JP3705669B2 - Hydraulic vehicle disc brake system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や自動二・三輪車を始めとする各種の走行車両にあって、液圧マスタシリンダで昇圧した作動液によってディスクブレーキを作動するようにした液圧式の車両用ディスクブレーキ装置に係り、詳しくはキャリパピストンのノックバックを防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車や自動二輪車に用いられる液圧式ディスクブレーキ装置は、液圧発生源となる液圧マスタシリンダと、車輪の近傍に配設される液圧式ディスクブレーキのキャリパとを液圧配管で接続して構成されている。運転者のブレーキ操作によって、液圧マスタシリンダのマスタ液圧室で昇圧された作動液は、液圧配管を通してディスクブレーキのキャリパ液圧室へ供給され、キャリパシリンダ孔内にピストンシールにて保持されるキャリパピストンを押動して、摩擦パッドのライニングをディスクロータの側面へ摺接させて制動作用を行なうようになっている。(例えば、実開昭63−81793号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成にあっては、制動解除後のキャリパピストンが、車両のコーナリング走行による横荷重やディスクロータの歪み,ピストンシールの熱膨張等によって、所定の後退位置よりもキャリパシリンダ孔の底部方向へ押し戻されてしまう、いわゆるノックバックを生じることがあり、爾後の制動操作を行なった際に、ブレーキ操作子の遊びストロークが増大したり、キャリパピストンのストロークが延びて初期制動の立ち遅れを招く、といった不具合が懸念される。
【0004】
そこで本発明は、キャリパピストンのノックバックを有効に防止して、上述の不具合を解消することのできる液圧式車両用ディスクブレーキ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的に従って、ディスクブレーキのキャリパに穿設されたキャリパシリンダ孔に、ピストンシールを介してキャリパピストンを内挿し、液圧マスタシリンダのマスタシリンダ孔にマスタピストンを内挿して、前記キャリパシリンダ孔の底部とマスタシリンダ孔の底部に画成されたキャリパ液圧室とマスタ液圧室とを液圧配管にて接続し、該マスタ液圧室と、別途に作動液を貯留するリザーバの貯液室とをリリーフポートにて連通させた液圧式車両用ディスクブレーキ装置において、前記リリーフポートに、常時は前記貯液室と前記マスタ液圧室との連通を遮断するリリーフバルブを設けて、該リリーフバルブを、前記キャリパピストンがピストンシールを弾性変形させながら作動方向へ動き出す液圧以上で、且つ前記キャリパピストンが前記ピストンシールとの摩擦抵抗に打ち勝って単独で作動する液圧までの範囲で開弁するよう設定すると共に、非作動時の前記マスタ液圧室からキャリパ液圧室間の液圧経路中に、前記キャリパピストンが前記ピストンシールとの摩擦抵抗に打ち勝って、作動方向へ単独で作動する液圧以下の液圧を設定したことを特徴としている。
【0006】
リリーフバルブの閉弁によって閉鎖された液圧経路中の液圧は、非作動状態に復帰した際のマスタ液圧室からキャリパ液圧室までの液圧経路の残留液圧となる。この残留液圧は、キャリパピストンがピストンシールとの摩擦抵抗に打ち勝って、作動方向へ単独移動する液圧までの範囲で設定されるため、キャリパピストンが所定の後退位置へロールバックする際に妨げとはならず、また所定の後退位置に復帰したキャリパピストンの背面には、それ以上の押し込みを阻止する抗力として作用する。
【0007】
従って、制動解除後の摩擦パッドがディスクロータの歪みによって叩かれたり、車両のコーナリング走行による横荷重やピストンシールの熱膨張等によって、キャリパピストンが所定の後退位置よりもキャリパシリンダ孔の底部方向へ押し戻されようとした場合に、キャリパピストンのノックバックが、液圧経路内の設定された液圧の範囲で防止される。
【0008】
また、キャリパピストンに対する押し込み力が、液圧経路内の残留液圧よりも大きい場合には、リリーフバルブが開弁してマスタ液圧室内の作動液がリリーフポートからリザーバの貯液室へ流入して行き、キャリパピストンに対する押し込み力が、リリーフバルブのセット荷重以下になった段階で、リリーフバルブが再び閉じて、マスタ液圧室と貯液室との連通を遮断する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を自動二輪車のフロントブレーキに適用した一形態例を、図面に基づいて説明する。
自動二輪車のフロント用ディスクブレーキ装置1は、ブレーキレバー2と共にハンドルバーに取着される液圧マスタシリンダ3と、前輪回りに配設される液圧式のディスクブレーキ4と、液圧マスタシリンダ3の出力ポート5及びディスクブレーキ4の入力ポート6とをつなぐ液圧配管7とからなっている。
【0010】
上記液圧マスタシリンダ3は、横長のシリンダボディ8の上部に、作動液を貯留するリザーバ9を備えたリザーバ一体型で、シリンダボディ8に穿設された有底のマスタシリンダ孔10にマスタピストン11を内挿して、マスタピストン11とマスタシリンダ孔10の底壁8aとの間に、マスタ液圧室12を画成している。
【0011】
マスタピストン11の前後部外周には、プライマリカップ13aとセコンダリカップ13bとが嵌着されていて、マスタ液圧室12を液密にシールしている。プライマリ13aとセコンダリカップ13bに挟まれたマスタピストン11の小径軸部外周は、マスタ液圧室12の補助液室14となっており、マスタシリンダ孔10とリザーバ9の貯液室15とを仕切る隔壁8bには、マスタ液圧室12と貯液室15とを連通するリリーフポート16と、補助液室14と貯液室15とを連通するサプライポート17とが設けられている。
【0012】
マスタシリンダ孔10の底壁8aには、前述の出力ポート5がマスタ液圧室12に連通して設けられており、底壁8aとマスタピストン11との間に、コイル状のリターンスプリング18が縮設されている。非作動時のマスタピストン11は、リターンスプリング18の弾発力にてマスタシリンダ孔10の開口部方向へ付勢され、その後退限を、マスタシリンダ孔10の開口部に係着した止め輪19との当接にて規制されており、マスタシリンダ孔10の開口部から突出するマスタピストン11の後端に、前述のブレーキレバー2を当接させている。
【0013】
前記ディスクブレーキ4は、前輪と一体に回転するディスクロータ20と、該ディスクロータ20の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット21と、該キャリパブラケット21に固設されたスライドピン22にて、ディスク軸方向へ移動可能に支持されるピンスライド型のキャリパ23と、該キャリパ23の作用部23a及び反作用部23bとの間に、前記ディスクロータ20を挟んで対向配置される一対の摩擦パッド24,24とを持っている。
【0014】
作用部23aには、有底のキャリパシリンダ孔25がディスクロータ側に開口して設けられ、該キャリパシリンダ孔25にコップ状のキャリパピストン26がピストンシール27を介して液密且つ移動可能に内挿されている。キャリパピストン26とキャリパシリンダ孔25の底壁23cとの間にはキャリパ液圧室28が画成され、該キャリパ液圧室28に前記入力ポート6が連通して設けられている。
【0015】
前記リリーフポート16の貯液室側は、隔壁8bに隆起するボス部8cに開口しており、該リリーフポート16の貯液室側開口部にリリーフバルブ29が設けられている。リリーフバルブ29は、小径のガイドステム30aをリリーフポート16内に突出させて、リリーフポート16の中心軸上に上下動自在に配設されるバルブピストン30と、該バルブピストン30に嵌着される筒状のバルブシール31と、バルブピストン30を覆ってボス部8cに嵌着される篭型のリテーナ32と、該リテーナ32とバルプピストン30との間に縮設されるバルブスプリング33とからなっている。
【0016】
バルブスプリング33には、制動時の前記キャリパピストン26が、ピストンシール27を摩擦抵抗によって弾性変形させながら、キャリパシリンダ孔25を開口部方向へ動き出す作動開始液圧以上で、該キャリパピストン26が、ピストンシール27との摩擦抵抗に打ち勝って、キャリパシリンダ孔25の開口部方向へ単独で作動する単独作動液圧までの範囲のセット荷重が設定されている。通常時のリリーフバルブ29は、バルブピストン30をリリーフポート16方向へ弾発して、バルブシール31の下縁をリリーフポート16の貯液室側開口部外周に着座させ、マスタ液圧室12と貯液室15との連通を遮断しており、マスタ液圧室12内の作動液がキャリパピストン26の単独作動液圧以上に昇圧した場合に、バルブピストン30がキャリパピストン26の作動液によって押し上げられ、バルブシール31がリリーフポート16の貯液室側開口部外周より離間して、マスタ液圧室12内の作動液がリリーフポート16へ流入するようになっている。
【0017】
リリーフバルブ29の閉弁によって閉塞されたマスタ液圧室12からキャリパ液圧室28までの液圧経路には、図1に示す非作動状態にあって、予めキャリパピストン26の単独作動液圧以下、即ちキャリパピストン26がピストンシール27との摩擦抵抗に打ち勝って、キャリパシリンダ孔25の開口部方向へ単独で作動するよりも小さい液圧が設定されている。
【0018】
ブレーキレバー2を握り操作しない非作動状態では、マスタピストン11が図1に示す後退限位置にあって、マスタピストン11の先端はリリーフポート16よりもマスタシリンダ孔10の開口部側に後退しているが、マスタ液圧室12と貯液室15とは、リリーフバルブ29の閉弁によって連通が遮断され、液圧経路に、キャリパピストン26の単独作動液圧以下の液圧が保持されている。
【0019】
このような設定から、ライダーがブレーキレバー2を握り操作すると、マスタピストン11がマスタシリンダ孔10を底部方向へ押動され、マスタ液圧室12内の作動液を昇圧して行く。マスタ液圧室12で昇圧された作動液は、出力ポート5から液圧配管7を通して、キャリパ23の入力ポート6よりキャリパ液圧室28へ供給され、キャリパピストン26を押動する。キャリパピストン26は、ピストンシール27を弾性変形させながら、キャリパシリンダ孔25を開口部方向へ作動し、作用部側の摩擦パッド24を押動して、該パッド24のライニング24aをディスクロータ20の一側面に押圧する。
【0020】
次に、キャリパ23が、キャリパピストン26からの制動反力を受けて作用部23a方向へスライドして、反作用部23bの反力爪23dが反作用部側の摩擦パッド24を押動し、該パッド24のライニング24aをディスクロータ20の他側面に押圧して、制動作用が行なわれる。
【0021】
また、ブレーキレバー2の握り操作を解除すると、マスタピストン11が、リターンスプリング18の弾発力によって、止め輪19に係止される後退限位置に復帰し、同時にキャリパ液圧室28内の作動液がマスタ液圧室12側へ還流して行き、作動液による押圧を解除されたキャリパピストン26が、ピストンシール27の復元力によってキャリパシリンダ孔25を底部方向へロールバックし、所定の後退位置に復帰する。
【0022】
非作動状態に復帰した際のマスタ液圧室12からキャリパ液圧室28までの液圧経路には、予め設定されたキャリパピストン26の作動開始液圧〜単独作動液圧の範囲の液圧が残留する。この残留液圧は、最大でも、キャリパピストン26の単独作動液圧以下に設定されているため、ピストンシール27の復元力によるキャリパピストン26のロールバックを妨げることはなく、制動解除後のキャリパピストン26を所定の後退位置へ確実にロールバックさせて、摩擦パッド24のライニング24aの引摺りを有効に防止する一方、所定の後退位置に復帰したキャリパピストン26の背面に、それ以上の押し込みを阻止する抗力として作用する。
【0023】
これにより、制動解除後の摩擦パッド24がディスクロータ20の歪みによって叩かれたり、車両のコーナリング走行による横荷重やピストンシール27の熱膨張等によって、キャリパピストン26が所定の後退位置よりもキャリパシリンダ孔25の底部方向へ押し戻されようとした場合に、キャリパピストン26のロールバックが、液圧経路内の残留液圧によって作動開始液圧〜単独作動液圧の範囲で有効に防止される。
【0024】
また、キャリパピストン26に対する押し込み力が大きく、液圧経路内の作動液がキャリパピストン26の単独作動液圧以上に昇圧した場合には、リリーフバルブ29のバルブピストン30がバルブスプリング33の弾発力に抗して押し上げられ、バルブシール31がリリーフポート16の貯液室側開口部外周より離間して、液圧経路内の作動液がリリーフポート16から貯液室15へ流入て行き、単独作動液圧と同圧以下になった段階で、バルブシール31が再びリリーフポート16の貯液室側開口部外周に着座して、マスタ液圧室12と貯液室15との連通を遮断する。
【0025】
尚、上述の形態例では、液圧マスタシリンダをリザーバ一体型で説明したが、本発明は、リザーバとは別体の液圧マスタシリンダにも適用が可能である。またリリーフバルブは、リリープポート中またはリリープポートの貯液室側に設けることが適当であるが、マスタピストンの作動を妨げない範囲であれば、リリーフポートのマスタ液圧室側に設けても差支えない。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、液圧マスタシリンダのマスタ液圧室とリザーバの貯液室とを連通するリリーフポートに、常時は貯液室とマスタ液圧室との連通を遮断するリリーフバルブを設けて、該リリーフバルブを、キャリパピストンがピストンシールを弾性変形させながら、作動方向へ動き出す液圧以上で、キャリパピストンがピストンシールとの摩擦抵抗に打ち勝って単独で作動する液圧までの範囲で開弁するよう設定し、非作動時の前記マスタ液圧室からキャリパ液圧室間の液圧経路中に、キャリパピストンがピストンシールとの摩擦抵抗に打ち勝って、作動方向へ単独で作動する液圧以下の液圧を設定したことにより、キャリパピストンのロールバックを許容して、摩擦パッドをディスクロータの側面から確実に離間させ、ディスクロータの引摺りによるライニングの偏摩耗を有効に防止しつつ、制動解除後の摩擦パッドがディスクロータの歪みによって叩かれたり、車両のコーナリング走行による横荷重やピストンシールの熱膨張等によって、キャリパピストンが所定の後退位置よりもキャリパシリンダ孔の底部方向へ押し戻されようとすることがあっても、キャリパピストンのノックバックを、液圧経路内に設定された液圧の範囲で有効に防止することができるので、ブレーキ操作子の遊びストロークが増大したり、キャリパピストンのストロークが延びて初期制動が立ち遅れるなどの不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例を示す液圧式車両用ディスクブレーキ装置の概略図
【図2】本発明の一形態例を示す図1の要部拡大図
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ装置
2…ブレーキレバー
3…液圧マスタシリンダ
4…ディスクブレーキ
5…出力ポート
6…入力ポート
7…液圧配管
8…シリンダボディ
9…リザーバ
10…マスタシリンダ孔
11…マスタピストン
12…マスタ液圧室
15…貯液室
16…リリーフポート
17…サプライポート
20…ディスクロータ
21…キャリパブラケット
22…スライドピン
23…キャリパ
23a…作用部
23b…反作用部
24…摩擦パッド
24a…ライニング
25…キャリパシリンダ孔
26…キャリパピストン
27…ピストンシール
28…キャリパ液圧室
29…リリーフバルブ
30…バルブピストン
31…バルブシール
32…リテーナ
33…バルブスプリング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a hydraulic vehicular disc brake device that operates a disc brake with hydraulic fluid that has been boosted by a hydraulic master cylinder in various traveling vehicles such as automobiles and motorcycles and tricycles. More particularly, the present invention relates to a structure that prevents knockback of the caliper piston.
[0002]
[Prior art]
A hydraulic disc brake device used in automobiles and motorcycles is configured by connecting a hydraulic master cylinder, which is a source of hydraulic pressure, and a caliper of a hydraulic disc brake, which is arranged in the vicinity of the wheels, through hydraulic piping. Has been. The hydraulic fluid boosted in the master hydraulic chamber of the hydraulic master cylinder by the brake operation of the driver is supplied to the caliper hydraulic chamber of the disc brake through the hydraulic piping, and is held by the piston seal in the caliper cylinder hole. The caliper piston is pushed to bring the friction pad lining into sliding contact with the side surface of the disc rotor to perform a braking action. (For example, refer to Japanese Utility Model Publication No. 63-81793)
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In such a configuration, the caliper piston after braking is released from the predetermined retracted position toward the bottom of the caliper cylinder hole due to lateral load due to vehicle cornering, distortion of the disk rotor, thermal expansion of the piston seal, etc. May cause so-called knockback that is pushed back to the rear, and when a braking operation is performed later, the play stroke of the brake operator increases, or the stroke of the caliper piston extends, causing a delay in initial braking, There are concerns about such problems.
[0004]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a hydraulic vehicle disc brake device that can effectively prevent knockback of a caliper piston and solve the above-mentioned problems.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In accordance with the above-described object, the present invention inserts a caliper piston into a caliper cylinder hole drilled in a caliper of a disc brake via a piston seal, and inserts a master piston into a master cylinder hole of a hydraulic master cylinder. A caliper hydraulic chamber and a master hydraulic chamber defined at the bottom of the caliper cylinder hole and the bottom of the master cylinder hole are connected by a hydraulic pipe, and the hydraulic fluid is stored separately from the master hydraulic chamber. In the hydraulic vehicle disc brake apparatus in which the reservoir storage chamber communicates with the relief port, the relief port is provided with a relief valve that always blocks communication between the reservoir chamber and the master hydraulic chamber. The relief valve has a pressure higher than the hydraulic pressure at which the caliper piston moves in the operating direction while elastically deforming the piston seal, and the In the hydraulic pressure path between the master hydraulic pressure chamber and the caliper hydraulic pressure chamber when not operating, the piston is set to open within the range of up to the hydraulic pressure that operates independently by overcoming the frictional resistance with the piston seal. In addition, the caliper piston overcomes the frictional resistance with the piston seal, and a hydraulic pressure equal to or lower than the hydraulic pressure that operates independently in the operating direction is set.
[0006]
The hydraulic pressure in the hydraulic pressure path closed by closing the relief valve becomes the residual hydraulic pressure in the hydraulic pressure path from the master hydraulic pressure chamber to the caliper hydraulic pressure chamber when the non-operating state is restored. This residual fluid pressure is set in a range from the caliper piston overcoming the frictional resistance with the piston seal to the fluid pressure that moves alone in the operating direction, and this hinders the caliper piston from rolling back to the predetermined retracted position. In addition, the back surface of the caliper piston that has returned to the predetermined retracted position acts as a drag that prevents further pressing.
[0007]
Therefore, the caliper piston is moved from the predetermined retracted position toward the bottom of the caliper cylinder hole by the friction pad after the brake is released due to the distortion of the disc rotor, the lateral load due to the vehicle cornering traveling, the thermal expansion of the piston seal, etc. When pushing back, the caliper piston is prevented from knocking back within a set hydraulic pressure range in the hydraulic pressure path.
[0008]
In addition, when the pushing force against the caliper piston is larger than the residual fluid pressure in the fluid pressure path, the relief valve opens and the working fluid in the master fluid pressure chamber flows from the relief port into the reservoir reservoir. Then, when the pushing force against the caliper piston becomes equal to or less than the set load of the relief valve, the relief valve is closed again to cut off the communication between the master hydraulic pressure chamber and the storage chamber.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to a front brake of a motorcycle will be described with reference to the drawings.
A front disc brake device 1 for a motorcycle includes a hydraulic master cylinder 3 attached to a handlebar together with a
[0010]
The hydraulic master cylinder 3 is a reservoir-integrated type having a reservoir 9 for storing hydraulic fluid in an upper part of a horizontally
[0011]
A primary cup 13 a and a
[0012]
The aforementioned output port 5 is provided in the bottom wall 8a of the
[0013]
The disc brake 4 includes a
[0014]
The action portion 23a is provided with a bottomed
[0015]
The liquid storage chamber side of the relief port 16 is open to a
[0016]
In the
[0017]
The hydraulic pressure path from the master
[0018]
In a non-operating state in which the
[0019]
From this setting, when the rider grips and operates the
[0020]
Next, the caliper 23 receives the braking reaction force from the caliper piston 26 and slides in the direction of the action portion 23a, and the
[0021]
When the
[0022]
In the hydraulic pressure path from the master
[0023]
As a result, the caliper piston 26 is moved more than the predetermined retracted position by the
[0024]
Further, when the pushing force against the caliper piston 26 is large and the working fluid in the fluid pressure path is increased to a pressure higher than the single working fluid pressure of the caliper piston 26, the
[0025]
In the above-described embodiment, the hydraulic master cylinder has been described as an integrated reservoir. However, the present invention can also be applied to a hydraulic master cylinder separate from the reservoir. In addition, it is appropriate to provide the relief valve in the relief port or on the liquid storage chamber side of the relief port. However, if the relief valve does not interfere with the operation of the master piston, it should be provided on the master hydraulic pressure chamber side of the relief port. There is no problem.
[0026]
【The invention's effect】
According to the present invention, a relief port that communicates between the master hydraulic chamber of the hydraulic master cylinder and the reservoir chamber of the reservoir is provided with a relief valve that normally blocks communication between the reservoir chamber and the master hydraulic chamber, The relief valve opens so that the caliper piston is elastically deformed by the caliper piston and the hydraulic pressure is higher than the hydraulic pressure at which the caliper piston moves in the operating direction, and the caliper piston overcomes the frictional resistance with the piston seal and operates independently. The hydraulic pressure below the hydraulic pressure that operates independently in the direction of operation by overcoming the frictional resistance between the caliper piston and the piston seal in the hydraulic pressure path between the master hydraulic pressure chamber and the caliper hydraulic pressure chamber when not in operation. By setting the pressure, the caliper piston rollback is allowed, the friction pad is securely separated from the side of the disk rotor, and the disk rotor is dragged. The caliper piston moves back to the specified position due to the frictional force of the disc rotor being struck by the disc rotor, the lateral load due to vehicle cornering and the thermal expansion of the piston seal. Even if it is going to be pushed back toward the bottom of the caliper cylinder hole rather than the position, the knockback of the caliper piston can be effectively prevented within the range of the hydraulic pressure set in the hydraulic pressure path, Problems such as an increase in the play stroke of the brake operator or a delay in initial braking due to an extension of the caliper piston stroke can be solved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a hydraulic vehicle disc brake device showing an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an enlarged view of a main part of FIG. 1 showing an embodiment of the present invention.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
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