JP3695346B2 - データ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法、伝送システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルデータをブロック化して所定の伝送フォーマットで伝送する伝送システム、及びデータの伝送にかかるデータ送信装置、データ受信装置、データ送信方法、データ受信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばオーディオデータについていえば、L、Rの2チャンネルデータとすることが主流であるが、近年、3チャンネル、4チャンネル、或いはそれ以上のチャンネルのオーディオデータについても広く実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これら多様なチャンネルのオーディオデータが存在することに応じて、オーディオデータの伝送フォーマットとしても、各種チャンネル数に対応できるようにすることが行われている。
【0004】
例えば、詳しい伝送データ構成については後述するが、IEEE1394におけるSACD(Super Audio CD)方式のオーディオデータの伝送においては、オーディオデータを含むブロックと呼ばれる単位を連続させて伝送データストリームを形成しており、当該ブロックにおいて各チャンネルのオーディオデータを配置するようにしている。
図10にこの場合のブロック構成を示しているが、2チャンネルのオーディオデータの場合、図10(a)に示すように、4つのカドレットq1〜q4(1カドレット=32ビット)で1つのブロックを構成し、第2カドレットq2にLチャンネルデータとされる第1チャンネル(ch1)を配し、第3カドレットq3にRチャンネルデータとされる第2チャンネル(ch2)を配する。
なお、図10に示している「D1」「00」「50」「51」「CF」は、ラベル又はサブラベルと呼ばれる情報であり、これらについては実施の形態の説明において後に合わせて説明する。
【0005】
5チャンネルのオーディオデータの場合、図10(b)に示すように、6つのカドレットq1〜q6で1つのブロックを構成し、第2カドレットq2〜第6カドレットq6において、第1チャンネル(ch1)〜第5チャンネル(ch5)を配する。この場合、チャンネルch1はLチャンネル、チャンネルch2はRチャンネル、チャンネルch3はC(センタ)チャンネル、チャンネルch4はLs(後方左)チャンネル、チャンネルch5はRs(後方右)チャンネルとされる。
【0006】
6チャンネルのオーディオデータの場合、図10(c)に示すように、8つのカドレットq1〜q8で1つのブロックを構成し、第2カドレットq2〜第7カドレットq7において、第1チャンネル(ch1)〜第6チャンネル(ch6)を配する。この場合、チャンネルch1はLチャンネル、チャンネルch2はRチャンネル、チャンネルch3はC(センタ)チャンネル、チャンネルch4はLFE(スーパーウーハー用低域エンハンス:Low Freqency Enhancement)チャンネル、チャンネルch5はLs(後方左)チャンネル、チャンネルch6はRs(後方右)チャンネルとされる。
【0007】
例えばこのように2チャンネル、5チャンネル、6チャンネルの伝送ブロックが定義されて、2チャンネルオーディオデータ、5チャンネルオーディオデータ、6チャンネルオーディオデータの伝送が可能とされている。
しかしながらこのことは、換言すれば、他のチャンネル数のオーディオデータの伝送に際しては、新たにブロック構成を定義しなければならない必要が生じることになる。
例えば3チャンネル、4チャンネル、或いは7チャンネル以上のオーディオデータなどに関してはブロック定義が必要になる。
【0008】
なお、ブロックの新規定義自体については、技術的には可能である。例えばブロックを構成するカドレット数を適宜設定し、チャンネルデータの割当を行うようにすればよい。
しかしながら、伝送フォーマットを新たに規定した場合、それ以前に開発され、一般に出荷されていた受信側機器では、その新規ブロック構成の受信データは未知のフォーマットとなる。
このため適切に受信処理できない場合が生ずるという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明はこのような状況に鑑みて、デジタルデータをブロック化して所定の伝送フォーマットにより伝送路で伝送する場合に、新規なブロックフォーマットを規定すること無く、多様なチャンネルのデータを伝送可能とすることを目的とする。
【0010】
このため本発明では、デジタルデータをブロック化して所定の伝送フォーマットで送出するデータ送信装置において、nチャンネルで構成される有効データとiチャンネルで構成される無効データとをmチャンネル(n+i=m)のデータを格納可能なブロックに配するブロック化処理をしたうえで上記伝送フォーマットに合致した送信データストリームを生成するとともに、上記送信データストリーム内の各ブロック内において無効データが配されるチャンネルを判別できる判別情報を上記送信データストリームに付加する伝送データ生成手段と、上記伝送データ生成手段で生成された送信データストリームを送出する送出手段と、を備えるようにする。
【0011】
本発明のデータ受信装置は、デジタルデータのブロック化を含む所定の伝送フォーマットで伝送されてきたデータストリームを受信する受信手段と、上記受信手段により受信されたデータストリームからチャンネルごとのデータを抽出すると共に上記データストリームから判別情報を抽出するチャンネル抽出手段と、上記抽出されたチャンネルごとのデータをデコードするデコード手段と、上記チャンネル抽出手段によって抽出された判別情報が無効を示しているチャンネルのデコード手段の出力がミュートされるように上記デコード手段を制御するミュート制御手段とを備えるようにする。
【0012】
また本発明は、上記構成のデータ送信装置、データ受信装置により伝送システムを構成する。
【0013】
本発明のデータ送信方法は、デジタルデータをブロック化して所定の伝送フォーマットで送出するデータ送信方法において、nチャンネルで構成される有効データとiチャンネルで構成される無効データとをmチャンネル(n+i=m)のデータを格納可能なブロックに配するブロック化処理をしたうえで上記伝送フォーマットに合致した送信データストリームを生成するとともに、上記送信データストリーム内の各ブロック内において無効データが配されるチャンネルを判別できる判別情報を生成して上記送信データストリームに付加し、上記生成された送信データストリームを送出する。
【0014】
本発明のデータ受信方法は、デジタルデータのブロック化を含む所定の伝送フォーマットで伝送されてきたデータストリームを受信し、上記受信されたデータストリームからチャンネルごとのデータを抽出すると共に上記データストリームから判別情報を抽出し、上記抽出されたチャンネルごとのデータをデコードすると共に抽出された判別情報が無効を示しているチャンネルのデコードの出力をミュートする。
【0015】
即ち本発明では、nチャンネルデータを、nチャンネル以上のチャンネル数となるmチャンネルデータに対応したブロック内に配するブロック化処理を行うことで、nチャンネル専用のブロックフォーマットを設定することなくnチャンネルデータを伝送できるようにする。
またその際には、mチャンネルのブロック内で、有効なチャンネルデータが配されない部分が発生するが、このため上記判別情報により、有効なチャンネルデータが配されない部分を受信側で判別できるようにして、受信側で正しくnチャンネルデータが抽出できるようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を次の順に説明する。なお実施の形態ではIEEE1394の伝送フォーマットでオーディオデータを伝送するデータ送信装置とデータ受信装置の例を説明する。
1.IEEE1394の伝送フォーマット
2.実施の形態の伝送方式
3.送信装置及び受信装置
【0017】
1.IEEE1394の伝送フォーマット
まずIEEE1394による伝送フォーマットについて説明する。
IEEE1394方式でのデータ伝送では、例えば図1(a)に示すように、所定の通信サイクル(例えば125μsec)毎に時分割多重によって行われる。そして、この信号の伝送は、サイクルマスタと呼ばれる機器(IEEE1394バス上の任意の1台の機器)が通信サイクルの開始時であることを示すサイクルスタートパケットCSPをバス上へ送出することにより開始される。なお、サイクルマスタは、バスを構成するケーブルに各機器を接続したとき等に、IEEE1394で規定する手順により自動的に決定される。
【0018】
1通信サイクル中における通信の形態は、ビデオデータやオーディオデータなどのリアルタイム性を必要とするデータを伝送するアイソクロナス伝送(Iso)と、制御コマンドや補助的なデータなどを確実に伝送するアシンクロナス伝送(Asy)の2種類の伝送が行われる。
各通信サイクル中では、アイソクロナス伝送用のアイソクロナスパケットIsoが、アシンクロナス伝送用のアシンクロナスパケットAsyより先に伝送される。
アイソクロナスパケットIsoの通信が終了した後、次のサイクルスタートパケットCSPまでの期間が、アシンクロナスパケットAsyの伝送に使用される。従って、アシンクロナスパケットAsyが伝送できる期間は、そのときのアイソクロナスパケットIsoの伝送チャンネル数により変化する。また、アイソクロナスパケットIsoは、1通信サイクル毎に予約した帯域(チャンネル数)が確保される伝送方式であるが、受信側からの確認は行わない。
アシンクロナスパケットAsyで伝送する場合には、受信側からアクノリッジメント(Ack)のデータを返送させて、伝送状態を確認しながら確実に伝送させる。
【0019】
図1(b)に、CIP(Common Isochronos Packet)の構造を示す。つまり、図1(a)に示したアイソクロナスパケットIsoのデータ構造である。
例えば、後述する1ビットデジタルオーディオデータ等の伝送の際には、IEEE1394通信においては、アイソクロナス通信によりデータの送受信が行われる。つまり、リアルタイム性が維持されるだけのデータ量をこのアイソクロナスパケットに格納して、1アイソクロナスサイクル毎に順次送信するものである。
【0020】
アイソクロナスパケットは、図1(b)のように、1394パケットヘッダ、ヘッダCRC、CIPヘッダ、データ部、データCRCから成る。
【0021】
上記CIP構造として、例えばSACD(Super Audio CD)方式の2チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータの伝送に用いる場合の具体例を図2に示している。
【0022】
なお1ビットデジタルオーディオデータとは、通常のCD(Compact Disc)におけるオーディオデータよりも高品位なデータとして開発されたものである。これは、サンプリング周波数を例えばCD方式における44.1KHzの16倍という非常に高いサンプリング周波数である2.8224MHzとしてΔΣ変調された1ビットデータのことであり、周波数帯域はDC成分〜100KHzの広範囲とされ、ダイナミックレンジはオーディオ帯域全体で120(dB)を実現できるデータ形式である。
なお、本例ではこのような1ビットデジタルオーディオデータをパケット化して伝送する場合を例に挙げるが、もちろん伝送されるデータ自体の形式、種別はどのようなものでもよい。
【0023】
図2では、横方向に32ビット(4バイト)を示しているが、その1行分のデータ、つまり32ビットが1カドレット(quadlet)と呼ばれる。
CIPの先頭32ビット(1カドレット)は、1394パケットヘッダとされている。
1394パケットヘッダにおいては、16ビットのデータレングス(data_Length)、2ビットのタグ(tag)、6ビットのチャンネル(channel)、4ビットのタイムコード(t code)、4ビットのシンク(sy)が配される。
データレングス(data_Length)は、当該アイソクロナスパケット全体のデータ長を示している。また6ビットのチャンネル(channel)は伝送チャンネルを示すものであり、L、R等のオーディオデータのチャンネルに相当するものではない。
【0024】
そして、1394パケットヘッダに続く1カドレットの領域はヘッダCRCが格納される。
【0025】
ヘッダCRCに続く2カドレットの領域がCIPヘッダとなる。
CIPヘッダの上位カドレットの先頭2バイトには、それぞれ‘0’‘0’が格納され、続く6ビットの領域はSID(送信ノード番号)を示す。SIDに続く8ビットの領域はDBS(データブロックサイズ)であり、データブロックのサイズ(パケット化の単位データ量)が示される。つまり、後述するデータ部はn+1個のデータブロックにより構成されるが、その一つのデータブロックのサイズが例えばカドレット数で示される。
続いては、FN(2ビット)、QPC(3ビット)の領域が設定されており、FNにはパケット化する際に分割した数が示され、QPCには分割するために追加したカドレット数が示される。
SP(1ビット)にはソースパケットのヘッダのフラグが示され、DBCにはパケットの欠落を検出するカウンタの値が格納される。
なお、図中「rsv」はリザーブ、つまり未定義の領域を示している。
【0026】
CIPヘッダの下位カドレットの先頭2バイトにはそれぞれ‘1’‘0’が格納される。そして、これに続いてFMT(6ビット)、FDF(8ビット)、SYT(16ビット)の領域が設けられる。
FMTには信号フォーマット(伝送フォーマット)が示され、ここに示される値によって、当該CIPに格納されるデータ種類(データフォーマット)が識別可能となる。具体的には、MPEGストリームデータ、Audioストリームデータ、デジタルビデオカメラ(DV)ストリームデータ等の識別が可能になる。FDFは、フォーマット依存フィールドであり、上記FMTにより分類されたデータフォーマットについて更に細分化した分類を示す領域とされる。オーディオに関するデータであれば、例えばリニアオーディオデータであるのか、MIDIデータであるのかといった識別が可能になる。
例えば1ビットデジタルオーディオデータであれば、先ずFMTによりAudioストリームデータの範疇にあるデータであることが示され、FDFに規定に従った特定の値が格納されることで、そのAudioストリームデータは1ビットデジタルオーディオデータであることが示される。
SYTは、フレーム同期用のタイムスタンプが示される。
【0027】
このようなCIPヘッダに続いては、FMT,FDFによって示されるデータが、データ部としてのn+1個のデータブロック(ブロック#0〜#n)のシーケンスによって格納される。FMT,FDFにより1ビットデジタルオーディオデータであることが示される場合には、このデータブロックとしての領域に1ビットデジタルオーディオデータが格納される。
そして、データブロックに続いて最後にデータCRCが配置される。
【0028】
この図2では、データ部にSACD方式の2チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータが配されている例を示している。これは、IEEE1394バスによるデータ伝送について適用できるAM824と呼ばれる伝送プロトコルに基づいた例であり、その場合において1ビットデジタルオーディオデータとしてL、Rの2チャンネルのオーディオデータを伝送する場合のパケット構造例である。
【0029】
上述のように32ビット(4バイト)を1カドレット(Quadlet)と呼ぶと、この1ビットデジタルオーディオデータとしての2チャンネルデータの場合、4カドレット(q1〜q4)で1つのブロック(データブロック)が形成され、このブロックが連続するものとなる。
なお、このため上記DBS(データブロックサイズ)には、4カドレットと記述されることになる。
【0030】
各カドレットにおける先頭のバイト(バイト0)は、ラベルとされている。ラベルとは、そのカドレットに配されるデータの識別情報となる。
ラベルとしての値及び意味を図3に示す。
図示するようにラベル値に対して各種の意味が定義されており、例えばラベル値40h〜4Fhは、DVD(Digital Versatile Disc)システムで採用されているマルチビットリニアオーディオデータに対応するものとされる。なお、「h」を付した数値は16進表記のものである。
またラベル値50h〜57hは、1ビットデジタルオーディオデータに対応する値、ラベル値58h〜5Fhは、エンコードされた1ビットデジタルオーディオデータに対応する値、ラベル値80h〜83hはMIDIデータに対応する値とされる。
さらにC0h〜EFhはアンシラリデータ(Ancillary Data;補助データ)を意味するなど、ラベル値は識別情報として機能するために各種定義されている。
【0031】
各ラベル値についての詳細な定義の説明は本発明と直接関係がないため説明を省略するが、図2に示した値についてのみ述べると次のようになる。
【0032】
図2においてブロック#0の第1カドレットq1をみると、ラベル値は「D1h」とされている。従って第1カドレットq1はアンシラリデータが記述されるものと提示されていることになり、さらにこの場合バイト1はサブラベルとされて「00h」とされている。
このときバイト2,バイト3が実際の補助データ内容となるが、ここではバリディティフラグ(Validity Flag)V、コピーコントロール情報(Track Attribute)、チャンネル数(Ch Bit Num)、スピーカ配置情報(Loudspeaker Config)が記述される。
【0033】
第2カドレットq2ではラベル値は「50h」とされる。ラベル値50h〜57hは、1ビットデジタルオーディオデータに対応する値であるが、「50h」は、マルチチャンネルのデータを配したブロックの最初のデータであることを示す。
また第3カドレットq3ではラベル値は「51h」とされる。「51h」は、マルチチャンネルのデータを配したブロックの2番目以降のデータであることを示す。
従って、第2、第3カドレット(q2、q3)では、チャンネル1、チャンネル2の2チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータが配されていることが示されるものとなる。各チャンネルのデータはバイト1〜バイト3の3バイトで記述される。
【0034】
第4カドレットq4では、ラベル値は「CFh」とされている。これはアンシラリデータの範疇であるが、「CFh」は特に無効データ(NO DATA)を示す値として定義されている。またバイト1はサブラベルとして無効データの内容を示す値とされており、この例では「CFh」とされている。
そしてこのときバイト2,バイト3が無効データにより充填される。
【0035】
なお、このように無効データを配するカドレットが設けられるのは、一つのデータブロックが偶数個のカドレットで構成されるという規定を満たすためである。この例の場合は有効なデータを配したカドレットが3つであるため、無効データのカドレットを追加している。従って有効なデータを配するべく用意されたカドレットが偶数個である場合は、無効データのカドレットを追加する必要はない。
【0036】
ブロック#1の第1カドレットq1では、ラベル値は「D1h」とされている。従って第1カドレットq1はアンシラリデータが記述されるものと提示されていることになり、さらにこの場合バイト1はサブラベルとされて「01h」とされている。
このときはバイト2,バイト3の補助データ内容は、サプリメンタリデータとされる。
第2〜第4カドレットはブロック#0と同様である。
【0037】
このように各ブロックが構成されて、アイソクロナスパケットIsoにおけるデータ部が形成される。
【0038】
2.実施の形態の伝送方式
以上のようなIEEE1394による伝送フォーマットを用いてデータを伝送する場合の具体例を以下、説明していく。ここでは上記CIP構造として、例えばSACD(Super Audio CD)方式の5チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータの伝送に用いるブロックフォーマットを用いる場合を例に挙げて説明していく。
即ち、この実施の形態の例では、5チャンネル対応のブロックフォーマットを用いて、チャンネル数が5チャンネル以下(1チャンネル〜5チャンネル)のオーディオデータ伝送を可能とするものである。
【0039】
まず図5でブロックシーケンスの概要を述べる。
例えば上記図2で示したようにデータ部を構成するブロック#0、#1・・・に配されるオーディオデータは、元々の1ビットデジタルオーディオデータとしてのトラック(楽曲単位)から見ると図5に示す関係となる。
【0040】
図5(a)は1つの楽曲としてのデータ群となるトラック(例えばSACDとしてのディスクに記録されている楽曲等のプログラム)をトラック#Nとして示しているが、このトラック#Nは図5(b)のように複数のフレームから構成される。
公知のようにCD方式の場合、1つのフレームは75Hz周期、即ち13.3msec分のオーディオデータに相当する単位である。
そして図5(c)のように1フレームは1568ブロック(ブロック#0〜#1567)で構成される。
なお、図5にフレームとして示すブロック#0〜#1567の部分は、図1,図2で説明したアイソクロナスパケットIso内のデータ部に相当する部分である。
【0041】
図4に本例の、5チャンネルの1ビットデジタルオーディオデータの伝送に用いるブロックフォーマットを示す。
図1のように構成されるアイソクロナスパケットにおいて、1394ヘッダ、ヘッダCRC、CIPヘッダ、及びデータCRCの構造については、この図4の場合も、図2で説明したものと同様になるため、重複説明を避ける。
【0042】
ここでは、データ部を構成するブロック#0〜#1567が、5チャンネルのオーディオデータ伝送用のフォーマットとされている。
即ち、6カドレット(q1〜q6)で1つのブロック(データブロック)が形成され、このブロックが連続するものとなる。
なお、このためCIPヘッダにおけるDBS(データブロックサイズ)には、6カドレットと記述されることになる。
【0043】
図4においてブロック#0の第1カドレットq1は、図2の場合と同様にラベル値は「D1h」であり、サブラベルは「00h」とされ、バイト2,バイト3に補助データが記述される。
第2カドレットq2ではラベル値は「50h」とされる。また、第3カドレットq3〜第6カドレットq6ではラベル値は「51h」とされる。
そしてこの第2カドレットq2〜第6カドレットq6において、1ビットデジタルオーディオデータとしての第1チャンネル(ch1)〜第5チャンネル(ch5)のデータが配される。
この場合、チャンネルch1はLチャンネル、チャンネルch2はRチャンネル、チャンネルch3はC(センタ)チャンネル、チャンネルch4はLs(後方L)チャンネル、チャンネルch5はRs(後方右)チャンネルとされる。
【0044】
後続するブロック#1〜#1567についても、同様に第2カドレットq2〜第6カドレットq6において、1ビットデジタルオーディオデータとしての第1チャンネル(ch1)〜第5チャンネル(ch5)のデータが配される。
但し、各ブロック#1〜#1567において、第1カドレットは、補助データ(アンシラリデータ)、サプリメンタリデータ、ISRC、無効データ(NO DATA)が、それぞれ配されることになるが、本例の場合、その1つとして少なくとも或る1つのブロックの第1カドレットq1には、補助データの一種であるチャンネルミュートデータが配されるようにしている。
図4においては、ブロック#1の第1カドレットq1において、ラベル値は「D1h」、サブラベルは「02h」とされ、バイト2,バイト3にチャンネルミュートデータが記述される例を示している。
【0045】
図6に、ブロック#0〜#1567について第1カドレットq1のみを示したブロックシーケンスを示す。
即ちこの例の場合、ブロック#0にはアンシラリデータ、ブロック#1にはチャンネルミュートデータ、ブロック#2〜#(x−1)にはサプリメンタリデータ、ブロック#(x)〜#(x+2)にISRCが、それぞれ配されている。なおブロック#(x+3)〜#1567の第1カドレットq1は、無効データ(NO
DATA)となっている。
【0046】
例えばこのように、アイソクロナスパケットとしてのデータストリームには、少なくとも1つのチャンネルミュートデータが挿入される。なお、チャンネルミュートデータの挿入位置はブロック#1に限られず、他のブロックに挿入されてもよいし、また2つ以上、チャンネルミュートデータが挿入されてもよい。
受信側では、ラベル「D1h」及びサブラベル「02h」により、或るブロックに挿入されているチャンネルミュートデータを認識することができる。
【0047】
このチャンネルミュートデータは、例えば本例のように5チャンネル分のオーディオデータを配することができる1つのブロック内において、有効なデータ、つまり実際の1ビットデジタルオーディオデータが配されていないカドレット(チャンネル)を受信側で判別するための判別情報となる。
【0048】
例えばチャンネルミュートデータは、ブロック#1の第1カドレットq1において、ラベル、サブラベルに続くバイト2,バイト3の位置として16ビットのデータとされるが、その構成を図7(a)に示す。
チャンネルミュートデータは、図示するように、16ビットの各ビットが、チャンネルch1〜ch16に対応するものとされる。
そしてビット値が「0」のチャンネルは「Available:有効」、ビット値が「1」のチャンネルは「Mute:無効(ミュートすべきチャンネル)」として、ブロック内の各チャンネルの状況を提示する。
【0049】
例えば図4のような5チャンネル対応のブロックの場合においては、チャンネルch1〜ch5に対応する5ビットが用いられる。
そして図4の、5チャンネル対応のブロック構成によるアイソクロナスパケットにより5チャンネルのオーディオデータを伝送する場合は、図7(b)のように、チャンネルミュートデータのチャンネルch1〜ch5に対応する5ビットは、全て「0」とされる。
この場合、各ブロックの第2カドレットq2〜第6カドレットq6では、それぞれチャンネルch1(L)、チャンネルch2(R)、チャンネルch3(C)、チャンネルch4(Ls)、チャンネルch5(Rs)の1ビットデジタルオーディオデータが配される状態となっている。
【0050】
一方、図7(c)は、上記5チャンネル対応のブロック構成によるアイソクロナスパケットにより、後方チャンネル(Ls、Rs)が存在しない3チャンネルのオーディオデータを伝送する場合を示している。この場合、各ブロックには図7(c)の右側に示すように、第2カドレットq2〜第4カドレットq4には、それぞれL、R、Cとしてのチャンネルch1,ch2,ch3の1ビットデジタルオーディオデータが配されるが、第5カドレットq5,第6カドレットq6に配すべきデータは存在しないため、斜線部として示す部分は無効データが配される。
そしてチャンネルミュートデータは図示するように、チャンネルch4,ch5に対応する値が「1」とされる。
【0051】
図7(d)は、上記5チャンネル対応のブロック構成によるアイソクロナスパケットにより、C(センター)チャンネルが存在しない4チャンネルのオーディオデータを伝送する場合を示している。この場合、各ブロックには図7(d)の右側に示すように、第2カドレットq2、第3カドレットq3には、それぞれL、Rとしてのチャンネルch1,ch2の1ビットデジタルオーディオデータが配され、また第5カドレットq5,第6カドレットq6には、それぞれLs、Rsとしてのチャンネルch4,ch5の1ビットデジタルオーディオデータが配される。そしてセンターチャンネルに相当するチャンネルch3のデータは存在しないため、第4カドレットq4には、斜線部として示すように無効データが配される。
そしてチャンネルミュートデータは図示するように、チャンネルch3に対応する値が「1」とされる。
【0052】
例えばこの図7に例を挙げたように、5チャンネル対応のブロックフォーマットを有するアイソクロナスパケットにおいて、5チャンネル以下のチャンネル数のオーディオデータであっても、そのオーディオデータを当該ブロックフォーマットを用いて伝送する。
そして、ブロック内の各カドレットq2〜q6に配される各チャンネルのデータとして、有効なデータであるか無効なデータであるかをチャンネルミュートデータにより受信側で判別できるようにする。
これにより、例えばモノラルオーディオデータ、L、Rの2チャンネルオーディオデータ、L、C、Rなどの3チャンネルオーディオデータ、L、R、Ls、Rsなどの4チャンネルオーディオデータ、及びL、R、C、Ls、Rsの5チャンネルオーディオデータについては、当該5チャンネル対応のブロックフォーマットを有するアイソクロナスパケットにおいて伝送可能となる。
【0053】
なお、ここで5チャンネル対応のブロックフォーマットの例を挙げたのは、これが図10で説明したように、既に規定されているブロックフォーマットの一つであるためである。もちろん図10(c)のように6チャンネル対応のブロックフォーマットを用いてもよい。
その場合は、チャンネルミュートデータにおいてチャンネルch1〜ch6に対応するビットが用いられて、各チャンネルのオーディオデータの有効/無効が示されることになる。
【0054】
そして6チャンネル対応のブロックフォーマットを用いた場合は、本例の伝送方式により、例えばモノラルオーディオデータ、L、Rの2チャンネルオーディオデータ、L、C、R、或いはL、R、LFEなどの3チャンネルオーディオデータ、L、R、Ls、Rs、或いはL、C、R、LFEなどの4チャンネルオーディオデータ、L、R、C、Ls、Rs、或いはL、R、LFE、Ls、Rsなどの5チャンネルオーディオデータ、及び6チャンネルオーディオデータが伝送可能となることが理解される。
【0055】
また、上記16ビット構成のチャンネルミュートデータによれば、最大16チャンネルについて有効/無効を提示できる。このため、16チャンネル対応のブロックフォーマットが規定された場合にも、対応可能であり、しかもその場合は、16チャンネル以下のチャンネル数となる非常に多様なマルチチャンネルデータの伝送が、1つのブロックフォーマットで可能となる。
また、アイソクロナスパケット内にチャンネルミュートデータを複数設けるようにすれば、17チャンネル以上にも対応可能である。例えばブロック#1,#2の各第1カドレットq1にチャンネルミュートデータを配すれば、32チャンネルまで対応可能となる。
【0056】
なお、アイソクロナスパケット内に複数のチャンネルミュートデータを配する場合において、このようにチャンネル数の拡大に対応させるためではなく、受信側での確実なチャンネルミュートデータの取込等を考慮して、同一の、つまりいずれもch1〜ch16対応のチャンネルミュートデータを複数挿入してもよい。
【0057】
ところで、チャンネルミュートデータの構造としては、他の例も各種考えられる。
図8(a)に、4ビットでチャンネルミュートデータを構成する例を示している。
通常、特殊な用途を除いては、2チャンネル以上のチャンネル数を伝送する場合で、LチャンネルとRチャンネルの一方のみが存在するということはない。同様に、LsチャンネルとRsチャンネルの一方のみ存在するということも想定しにくい。そこで、図8(a)に示すように、チャンネルミュートデータのビットb1をL及びRチャンネルに割り当て、ビットb2をCチャンネルに割り当て、ビットb3をLs及びRsチャンネルに割り当て、ビットb4をLFEチャンネルに割り当てるということが考えられる。
そしてビット値が「0」のチャンネルは「Available:有効」、ビット値が「1」のチャンネルは「Mute:無効(ミュートすべきチャンネル)」として、ブロック内の各チャンネルの状況を提示する。
【0058】
例えば6チャンネル対応のブロックフォーマットのアイソクロナスパケットを用いる場合を例に挙げると、6チャンネルのオーディオデータを伝送する場合は、図8(b)のように、チャンネルミュートデータの全ビットb1〜b4は全て「0」とされる。
この場合、各ブロックの第2カドレットq2〜第7カドレットq7では、それぞれチャンネルch1(L)、チャンネルch2(R)、チャンネルch3(C)、チャンネルch4(LFE)、チャンネルch5(Ls)、チャンネルch6(Rs)の1ビットデジタルオーディオデータが配される状態となっている。
【0059】
一方、図8(c)は、6チャンネル対応のブロック構成によるアイソクロナスパケットにより、低域エンハンスチャンネル(LFE)が存在しない5チャンネルのオーディオデータを伝送する場合を示している。
この場合、各ブロックには図8(c)の右側に示すように、第2カドレットq2、第3カドレットq3、第4カドレットq4には、それぞれL、R、Cとしてのチャンネルch1,ch2,ch3の1ビットデジタルオーディオデータが配され、また第6カドレットq6,第7カドレットq7には、それぞれLs、Rsとしてのチャンネルch5,ch6の1ビットデジタルオーディオデータが配される。そして低域エンハンスチャンネル(LFE)に相当するチャンネルch4のデータは存在しないため、第5カドレットq5には、斜線部として示すように無効データが配される。
そしてチャンネルミュートデータは図示するように、低域エンハンスチャンネル(LFE)に相当するビットb4が「1」とされる。
【0060】
図8(d)は、6チャンネル対応のブロック構成によるアイソクロナスパケットにより、L、R、Cの3チャンネルのオーディオデータを伝送する場合を示している。
この場合、各ブロックには図8(d)の右側に示すように、第2カドレットq2〜第4カドレットq4には、それぞれL、R、Cとしてのチャンネルch1,ch2,ch3の1ビットデジタルオーディオデータが配されるが、第5カドレットq5〜第7カドレットq7に配すべきデータは存在しないため、斜線部として示す部分は無効データが配される。
そしてチャンネルミュートデータは図示するように、Ls及びRsチャンネルに相当するビットb3と、低域エンハンスチャンネル(LFE)に相当するビットb4が「1」とされる。
【0061】
例えばこのように、チャンネルミュートデータを4ビット等の少ないビット数で実現することもできる。
もちろん、チャンネルミュートデータの構造については更に多様に考えられる。
【0062】
なお、チャンネルミュートデータは、上述のようにブロック内の補助データとして挿入することで、IEEE1394伝送フォーマットに対応して本発明を実現でき、IEEE1394伝送フォーマットを採用する機器間の伝送システムとして広く利用できるものとなる。
【0063】
3.送信装置及び受信装置
続いて、データ送信装置及びデータ受信装置について説明する。
図9は、或る2つの機器が例えばIEEE1394による伝送路3により接続されている場合に、送信装置1を有する機器(又は回路部)から受信装置2を有する機器(又は回路部)にオーディオデータを伝送するモデルにおいて本発明の実施の形態を示したものである。
なお受信装置2としては、伝送されてきたオーディオデータを再生出力する再生装置や、所定の記録媒体(ディスク、固体メモリ、テープなど)に記録する記録装置などが想定される。
オーディオデータは、上述したアイソクロナスパケットにより伝送されるものとし、そのオーディオデータは、例えば1ビットデジタルオーディオデータであるとする。
【0064】
図示するように送信装置1は、マルチチャンネルデータソース11,伝送データ生成部12、送信部13が設けられる。
【0065】
マルチチャンネルデータソース11は、1又は複数チャンネルのオーディオデータを出力する。マルチチャンネルデータソース11の具体的な構成は多様な例が考えられ、例えばディスクメディアや固体メモリメディア等の記録媒体に対する再生装置部、ネットワーク通信その他の受信装置部、ハードディスクドライブ等によるサーバ装置部、などが考えられる。どのような装置部であれ、ここでは1又は複数チャンネルとして、多様なチャンネルのオーディオデータを出力できるものとされる。
例えば或る音楽データとして、nチャンネルのオーディオデータを出力する。
【0066】
伝送データ生成部12は、マルチチャンネルデータソース11から供給されるnチャンネルのオーディオデータを、上述した構成のブロック化処理を行い、アイソクロナスパケットを形成していく処理を行う。
送信部13は伝送データ生成部12の出力をIEEE1394バスによる伝送路3に送出する動作を行う。
【0067】
受信装置2は、受信部31,チャンネル抽出部32、デコード部33、ミュート制御部34を備える。
【0068】
受信装置2において、受信部31は、伝送路3から供給されるデータを受信して取り込む動作を行う。
チャンネル抽出部32は、受信されたアイソクロナスパケットのデータについてパケットデコード処理を行い、各ブロック内に配されている各チャンネルのオーディオデータを抽出する処理を行う。
デコード部33は、チャンネル抽出部32で抽出されたnチャンネルのオーディオデータについて復号処理を行い、nチャンネルデータとして出力する。
ミュート制御部34は、チャンネル抽出部32で抽出される各チャンネルのオーディオデータにおいて、特定のチャンネルのミュート制御を行う。即ちミュート制御部34は、アイソクロナスパケット内に挿入されているチャンネルミュートデータに基づいて、無効なチャンネルを判別し、デコード部33でのデコード処理において特定チャンネルをミュートさせる制御を行う。
【0069】
なお、デコード部32は、伝送されてきたデータを所定チャンネル数の1ビットオーディオデータにまで復号して出力するものとしてもよいし、あるいは更にリニアPCMデータ等の形態にまで復号して出力するようにすることも考えられる。
【0070】
送信装置1から受信装置2への、データ伝送は次のように行われる。なお、アイソクロナスパケットにおける各ブロックはmチャンネル対応のブロックフォーマットであり、このブロックフォーマットでnチャンネルのオーディオデータを伝送する。この場合n≦mである。そして例えばm=5として5チャンネル対応のブロックフォーマットを用いるとする。nは1〜5のいずれかである。
【0071】
マルチチャンネルデータソース11が伝送すべきデータとしてnチャンネルの1ビットデジタルオーディオデータを伝送データ生成部12に対して出力すると、伝送データ生成部12では、各チャンネルデータを取り込んで、図4で説明した構造でアイソクロナスパケットを形成していく。つまりnチャンネルのデータが、5チャンネル対応のブロックフォーマットでブロック化される。もちろん、データが存在しないチャンネルについては無効データが配される。そしてさらに、チャンネルミュートデータによりブロック内の各チャンネルの有効/無効が提示される状態とされる。
そしてそのようなパケットが送信部13から受信装置31に伝送される。
【0072】
受信装置2では、受信部31で受信したパケットについて、チャンネル抽出部32で処理を行い、データブロックサイズDBS及びブロック内の各カドレットのラベルの値に基づいて、m個(5個)のチャンネルの各オーディオデータを抽出する。
また、ラベル値、サブラベル値に基づいてチャンネルミュートデータを判別し、そのチャンネルミュートデータをミュート制御部34に供給する。
【0073】
デコード部33には抽出されたmチャンネルの各オーディオデータが供給されるが、ここでデコード部33に対してはミュート制御部34からミュートすべきチャンネル、つまり無効データのチャンネルが指示される。
デコード部33は、その指示に応じて有効なチャンネルのデータのみについてデコードを行い、nチャンネルの1ビットデジタルオーディオデータストリームを得る。
【0074】
従って受信装置2を例えばmチャンネル対応のスピーカシステムを有するオーディオ出力装置として考えた場合は、mチャンネル以下であるnチャンネルのオーディオデータが、それぞれ対応するスピーカ出力用のデータとしてデコード部33から出力される。
なお、スピーカ出力する場合などにおいて、後段の回路、例えばパワーアンプ回路などでアナログオーディオ信号処理が行われる場合、その回路部にもミュート制御部34が制御情報を供給し、無効チャンネルをミュートさせるようにすることが好適である。
【0075】
このように、mチャンネル以下のチャンネル数nのオーディオデータは、mチャンネル対応のブロックフォーマットにより伝送可能となり、受信装置2側において、nチャンネルのオーディオデータの再生出力や記録媒体への記録が可能となる。
そして、例えば送信されてくるチャンネル数に応じてブロックフォーマットに対応する受信処理を切り換える必要はなく、また、mチャンネル以下のデータであれば、未知のブロックフォーマットで伝送されてくることにより対応不能となることはない。
【0076】
また、複数の音楽データ等を連続して伝送する場合などにおいて、各データのチャンネル数が異なる場合であっても、伝送するブロックフォーマットを変更する必要はなく、その点においても送信処理、受信処理は容易となる。
【0077】
以上、実施の形態を説明してきたが、本発明はさらに多様な構成例が考えられ、多様な機器に導入できるものである。
また、上記例では送信側と受信側は有線としてのIEEE1394方式の伝送路3による伝送システムとしたが、他の伝送規格によるものでもよく、また衛星通信、無線電話通信、赤外線伝送などの無線伝送システムに本発明を適用できることはもちろんである。
また、伝送するデータはIEEE1394伝送フォーマットのアイソクロナスパケットに限定されるものではなく、他の種のデータ伝送フォーマットにも本発明を適用できる。
更にオーディオデータとしては、1ビットデジタルオーディオデータに限らず、マルチビットデジタルオーディオデータの伝送にも当然に適用でき、またビデオデータの伝送などにも応用できる。
【0078】
【発明の効果】
以上の説明からわかるように本発明では、送信側では、nチャンネルで構成されるデータを、mチャンネル(n≦m)のデータを格納可能なブロックに配するブロック化処理を行うと共に、各ブロック内において有効データが配されていないチャンネルを判別できる判別情報が含まれているようにして所定の伝送フォーマットに合致した送信データストリームを生成し、送出するようにしている。また受信側では、受信された所定の伝送フォーマットのデータストリームに含まれる判別情報に基づいて、データストリームを構成する各ブロック内において有効データが配されていないチャンネルを判別し、有効とされる各チャンネルデータを抽出するようにしている。
つまり、nチャンネルデータを、nチャンネル以上のチャンネル数となるmチャンネルデータに対応したブロック内に配するブロック化処理を行なって伝送するため、nチャンネル専用のブロックフォーマットとして新規なブロックフォーマットを規定すること無く、伝送が可能となる。即ち伝送するデータのチャンネル数が多様化しても、既に規定されているブロックフォーマットを用いて伝送可能となる。
【0079】
そしてそれにより、受信側では未知のブロックフォーマットに対応しなくてもよく、さらに判別情報に基づいて有効なチャンネルデータのみを抽出すればよいため、正確な受信が可能となる。
また、例えば異なるチャンネル数のコンテンツ、例えば2チャンネルオーディオデータとしての音楽データと、5チャンネルオーディオデータとしての音楽データなどを、連続して伝送するような場合にも、ブロックフォーマットを変更する必要もなく、当然受信側でもブロックフォーマット変更に対応する必要はないため、処理はその点においても容易となる。
【0080】
これらのことから多様なチャンネル数のデータ伝送が容易かつ正確に実現できると共に、将来的に伝送データのチャンネル種別が更に多様化しても、対応できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394による伝送フォーマットの説明図である。
【図2】IEEE1394のアイソクロナスパケットの説明図である。
【図3】データブロックのラベルの説明図である。
【図4】実施の形態のIEEE1394のアイソクロナスパケットの説明図である。
【図5】実施の形態のブロックシーケンスの説明図である。
【図6】実施の形態のチャンネルミュートデータ挿入例の説明図である。
【図7】実施の形態のチャンネルミュートデータの説明図である。
【図8】実施の形態のチャンネルミュートデータの他の例の説明図である。
【図9】本発明の実施の形態の送信装置及び受信装置のブロック図である。
【図10】伝送時のブロック構成の説明図である。
【符号の説明】
1 送信装置、2 受信装置、3 伝送路、11 マルチチャンネルデータソース、12 伝送データ生成部、13 送信部、31 受信部、32 チャンネル抽出部、33 デコード部、34 ミュート制御部
Claims (5)
- デジタルデータをブロック化して所定の伝送フォーマットで送出するデータ送信装置において、
nチャンネルで構成される有効データとiチャンネルで構成される無効データとをmチャンネル(n+i=m)のデータを格納可能なブロックに配するブロック化処理をしたうえで上記伝送フォーマットに合致した送信データストリームを生成するとともに、上記送信データストリーム内の各ブロック内において無効データが配されるチャンネルを判別できる判別情報を上記送信データストリームに付加する伝送データ生成手段と、
上記伝送データ生成手段で生成された送信データストリームを送出する送出手段と、
を備えたことを特徴とするデータ送信装置。 - デジタルデータのブロック化を含む所定の伝送フォーマットで伝送されてきたデータストリームを受信する受信手段と、
上記受信手段により受信されたデータストリームからチャンネルごとのデータを抽出すると共に上記データストリームから判別情報を抽出するチャンネル抽出手段と、
上記抽出されたチャンネルごとのデータをデコードするデコード手段と、
上記チャンネル抽出手段によって抽出された判別情報が無効を示しているチャンネルのデコード手段の出力がミュートされるように上記デコード手段を制御するミュート制御手段と
を備えたことを特徴とするデータ受信装置。 - デジタルデータをブロック化して所定の伝送フォーマットで送出するデータ送信方法において、
nチャンネルで構成される有効データとiチャンネルで構成される無効データとをmチャンネル(n+i=m)のデータを格納可能なブロックに配するブロック化処理をしたうえで上記伝送フォーマットに合致した送信データストリームを生成するとともに、上記送信データストリーム内の各ブロック内において無効データが配されるチャンネルを判別できる判別情報を生成して上記送信データストリームに付加し、
上記生成された送信データストリームを送出する
データ送信方法。 - デジタルデータのブロック化を含む所定の伝送フォーマットで伝送されてきたデータストリームを受信し、
上記受信されたデータストリームからチャンネルごとのデータを抽出すると共に上記データストリームから判別情報を抽出し、
上記抽出されたチャンネルごとのデータをデコードすると共に抽出された判別情報が無効を示しているチャンネルのデコードの出力をミュートする
データ受信方法。 - デジタルデータをブロック化して所定の伝送フォーマットで送出するデータ送信装置と、伝送されてきたデジタルデータを受信するデータ受信装置から成る伝送システムにおいて、
上記データ送信装置は、
nチャンネルで構成される有効データとiチャンネルで構成される無効データとをmチャンネル(n+i=m)のデータを格納可能なブロックに配するブロック化処理をしたうえで上記伝送フォーマットに合致した送信データストリームを生成するとともに、上記送信データストリーム内の各ブロック内において無効データが配されるチャンネルを判別できる判別情報を上記送信データストリームに付加する伝送データ生成手段と、
上記伝送データ生成手段で生成された送信データストリームを送出する送出手段と
を備え、
上記データ受信装置は、
デジタルデータのブロック化を含む所定の伝送フォーマットで伝送されてきたデータストリームを受信する受信手段と、
上記受信手段により受信されたデータストリームからチャンネルごとのデータを抽出す ると共に上記データストリームから判別情報を抽出するチャンネル抽出手段と、
上記抽出されたチャンネルごとのデータをデコードするデコード手段と、
上記チャンネル抽出手段によって抽出された判別情報が無効を示しているチャンネルのデコード手段の出力がミュートされるように上記デコード手段を制御するミュート制御手段と
を備えたことを特徴とする伝送システム。
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