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JP3705645B2 - コンバインにおける方向指示器 - Google Patents

コンバインにおける方向指示器 Download PDF

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JP3705645B2
JP3705645B2 JP2581996A JP2581996A JP3705645B2 JP 3705645 B2 JP3705645 B2 JP 3705645B2 JP 2581996 A JP2581996 A JP 2581996A JP 2581996 A JP2581996 A JP 2581996A JP 3705645 B2 JP3705645 B2 JP 3705645B2
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JP
Japan
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grain tank
direction indicator
wall
threshing
combine
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JP2581996A
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JPH09191756A (ja
Inventor
昇一 佐藤
徹 岸
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セイレイ工業株式会社
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  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンバインの方向指示器の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバインにおいては、穀粒タンクに溜まり量が或る一定量になるとブザーを鳴らして警報を出していたのであるが操縦者はその警報装置を外して作業をしているのである。また、穀粒タンクの外壁に方向指示器を取り付けてはいるが穀粒タンクの内方までその灯火によって照射可能に取り付けているものはなかったのである。
そして、透過性の視認窓は方向指示器とはかけ離れた場所に設けられていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年では脱穀機の性能が向上しているので特に、早朝および薄暮の状態で収穫作業が可能であるが暗い状態では穀粒タンク内の1番物の残量や溜り量が確認出来ずに籾袋の交換が遅れて籾が溢れて機体上に落下したり、また、穀粒タンクへの揚穀筒ひいては脱穀機内に詰まりとなって脱穀作業の能率低下を招来していたのである。また、籾袋の交換等にも悪影響をおよぼしていたのである。
【0004】
本発明は、従来の方向指示器の取り付け構造を改良することにより早朝および薄暮の状態での収穫作業時操縦者や補助作業者は穀粒タンクの1番物の残量や溜まり量を確認しながら作業を行えるようにし、脱穀作業の能率向上を目的としているのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は前項に記載の目的を達成するために、走行機台(1)上の左側に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀機(D)搭載し、右側に操縦部(7)とエンジン(E)を配設し、その後側に脱穀処理した1番物を揚穀筒(19)によって揚上した1番物を一時貯留する穀粒タンク(2)を設け、その穀粒タンク(2)と脱穀機(D)を隣接し、この脱穀機(D)の前方に穀稈を刈り取る刈取部(B)を設けたコンバインにおいて、前記穀粒タンク(2)の外壁に透過性の視認窓(6)を設け、該視認窓(6)の近傍に、本体の移動方向を表示する方向指示器(3)を、前記穀粒タンク(2)の内壁から外壁へ向けて前記方向指示器(3)の照射部が外壁より一部突出するように嵌挿装架し、該方向指示器(3)の照射により前記視認窓(6)から穀粒タンク(2)内を確認できように構成したことを特徴とするコンバインの方向指示器。
【0006】
【作用】
走行機台(1)上の左側に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀機(D)搭載し、右側に操縦 部(7)とエンジン(E)を配設し、その後側に脱穀処理した1番物を揚穀筒(19)によって揚上した1番物を一時貯留する穀粒タンク(2)を設け、その穀粒タンク(2)と脱穀機(D)を隣接し、この脱穀機(D)の前方に穀稈を刈り取る刈取部(B)を設けたコンバインにおいて、前記穀粒タンク(2)の外壁に透過性の視認窓(6)を設け、該視認窓(6)の近傍に、本体の移動方向を表示する方向指示器(3)を、前記穀粒タンク(2)の内壁から外壁へ向けて前記方向指示器(3)の照射部が外壁より一部突出するように嵌挿装架し、該方向指示器(3)の照射により前記視認窓(6)から穀粒タンク(2)内を確認できように構成したことを特徴とするコンバインの方向指示器により、脱穀機により脱穀処理され1番物を貯留する穀粒タンクの内方を方向指示器の灯火によって照射することにより穀粒タンクの1番物の残量や溜まり量を視認することができるので籾が機台の上に漏れるのを確実に防止することができるとともに脱穀機の詰まりを未然に防ぐことも出来るので収穫作業の能率向上が図れるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に関して実施例図を参照して具体的に説明すると、この例図に示すコンバインの構成の概略は「図6」に示すように、走行機台(1)上の左側に脱穀機(D)を搭載し右側に操縦部(7)とエンジン(E)を上下の状態に配設し、その後側に穀粒タンク(2)を設けて、その穀粒タンク(2)を脱穀機(D)横に隣接し、脱穀機(D)の前方に刈取部(B)を設けるとともに、後方に藁カッターが連設されて、刈取部(B)で穀桿を刈取りその刈取穀桿を脱穀機(D)にフィードチェン(18)で搬送して脱穀処理し脱穀済の排藁を後方に搬出して藁カッターで細断し、脱穀処理された1番物は揚穀筒(19)により穀粒タンク(2)に貯留したのち籾袋または排出オーガにより適所に取出すようにしている。
【0008】
そして、脱穀機(D)は扱胴(9)と処理胴(11)を収蔵する扱室(10)からなり扱胴(9)に並設して扱室(10)の終端がわの送塵口(12)から送出されるものを処理する処理胴(11)がもうけられ前記扱胴(9)と処理胴(11)の下方に揺動選別装置(13)が横設されていて脱粒された籾が漏下して1番物となって揚穀筒(18)によって穀粒タンク(2)に貯留されるようになっているのである。
【0009】
その時、扱胴(9)の終端がわの送塵口(12)へ送出する部分のポケット部分に藁屑が滞溜して詰まりが発生するので「図4」および「図5」で示すように扱胴(9)の終端部に複数のスクレパー(14)を扱胴(9)円周上に複数個扱歯(15)と共締めし、かつ前記スクレパー(14)は扱歯(15)より高く突出するようにして固設している。そのことによりポケット部分に藁屑が滞溜して詰まりが発生するのを確実に防止し拡散させるようにしているのである。
【0010】
次に、「図2」(イ)と「図2」(ロ)によって本発明の要部を記載する。
「図2」(イ)は穀粒タンク(2)の要部を一部断面した図であるが穀粒タンク(2)に貫通孔(8)を開けてその貫通孔(8)を一部凹入させて透過性の取り付け座(4)に方向指示器(3)を締結具(5)で固定した状態で装備しているものを示し該方向指示器(3)のスイッチ(運転席の近傍に設置)ONで点灯することによりその灯火が透過性の取り付け座(4)を透過して穀粒タンク(2)の内方まで照射して一番物の量を確認できるとともに視認窓(6)から容易に1番物の残量や、溜まり量を確認しながら作業できるように設けている。
【0011】
視認窓(6)は穀粒タンク(2)の外壁に貫通孔(8)を設け、その貫通孔(8)を透過性の樹脂板(16)等で塞ぎ、1番物が漏れるのを防止するのと、ともに内部が確認出来るのである。
また、「図2」(ロ)は別の実施例で穀粒タンク(2)の外壁を、穀粒タンク(2) 内方へ向けて方向指示器(3)の照射部の先端部が突出するように嵌挿可能に屈曲形成した取付け用のを設け、この孔に穀粒タンク(2)の内壁から外壁へ向けて方向指示器(3)の照射部の先端部が穀粒タンク(2)の外壁より突出するように嵌挿して穀粒タンク(2)の外壁に装架している。
そして、この方向指示器(3)点灯は運転席の近傍に設置したスイッチをONすることで点灯することにより、方向指示器(3)の照射部の基部側により穀粒タンク(2)の内方を照射して、穀粒タンク(2)の内方を照射して1番物の量を確認できるとともに、視認窓(6)から容易に1番物の残量や、溜まり量を確認しながら作業できるように設けている。
【0012】
方向指示器(3)と視認窓(6)は前記方向指示器(3)の点灯により穀粒タンク(2)の内部に灯火が当たっていることが確認できるような近い位置に双方を近づけて配置している。視認窓(6)からは容易に穀粒タンク(2)の1番物の量が確認できるので操縦者および補助作業者は穀粒タンク(2)の1番物を確認しながら収穫作業が可能となるのである。
【0013】
【発明の効果】
走行機台(1)上の左側に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀機(D)搭載し、右側に操縦部(7)とエンジン(E)を配設し、その後側に脱穀処理した1番物を揚穀筒(19)によって揚上した1番物を一時貯留する穀粒タンク(2)を設け、その穀粒タンク(2)と脱穀機(D)を隣接し、この脱穀機(D)の前方に穀稈を刈り取る刈取部(B)を設けたコンバインにおいて、前記穀粒タンク(2)の外壁に透過性の視認窓(6)を設け、該視認窓(6)の近傍に、本体の移動方向を表示する方向指示器(3)を、前記穀粒タンク(2)の内壁から外壁へ向けて前記方向指示器(3)の照射部が外壁より一部突出するように嵌挿装架し、該方向指示器(3)の照射により前記視認窓(6)から穀粒タンク(2)内を確認できように構成したことを特徴とするコンバインの方向指示器により、穀粒タンクの内部に方向指示器の明かりが当たり籾の残り量や溜まり量が確認できる。方向指示器を通常の灯火の代替として利用できるので別に灯火を設ける必要がなく安価に出来るのである。さらに、方向指示器と視認窓の近傍に設けたので灯火が十分に操縦者や補助作業者から確認できるので作業能率の向上と収穫した籾の損失を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の要部である穀粒タンクに方向指示器と視認窓を設けた斜視図である。
【図2】(イ)は方向指示器の取り付け構造を示す第1実施例の要部の一部断面図、
(ロ)は方向指示器の取り付け構造を示す第2実施例の要部の一部断面図である。
【図3】 穀粒タンクに方向指示器を取り付けた別の実施例を示す説明図である。
【図4】 扱胴にスクレパーを取り付けた状態と送塵口の位置関係を示す概略図である。
【図5】 スクレパーと扱歯との取り付けを示す断面図である。
【図6】 コンバインの外形斜視図である。
【符号の説明】
B 刈取部
D 脱穀機
E エンジン
1 走行機台
2 穀粒タンク
3 方向指示器
4 取り付け座
6 視認窓
7 操縦部
19 揚穀筒

Claims (1)

  1. 走行機台(1)上の左側に刈取穀稈を脱穀処理する脱穀機(D)搭載し、右側に操縦部(7)とエンジン(E)を配設し、その後側に脱穀処理した1番物を揚穀筒(19)によって揚上した1番物を一時貯留する穀粒タンク(2)を設け、その穀粒タンク(2)と脱穀機(D)を隣接し、この脱穀機(D)の前方に穀稈を刈り取る刈取部(B)を設けたコンバインにおいて、前記穀粒タンク(2)の外壁に透過性の視認窓(6)を設け、該視認窓(6)の近傍に、本体の移動方向を表示する方向指示器(3)を、前記穀粒タンク(2)の内壁から外壁へ向けて前記方向指示器(3)の照射部が外壁より一部突出するように嵌挿装架し、該方向指示器(3)の照射により前記視認窓(6)から穀粒タンク(2)内を確認できるように構成したことを特徴とするコンバインの方向指示器。
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