JP3706363B2 - 電磁弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、コイルの通電時に閉弁する弁を有する電磁弁に関し、特にコイルの通電時にコイルの近傍に制御流体が流れない構造の電磁弁の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
入力ポート、出力ポート、及び排出ポートを有し、コイルの駆動により流路を切り換える従来の3方電磁弁は、一般に、プランジャ室内に収納されコイルにより駆動されるプランジャと、プランジャの端部に連結されたロッドと、ロッドの中間部に設けられた円錐状の第1のバルブと、ロッドの先端部と接するボール状の第2のバルブを有している。
【0003】
そして、コイルの非通電時は、ボール状の第2のバルブが第2のバルブシートに押しつけられて入力ポートと出力ポートと間を閉弁すると共に、第1のバルブが第1のバルブシートより離れ出力ポートと排出ポートとの間が連通する。
一方、コイルの通電時には、プランジャが駆動され、第1のバルブが第1のバルブシートに当接して出力ポートと排出ポートと間を閉弁すると共に、ロッドが第2のバルブを押し下げて第2のバルブシートから第2のバルブを離し入力ポートと出力ポートとの間が連通する(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3219611号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成の従来の電磁弁においては、コイルの通電時に出力ポートと排出ポートと間が閉弁される。そしてこのとき、コイルの近傍に制御流体が流れない構造であった。そのため、コイルの通電状態、すなわち、出力ポートと排出ポートとの間の閉弁状態が長時間続くとコイルの温度が上昇する問題があった。
そして、コイル温度上昇に伴うコイル抵抗の増大によって,コイルに流れる電流値が低下し、プランジャ吸引力が低下するので問題であった。
そしてさらに、コイル温度上昇時のプランジャ吸引力を向上させる為に、コイルの大型化、あるいは材料変更等が必要となるので問題であった。
【0006】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、長時間連続して通電状態を続けてもコイルの温度が上昇することなく、コイル温度上昇に伴う吸引力の低下を防止することができ、小型化を図ることができる電磁弁を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る電磁弁は、高圧の制御圧領域に開口する高圧ポート、低圧の排出領域に開口する低圧ポート、高圧ポートと低圧ポートの間に形成された流体通路、及び流体通路に形成されたバルブシートとを有するバルブシート部と、中空柱状のプランジャ室内に往復動自在に配置されたプランジャ、プランジャの一端に設けられバルブシートと協同して流体通路を開閉するバルブとを有し、コイル非通電時に制御圧領域の流体の圧力によりバルブが開弁する開弁位置側に付勢されるプランジャ体と、ケース内に収納され、通電時にプランジャを駆動させプランジャ体をバルブが閉弁する閉弁位置側に付勢するコイルとを備え、コイルの外周部とケースとの間にコイル冷却用液溜空間が設けられ、制御圧領域とコイル冷却用液溜空間の間を連通するように設けられ、制御圧領域からコイル冷却用液溜空間に流体を流すとともに、制御圧領域の流体の圧力に影響を与えないように設けられた細径部を有するコイル冷却用流体通路が形成され、プランジャ室のプランジャ移動方向の開弁位置側の壁面を構成するプレートに形成された天穴の直径は、細径部の内径と同じ大きさに形成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の電磁弁の断面図である。図2は図1の電磁弁のプランジャ室の端部を塞ぐプレートの正面図である。図において、電磁弁100は、磁性材でなり概略円筒状をなすケース1、円筒状に巻回されケース1に収容されたコイル2、樹脂材でなりコイル2を巻きつける概略糸巻き型状をなし中央に円筒状の貫通穴が形成されたボビン3、磁性材でなりケース1の一端に取り付けられた平板状のプレート4、磁性材でなり一端をプレート4で塞がれ他端がボビン3の貫通穴内まで延びる円筒状のガイド5、磁性材でなりボビン3のプレート4と反対側の端面に設けられた平板状のヨーク6、ガイド5とボビン3の内側に形成された円筒空間が両端部をプレート4とヨーク6で塞がれて形成されたプランジャ室7内に収納された概略円柱状のプランジャ8、プランジャ8のヨーク6側の端部にこのプランジャ8と一体に設けられたバルブ9を有している。プランジャ8とバルブ9はプランジャ体10を構成している。
【0009】
電磁弁100は、さらに、ボビン3と一体に樹脂材で成形されたバルブシート部11を有している。このバルブシート部11には高圧ポートとして機能する入力ポート12と低圧ポートとして機能する排出ポート13が形成されている。さらにバルブシート部11には入力ポート12と排出ポート13の間に流体通路14が形成されている。そして、この流体通路14の途中にバルブシート15が設けられている。上述のバルブ9は、このバルブシート15と協同して流体通路14を開閉する。
【0010】
入力ポート12は、流体の圧力が所定の制御圧となるように制御される制御圧領域につながる開口である。一方、排出ポート13は排出領域につながる開口である。電磁弁100は、制御圧領域の圧力を排出側圧力まで低下させたい時に、バルブ9を開き、流体を入力ポート12から排出ポート13に流して制御圧領域の圧力を低下させる。また、所望のタイミングにてコイルへの通電、非通電を切り替える事で制御圧領域の流体の圧力が所定の圧力となるように制御する。
【0011】
バルブ9には中心軸上に細い連通穴9aが穿孔されている。この連通穴9aはプランジャ8の内部に形成されたプランジャ内部空間8aに連通している。プレート4にはプランジャ体10の中心線上の位置に天穴(逃がし穴)4aが穿孔されている。この天穴4aは、従来、低温時等の流体の粘性が増大したときに、プランジャ8がポンピングしてしまうことを防止する目的で設けられていたが、本実施の形態においては、この目的に加えて、後述するようにコイル2を冷却する流体を通過させる目的も兼ねて設けられている。また、コイル2の外周部にはケース1との間にコイル冷却用液溜空間2aが形成されている。
【0012】
次に、動作を説明する。図3はプランジャ体10が開弁位置に有る状態を示す断面図である。バルブ9には制御圧領域の流体の圧力が常に作用している。そして、コイル2の非通電時には、この制御圧領域の流体の圧力によりプランジャ体10は開弁位置側に付勢される。この開弁位置はバルブ9が開弁する位置である。バルブ9が開弁すると図3中矢印Aで示すようにIN側(制御圧領域側)からEX側(排出領域側)に流体が流れ制御圧領域の流体の制御圧は低下する(図5の油圧回路図参照)。
【0013】
図4はプランジャ体10が閉弁位置に有る状態を示す断面図である。コイル2の通電時にはヨーク6が励磁される。そして、プランジャ8はヨーク6の磁気吸引力によりヨーク6側に引き寄せられバルブ9が閉弁する。これにより、IN側(制御圧領域側)からEX側(排出領域側)に流れようとする流体の流れが遮断される。そして、IN側(制御圧領域側)の制御圧は維持される(図5の油圧回路図参照)。
【0014】
従来の電磁弁においては、バルブ9に連通穴9aが設けられていなかったのでコイル2の通電時には、流体はプランジャ室7側に少しも流れない。本実施の形態においては、バルブ9に連通穴9aが設けられているので、コイル2の通電時においてもこの連通穴9aを通過して図4の矢印Bに示すように微小量の流体がプランジャ内部空間8aに流れ込む。尚、制御圧領域は排出領域側より高い圧力となるように制御されており、一方、プランジャ内部空間8aは排出領域側と同じ圧力なので、バルブ9の閉弁時に制御圧領域からコイル冷却用液溜空間2aに流れ込む。
【0015】
プランジャ内部空間8aに流れ込んだ流体はプランジャ室7内に満たされる。そして、流体はプレート4に設けられた天穴(逃がし穴)4aからあふれ出て、プレート4の表面を伝わりコイル2とケース1との間に形成されたコイル冷却用液溜空間2aに流れ込む。尚、本実施の形態においては、プランジャ内部空間8aに流体が溜まるように、天穴4aの直径は連通穴9aの内径と同じ大きさにされている。連通穴9aとプランジャ内部空間8aとプレート4は、制御圧領域とコイル冷却用液溜空間2aの間を連通するように設けられたコイル冷却用流体通路を構成している。そして、連通穴9aは制御圧領域の流体の圧力に影響を与えないように設けられた細径部を構成している。
【0016】
このような構成の電磁弁100においては、高圧の制御圧領域に開口する入力ポート12、低圧の排出領域に開口する排出ポート13、入力ポート12と排出ポート13の間に形成された流体通路14、及び流体通路14に形成されたバルブシート15とを有するバルブシート部11を有しており、また、中空柱状のプランジャ室7内に往復動自在に配置されたプランジャ8、プランジャ8の一端に設けられバルブシート15と協同して流体通路14を開閉するバルブ9をさらに有し、コイル2の非通電時に、制御圧領域の流体の圧力によりバルブ9が開弁する開弁位置側に付勢されるプランジャ体10と、ケース1内に収納され、通電時にプランジャ8を駆動させプランジャ体10をバルブ9が閉弁する閉弁位置側に付勢するとともにケース1との間にコイル冷却用液溜空間2aを形成するコイル2をさらに有し、制御圧領域とコイル冷却用液溜空間2aの間を連通するように設けられ、制御圧領域の流体の圧力に影響を与えないように設けられた細径部9aを有するコイル冷却用流体通路とを備えているので、コイル2の非通電時であってもプランジャ内部空間8aとコイル冷却用液溜空間2aに流体が流れ込み、この流体がコイル2から発生する熱を奪い、コイル2の温度上昇を低減する。そのため、長時間連続して通電状態を続けてもコイルの温度が上昇することなく、コイル温度上昇に伴う吸引力の低下を防止することができ、コイルの大型化する必要がなく小型化を図ることができる。
【0017】
連通穴9aの径及び長さは、制御圧領域の容積や、各部材間を浸透して漏れる流体の漏れ量等を考慮し設定することで制御圧に与える影響を小さくすることが可能である。
【0018】
コイル2の温度は、雰囲気温度、流体の温度、電磁弁の構造等により変化するが、例えば、従来の装置では、コイル2の近傍に流体が全く流れない状態で、所定の時間連続通電したとき、雰囲気温度が140℃においてコイル温度が210℃に達したのに対して、本実施の形態において、連通穴9aの径をφ0.5mm、長さを11mmで形成した場合に、同条件でコイル温度は155°までしか上昇せず、約55℃の温度低減効果が得られた。そして、このとき制御圧領域の流体の圧力は下がることはなかった。
【0019】
尚、本実施の形態においては、流体が流れ込み易いように、コイル2とケース1との間にコイル冷却用液溜空間2aとして微小な間隙を設けているが、このコイル冷却用液溜空間2aは、特別に形成しなくとも、製作時の加工誤差や巻線の巻き方及び組み立て誤差等により必然的に形成される空間を利用してもよい。すなわち、その場合は、連通穴9aとプランジャ内部空間8aを設ければ本願の構成を得ることができる。
【0020】
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2の電磁弁の断面図である。図7は図6の電磁弁のバルブシート部を電磁弁の下方から見た図である。図において、電磁弁200は、磁性材でなり概略円筒状をなすケース21、円筒状に巻回されケース21に収容されたコイル22、樹脂材でなりコイル22を巻きつける概略糸巻き型状をなし中央に円筒状の貫通穴が形成されたボビン23、磁性材でなりケース21の一端に取り付けられた平板状のプレート24、磁性材でなり一端をプレート24で塞がれ他端がボビン23の貫通穴内まで延びる円筒状のガイド25、磁性材でなりボビン23のプレート24と反対側の端面に設けられた平板状のヨーク26、ガイド25とボビン23の内側に形成された円筒空間が両端部をプレート24とヨーク26で塞がれて形成されたプランジャ室27内に収納された概略円柱状のプランジャ28、プランジャ28のヨーク26側の端部にこのプランジャ28と一体に連結して設けられたロッド37、ロッド37の中間部に設けられた円錐状の第1のバルブ29、ロッド37の先端部と接触するボール状の第2のバルブ38を有している。プランジャ28とロッド37と第1のバルブ29はプランジャ体30を構成している。
【0021】
電磁弁200は、さらにボビン23と一体に樹脂材で成形されたバルブシート部31を有している。このバルブシート部31には高圧ポートとして機能する出力ポート32と低圧ポートとして機能する排出ポート33と第3のポートとしての入力ポート41が形成されている。さらにバルブシート部31には出力ポート32と排出ポート33の間に形成された第1の流体通路34と、入力ポート41と出力ポート32の間に形成された第2の流体通路42が形成されている。第1の流体通路34の途中に第1のバルブシート35が設けられている。上述の第1のバルブ29は、この第1のバルブシート35と協同して第1の流体通路34を開閉する。第2の流体通路42の途中に第2のバルブシート43が設けられている。上述の第2のバルブ38は、この第2のバルブシート43と協同して第2の流体通路42を開閉する。
【0022】
高圧ポートとして機能する出力ポート32は、流体の圧力が所定の高さの制御圧となるように制御される制御圧領域につながる開口である。低圧ポートとして機能する排出ポート33は制御圧領域より低い圧力の排出領域につながる開口である。電磁弁200は、制御圧領域の圧力を排出側圧力まで低下させたい時に、第1のバルブ29を開き、流体を出力ポート32から排出ポート13に流して制御圧領域の圧力を低下させる。また、制御圧領域の圧力を入力側圧力まで増加させたい時に、第2のバルブ38を開き、流体を入力ポート41から出力ポート32に流して、制御圧領域の圧力を入力ポート41側と同じにする。また、所望のタイミングにてコイルへの通電、非通電を切り替える事で制御圧領域の流体の圧力が所定の圧力となるように制御する。
【0023】
バルブシート部31には中心軸から外れた位置に細い径の連通穴31aが穿孔されている。この連通穴31aはOUT側(制御圧領域側)に対向する面、すなわち出力ポート32につながる面に開口を有し他側はヨーク26を貫通している。そしてさらに、この連通穴31aはボビン23とヨーク26の間に形成された隙間を介してプランジャ室27に連通している。プレート24にはプランジャ体30の中心線上の位置に天穴(逃がし穴)24aが穿孔されている。この天穴4aは、従来、低温時等の流体の粘性増大時にプランジャ28がポンピングしてしまうことを防止する目的で設けられていたが、本実施の形態においては、この目的に加えて、後述するようにコイル22を冷却する流体を通過させる目的も兼ねて設けられている。また、コイル22の外周部にはケース21との間にコイル冷却用液溜空間22aが形成されている。
【0024】
次に、動作を説明する。図8はプランジャ体30が開弁位置に有る状態を示す断面図である。第1のバルブ29には制御圧領域の流体の圧力が常に作用している。そして、コイル22の非通電時には、制御圧領域の流体の圧力によりプランジャ体30は開弁位置側に付勢される。この開弁位置は第1のバルブ29が開弁する位置である。第1のバルブ29が開弁すると流体は図8中矢印Cで示すようにOUT側(制御圧領域側)からEX側(排出領域側/ドレン側)に流れ制御圧は低下する。尚、このとき、第2のバルブ38は閉弁している(図10の油圧回路図参照)。
【0025】
図9はプランジャ体30が閉弁位置に有る状態を示す断面図である。コイル22の通電時にはヨーク26が励磁される。そして、プランジャ28はヨーク26の磁気吸引力によりヨーク26側に引き寄せられ第1のバルブ29が閉弁する。これにより、OUT側(制御圧領域側)からEX側(排出領域側)に流れようとする流体の流れは遮断される。一方、このとき第2のバルブ38は開弁している。そして、流体は図9中矢印Dで示すようにIN側からOUT側(制御圧領域側)へ流れ、制御圧領域の流体の制御圧はIN側と同じ圧力にされる(図10の油圧回路図参照)。
【0026】
従来の3方電磁弁においては、バルブシート部31に連通穴31aが設けられていなかったのでコイル22の通電時には、流体はプランジャ室27側に少しも流れない。本実施の形態においては、バルブシート部31に連通穴31aを設けたので、コイル22の通電時においても、この連通穴31aを通過して図9の矢印Eに示すように微小量の流体がプランジャ室27に流れ込む。プランジャ内部空間8aに流れ込んだ流体はプランジャ室27内に満たされる。そして、流体はプレート24に設けられた天穴(逃がし穴)24aからあふれ出て、プレート24の表面を伝わりコイル22とケース21との間のコイル冷却用液溜空間22aに流れ込む。尚、本実施の形態においては、プランジャ室27に流体が溜まるように、天穴24aの直径は連通穴31aの内径と同じ大きさにされている。連通穴31aとプランジャ室27とプレート24は、制御圧領域とコイル冷却用液溜空間22aの間を連通するように設けられたコイル冷却用流体通路を構成し、なかでも連通穴31aはさらに制御圧領域の流体の圧力に影響を与えないように設けられた細径部を構成している。
【0027】
このような構成の電磁弁においては、バルブシート部31は、高圧に保持されている入力ポート41、入力ポート41と出力ポート32の間に形成された第2の流体通路42、及び第2の流体通路42に形成された第2のバルブシート43を有し、プランジャ体30は、第2のバルブシート43と協同して第2の流体通路42を開閉する第2のバルブ38を有し、第2のバルブ38はプランジャ体30が開弁位置の時閉弁し、プランジャ体30が閉弁位置の時開弁する。
【0028】
このような構成の電磁弁においては、制御圧領域とコイル冷却用液溜空間22aの間を連通するコイル冷却用流体通路がバルブシート部31に設けられているので、コイル22の非通電時であってもプランジャ室27とコイル冷却用液溜空間22aに流体が流れ込み、この流体がコイル22から発生する熱を奪い、コイル22の温度上昇を低減する。そのため、長時間連続して通電状態を続けてもコイルの温度が上昇することなく、コイル温度上昇に伴う吸引力の低下を防止することができ、コイルの大型化する必要がなく小型化を図ることができる。
【0029】
尚、本実施の形態においては、流体を通過させる目的も兼ねてプレート24に天穴(逃がし穴)24aが穿孔されているが、この天穴24aは必ずしも必要でなく無くてもよい、プランジャ室27内に満たされた流体は、各部材間の微小な間隙を浸透してコイル冷却用液溜空間22aに浸み出してここに溜まる。
【0030】
そして、コイル冷却用液溜空間22aは、実施の形態1と同様に意図して設けなくとも製作誤差等によって形成される間隙で代用することが可能である。すなわち、本実施の形態においては、流体が流れ込み易いように、コイル22とケース21との間にコイル冷却用液溜空間22aを設けているが、この間隙は、意図して形成しなくとも、製作時の加工誤差や巻線の巻き方及び組み立て誤差等により必然的に形成される場合があり、これを利用してもよい。すなわち、その場合は、従来のものに比べ新たに連通穴31aを設ければ本願の構成を得ることができる。
【0031】
また、本実施の形態において、連通穴31aの入り口は、OUT側(制御圧領域側)に対向する面に設けられているが、入り口の位置はこれに限られるものではない。すなわち、連通穴31aの入り口は、プランジャ室27より圧力が高い流体が満たされている空間に対向して設けられればよく、連通穴31aはこの空間とプランジャ室27を連通するように設けられれば、本願の構成を得ることができる。
【0032】
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3の電磁弁のプランジャ体が閉弁位置に有る状態を示す断面図である。本実施の形態においては、コイル冷却用流体通路の一部がロッド37の中心軸上に穿孔された連通穴37aとして形成されている。この連通穴37aはプランジャ28の内部に形成されたプランジャ内部空間28aに連通している。プランジャ内部空間28aに流体が溜まるように、天穴24aの直径は連通穴37aの内径と同じ大きさにされている。
その他の構成は実施の形態2と同様である。
このような構成の電磁弁においても実施の形態2と概略同様な効果を得ることができる。
【0033】
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4の電磁弁のプランジャ室の端部を塞ぐプレートの正面図である。本実施の形態においては、プレート44に穿孔された天穴(逃がし穴)44aは、プランジャ体30に穿孔された連通穴37aの延長線上に設けられていない。つまり、プレート44に形成された天穴44aはプランジャ28の中心軸から外れた位置に設けられている。
その他の構成は実施の形態2と同様である。
このような構成の電磁弁においては、流体の粘性減少時に流体が天穴44aから飛び出すことを防止することができる。
【0034】
実施の形態5.
図13はこの発明の実施の形態5の電磁弁のプランジャ室の端部を塞ぐプレートの正面図である。本実施の形態においては、プレート54には天穴が設けられていない。つまり、プランジャ室27のプランジャ移動方向の開弁位置側の壁面を構成するプレート54は、プランジャ室27の開弁位置側を密閉している。
その他の構成は実施の形態2と同様である。
このような構成の電磁弁においては、流体の粘性減少時に流体が飛び出すことをさらに確実に防止することができる。
そして、本実施の形態のようにプレート54に天穴が設けられていないものであっても、プランジャ室27内に満たされた流体は、各部材間の微小な間隙を浸透してコイル冷却用液溜空間22aに浸み出し、そしてこのコイル冷却用液溜空間22aに溜まる。そのため、他の実施の形態と概略同様な効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】
この発明に係る電磁弁は、高圧の制御圧領域に開口する高圧ポート、低圧の排出領域に開口する低圧ポート、高圧ポートと低圧ポートの間に形成された流体通路、及び流体通路に形成されたバルブシートとを有するバルブシート部と、中空柱状のプランジャ室内に往復動自在に配置されたプランジャ、プランジャの一端に設けられバルブシートと協同して流体通路を開閉するバルブとを有し、コイル非通電時に制御圧領域の流体の圧力によりバルブが開弁する開弁位置側に付勢されるプランジャ体と、ケース内に収納され、通電時にプランジャを駆動させプランジャ体をバルブが閉弁する閉弁位置側に付勢するコイルとを備え、コイルの外周部とケースとの間にコイル冷却用液溜空間が設けられ、制御圧領域とコイル冷却用液溜空間の間を連通するように設けられ、制御圧領域からコイル冷却用液溜空間に流体を流すとともに、制御圧領域の流体の圧力に影響を与えないように設けられた細径部を有するコイル冷却用流体通路を備えているので、長時間連続して通電状態を続けてもコイルの温度が上昇することなく、コイル温度上昇に伴う吸引力の低下を防止することができ、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の電磁弁の断面図である。
【図2】 図1の電磁弁のプランジャ室の端部を塞ぐプレートの正面図である。
【図3】 図1の電磁弁のプランジャ体が開弁位置に有る状態を示す断面図である。
【図4】 図1の電磁弁のプランジャ体が閉弁位置に有る状態を示す断面図である。
【図5】 図1の電磁弁の油圧回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態2の電磁弁の断面図である。
【図7】 図6の電磁弁のバルブシート部を電磁弁の下方から見た図である。
【図8】 図6の電磁弁のプランジャ体が開弁位置に有る状態を示す断面図である。
【図9】 図6の電磁弁のプランジャ体が閉弁位置に有る状態を示す断面図である
【図10】 図6の電磁弁の油圧回路図である。
【図11】 この発明の実施の形態3の電磁弁のプランジャ体が閉弁位置に有る状態を示す断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態4の電磁弁のプランジャ室の端部を塞ぐプレートの正面図である。
【図13】 この発明の実施の形態5の電磁弁のプランジャ室の端部を塞ぐプレートの正面図である。
【符号の説明】
1,21 ケース、2,22 コイル、2a,22a コイル冷却用液溜空間、3,23 ボビン、4,24,44,54 プレート、4a,24a,44a天穴、5,25 ガイド、6,26 ヨーク、7,27 プランジャ室(コイル冷却用流体通路)、8,28 プランジャ、8a,28a プランジャ内部空間、9,29 バルブ、9a,31a,37a 連通穴(細径部/コイル冷却用流体通路)、10,30 プランジャ体、11,31 バルブシート部、12 入力ポート(高圧ポート)、13 排出ポート(低圧ポート)、14,34 流体通路、15,35,43 バルブシート、32 出力ポート(高圧ポート)、33 排出ポート(低圧ポート)、37 ロッド、38 第2のバルブ、41 入力ポート(第3のポート)、42 第2の流体通路、43 第2のバルブシート、100,200 電磁弁。
Claims (5)
- 高圧の制御圧領域に開口する高圧ポート、低圧の排出領域に開口する低圧ポート、該高圧ポートと低圧ポートの間に形成された流体通路、及び該流体通路に形成されたバルブシートとを有するバルブシート部と、
中空柱状のプランジャ室内に往復動自在に配置されたプランジャ、前記プランジャの一端に設けられ前記バルブシートと協同して前記流体通路を開閉するバルブとを有し、コイル非通電時に前記制御圧領域の流体の圧力により前記バルブが開弁する開弁位置側に付勢されるプランジャ体と、
ケース内に収納され、通電時に前記プランジャを駆動させ前記プランジャ体を前記バルブが閉弁する閉弁位置側に付勢するコイルとを備え、
前記コイルの外周部と前記ケースとの間にコイル冷却用液溜空間が設けられ、
前記制御圧領域と前記コイル冷却用液溜空間の間を連通するように設けられ、前記制御圧領域から前記コイル冷却用液溜空間に流体を流すとともに、前記制御圧領域の流体の圧力に影響を与えないように設けられた細径部を有するコイル冷却用流体通路が形成され、
前記プランジャ室の前記プランジャ移動方向の前記開弁位置側の壁面を構成するプレートに形成された天穴の直径は、前記細径部の内径と同じ大きさに形成されている
ことを特徴とする電磁弁。 - 前記バルブシート部は、高圧の領域に開口する第3のポート、該第3のポートと前記高圧ポートの間に形成された第2の流体通路、及び該第2の流体通路に形成された第2のバルブシートをさらに有し、
前記プランジャ体は、前記第2のバルブシートと協同して前記第2の流体通路を開閉する第2のバルブをさらに有し、該第2のバルブは前記開弁位置で閉弁し前記閉弁位置で開弁する
ことを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。 - 前記コイル冷却用流体通路の細径部は、前記プランジャ体に該プランジャ体の移動方向に沿って穿孔されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁弁。 - 前記コイル冷却用流体通路の細径部は、前記バルブシート部に穿孔されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁弁。 - 前記プランジャ室は、前記コイル冷却用流体通路の一部をなし、天穴は前記プランジャの中心軸から外れた位置に設けられている
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電磁弁。
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