JP3708486B2 - ドラムスタンド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドラムスタンドに係り、詳しくは支持したドラムをショットする際の衝撃を和らげることができるドラムスタンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スネアドラムスタンドは、三本の支持アームと、その各支持アームの先端を充実状態で覆うとともにスネアドラムの下側フープを載置して支持する合成ゴム製の支持ラバーとを備えている。支持ラバーは支持アームに対して、略均一な厚さでかつ薄く配置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記支持ラバーは、衝撃吸収をほとんど行わないため、その支持ラバーに支持したスネアドラムをスティックで叩くと衝撃が手首にかかる。特に、スネアドラムのリムをスティックで叩くと衝撃が大きく、これを長時間繰り返すと演奏者は手首が疲れるという問題があった。
【0004】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は支持したドラムをショットする際の衝撃を和らげることができるドラムスタンドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、三つ以上の支持アームと、その各支持アームにそれぞれ設けられた支持部材とを備え、前記各支持部材によってドラムを支持するドラムスタンドであって、前記各支持部材は、ドラムの側部に対向する部位である側部と、同ドラムの底部に対向する部位である底部とを備え、前記側部は前記支持アームに固定され、前記底部は、少なくとも一部に前記ドラムからの衝撃により撓み可能な板状の可撓部を備え、かつ前記支持部材に支持されるドラムの底面部と直交する方向と略平行な方向への前記可撓部の撓みを許容する空間が形成されていることを要旨とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のドラムスタンドにおいて、前記可撓部は前記側部から一体に前記支持アーム長手方向に沿って形成され、当該可撓部の下方には前記支持アームに対する隙間を有し、その隙間により前記可撓部の撓みを許容していることを要旨とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のドラムスタンドにおいて、前記可撓部の前記支持アームの長手方向と直交する方向である幅方向両側には下方へ向け延びる一対の側壁部が設けられていることを要旨とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のドラムスタンドにおいて、前記底部は、前記支持アームの外周を覆い、当該底部の前記支持アームより上方に位置する部分に肉厚部が形成されるとともに、当該肉厚部内に閉じた中空部が形成され、当該中空部の前記ドラムに対向する側に前記可撓部が形成されていることを要旨とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のドラムスタンドにおいて、前記底部は、前記支持アームの外周を覆う台部と、当該台部の上部に一体的に形成され前記支持アームの長手方向に沿って貫通するトンネル状の中空部が形成され、当該中空部の前記ドラムと対向する側に形成された可撓部とを備えたことを要旨とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のドラムスタンドにおいて、前記底部は、前記支持アームの外周を覆う台部と、当該台部の上部に一体的に形成され、当該台部の幅方向両端部に前記支持アームの長手方向に沿って、上方へ向け突出した一対の壁状の可撓部とを備えたことを要旨とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のドラムスタンドにおいて、前記可撓部は、前記ドラムに対向する上端が内方へ向け湾曲していることを要旨とする。
(作用)
従って、請求項1に記載の発明においては、各側部が支持アームに固定されることで支持部材が支持アームに対して固定されるとともに、底部に備えられた板状の可撓部が、その撓みを許容するように形成された空間内において撓むことで支持部材に支持したドラムを叩くと、各支持部材の底部が撓んで衝撃を吸収する。
【0012】
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、可撓部と支持アームとの間には隙間があるため、その隙間を利用して可撓部が撓みを許容され、ドラムを叩いた際の衝撃吸収を行いやすい。
【0013】
請求項3に記載の発明においては、請求項2に記載の発明の作用に加えて、両側壁部が配置されているため、可撓部のぶれが起こりにくい。
【0014】
請求項4に記載の発明においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、可撓部の可撓性のみならず、閉じた中空部を有する肉厚部のエアクッション性を用いて、スティックでドラムを叩いた際の衝撃吸収を行うことができる。
【0015】
請求項5に記載の発明においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、中空部がトンネル状に形成されているため、中空部において可撓部の撓みが許容されるとともに、側壁部により可撓部のぶれが起こりにくい。
【0016】
請求項6に記載の発明においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、板状の可撓部は上下方向に配置され、一対の壁状の可撓部に囲まれた中空部により、可撓部の撓みが許容される。
【0017】
請求項7に記載の発明においては、請求項6に記載の発明の作用に加えて、可撓部の撓みを湾曲方向にさせることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0019】
図1は、ドラムスタンド11全体を正面から見た図である。図1において上側を上方とし、下側を下方とする。
ドラムスタンド11は、スタンド本体12と、ドラムとしてのスネアドラムSDを支持するドラム支持部13とを備えている。
【0020】
スタンド本体12は、三本の脚部14と、下部パイプ15と、及び上部パイプ16とを備えている。各脚部14の上端部は、下部パイプ15外周に挿通された環状体17に対して回動可能に支持されている。また、各脚部14の中央部には、ステー18の一端部が回動可能に支持され、そのステー18の他端部は下部パイプ15の下端に固定された環状体19に対して回動可能に支持されている。そして、環状体17を下部パイプ15に対して上下動させることで各脚部14を折り畳み可能に構成されている。また、環状体17にはその環状体17を下部パイプ15に対して固定するための締付ネジ17aが取り付けられている。
【0021】
また、下部パイプ15内には、上部パイプ16の下端部が挿入され、下部パイプ15の一端部に固定された締付機構20により上部パイプ16は下部パイプ15に対して固定されている。締付機構20には、締付ナット20aを備えており、締付ナット20aを緩めた際には、下部パイプ15に対して上部パイプ16を上下方向へ向け相対的に移動させることができ、スタンド本体12の長さ調節ができるようになっている。
【0022】
上部パイプ16の上端部には角度調節機構25を介してドラム支持側パイプ26が固定されている。角度調節機構25は、上部パイプ16とドラム支持側パイプ26との角度を調節するものであり、角度調節機構25に備えられた締付ナット25aを締め付けることで上部パイプ16とドラム支持側パイプ26との角度を固定する。
【0023】
ドラム支持側パイプ26の外周には、下部から中央部にかけて雄ネジ部26aが形成されている。そして、その雄ネジ部26aの外周には調節ナット27が螺合されている。ドラム支持側パイプ26の上端部外周には環状体28が固定され、その環状体28には三本の支持アーム29が回動可能に支持されている。各支持アーム29の中央部には、ステー30の一端部が回動可能に支持され、そのステー30の他端部は、ドラム支持側パイプ26外周でかつ調節ナット27より上方に配置された環状体31に対して回動可能に構成されている。環状体31はドラム支持側パイプ26に対して上下移動可能に構成されている。
【0024】
また、各支持アーム29における環状体28側とは反対側の端部には上方へ向けて略直角に折れ曲がったドラム挟着部29aが形成されている(図3(a)参照)。なお、以下の説明で、支持アーム29におけるドラム挟着部29aに対して直角状態で隣接した部位をドラム載置部29bという(図3(a)参照)。上記ドラム挟着部29a及びドラム載置部29bは平板状に形成されている。
【0025】
上記支持アーム29のドラム挟着部29aには支持部材としての合成ゴム製の支持ラバー35が固定されている。なお、合成ゴムは弾性を有している。そして、各支持ラバー35によってスネアドラムSDの下側フープHを載置して支持するように構成されている。
【0026】
そして、調節ナット27をドラム支持側パイプ26の雄ネジ部26aに対して回転させることで、その調節ナット27及び環状体31がドラム支持側パイプ26の軸線方向に沿って移動する。環状体31が環状体28に近づくほど環状体31は各ステー30を介して各支持アーム29を押し上げ、各支持アーム29の各支持ラバー35は環状体28を回動中心として上方に回動する。すると、図2に示すように、三つの支持ラバー35によってなされる支持可能直径Dが変化する。この支持可能直径Dを各支持ラバー35に支持するスネアドラムSDの直径に合わせることで、ドラムスタンド11に対してスネアドラムSDを好適に支持できる。
【0027】
また、各支持ラバー35にスネアドラムSDを支持した状態で、調節ナット27を回して上方に移動させると、各支持ラバー35の側部35aはスネアドラムSDの下側フープHにおける側方を挟みつけ固定する。このようにスネアドラムSDの下側フープHに対して各支持ラバー35を挟みつけ固定すると、スネアドラムSDを持ち上げただけでドラムスタンド11ごと移動させることができるようになっている。
【0028】
次に、本発明の要部構成である支持ラバー35について説明する。
図3(a),(b)及び図4(a),(b)に示すように、支持ラバー35はドラム挟着部29a全体を覆う側部35aと、ドラム載置部29bの上方及び側方を覆う底部35bとから構成されている。側部35aには、下方へ向けて開口する挿入穴36が形成されており、その挿入穴36に支持アーム29のドラム挟着部29aを挿入することで、支持ラバー35を支持アーム29に対して固定するように構成されている。
【0029】
底部35bは、ドラム載置部29bの上方に位置する肉薄状の可撓部40と、その可撓部40の幅方向両側から下方へ向けて突出する側壁部41とを備えている。可撓部40は上面がドラム載置部29bに対して平行となるように形成されており、下面が環状体28へ向かうにつれて上方へと向かう斜面となるように形成されている。即ち、可撓部40は環状体28へ向かうにつれて肉薄となるように形成されている。そして、可撓部40とドラム載置部29bとの間には隙間Cが形成されている。また、側壁部41はドラム載置部29bの幅方向両側面に対して当接するように構成されている。この両側壁部41により、可撓部40の幅方向への移動を規制している。
【0030】
さらに、側部35aのスネアドラムSDに対して対向する側面(以下、側面F1という)には幅方向中央部に位置し、かつ幅方向に直交する方向に沿って突出部42が形成されている。また、底部35bのスネアドラムSD側側面に対して対向する側面(以下、側面F2という)には幅方向両端に位置し、かつ幅方向に直交する方向に沿って突出部43が形成されている。そして、スネアドラムSDの下側フープHに突出部42,43が当接することで、下側フープHは側面F1,F2に対して当接しないように構成されている。
【0031】
次に、第1実施形態のドラムスタンド11の作用について説明する。
なお、以下に示す作用説明の前提として、スネアドラムSDを各支持ラバー35の側部35aに対して挟みつけ固定せずに、ただ単に支持ラバー35の底部35bに支持した状態とする。
【0032】
スネアドラムSD(下側フープH)は各支持ラバー35の可撓部40上(詳しく述べると突出部43上)に載置された状態となっている。そのため、スネアドラムSDをスティックで叩くと、図4(b)に示すように、スネアドラムSDを支持している可撓部40が撓み、スネアドラムSDにおける厚み方向への衝撃が緩和される。特に、側部35aにより底部35b(可撓部40)を片持ち梁状態で支持しており、かつスネアドラムSDをスティックで叩く前には可撓部40とドラム載置部29bとの間に隙間Cを有しているため、可撓部40の撓み変形を好適に行うことができる。
【0033】
さらに、可撓部40の幅方向両側から下方へ向けて突出するとともに、ドラム載置部29bの幅方向両側面に対して当接する側壁部41を形成したため、可撓部40が幅方向へぶれることがない。
【0034】
また、側部35aと底部35bとを比べると、撓み易さは底部35bの方が撓みやすくなっている。従って、スネアドラムSDをスティックで叩いた際、演奏者の手首にかかる負担が軽減される。
【0035】
また、スネアドラムSD(下側フープH)は各可撓部40に形成された突出部43を介して支持されている。そのため、例えば、突出部43を有さない可撓部40(以下、平面可撓部という)と、本実施形態の突出部43を有する可撓部40とで下側フープHに対する当接面積を比較すると、本実施形態の可撓部40の方が平面可撓部と比べてその当接面積が小さくなる。従って、本実施形態の突出部43は、平面可撓部と比して当接面積が少ない分だけスネアドラムSDの響きが減衰しにくくなる。
【0036】
そして、底部35bの側面F2における幅方向両端に突出部43を形成しているため、その突出部43を側面F2における幅方向中央部でかつ幅方向に直交する方向に沿って形成した場合よりも確実に側面F2と下側フープHとの当接を防ぐ。
【0037】
即ち、もし突出部43を側面F2における幅方向中央部に形成した場合、可撓部40は肉薄状態のため、可撓部40における突出部43部分が撓んで凹み、突出部43の上端部と可撓部40の幅方向両端部の面とが面一になってしまうことがある。すると、突出部43のみならず、可撓部40の幅方向両端部の面までが下側フープHに対して当接してしまい、その分、スネアドラムSDの響きが減衰し易くなってしまう。しかしながら、本実施形態の突出部43は、可撓部40を挟んでちょうど側壁部41の上部の位置に突出部43を形成している。従って、可撓部40における突出部43部分が撓んで凹むことがなく突出部43のみで確実に下側フープHが支持される。
【0038】
一方、各支持ラバー35の側部35aにてスネアドラムSDの側方を挟みつけ固定した場合には、以下に示す作用を奏する。スネアドラムSDは支持ラバー35の各側部35aにより挟みつけられているため、スティックでスネアドラムSDを叩いても、スネアドラムSDが前述の場合よりも沈み込まない。従って、挟みつけ固定する力を調節することで、弾力を好みの程度に調節できる。
【0039】
従って、上記第1実施形態のドラムスタンド11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、支持ラバー35における底部35bを側部35aよりも撓みやすく構成した。従来技術の支持ラバーでは、底部35bに相当する底部と、側部35aに相当する側部を比べると、撓みやすさは変わらなかった。しかしながら、本実施形態の支持ラバー35は底部35bが側部35aより撓みやすくなっている。従って、各支持ラバー35に支持したスネアドラムSDをスティックにてショットした際に、底部35bがその衝撃を和らげることができる。この結果、演奏者は手首にかかる負担を軽減できる。
【0040】
(2)本実施形態では、支持ラバー35のうち側部35aを支持アーム29のドラム挟着部29aに固定し、その側部35aにより底部35bを片持ち梁状態とした。従って、底部35bを容易に撓ませることができる。
【0041】
(3)本実施形態では、底部35bに肉薄状の可撓部40を備えるようにし、その可撓部40がスネアドラムSDの厚さ方向に撓むように構成した。従って、スネアドラムSDをスティックで叩いた際の衝撃を肉薄状の可撓部40で吸収することができる。また、スネアドラムSDを各支持ラバー35にて支持しているため、スネアドラムSDが横ぶれすることがなく演奏を好適に行うことができる。
【0042】
(4)本実施形態では、可撓部40とドラム載置部29bとの間には隙間Cを形成し、可撓部40の撓み変形を好適に行うようにした。従って、スネアドラムSDをスティックで叩いた際の衝撃を可撓部40により一層吸収させることができる。また、隙間Cの間隔が予め決められているため、必要以上の撓みを防止できる。
【0043】
(5)本実施形態では、可撓部40の幅方向両側から下方へ向けて突出する側壁部41を形成した。側壁部41はドラム載置部29bの幅方向両側面に対して当接するように構成し、この両側壁部41により可撓部40の幅方向への移動を規制した。従って、可撓部40が幅方向へぶれることなく、その可撓部40をスネアドラムSDの厚さ方向のみに確実に撓ませることができる。
【0044】
(6)本実施形態では、底部35bの側面F2には幅方向両端に位置し、かつ幅方向に直交する方向に沿って突出部43を形成した。そして、スネアドラムSDの下側フープHに突出部43を当接させることで、下側フープHを側面F2に対して当接させないようにした。従って、突出部43が無く側面F2が直に下側フープHに対して当接する場合よりも、突出部43が下側フープHに対して当接する方が接触面積が小さくなり、当接面積が少ない分だけスネアドラムSDの響きを減衰しにくくすることができる。
【0045】
(7)本実施形態では、底部35bの側面F2における幅方向両端に突出部43を形成した。これが例えば、突出部43を側面F2における幅方向中央部に形成した場合、可撓部40における突出部43部分が撓んで凹み、突出部43の上端部と可撓部40の幅方向両端部の面とが下側フープHに当接してしまうことがある。しかしながら、本実施形態の突出部43は、可撓部40を挟んでちょうど側壁部41の上部の位置に突出部43を形成しているため、可撓部40における突出部43部分が撓んで凹むことがなく突出部43のみで確実に下側フープHを支持できる。
【0046】
(8)本実施形態では、側部35aの側面F1には幅方向中央部に位置し、かつ幅方向に直交する方向に沿って突出部42を形成した。各支持ラバー35の側部35aでスネアドラムSDの下側フープHの側方を挟みつけ固定した際に、下側フープHに支持ラバー35の突出部42を当接させることで、下側フープHを側面F1に対して当接させないようにした。従って、突出部42が無く側面F1を直に下側フープHに対して当接させる場合よりも、突出部42を下側フープHに対して当接させる方が接触面積は小さくなり、当接面積が少ない分だけスネアドラムSDの響きを減衰しにくくすることができる。
【0047】
(9)本実施形態では、側部35aに下方へ向けて開口する挿入穴36を形成し、その挿入穴36に支持アーム29のドラム挟着部29aを挿入することで、支持ラバー35を支持アーム29に対して固定するようにした。従って、L字状をなす支持アームの先端部全体に支持ラバーをモールドする従来のドラムスタンドと比べて、本実施形態のドラムスタンド11は、予め形成された支持ラバー35を支持アーム29のドラム挟着部29aに対して嵌めるだけであるため組み付けし易い。
【0048】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図5(a)に従って説明する。なお、第2実施形態を含む以下の実施形態のドラムスタンドは、前記第1実施形態のドラムスタンド11における支持ラバー35のみを変更したものであり、前記第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付して、その詳細な説明を省略し、異なるところのみを説明する。
【0049】
本実施形態のドラムスタンド50は支持部材としての合成ゴム製の支持ラバー51を備えている。支持ラバー51は、支持アーム29のドラム載置部29bに挿通する四角筒状の底部52と、第1実施形態の支持ラバー35の側部35a部分に相当する側部53とを備えている。なお、本実施形態の底部52と側部53は別々に構成されている。側部53のスネアドラムSDに対して対向する側面の幅方向中央部には、第1実施形態の突出部42に相当する突出部54が形成されている。
【0050】
そして、底部52の両側壁は肉薄状の可撓部52aとされている。底部52内において、ドラム載置部29bの上面には、衝撃吸収部材としてのコイルスプリング55の下端を収納する凹部56が形成されている。また、底部52の内周面において、ドラム載置部29bの上面に対向する面にはコイルスプリング55の上端を収納する凹部57が形成されている。そして、その凹部56と凹部57との間にコイルスプリング55が配置されている。
【0051】
また、底部52のスネアドラムSDに対して対向する側面の幅方向両側には、第1実施形態の突出部43に相当する突出部58がそれぞれ形成されている。
次に、第2実施形態のドラムスタンド50の作用について説明する。
【0052】
スネアドラムSDをドラムスタンド50に支持した状態で、スネアドラムSDをスティックで叩くと、可撓部52aがスネアドラムSDの厚さ方向に撓むとともに、コイルスプリング55が自身の弾性に抗して弾性変形する。この結果、スネアドラムSDにおける厚さ方向の衝撃を緩和する。
【0053】
従って、上記第2実施形態のドラムスタンド50によれば、第1実施形態の(1)、(3)、(6)〜(8)と略同様の効果を得るとともに、以下のような効果を得ることができる。
【0054】
(1)本実施形態では、支持ラバー51は四角筒状の底部52を備え、ドラム載置部29bの上面に形成した凹部56と、底部52の内周面におけるドラム載置部29bの上面に対向する面に形成した凹部57との間にコイルスプリング55を配置した。そして、可撓部52aの可撓性と、コイルスプリング55の反発力にてスネアドラムSDをスティックで叩いた際の衝撃を緩和するようにした。従って、コイルスプリング55の反発力を適宜選定することで、スネアドラムSDをスティックで叩いた際の衝撃吸収能力を選定できる。また、コイルスプリング55の交換のみで底部52の弾性を容易に調節できる。
【0055】
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図5(b)に従って説明する。
本実施形態のドラムスタンド60は支持部材としての合成ゴム製の支持ラバー61を備えている。支持ラバー61は、ドラム挟着部29aの外周を覆う側部62と、ドラム載置部29bの外周を覆う底部63とを備えている。側部62及び底部63は、ドラム挟着部29a及びドラム載置部29bに対して合成ゴムをモールド成形することにより構成されている。
【0056】
底部63におけるドラム載置部29bより上方に位置する部分は、側部62におけるドラム挟着部29aより環状体28側の部分の厚さより肉厚に形成されている(以下、その肉厚部分を肉厚部63aという)。そして、肉厚部63a内には、中空部64が形成されており、この中空部64を有する肉厚部63aは衝撃吸収部材としてのエアクッションに相当する。そして、肉厚部63aにおける中空部64の上方に位置する部分及び、側方に位置する部分が肉薄状の可撓部65とされている。
【0057】
そして、側部62のスネアドラムSDに対して対向する側面の幅方向中央部には、第1実施形態の突出部42に相当する突出部66が形成されている。また、底部63のスネアドラムSDに対して対向する側面の幅方向両側には、第1実施形態の突出部43に相当する突出部67がそれぞれ形成されている。
【0058】
次に、第3実施形態のドラムスタンド60の作用について説明する。
スネアドラムSDをドラムスタンド60に支持した状態で、スネアドラムSDをスティックで叩くと、中空部64を有する肉厚部63aがエアクッションとなるとともに、可撓部65がスネアドラムSDの厚さ方向に撓む。この結果、スネアドラムSDにおける厚さ方向の衝撃を緩和する。
【0059】
従って、上記第3実施形態のドラムスタンド60によれば、第1実施形態の(1)、(3)、(6)〜(8)と略同様の効果を得るとともに、以下のような効果を得ることができる。
【0060】
(1)本実施形態では、支持ラバー61は、肉厚部63aを有する底部63を備え、その肉厚部63a内に中空部64を形成した。そして、肉厚部63aにおける中空部64の上方に位置する部分及び、側方に位置する部分が可撓部65とした。従って、可撓部65の可撓性のみならず、中空部64を有する肉厚部63aのエアクッション性を用いて、スティックでスネアドラムSDを叩いた際の衝撃吸収を行うことができる。
【0061】
(第4実施形態)
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図5(c)に従って説明する。なお、本実施形態のドラムスタンド70は、第3実施形態のドラムスタンド60において支持ラバー61の中空部64を省略したものに相当する。
【0062】
即ち、底部63におけるドラム載置部29bより上方に位置する部分は、側部62におけるドラム挟着部29aより環状体28側の部分の厚さより肉厚となった肉厚部63aを備えているため撓みやすい。
【0063】
従って、スティックでスネアドラムSDを叩いた際の衝撃を肉厚部63aが撓むことで吸収する。
従って、上記第4実施形態のドラムスタンド70によれば、第1実施形態の(1)、(6)〜(8)と略同様の効果を得る。
【0064】
(第5実施形態)
以下、本発明を具体化した第5実施形態を図5(d)に従って説明する。
本実施形態のドラムスタンド75は支持部材としての合成ゴム製の支持ラバー76を備えている。支持ラバー76は、ドラム挟着部29a及びドラム載置部29bの外周を均一な厚さで覆う合成ゴム製の側部77及び台部78を備えている。台部78の上部には衝撃吸収部材としてのスポンジ79が固定されている。そして、台部78とスポンジ79により底部74が構成されている。
【0065】
従って、スティックでスネアドラムSDを叩いた際の衝撃をスポンジ79が撓むことで吸収する。
従って、上記第5実施形態のドラムスタンド75によれば、第1実施形態の(1)と略同様の効果を得る。
【0066】
(第6実施形態)
以下、本発明を具体化した第6実施形態を図6(a)、(b)に従って説明する。
【0067】
本実施形態のドラムスタンド80は支持部材としての合成ゴム製の支持ラバー81を備えている。支持ラバー81は、ドラム挟着部29a及びドラム載置部29bの外周を均一な厚さで覆う合成ゴム製の側部82及び台部83を備えている。台部83の上部には断面略逆チャンネル形状で肉薄状の可撓部84が一体的に形成されている。台部83と可撓部84により底部85が構成されている。可撓部84のスネアドラムSDに対して対向する側面の幅方向両側には、第1実施形態の突出部43に相当する突出部86がそれぞれ形成されている。
【0068】
従って、スティックでスネアドラムSDを叩いた際の衝撃を可撓部84が撓むことで吸収する。
従って、上記第6実施形態のドラムスタンド80によれば、第1実施形態の(1)、(3)、(6)、(7)と略同様の効果を得る。
【0069】
(第7実施形態)
以下、本発明を具体化した第7実施形態を図7(a)、(b)に従って説明する。
【0070】
本実施形態のドラムスタンド90は支持部材としての合成ゴム製の支持ラバー91を備えている。支持ラバー91は、ドラム挟着部29a及びドラム載置部29bの外周を均一な厚さで覆う合成ゴム製の側部92及び台部93を備えている。台部93の幅方向両端部には上方へ向け突出するとともに先端が内方へ向け湾曲した肉薄状の可撓部94をそれぞれ備えている。台部93と可撓部94により底部95が構成されている。そして、その可撓部94の上端部は第1実施形態の突出部43と略同様の効果を奏するようになっている。
【0071】
従って、スティックでスネアドラムSDを叩いた際の衝撃を可撓部94が撓むことで吸収する。
従って、上記第7実施形態のドラムスタンド90によれば、第1実施形態の(1)、(3)と略同様の効果を得る。
【0072】
なお、上記各実施形態は以下のような別例に変更して具体化してもよい。
・前記第1実施形態の支持ラバー35では、側壁部41を設けていたが、図8(a)に示すように省略してもよい。また、この際、可撓部40の環状体28側端部から下方へ向けてドラム載置部29bに当接する撓み抑制部100を延設してもよい(図8(b)参照)。この撓み抑制部100を延設することで、可撓部40の撓み変形を抑制できる。
【0073】
・前記第7実施形態では、台部93の幅方向両端部において、上方へ向け突出するとともに先端が内方へ向け湾曲した肉薄状の可撓部94をそれぞれ設けていた。これに限らず、図8(c)に示すように、台部93の上面から肉薄状の複数の壁体101を突出するようにしてもよい。なお、壁体101は可撓部に相当する。
【0074】
・前記第2実施形態では、底部52内にコイルスプリング55を配置していたが、この代わりに、衝撃吸収部材として板バネ、スポンジ、ゲル等を配置するようにしてもよい。
【0075】
・前記第1〜第4及び第6実施形態では、突出部43,58,67,86を形成していたが、省略してもよい。
・前記第1〜第4実施形態では、突出部42,54,66を形成していたが、省略してもよい。
【0076】
・前記各実施形態では、ドラムスタンド11,50,60,70,75,80,90に対してスネアドラムSDを支持するように構成していたが、スネアドラムSD以外のドラムを支持するように構成してもよい。
【0077】
・前記各実施形態のドラムスタンド11,50,60,70,75,80,90では、三本の支持アーム29を備えていたが、四本以上の支持アーム29を備える構成としてもよい。
【0078】
次に、上記各実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記底部には衝撃吸収部材が配設されている請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載のドラムスタンド。
【0079】
(ロ)前記衝撃吸収部材はスポンジ、コイルバネ、板バネ、エアクッション、ゲルのうち少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載のドラムスタンド。
【0080】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、支持したドラムをショットする際の衝撃を和らげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるドラムスタンドの正面図。
【図2】 第1実施形態におけるドラムスタンドの平面図。
【図3】 (a),(b)は、第1実施形態における支持ラバーを示す部分拡大斜視図。
【図4】 (a),(b)は、第1実施形態における支持ラバーとスネアドラムとの関係を示す部分拡大断面図。
【図5】 (a)〜(d)は第2〜第5実施形態におけるドラムスタンドをそれぞれ示す部分拡大断面図。
【図6】 (a),(b)は第6実施形態におけるドラムスタンドを示す部分拡大断面図。
【図7】 (a),(b)は第7実施形態におけるドラムスタンドを示す部分拡大断面図。
【図8】 (a),(b)は第1実施形態の別例を示す部分拡大断面図。(c)は第7実施形態の別例を示す部分拡大断面図。
【符号の説明】
11,50,60,70,75,80,90…ドラムスタンド、
29…支持アーム、
35,51,61,76,81,91…支持部材としての支持ラバー、
35a,53,62,77,82,92…側部、
35b,52,63,74,85,95…底部、
40,52a,65,84,94…可撓部、41…側壁部、
42,43,54,58,66,67,86…突出部、C…隙間、
SD…ドラムとしてのスネアドラム
Claims (7)
- 三つ以上の支持アームと、その各支持アームにそれぞれ設けられた支持部材とを備え、前記各支持部材によってドラムを支持するドラムスタンドであって、
前記各支持部材は、ドラムの側部に対向する部位である側部と、同ドラムの底部に対向する部位である底部とを備え、
前記側部は前記支持アームに固定され、
前記底部は、少なくとも一部に前記ドラムからの衝撃により撓み可能な板状の可撓部を備え、かつ前記支持部材に支持されるドラムの底面部と直交する方向と略平行な方向への前記可撓部の撓みを許容する空間が形成されている
ことを特徴とするドラムスタンド。 - 前記可撓部は前記側部から一体に前記支持アーム長手方向に沿って形成され、当該可撓部の下方には前記支持アームに対する隙間を有し、その隙間により前記可撓部の撓みを許容している
ことを特徴とする請求項1に記載のドラムスタンド。 - 前記可撓部の前記支持アームの長手方向と直交する方向である幅方向両側には下方へ向け延びる一対の側壁部が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載のドラムスタンド。 - 前記底部は、前記支持アームの外周を覆い、
当該底部の前記支持アームより上方に位置する部分に肉厚部が形成されるとともに、
当該肉厚部内に閉じた中空部が形成され、当該中空部の前記ドラムに対向する側に前記可撓部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のドラムスタンド。 - 前記底部は、前記支持アームの外周を覆う台部と、当該台部の上部に一体的に形成され前記支持アームの長手方向に沿って貫通するトンネル状の中空部が形成され、当該中空部の前記ドラムと対向する側に形成された可撓部とを備えた
ことを特徴とする請求項1に記載のドラムスタンド。 - 前記底部は、前記支持アームの外周を覆う台部と、当該台部の上部に一体的に形成され、当該台部の幅方向両端部に前記支持アームの長手方向に沿って、上方へ向け突出した一対の壁状の可撓部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のドラムスタンド。
- 前記可撓部は、前記ドラムに対向する上端が内方へ向け湾曲していることを特徴とする請求項6に記載のドラムスタンド。
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