JP3704033B2 - トランスファスライドにおけるワーク送り量調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスファプレス機のトランスファスライド装置に関し、さらに詳しくは、トランスファ装置において、基準工程間距離で往復動する第1トランスファ機構と、第1トランスファ機構上で往復動可能とした第2トランスファ機構に取り付けられたフィンガの移動端位置を変更し、そのフィンガと次工程のフィンガとの距離を調整するトランスファ装置における送り量調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
トランスファ装置において1つのフィンガの移動量を変更するものとして特開昭53−45781号が知られている。このものは、トランスファバーに複数個設けた内の1個のフィンガをトランスファ方向と直角方向に進退自在に設け、常時突出方向にばねで付勢しておき、移送ストロークの途中において把持したいワーク位置に対応して固定したカムによって、フィンガを開きカムを通過すると同時にワークを把持するようにしたものであって、残りのストロークの分ワークを移送させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術ではワークの移送量がトランスファ装置の規定移送ストロークの整数倍でない場合にもワーク移送を可能とすることができる。即ち規定移送ストロークの移送途中にこのストロークを変えることなく短い移送ストロークを付加することはできる。しかしながら長い移送ストロークで移送したものを基準ストロークにのせることはできない。本発明は、帯材から多数個を同時にブランキングする場合はダイ幅が長くなり、またブランキングするワーク素材が大きい場合はダイが大きくなり、次工程のダイとの干渉をさけるためにブランキング位置と次工程の加工位置との距離が後工程の基準工程間距離より大きくなるが、後工程をこの大きな工程間距離に合わせた工程間距離にすると、ダイセット幅が大きくなるという問題を解決するため、後の基準工程間距離で移送できるように工程1の少なくとも1個のフィンガのワーク送り量を調整する装置を提供しようとするものである。また、トランスファプレスにより製品を2個同時に送りながら加工する場合、ブランキングのピッチ寸法は金型の工程間寸法に合わせなければならず、材料歩留まりが悪くなるという問題を改善したワーク送り量調整装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本請求項1の発明のトランスファスライドにおけるワーク送り量調整装置は、帯材の4列の抜き列のうち、1列,2列をBライン、3列,4列をAラインとして1工程でBライン及びAラインのそれぞれの奇数列又は偶数列毎にブランキングした2個ずつのワークを1工程で加工する加工工程を直列に設けて直列の2つの加工ラインを形成し、工程1で帯材からブランキングした2個のワークを順次つぎの加工工程に移送し、各加工工程で2つのワークに変形加工を行うプレス機のトランスファ装置において、
ラムの上下動に同期回転するトランスファカムからカムフォロアを介してトランスファ方向に往復移動可能に設けたトランスファ基体と、
該トランスファ基体に連結してプレス機下台上でBラインの工程 1 以降及びAラインの工程2以降の基準工程間距離Pを往復動する第1トランスファバーと、該第1トランスファバーに開閉可能に設けられ工程1の2つのワークの内工程2から遠い側のAラインのワークを除く各加工ラインのワークを把持するそれぞれ間隔がP/2の複数の第1フィンガとを備える第1トランスファ機構と、
前記第1トランスファバー上に突設したレール上をリニアガイドで摺動可能に支持されている第2トランスファバーと、該第2トランスファバーに開閉可能に設けられ前記基準工程間距離Pより長い距離でかつワークの直径D及び配列で決まる2つのブランキング位置の工程1のワークの内工程2から遠い側のAラインのワークを把持する第2フィンガとを備え前記第2フィンガをトランスファ方向にアクチュエータにより独立して往復移動可能に前記トランスファ基体と前記第1トランスファバーの上に設けられた第2トランスファ機構とを含んでなり、
前記第1トランスファ機構により前記第1フィンガがワークを次の工程に移送する間に前記第2トランスファ機構により工程1の工程2から遠い側のAラインのワークを把持する前記第2フィンガを前進させて次工程の第1フィンガとの距離を前記基準工程間距離Pに調整するものである。
本願請求項2のトランスファスライドにおけるワーク送り量調整装置は、前記ワークの直径D及び配列で決まるブランキング位置の前記奇数列間又は偶数列間の距離は2・cos30°・(D+t)であり、前記第2トランスファ機構により工程1の前記工程2から遠い側のAラインのワークを把持する前記第2フィンガを前進させ付加する距離は、2・cos30°・(D+t)−P/2である。
【0005】
請求項1の発明によれば、第1トランスファ装置の上に独立して作動する第2トランスファ装置を設けて、工程2以降の工程間の基準工程間距離Pに工程1と工程2間の工程間距離とこのPとの差分pを第1トランスファ装置の稼働中に第2トランスファ装置に付加して、ワークを基準工程間距離で移送できる位置に移送するものであるので、次工程以降の工程間距離を工程1,2間の工程間距離にとらわれることなく短くすることができ、ダイセットがコンパクト化される。
【0007】
また、直列した2列の加工ラインを設けて広幅帯材から加工ライン2列の倍のワークを効率良く抜くようにできるので材料の歩留まりが向上する。すなわち、工程1で帯材から2個のワークを同時にブランキングするとき、工程1の1個のフィンガを前進させ基準工程間距離に調整することができるので、工程2以降の基準工程間距離と無関係にブランク径に応じた最適な材料取りができるので最適な歩留まりとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施例1を、トランスファ装置の平面を示す図1、トランスファ装置のA矢視図で一部を断面で示した図2、第2トランスファ機構の駆動空気圧回路を示す図3、ブランキングの工程の位置の図1のC−C線断面を示す図4、絞り工程の位置の図1のB−B線断面を示す図5にもとづき説明する。
【0011】
公知のトランスファプレスに取り入れたトランスファ装置において、先ず第1トランスファ機構について、ボルスタ1の側面に載置台2が締着されていて、トランスファ方向の前側後側にブラケット3A,3Bが設立されており、2本の案内棒4,4が支持固定されている。この案内棒4,4に跨がって前側後側に2個のスライダ6A,6Bが摺動可能に案内されており、このスライダ6A,6Bを連結板7で連結してトランスファ基体をなしている。2本の案内棒4,4の間で連結板7、載置台2を貫通して駆動軸8が上下方向に貫通している。
【0012】
この駆動軸8はプレス機の機台に回転可能に軸承されるとともにラムの上下動に同期して回転するように連結されている。そして駆動軸8にはトランスファ装置のフィンガを加工位置の基準工程間距離P往復動させる円板カム9がキー着されていて、カムは一体回転される。連結板7には円板カム9を180度離れて挟むよう配置されたカムフオロア11A,11Bが回転可能にピン12A,12Bに枢支されている。このためトランスファ基体は円板カム9の回転でカムリフト量忠実に往復移動される。
【0013】
トランスファ基体の連結板7の前端には取付板13がボルトで締着されていて、この取付板13にはプレス機のボルスタ1に載置された下台14上でトランスファ方向に移動可能で各加工位置の両側においてトランスファ方向に長く延在する平行な2本の第1トランスファバー16A,16Bが取着されている。この第1トランスファバー16A,16Bには各工程の加工位置に対応してフィンガが設けられている。
【0014】
フィンガについて第1トランスファバーが前進した図1の状態において説明する。
実施例では各1工程で2個を加工する複数の工程が設けられていて、1個のワークは2本のライン即ちAラインとBラインのいずれかで加工される。各ラインの工程間基準距離はPであってフィンガの移動距離はPである。2本のA,Bラインは一線上に形成されるので、AラインとBラインのフィンガはP/2間隔で交互に配列されることになる。
【0015】
このP/2の加工位置に対応するように、フィンガ17A1;17B1、17A2;17B2、17A3;17B3、17A4;17B4……が第1トランスファバー16A,16B上に一対として配置されている。フィンガは第1トランスファバー16A,16Bのそれぞれに互いの把持面17Aa,17Ba(図1,図5)を対向させた状態で設けられていて、フィンガ17A1は第1トランスファバー16Aとカバー19Aを貫通するピン18Aで枢支され、またフィンガ17B1は同じく第1トランスファバー16Bとカバー19Bを貫通するピン18Bで枢支され回転可能である。そしてフィンガ17A1,17B1はそれぞればね21でフィンガが閉じる方向に常時付勢されている。他のフィンガも同じである。
【0016】
次に第2トランスファ機構について、トランスファ基体の連結板7上の前側にスタンド22A、連結板7が締着されているスライダ6Bの後面に取り付けられたアングルブラケット25上にスタンド22Bが設立されていて、駆動軸8を挟んで2本の平行な支持棒23A,23Bがスタンド22A,22Bを摺動可能に貫通して前後に突出している。この支持棒23A,23Bの両端は連結片24A,24Bで四角形の枠体に結合されている。前側の連結片24Aは両端がL形をなし、そのそれぞれのL形の水平部に第2トランスファバー26A,26Bがボルトにより平行に締着されている。そして第2トランスファバー26A,26Bは第1トランスファバー16A,16B上に突設したそれぞれのレール27A,27B上をリニアガイド28A,28Bで摺動可能に支持されている。第2トランスファバー26A,26Bの先端には前述したフィンガと同じ構成でなる一対のフィンガ17A0,17B0がそれぞればねにより常時閉じ方向に対勢されている。
【0017】
またトランスファ基体のスライダ6Bの後面に取りつけられた前記アングルブラケット25には、エアアクチュエータ29が2本の支持棒23A,23Bの二等分線上に取着されている。そのピストンロッド29aは先端で連結片24Bと一体に結合されている。エアアクチュエータ29の作動回路を示す図3において、圧力空気供給源よりバルブ61,フィルタ62,圧力計付圧力調整器63,ルブリケータ64を経て流路68は2位置電磁切換弁65を経て流路69より逆止弁付流量調整弁66を経てエアアクチュエータ29の前室29bに接続されている。一方、エアアクチュエータ29の後室29cより逆止弁付流量調整弁67を経て流路71が2位置電磁切換弁65に接続されている。そして2位置電磁切換弁65からの排気はそれぞれ消音器72,73を経て大気に放出される。なお本実施例においては逆止弁付流量調整弁66は、第2トランスファバー26A,26Bの前進移動がクランク角度80度の間でできるように絞りが調整されている。また逆止弁付流量調整弁67も後退工程の移動がクランク角度80度になるように絞りが調整されているものである。
【0018】
次に工程1のブランキング工程におけるパンチとダイの関係、並びに工程2の空工程のワーク保持機構を示す図1C−C断面図の図4にもとづいて説明する。
【0019】
下台14上に設けられたダイホルダ31には、2個同時にブランキングするため抜きダイ32A,32Bが後述する4列の抜き列の奇数列の抜き間隔にボルトにより締着されている。また抜きダイ32A,32Bの下側にそれぞれ同心に第1回の絞りを行う絞りダイ33A,33Bが固着されている。そして絞りダイ33A,33Bの絞り穴より少し大きな穴がダイホルダ31を貫通している。ダイホルダ31の下面の貫通穴位置に半円形のかん払い34A,34Bが、かん払い案内36A,36Bにより紙面に垂直方向にかん払い位置と退避位置に移動可能に案内されている。このかん払い34A,34Bはラムの下降工程で退避位置にあり、下死点でかん払い位置に前進されるようラムに同期して進退移動される。ワーク素材を打ち出す帯材Wは抜きダイ32A,32B上を紙面の垂直方向に送り出され、この帯材の案内板37がダイホルダ31上に取着されている。案内板37は抜きパンチ4が通過する窓を有し帯材が蛇行できる案内幅を有する。
【0020】
一方図示しないラムによって上下動されるプレススライドには上台42が取り付けられており、抜きダイ32A,32Bと同心にそれぞれパンチホルダ43A,43Bが図示しないボルトにより固定されている。そしてこのパンチホルダ43A,43Bに同心にそれぞれ中空の円筒形抜きパンチ44A,44Bがその上端をパンチポルダ43A,43Bの底に当接してキーによって固着されている。それぞれの抜きパンチ44A,44Bの中心穴にはブシュ46A,46Bを介してパンチ軸47A,47Bが上下摺動可能に挿通されている。
【0021】
また上台42に抜きパンチの位置調整のための調整ねじ48A,48Bが螺装されていて、その下端はパンチポルダ43A,43Bの上面に当接されている。この調整ねじ48A,48Bはブシュ49A,49Bを介して、パンチ軸47A,47Bをブシュ46A,46Bとで上下移動可能に軸承している。パンチ軸47A,47Bの下端には絞りパンチ51A,51Bがボルトにより締着されていて、上方移動端位置で抜きパンチ44A,44Bの中心穴内に没する状態に収容される。工程1の2位置で行うブランキングの抜きダイの直径が大きいので干渉をさけるため本実施例では工程2は空加工工程とする。
【0022】
工程2の空工程のAライン,Bライン加工位置において、下台14に穿設した貫通穴に、図示しないラムの上下動に同期して回転されるカムにより上下動される作動軸81A,81Bが挿通されている。そしてその軸上端にフィンガ開口筒82A,82Bが取り付けられている。このフィンガ開口筒82A,82Bはフィンガの移送端で把持されているワークW1A,W1Bのフィンガ17A0,17B0,17A1,17B1を開口するとともに、収容する凹部82Aa,82Baが設けられている。さらに中心にはワークW1A,W1Bの底面と当接してダイホルダ31の底面に取着した当て板86とで挟持する押圧子83A,83Bが上昇端を規定して上下移動可能に設けられており、作動軸81A,81Bの上端との間に介挿されたばね84によって常時上方に付勢されている。この構成により工程2の空工程においてワークが一時的に滞留させられる。
【0023】
次に3工程以降の絞りの工程におけるパンチとダイの関係を図5にもとづき説明する。下台14の加工位置に絞りダイ55が収容固定されている。また絞りダイ55のダイ穴と同心の貫通穴にノックアウト56が下台14を貫通して設けられていて図示しないばねにより常時はダイ55の上面と同一面の上位置で位置決めされている。一方上台42に設けられたパンチホルダには深絞り用のパンチ57がダイ55と同心に配置されている。さらにスプレッダ58がパンチ57に摺動可能に外装されている。パンチ57の下降とともにスプレッダ58は下降してフィンガ17A3,17B3に当接してフィンガのフラット面17Aa,17Baを押し広げ、ワークの把持を開放させる。パンチの下降で絞られるワークはその下面にノックアウト56の上面が当接してパンチ57とで挟持した状態で絞り出され、パンチの上昇とともにスプレッダ58の下面でかん払いされたワークをノックアウト56はワーク移送ラインに押し上げる。
【0024】
以上でトランスファ装置の第1トランスファ機構,第2トランスファ機構並びにパンチ,ダイとの構成を説明した。次いで図6に示す加工例においてブランキングの工程1と工程2との間隔について説明する。いま帯材Wから4列のワークを経済的にブランキングする場合を考える。その材料分溜まりを考慮して、A,Bの2ライン用の1工程2個のブランクを打ち抜くには理論上図6に示すようにAライン用に第3列,第4列、Bライン用に第1列,第2列の計4列が並列して打ち抜かれる。図の右側を第1列とし偶数ラインの2,4列は奇数ライン(1,3列)に対し、ワークの直径Dの1/2送り出し方向にずれて、且つ幅方向にはcos30°・Dにずれた位置となる。実施に際してはブランク打ち抜き後に帯材が繋がるようにワーク間に幅tをとる。
【0025】
そのため図示しない帯材送り装置は以下のような動きをさせる構造を有するものである。即ち図6のaではブランキング位置でワーク1,1として打ち抜かれる。この間隔は2・cos30°・(D+t)である。次に図6のbでは帯材Wはaの位置からイ方向にcos30°・(D+t)送られるとともに、ロ方向に(D+t)/2送られた位置となり、ブランキング位置でワークは2,2として打ち抜かれる(図4はこの状態である)。次の図6のCでは帯材Wはbの位置からハ方向にcos30°・(D+t)送られるとともにニ方向に(D+t)/2送られた位置となり、ブランキング位置でワークは3,3として打ち抜かれる。送り制御はイ,ロ,ハ,ニの動きをラムと同期して繰り返し行うものである。
【0026】
このようにワークの直径,配列が決まるとブランキングの位置が決まり、これに対応するフィンガの把持位置が決まる。即ち図6のCにおいて、1列,2列の直径Dのワーク1,2,3及び2列3列の直径Dのワーク1,3,2はそれぞれ正三角形をなし、各ワークの間に材料つなぎ代tを有することからブランキング位置間隔は2・cos30°・(D+t)である。工程2,3,4……間はピッチPであるから第1トランスファ機構の移送ストロークはPである。そして1工程に2加工位置即ち1/2Pで加工位置があるので加工したワークを把持するフィンガはP/2の間隔に配置されている。
【0027】
但し工程1のブランキング位置のワークを把持する第2トランスファ機構のフィンガ17A0,17B0は第1トランスファ機構のフィンガ17A1,17B1より2・cos30°・(D+t)離れていなければならず、工程1から工程2にワークを移送したとき第2トランスファ装置のフィンガ17A0,17B0はワーク1Aを工程2の所定位置へ移送するため余分の動きが必要であって、その動きをエアアクチュエータ29を作動させて2・cos30°・(D+t)−P/2=pの動き量を付加するものである。
【0028】
上述のような構成になる本発明をラム,第1トランスファバー,第2トランスファバーのタイミング線図を示す図7、作動状態を示した図1,図3,図8,図9にもとづき、最初のワークがブランキングと第1回の絞りがされた状態から説明する。
【0029】
ラムが下降端(下死点中心)に位置するときのクランク角度を0度とする。クランク角度0度のラムの下死点で抜きパンチ44A,44Bで帯材Wから素材を打ち抜き、この素材を絞りパンチ51A,51Bで第1回の絞りが行われてワークW1A,W1Bが形成されている(図9)。また第1トランスファ機構のフィンガ17A1,17B1は後退途中で下降端に位置するワークW1Bで押し拡げられた状態にあり、同様に第2トランスファ機構のフィンガ17A0,17B0も後退途中で下降端に位置するワークW1Aで押し広げられた状態にある。
【0030】
そしてカムが下死点で停止中にかん払い34A,34Bは退避位置から前進して(紙面に垂直方向)絞りパンチ51A,51Bに当接している。カムの回転でラムの上昇にともない、絞りパンチ51A,51Bも上昇し始め嵌着していたワークW1A,W1Bは、かん払い34A,34Bによって払い出される。クランク角度30度の位置で第2トランスファバー26A,26Bは後退端に達しフィンガ17A0,17B0はワークW1Aを完全に把持する。またクランク角度35度の位置で第1トランスファバー16A,16Bは後退端に達しフィンガ17A1,17B1はワークW1Bを完全に把持する(図8)。
【0031】
クランク回転角度35度の位置から90度の間第1トランスファバー16A,16Bは停止し、第2トランスファバー26A,26Bは30度の位置から100度の間で停止する。ラムの引き続く上昇中に第1トランスファバー16A,16Bは、クランク角度125度の位置から円板カム9の回転によって前進を始め、フィンガ17A1,17B1はワークW1Bを把持して移動する。第2トランスファバー26A,26Bは、クランク角度130度の位置で2位置電磁切換弁65が作動しヘ位置となり圧力空気源から流路68,71、逆止弁付流量調整弁67を経てエアアクチュエータ29の後室29cに供給されてピストンロッド29aが突出されて前進される。前室29bの圧力空気が流路調整弁で排気が絞られ流路69より消音器72を経て大気に放出されるので第2トランスファバーの前進速度は制御される。
【0032】
クランク角度160度においてラムは上昇端に達し20度の間上死点で停止し、180度において下降を始める。第1トランスファバー16A,16Bはクランク角度215度において前進端に対しフィンガ17A1,17B1で把持したワークW1Bは基準工程間距離P移動されて工程2のB加工ラインの1Bの位置に達する。即ち図8の工程1の1Bの位置から図1の工程2のB加工ラインの1Bの位置となる。
【0033】
一方第2トランスファバー26A,26Bは210度において前進端に達する。ワークW1Aを把持したフィンガ17A0,17B0は第1トランスファ基体と第1トランスファバー16A,16B上に設けられていて、この上で独立して前進されるものであるので、前進による移動量p即ちエアアクチュエータ29のピストンロッド29aのストロークは2・cos30°・(D+t)−P/2に規制されているため、第1トランスファバーの移動量Pとの合算量P+p移動されることになり、フィンガ17A0,17B0で把持されたワークW1Aは工程2のA加工ラインの1Aの位置に達する。即ち図8の工程1の1Aの位置から図1の工程2のA加工ラインの1Aの位置となる。
【0034】
ワークW1A,W1Bが工程2のA,Bラインの位置に達すると、ラムと同期した図示しないカムにより作動軸81A,81Bが上昇され、押圧子83A,83BがそれぞれワークW1A,W1Bの底下面を押し、当て板86とでワークを挟持する。そのあとフィンガ開口筒82A,82Bがフィンガ17A0,17B0、17A1;17B1を押し広げるとともにワークを凹部82Aa,82Baに収容して保持する。
【0035】
ラムが上死点にいる間に帯材Wは図6のa位置よりイ,ロの動きをして図6のb位置に送られる。ラムがクランク角度180度から下降を始め下降の途中から抜きパンチ44A,44Bが抜きダイ32A,32Bとの協働で帯材Wからワーク素材を打ち抜く。打ち抜かれたワーク素材は抜きパンチ44A,44B及び絞りパンチ51A,51Bにより押し下げられ、絞りパンチ51A,51Bと絞りダイ33A,33Bとの協働により次のワークが第1回の絞りをされる。ラムは340度で下降端に達する。
【0036】
ラムが下降端に達する前の角度305度において、第1トランスファバー16A,16Bは円板カム9の回転により後退を始め、押し広げられていたフィンガ17A1,17B1がフィンガ開口筒82Bを離れるとばね21によりフィンガ17A1,17B1を閉じて後退する。また角度310度において2位置電磁切換弁65がホ位置に切り換えられ、エアアクチュエータ29の前室29bに圧力空気が2位置電磁切換弁65,流路69より圧力空気源から供給されて後室29cから逆止弁付流量調整弁67を経て排気されることにより第2トランスファバー26A,26Bは後退を始めフィンガ17A0,17B0がフィンガ開口筒82Aより離れてばね21により閉じて後退する。
【0037】
クランク角度340度においてラムは下降端となり、打ち抜きパンチで帯材からワークを打ち抜き、絞りパンチで第1回絞りを終わって停止している絞りパンチ51A,51Bに嵌着しているワークに、後退しつつある第1トランスファバーのフィンガ17A1,17B1および第2トランスファバーのフィンガ17A0,17B0がそれぞれ当接して強制的に押し広げられる。この1サイクルの終了により先の加工のワークは工程2へ移送され、次のワークのブランキング第1回の絞りが終わる。このサイクルを継続することによりワークは順次工程3,4,5……へと移行して加工される。
【0038】
この工程2以降の深絞りは図5で示す状態である。即ち途中工程3で絞り加工されフィンガ17A3,17B3で保持されたワークW3A,W3Bは同様にラムの上昇工程後半で移送されて来ており、ラムの下降で絞りパンチ57,57と絞りダイ55,55との協働によりワークW3A,W3Bが深絞りされるとともにスプレッダ58がフィンガ17A3,17B3を開口させるものである。
【0039】
〔実施例2〕
第1トランスファ機構,第2トランスファ機構の平面図で工程1の加工ワークを次工程へ移送した状態を示す図10、同じく工程1の加工ワークを把持した状態を示す図11にもとづき説明する。実施例2は1工程で1加工をする場合の例であって、単列の加工ラインとなった点が相異するのみで他は同じである。したがってA,Bラインを分けるために番号のあとに付したA,Bの符号をなくした番号を付して同じ部品を示すこととし、説明は省略する。
【0041】
【発明の効果】
上述のとおりであるので本発明は以下の効果を奏する。工程1で帯材から複列のワーク素材を同時に打ち抜くようにすると材料供給幅(幅領域)はどうしても広くなり、またワークが大きくなるとブランク径が大きくなりブランキングのためのダイもこれに対応して大きくなる。このため工程1と工程2との工程間距離が基準工程間距離より長くなり、長くなる分第2トランスファ機構を第1トランスファ機構の上に設けて単独で移動させるようにして工程1のワークを把持するフィンガの移動量で調整したので、次工程以降の工程間距離を短くできて機械構成のまとまりを良くなり、特にダイセットのコンパクト化が可能となった。
【0042】
1工程で複数個の加工するラインを構成したものであるから、工程1のワークを把持するフィンガの移動量が調整できるので、基準工程間距離と無関係にブランク径に応じた最適な材料取りができ材料の歩留まりが向上してコスト低減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスファ装置の第1トランスファ機構,第2トランスファ機構の平面図でそれぞれの機構の前進位置を示す図である。
【図2】図1のトランスファ機構のA矢視図である。
【図3】第2トランスファ機構のエアアクチュエータ駆動回路図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】帯材からA,Bラインのワーク素材を打ち抜く(ブランキング)過程を示す図である。
【図7】ラム,第1トランスファバー、第2トランスファバーの作動タイミング図である。
【図8】第1トランスファ機構,第2トランスファ機構の平面図でそれぞれの機構の後退位置を示す図である。
【図9】工程1で抜きパンチ,絞りパンチの下降端位置を示す図である。
【図10】実施例2の第1トランスファ機構,第2トランスファ機構の平面図でそれぞれの機構の前進位置を示す図である。
【図11】同じく後退位置を示す図である。
【符号の説明】
1 ボルスタ
4 案内棒
7 連結板
8 駆動軸
9 円板カム
11A,11B カムフオロア
14 下台
16A,16B 第1トランスファバー
17A0,17B0,17A1,17B1…… フィンガ
22A,22B スタンド
23A,23B 支持棒
24A,24B 連結片
26A,26B 第2トランスファバー
29 エアアクチュエータ
31 ダイホルダ
32A,32B 抜きダイ
33A,33B,55 絞りダイ
34A,34B かん払い
42 上台
44A,44B 抜きパンチ
47A,47B パンチ軸
51A,51B,57 絞りパンチ
56 ノックアウト
65 2位置電磁切換弁
66,67 逆止弁付流量調整弁
Claims (2)
- 帯材の4列の抜き列のうち、1列,2列をBライン、3列,4列をAラインとして1工程でBライン及びAラインのそれぞれの奇数列又は偶数列毎にブランキングした2個ずつのワークを1工程で加工する加工工程を直列に設けて直列の2つの加工ラインを形成し、工程1で帯材からブランキングした2個のワークを順次つぎの加工工程に移送し、各加工工程で2つのワークに変形加工を行うプレス機のトランスファ装置において、
ラムの上下動に同期回転するトランスファカムからカムフォロアを介してトランスファ方向に往復移動可能に設けたトランスファ基体と、
該トランスファ基体に連結してプレス機下台上でBラインの工程 1 以降及びAラインの工程2以降の基準工程間距離Pを往復動する第1トランスファバーと、該第1トランスファバーに開閉可能に設けられ工程1の2つのワークの内工程2から遠い側のAラインのワークを除く各加工ラインのワークを把持するそれぞれ間隔がP/2の複数の第1フィンガとを備える第1トランスファ機構と、
前記第1トランスファバー上に突設したレール上をリニアガイドで摺動可能に支持されている第2トランスファバーと、該第2トランスファバーに開閉可能に設けられ前記基準工程間距離Pより長い距離でかつワークの直径D及び配列で決まる2つのブランキング位置の工程1のワークの内工程2から遠い側のAラインのワークを把持する第2フィンガとを備え前記第2フィンガをトランスファ方向にアクチュエータにより独立して往復移動可能に前記トランスファ基体と前記第1トランスファバーの上に設けられた第2トランスファ機構とを含んでなり、
前記第1トランスファ機構により前記第1フィンガがワークを次の工程に移送する間に前記第2トランスファ機構により工程1の工程2から遠い側のAラインのワークを把持する前記第2フィンガを前進させて次工程の第1フィンガとの距離を前記基準工程間距離Pに調整することを特徴とするトランスファスライドにおけるワーク送り量調整装置。 - 前記ワークの直径D及び配列で決まるブランキング位置の前記奇数列間又は偶数列間の距離は2・cos30°・(D+t)であり、前記第2トランスファ機構により工程1の前記工程2から遠い側のAラインのワークを把持する前記第2フィンガを前進させ付加する距離は、2・cos30°・(D+t)−P/2であることを特徴とする請求項1に記載のトランスファスライドにおけるワーク送り量調整装置。
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