JP3714765B2 - Conveying mechanism of press machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加工前のワークが供給部より単数又は複数装備されたプレス部に搬入され、加工後のワークが前記プレス部より収容部に搬出されるプレス装置の搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プレス装置の中で用いられる樹脂封止装置は、トランスファモールドによる自動機が広く使用されている。このトランスファモールド装置は、例えば図17に示すように、被成形品としてのリードフレームがリードフレーム供給部101よりフレーム整列部102に供給されてプレヒートされ、樹脂タブレット供給部103よりタブレットカセット103aを介してフレーム整列部102に供給されて、ローダー104によりリードフレーム及び樹脂タブレットがチャックされてモールド金型105へ移送される。そして、該モールド金型105でクランプされ、ポット内から溶融樹脂をプランジャでキャビティ内に圧送してパッケージ部が樹脂封止される。樹脂封止後の成形品はアンローダー106により回収されてディケート部107へ搬送されゲートブレイクが行われた後、成形品のみが成形品収容部108に収容される。
【0003】
上記ローダー104及びアンローダー106は、ガイドシャフト109に沿って供給位置と搬入位置、搬出位置とディゲート位置との間を矢印X方向にそれぞれ往復移動するように構成されている。上記ローダー104及びアンローダー106は、上記ガイドシャフト109に対して横並びに設けられている。また、上記ローダー104及びアンローダー106は、モールド金型105に対して矢印Y方向に進退移動可能であり、上記搬入位置及び搬出位置よりモールド金型105に移動して被成形品を搬入し成形品を搬出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記リードフレーム供給部101と成形品収容部108がモールド金型105の両側に設けられており、ローダー104及びアンローダー106は、ガイドシャフト109に沿って直線的に往復移動する配置構成であるため、装置全体がX方向に長くなりレイアウト上の制約を受け易く、プレス装置全体がコンパクトにならず、工場フロア内の床面積を広く取る。特に半導体装置製造用の樹脂封止装置は、高純度のクリーンルーム内で使用するため、該クリーンルーム内の床面スペースを効率良く利用することは重要である。
また、成形品の量産化を図るため、モールド金型105を複数装備した場合には、X方向に更に長くなるため装置全体が大型化する。また、上記複数のモールド金型105に対して一方向からローダー104及びアンローダー106が個別に進退移動し、アンローダー106が成形品を搬出してモールド金型105から退避してから、図示しないクリーナーが進退移動して上下金型表面をクリーニングし、次いでローダー104が被成形品をモールド金型105へ搬入するので、被成形品の搬入、金型クリーニング及び成形品の搬出が段階的に行われるためマシンサイクルが遅延化して、高速処理化に限界がある。
【0005】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、装置全体を小型化すると共にマシンサイクルを短縮化して、量産化や高速化を実現可能なプレス装置の搬送機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
即ち、加工前のワークを供給部より単数又は複数装備されたプレス部へ搬入するため、該プレス部に対してワークを保持して進退移動可能な搬入保持手段を備えたワーク搬入手段と、加工後のワークを前記プレス部より収容部へ搬出するため、該プレス部に対してワークを保持して進退移動可能な搬出保持手段を備えたワーク搬出手段とを備え、前記ワーク搬入手段及びワーク搬出手段は、同一平面に沿って上下に重なり合うように近接して対向配置され、それぞれ個別に備えた駆動源により回動する回動軸を一体に支持する可動支持板が、取付台の長手方向に往復動可能に取り付けられていることを特徴とする。
【0007】
また、プレス部は、上型に対して下型が上下動可能に装備されており、ワーク搬入手段は、上動した下型上に搬入保持手段に保持した加工前のワークを移載し、ワーク搬出手段は型開きした下型上へ搬出保持手段を下動することにより加工後のワークを回収することを特徴とする。
また、ワーク搬入手段及びワーク搬出手段に各々装備した搬入保持手段及び搬出保持手段は、プレス部の上下金型をそれぞれクリーニングするクリーナーと、クリーニングした塵埃などを吸引する吸引口及びこれに接続する吸引ダクトとをそれぞれ備えたことを特徴とする。
また、搬出保持手段が加工後のワークを保持したままプレス部より退避するとき、搬入保持手段は加工前のワークを保持したままプレス部に進入し、搬出保持手段と搬入保持手段が入れ替わるように型開きしたプレス部に進退移動することを特徴とする。
また、ワーク搬入手段及びワーク搬出手段は、プレス部に対する搬入保持手段及び搬出保持手段の進退方向と交差する方向に往復移動可能に装備されていることを特徴とする。
また、ワーク搬入手段及びワーク搬出手段は、その周囲を囲繞するよう配設されたワーク供給部、プレス部及びワーク収容部に対してそれぞれワークを搬入及び/又は搬出することを特徴とする。
また、ワーク供給部、プレス部及びワーク収容部はユニット化されており、前記ワーク搬入手段及びワーク搬出手段を有する基本ユニットに対して少なくとも1のユニットが着脱可能に装備されていることを特徴とする。
また、搬入保持手段及び搬出保持手段に各々設けられる吸引口と回動軸と共に回転する回転ダクトが吸引ダクトにより各々接続されており、ワーク搬入手段及びワーク搬出手段が回動した際に、可動支持板の進退方向両側に設けられたいずれかの可動ダクトに回転ダクトが接続して吸引動作が行われることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の態様を添付図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1実施例〕
本実施例は、プレス装置の一例として半導体装置製造に用いるトランスファーモールドによる樹脂封止装置を用い、下型にプランジャを設置したロアープランジャ方式によるもので、マルチポットタイプのモールド金型を使用する、ロアーマルチプランジャ方式を採用した樹脂封止装置を用いて説明する。
【0009】
図1はプレス部を取り外した樹脂封止装置の概略構成を示す平面図、図2は図1の樹脂封止装置の正面図、図3は図1の樹脂封止装置の右側面図、図4(a)(b)(c)は搬送機構の平面図、正面図及び左側面図、図5(a)〜(d)はローダーの説明図、図6(e)〜(g)はローダーの他例の説明図、図7(a)〜(d)はアンローダーの説明図、図8(e)〜(g)はアンローダーの他例の説明図である。
【0010】
(全体構成)
先ず、図1〜図3を参照して樹脂封止装置の概略構成について説明する。
1は装置本体としての基本ユニットであり、プレス機能を装備した2台のプレス部2を着脱自在に装備している。尚、プレス部2は基本ユニット1の占有エリア内に位置しているので、プレス部2を着脱しても装置本体の占有エリアが変化することはない。また、プレス部2は複数台装備する場合に限らず単数装備されていても良い。
【0011】
上記基本ユニット1は、ワークとして単数又は複数の被成形品(リードフレーム及び樹脂タブレット)を供給可能に収容するリードフレーム供給部3及び樹脂供給部4と、ワークとして樹脂封止後のリードフレームを収容するリードフレーム収容部5を装備している。また、上記基本ユニット1にはリードフレーム供給部3及び樹脂供給部4より供給されたリードフレーム及び樹脂タブレットを上記プレス部2へ搬入するためのワーク搬入手段としてのローダー6と、樹脂封止後のリードフレームを上記プレス部2より上記リードフレーム収容ユニット5へ搬出するワーク搬出手段としてのアンローダ7を装備している。上記ローダー6はアンローダー7の上に重なり合うように配設されている。
【0012】
上記ローダー6は、上記リードフレーム供給部3より回転テーブル3bを備えたフレーム整列部3aへ供給されたリードフレームを受け渡されて90°回転した後、樹脂供給部4よりカセット4aに供給された樹脂タブレットをそのカセット4aより受け渡されて、更に90°回転してこれらを型開きしたいずれか一方のプレス部2へ搬入する。また、アンローダー7は、成形後のリードフレームを前記プレス部2より回収して一旦ディゲート部8へ搬出する。
尚、上記リードフレーム供給部3やリードフレーム収容ユニット5は、基本ユニット1の基台上に角ロッド等により支持されたベースプレート(図示せず)上に設けられている。樹脂封止前のリードフレームを収容した供給マガジンや樹脂封止後のリードフレームを収容した収容マガジンは、上記ベースプレート上より取り出されて補充される。また、上記樹脂供給部4は、上記ベースプレートより下方の基台上に装備されており、上記カセット4aはこの基台上の供給位置と上部の受け渡し位置とを往復移動している。
【0013】
上記基本ユニット1の上記ローダー6及びアンローダー7の移動路9の両側には、装置基台の一部にプレス着脱部10が設けられており、該プレス着脱部10には前記プレス部2が着脱自在に装着される(図1参照)。
また、上記基本ユニット1には操作部11が設けられており(図2参照)、樹脂封止動作の開始や動作モードを選択操作する。12は制御部であり、上記操作部11より入力された指令に基づき、基本ユニット1に装備された各部の動作を制御する。
【0014】
上記リードフレーム供給部3及び樹脂供給部4より供給されたリードフレーム及び樹脂タブレットはローダー6にチャックされて、各プレス部2に搬入されて上下金型13,14間でクランプされて樹脂封止され、樹脂封止後の成形品はアンローダー7にチャックされてディゲート部8へ搬出され、ゲートブレイクが行われた後、リードフレーム収容部5へ移送されて収容される。
本実施例では、装置の一方向(図1の左側)からリードフレーム,樹脂タブレットの供給と成形品の取り出しが可能な配置構成にできるので、作業性が良い。
【0015】
(プレス部の構成)
以下、上記プレス部2の構成について、概略を説明する。
図3において、プレスベースと下型14を支持する可動プラテンとの間を図示しない昇降機構により連繋し、該昇降機構を電動モータ(サーボモータ)や油圧機構(図示せず)等を用いて作動させることによって上記下型14を昇降させて、上固定プラテンに固定された上型13との型開閉が行われる。また、上記下型14にはポットに供給された樹脂をキャビティへ圧送すべくプランジャを上下動させるトランスファ駆動機構(図示せず)が装備されている。上記トランスファ駆動機構は電動モータや油圧機構などにより駆動される。上記プレス部2にも固有の操作部や制御部が装備されており、プレス動作を制御可能に構成されている。
【0016】
また、上記プレス着脱部10には、図1〜図3に示すように、プレス部2の底部を支持して着脱するため、該プレス部2の着脱方向に沿って複数のローラー10aがユニット支持面10dに回動可能に設けられている。また、上記プレス着脱部10のプレス部2の装着方向奥側には突き当て部10bが形成されている。また、上記ユニット支持面10dの長手方向両側には、プレス部2の幅方向をガイドするためのガイドレール10cが設けられている。上記プレス着脱部10の設置面より下型14の加工面(パーティング面)までの距離は、金型の品種が変わっても一義的に決まるように設定されている。
【0017】
尚、上記プレス着脱部10に設けられたローラー10aは、該ローラー10aの変形や摩耗等を考慮すると、プレス部2の底部を着脱時支持する位置からプレス着脱部10aの内部に退避するように構成しても良い。この場合には、プレス着脱部10のユニット支持面(平面)10dによりプレス部2を支持するので、着脱を繰り返しても高さ出しの精度が変動することがない。また、上記ローラー10aの代わりに枠体に金属ボールが回転自在に取り付けられたボールベアリングを用いたり、上記ユニット支持面(平面)10dを鏡面状にして滑り易くしても良い。上記プレス着脱部10に装着されたプレス部2は、先端に螺合部を形成された位置決めピン10eにより位置決め固定される。また、上記プレス部2の着脱作業は、予め専用の治具により平面位置及び高さ出しが行われた後、専用の移動台車Kなどにより運搬されてプレス着脱部10に移載される(図1参照)。
【0018】
(搬送機構の構成)
次に、ローダー6及びアンローダー7の構成について、図4〜図8を参照して具体的に説明する。図4において、上記ローダー6及びアンローダー7は上下に配設されており(図4(b)参照)、同一平面に沿って移動可能に装備されている。このように、上記ローダー6及びアンローダー7を近接して対向配置することで、装置本体の占有面積を可能な限り少なくすることができる。また、上記ローダー6及びアンローダー7には、回動モータ(電動モータ)15,16が個別に装備されている(図4(b)参照)。この回動モータ15,16のモータギヤと回動軸17,18に同軸状に設けられたプーリギヤ19,20との間にタイミングベルト(図示せず)が掛け渡されており、上記回動モータ15,16を駆動することにより、上記ローダー6及びアンローダー7は、回動軸17,18を中心にそれぞれ回動される。上記回動軸17,18の内部には、ローダー6及びアンローダー7の駆動部分への配線用のカールケーブル17a,18aがそれぞれ配設されている。
【0019】
ここで、上記ローダー6及びアンローダー7の移動機構について説明する。図4(a)において、21は取付台であり、ローダー6及びアンローダー7にそれぞれ設けられている。この取付台21には、上記ローダー6及びアンローダー7の回動軸17,18を一体に支持する可動支持板22が、該取付台21の長手方向に往復移動可能にそれぞれ取り付けられている。上記可動支持板22は、上記取付台21の長手方向に配設されたレール23に対して可動支持板22に固定されたガイド22aを介して移動可能に嵌め込まれている。また、上記取付台21には、上記レール23と平行にボールネジ24が配設されている。このボールネジ24は、上記取付台21に設けられた正逆回転駆動可能な移動モータ(サーボモータ)25によりタイミングベルト25aを介して回動される。
上記可動支持板22の一部に形成されたナット22bには上記ボールネジ24が挿通するように螺合しており、上記ボールネジ24が回転駆動されると、可動支持板22がレール23に沿って図4(a)の回動位置Aと移動路9に沿って複数装備されたプレス部2に対応する進退位置Bとの間を左右方向に移動するように構成されている。尚、上記レール23は回転軸17,18の中心部真下に設けなかったのは、該回転軸17,18の中心部は配線路として利用されるため、スペースを確保しようとするとローダー6及びアンローダー7の全体の高さが高くなってしまうためである。
【0020】
また、図4(b)(c)に示すように、ローダー6及びアンローダー7は、型開きしたプレス部2に対してワークを保持して個別に進退移動可能な搬入保持手段としての搬入移動体26及び搬出保持手段としての搬出移動体27をそれぞれ装備している。
【0021】
上記搬入,搬出移動体26,27の具体的な構成について図5〜図8を参照して説明する。図5(a)及び図7(a)は搬入,搬出移動体の上視図、図5(b)(c)及び図7(b)(c)は、図5(a)及び図7(a)の左右展開図、図5(d)及び図7(d)は上下クリーナーの待機状態を示す説明図、図6(e)〜(g)及び図8(e)〜(g)は、他例に係る上下クリーナーの上視図、上下クリーナーの動作状態及び待機状態を示す説明図である。
先ず、ローダー6に装備された搬入移動体26の構成について図5(a)〜(d)を参照して説明する。上記搬入移動体26は、断面コ字状の搬入枠体28の内部にチャックハンド29、上型13のパーティング面をクリーニングするための上クリーナー30、該上クリーナー30により掻き落とされた不要樹脂や塵埃などを吸引する吸引口31及びこれに接続する吸引ダクト32が可動フレーム26aに装備されている。この吸引ダクト32は上記可動フレーム26aの周囲に沿って配設されており、後述する回転ダクト50に接続されている。
【0022】
上記上クリーナー30は、吸引ダクト32に接続するフード33の開口内部に収容されている。上記フード33の開口が、吸引口31を兼用しているのは、上記ローダー6は、上クリーナー30が先頭側となってプレス部2へ進入するため、上クリーナー30のフード33が吸引口31を兼用することが望ましいためである。また、上記上クリーナー30は、進退移動時の上型13との干渉を回避するため、上クリーナーシリンダ34により上型13のパーティング面に対して接離動可能に構成されている。即ち、搬入移動体26が金型内に進入するときのみ、上型13側へ突出するよう上クリーナーシリンダ34により接離動させる(図5(c)(d)参照)。尚、上記上クリーナー30は、図6(e)〜(g)に示すように、図示しないシリンダ駆動により上クリーナー30がフード33と一体にプーリーを中心に回動して上型13のパーティング面に接離動するように構成しても良い。
【0023】
また、図5(a)に示すように、上記上クリーナー30は上クリーナー駆動モータ35よりプーリー間に掛け渡されたタイミングベルトを介して回転駆動される。また、成形前のリードフレームをチャックするチャックハンド29は、チャックハンド取付プレート36に保持されている。また樹脂タブレットは、上記チャックハンド取付プレート36に形成されたタブレット保持穴37に保持されて搬送される。
【0024】
次に、アンローダー7に装備された搬出移動体27の構成について、図7(a)〜(d)を参照して説明する。上記搬出移動体27は、断面コ字状の搬出枠体38の内部にチャックハンド39、下型14のパーティング面をクリーニングするための下クリーナー40、該下クリーナー40により掻き出された不要樹脂や塵埃などを吸引する吸引口41及びこれに接続する吸引ダクト42が可動フレーム27aに装備されている。この吸引ダクト42は上記可動フレーム27aの周囲に沿って配設されており、後述する回転ダクト51に接続されている。
【0025】
上記下クリーナー40は、フード43の開口内部に収容されており、該フード43と隣接して吸引口41が形成されている。上記吸引口41は、下クリーナー40とは別個に該下クリーナー40より退避方向後側に形成されている。これは、上記下クリーナー40は、搬出移動体27がプレス部2より退避する際に下型14のクリーニングを行うため、下クリーナー40の退避方向後側に配設されているのが望ましいからである。また、上記下クリーナー40は、進退移動時の下型14や成形品との干渉を回避するため、下クリーナーシリンダ44により下型14のパーティング面に対して接離動可能に構成されている。即ち、搬出移動体27が金型より退避するときのみ、下型14側へ突出するよう下クリーナーシリンダ44により接離動させる(図7(c)(d)参照)。尚、上記下クリーナー40は、図8(e)〜(g)に示すように、図示しないシリンダ駆動により下クリーナー40がフード43と一体にプーリーを中心に回動して下型14のパーティング面に接離動するように構成しても良い。
【0026】
また、図7(a)に示すように、上記下クリーナー40は下クリーナー駆動モータ45よりプーリー間に掛け渡されたタイミングベルトを介して回転駆動される。また、成形後のリードフレームをチャックするチャックハンド39は、チャックハンド取付プレート46に保持されている。このチャックハンド取付プレート46は、図7(c)に示すハンドベースシリンダ47により下動可能に装備されており、これによってチャックハンド39の先端の爪部分を下型14より離型した成形品に確実に潜り込ませて成形品の回収を確実に行うことができる。
【0027】
上記搬入,搬出移動体26,27の進退動作について図4(b)(c)を参照して説明する。搬入,搬出枠体28,38に設けられた進退用モータ(電動モータ)48,49のモーターギヤは可動フレーム26a,27aに設けられたラック26b,27bとそれぞれ噛合している。上記進退用モータ48,49を正逆回転駆動することにより、可動フレーム26a,27aを進退位置B(図4(a)参照)とプレス部2との間を往復動させる。上記可動フレーム26a,27aは、搬入,搬出枠体28,38の両側に設けられたガイドレール28a,38a(図4(b)参照)に沿って進退移動する。上記搬入,搬出移動体26,27は上下に配置されているので、可動フレーム26a,27aは型開きしたプレス部2に同時に進入させることが可能ある。
【0028】
次に、上記搬入,搬出移動体26,27のワークの搬入搬出動作について説明する。先ずローダー6は、図4(a)の回動位置Aにおいて、搬入移動体26から可動フレーム26aを前進させ、フレーム整列部3aの回転テーブル3b(図1参照)に切り出されたリードフレームをチャックハンド29によりチャックする。また、上記可動フレーム26aを一旦後退させた後、回動モータ15を作動させてローダー6を90°回転させ、上記可動フレーム26aを前進させてカセット4aより樹脂タブレットをチャックする。そして、上記可動フレーム26aを後退させて、時計回り若しくは反時計回りに90°回転させた後、移動モータ25を作動させて可動支持板22をレール23に沿って移動させ、ローダー6をその回動軸17が回動位置Aより進退位置Bへ到達するまで移動路9を移動させる。上記回転軸17の回動位置Aから進退位置Bへの移動とローダー6の回動を複合的に行えば、マシンサイクルの短縮化ができる。尚、図4(a)においてRはローダー6,アンローダー7の旋回ラインを示す。
【0029】
前述したように、プレス部2は上型13に対して下型14が上下動可能に装備されている。上記搬入移動体26は、型開きしたプレス部2内に進退用モータ48を駆動させて可動フレーム26aを進入させ、上動させた下型14上にチャックハンド29に保持したリードフレームや樹脂タブレットをチャックを解放して移載する。上記可動フレーム26aが型開きしたプレス部2に、図4(a)に示す進退位置Bより進入するとき、上クリーナーシリンダ34を作動させてフード33内に収容された上クリーナー30を上型13のパーティング面に接触させると共に回転させてクリーニングしつつ、塵埃を吸引ダクト32内に吸引しながら進入する。尚、ワークを搬入後、上記可動フレーム26aがプレス部2より退避するときには、上記上クリーナー30を上型13より退避させた状態で進退位置Bへ退避させる。
【0030】
また、樹脂封止後に型開きしたプレス部2より成形品を取り出す場合には、アンローダー7を図4(a)に示す進退位置Bに移動させた状態で、上記搬出移動体27は、進退用モータ49を駆動させて型開きしたプレス部2内に進退位置Bより可動フレーム27aを進入させる。尚、上記可動フレーム27aがプレス部2へ進入するときには、上記下クリーナー40を下型14より離間させた状態で進入する。
そして、ハンドベースシリンダ47を作動させてチャックハンド39を下型14上へ下動させて、離型された成形品をチャックして再び上動させた後、成形品を保持したままプレス部2より進退位置Bまで退避させる。上記可動フレーム27aは、プレス部2より退避するとき、下クリーナーシリンダ44を作動させてフード43内に収容された下クリーナー40を下型14のパーティング面に接触させると共に回転させてクリーニングしつつ、塵埃を吸引ダクト42内に吸引しながら退避する。
【0031】
次に、移動モータ25を作動させて可動支持板22をレール23に沿って移動させ、アンローダー7をその回動軸18が進退位置Bより回動位置Aへ到達するまで移動路9を移動させる。そして、必要に応じて回動モータ16を起動してアンローダー7を180°回動させた後、進退用モータ49を駆動させて回動位置Aよりディゲート部8へ可動フレーム27aを移動させてチャックハンド39を下動させて成形品が受け渡される。上記回動軸18の進退位置Bから回動位置Aへの移動とアンローダー7の回動を複合的に行えば、マシンサイクルの短縮化ができる。
上記ディゲート部8でゲートブレイクされた成形品は、リードフレームと不要樹脂とが分離され、図示しない搬送手段によりリードフレームのみがリードフレーム収容部5へ収容される。
【0032】
上記搬入,搬出移動体26,27より可動フレーム26a,27aを進退させる動作のタイミングは、プレス部2へ可動フレーム27aを進入させて樹脂封止が行われた成形品をチャックして下型14のパーティング面をクリーニングしながら該プレス部2より退避するとき、次のワークを保持した可動フレーム26aが上型13のパーティング面をクリーニングしながら進入する。即ち、上記可動フレーム26aと可動フレーム27aが入れ替わるように移動する。上記成形品をチャックした可動フレーム27aをプレス部2より退避させると、下型14を上動させ、上記可動フレーム26aのチャックハンド29を解放して、リードフレーム及び樹脂タブレットを下型14のキャビティやポットにセットする。そして、上記可動フレーム26aをプレス部2より退避させると、下型14が更に上動して上型13と型閉じして樹脂封止が行われる。
このように、型開きしたプレス部2へワークの搬入搬出動作を連繋して行い、かつ金型のクリーニング動作を該搬入搬出動作と同時に行うことで、装置の合理化とサイクルタイムの短縮化を促進することができる。
【0033】
また、搬入移動体26のチャックハンド29によるワークの搬入動作において、該チャックハンド29の上下動を省略したのは、ローダー6自体の厚さを薄くして小型化できる他に、ローダー6とアンローダー7は上下に配設されているので、アンローダ7側の可動フレーム27aがプレス部2より退避したとき、ワークを保持した可動フレーム26aと下型14との間に距離があるため、上記チャクハンド29を下動させるより、型閉じ動作のため上動する下型14の途中動作を利用してワークの搬入動作を行うことで、サイクルタイムを短縮化してより高速処理化が実現できるからである。
【0034】
一方、上記搬出移動体27のチャックハンド39によるワークの搬出動作において、該チャックハンド39の上下動を行うのは、下型14が最下点まで下動したときに、エジェクションロッド(図示せず)により成形品を突き上げて離型させるため、上記チャックハンド39により離型した成形品を取りに行かなければならないためである。また、上記エジェクションロッドによる成形品の突き上げは、可動プラテンの昇降動作を利用しているため、下型エジェクション専用の駆動源を省略できる。
しかしながら、成形品の離型動作が下型14が最下点へ下動したときのみで行われるため、エジェクションロッドを設ける位置が規制されてしまう。このため、下型エジェクション専用の駆動源を下型ベース部に設ければ、チャックハンド39の上下動は不要となり、また可動プラテンの位置によらずエジェクションロッドを突き上げて成形品を離型させることができるので、アンローダー7をローダー6の上側に配置することも可能となる。
【0035】
次に、上記ローダー6及びアンローダー7における吸引ダクトの32,42の配管構造について図4(a)〜(c)を参照して説明する。
吸引口31,41より可動フレーム26a,27aの周囲に沿って形成された吸引ダクト32,42は、搬入,搬出枠体28,38内に装備された回転ダクト50,51にそれぞれ接続されている(図4(b)参照)。この回転ダクト50,51は、回動軸17,18と共に回動するので、上記吸引ダクト32,42が回転軸17,18に絡みつくことはない。
【0036】
また、可動支持板22には、可動ダクト52,53が一体に取り付けられている(図4(b)(c)参照)。上記回転ダクト50,51にそれぞれ形成された回転吸引口54,55は、上記ローダー6及びアンローダー7が回動した際に、上記可動ダクト52,53の可動フレーム26a,27aの進退方向両側に2か所にそれぞれ形成された可動吸引口56,57のいずれかに接続して吸引動作が行われる(図4(a)参照)。上記回動吸引口54,55は、例えば金属製の球面状突出部の頂上部分に開口が形成されており、上記可動吸引口56,57は、ゴム製又はプラスチック製の球面状突出部の頂上部分に開口が形成されている。よって、上記ローダー6及びアンローダー7の回動動作に伴い、回転吸引口54,55がいずれか一方に形成された可動吸引口56,57と圧接して該可動吸引口56,57の突出部分を弾性変形させることによりダクトどうしが気密性を保って接続される。尚、上記回転吸引口54,55と可動吸引口56,57は、気密性が保たれれば、金属部品どうし、或いはゴム製部品どうしの連結構造であっても良い。
【0037】
また、上記可動支持板22を取り付ける取付台21には、上下固定ダクト58,59がそれぞれ設けられており、該上下固定ダクト58,59は上記可動ダクト52,53に上下接続ホース60,61により接続されている。上記上下固定ダクト58,59は図示しない集塵機へそれぞれ接続されている(図4(b)参照)。
【0038】
上記構成によれば、ローダー6及びアンローダー7は上下に配設され、それぞれ個別に備えた回動モータ15,16により回動軸17,18を中心に回動可能に装備したことにより、リードフレーム供給部3とプレス部2との間及びプレス部2とリードフレーム収容部5との間で、リードフレーム、樹脂タブレット、成形品などのワークを効率的に搬送することができる。よって、プレス装置のサイクルタイムを短縮化して、製品の量産化、高速処理化を実現できる。また、ワークを主として回転運動により搬送するため、設置面積を減少させて装置の小型化に寄与することができる。上記設置面積の減少は、特に半導体装置製造用のクリーンルームのスペースの有効利用が図れるため有意義である。
【0039】
特に、上記ローダー6及びアンローダー7は、プレス部2に対してワークを保持して個別に進退移動可能な搬入,搬出移動体26,27をそれぞれ備え、搬入移動体26は、上動した下型14上にチャックハンド29に保持した加工前のワークを移載し、搬出移動体27のチャックハンド39を下型14上へ下動させて加工後のワークを回収することにより、型閉じ動作に入る下型14の途中動作を利用してワークの搬入動作を行うことで、サイクルタイムを短縮化してより高速処理化が実現できる。また、上記搬出移動体27のチャックハンド39上下動を行うことにより、アンローダー7がプレス部2へ進入するときに成形品に干渉するおそれもなく、しかもチャックハンド39により成形品が確実にチャックできる。
【0040】
また、上記搬入,搬出移動体26,27は、プレス部2の上下金型13,14をそれぞれクリーニングする上下クリーナー30,40と、クリーニングした不要樹脂、塵埃などを吸引する吸引口31,41及びこれに接続する吸引ダクト32,42とをそれぞれ備えたことにより、型開きしたプレス部2にワークの搬入搬出動作を連繋して行い、かつ金型のクリーニング動作を前記搬入搬出動作と同時に行うことによっても、装置の合理化とサイクルタイムの短縮化を促進することができる。
【0041】
尚、ワークの保持は、チャックハンドに限定されるものではなく、吸着方式によって保持することも可能である。
また、上記実施例は、樹脂封止装置の構成として、プレス部を基本ユニット1に対してプレス部2を着脱可能に装備した実施例について説明したが、図9に示すように、2台のプレス部62を基本ユニット1に一体に組み込んだ構成であっても良い。この場合には取付台21に取り付けられた可動支持板22の移動方向は、各プレス部62に対向する位置へ図9の上下方向に移動するように構成される。
【0042】
〔第2実施例〕
次に、プレス装置の搬送機構の他例について図10を参照して説明する。尚、前記第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
第1実施例は、基本ユニット1のプレス着脱部10に2台のプレス部2を装着可能な樹脂封止装置に適用する場合について説明したが、図10に示すように、4台のプレス部2を装着可能な樹脂封止装置に適用することも可能である。この場合、ローダー6及びアンローダー7の構成は上記第1実施例と同様の構成が採用できる。
【0043】
また、基本ユニット1に近い両側プレス部2に対してワークの搬入搬出を行う場合には、第1実施例と同様に図4(a)の進退位置Bまで回動軸17,18が到達するよう可動支持板22を移動させて可動フレーム26a,27aの進退を行う。また、基本ユニット1より遠い両側プレス部2対してワークの搬入搬出を行う場合には、図4(a)の進退位置Cまで回動軸17,18が到達するよう可動支持板22を移動させて可動フレーム26a,27aの進退を行う。この場合、図4(b)に示すように、取付台21,レール23,ボールネジ24を長いもの(L→L´)に変更することで可動支持板22の移動量を延長させれば良い。また、ガイド22aの位置Gと回動位置Aの距離Qを、進退位置B,C間の距離Pとを合わせて可動支持板22を取付台21の外方へ片持ち支持の状態で移動量Pだけ更に突出して移動するようにすれば、移動路9の延出部に支え等を設ける程度の改変で2プレスユニットと4プレスユニットの装置のいずれにも対応させることができる。
【0044】
〔第3実施例〕
次に、プレス装置の搬送機構の他例について図11〜図14を参照して説明する。尚、前記第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
前記各実施例は、ローダー6及びアンローダー7の回動軸17,18の移動路9に沿った移動機構を装備していたが、上記移動機構を装備してしない形態も可能である。また、基本ユニット1に装備されるプレス部2は着脱可能に構成されていたが、本実施例はプレス部62を基本ユニット1に一体に装備されるように構成されている。
【0045】
図11〜図13を参照して樹脂封止装置の概略構成について説明する。図11は樹脂封止装置の平面図、図12は図11の樹脂封止装置の正面図、図13は図11の樹脂封止装置の右側面図、図14(a)(b)(c)は搬送機構の平面図、正面図及び左側面図である。
図11〜図13において、基本ユニット1には、ローダー6及びアンローダー7の回動位置Aの周囲にリードフレーム供給部3、樹脂供給部4、プレス部62ディゲート部8及びリードフレーム収容部5が配設されている。上記ローダー6及びアンローダー7は、回動軸17,18を中心とした回動動作と可動フレーム26a,27aの進退動作を行いながら、プレス部62へのワークの搬入及び搬出を行う。即ち、上記ローダー6及びアンローダー7は、取付台21に対して回動軸17,18が移動することなく回動可能にそれぞれ固定されている(図14(b)参照)。
【0046】
また、上記ローダー6の搬入移動体26は、進退用モータ48を駆動させて可動フレーム26aをフレーム整列部3a上に前進させて、回転テーブル3bに切り出されたリードフレームをチャックハンド29によりチャックする(図13参照)。また、上記可動フレーム26aを一旦後退させた後、回動モータ15を作動させてローダー6を90°回転させ、上記可動フレーム26aを前進させてカセット4aより樹脂タブレットをチャックする。そして、上記可動フレーム26aを後退させた後、上記ローダー6を時計回り若しくは反時計回りに180°回転させて、搬入移動体26をプレス部62に対向する位置まで回動させる(図14(a)参照)。尚、図14(a)において、Rはローダー6,アンローダー7の旋回ラインを示す。
【0047】
上記搬入移動体26は、進退用モータ48を駆動させて可動フレーム26aを型開きしたプレス部62内に進入させ、上動させた下型14上にチャックハンド29に保持したリードフレームや樹脂タブレットをチャックを解放して移載する。上記可動フレーム26aが型開きしたプレス部62に進入するとき、上クリーナーシリンダ34を作動させてフード33内に収容された上クリーナー30を上型13のパーティング面に接触させると共に回転させてクリーニングしつつ、塵埃を吸引ダクト32内に吸引しながら進入する(図14(c)参照)。
【0048】
また、樹脂封止後に型開きしたプレス部62より成形品を取り出す場合には、アンローダー7の搬出移動体27は、進退用モータ49を駆動させて可動フレーム27aを型開きしたプレス部62内に可動フレーム27aを進入させる。
そして、ハンドベースシリンダ47を作動させてチャックハンド39を下型14上へ下動させて、離型された成形品をチャックして再び上動させた後、成形品を保持したままプレス部62より回動位置Aまで退避させる。上記可動フレーム27aは、プレス部2より退避するとき、下クリーナーシリンダ44を作動させてフード43内に収容された下クリーナー40を下型14のパーティング面に接触させると共に回転させてクリーニングしつつ、塵埃を吸引ダクト42内に吸引しながら退避する(図14(c)参照)。
【0049】
次に、必要に応じて回動モータ16を起動してアンローダー7を90°回動させた後、進退用モータ49を駆動させて可動フレーム27aを回動位置Aよりディゲート部8へ移動させ、チャックハンド39より成形品が受け渡される。
上記ディゲート部8でゲートブレイクされた成形品は、リードフレームと不要樹脂とが分離され、図示しない搬送手段によりリードフレームのみがリードフレーム収容部5へ収容される(図11参照)。
【0050】
上記搬入,搬出移動体26,27に装備した可動フレーム26a,27aをプレス部62へ進退させる動作のタイミングは、型開きしたプレス部62へ可動フレーム27aを進入させて樹脂封止が行われた成形品をチャックして下型14のパーティング面をクリーニングしながら該プレス部2より退避するとき、次のワークを保持した可動フレーム26aが上型13のパーティング面をクリーニングしながら進入する。即ち、上記可動フレーム26aと可動フレーム27aが入れ替わるように移動する。上記可動フレーム27aをプレス部2より退避させると、下型14を上動させ、上記可動フレーム26aのチャックハンド29を解放して、リードフレーム及び樹脂タブレットを下型14のキャビティやポットにセットする。そして、上記可動フレーム26aをプレス部2より退避させると、下型14が更に上動して上型13と型閉じして樹脂封止が行われる。
【0051】
上記構成によれば、ローダー6及びアンローダー7の移動は回動動作及び搬入,搬出移動体26,27の進退動作のみであり、回動軸17,18の移動がないため、プレス部62に対するワークの搬入搬出がスムーズに行えるのでサイクルタイムの短縮化に寄与することができる。
【0052】
〔第4実施例〕
次に、プレス装置の搬送機構の他例について図15を参照して説明する。尚、前記第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
上記第3実施例は、プレス部62を1台装備した樹脂封止装置について説明したが、図15に示すように、プレス部62a,62bを複数台(本実施例では2台)装備していても良い。例えば上記プレス部62aは、フレーム整列部3aに対して回動位置Aを中心に時計回り方向に45°回転した位置に配設されており、プレス部62bはディゲート部8に対して回動位置Aを中心に反時計回り方向に45°回転した位置に配設されている。上記プレス部62a,62bどうしは、90°の回転角度を隔てて配設されている。
【0053】
図15において、ローダー6の搬入移動体26は、進退用モータ48を駆動させて可動フレーム26aをフレーム整列部3a上に前進させて、回転テーブル3bに切り出されたリードフレームをチャックハンド29によりチャックする。また、上記可動フレーム26aを一旦後退させて回動モータ15を作動させてローダー6を90°回転させた後、上記可動フレーム26aを前進させてカセット4aより樹脂タブレットをチャックする。そして、上記可動フレーム26aを後退させた後、上記ローダー6を時計回り又は反時計回り方向に135°回転させて、搬入移動体26をプレス部62a若しくはプレス部62bに対向する位置まで回動させる。
そして、進退用モータ48を起動して可動フレーム26aをプレス部62a又は62bへ進退移動させてワークの搬入を行う。
【0054】
また、樹脂封止後に型開きしたプレス部62より成形品を取り出す場合には、アンローダー7は、搬出移動体27の可動フレーム27aを、型開きしたプレス部62a又は62b内に進入させる。そして、ハンドベースシリンダ47を作動させてチャックハンド39を下型14上へ下動させて、離型された成形品をチャックして再び上動させた後、成形品を保持したままプレス部62a又は62bより回動位置Aまで退避させる。
【0055】
次に、回動モータ16を起動してアンローダー7をプレス部62aに対向する位置から反時計回り方向へ225°又はプレス部62bに対向する位置から時計回り方向へ45°回動させた後、進退用モータ49を駆動させて回動位置Aよりディゲート部8へ可動フレーム27aを移動させて成形品が受け渡される。
上記ディゲート部8でゲートブレイクされた成形品は、リードフレームと不要樹脂とが分離され、図示しない搬送手段によりリードフレームのみがリードフレーム収容部5へ収容される。
【0056】
このように、複数台のプレス部62a,62bを備えた樹脂封止装置においても、ローダー6及びアンローダー7の回動位置Aの周囲にプレス部やワークの供給・収容部などを配設することにより、回動軸17,18を移動することなく装置レイアウトを自由に設計して回動角度を制御することにより、ローダー6及びアンローダー7によるワークの搬入搬出動作を最小限で行うことができ、サイクルタイムの短縮化や装置の小型化に寄与できる。
また、上記第4実施例に示す構成では、プレス部の数を増やそうとしても、装置レイアウト上難しいが、前記第2実施例のようにローダー6及びアンローダー7の移動機構を設けるとプレス部の数を増やし易く、装置の設置面積を増やすことなく成形品の量産化に対応できる。このときの回動軸17,18の移動は、移動路9を挟んで両側にプレス部2を配置しているので、最小の移動量で足りる。
【0057】
〔第5実施例〕
次に、プレス装置の搬送機構の他例について図16を参照して説明する。尚、前記第1実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
図16において、ローダー6及びアンローダー7の回動位置Aを中心にその周囲を囲繞するよう配設されたユニット化されたリードフレーム供給部3、樹脂供給部4、プレス部2及びリードフレーム収容部5が、基本ユニット1に対してそれぞれ着脱自在に装備されている。上記ローダー6及びアンローダー7は上記リードフレーム供給部3や樹脂供給部4よりリードフレームや樹脂タブレットなどを搬出し、リードフレーム収容部5に成形後のリードフレームを搬入し、プレス部2にリードフレームや樹脂タブレットなどを搬入し、成形後のリードフレームを搬出する。
【0058】
上記基本ユニット1には、リードフレーム供給部3、樹脂供給部4、プレス部2及びリードフレーム収容部5が着脱可能なリードフレーム供給着脱部63、樹脂供給着脱部64、プレス着脱部65及びリードフレーム収容着脱部66がそれぞれ形成されている。上記各着脱部には、ユニット支持面63d,64d,65d,66d上に着脱方向に沿って複数のローラー63a,64a,65a,66aがそれぞれ回動可能に設けられている。また、上記各着脱部装着方向奥側には突き当て部63b,64b,65b,66bがそれぞれ形成されている。また、上記各着脱部の長手方向両側には、幅方向をガイドするためのガイドレール63c,64c,65c,66cがそれぞれ設けられている。
これらは、基本ユニット1に装着されると同時にローダー6及びアンローダー7の搬送路に対しての高さ出しが行われるのが好ましいが、少なくともプレス部2の金型のパーティング面の高さ出しが行われるのが好ましい。また、上記各着脱部により高さ出しを行わなくても、ユニット化されたリードフレーム供給部3、樹脂供給部4、プレス部2及びリードフレーム収容部5が、上記着脱部を設けていない搬送機構のみ有する基本ユニット1に対して個別に着脱自在に装備されていても良い。また、第5実施例は、リードフレーム供給部3、樹脂供給部4、プレス部2及びリードフレーム収容部5が全て着脱可能な構成であるが、少なくとも1つが着脱自在であっても良い。
【0059】
上記樹脂封止装置の各部をユニット化したのは、例えば、リードフレーム供給部3においては、リードフレームの回転テーブル3bへの供給を1枚切り出しにするか複数枚切り出しにするかで交換が必要な場合があり、樹脂供給部4においては、樹脂タブレットをマガジンタイプで供給するか、パーツフィーダーで供給するか、或いは樹脂タブレットの代わりに顆粒タイプの樹脂を供給するかを変更できればユーザーのニーズに応じて選択の幅が広がるためである。また、プレス部2は生産量を調整するため或いは品種を変えるため金型を交換する必要があり、リードフレーム収容部5は、製品によって積層マガジンとスリットマガジンとを選択して使用できるため、汎用性や使い勝手が著しく向上するためである。
【0060】
このように、ユーザーの利便性向上を図った樹脂封止装置においても、各部に対してワークの搬入搬出をローダー6及びアンローダー7の回動動作により行えるので、ユーザーの利便性の向上に加えて、装置の小型化や製造工程のサイクルタイムの短縮化に寄与することができる。
【0061】
尚、本発明は上記各実施の態様に限定されるものではなく、プレス装置は樹脂封止装置に限らずリード加工装置などの他の装置に適用することも可能である等、発明の精神を逸脱しない範囲内でさらに多くの改変を施し得るのはもちろんのことである。
【0062】
【発明の効果】
本発明は前述したように、単数又は複数装備されたプレス部に対してワークを保持して進退移動可能な搬入保持手段を備えたワーク搬入手段及びワーク搬出手段は、装置本体に互いに重なり合うよう配設し、それぞれ個別に備えた駆動源により回動軸を中心に回動可能に装備したことにより、ワークを供給部とプレス部との間及びプレス部と収容部との間で効率的に搬送することができる。よって、プレス装置のサイクルタイムを短縮化して、製品の量産化、高速処理化を実現できる。また、ワークを主として回転運動により搬送するため、設置面積を減少させて装置の小型化に寄与することができる。
特に、前記ワーク搬入手段は、上動した下型上に前記搬入保持手段に保持した加工前のワークを移載し、前記ワーク搬出手段は型開きした下型上へ前記搬出保持手段を下動することにより加工後のワークを回収するようにした場合には、型閉じ動作に入る下型の途中動作を利用してワークの搬入動作を行うことで、サイクルタイムを短縮化してより高速処理化が実現できる。
また、前記搬出保持手段が加工後のワークを保持したまま下型をクリーニングしながらプレス部より退避するとき、前記搬入保持手段は加工前のワークを保持したまま上型をクリーニングしながら前記プレス部に進入し、前記搬出保持手段と搬入保持手段が入れ替わるように型開きしたプレス部に進退移動することによって、型開きした金型にワークの搬入動作と搬出動作を連繋して行い、かつ金型のクリーニング動作を該搬入搬出動作と同時に行うことによっても、装置の合理化とサイクルタイムの短縮化を促進することができる。
また、前記ワーク搬入手段及びワーク搬出手段は、前記プレス部に対する搬入保持手段及び搬出保持手段の進退方向と交差する方向に往復移動可能に装備された場合には、前記プレス部の増設に応じて回動軸の位置を直線的に移動させてワークを前記プレス部に搬入搬出することができる。
また、前記ワーク搬入手段及びワーク搬出手段は、その周囲を囲繞するよう配設された供給部、プレス部及び収容部に対してそれぞれワークを搬入及び/又は搬出するようにした場合には、前記ワーク搬入手段及びワーク搬出手段の回動動作及び前記搬入保持手段及び搬出保持手段の進退動作を組み合わせてワークの搬入及び搬出がそれぞれスムーズに行えるので、サイクルタイムの短縮化に寄与できる。
また、前記供給部、プレス部及び収容部はユニット化されており、前記搬入手段及び搬出手段を有する基本ユニットに対して少なくとも1のユニットが着脱可能に装備された場合には、ユーザーの利便性の向上に加えて、装置の小型化やサイクルタイムの短縮化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るプレス部を取り外した樹脂封止装置の概略構成を示す平面図である。
【図2】図1の樹脂封止装置の正面図である。
【図3】図1の樹脂封止装置の右側面図である。
【図4】搬送機構の平面図、正面図及び左側面図である。
【図5】ローダーの説明図である。
【図6】ローダーの他例の説明図である。
【図7】アンローダーの説明図である。
【図8】アンローダーの他例の説明図である。
【図9】図1に示す樹脂封止装置の他の構成を示す平面図である。
【図10】第2実施例に係るプレス部を取り外した樹脂封止装置の概略構成を示す平面図である。
【図11】第3実施例に係る樹脂封止装置の平面図である。
【図12】図11の樹脂封止装置の正面図である。
【図13】図11の樹脂封止装置の右側面図である。
【図14】搬送機構の平面図、正面図及び左側面図である。
【図15】第4実施例に係る樹脂封止装置の平面図である。
【図16】第5実施例に係る各ユニットを取り外した樹脂封止装置の平面図である。
【図17】従来の樹脂封止装置の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 基本ユニット
2,62,62a,62b プレス部
3 リードフレーム供給部
3a フレーム整列部
3b 回転テーブル
4 樹脂タブレット供給部
4a カセット
5 リードフレーム収容部
6 ローダー
7 アンローダー
8 ディゲート部
9 移動路
10,65 プレス着脱部
10a,63a,64a,65a,66a ローラー
10b,63b,64b,65b,66b 突き当て部
10c,28a,38a,63c,64c,65c,66c ガイドレール
10d,63d,64d,65d,66d ユニット支持面
11 操作部
12 制御部
13 上型
14 下型
15,16 回動モータ
17,18 回動軸
17a,18a カールケーブル
19,20 プーリギヤ
21 取付台
22 可動支持板
22a ガイド
22b ナット
23 レール
24 ボールネジ
25 移動モータ
26 搬入移動体
26a,27a 可動フレーム
26b,27b ラック
27 搬出移動体
28,38 搬入,搬出枠体
29,39 チャックハンド
30,40 上下クリーナー
31,41 吸引口
32,42 吸引ダクト
33,43 フード
34,44 上下クリーナーシリンダ
35,45 上下クリーナー駆動モータ
36,46 チャックハンド取付プレート
37 タブレット保持穴
47 ハンドベースシリンダ
48,49 進退用モータ
50,51 回転ダクト
52,53 可動ダクト
54,55 回転吸引口
56,57 可動吸引口
58,59 上下固定ダクト
60,61 上下接続ホース
63 リードフレーム供給着脱部
64 樹脂供給着脱部
66 リードフレーム収容着脱部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a transport mechanism of a press apparatus in which a workpiece before processing is carried into a pressing unit equipped with one or more from a supply unit, and a workpiece after processing is carried out from a pressing unit to a storage unit.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a resin sealing device used in a press device, an automatic machine using a transfer mold has been widely used. In this transfer mold apparatus, for example, as shown in FIG. 17, a lead frame as a molded product is supplied from a lead
[0003]
The
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Since the lead
In addition, when a plurality of mold dies 105 are provided in order to mass-produce molded products, the entire apparatus becomes larger because it becomes longer in the X direction. In addition, the
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above-described problems of the prior art, and to provide a transport mechanism for a press apparatus that can achieve mass production and high speed by reducing the size of the entire apparatus and shortening the machine cycle.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention comprises the following arrangement.
That is, in order to carry a workpiece before processing from a supply unit to a single or a plurality of equipped press units, a workpiece carrying unit provided with a loading and holding unit capable of moving forward and backward while holding the workpiece with respect to the press unit, and processing In order to carry out the subsequent work from the press part to the accommodating part, the work carrying means provided with a carry-out holding means capable of moving forward and backward while holding the work with respect to the press part, the work carry-in means and the work carry-out means meansAre arranged close to each other so as to overlap vertically along the same plane, and a movable support plate that integrally supports a rotating shaft that is rotated by a drive source that is individually provided reciprocates in the longitudinal direction of the mounting base. Mounted movablyIt is characterized by that.
[0007]
In addition, the press unit is equipped with a lower die that can move up and down relative to the upper die, and the work carry-in means transfers the unprocessed work held in the carry-in holding means onto the lower mold that has moved up, The workpiece unloading means collects the processed workpiece by moving the unloading holding means down onto the lower mold that has been opened.Characterized by.
Also, the carry-in holding means and the carry-out holding means respectively provided in the work carry-in means and the work carry-out means include a cleaner for cleaning the upper and lower molds of the press unit, a suction port for sucking the cleaned dust and the like, and a suction connected to the suction port. Each with a ductCharacterized by.
In addition, the unloading and holding means holds the processed workpiece.MapWhen evacuating from the loess, the loading and holding means holds the workpiece before processing.MapEntering the loess part and moving forward and backward to the press part opened so that the carry-out holding means and the carry-in holding means are switched.Characterized by.
Further, the work carry-in means and the work carry-out means are equipped so as to be capable of reciprocating in a direction crossing the advancing and retreating direction of the carry-in holding means and the carry-out holding means with respect to the press unit.It is characterized by.
Further, the work carrying-in means and the work carrying-out means are arranged so as to surround the periphery thereof.workSupply section, press section andworkEach of the workpieces is carried into and / or out of the storage unit.
Also,workSupply section, press section andworkThe accommodating portion is unitized, and at least one unit is detachably mounted on the basic unit having the workpiece carry-in means and the work carry-out means.
Also,A suction port provided in each of the carry-in holding means and the carry-out holding means and a rotary duct that rotates together with the rotary shaft are connected to each other by the suction duct, and when the work carry-in means and the work carry-out means rotate, the movable support plate A rotating duct is connected to one of the movable ducts provided on both sides of the advancing / retreating direction to perform a suction operation.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
[First embodiment]
This example uses a resin molding device by transfer molding used for semiconductor device manufacture as an example of a press device, and is based on a lower plunger system in which a plunger is installed in a lower die, and uses a multi-pot type mold. A description will be given using a resin sealing device employing a lower multi-plunger method.
[0009]
1 is a plan view showing a schematic configuration of a resin sealing device from which a press section is removed, FIG. 2 is a front view of the resin sealing device of FIG. 1, and FIG. 3 is a right side view of the resin sealing device of FIG. 4 (a), (b), and (c) are a plan view, a front view and a left side view of the transport mechanism, FIGS. 5 (a) to 5 (d) are explanatory views of the loader, and FIGS. 6 (e) to 6 (g) are loaders. 7A to 7D are explanatory diagrams of the unloader, and FIGS. 8E to 8G are explanatory diagrams of other examples of the unloader.
[0010]
(overall structure)
First, a schematic configuration of the resin sealing device will be described with reference to FIGS.
[0011]
The
[0012]
The loader 6 receives the lead frame supplied from the lead
The lead
[0013]
On both sides of the
Further, the
[0014]
The lead frame and the resin tablet supplied from the lead
In this embodiment, since the lead frame and the resin tablet can be supplied and the molded product can be taken out from one direction of the apparatus (left side in FIG. 1), workability is good.
[0015]
(Configuration of the press section)
Hereinafter, an outline of the configuration of the
In FIG. 3, the press base and the movable platen that supports the
[0016]
Further, as shown in FIGS. 1 to 3, a plurality of
[0017]
Note that the
[0018]
(Configuration of transport mechanism)
Next, the configuration of the loader 6 and the
[0019]
Here, the moving mechanism of the loader 6 and the
The
[0020]
As shown in FIGS. 4B and 4C, the loader 6 and the
[0021]
A specific configuration of the carry-in / carry-out moving
First, the structure of the carrying-in moving
[0022]
The
[0023]
Further, as shown in FIG. 5A, the
[0024]
Next, the structure of the carry-out moving
[0025]
The
[0026]
Further, as shown in FIG. 7A, the
[0027]
The advance / retreat operation of the carry-in / carry-out moving
[0028]
Next, the work loading / unloading operation of the loading /
[0029]
As described above, the
[0030]
Further, when the molded product is taken out from the
Then, the
[0031]
Next, the moving
In the molded product gate-breaked in the
[0032]
The timing of the operation of moving the
In this way, the work loading / unloading operation is linked to the
[0033]
Further, in the workpiece loading operation of the
[0034]
On the other hand, in the work unloading operation of the
However, since the mold release operation of the molded product is performed only when the
[0035]
Next, the piping structure of the
[0036]
In addition,
[0037]
The mounting
[0038]
According to the above configuration, the loader 6 and the
[0039]
In particular, the loader 6 and the
[0040]
The carry-in and carry-out moving
[0041]
Note that the holding of the workpiece is not limited to the chuck hand, and can be held by a suction method.
Moreover, although the said Example demonstrated the Example which equipped the press part as the structure of the resin sealing apparatus with the
[0042]
[Second Embodiment]
Next, another example of the conveyance mechanism of the press apparatus will be described with reference to FIG. In addition, the same number is attached | subjected to the same member as the said 1st Example, and description shall be used.
Although 1st Example demonstrated the case where it applied to the resin sealing apparatus which can mount | wear with the two
[0043]
Further, when carrying in / out the workpiece to / from the both-
[0044]
[Third embodiment]
Next, another example of the conveyance mechanism of the press apparatus will be described with reference to FIGS. In addition, the same number is attached | subjected to the same member as the said 1st Example, and description shall be used.
In each of the above embodiments, the moving mechanism along the moving
[0045]
A schematic configuration of the resin sealing device will be described with reference to FIGS. 11 is a plan view of the resin sealing device, FIG. 12 is a front view of the resin sealing device of FIG. 11, FIG. 13 is a right side view of the resin sealing device of FIG. 11, and FIGS. ) Are a plan view, a front view, and a left side view of the transport mechanism.
11 to 13, the
[0046]
Further, the
[0047]
The carry-in moving
[0048]
Further, when the molded product is taken out from the
Then, the
[0049]
Next, if necessary, the
In the molded product gate-breaked by the
[0050]
The timing of the operation of moving the
[0051]
According to the above configuration, the loader 6 and the
[0052]
[Fourth embodiment]
Next, another example of the conveyance mechanism of the press apparatus will be described with reference to FIG. In addition, the same number is attached | subjected to the same member as the said 1st Example, and description shall be used.
In the third embodiment, the resin sealing device equipped with one
[0053]
In FIG. 15, the
Then, the advancing / retreating
[0054]
Further, when the molded product is taken out from the
[0055]
Next, after the
In the molded product gate-breaked in the
[0056]
As described above, even in the resin sealing device including a plurality of
In the configuration shown in the fourth embodiment, although it is difficult in terms of the apparatus layout even if the number of press sections is increased, if the moving mechanism for the loader 6 and the
[0057]
[Fifth embodiment]
Next, another example of the transport mechanism of the press apparatus will be described with reference to FIG. In addition, the same number is attached | subjected to the same member as the said 1st Example, and description shall be used.
In FIG. 16, the lead
[0058]
The
These are preferably mounted on the
[0059]
For example, in the lead
[0060]
As described above, even in the resin sealing device designed to improve the convenience for the user, the work can be carried into and out of each part by the rotating operation of the loader 6 and the
[0061]
The present invention is not limited to the above embodiments, and the press device is not limited to the resin sealing device, and can be applied to other devices such as a lead processing device. Of course, many more modifications can be made without departing from the scope.
[0062]
【The invention's effect】
In the present invention, as described above, the work loading means and the work unloading means including the loading and holding means capable of moving forward and backward while holding the work with respect to the press unit equipped with one or a plurality are arranged so as to overlap each other on the apparatus main body. Equipped with each separately provided drive source so that it can be rotated around a rotation axis, so that workpieces can be efficiently conveyed between the supply unit and the press unit and between the press unit and the storage unit. can do. Therefore, the cycle time of the press device can be shortened, and mass production of products and high speed processing can be realized. In addition, since the work is conveyed mainly by rotational movement, the installation area can be reduced and the apparatus can be reduced in size.
In particular, the workpiece loading means transfers the unprocessed workpiece held by the loading and holding means onto the moved up lower mold, and the workpiece unloading means moves the unloading and holding means downward onto the opened lower mold. In this way, when the workpiece after processing is collected, the workpiece loading operation is performed using the lower die halfway operation that enters the mold closing operation, thereby shortening the cycle time and increasing the processing speed. Can be realized.
Further, when the unloading and holding means retreats from the press unit while cleaning the lower die while holding the processed workpiece, the loading and holding unit cleans the upper die while holding the workpiece before processing. The workpiece is moved in and out of the press part that is opened so that the carry-out holding means and the carry-in holding means are exchanged, and the work opening operation and the carry-out operation are linked to the mold opened, and the mold By performing the cleaning operation simultaneously with the carry-in / out operation, it is possible to promote rationalization of the apparatus and shortening of the cycle time.
Further, when the workpiece carrying-in means and the workpiece carrying-out means are equipped so as to be able to reciprocate in a direction intersecting with the advancing and retreating direction of the carrying-in holding means and the carrying-out holding means with respect to the press unit, according to the addition of the press unit The workpiece can be carried into and out of the press section by linearly moving the position of the rotation shaft.
In addition, when the work carrying-in means and the work carrying-out means are configured to carry in and / or carry out the work with respect to the supply unit, the press unit, and the storage unit respectively arranged to surround the periphery thereof, By combining the turning operation of the work carry-in means and the work carry-out means and the advance / retreat operation of the carry-in holding means and the carry-out holding means, the work can be carried in and out smoothly, thereby contributing to shortening of the cycle time.
Further, when the supply unit, the press unit, and the storage unit are unitized, and at least one unit is detachably mounted on the basic unit having the carry-in means and the carry-out means, it is convenient for the user. In addition to the improvement, it can contribute to the downsizing of the apparatus and the shortening of the cycle time.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a schematic configuration of a resin sealing device from which a press section according to a first embodiment is removed.
FIG. 2 is a front view of the resin sealing device of FIG.
3 is a right side view of the resin sealing device of FIG. 1. FIG.
FIG. 4 is a plan view, a front view, and a left side view of a transport mechanism.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a loader.
FIG. 6 is an explanatory diagram of another example of a loader.
FIG. 7 is an explanatory diagram of an unloader.
FIG. 8 is an explanatory diagram of another example of the unloader.
9 is a plan view showing another configuration of the resin sealing device shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 10 is a plan view showing a schematic configuration of a resin sealing device from which a press section according to a second embodiment is removed.
FIG. 11 is a plan view of a resin sealing device according to a third embodiment.
12 is a front view of the resin sealing device of FIG. 11;
13 is a right side view of the resin sealing device of FIG. 11. FIG.
FIG. 14 is a plan view, a front view, and a left side view of a transport mechanism.
FIG. 15 is a plan view of a resin sealing device according to a fourth embodiment.
FIG. 16 is a plan view of the resin sealing device from which each unit according to the fifth embodiment is removed.
FIG. 17 is a plan view showing a configuration of a conventional resin sealing device.
[Explanation of symbols]
1 Basic unit
2,62,62a, 62b Press part
3 Lead frame supply section
3a Frame alignment part
3b rotary table
4 Resin Tablet Supply Department
4a cassette
5 Lead frame housing
6 Loader
7 Unloader
8 Degate part
9 Route
10,65 Press attaching / detaching part
10a, 63a, 64a, 65a, 66a roller
10b, 63b, 64b, 65b, 66b
10c, 28a, 38a, 63c, 64c, 65c, 66c Guide rail
10d, 63d, 64d, 65d, 66d Unit support surface
11 Operation unit
12 Control unit
13 Upper mold
14 Lower mold
15,16 Rotating motor
17, 18 Rotating shaft
17a, 18a Curl cable
19, 20 Pulley gear
21 Mounting base
22 Movable support plate
22a guide
22b nut
23 rails
24 Ball screw
25 Moving motor
26 Carry-in moving body
26a, 27a Movable frame
26b, 27b rack
27 Unloading moving body
28, 38 Loading and unloading frame
29, 39 Chuck hand
30, 40 Top and bottom cleaner
31, 41 Suction port
32, 42 Suction duct
33,43 Food
34, 44 Upper and lower cleaner cylinders
35, 45 Vertical cleaner drive motor
36, 46 Chuck hand mounting plate
37 Tablet holding hole
47 Hand Base Cylinder
48, 49 Forward / backward motor
50, 51 rotating duct
52, 53 Movable duct
54,55 Rotating suction port
56, 57 Movable suction port
58, 59 Vertical fixed duct
60, 61 Vertical connection hose
63 Lead frame supply / removal part
64 Resin supply attachment / detachment section
66 Lead frame housing attachment / detachment
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