JP3690770B2 - カウンタートップの固定構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、流し台や洗面台等のカウンタートップの固定構造に係り、特に、カウンタートップが人造大理石等の重量物で形成されている場合に好適なカウンタートップの固定構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来のこの種のカウンタートップの固定構造としては、例えば、図3乃至図5に示す構造のものが広く用いられている。
【0003】
図3に示す従来の固定構造では、キャビネットの側板1とカウンタートップ2との接合部に逆L字型の金具3を木螺子4,4で固定する構造である。尚、図中符合9は裏板である。
【0004】
また、図4に示す従来の固定構造の場合には、カウンタートップ2の裏面に貼着された裏板にインサートナット5を埋設し、キャビネットの側板1に木螺子4で固定されたL字型の金具3に挿通されたボルト6を上記インサートナット5に螺合させることで、キャビネットとカウンタートップ2とを固定するように構成されていた。
【0005】
しかしながら、上記図3と図4に示す従来の固定構造にあっては、キャビネット1のレイアウトによっては、カウンタートップ2をキャビネット1に固定できない場合もあり、また、カウンタートップ2の裏面に裏板9を貼着しなければならないため、この作業が煩雑でありコスト高となると共に、重量も嵩む、という問題を有していた。
【0006】
さらに、図5に示す固定構造では、L字型の金具3を図3と図4とは逆に、その水平面部3aがカウンタートップ2の裏面から離れた状態でキャビネットの側板1に木螺子4で固定されていると共に、上記金具3の水平面部3aとカウンタートップ2との間に両面テープ7を介して角材8を介設し、該角材8を木螺子4で上記金具3の水平面部3aに固定することで、キャビネットとカウンタートップ2とを固定するように構成されていた。
【0007】
しかしながら、上記図5に示す従来の固定構造にあっては、両面テープ7と角材8を使って固定しなければならないため、この固定作業が非常に煩雑であり、キャビネット1のレイアウトによっては、カウンタートップ2をキャビネット1に固定できない場合もある、という問題を有していた。
【0008】
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、極めて簡単、かつ、容易にキャビネットとカウンタートップとを固定することができるカウンタートップの固定構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため,この発明にあっては,キャビネットの上にカウンタートップを配置し,該キャビネットの側板に固定されたL字金具を介して両部材を固定するように構成されてなるカウンタートップの固定構造において,上記カウンタートップの長手方向下面に2条のリブ突条を形成し,これらリブ突条間に上記L字金具の長溝に挿通された木螺子を固着することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す発明の実施の一形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。
【0011】
図1と図2に示すように、この発明の実施の一形態例に係るカウンタートップの固定構造は、キャビネット11の両側板(図示例では一方の側板のみを表わしている。)にその垂直片部13bが木螺子14,14で固定されたL字金具13を介してカウンタートップ12が固定される。
【0012】
上記L字金具13の垂直片部13bには、上記木螺子14,14が挿入される長孔15,15が縦に2条開設されており、また、その水平片部13aには、2条の長溝16,16が開設されている。
【0013】
一方、上記カウンタートップ12の裏面長手方向には、2条のリブ突条18,18が突設されており、キャビネット11の長さ寸法に対応して自由に切断することができるように構成されており、上記リブ突条18,18は上記L字金具13の水平面部13aに開設された長溝16および/または16に挿通された木螺子17,17を介して固着されている。
【0014】
このようにカウンタートップ12の裏面長手方向に2条のリブ突条18,18を形成することで、該カウンタートップ12の補強することができる。
【0015】
また、上記L型金具13は、上記両側板11だけではなく、例えば、中仕切板等に固定してもよく、このL型金具13でカウンタートップ12を固定することで、該カウンタートップ12の反りを防止することができ、また、カウンタートップ12も平板状のものに限定されるものではなく、平面形状がL型のカウンタートップ等の各種カウンタートップにも適用することができる。
【0016】
この形態例に係る固定構造にあっては、上記したように、カウンタートップ12をキャビネット11に載せる前に、予めL型金具13をキャビネット11の上部開口側から位置決めを行なった後、木螺子14,14で螺子止めする。このとき、上下方向の調整は、木螺子14,14が挿着されるL型金具13の孔が長孔15,15であるため、上下方向にL型金具13をスライドさせるだけで、容易に調整することができる。
【0017】
このようにしてキャビネット11の所定位置にL型金具13を固着した後、カウンタートップ12をキャビネット11の上部に載せる。このとき、カウンタートップ12の裏面に突設されたリブ突条18,18がL字金具13に載置されるので、各リブ突条18の両方またはいずれか一方のリブ突条18が上記長溝16,16の両方或はいずれか一方に乗っていれば、上記長溝16および/または16の下方から木螺子17,17を挿通しこれを緊締することで、上記リブ突条18,18がL字金具13の水平面部13aに固定される。勿論、上記長溝16をリブ突条18,18が跨いだ状態で載置されている場合でも、図2に示すように、該リブ突条18,18間に木螺子17を挿通しこれを緊締することで、上記リブ突条18,18をL字金具13の水平面部13aに固定することもできる。
【0018】
この形態例に係るカウンタートップ12の固定構造は,以上のように,カウンタートップ12の長手方向下面に2条のリブ突条18,18を突設し,これらリブ突条18,18間に上記L字金具13の長溝16に螺装された木螺子17を挿通しこれを緊締するように構成したので,カウンタートップ12の裏側に補強用及び取付固定用の裏板を貼着する必要もなくなるため,カウンタートップ12の製造が容易となり,しかも,分別回収の可能であると共に,カウンタートップ12の重量を軽減し,かつ,コストを低減することができ,しかも,この種の固定作業を容易に行うことができる。
【0019】
また、この形態例に係るカウンタートップ12の固定構造にあっては、L型金具13がキャビネットの表側から見えないので、製品の外観品質を向上させることもできる。
【0020】
尚、この発明は、図示の形態例に限定されるものではなく、上記長孔16とリブ18の数も図示の形態例に限定されるものではなく、任意に設定することができる。
【0021】
【発明の効果】
この発明に係るカウンタートップの固定構造は,以上説明したように構成したので,極めて簡単,かつ,容易にキャビネットとカウンタートップとを固定することができる,という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係るカウンタートップの固定構造を示す要部分解斜視図である。
【図2】同固定構造の要部拡大断面図である。
【図3】従来のカウンタートップの固定方法を示す要部断面図である。
【図4】従来のカウンタートップの固定方法の他例を示す要部断面図である。
【図5】従来のカウンタートップの固定方法のさらに他例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
11 キャビネット
12 カウンタートップ
13 L型金具
14,17 木螺子
16 長溝
18 リブ突条
Claims (1)
- キャビネットの上にカウンタートップを配置し,該キャビネットの側板に固定されたL字金具を介して両部材を固定するように構成されてなるカウンタートップの固定構造において,上記カウンタートップの長手方向下面に2条のリブ突条を形成し,これらリブ突条間に上記L字金具の長溝に挿通された木螺子を固着することを特徴とするカウンタートップの固定構造。
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JP12474097A JP3690770B2 (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | カウンタートップの固定構造 |
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JP (1) | JP3690770B2 (ja) |
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1997
- 1997-04-30 JP JP12474097A patent/JP3690770B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10295460A (ja) | 1998-11-10 |
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