る。
すなわち,ガラス基板2に偏光板1を貼付ける側の層から順に,セパレータ4,糊5,TAC層6,PVA層7,TAC層6,AG層8,保護フィルム9から偏光板1は構成される。
セパレータ4は,糊5を保護する透明フィルムである。
偏光板1をガラス基板2に貼付けるときにセパレータ4を偏光板1から剥がし,糊5によって偏光板1がガラス基板2に貼付けられる。
PVA層7は,バックライト等の光源からの入射光を偏光する層である。
このPVA層7は水溶性の性質があるので,空気中の水分を吸収してPVA層7が著しく劣化してしまう。
このPVA層7の劣化を防ぐためにPVA層7を保護する保護膜として,PVA層7を挟んでTAC層6が設けられる。
AG層8は,透明のフィルムに球状粒を混在させてある。
詳しくは,シリコン粒子入りアクリル樹脂(アクリル系樹脂粘着剤)をTAC層6の表面に塗布してAG層8が形成されている。
このAG層8により光を適度に乱反射させ,液晶表示素子表面での表示体の読み取りを容易にすることができる。
保護フィルム9は,直下層のAG層8を保護するフィルムである。
また,通常の液晶表示装置と同様に液晶を封入する2枚のガラス基板2の液晶層3に面する面上には,データ電極(図示せず),カラーフィルタ(図示せず)及び走査電極(図示せず)が形成されている。
表示面側の偏光板1を貼付けるガラス基板2にデータ電極,カラーフィルタが設けられ,光源側の偏光板1を貼付けるガラス基板2に走査電極が設けられる。
【0021】
本発明の液晶表示セルの製造方法を図1乃至図4までを参照して説明する。
本発明の液晶表示セルの製造方法の工程の流れを図1乃至図3を参照して説明する。
但し,説明の簡略化のため,偏光板を構成する各層のうち,PVA層及びTAC層以外の層については,その説明を省略する。
図3は,本発明に係る液晶表示セルの製造方法における偏光板内の水分の挙動を示す模式図である。
まず,偏光板1をガラス基板2に貼付ける前に,偏光板1を適切な加熱容器(恒温槽が特に望ましい)に入れ,加熱(第1加熱)する。
これによって偏光板1内に含有される水分の挙動を示す模式図である図3のように,TAC層6内に含まれる水分がTAC層6内で拡散し,TAC層6から蒸発発散する。
これによって,第1加熱済みの前記偏光板の減水率は所定値以下に管理される。
次に,図4に示すように,偏光板1からセパレータ4を剥がし,糊5によって偏光板1をガラス基板2に貼付ける。
その後,偏光板1とガラス基板2との間に生じる気泡の除去等を目的として,偏光板1が貼付けられたガラス基板2を加熱(第2加熱)する。
この第2加熱は,偏光板1自身の変形を避けるために100℃以下の温度に設定される。
また,第2加熱の加熱時間は少なくとも約2分以上に設定され,より好ましくは10分以上加熱を行う。
必要があれば更に,偏光板1が貼付けられたガラス基板2を密封された容器(例えば,ロータリポンプやドライポンプ等)に封入し圧力をかけてもよい。
この場合,かける圧力は通常約1〜約6(kgf/cm2)である。
加圧する媒体としてエアー等の流体を用い,偏光板1が貼付けられたガラス基板2を加圧する。
これによって,偏光板1及び/又はガラス基板2面の凹凸により偏光板1とガラス基板2面との間に発生する気泡を除去することができる。
以上の製造工程により,液晶層を狭持したガラス基板とそのガラス基板の両面に貼付けられた偏光板とから成る液晶表示素子が完成する。
完成した上記の液晶表示素子は平坦精度が所定値以上に管理される。
また,完成した上記の液晶表示素子は反り率が所定値以下に管理される。
したがって,液晶表示部での表示むらを抑制し,液晶表示装置の表示性能及び表示信頼性を従来技術より向上することが可能になる。
【0022】
以上本発明の実施の形態の液晶表示装置及びその製造方法によれば,TAC層6の収縮による偏光板1の収縮が抑制され,偏光板1の収縮によるガラス基板2の反りも抑制される。液晶表示素子の平坦精度を所定値以上に管理される。
液晶表示素子の平坦精度を所定値以下に管理することができる。
これによって,ガラス基板2及び偏光板1の反りがほとんどなくなり,液晶表示部での表示むらを抑制することができる。
【0023】
(実施例)
本発明に係る液晶表示装置の一実施例について,図面を参照して以下に説明する。
まず,本発明に係る液晶表示装置の一実施例として,偏光板に含有される水分を可及的に除去するために,所定の温度に保たれた恒温槽内に同一の大きさの偏光板をそれぞれ一定時間放置した。その結果を図5に示す。
ここで,図6とともに後述するが,平坦精度は前記減水率が液晶表示素子の大きさ及び,液晶表示素子の中央部と最外周部とのギャップに依存することから,本発明の実施例においては,減水率に基づいた説明をする。
図5は,湿度30%下における同一の偏光板の各温度毎の減水率を示すグラフである。
但し,偏光板を構成する各層のうち,最も水分を多く含有していると思われるTACの単体に関しては,各温度毎の減水率を測定することが困難であるため,本実施例では温度変化による偏光板の質量変化から減水率を算出した。
図5に示すように,恒温槽内の偏光板の減水率は各温度毎に所定の減水率に収束していることがわかる。
例えば,40℃に設定された恒温槽内の偏光板1の減水率は,ほぼ2%に収束していることがわかる。
すなわち,偏光板1の熱処理においては,同一の大きさであれば,ある一定の幅を有して加熱温度に依存した減水率の調整を行うことができる。
【0024】
次に,以上のような処理を施した偏光板を液晶表示セルに貼付け,それらを熱処理した後に表示不良発生状況を測定した。
偏光板が貼り付けられた液晶表示セルの熱処理の方法として,液晶表示セル自体を60℃の恒温槽内に8時間放置した。
この液晶表示セルに対する熱処理によって得られた測定結果として,液晶表示セルのサイズ毎の表示不良発生状況を表1に示す。
表1からわかるように,液晶表示セルのサイズによって表示不良の発生が起こらない所定の減水率が設定される。
すなわち,前述の加熱温度によって所定の範囲内で減水率を管理することができることから,液晶表示セルのサイズとその加熱温度及び加熱時間によって減水率を調整し,表示品質の優れた液晶表示素子を作成することが可能である。
【0025】
【表1】
【0026】
また,正常に表示される液晶表示セルの中央部及び偏光板の収縮によって発生する応力を最も受ける液晶表示セルの最外周部のギャップ差と減水率との相関関係を示したグラフが図6である。
図6と表1とを合わせ考えると,正常な表示をする液晶表示セルの中央部と液晶表示セルの最外周部とのギャップ差がほぼ0.2μm以下にすると,液晶表示素子のサイズに関わらず,表示不良の発生が起こらないことがわかる。
従って,液晶表示セルに偏光板を貼り付ける前に,偏光板に含有されている水分を減少させることにより,偏光板貼付後の熱処理による偏光板の収縮を抑えることができる。
すなわち,熱処理後の偏光板が貼り付けられた液晶表示セルは,熱処理による表示不良が発生せず,表示品質の優れた液晶表示セルを得ることができる。
【0027】
【発明の効果】
上述のように,本発明に係る液晶表示セルの製造方法によれば,偏光板の大きさによって減水率を管理することが可能となり,TAC層の収縮による偏光板の収縮及び,偏光板の収縮によるガラス基板の反りを防止できる。
すなわち,前記減水率によって液晶表示素子の平坦精度を管理することも可能であり,これによって,ガラス基板及び偏光板の反りを防止し,液晶表示部における表示むらを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施の形態の液晶表示素子の断面図である。
【図2】 本発明における一実施の形態の偏光板の断面図である。
【図3】 本発明における一実施の形態の偏光板内の水分の挙動を示す模式図である。
【図4】 本発明における一実施の形態の第1加熱後の偏光板を貼付した液晶表示素子の断面図である。
【図5】 本発明における一実施例の各温度毎の偏光板の減水率を示すグラフである。
【図6】 本発明における一実施例の減水率とギャップ変位との特性を示すグラフである。
【図7】 従来における液晶表示素子およびそれを構成する偏光板の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 偏光板
2 ガラス基板
3 液晶層
4 セパレータ
5 糊
6 TAC層
7 PVA層
8 AG層
9 保護フィルム
Claims (1)
- トリアセチルセルロース層とポリビニルアルコール層とを有して成る偏光板を加熱し、製造する液晶表示セルのサイズとその加熱温度及び加熱時間によって加熱温度に依存して収束する所定の減水率に偏光板の減水率を調整する第1加熱工程と、第1加熱工程で加熱した後の偏光板をガラス基板に貼付ける貼付工程と、その貼付工程で偏光板をガラス基板に貼付けた後この偏光板が貼付けられたガラス基板を加熱する第2加熱工程とを有し、前記2加熱工程で加熱した後のガラス基板の中央部と最外周部とのギャップ差が0.2μm以下に管理されてなることを特徴とする液晶表示セルの製造方法。
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