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JP3700996B2 - アームレスト付シートの構造 - Google Patents

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JP3700996B2
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armrest
seat
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pipe
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厚志 国澤
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用アームレスト付のシート、詳しくは、大型のアームレストをシートバックに起立状に格納するシートにおける衝撃吸収構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用シートには、起立状に格納した際に頂部がシートバックの頂部と略同一の高さになる大型のアームレストを備えたものがある。
【0003】
斯様なアームレストは格納状態において頂部に後席乗員保護用の衝撃吸収構造を採用している。
一方、アームレストは使用状態において所定の強度を有するように形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来の前記大型アームレストは所定の強度を有し、衝撃を吸収し得るように構造体の板厚、形状、大きさ、補強部材などを種々組合わせて形成されているため、構造が複雑化していた。
【0005】
そこで、本発明は構造簡単にして所定の強度要件を備えて衝撃を吸収し得るようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本発明は、アームレストのフレームにおいて、格納時に上部に位置する上部フレームを開放断面形状、この上部フレームに溶接しシートバックに回動自在に軸着かる下部フレームを閉断面形状に各々形成してなることを特徴とするものであるから、下部フレームで強度を保持し、上部フレームで衝撃の吸収を図っている。
【0007】
また、上部フレームにカップホルダーの受部材を一体に形成してなるから、カップホルダーの受部材が衝撃吸収部材となり得る。
【0008】
更に、アームレストが格納状態において、上部フレームの頂部後方にはバックフレームに対して外径が細いパイプを略環状に折曲してなる衝撃吸収フレームをバックフレームに設けてなるから、格納状態のアームレストとバックフレームに設けた衝撃吸収フレームとで、衝撃を吸収し得る。
【0009】
また、上部フレームは板金を略コ字状に折曲して、その両遊端にパイプ製の下部フレームを溶接してなるから、従来のパイプ製又は板金製フレームの一部を変更するのみで製造できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を、図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る自動車用シート(サードシートを有する自動車のセカンドシート)を示し、図中(SB)はシートバック、(SC)はシートクッション、(A)はアームレストを各々示す。
【0011】
アームレスト(A)は図2に示すように、シートバック(SB)の着座面側に設けた凹窪状の格納部に略起立状に格納され、シートバック(SB)の着座面の一部を構成し、頂部(P2)はシートバック(SB)の頂部(P1)と略同一の高さに取付けられている。
【0012】
シートバック(SB)は図3に示すようなバックフレーム(2)を使用している。即ち、パイプを略コ字状に折曲してなるバックフレーム(21)と、このバックフレーム(21)両遊端を連結する連結パイプ(21B)とアームレスト(A)をバックフレーム(21)の一側部と共に取付ける取付パイプ(21A)とからバックフレーム(2)は構成されている。
【0013】
そして、このバックフレーム(2)の取付パイプ(21A)の上方は、下方に向けて低く湾曲しており、この湾曲個所には、バックフレーム(2)に対して外径が細いパイプを環状に折曲してなる衝撃吸収フレーム(22)が溶接されている。
【0014】
この衝撃吸収フレーム(22)はバックフレーム(2)の頂部と同一の高さになるように溶接されている。
図3において、図中(24)…は横支杆、(25)(25)はアームレスト取付用のブラケットを各々示す。
【0015】
以上のバックフレーム(2)等は発泡体製パッド(26)を当て表皮部材(27)で被覆することにより、シートバック(SB)が形成される。
【0016】
アームレスト(A)に埋設するフレーム(1)は、図1、2に示すように格納時に上部に位置する上部フレーム(12)と、下部に位置しシートバック(SB)に回動自在に軸着する下部フレーム(11)(11)とから構成されている。
【0017】
以上の上部フレーム(12)は、図5、6に示すように板金を開放断面形状である略コ字状に折曲すると共に平面コ字状に成形され、その両遊端には下部フレーム(11)(11)の一端部(11B)(11B)が溶接されている。
【0018】
そして、この上部フレーム(12)の頂部(12A)には、スリット(12B)が設けてあり、このスリット(12B)によって頂部(12A)方向に加わる衝撃を効果的に吸収し得るように構成されている。
【0019】
更に、上部フレーム(12)には、環状に成形したカップホルダー(C)の受部材(13)が溶接されており、この受部材(13)の頂部(13A)は上部フレーム(12)の頂部(12A)と略同一平面状に形成して、衝撃を広い面積で受け得るようにしている。
【0020】
なお、図中(13B)は樹脂製のカップホルダー(C)を締結するための締結孔を示す。
【0021】
下部フレーム(11)(11)は、パイプなどの閉断面形状で成形され、図中(11A)はパイプの端部を圧潰して偏平状にしたプレート部で、このプレート(11A)(11A)にアームレスト(A)を回転自在に支持する回転軸(15)が挿通され、回転軸(15)にはストッパ軸(16)が溶接されており、このストッパ軸(16)によって、図2鎖線に示すようにアームレスト(A)が水平状に保持される。
【0022】
以上の下部フレーム(11)(11)は、回転軸(5)及び連結杆(14)の連結によって補強されている。
なお、図2において、図中(17)はアームレスト(A)の発泡体製パッド、(18)は同表皮を各々示す。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、アームレストの先端側に位置する上部フレームが開放断面、アームレストを支持する下部フレームが閉断面形状に各々形成されているため、アームレストは所定の強度を有すると共に格納時に上部フレームが衝撃吸収部材になり、有効に衝撃を吸収し得る。
【0024】
従って、前記従来品に対してアームレストのフレーム構造が簡単になり、低原価で提供できる。
【0025】
また、上部フレームにカップホルダーの受部材を設けることにより、この受部材も衝撃吸収部材になるため、専用の衝撃吸収部材を設ける必要がない。
【0026】
更に、アームレストの後方のバックフレームに衝撃吸収フレームを設けることにより、アームレストとシートバックの双方で衝撃を効果的に吸収できる。
【0027】
加えて、上部フレームを断面コ字状に折曲した板金で、下部フレームをパイプで形成することにより、従来の板金製又はパイプ製のフレームを利用できるため、生産設備等を新設する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構造を有するシートの斜視図である。
【図2】図1のIIーII線断面図である。
【図3】シートバックのバックフレームを示す平面図である。
【図4】アームレストのフレーム構造体を示す平面図である。
【図5】図4のVーV線断面図である。
【図6】図5のVIーVI線断面図である。
【符号の説明】
SB シートバック
A アームレスト
1 アームレストのフレーム
2 バックフレーム
11 下部フレーム
12 上部フレーム
13 カップホルダーの受部材
22 衝撃吸収フレーム

Claims (4)

  1. シートバック内に起立状に格納されこの格納時にフレームの頂部がシートバックのバックフレームと略同一の高さに形成されているアームレストを備えてなるシートであって、
    前記アームレストのフレームは前記格納時に上部に位置する上部フレームと、この上部フレームに溶接しシートバックに回動自在に軸着かる下部フレームとから構成し、前記上部フレームを開放断面形状に、また下部フレームを閉断面形状に各々形成してなることを特徴とするアームレスト付シートの構造。
  2. 前記上部フレームには、カップホルダーの受部材を一体に形成してなる請求項1記載のアームレスト付シートの構造。
  3. 前記アームレストが格納状態において、上部フレームの頂部後方にはバックフレームに対して外径が細いパイプを略環状に折曲してなる衝撃吸収フレームをバックフレームに設けてなる請求項1記載のアームレスト付シートの構造。
  4. 上部フレームは板金を略コ字状に折曲して、その両遊端にパイプ製の下部フレームを溶接してなる請求項1記載のアームレスト付シートの構造。
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