JP3693446B2 - マーキングペン用油性インキ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マーキングペン用油性インキに関し、さらに詳しくは、溶剤として炭素数4以下の脂肪族アルコールを使用したマーキングペン用油性インキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、速乾性マーキングペンに用いる油性インキ、特に着色剤としては、酸化チタンが用いられ、隠蔽力をインキに持たせたインキでは、溶剤として、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が多く用いられている。
【0003】
しかしながら、上記溶剤は臭気や毒性が高い等の問題があるので、近年、臭気や毒性が低い炭素数4以下の脂肪族アルコールを油性インキの溶剤として使用することが多く提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、溶剤として、炭素数4以下の脂肪族アルコールを使用した場合、これらの溶剤は蒸発速度が大きいためか、特に湿度が高い環境下で塗膜や筆記描線が白く曇り艶がなくなるという現象が発生しやすいという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、塗膜が発生することなく、艶のある筆記描線が得られるマーキングペン用油性インキを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、炭素数4以下の脂肪族アルコールと、樹脂と、着色剤とを少なくとも含むマーキングペン用インキにおいて、前記樹脂はテルペンジフェニール樹脂からなると共に、当該テルペンジフェニール樹脂はフェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含むことを特徴とするマーキングペン用油性インキを提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるマーキングペン用油性インキの実施の形態について詳細に説明する。
着色剤としては、特に隠蔽力を必要とする場合は、酸化チタンが用いられ、酸化チタンは種々の市販品が好適に用いられる。このような市販品としては、例えば、タイペークR−780、タイペークR−820、タイペークCR−50、タイペークCR−93(石原産業(株)製)、クロノスKR−270、クロノスKR−310、クロノスKR−380、クロノスKR−380N(チタン工業(株)製)、JR−300、JR−600A、JR−602、JR−701、JR−800、JR−805(テイカ(株)製)等が挙げられる。
【0008】
また、油溶性染料としては、SBN Yellow 510、SBN Orange701、SPT Bleu26、SBN Blue−701、SOT Pink−1、Spiron RedC−GH(保土谷化学(株)製)、オイルレッド5B、バリファーストブラック#3810、#3820、#3830(オリエント化学工業(株)製)等、有機顔料としては、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ顔料、塩基性染料系顔料、酸性系染料顔料、建染染料系顔料、媒染染料系顔料、天然染料系顔料等、無機顔料としては、黄土、バリウム黄、紺青、ベンガラ、鉄黒、カーボンブラック等といった染料・顔料が挙げられる。
【0009】
酸化チタンの使用量としては、インキ総量に対して20〜40重量%が好ましい。20重量%より少ないと、十分な隠蔽力を発揮できない。また、40重量%より多く配合すると、ペン先に繊維の集合体であるペン芯を用いたマーキングペンの場合、ペン芯内外の流動性が悪くなり、筆記性に悪影響をあたえる。その他、有色染料、有機・無機顔料については、希望する発色濃度に適宜調製することができる。
【0010】
炭素数4以下の脂肪族アルコールは主溶剤として用いられるものである。具体的には、メチルアルコール、エチルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、ノルマルブチルアルコール、ターシャリブチルアルコールがあげられる。これらは単独あるいは複数混合して使用でき、その使用量はインク総量に対して40〜90重量%添加することが好ましい。なお補助的な溶剤として、グリコール、グリコールエーテル、エステルも使用できる。
【0011】
本発明のマーキングペン用油性インキに必要な樹脂は、テルペンジフェニール樹脂からなると共に、当該テルペンジフェニール樹脂は、フェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含む。これは、例えば、YP90、YP90L(以上、ヤスハラケミカル(株))等の市販品が使用できる。これらの樹脂は、フェノール基を2個有するテルペン化合物を含み、そのテルペンジフェニールの構造としては、例えば、以下に示される構造が推定される。なお、市販品のYP90、YP90Lについては、それぞれテルペンジフェニールは、樹脂の総量に対して約90重量%、約50重量%含まれている。
【0012】
【化1】
【0013】
フェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含むテルペンジフェニール樹脂の使用量は、インキ総量に対して5〜30重量%が好ましい。5重量%未満の使用量だと、湿度の高い環境下で塗膜や筆記描線が白く曇り艶がなくなるという現象を抑えることができない。また、30重量%より多く配合すると、インキ全体の系の粘度が高くなりマーキングペン用インキとして流出性や、筆記性が劣り適さない。
【0014】
また、上記樹脂として、このフェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含むテルペンジフェニール樹脂単独でも使用できるが、その他の樹脂を複数混合しても使用できる。混合できる樹脂としては、ケトンレジンK−90(荒川化学工業(株)製)、ハロン110H(本州化学(株)製)、ラロパールK80(BASFジャパン(株)製)等のケトン樹脂、ラロパールA80、同A101等のアルデヒド樹脂、フタロパールPP、同NP(BASFジャパン)等のポリエステル樹脂、スプラパールAP−20、同AP−30(BASFジャパン)等のスチレン系樹脂、ジョンクリル67、同678、同680、同682、同550、同586(ジョンソン(株)製)等のスチレンアクリル樹、マルキード31、同32、同33、同34(荒川化学(株)製)等のロジン変性マレイン酸樹脂、マイティーエースG125、同G150(ヤスハラケミカル(株))等のテルペンフェノール樹脂等が挙げられる。
【0015】
上記以外に、湿潤剤、可溶化剤、粘度調節剤、消泡剤、界面活性剤など、種々の添加剤を適宜選択して使用することもできる。
【0016】
本発明のマーキングペン用油性インキは、着色剤に顔料が使用される場合は、ボールミル、ビーズミル等の周知の分散機で、着色剤に溶剤可溶成分が使用される場合は、撹拌機で調製され、混合撹拌することによって得られる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明のマーキングペン用油性インキを実施例により説明するが、これらの実施例により本発明のマーキングペン用油性インキは限定されない。実施例、比較例中単に部とあるものは、重量部を示す。
【0018】
実施例1
酸化チタン(KR380N) :35部
テルペンジフェニール樹脂(YP90L) :15部
微粉末シリカ(ミズカシルP801:水澤化学工業(株)): 0.3部
エチルアルコール :47.1部
イソプロピルアルコール : 7部
添加剤:(ソルスパースS2700:ゼネカ(株)) : 0.6部
【0019】
実施例2
酸化チタン(JR701) :29部
テルペンジフェニール樹脂(YP90L) : 7部
ハロン110H : 7 部
エチルアルコール :48.2部
プロピレングリコールモノメチルエーテル : 5 部
Spiron RedCGH : 2.5部
SBN Yellow510 : 1.3部
【0020】
実施例3
酸化チタン(JR701) :25部
テルペンジフェニール樹脂(YP90L) : 5部
ラロパールA101 :10部
エチルアルコール :52部
イソプロピルアルコール : 7部
SBN Blue701 : 1部
【0021】
比較例1
実施例1において、テルペンジフェニール樹脂(YP90L)を全てケトン樹脂K−90に置き換えたこと以外は、実施例1と同様な成分で調製した。
【0022】
比較例2
実施例2において、テルペンジフェニール樹脂(YP90L)をハロン110Hに全て置き換えたこと以外は、実施例2と同様な成分で調製した。
【0023】
比較例3
実施例3においてテルペンジフェニール樹脂(YP90L)を全てラロパールA101に置き換えたこと以外は、実施例3と同様な成分で調製した。
【0024】
以上のようにして得られた各実施例及び比較例のインキ組成物を温度25℃、湿度70%の環境下で25ミクロンのフィルムアプリケータでガラス版に塗布し、乾燥後の入・受角度20°の光沢値を測定した。
【0025】
入・受角度20°の光沢値
実施例1 83
実施例2 78.3
実施例3 87.2
比較例1 15.3
比較例2 9.8
比較例3 10.8
【0026】
実施例1〜3のインキ組成物においては、塗布されたインキの乾燥後も高い光沢値を示したが、比較例1〜3のインキ組成物においては、乾燥後に表面塗膜に白い曇りが発生した。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のマーキングペン用油性インキによれば、インキを塗布した後にも塗膜が発生することなく、さらに曇りのない艶のある筆記描線を得ることができる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、マーキングペン用油性インキに関し、さらに詳しくは、溶剤として炭素数4以下の脂肪族アルコールを使用したマーキングペン用油性インキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、速乾性マーキングペンに用いる油性インキ、特に着色剤としては、酸化チタンが用いられ、隠蔽力をインキに持たせたインキでは、溶剤として、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が多く用いられている。
【0003】
しかしながら、上記溶剤は臭気や毒性が高い等の問題があるので、近年、臭気や毒性が低い炭素数4以下の脂肪族アルコールを油性インキの溶剤として使用することが多く提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、溶剤として、炭素数4以下の脂肪族アルコールを使用した場合、これらの溶剤は蒸発速度が大きいためか、特に湿度が高い環境下で塗膜や筆記描線が白く曇り艶がなくなるという現象が発生しやすいという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、塗膜が発生することなく、艶のある筆記描線が得られるマーキングペン用油性インキを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、炭素数4以下の脂肪族アルコールと、樹脂と、着色剤とを少なくとも含むマーキングペン用インキにおいて、前記樹脂はテルペンジフェニール樹脂からなると共に、当該テルペンジフェニール樹脂はフェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含むことを特徴とするマーキングペン用油性インキを提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるマーキングペン用油性インキの実施の形態について詳細に説明する。
着色剤としては、特に隠蔽力を必要とする場合は、酸化チタンが用いられ、酸化チタンは種々の市販品が好適に用いられる。このような市販品としては、例えば、タイペークR−780、タイペークR−820、タイペークCR−50、タイペークCR−93(石原産業(株)製)、クロノスKR−270、クロノスKR−310、クロノスKR−380、クロノスKR−380N(チタン工業(株)製)、JR−300、JR−600A、JR−602、JR−701、JR−800、JR−805(テイカ(株)製)等が挙げられる。
【0008】
また、油溶性染料としては、SBN Yellow 510、SBN Orange701、SPT Bleu26、SBN Blue−701、SOT Pink−1、Spiron RedC−GH(保土谷化学(株)製)、オイルレッド5B、バリファーストブラック#3810、#3820、#3830(オリエント化学工業(株)製)等、有機顔料としては、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ顔料、塩基性染料系顔料、酸性系染料顔料、建染染料系顔料、媒染染料系顔料、天然染料系顔料等、無機顔料としては、黄土、バリウム黄、紺青、ベンガラ、鉄黒、カーボンブラック等といった染料・顔料が挙げられる。
【0009】
酸化チタンの使用量としては、インキ総量に対して20〜40重量%が好ましい。20重量%より少ないと、十分な隠蔽力を発揮できない。また、40重量%より多く配合すると、ペン先に繊維の集合体であるペン芯を用いたマーキングペンの場合、ペン芯内外の流動性が悪くなり、筆記性に悪影響をあたえる。その他、有色染料、有機・無機顔料については、希望する発色濃度に適宜調製することができる。
【0010】
炭素数4以下の脂肪族アルコールは主溶剤として用いられるものである。具体的には、メチルアルコール、エチルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール、ノルマルブチルアルコール、ターシャリブチルアルコールがあげられる。これらは単独あるいは複数混合して使用でき、その使用量はインク総量に対して40〜90重量%添加することが好ましい。なお補助的な溶剤として、グリコール、グリコールエーテル、エステルも使用できる。
【0011】
本発明のマーキングペン用油性インキに必要な樹脂は、テルペンジフェニール樹脂からなると共に、当該テルペンジフェニール樹脂は、フェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含む。これは、例えば、YP90、YP90L(以上、ヤスハラケミカル(株))等の市販品が使用できる。これらの樹脂は、フェノール基を2個有するテルペン化合物を含み、そのテルペンジフェニールの構造としては、例えば、以下に示される構造が推定される。なお、市販品のYP90、YP90Lについては、それぞれテルペンジフェニールは、樹脂の総量に対して約90重量%、約50重量%含まれている。
【0012】
【化1】
【0013】
フェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含むテルペンジフェニール樹脂の使用量は、インキ総量に対して5〜30重量%が好ましい。5重量%未満の使用量だと、湿度の高い環境下で塗膜や筆記描線が白く曇り艶がなくなるという現象を抑えることができない。また、30重量%より多く配合すると、インキ全体の系の粘度が高くなりマーキングペン用インキとして流出性や、筆記性が劣り適さない。
【0014】
また、上記樹脂として、このフェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含むテルペンジフェニール樹脂単独でも使用できるが、その他の樹脂を複数混合しても使用できる。混合できる樹脂としては、ケトンレジンK−90(荒川化学工業(株)製)、ハロン110H(本州化学(株)製)、ラロパールK80(BASFジャパン(株)製)等のケトン樹脂、ラロパールA80、同A101等のアルデヒド樹脂、フタロパールPP、同NP(BASFジャパン)等のポリエステル樹脂、スプラパールAP−20、同AP−30(BASFジャパン)等のスチレン系樹脂、ジョンクリル67、同678、同680、同682、同550、同586(ジョンソン(株)製)等のスチレンアクリル樹、マルキード31、同32、同33、同34(荒川化学(株)製)等のロジン変性マレイン酸樹脂、マイティーエースG125、同G150(ヤスハラケミカル(株))等のテルペンフェノール樹脂等が挙げられる。
【0015】
上記以外に、湿潤剤、可溶化剤、粘度調節剤、消泡剤、界面活性剤など、種々の添加剤を適宜選択して使用することもできる。
【0016】
本発明のマーキングペン用油性インキは、着色剤に顔料が使用される場合は、ボールミル、ビーズミル等の周知の分散機で、着色剤に溶剤可溶成分が使用される場合は、撹拌機で調製され、混合撹拌することによって得られる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明のマーキングペン用油性インキを実施例により説明するが、これらの実施例により本発明のマーキングペン用油性インキは限定されない。実施例、比較例中単に部とあるものは、重量部を示す。
【0018】
実施例1
酸化チタン(KR380N) :35部
テルペンジフェニール樹脂(YP90L) :15部
微粉末シリカ(ミズカシルP801:水澤化学工業(株)): 0.3部
エチルアルコール :47.1部
イソプロピルアルコール : 7部
添加剤:(ソルスパースS2700:ゼネカ(株)) : 0.6部
【0019】
実施例2
酸化チタン(JR701) :29部
テルペンジフェニール樹脂(YP90L) : 7部
ハロン110H : 7 部
エチルアルコール :48.2部
プロピレングリコールモノメチルエーテル : 5 部
Spiron RedCGH : 2.5部
SBN Yellow510 : 1.3部
【0020】
実施例3
酸化チタン(JR701) :25部
テルペンジフェニール樹脂(YP90L) : 5部
ラロパールA101 :10部
エチルアルコール :52部
イソプロピルアルコール : 7部
SBN Blue701 : 1部
【0021】
比較例1
実施例1において、テルペンジフェニール樹脂(YP90L)を全てケトン樹脂K−90に置き換えたこと以外は、実施例1と同様な成分で調製した。
【0022】
比較例2
実施例2において、テルペンジフェニール樹脂(YP90L)をハロン110Hに全て置き換えたこと以外は、実施例2と同様な成分で調製した。
【0023】
比較例3
実施例3においてテルペンジフェニール樹脂(YP90L)を全てラロパールA101に置き換えたこと以外は、実施例3と同様な成分で調製した。
【0024】
以上のようにして得られた各実施例及び比較例のインキ組成物を温度25℃、湿度70%の環境下で25ミクロンのフィルムアプリケータでガラス版に塗布し、乾燥後の入・受角度20°の光沢値を測定した。
【0025】
入・受角度20°の光沢値
実施例1 83
実施例2 78.3
実施例3 87.2
比較例1 15.3
比較例2 9.8
比較例3 10.8
【0026】
実施例1〜3のインキ組成物においては、塗布されたインキの乾燥後も高い光沢値を示したが、比較例1〜3のインキ組成物においては、乾燥後に表面塗膜に白い曇りが発生した。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のマーキングペン用油性インキによれば、インキを塗布した後にも塗膜が発生することなく、さらに曇りのない艶のある筆記描線を得ることができる。
Claims (2)
- 炭素数4以下の脂肪族アルコールと、樹脂と、着色剤とを少なくとも含むマーキングペン用油性インキにおいて、前記樹脂はテルペンジフェニール樹脂からなると共に、当該テルペンジフェニール樹脂はフェノール基を2個有するテルペンジフェニールを少なくとも含むことを特徴とするマーキングペン用油性インキ。
- 前記テルペンジフェニール樹脂の使用量は、インキ総量に対して5〜30重量%であることを特徴とする請求項1記載のマーキングペン用油性インキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02681397A JP3693446B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | マーキングペン用油性インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02681397A JP3693446B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | マーキングペン用油性インキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10219171A JPH10219171A (ja) | 1998-08-18 |
JP3693446B2 true JP3693446B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=12203736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02681397A Expired - Fee Related JP3693446B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | マーキングペン用油性インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3693446B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7057157B2 (ja) * | 2018-02-28 | 2022-04-19 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具用水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP02681397A patent/JP3693446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10219171A (ja) | 1998-08-18 |
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Legal Events
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