JP3699215B2 - Lsi用不良解析装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体デバイスであるLSI(Large Scale Integrated circuit:大規模集積回路)の不良解析に際し、そのLSIの設計時に用いたデータを利用して欠陥部分を特定するLSI不良解析装置、およびLSIに荷電粒子線を照射し、その照射点から発生する2次電子の量を計測してLSI表面の電位分布を電位コントラスト像として表示し、欠陥部分を特定したり、その部分の電位を測定したり、収束ビームを照射してパターンの切断や接続を行ったりする際に、そのLSIの設計時に用いたデータを利用して欠陥部分を特定するLSI用不良解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のVLSIに内蔵される素子数は105から106個を超える程大規模になり、CAD(Computor Aided Design)を用いなければ設計ができなくなった。そこで、被試験LSI(以下[DUT]という)の設計はほとんどCADを用いて行われ、その設計データを有している。このDUTの設計データを用いてナビゲートする機能を有する不良解析装置が用いられている。このDUTの設計データを用いた荷電粒子線試験装置について、本出願人は先に特願平2−140850「荷電粒子ビーム装置」を出願した。
【0003】
図3は、特願平2−140850に開示されたLSI用不良解析装置のブロック図である。
【0004】
このLSI用不良解析装置300Bは、荷電粒子線試験装置100と、LSI設計CADデータを利用して荷電粒子線試験装置100を制御するEWS(Engineering Work Station)200Bで構成されている。
【0005】
外部のネットリストデータ10はネットリストデータ変換部211で内部データフォーマットのネットリストデータに変換され、内部ネットリストデータ216として保存され、必要なネットリストがネットリスト表示部215に表示される。
【0006】
同様にして、外部のレイアウトデータ20はレイアウトデータ変換部221で内部データフォーマットのレイアウトデータに変換され、内部レイアウトデータ224として保存され、必要なレイアウトがレイアウト表示部223に表示される。
【0007】
さらに、DUT50の設計時に得られている、上記ネットリストデータと上記レイアウトデータとの検証結果データ31が検証結果データ変換部231で内部データフォーマットの検証結果データに変換され、図示されていないが、内部検証結果データとして保存されている。
【0008】
これらの変換された内部ネットリストデータ216、内部レイアウトデータ224と内部検証結果データとを用いてクロスマッピング処理部241でクロスマッピングテーブルが作成され、クロスマッピング処理部241内のメモリに保存され、ネットリストデータとレイアウトデータが関連付けられる。
【0009】
つまり、クロスマッピング処理部241は検証結果データを読み込み、これにレイアウトとネットリストとの間の対応情報を関連付けて出力するので、ネットリスト表示部215とレイアウト表示部223に表示される部分は同一部分である。そして、測定者が外部より特定のレイアウトあるいはネットリスト(ノード名または信号名)を指示すると、双方の表示部215、223には指示した部分と対応する部分の表示がなされる。
【0010】
そして、ネットリスト表示部215に表示されているノードの特定部分を、あるいはレイアウト表示部223の特定部分を指示すると、その部分のレイアウト上のX、Y座標がEBテスタ制御部260に、その時のレイアウト表示の倍率を示すデータと共に送られる。
【0011】
EBテスタ制御部260はそのX、Y座標を荷電粒子線試験装置100のステージ制御回路120に与え、また走査制御回路130に倍率データを与える。
【0012】
ステージ制御回路120は、XYステージ111上に搭載されているDUT50上の対応する座標位置に荷電粒子線が照射されるようにステージ駆動部121を制御する。
【0013】
走査制御回路130は走査コイル駆動部131を制御して、その倍率に応じた大きさと走査面積で荷電粒子線110をDUT50の表面に掃引照射する。掃引照射とは荷電粒子線を走査しながら照射することをいう。
【0014】
この掃引照射によりDUT50から発生した2次電子51をセンサであるSE検出器115で検出し、その検出出力に応じてSEM(Scanning Electron Microscope)像表示部250にDUT50の荷電粒子線110で掃引照射した部分のパターンのセム像が表示される。
【0015】
このSEM像とレイアウト表示部223に表示されているレイアウトとを比較して欠陥部分を見つけ出したり、あるいは荷電粒子線110の照射点を決定し、その点に荷電粒子線110を照射すると共にDUT50にテストパターンを印加してそのときの2次電子51の出力レベルを測定してDUT50のその部分の信号レベルをアナログ的に測定したりする。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
以上のようにしてDUT50の設計データを利用することにより、複雑なパターンのデバイスでも、荷電粒子線110を照射する個所を比較的容易に正しく決定することがてきる。つまり、荷電粒子線110の照射を実行する前に、ネットリストデータとレイアウトデータと検証結果データとを用いてクロスマッピング処理部241で相互の対応情報を関連付けたクロスマッピングテーブルを作成し、これを用いて比較的短い時間で測定部分を決定することができる。
【0017】
しかしながら、DUTであるLSIの高密度化は益々進み、それに伴いテスト生成時間が従来に比し非常にかかるようになっている。そこで、LSIの設計段階においても故障検出率の高いテストシーケンスの開発時間短縮が重要な問題となり、テスト容易化設計技術が用いられるようになってきた。つまりテスタビリティを向上させるために、テスト回路を追加する手法である。このDFT(Design For Test)の主な手法の一つにスキャンデザイン法がある。
スキャンデザイン法とは、論理回路中の記憶素子をスキャンF/Fで置き換え結線し、疑似I/O端子として利用できるようにしたもので、順序回路を組合せ回路としてテストできる。
【0018】
スキャンデザイン法はテスト容易化設計ツールも多数販売されており、手軽に利用でき、LSIテスタでもスキャンデザイン対応のテストパターン発生器を活用することができ、既に多くの製品に利用されている。
【0019】
しかしながら、不良解析の面ではハード、ソフト共に対応が遅れており、従来の方式で不良解析が行われていた。
【0020】
本発明の目的は、このスキャンデザインされたLSIのCAD設計データの多くを利用して評価解析時間を短縮するLSI用不良解析装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明のLSI用不良解析装置は、レイアウトデータを入力してこれを内部レイアウトデータに変換し、スキャンコーンリストデセータとの対応をとり、記憶する処理をしてレイアウト表示を行うレイアウト処理部と、ネットリストデータを入力してこれを内部ネットリストデータに変換し、スキャンセルのセルタイプ名データを入力してこれを内部スキャンセルタイプ名データに変換し、前記内部スキャンセルタイプ名データとでスキャンコーンリストデータを生成し、内部レイアウトデータと対応をとり、記憶する処理をしてネットリスト表示を行うスキャンコーン処理部と、ネットリスト対レイアウト対応情報データを入力してこれを内部データに変換し、前記内部レイアウトデータと前記スキャンコーンリストデータとの対応をとる処理をする対応処理部とを有し、対応付けられた前記内部レイアウトデータまたは前記スキャンコーンリストデータでもって不良解析を行うものである。
【0022】
本発明は、スキャンデザインされたDUT内部のスキャンセル(スキャンF/F)に着目して、CAD設計データを解析し、整理して内部データベース化し、不良を検出したスキャンセルのシステムテスト時、テスト結果に影響を及ぼす組合せ回路(これをスキャンコーンと呼ぶ)の回路部位が瞬時に判るようにしたものである。
【0023】
▲1▼レイアウトデータ、▲2▼ネットリストデータ、▲3▼ネットリスト対レイアウト対応情報データ、つまり従来例の検証結果データに相当するCAD設計データと、これに新しく▲4▼スキャンセルのセルタイプ名データの4種類のCAD設計データを入力する。
【0024】
入力されたレイアウトデータは、レイアウト処理部で、先ず内部レイアウトデータに変換され、スキャンコーンリストデータと対応情報を関連付けて記憶する処理をされ、指示された部分のレイアウト表示が行われる。
【0025】
入力されたネットリストデータとスキャンセルのセルタイプ名データは、スキャンコーン処理部で、それぞれ内部データに変換され、両者のデータでスキャンセルが対象とするスキャンコーンのリストデータが生成され、内部レイアウトデータと対応情報を関連付けて記憶する処理をされ、指示されたネットリストの表示が行なわれる。ここで、スキャンコーンとは各スキャンセルが対象とする組合せ回路において、システムテスト時のテスト結果に影響を及ぼす範囲、つまり各スキャンセルにテスト結果を出力する組合せ回路の1ブロックをいう。
【0026】
入力されたネットリスト対レイアウト対応情報データ、これは従来例の検証結果データに相当するデータであるが、対応処理部で、内部データに変換された後に上記の内部レイアウトデータとスキャンコーンリストデータとの対応情報を関連付ける処理がされ、クロスマッピングテーブルが作成される。また、内部レイアウトデータをスキャンコーン毎に分割して対応をとる処理も行われる。
【0027】
この対応付けられた内部レイアウトデータまたはスキャンコーンリストデータでもって不良解析が行なわれる。
【0028】
本発明の実施態様によれば、LSI用不良解析装置は、故障辞書情報の入力部と不良情報の入力部もしく認識部をさらに有し、不良情報よりDUTの故障候補を前記故障辞書情報から選び出し、これに基づき不良解析を行う。故障辞書情報があればDUTの不良情報から故障候補箇所が瞬時にわかる。
【0029】
本発明の他の実施態様によれば、LSI用不良解析装置は、荷電粒子線試験装置と、LSI設計CADデータを利用して荷電粒子線試験装置を制御するEWSと、対応付けられた前記内部レイアウトデータまたは前記スキャンコーンリストデータでもって荷電粒子線試験装置を制御する試験制御部をさらに有する。
【0030】
本発明の他の実施態様によれば、前記スキャンコーン処理部は、ネットリストデータを内部ネットリストデータに変換するネットリストデータ変換部と、スキャンセルのセルタイプ名データを内部スキャンセルタイプ名データに変換するデータ変換部と、前記内部ネットリストデータと内部スキャンセルタイプ名データとでもって複数のスキャンセルと前記スキャンセルの組合せ回路ネットリストデータとを結合させて各スキャンコーンリストデータを生成するスキャンセル対組合せ回路解析部と、前記スキャンコーンリストデータを内部レイアウトデータと対応をとり記憶する処理を行うスキャンコーンリストデータ処理部と、前記スキャンコーンリストデータのネットリストを表示するネットリスト表示部で構成されている。
【0031】
本発明の他の実施態様によれば、LSI用不良解析装置は、スキャンコーンリストデータ処理部からのデータまたは前記内部レイアウトデータ処理部からのデータを受けてスキャンコーンの回路図を生成するスキャンコーン回路図生成部と、生成されたスキャンコーン回路図を表示する回路図表示部をさらに有している。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0033】
図1は本発明の一実施形態の、荷電粒子線試験装置を有するLSI用不良解析装置の構成図、図2はスキャンコーン、つまりスキャンセルとその組合せ回路との関係図およびスキャンコーンリストの一例を示す図である。ここで、図3の部分と対応する部分には同一符号を付す。
【0034】
本LSI用不良解析装置300Aは、従来のLSI用不良解析装置300B(図3)と比し、スキャンコーンのレイアウトやネットリストや回路図が瞬時に表示され、比較的速やかに評価解析が可能な新規な装置である。先ず、従来の装置と異なる点を中心に説明する。
【0035】
従来に比して、新しく複数のスキャンセルのセルタイプ名データ40を用意して入力する。これは、DUT50をスキャンデザインしたときに得られているCAD設計データの一つである。このスキャンセルのセルタイプ名データ40をデータ変換部212で内部スキャンセルタイプ名データに変換する。一方、ネットリストデータ10もネットリストデータ変換部211で内部ネットリストデータに変換される。
【0036】
この双方の内部データを用い、スキャンセル対組合せ回路解析部213において複数のスキャンセルとその組合せ回路とネットリストデータとを解析し、各スキャンコーンのネットリストデータ(以下「スキャンコーンリストデータ」という)を生成する。生成されたスキャンコーンリストデータは、スキャンコーンリストデータ処理部214でスキャンコーン対レイアウト分割処理部240を通じて内部レイアウトデータと相互の対応がをとられ、記憶される。ネットリスト表示部215はスキャンコーンリストデータ処理部214よりスキャンコーンのネットリストデータを受けて表示する。表示されるスキャンコーンは別のレイアウト表示部223や回路図表示部250の表示と同一のスキャンコーンである。そして、ネットリストの例えばノードの特定部分を指示するとその部分が区別できるように、例えば太くあるいは別色で表示される。あるいはその部分のみが表示される。そして別のレイアウト表示部223や回路図表示部250でも同一部分が同様に表示される。以上がスキャンコーン処理部210の構成である。
【0037】
そして、表示と同時に、あるいは別途指示により、その部分のレイアウト上のX、Y座標が試験装置制御部260にその時の表示の倍率を示すデータと共に送られ、荷電粒子線試験装置100を制御する。
【0038】
レイアウトデータ20を処理するレイアウト処理部220は、従来の構成と大きな相違は無い。つまり、レイアウトデータ20を受け、レイアウトデータ変換部221で内部データに変換し、内部レイアウトデータ処理部222でスキャンコーン対レイアウト分割処理部240を通じてスキャンコーンリストデータとの対応をとり、スキャンコーン毎にレイアウトを分割して記憶する処理し、指示した特定部分のレイアウトデータでもってそのレイアウトをレイアウト表示部223に表示するものである。
【0039】
対応処理部230は、ネットリスト対レイアウト対応情報データ30をデータ変換部231で内部データに変換し、スキャンコーン対レイアウト分割処理部232に与え、内部レイアウトデータとスキャンコーンリストデータの対応処理とレイアウトの分割処理を行う。スキャンコーン対レイアウト分割処理部232では、スキャンコーンリストデータ処理部214からスキャンコーンリストデータを受け、内部レイアウトデータ処理部222から内部レイアウトデータを受け、ネットリスト対レイアウト対応情報をスキャンコーンリストデータに記述されているネット順に書き換えてクロスマッピングテーブルを作成し、クロスマッピングテーブルを内部レイアウトデータ処理部222内のデータ格納部(通常ハードディスク)とスキャンコーンリストデータ処理部214内のデータ格納部(通常ハードディスク)に格納する。そのとき、スキャンコーンデータを基としてレイアウトデータをスキャンコーン毎に分割する。したがって、スキャンコーンリストデータと内部レイアウトデータとは常に1対1に対応することになり、一方を指定すると他方も同一部分が指定されることとなる。
【0040】
これらに加えてスキャンコーンの回路図を表示させることもできる。このときには、スキャンコーンリストデータ処理部214からデータを受けて、もしくは内部レイアウトデータ処理部222からデータを受けてスキャンコーン回路図生成部240で回路図を生成し、回路図表示部250に回路図を表示する。この回路図生成方法は、回路図のCAD設計と同じ方法で生成することができる。
【0041】
図2(A)にスキャンコーンの一例の説明図を示す。設計された論理回路は、当初、組合せ回路61と組合せ回路63とが縦続接続されているが、スキャンデザイン法のCADに通すことにより分割されて、その間にスキャンセル(スキャンF/F)60がスキャンセル62に置き換えられ、結線され、このスキャンセルにシステムテスト時のテスト結果がD端子に入力される、この結果をスキャンセル(スキャンF/F)のパスを通してスキャンアウトすることにより、組合せ回路61、63の良否を判定する。ここで、スキャンセルとそのD入力に繋がっている組合せ回路を含めてスキャンコーンと称している。図2(A)で示すと、組合せ回路63とスキャンセル62とでスキャンコーンが構成されている。同様に、組合せ回路61とスキャンセル60で一つのスキャンコーンが構成されている。そしてICテスタで見つけた不良スキャンセルをこの装置で指示すると、図2(A)で示す領域X、つまりスキャンセル62と組合せ回路63のスキャンコーンのレイアウトがレイアウト表示部223に表示され、その後に不良個所を絞っていく。
【0042】
図2(B)はスキャンコーンリストの一例を示す図である。図2(A)のスキャンセル60に繋がっている組合せ回路63がNAND2とNOR2とINV1の回路であり、それらの入出力信号名はMA1、MAI1、MAA1、等である記述がされている。同様にして、図2(A)のスキャンセル62に繋がっている組合せ回路63がINV1とNAND3とAND2の回路であり、それぞれの入出力信号名が記述されている。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は上述のような構成をしているので次のような効果を生じる。
▲1▼LSIのCAD設計データの主なデータをほとんど用いて不良解析をすることができるので効率が良い。
▲2▼評価解析以前の予備段階で全て準備が完了するので、評価解析時に無駄が無い。
▲3▼事前にLSIテスタで不良スキャンセルを見つけることができるので、この不良解析装置では、不良スキャンセルを指示することにより瞬時にその不良スキャンコーン故障候補箇所のレイアウトやネットリストあるいは回路図をそれぞれの表示部に表示させることができる。
▲4▼その不良スキャンコーン内部の不良と思われる部分を絞り込み、拡大してSEM像表示部でのSEM像や拡大されたレイアウト表示を検討することにより、容易に欠陥場所を見つけることができる。
▲5▼従来に比し、評価解析時間を格段に短縮でき、しかも操作や判定評価が容易にできるので、その技術的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のLSI用不良解析装置の構成図である。
【図2】図2(A)はスキャンコーンの一例の説明図、図2(B)はスキャンコーンリストの一例を示す図である。
【図3】LSI用不良解析装置の従来例の構成図である。
【符号の説明】
10 ネットリストデータ
20 レイアウトデータ
30 ネットリスト対レイアウト対応情報データ
40 スキャンセルのセル名タイプ
50 DUT(LSI)
51 2次電子
60,62 スキャンセル
61,63 組合せ回路
100 荷電粒子線試験装置
110 荷電粒子線
111 XYステージ
115 SE検出器
120 ステージ制御回路
121 ステージ駆動部
130 走査制御回路
131 走査コイル駆動部
200A,200B EWS
210 スキャンコーン処理部
211 ネットリストデータ変換部
212 データ変換部
213 スキャン対組合せ回路解析部
214 スキャンコーンリストデータ処理部
215 ネットリスト表示部
220 レイアウト処理部
221 レイアウトデータ変換部
222 内部レイアウトデータ処理部
223 レイアウト表示部
230 対応処理部
231 データ変換部
232 スキャンコーン対レイアウト分割処理部
240 スキャンコーン回路図生成部
250 回路図表示部
260 試験装置制御部
270 SEM像表示部
300A,300B LSI用不良解析装置
Claims (5)
- LSI設計CADデータを利用して、スキャン設計されたLSIであるDUTを不良解析するLSI用不良解析装置において、
レイアウトデータを入力してこれを内部レイアウトデータに変換し、スキャンコーンリストデータとの対応をとり、記憶する処理をしてレイアウト表示を行うレイアウト処理部と、
ネットリストデータを入力してこれを内部ネットリストデータに変換し、スキャンセルのセルタイプ名データを入力してこれを内部スキャンセルタイプ名データに変換し、前記内部ネットリストデータと前記内部スキャンセルタイプ名データとでスキャンコーンリストデータを生成し、前記内部レイアウトデータと対応をとり、記憶する処理をしてネットリスト表示を行うスキャンコーン処理部と、
ネットリスト対レイアウト対応情報データを入力してこれを内部データに変換し、該内部データでもって前記内部レイアウトデータと前記スキャンコーンリストデータとの対応をとる処理をする対応処理部とを有し、
対応付けられた前記内部レイアウトデータまたは前記スキャンコーンリストデータでもって不良解析を行うことを特徴とするLSI用不良解析装置。 - 故障辞書情報の入力部と不良情報の入力部もしくは認識部をさらに有し、不良情報よりDUTの故障候補を前記故障辞書情報から選び出し、これに基づき不良解析を行なう、請求項1記載のLSI用不良解析装置。
- 荷電粒子線試験装置と、LSI設計CADデータを利用して前記荷電粒子線試験装置を制御するEWSと、対応付けられた前記内部レイアウトデータまたは前記スキャンコーンリストデータでもって前記荷電粒子線試験装置を制御する試験制御部をさらに有する、請求項1また2記載のLSI用不良解析装置。
- 前記スキャーンコーン処理部は、
ネットリストデータを内部ネットリストデータに変換するネットリストデータ変換部と、
スキャンセルのセルタイプ名データを内部スキャンセルタイプ名データに変換するデータ変換部と、
前記内部ネットリストデータと前記内部スキャンセルタイプ名データとでもって複数のスキャンセルと該スキャンセルの組合せ回路ネットリストデータとを結合させて各スキャンコーンリストデータを生成するスキャンセル対組合せ回路解析部と、
前記スキャンコーンリストデータを前記内部レイアウトデータと対応をとり、記憶する処理を行うスキャンコーンリストデータ処理部と、
前記スキャンコーンリストデータのネットリストを表示するネットリスト表示部とで構成されている請求項1から3のいずれか1項記載のLSI用不良解析装置。 - 前記スキャーンコーンリストデータ処理部からのデータ、または前記内部レイアウトデータ処理部からのデータを受けてスキャンコーンの回路図を生成するスキャーンコーン回路図生成部と、生成されたスキャンコーン回路図を表示する回路図表示部とをさらに有する請求項4記載のLSI用不良解析装置。
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