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JP3692992B2 - 3分割版胴装置 - Google Patents

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は連続紙に印刷可能な輪転機、とりわけ、連続紙を幅方向に3等分した各領域に、それぞれ相違する画像を重ね刷り可能な輪転機の版胴装置に関し、例えば、新聞2ページ幅領域を軸方向に3つ並べて設けた多色印刷用版胴装置に用いる3分割版胴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
連続紙を幅方向に複数等分した各領域に、それぞれ相違する画像を重ね刷り可能な輪転機としては、新聞2ページ幅領域を幅方向に2つ並べて設けられた新聞用輪転機がよく知られており、その多色印刷用の版胴装置としては、特公昭59−31467号公報、実公平6−11769号公報及び実公平6−38681号公報に示されるものがある。
【0003】
特公昭59−31467号公報及び実公平6−11769号公報に示されるものは、版胴の外周面を軸方向に2分割し、一方を大径部とし他方を段状の小径部とした一方版胴部材、この一方版胴部材の大径部と同じ外径を有し、一方版胴部材の小径部と軸線が互いに一致した状態で嵌め合わせられる筒状の他方版胴部材からなり、一方版胴部材と他方版胴部材のそれぞれに、当該部材をその軸線に沿って変位させる軸方向変位機構と軸線周りに変位させる周面方向変位機構とが設けられた版胴装置である。
【0004】
そして、特公昭59−31467号公報に示されるものは、一方版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを版胴装置の一方を支持するフレームの外側に設けるとともに、他方版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを版胴装置の他方を支持するフレームの外側に設けており、また、実公平6−11769号公報に示されるものは、一方の版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを版胴装置の他方を支持するフレームの外側に設けるとともに、他方版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを版胴装置の他方を支持するフレームの内側に設けている。
【0005】
実公平6−38681号公報に示されるものは、版胴の外径より小さな外径を有する支持部材と、版胴の外径と同じ外径を有し、支持部材と軸線が互いに一致した状態で支持部材の一方側に嵌め合わせられる筒状の一方版胴部材と、版胴の外径と同じ外径を有し、支持部材と軸線が互いに一致した状態で支持部材の他方側に嵌め合わせられる筒状の他方版胴部材からなり、一方版胴部材と他方版胴部材のそれぞれに、当該部材をその軸線に沿って変位させる軸方向変位機構と軸線周りに変位させる周面方向変位機構とが設けられた版胴装置である。
【0006】
そして、この実公平6−38681号公報に示されたものは、一方版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを版胴装置の一方を支持するフレームの外側に設けるとともに、他方版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを版胴装置の他方を支持するフレームの外側に設けており、さらに前記支持部材、一方版胴部材及び他方版胴部材の3部材が一斉に回転可能であるように、また一方版胴部材と他方版胴部材の周面方向変位が互いに個別に行えるように、まず支持部材に駆動が伝達され、支持部材を介して一方版胴部材及び他方版胴部材が駆動されるように設けられている。
【0007】
また、これとは別に特許第2726716号公報には、いわゆる倍版幅の新聞用輪転機の版胴の外周面を軸方向に新聞1ページ幅で4分割した多色印刷用の版胴装置が示されている。
【0008】
ここに示されるものは、新聞1ページ分の幅ごとに4分割した版胴の軸方向に隣接する2ページ分、または版胴の両側を除く部分の1ページ分を大径部とし、他を段状の小径部とした主版胴部材、主版胴部材の大径部と同じ外径を有し、主版胴部材の小径部と軸線が互いに一致した状態で嵌め合わせられる1ページ幅、または2ページ幅の筒状形状からなる複数の筒状版胴部材からなり、主版胴部材と複数の筒状版胴部材のそれぞれに、当該部材をその軸線に沿って変位させる軸方向変位機構と軸線周りに変位させる周面方向変位機構とが設けられた版胴装置である。
【0009】
そして、主版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構を版胴装置のいずれか一方を支持するフレームの外側に設けるとともに、筒状版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを版胴装置を支持する当該筒状版胴部材に近い方のフレームの外側に設けており、軸方向変位機構と周面方向変位機構とがそれぞれ2個ずつ設けられる側は、版胴の中央側に位置する版胴部材の軸方向変位機構が版胴装置を支持するベアリングスリーブに設けられ、版胴の中央側に位置する版胴部材の周面方向変位機構が、この版胴装置と隣接するブランケット胴に設けられている。
【0010】
他方、近年印刷物の生産性を上げるべく、印刷速度の増大とは別に、版胴の一回転で印刷できるページ数を増やすべく版胴の径を大きくしたり、版胴の長さを長くする試みがなされており、版胴の長さを長くすることについては、例えば特開平9−141826号公報に開示されるものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前記特公昭59−31467号公報、実公平6−11769号公報及び実公平6−38681号公報に示される多色印刷用の版胴装置は、いずれも版胴の外周面を2分割し、その2つの領域をそれぞれ個別に軸線に沿って変位させ、また軸線周りに変位させることが可能な版胴装置であるが、版胴の外周面を3分割したときに、その3つの領域をそれぞれ個別に軸線に沿って変位させ、また軸線周りに変位させることが可能な機構を開示していない。
【0012】
そしてこのうちの、実公平6−11769号公報に示される多色印刷用の版胴装置は、各領域をそれぞれ個別に軸線に沿って変位させる2つの軸方向変位機構と、2つの領域をそれぞれ個別に軸線周りに変位させる2つの周面方向変位機構を、いずれも版胴装置の一方側に設ける構成を開示しているが、他方版胴部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを版胴装置を支持するフレームの内側に設けているためフレームスパンが大きくなり、かつスパン内に径の小さな端軸部が長く設けられているため版胴装置の撓みが大きく、2つの領域の軸方向変位と周面方向変位のときに、この端軸部で2つの領域につながるそれぞれの軸部が接触して移動するのに大きな抵抗になり、各変位が円滑に行われない恐れが大きいものであった。
【0013】
また、実公平6−38681号公報に示される多色印刷用の版胴装置は、支持部材と筒状の一方版胴部材と筒状の他方版胴部材の3つの部材が、互いに軸線が一致した状態で嵌め合わせられて構成されているが、軸方向変位機構と周面方向変位機構とは、一方版胴部材と他方版胴部材にしか設けられておらず、3つの部材をそれぞれ個別に軸線に沿って変位させ、また軸線周りに変位させることが可能な機構を開示していない。
【0014】
一方、前記特許第2726716号公報には、大径部と段状の小径部を備えた主版胴部材、主版胴部材の小径部と軸線が互いに一致した状態で嵌め合わせられた筒状形状からなる複数の筒状版胴部材からなり、主版胴部材と複数の筒状版胴部材のそれぞれに、軸方向変位機構と周面方向変位機構とが設けられた版胴装置が示されているが、同一部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とが版胴装置の同側部に設けられ、しかも、軸方向変位機構と周面方向変位機構とがそれぞれ2個ずつ設けられる側は、版胴の中央側に位置する版胴部材の軸方向変位機構が版胴装置を支持するベアリングスリーブに設けられ、版胴の中央側に位置する版胴部材の周面方向変位機構が、この版胴装置と隣接するブランケット胴に設けられた極めて複雑な構成からなるうえ、版胴の中央側に位置する版胴部材を軸方向変位すると、この版胴部材に回転駆動を伝達するはすば歯車もともに変位し、そのねじれ角によって版胴部材が周面方向に変位させられてしまい、軸方向変位を周面方向と別個に行うことができないものであった。
【0015】
他方、前記特開平9−141826号公報には、長さを長くした版胴が開示されているが、この版胴の外周面をいくつかの部材で形成し、各部材をそれぞれ個別に軸方向変位と周面方向変位することは開示されていない。
【0016】
これらのことから、生産性を向上すべく2つを超える単位画像を軸方向に並べて印刷可能であり、しかも、重ね刷りするときに重ねられる印刷画像のずれをなくすべく、各単位画像ごとにそれぞれ別個に調整可能であるとともに、各単位画像において被印刷物の走行方向のずれと被印刷物の走行方向に対して直角方向のズレとをそれぞれ別個に調整可能である版胴装置であって、しかも、無用な撓みを極力少なくした版胴装置が求められていた。
【0017】
この発明は前記したことに鑑みなされたもので、3つの単位画像を軸方向に並べて印刷可能にした版胴装置の各単位画像をそれぞれ別個に調整でき、しかも無用な撓みが生じることなく、円滑に調整できるようにした3分割版胴装置を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために、この発明に係る3分割版胴装置は、同一軸線を有する両側の小径部と中間の大径部を備えた中央部材と、この中央部材の小径部のそれぞれに中央部材と軸線を共有し、前記大径部とともに3分割された外周面を形成する2つの側部材とからなる3分割版胴を、これの中央部材の両側の小径部のそれぞれの端部に設けた軸を、各側部材に設けた軸の軸方向の穴に、軸方向変位及び周面方向変位可能に、かつ側部材の軸より突出するように嵌め合わせるとともに、この各側部材の軸をフレームに回転可能に、かつ軸方向変位可能にして支持することによりフレームに支持し、この3分割版胴の中央部材と2つの側部材とを一斉に回転可能とすべく2つの側部材のそれぞれの軸と、この側部材の軸より突出する中央部材の一方の軸に、これらの各軸に対して軸方向に移動可能に、かつ回転方向の動きを規制して従動はすば歯車を設け、この各従動はすば歯車を駆動側伝動はすば歯車に個別に連係し、
中央部材の軸に、この中央部材の前記一方の軸に設けられた従動はすば歯車と連動することなしに前記中央部材を、軸線と平行に移動する軸方向変位機構をフレームの外側から取り付け、更に、中央部材の前記一方の軸に設けられた従動はすば歯車に、この従動はすば歯車を中央部材の軸に対して平行に移動する周面方向変位機構をフレームの外側から取り付け、
更に、各側部材の軸のそれぞれに、各軸を、それぞれ各軸に設けられた従動はすば歯車と連動することなしに軸線と平行に移動する軸方向変位機構を、また、各側部材のそれぞれの軸に設けられた各従動はすば歯車に、各従動はすば歯車をそれぞれ側部材の軸に対して平行に移動する周面方向変位機構をそれぞれフレームの外側で、かつ前記中央部材の軸方向変位機構及び周方向変位機構よりもフレーム側に取り付けて、
中央部材及び側部材の軸方向変位と周面方向変位とを、いずれも互いに連動することなしになし得るようにし、
単位画像3つを軸線方向に並べて印刷可能であるとともに、中央の単位画像及びその両側の各単位画像ごとにそれぞれ独立して印刷見当調整可能に設けた構成になっている。
【0019】
そして前記3分割版胴装置において、中央部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを中央部材の両側に振り分けて設け、また、単位画像が新聞2ページを軸方向に並べた大きさを有するように設けた。
【0020】
【作 用】
前記構成によれば、中央部材とこの中央部材に対し軸線に沿って変位可能、かつ軸線周りに変位可能に設けた2つの側部材を備えた版胴装置を、中央部材と2つの側部材とにそれぞれ設けた従動伝動部材に駆動側伝動部材から駆動伝動することにより一斉に駆動回転し、中央部材と2つの側部材とがそれぞれの印刷画像を被印刷物に直接または適宜の印刷胴を介して一斉に印刷する。
【0021】
この印刷において、複数の版胴装置または前記適宜の印刷胴に被印刷物を連続して経由させて連続印刷することにより、重ね刷りを行うことができる。
【0022】
重ね刷りされた印刷画像にずれがあるときは、ずれた印刷画像を印刷した版胴装置の中央部材と2つの側部材のうちの、ずれた印刷画像を印刷した部材を、ずれがなくなる方向に変位させる。
【0023】
すなわち、印刷画像が被印刷物の走行方向にずれているときは、当該印刷画像を印刷した部材に取り付けられた周面方向変位機構を作動させ、その部材を軸線周りに変位させて印刷画像のずれをなくし、印刷画像が被印刷物の走行方向に対して直角な方向にずれているときは、当該印刷画像を印刷した部材に取り付けられた軸方向変位機構を作動させ、その部材を軸方向に変位させて画像のずれをなくす。
【0024】
これら周面方向変位と軸方向変位は、いずれも版胴装置が駆動回転した状態で、中央部材と2つの側部材のそれぞれについて、互いに影響することなく行うことが可能である。すなわち、周面方向変位と軸方向変位は互いに影響することなく行われ、1つの部材のこれら変位は他の部材に影響することなく行われる。
【0025】
さらに、中央部材及び2つの側部材は、いずれもが周面方向変位機構と軸方向変位機構の両機構をフレームの外側から取り付けられている。したがって、版胴装置は、中央部材及び2つの側部材のみを2つのフレーム間に配した状態で支持されており、撓みが最小限に押えられ、安定した印刷回転と印刷画像のずれを無くすための安定した変位作動が行われる。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に、この発明について、実施の形態を示す図面を参照して説明する。
図1は、この発明の版胴装置の第1の実施の形態を駆動上流側となるブランケット胴とともに示した軸方向一部展開断面図で図2のA−A矢視図、図2は図1のB−B矢視図、図3はC−C矢視図、図4は図1のD−D矢視図である。
【0027】
版胴装置PCは、同一中心軸線を有する両側軸方向一方と他方の小径部1b、1cと軸方向中間の大径部1aを有する中央部材1、中央部材1の一方の小径部1bに軸方向変位可能及び周面方向変位可能に嵌め合わせられ、大径部1aと同径の外周面を有する一方の側部材2、中央部材1の他方の小径部1cに軸方向変位可能及び周面方向変位可能に嵌め合わせられ、大径部1aと同径の外周面を有する他方の側部材3を備えており、対向する2つのフレームF1、F2の間に配されている。中央部材1の大径部1aと、中央部材1の両小径部1b、1cに嵌め合わせられた一方の側部材2と他方の側部材3は、いずれも同じ面積の単位画像の印刷が可能な3分割された外周面を形成するようになっている。
【0028】
さらに、中央部材1の各小径部1b及び1cのフレームF1またはF2に臨む端部には、それぞれ軸1d、1eが設けられ、このそれぞれはフレームF1、F2の外側に達する長さとなっている。
【0029】
中央部材1の一方の小径部1bに嵌め合わされた一方の側部材2のフレームF1を臨む端部には軸2aが設けられ、軸2aは、前記中央部材1の一方の軸1dの外周面に軸方向変位及び周面方向変位可能に嵌め合わせられ、フレームF1にベアリングB1、スリーブS1を介して回転可能に、かつ軸方向変位可能に支持されるとともに、フレームF1の外側に達する長さになっている。中央部材1の他方の小径部1cに嵌め合わせられた他方の側部材3のフレームF2を臨む端部には軸3aが設けられ、軸3aは、前記中央部材1の他方の軸1eの外周面に軸方向変位及び周面方向変位可能に嵌め合わせられ、フレームF2にベアリングB2、スリーブS2を介して回転可能に、かつ軸方向変位可能に支持されるとともに、フレーム2の外側に達する長さになっている。
【0030】
中央部材1の一方の軸1dは、フレームF1の外側で一方の側部材2の軸2aから突出しており、突出した部分に、従動伝動部材である第1従動はすば歯車10及び中央部材1をその軸線周りに変位させる周面方向変位機構R11が取り付けられている。
【0031】
すなわち、駆動上流側の駆動伝動部材である第1駆動はすば歯車HG1と噛み合わせられた第1従動はすば歯車10は、中央部材1の一方の軸1dにこれと一体であるように設けられた平歯車10bと第1従動はすば歯車10の内径側に設けた内歯平歯車10aでスプラインのように軸方向に変位可能に噛み合わせられている。そして、第1従動はすば歯車10の軸方向外側面には、周面方向変位機構R11を構成するベアリングハウジング11が一体に取り付けられており、ベアリングハウジング11に組み付けられたベアリング11aを介して周面方向変位機構R11を構成する雌ねじ部材12が回転可能に連結され、この雌ねじ部材12は、フレームF1に取り付けられたブラケット100と一体のブラケット101に一体に取り付けられた周面方向変位機構R11を構成する雄ねじ部材13とねじ連結されている。また、雌ねじ部材12の軸方向外側面には周面方向変位機構R11を構成する従動歯車14が一体に取り付けられており、従動歯車14は、ブラケット101に取り付けられた周面方向変位機構R11を構成するモーター15の出力軸に取り付けられた駆動歯車16と噛み合わせられている。
【0032】
したがって、モーター15の作動によって周面方向変位機構R11が作動する。モーター15が作動すると、駆動歯車16及び従動歯車14を介して雌ねじ部材12が回転され、雌ねじ部材12は、ねじ連結部のねじ作用によって雄ねじ部材13の軸線と平行に変位し、ベアリング11a及びベアリングハウジング11を介して、第1従動はすば歯車10が雄ねじ部材13の軸線と平行に、つまり中央部材1の中心軸線と平行に変位する。この変位により第1従動はすば歯車10は、第1駆動はすば歯車HG1のねじれ角に従って中央部材1の中心軸線周りに変位させられる。
【0033】
このとき、第1従動はすば歯車10の中央部材1の中心軸線と平行な変位は、平歯車10bと内歯平歯車10aのスプラインのような噛み合わせによって中央部材1に伝達されることがなく、第1従動はすば歯車10の中央部材1の中心軸線周りの変位のみが、平歯車10bと内歯平歯車10aのスプラインのような噛み合わせによって中央部材1に伝達され、中央部材1が中心軸線周りに変位させられる。
【0034】
なお、第1駆動はすば歯車HG1による回転駆動伝動は、第1従動はすば歯車10の平歯車10bと内歯平歯車10aのスプラインのような噛み合わせによって中央部材1に伝達されるが、ベアリング11aが介在する雌ねじ部材12には伝達されることがない。
【0035】
中央部材1の他方の軸1eは、フレームF2の外側で他方の側部材3の軸3aから突出しており、突出した部分に、中央部材1をその軸方向変位させる軸方向変位機構R12が取り付けられている。
【0036】
すなわち、他方の軸1eの先端部には、軸方向変位機構R12を構成するベアリングハウジング21が設けられており、ベアリングハウジング21に組み付けられたベアリング21aを介して軸方向変位機構R12を構成する雄ねじ部材22が連結され、この雄ねじ部材22は、フレームF2に取り付けられたブラケット200と一体のブラケット201に一体に取り付けられた軸方向変位機構R12を構成する雌ねじ部材23とねじ連結されている。また、雄ねじ部材22の外側端部には、軸方向変位機構R12を構成する従動歯車24が一体に取り付けられており、従動歯車24は、ブラケット201にブラケット203を介して取り付けられた軸方向変位機構R12を構成するモーター25の出力軸に取り付けられた駆動歯車26と噛み合わせられている。
【0037】
したがって、モーター25の作動によって軸方向変位機構R12が作動する。モーター25が作動すると、駆動歯車26及び従動歯車24を介して雄ねじ部材22が回転され、雄ねじ部材22は、ねじ連結部のねじ作用によって雌ねじ部材23の軸線と平行に変位し、ベアリング21a及びベアリングハウジング21を介して、中央部材1の他方の軸1e、つまり中央部材1が中心軸線と平行に変位する。
【0038】
このとき、中央部材1の一方の軸1dも中央部材1の中心軸線と平行に変位するが、この平行な変位は、平歯車10bと内歯平歯車10aのスプラインのような噛み合わせによって第1従動はすば歯車10に伝達されることがなく、中央部材1が軸方向変位のみさせられる。
【0039】
なお、第1駆動はすば歯車HG1による回転駆動伝動は、第1従動はすば歯車10の内歯平歯車10aと平歯車10bのスプラインのような噛み合わせによって中央部材1に伝達されるが、ベアリング21aが介在する雄ねじ部材22には伝達されることがない。
【0040】
また、中央部材1の一方の小径部1bに軸方向変位可能及び周面方向変位可能に嵌め合わせられた一方の側部材2の軸2aには、フレームF1の外側で従動伝動部材である第2従動はすば歯車20、一方の側部材2をその軸線周りに変位させる周面方向変位機構R21及び側部材2を軸方向変位させる軸方向変位機構R22が取り付けられている。
【0041】
すなわち、駆動上流側の駆動伝動部材である第1駆動はすば歯車HG1と噛み合わせられた第2従動はすば歯車20は、一方の側部材2の軸2aにこれと一体であるように設けられた平歯車20bと第2従動はすば歯車20の内径側に設けた内歯平歯車20aでスプラインのように噛み合わせられている。そして、第2従動はすば歯車20の軸方向内側面には、周面方向変位機構R21を構成するベアリングハウジング31が一体に取り付けられており、ベアリングハウジング31に組み付けられたベアリング31aを介して周面方向変位機構R21を構成する雄ねじ部材32及びこの雄ねじ部材32と一体に取り付けられた従動歯車34が連結され、前記雄ねじ部材32は、フレームF1に取り付けられたブラケット100に一体に取り付けられた周面方向変位機構R21及び軸方向変位機構R22双方の一部を構成する雌ねじ部材105とねじ連結されている。また、従動歯車34は、フレームF1にブラケット106、中間軸107を介して回転可能に取り付けた周面方向変位機構R21を構成する中間歯車37と噛み合わせられており、中間歯車37は、ブラケット101にブラケット102を介して取り付けられた周面方向変位機構R21を構成するモーター35の出力軸に取り付けられた駆動歯車36と噛み合わせられている。
【0042】
したがって、モーター35の作動によって周面方向変位機構R21が作動する。モーター35が作動すると、駆動歯車36、中間歯車37及び従動歯車34を介して雄ねじ部材32が回転され、雄ねじ部材32は、ねじ連結部のねじ作用によって雌ねじ部材105の軸線と平行に変位し、ベアリング31a及びベアリングハウジング31を介して、第2従動はすば歯車20が雌ねじ部材33の軸線と平行に、つまり一方の側部材2の中心軸線(中央部材1の中心軸線と同じ)と平行に変位する。この変位により第2従動はすば歯車20は、第1駆動はすば歯車HG1のねじれ角に従って一方の側部材2の中央軸線周りに変位させられる。
【0043】
このとき、第2従動はすば歯車20の一方の側部材2の中心軸線と平行は変位は、平歯車20bと内歯平歯車20aのスプラインのような噛み合わせによって一方の側部材2に伝達されることがなく、第2従動はすば歯車20の一方の側部材2の中心軸線周りの変位のみが、平歯車20bと内歯平歯車20aのスプラインのような噛み合わせによって一方の側部材2に伝達され、一方の側部材2が中心軸線周りに変位させられる。
【0044】
なお、第1駆動はすば歯車HG1による回転駆動伝動は、第2従動はすば歯車20の内歯平歯車20aと平歯車20bのスプラインのような噛み合わせによって一方の側部材2に伝達されるが、ベアリング31aが介在する雄ねじ部材32には伝達されることがない。
【0045】
さらに、一方の側部材2の軸2aに取り付けた平歯車20bには、軸方向変位機構R22を構成するベアリングハウジング41が設けられており、ベアリングハウジング41に組み付けられたベアリング41aを介して、軸方向変位機構R22を構成する雄ねじ部材42が連結され、この雄ねじ部材42は、フレームF1に一体に取り付けられて周面方向変位機構R21及び軸方向変位機構R22双方の一部を構成する雌ねじ部材105とねじ連結されている。また、雄ねじ部材42の軸方向内側面には、軸方向変位機構R22を構成する従動歯車44が一体に取り付けられており、従動歯車44は、フレームF1にブラケット106、中間軸107を介して回転可能に取り付けた軸方向変位機構R22を構成する中間歯車47と噛み合わせられており、中間歯車47は、ブラケット101にブラケット102を介して取り付けられた軸方向変位機構R22を構成するモーター45の出力軸に取り付けられた駆動歯車46と噛み合わせられている。
【0046】
したがって、モーター45の作動によって軸方向変位機構R22が作動する。モーター45が作動すると、駆動歯車46、中間歯車47及び従動歯車44を介して雄ねじ部材42が回転され、雄ねじ部材42は、ねじ連結部のねじ作用によって雌ねじ部材105の軸線と平行に変位し、ベアリング41a及びベアリングハウジング41を介して、軸2a、つまり一方の側部材2が中心軸線(中央部材1の中心軸線と同じ)と平行に変位する。
【0047】
このとき、一方の側部材2の軸2aも一方の側部材2の中心軸線と平行に変位するが、この平行な変位は、平歯車20bと内歯平歯車20aのスプラインのような噛み合わせによってはすば歯車20に伝達されることがなく、側部材2が軸方向変位のみさせられる。
【0048】
なお、第1駆動はすば歯車HG1による回転駆動伝動は、第2従動はすば歯車20の平歯車20bと内歯平歯車20aのスプラインのような噛み合わせによって一方の側部材2に伝達されるが、ベアリング41aが介在する雄ねじ部材42には伝達されることがない。
【0049】
また、さらに中央部材1の他方の小径部1cに軸方向変位可能及び周面方向変位可能に嵌め合わせられた他方の側部材3の軸3aは、フレームF2の外側で従動伝動部材である第3従動はすば歯車30、側部材3をその軸線周りに変位させる周面方向変位機構R31及び側部材3を軸方向変位させる軸方向変位機構R32が取り付けられる。
【0050】
すなわち、駆動上流側の第2駆動はずば歯車HG2と噛み合わせられた第3従動はすば歯車30は、他方の側部材3の軸3aにこれと一体であるように設けられた平歯車30bと第3従動はすば歯車30の内径側に設けた内歯平歯車30aでスプラインのように噛み合わせられている。そして、第3従動はすば歯車30の軸方向内側面には、周面方向変位機構R31を構成するベアリングハウジング51が一体に取り付けられており、ベアリングハウジング51に組み付けられたベアリング51aを介して周面方向変位機構R31を構成する雄ねじ部材52及びこの雄ねじ部材52と一体に取り付けられた従動歯車54が連結され、前記雄ねじ部材52は、フレームF2に取り付けられたブラケット200に一体に取り付けられた周面方向変位機構R31及び軸方向変位機構R32双方の一部を構成する雌ねじ部材205と連結されている。また、従動歯車54は、フレームF2にブラケット206、中間軸207を介して回転可能に取り付けた周面方向変位機構R31を構成する中間歯車57と噛み合わせられており、中間歯車57は、ブラケット201にブラケット202を介して取り付けられた周面方向変位機構R31を構成するモーター55の出力軸に取り付けられた駆動歯車56と噛み合わせられている。
【0051】
したがって、モーター55の作動によって周面方向変位機構R31が作動する。モーター55が作動すると、駆動歯車56、中間歯車57及び従動歯車54を介して雄ねじ部材52が回転され、雄ねじ部材52は、ねじ連結部のねじ作用によって雌ねじ部材205の軸線と平行に変位し、ベアリング51a及びベアリングハウジング51を介して、第3従動はすば歯車30が雌ねじ部材53の軸線と平行に、つまり他方の側部材3の中心軸線(中央部材1の中心軸線と同じ)と平行に変位する。この変位により第3従動はすば歯車30は、第2駆動はすば歯車HG2のねじれ角に従って他方の側部材3の中心軸線周りに変位させられる。
【0052】
このとき、第3従動はすば歯車30の他方の側部材3の中心軸線と平行な変位は、平歯車30bと内歯平歯車30aのスプラインのような噛み合わせによって他方の側部材3に伝達されることがなく、第3従動はすば歯車30の他方の側部材3の中心軸線周りの変位のみが、平歯車30bと内歯平歯車30aのスプラインのような噛み合わせによって他方の側部材3に伝達され、他方の側部材3が中心軸線周りに変位させられる。
【0053】
なお、第2駆動はすば歯車HG2による回転駆動伝動は、第3従動はすば歯車30の内歯平歯車30aと平歯車30bのスプラインのような噛み合わせによって他方の側部材3に伝達されるが、ベアリング51aが介在する雄ねじ部材52には伝達されることがない。
【0054】
さらに、他方の側部材3の軸3aに取り付けた平歯車30bには、軸方向変位機構R32を構成するベアリングハウジング61が設けられており、ベアリングハウジング61に組み付けられたベアリング61aを介して軸方向変位機構R32を構成する雄ねじ部材62が連結され、この雄ねじ部材62は、フレームF2に取り付けられたブラケット200に一体に取り付けられて、周面方向変位機構R31及び軸方向変位機構R32双方の一部を構成する雌ねじ部材205とねじ連結されている。また、雄ねじ部材62の軸方向内側面には、軸方向変位機構R32を構成する従動歯車64が一体に取り付けられており、従動歯車64は、フレームF2にブラケット206、中間軸207を介して回転可能に取り付けた軸方向変位機構R32を構成する中間歯車67と組み合わせられており、中間歯車67は、ブラケット201にブラケット202を介して取り付けられた軸方向変位機構R32を構成するモーター65の出力軸に取り付けられた駆動歯車66と噛み合わせられている。
【0055】
したがって、モーター65の作動によって軸方向変位機構R32が作動する。モーター65が作動すると、駆動歯車66、中間歯車67及び従動歯車64を介して雄ねじ部材62が回転され、雄ねじ部材62は、ねじ連結部のねじ作用によって雌ねじ部材205の軸線と平行に変位し、ベアリング61a及びベアリングハウジング61を介して、軸3a、つまり他方の側部材3が中心軸線(中央部材1の中心軸線と同じ)と平行に変位する。
【0056】
このとき、他方の側部材3の軸3aも他方の側部材3の中心軸線と平行に変位するが、この平行な変位は、平歯車30bと内歯平歯車30aのスプラインのような噛み合わせによってはすば歯車30に伝達されることがなく、側部材3が軸方向変位のみさせらえる。
【0057】
なお、第2駆動はすば歯車HG2による回転駆動伝動は、第3従動はすば歯車30の内歯平歯車30aと平歯車30bのスプラインのような噛み合わせによって他方の側部材3に伝達されるが、ベアリング61aが介在する雄ねじ部材62には伝達されることがない。
【0058】
他方、図5は、この発明の版胴装置の図1ないし図4に示した第1の実施の形態とは異なる第2の実施の形態を駆動上流側となるブランケット胴とともに示した図1と同様の軸方向一部展開断面図である。
【0059】
第2の実施の形態では、中央部材1及び2つの側部材2及び3の関係すなわち構成及び作用は、形状に僅かな違いがあるものの第1の実施の形態と同じであり、2つの側部材2及び3とこれらに取り付けられる周面方向変位機構R21、R31及び軸方向変位機構R22、R32の関係、すなわち構成及び作用も形状に僅かな違いがあるものの第1の実施の形態と同じである。したがって、これらについては、第1の実施の形態と同じ符号を付すのみとし、説明を省略する。
【0060】
第2の実施の形態では、中央部材1に取り付けられる周面方向変位機構R11及び軸方向変位機構R12の双方が、中央部材1の一方の軸1dに取り付けられた構成である点が第1の実施の形態と相違するので、以下に説明する。なお、形状に僅かな違いがあるものの第1の実施の形態と同じ作用をなす部材は、第1の実施の形態と同じ符号を付して説明する。
【0061】
中央部材1の一方の軸1dは、フレームF1の外側で一方の側部材2の軸2aから突出しており、突出した部分に従動伝動部材である第1従動はすば歯車10、中央部材1をその軸線周りに変位させる周面方向変位機構R11及び中央部材1を軸方向変位させる軸方向変位機構R12が取り付けられる。
【0062】
すなわち、駆動上流側の駆動伝動部材である第1駆動はすば歯車HG1と噛み合わせられた第1従動はすば歯車10は、中央部材1の一方の軸1dにこれと一体であるように設けられた平歯車10bと第1従動はすば歯車10の内径側に設けた内歯平歯車10aでスプラインのように噛み合わせられている。そして、第1従動はすば歯車10の軸方向外側面には、周面方向変位機構R11を構成するベアリングハウジング11が一体に取り付けられており、ベアリングハウジング11に組み付けられたベアリング11aを介して周面方向変位機構R11を構成する雌ねじ部材12が連結され、この雌ねじ部材12は周面方向変位機構R11及び軸方向変位機構R12双方の一部を構成する雄ねじ部材501とねじ連結されている。
【0063】
雄ねじ部材501は、一端側が一方の軸1dの端部に設けられたベアリングハウジング502に組み付けられたベアリング502aを介して中央部材1に回転可能、かつ軸方向に規制されて連結されるとともに、他端側がフレームF1に取り付けられたブラケット100と一体のブラケット101に一体に取り付けられた軸方向変位機構R12(後に説明する)を構成する雌ねじ部材23とねじ連結されている。
【0064】
また、雌ねじ部材12の軸方向外側面には、周面方向変位機構R11を構成する従動歯車14が一体に取り付けられており、従動歯車14は、ブラケット101に取り付けられた周面方向変位機構R11を構成するモーター15の出力軸に取り付けられた駆動歯車16と噛み合わせられている。
【0065】
したがって、モーター15の作動によって周面方向変位機構R11が作動する。モーター15が作動すると、駆動歯車16及び従動歯車14を介して雌ねじ部材12が回転され、雌ねじ部材12は、ねじ連結部のねじ作用によって雄ねじ部材501の軸線と平行に変位し、ベアリング11a及びベアリングハウジング11を介して、第1従動はすば歯車10が雄ねじ部材501の軸線と平行に、つまり中央部材1の中心軸線と平行に変位する。この変位により第1従動はすば歯車10は、第1駆動はすば歯車HG1のねじれ角に従って中央部材1の中心軸線周りに変位させられる。
【0066】
このとき、第1従動はすば歯車10の中央部材1の中心軸線と平行な変位は、平歯車10bと内歯平歯車10aのスプラインのような噛み合わせによって中央部材1に伝達されることがなく、第1従動はすば歯車10の中央部材1の中心軸線周りの変位のみが、平歯車10bと内歯平歯車10aのスプラインのような噛み合わせによって中央部材1に伝達され、中央部材1が中心軸線周りに変位させられる。
【0067】
なお、第1駆動はすば歯車HG1による回転駆動伝動は、第1従動はすば歯車10の内歯平歯車10aと平歯車10bのスプラインのような噛み合わせによって中央部材1に伝達されるが、ベアリング11aが介在する雌ねじ部材12には伝達されることがない。
【0068】
中央部材1の一方の軸1dには、別に、前記したように軸方向変位機構R12が取り付けられている。
【0069】
すなわち、一方の軸1dの先端部には、前記したように周面方向変位機構R11及び軸方向変位機構R12双方の一部を構成する雄ねじ部材501が連結され、この雄ねじ部材501は、フレームF1に取り付けられた軸方向変位機構R12を構成する雌ねじ部材23とねじ連結されている。また、雄ねじ部材501の軸方向外側端部には、軸方向変位機構R12を構成する従動歯車24が一体に取り付けられており、従動歯車24は、ブラケット101にブラケット103を介して取り付けられた軸方向変位機構R12を構成するモーター25の出力軸に取り付けられた駆動歯車26と噛み合わせられている。
【0070】
したがって、モーター25の作動によって軸方向変位機構R12が作動する。モーター25が作動すると、駆動歯車26及び従動歯車24を介して雄ねじ部材501が回転され、雄ねじ部材501は、ねじ連結部のねじ作用によって雌ねじ部材23の軸線と平行に変位し、ベアリング502a及びベアリングハウジング502を介して、一方の軸1d、つまり中央部材1が中央軸線と平行に変位する。
【0071】
このとき、前記周面方向変位機構R11を構成する雌ねじ部材12は、従動歯車14及び駆動歯車16を介してモーター15の負荷作用により固定された雌ねじとして作用し変位しない。また、一方の軸1dの中心軸線と平行な変位は、平歯車10bと内歯平歯車10aのスプラインのような噛み合わせによって第1従動はすば歯車10に伝達されることがなく、中央部材1が軸方向変位のみさせられる。
【0072】
なお、第1駆動はすば歯車HG1による回転駆動伝動は、第1従動はすば歯車10の内歯平歯車10aと平歯車10bのスプラインのような噛み合わせによって中央部材1に伝達されるが、ベアリング502aが介在する雄ねじ部材501には伝達されることがない。
【0073】
なお、駆動上流側の駆動伝動部材である第1・第2の駆動はすば歯車HG1及びHG2は、以上説明した図示の実施の形態では、版胴装置PCに隣接されて設けられたブランケット胴BCの両側端軸に取り付けられている。
【0074】
以上記載の構成によれば、この版胴装置PCを有する印刷機を作動させ印刷稼動を行うと、駆動上流側のブランケット胴BCが図示しない原動部によって駆動回転される。そして、ブランケット胴BCの回転は、ブランケット胴BCの両側端軸に取り付けられた第1・第2の駆動はすば歯車HG1及びHG2によって、版胴装置PCの中央部材1及び2つの側部材2、3にそれぞれ取り付けられた第1・第2・第3の従動はすば歯車10、20、30に伝達される。これにより、中央部材1及び2つの側部材2、3は一斉に駆動回転され、版胴装置PCが一体のように回転される。
【0075】
この印刷稼動において、版胴装置PCの中央部材1及び2つの側部材2、3のいずれかによって印刷される印刷画像にずれが生じているときは、当該ずれが生じている印刷画像を印刷している版胴装置PCの構成部分、すなわち中央部材1及び2つの側部材2、3のいずれか該当する部材に取り付けられた周面方向変位機構R11、R21、R31または軸方向変位機構R12、R22、R32のいずれか該当する変位機構を作動させる。すると、前記したように、中央部材1及び2つの側部材2、3のいずれにおいても、作動された変位機構に関する変位のみが行われる。また、中央部材1と一方の側部材2は互いに軸線に沿って変位可能かつ軸線周りに変位可能であり、中央部材1と他方の側部材3も互いに軸線に沿って変位可能かつ軸線周りに変位可能であり、さらに、一方の側部材2と他方の側部材3とは、中央部材1を介して互いに軸線に沿って変位可能かつ軸線周りに変位可能であるから、中央部材1及び2つの側部材2、3のそれぞれの変位は、互いに他の部材に影響を及ぼすことがない。
【0076】
【発明の効果】
以上記載のとおりであるので、この発明の実施により、3つの単位画像を軸方向に並べて印刷することによって、従来の1.5倍の印刷能率向上が達成できた。
【0077】
また、3つの単位画像を軸方向に並べてそれぞれの単位画像を重ね刷りするときに、3つの単位画像のいずれにずれが生じても印刷を停止することなく、また、他の単位画像にまったく影響を及ぼすことなく、かつ被印刷物の走行方向のずれと被印刷物の走行方向に対して直角方向のずれとをそれぞれ別個に調整することが可能となった。
【0078】
さらに、被印刷物の走行方向のずれを調整する機構と被印刷物の走行方向に対して直角方向のずれを調整する機構とを、それぞれ3つずつ設けるにあたって、いずれも対向する2つのフレームの外側に設けたので、版胴装置を支持する間隔を最小限にすることができ、無用な撓みがないのでいずれの調整も円滑になし得るものになった。
【0079】
また、請求項2の発明では、中央部材に取り付ける軸方向変位機構と周面方向変位機構とを中央部材の両側に振り分けて設けるようにしたので、一方のフレームの外側に一方の側部材に取り付ける軸方向変位機構と周面方向変位機構とともに、中央部材に取り付ける軸方向変位機構と周面方向変位機構を設ける場合のように一方のフレームの外側の機構が繁雑になるのを防止することができ、メンテナンスなどの保守管理作業の容易性を大きくできた。また、一方のフレームの外側にのみ変位機構が突出して設けられるのを防止できた。
【0080】
さらに、請求項3の発明では、多ページの新聞製作に必要な輪転機の印刷ユニット数を1.5分の1にできるので、例えば従来の印刷ユニット6台で製作していた48ページの新聞を印刷ユニット4台で印刷できるようになり、すべての印刷ユニットから折り畳みユニットまでの距離の総計が従来より短くなり、その分だけ紙通し経路に起因する損紙(無駄紙)を減らすことができ、加えて、印刷ユニットが減って使用する巻取紙が減り、巻取紙を貼り継ぐペースター回数が減った(1.5分の1になる)ので、ペースターに起因する損紙を減らすことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の版胴装置の第1の実施の形態を駆動上流側となるブランケット胴とともに示した軸方向一部展開断面図で図2のA−A矢視図である。
【図2】図1のB−B矢視図である。
【図3】図1のC−C矢視図である。
【図4】図1のD−D矢視図である。
【図5】この発明の版胴装置の図1ないし図4に示した第1実施の形態とは異なる第2の実施の形態を駆動上流側となるブランケット胴とともに示した図1と同様の軸方向一部展開断面図である。
【符号の説明】
1…中央部材(3分割版胴)、1a…大径部、1b、1c…小径部、1d、1e、…軸、2、3…側部材(3分割版胴)、2a、3a…軸、10…第1従動はすば歯車(従動伝達部材)、10a…内歯平歯車、10b…平歯車、11…ベアリングハウジング(周面方向変位機構)、11a…ベアリング(周面方向変位機構)、12…雌ねじ部材(周面方向変位機構)、13…雄ねじ部材(周面方向変位機構)、14…従動歯車(周面方向変位機構)、15…モーター(周面方向変位機構)、16…駆動歯車(周面方向変位機構)、20…第2従動はすば歯車(従動伝動部材)、20a…内歯平歯車、20b…平歯車、21…ベアリングハウジング(軸方向変位機構)、21a…ベアリング(軸方向変位機構)、22…雄ねじ部材(軸方向変位機構)、23…雌ねじ部材(軸方向変位機構)、24…従動歯車(軸方向変位機構)、25…モーター(軸方向変位機構)、26…駆動歯車(軸方向変位機構)、30…第3従動はすば歯車(従動伝動部材)、30a…内歯平歯車、30b…平歯車、31…ベアリングハウジング(周面方向変位機構)、31a…ベアリング(周面方向変位機構)、32…雄ねじ部材(周面方向変位機構)、34…従動歯車(周面方向変位機構)、35…モーター(周面方向変位機構)、36…駆動歯車(周面方向変位機構)、37…中間歯車(周面方向変位機構)、41…ベアリングハウジング(軸方向変位機構)、41a…ベアリング(軸方向変位機構)、42…雄ねじ部材(軸方向変位機構)、44…従動歯車(軸方向変位機構)、45…モーター(軸方向変位機構)、46…駆動歯車(軸方向変位機構)、47…中間歯車(軸方向変位機構)、51…ベアリングハウジング(周面方向変位機構)、51a…ベアリング(周面方向変位機構)、52…雄ねじ部材(周面方向変位機構)、54…従動歯車(周面方向変位機構)、55…モーター(周面方向変位機構)、56…駆動歯車(周面方向変位機構)、57…中間歯車(周面方向変位機構)、61…ベアリングハウジング(軸方向変位機構)、61a…ベアリング(軸方向変位機構)、62…雄ねじ部材(軸方向変位機構)、64…従動歯車(軸方向変位機構)、65…モーター(軸方向変位機構)、66…駆動歯車(軸方向変位機構)、67…中間歯車(軸方向変位機構)、100、101、102、103、106…ブラケット、105…雌ねじ部材(周面方向変位機構及び軸方向変位機構)、107…中間軸、200、201、202、203、206…ブラケット、205…雌ねじ部材(周面方向変位機構及び軸方向変位機構)、207…中間軸、501…雄ねじ部材(周面方向変位機構及び軸方向変位機構)、502…ベアリングハウジング、502a、B1、B2…ベアリング、BC…ブランケット胴、F1、F2…フレーム、HG1…第1駆動はすば歯車(駆動側伝動部材)、HG2…第2駆動はすば歯車(駆動側伝動部材)、PC…版胴装置、R11,R21、R31…周面方向変位機構、R12、R22、R32…軸方向変位機構、S1、S2…スリーブ。

Claims (3)

  1. 同一軸線を有する両側の小径部と中間の大径部を備えた中央部材と、この中央部材の小径部のそれぞれに中央部材と軸線を共有し、前記大径部とともに3分割された外周面を形成する2つの側部材とからなる3分割版胴を、これの中央部材の両側の小径部のそれぞれの端部に設けた軸を、各側部材に設けた軸の軸方向の穴に、軸方向変位及び周面方向変位可能に、かつ側部材の軸より突出するように嵌め合わせるとともに、各側部材の軸をフレームに回転可能に、かつ軸方向変位可能にして支持することによりフレームに支持し、この3分割版胴の中央部材と2つの側部材とを一斉に回転可能とすべく2つの側部材のそれぞれの軸と、この側部材の軸より突出する中央部材の一方の軸に、これらの各軸に対して軸方向に移動可能に、かつ回転方向の動きを規制して従動はすば歯車を設け、この各従動はすば歯車を駆動側伝動はすば歯車に個別に連係し、
    中央部材の軸に、この中央部材の前記一方の軸に設けられた従動はすば歯車と連動することなしに前記中央部材を、軸線と平行に移動する軸方向変位機構をフレームの外側から取り付け、更に、中央部材の前記一方の軸に設けられた従動はすば歯車に、この従動はすば歯車を中央部材の軸に対して平行に移動する周面方向変位機構をフレームの外側から取り付け、
    更に、各側部材の軸のそれぞれに、各軸を、それぞれ各軸に設けられた従動はすば歯車と連動することなしに軸線と平行に移動する軸方向変位機構を、また、各側部材のそれぞれの軸に設けられた各従動はすば歯車に、各従動はすば歯車をそれぞれ側部材の軸に対して平行に移動する周面方向変位機構をそれぞれフレームの外側で、かつ前記中央部材の軸方向変位機構及び周方向変位機構よりもフレーム側に取り付けて、
    中央部材及び側部材の軸方向変位と周面方向変位とを、いずれも互いに連動することなしになし得るようにし、
    単位画像3つを軸線方向に並べて印刷可能であるとともに、中央の単位画像及びその両側の各単位画像ごとにそれぞれ独立して印刷見当調整可能に設けたことを特徴とする3分割版胴装置。
  2. 中央部材の軸方向変位機構と周面方向変位機構とを中央部材の両側に振り分けて設けた、請求項1に記載の3分割版胴装置。
  3. 単位画像が新聞2ページを軸方向に並べた大きさを有するように設けた、請求項1または請求項2に記載の3分割版胴装置。
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