JP3688751B2 - 情報表示装置 - Google Patents
情報表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3688751B2 JP3688751B2 JP08836495A JP8836495A JP3688751B2 JP 3688751 B2 JP3688751 B2 JP 3688751B2 JP 08836495 A JP08836495 A JP 08836495A JP 8836495 A JP8836495 A JP 8836495A JP 3688751 B2 JP3688751 B2 JP 3688751B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- display
- importance
- color
- map information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G5/00—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
- G09G5/02—Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0487—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
- G06F3/0489—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using dedicated keyboard keys or combinations thereof
- G06F3/04895—Guidance during keyboard input operation, e.g. prompting
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
- G06T11/001—Texturing; Colouring; Generation of texture or colour
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、地図等の情報を表示する情報表示装置に係り、より詳細には、注視点近傍を詳細に、注視点から離れた領域を簡略に表示する情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、地図等を表示する情報表示装置では、利用者は目的地等である注視点に近い情報を詳細に必要とする。また、注視点から離れた情報であっても、その注視点である目的地に到達するまでの目印となるような重要度の高い情報は、常に参照されることが多い。そして、利用に際しては、注視点に近い情報を詳細に見ながら全体との関連を認識できることが望ましい。
【0003】
このような観点に立てば、注視点近傍を詳細に、注視点から離れた領域を簡略に表示することが、利用者にとっては好都合な装置と言える。
【0004】
ところが、従来の情報表示装置では、記憶されている情報(例えば、地図情報)を全て表示するようになっており、注視点から離れた領域でも、注視点と同様の詳細な情報が表示されてしまうため、利用者にとっては必要とする情報を表示内容から取得するのが困難であるといった問題があった。
【0005】
そこで、このような問題点を解決すべく、例えば特開平3−136087号公報に記載された目的地詳細型表示装置(これを従来技術1という)が提案されている。
【0006】
この従来技術1の装置は、各種の地図情報を階層に分けて記憶している。そして、地図を表示するに際しては、まず注視点の近傍の領域を判別し、近傍の領域ではその領域内の階層の情報を詳細に表示し、領域外では制限された階層の情報のみを表示する構成となっている。これにより、注視点近傍を詳細に、注視点から離れた領域は簡略に地図を表示するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術1の装置では、表示する地図情報が注視点の近傍の領域(注視点領域)に入っているかどうかを計算したり、この注視点領域にさしかかる地図情報を適切に表示するために、地図情報と注視点領域との交点を計算したりする必要があり、表示するまでに行わなければならない計算等の処理量が多いといった問題があった。
【0008】
本発明はこのような問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、個々の情報の重要度と注視点からの個々の情報の距離とに応じて表示色を変化させることにより、処理量を増大させることなく、利用者が注視している領域を詳細に表示し、かつ全体との関連も認識しやすい情報表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の情報表示装置は、表示すべき種々の情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報を表示画面に表示する表示手段と、注視点を設定する注視点設定手段と、前記情報の個々の重要度を設定して記憶する重要度設定手段と、この重要度設定手段により設定された個々の情報の重要度と前記注視点設定手段により設定された注視点からの個々の情報の距離とに基づいて色成分ごとに個々の情報に記憶されている表示色と背景色の重みを変化させて表示画素ごとに表示色を算出する表示色算出手段と、この表示色算出手段の算出結果に基づいて前記表示画面上での表示色を表示画素ごとに変化させる表示変化手段とを備えた構成とする。この場合、前記表示変化手段は、前記重要度の低い情報ほど、また前記注視点から離れる情報ほど、前記表示画面上で見えにくくなるように表示色を変化させるように構成してもよい。また、前記表示画面は特定色を遮断するための特定色遮断手段をさらに備えた構成としてもよい。
【0010】
ここで、前記情報は地図情報であって、前記重要度設定手段は、前記地図情報に含まれる道幅や建造物の大きさなどから重要度を設定するように構成してもよい。また、前記重要度設定手段は、利用者の入力に応じて重要度を計算あるいは修正することによって算出して設定するように構成してもよい。
【0011】
【作用】
以下、本発明の作用について述べる。
【0012】
表示色算出手段は、重要度設定手段により設定された個々の情報(例えば地図情報)の重要度と、注視点設定手段により設定された注視点からの個々の地図情報の距離とに基づいて、色成分ごとに個々の地図情報に記憶されている表示色と背景色の重みを変化させて表示画素ごとに表示色を算出する。表示変化手段は、この表示色算出手段の算出結果に基づいて、表示画面上での表示色を表示画素ごとに変化させる。これにより、重要度の高い地図情報は注視点から離れていても明瞭に提示され、詳細な情報は注視点付近のみ明瞭に提示される。つまり、注視点の近傍では視認性の高い表示色とし、重要度の高い地図情報を除いては、注視点から離れるほど、視認性の低い表示色とする。
【0013】
これにより、利用者にとっては、注視点の近傍が強調された表示画面となることから、必要とする地図情報を表示内容から取得するのが容易となる。
【0014】
ここで、重要度を設定する方法としては、地図情報に含まれる道幅や建造物の大きさなどから重要度を計算して設定する方法が考えられる。また、利用者の入力に応じて重要度を計算あるいは修正することによって設定するようにしてもよい。
【0015】
この場合、表示変化手段は、重要度の低い情報ほど、また注視点から離れる情報ほど、表示画面上で見えにくくなるように表示色を変化させる。このように表示色を変化させる方法として、表示画面に、特定色を遮断するための特定色遮断手段、例えばフィルタを備えた構成とすることが考えられる。
【0016】
例えば、注視点から離れた重要度の低い地図情報の表示色を背景色に近づけることにより、注視点から離れた地図情報及び重要度の低い地図情報を見えにくくすることができる。
【0017】
また、重要度の高い地図情報は赤色成分の大きい表示色とし、重要度の低い地図情報は緑色成分の大きい表示色として、表示画面の周辺部ほど緑色成分の色をより多く遮断することにより、表示画面の周辺部では、重要度の低い地図情報を見えにくくすることができる。
【0018】
これにより、注視点に近い地図情報を詳細に見ながら、全体との関連も認識することが可能となる。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、本発明の情報表示装置を地図情報を表示する装置に適用した実施例を示している。
【0021】
本実施例の情報表示装置は、情報記憶部1、重要度記憶/算出部2、表示部3、注視点設定部4、距離記憶/算出部5、表示色算出部6及び表示位置決定部7によって構成されている。
【0022】
情報記憶部1は、表示すべき種々の地図情報を記憶しているブロックで、その出力は、重要度記憶/算出部2、距離記憶/算出部5、表示色算出部6及び表示位置決定部7に導かれている。
【0023】
重要度記憶/算出部2は、情報記憶部1に記憶されている地図情報の重要度を算出するブロックで、その出力は表示色算出部6に導かれている。
【0024】
表示部3は、地図情報を表示するブロックであって、CRTや液晶等の表示装置を備えている。
【0025】
注視点設定部4は、地図中の注視点(目的地等)を設定するブロックで、その出力は距離記憶/算出部5に導かれている。
【0026】
距離記憶/算出部5は、注視点設定部4で設定された注視点からの距離(表示部3の表示画面上での距離)を算出するブロックで、その出力は、表示色算出部6に導かれている。
【0027】
表示色算出部6は、重要度記憶/算出部2により算出された重要度、及び距離記憶/算出部5により算出された注視点からの距離に応じて、情報記憶部1に記憶されている地図情報を表示するための色を算出するブロックで、その出力は表示位置決定部7に導かれている。
【0028】
表示位置決定部7は、情報記憶部1に記憶されている地図情報を表示部3の表示画面上に表示する位置を決定するブロックである。
【0029】
上記構成において、請求項1及び2に記載の表示変化手段は、表示色算出部6と表示位置決定部7とによって構成されている。
【0030】
図2は、上記構成の情報表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0031】
すなわち、情報表示装置は、まず表示すべき地図情報を情報記憶部1より読み出す(ステップS1)。この読み出された地図情報は、重要度記憶/算出部2、距離記憶/算出部5、表示色算出部6及び表示位置決定部7のそれぞれに与えられる。
【0032】
重要度記憶/算出部2では、ステップS1で読み出された地図情報の重要度を取得し、これを表示色算出部6に出力する(ステップS2)。
【0033】
一方、距離記憶/算出部5では、ステップS1で読み出された地図情報と、注視点設定部4で設定された注視点との距離を取得し、これを表示色算出部6に出力する(ステップS3)。
【0034】
表示色算出部6では、重要度記憶/算出部2で取得された重要度と、距離記憶/算出部5で取得された距離とに基づき、対応する地図情報の表示すべき色を算出し、これを表示位置決定部7に出力する(ステップS4)。
【0035】
表示位置決定部7では、情報記憶部1より読み出された地図情報を表示部3の表示画面上に表示する位置を決定するとともに(ステップS5)、表示色算出部6により算出された表示色で、その地図情報を表示部3の表示画面上に表示する(ステップS6)。
【0036】
以上の処理を、すべての地図情報に対して行うことにより(ステップS7)、表示部3の表示画面には、重要度と注視点からの距離とに応じて表示色の異なる情報が表示されることになる。
【0037】
図3は、重要度記憶/算出部2において、情報記憶部1に記憶されている地図情報の重要度を取得する方法(ステップS2)の具体例を示している。
【0038】
情報記憶部1には、図3(a)に示すように、それぞれの地図情報が2次元座標として記憶されているとともに、その種類が併せて記憶されており、重要度記憶/算出部2には、図3(b)に示すように、その種類に応じた重要度が数値(10から100まで10単位で重み付けされた数値)に対応付けられて記憶されている。本実施例では、幹線道路や目印となる建造物等が重要度の高い地図情報として記憶されている。
【0039】
これにより、重要度記憶/算出部2では、情報記憶部1に記憶されている地図情報の重要度を参照することができる。
【0040】
なお、情報記憶部1に記憶されている地図情報に種類が記憶されていない場合には、地図情報の中の道幅、建造物の大きさなどから重要度を計算するようにしても良い。この場合、情報記憶部1には、幹線道路では道幅を示すデータ、建造物等ではその大きさを示すデータを併せて記憶しておく必要がある。
【0041】
また、利用者の入力等から重要度を計算したり、重要度記憶/算出部2で取得された重要度に修正を加えることができるようにすれば、より使い勝手の良いものとなる。例えば、利用者が目的地を入力した場合、その目的地の重要度は高くなるように設定する。また、利用者が道路の種類や建造物の種類を選択して、それらの重要度を高く設定できるようにする。
【0042】
図4乃至図6は、距離記憶/算出部5において、注視点からの表示部3の表示画面上での距離を取得する方法(ステップS3)の具体例を示している。
【0043】
図4は、距離記憶/算出部5に記憶される距離データテーブルの一例であって、注視点からの距離を記憶する方法の一実施例を示しており、各数値は、表示部3における各表示画素に対応している。すなわち、各表示画素ごとに中央部10からの距離を記憶しておき、注視点を中央部10に対応させることにより、各表示画素における注視点からの距離を参照することができる。図4に示す実施例では、各表示画素は中央部10からの直線距離を記憶している。
【0044】
図5は、距離記憶/算出部5に記憶される距離データテーブルの他の例であって、注視点からの距離を記憶する方法の他の実施例を示しており、中央部10を中心とする正方形の最外周の領域が、中央部10から等距離となるように設定されている。つまり、記憶される距離は、中央部10からの直線距離とはなっていない。
【0045】
図6は、図4及び図5に示した距離データテーブルを参照する方法の実施例を示している。すなわち、距離記憶/算出部5の距離データテーブルにおける中央部10を、表示部3の表示画面上の注視点9に対応させ、表示画面上の各表示画素に対応する距離データテーブルの値を参照することで、各表示画素における注視点からの距離を参照することができる。
【0046】
注視点からの距離を取得する他の方法としては、表示部3に表示される表示画素ごとに、注視点からの距離を計算する方法もある。また、直線においては端点のみの注視点からの距離を計算し、中間の表示画素は補間計算により注視点からの距離を取得する方法も可能である。
【0047】
次に、表示色算出部6において、地図情報を表示すべき色を算出する方法(ステップS4)の具体例について説明する。
【0048】
表示色算出部6では、地図情報の種類ごとに表示色を記憶しておき、重要度記憶/算出部2にて取得された地図情報の重要度、及び距離記憶/算出部5にて取得された注視点からの距離を用いて、例えば次式のようにして表示色を算出する。
【0049】
【数1】
R=αR0 +(1−α)Rb
G=αG0 +(1−α)Gb
B=αB0 +(1−α)Bb
α=k×I×(Dmax −D)/(Dmax −Dmin )
ただし、α>1.0のときはα=1.0、α<0.0のときはα=0.0とする。
【0050】
ここで、R:表示色の赤色成分の強度、G:表示色の緑色成分の強度、B:表示色の青色成分の強度、R0 :地図情報の種類に応じて記憶されている表示色の赤色成分の強度、G0 :地図情報の種類に応じて記憶されている表示色の緑色成分の強度、B0 :地図情報の種類に応じて記憶されている表示色の青色成分の強度、Rb :地図の背景色の赤色成分の強度、Gb :地図の背景色の緑色成分の強度、Bb :地図の背景色の青色成分の強度、I:重要度記憶/算出部2にて取得された地図情報の重要度、D:距離記憶/算出部5にて取得された注視点からの距離、Dmax :地図情報を表示する最大の距離、Dmin :表示色に対して距離の影響の及ぶ最小の距離、k:係数、である。
【0051】
上式によれば、重要度の低い情報や注視点から離れた情報の透明度を高くするような表示色になる。この他にも、輝度のみを高くしたり、特定の色成分のみを高くするように表示色を算出することも可能である。これにより、注視点から離れた情報及び重要度の低い情報を見えにくくすることができる。
【0052】
図7は、本発明の情報表示装置を地図情報を表示する装置に適用した他の実施例を示している。
【0053】
本実施例の情報表示装置は、情報記憶部1、重要度記憶/算出部2、表示部3、注視点設定部4、表示色算出部6、表示位置決定部7及び特定色遮断部8によって構成されている。なお、図1に示した実施例と同じ機能ブロックには同符号を付している。
【0054】
情報記憶部1は、表示すべき種々の地図情報を記憶しているブロックで、その出力は、重要度記憶/算出部2、表示色算出部6及び表示位置決定部7に導かれている。
【0055】
重要度記憶/算出部2は、情報記憶部1に記憶されている地図情報の重要度を算出するブロックで、その出力は表示色算出部6に導かれている。
【0056】
表示部3は、地図情報を表示するブロックであって、CRTや液晶等の表示装置を備えている。
【0057】
注視点設定部4は、地図中の注視点(目的地等)を設定するブロックで、その出力は表示色算出部6に導かれている。
【0058】
表示色算出部6は、重要度記憶/算出部2により算出された重要度、及び注視点設定部4により設定された注視点に基づいて、情報記憶部1に記憶されている地図情報を表示するための色を算出するブロックで、その出力は表示位置決定部7に導かれている。
【0059】
表示位置決定部7は、情報記憶部1に記憶されている地図情報を表示部3の表示画面上に表示する位置を決定するブロックである。
【0060】
特定色遮断部8は、表示部3の表示画面上に表示された色のうち特定色を遮断するブロックであって、本実施例ではフィルタによって構成されている。
【0061】
上記構成において、請求項1及び2に記載の表示変化手段は、表示色算出部6と表示位置決定部7とによって構成されており、請求項3に記載の特定色遮蔽手段は特定色遮断部8によって構成されている。
【0062】
図8は、上記構成の情報表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0063】
すなわち、情報表示装置は、まず表示すべき地図情報を情報記憶部1より読み出す(ステップS11)。この読み出された地図情報は、重要度記憶/算出部2、表示色算出部6及び表示位置決定部7のそれぞれに与えられる。
【0064】
重要度記憶/算出部2では、ステップS11で読み出された地図情報の重要度を取得し、これを表示色算出部6に出力する(ステップS12)。
【0065】
一方、表示色算出部6では、重要度記憶/算出部2で取得された重要度と、注視点設定部4により設定された注視点とに基づき、対応する地図情報の表示すべき色を算出し、これを表示位置決定部7に出力する(ステップS13)。
【0066】
表示位置決定部7では、情報記憶部1より読み出された地図情報を表示部3の表示画面上に表示する位置を決定するとともに(ステップS14)、表示色算出部6により算出された表示色で、その地図情報を表示部3の表示画面上に表示する(ステップS15)。
【0067】
以上の処理を、すべての地図情報に対して行うことにより(ステップS16)、表示部3の表示画面には、重要度と注視点からの距離とに応じて表示色の異なる情報が表示されることになる。
【0068】
図9乃至図12は、特定色遮断部8による遮断の具体例を説明するためのものである。
【0069】
図9は、表示部3に表示される地図情報の例であり、図中、国道11や橋12、目印となる建造物13などの重要な地図情報の表示色は、それ以外の地図情報の表示色と異なっている。
【0070】
図10は、特定色遮断部8の一例を示している。本実施例では、中心部より同心円状に一定の幅でフィルタの色を変化させており、周辺部ほど特定の色成分を遮断するように構成している。遮断する色は、重要度の低い地図情報を表示する色に併せれば、注視点を表示画面の中央に合わせて表示することにより、重要度の低い地図情報は画面周辺部では利用者に見えにくくすることができる。
【0071】
図11は、図9に示す画面表示された地図情報を、図10に示す特定色遮断部8を用いて遮断したときに、利用者に提示される地図情報の一例を示している。図11に示すように、国道11や橋12のような重要度の高い地図情報は、注視点(ここでは、画面中央のガソリンスタンド(GS)である)から離れていても明瞭に提示され、詳細な情報は注視点付近のみ明瞭に提示される。
【0072】
なお、図12は、図9乃至図11の関係を示しており、最下部のものが表示部3の表示画面、中央部のものが特定色遮断部8であるフィルタ、最上部のものが利用者に提供される表示画面である。
【0073】
また、上記実施例では、本発明の情報表示装置を地図情報を表示する装置に適用した場合について説明しているが、一般的な情報であっても同様の手段で実施することが可能である。
【0074】
【発明の効果】
本発明の情報表示装置は、表示すべき種々の情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報を表示画面に表示する表示手段と、注視点を設定する注視点設定手段と、前記情報の個々の重要度を設定して記憶する重要度設定手段と、この重要度設定手段により設定された個々の情報の重要度と前記注視点設定手段により設定された注視点からの個々の情報の距離とに基づいて色成分ごとに個々の情報に記憶されている表示色と背景色の重みを変化させて表示画素ごとに表示色を算出する表示色算出手段と、この表示色算出手段の算出結果に基づいて前記表示画面上での表示色を表示画素ごとに変化させる表示変化手段とを備えた構成としたので、重要度の高い情報(例えば地図情報)は注視点から離れていても明瞭に提示することができ、詳細な情報は注視点付近のみ明瞭に提示することができる。また、注視点の近傍では視認性の高い表示色とし、重要度の高い情報を除いては、注視点から離れるほど視認性の低い表示色とすることで、利用者にとっては、注視点の近傍が強調された表示画面となることから、必要とする情報を表示内容から取得するのが容易となる。また、装置内での処理量を増大させることなく、利用者が注視している領域を詳細に表示することができ、かつ全体との関連も認識しやすい表示画面とすることができる。
【0075】
本発明の情報表示装置は、表示変化手段を、重要度の低い情報ほど、また注視点から離れる情報ほど、表示画面上で見えにくくなるように表示色を変化させるように構成する。例えば、注視点から離れた重要度の低い情報の表示色を背景色に近づけることにより、注視点から離れた情報及び重要度の低い情報を見えにくくすることができる。また、重要度の高い情報は赤色成分の大きい表示色とし、重要度の低い情報は緑色成分の大きい表示色として、表示画面の周辺部ほど緑色成分の色をより多く遮断することにより、表示画面の周辺部では、重要度の低い情報を見えにくくすることができる。これにより、利用者にとっては、注視点の近傍が強調された表示画面となることから、必要とする情報を表示内容から取得するのが容易となる。また、装置内での処理量を増大させることなく、利用者が注視している領域を詳細に表示することができ、かつ全体との関連も認識しやすい表示画面とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報表示装置を地図情報を表示する装置に適用した実施例を示す機能ブロック図であって、請求項1に対応している。
【図2】図1に示す情報表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】情報記憶部に記憶されている地図情報のデータと重要度記憶/算出部に記憶されている重要度データとを示す図である。
【図4】距離記憶/算出部に記憶される距離データテーブルの一例を示す図である。
【図5】距離記憶/算出部に記憶される距離データテーブルの他の例を示す図である。
【図6】距離データテーブルを参照する方法を説明するための図である。
【図7】本発明の情報表示装置を、地図情報を表示する装置に適用した実施例を示す機能ブロック図であって、請求項2に対応している。
【図8】図7に示す情報表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】表示部に表示される地図情報の一例を示す図である。
【図10】特定色遮断部であるフィルタの一例を示す図である。
【図11】画面表示された地図情報を特定色遮断部を用いて遮断したときに、利用者に提示される地図情報の一例を示す図である。
【図12】図9乃至図11の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 情報記憶部
2 重要度記憶/算出部(重要度設定手段)
3 表示部
4 注視点設定部
5 距離記憶/算出部
6 表示色算出部
7 表示位置決定部
8 特定色遮断部
Claims (6)
- 表示すべき種々の情報を記憶する情報記憶手段と、
前記情報を表示画面に表示する表示手段と、
注視点を設定する注視点設定手段と、
前記情報の個々の重要度を設定して記憶する重要度設定手段と、
この重要度設定手段により設定された個々の情報の重要度と前記注視点設定手段により設定された注視点からの個々の情報の距離とに基づいて色成分ごとに個々の情報に記憶されている表示色と背景色の重みを変化させて表示画素ごとに表示色を算出する表示色算出手段と、
この表示色算出手段の算出結果に基づいて前記表示画面上での表示色を表示画素ごとに変化させる表示変化手段とを備えたことを特徴とする情報表示装置。 - 前記表示変化手段は、前記重要度の低い情報ほど、また前記注視点から離れる情報ほど、前記表示画面上で見えにくくなるように表示色を変化させることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
- 前記表示画面は特定色を遮断するための特定色遮断手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
- 前記情報は地図情報であって、
前記重要度設定手段は前記地図情報に含まれる道幅から重要度を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報表示装置。 - 前記情報は地図情報であって、
前記重要度設定手段は前記地図情報に含まれる建造物の大きさから重要度を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報表示装置。 - 前記重要度設定手段は、利用者の入力に応じて重要度を計算あるいは修正することによって算出して設定することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08836495A JP3688751B2 (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 情報表示装置 |
US08/630,082 US5801680A (en) | 1995-04-13 | 1996-04-09 | Information display apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08836495A JP3688751B2 (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 情報表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08286603A JPH08286603A (ja) | 1996-11-01 |
JP3688751B2 true JP3688751B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=13940755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08836495A Expired - Fee Related JP3688751B2 (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 情報表示装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5801680A (ja) |
JP (1) | JP3688751B2 (ja) |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6522330B2 (en) | 1997-02-17 | 2003-02-18 | Justsystem Corporation | Character processing system and method |
US6285367B1 (en) * | 1998-05-26 | 2001-09-04 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for displaying and navigating a graph |
US6075535A (en) * | 1998-06-26 | 2000-06-13 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for visualizing the tile access frequencies for tiled, multi-resolution images |
EP1105826A1 (en) * | 1998-08-27 | 2001-06-13 | Upshot Corporation | A method and apparatus for network-based sales force management |
JP2000076267A (ja) * | 1998-08-31 | 2000-03-14 | Sharp Corp | 情報検索方法、情報検索装置、及び情報検索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP4169934B2 (ja) * | 1999-05-25 | 2008-10-22 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
JP2002102532A (ja) * | 2000-06-06 | 2002-04-09 | Sony Computer Entertainment Inc | 情報処理システム、方法、コンピュータプログラム、記録媒体、半導体デバイス |
US7193629B2 (en) | 2001-05-18 | 2007-03-20 | Sony Computer Entertainment Inc. | Display apparatus |
JP4688198B2 (ja) * | 2001-07-31 | 2011-05-25 | パイオニア株式会社 | 地図情報表示システム、地図情報表示方法、サーバ装置および端末装置 |
EP1422847B1 (en) * | 2001-08-28 | 2018-04-18 | Sony Corporation | Information processing apparatus, method and recording medium with display of distance |
KR100485059B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2005-04-22 | 후지쓰 텐 가부시키가이샤 | 화상표시장치 |
JP2003181146A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-07-02 | Square Co Ltd | ネットワークゲームシステム、ゲームサーバシステム、クライアントシステム、ネットワークゲーム処理方法、プログラム及び記録媒体 |
US6927772B2 (en) * | 2002-06-05 | 2005-08-09 | Jeremy Page | Method of displaying data |
US6952630B2 (en) * | 2002-07-08 | 2005-10-04 | Hedrick Geoffrey S M | Method and apparatus for facilitating ease of viewing and interpretation of data concurrently presented to the flight crew on a multifunction flat panel display in an aircraft |
JP2004101366A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Hitachi Ltd | 携帯通信端末及びこれを用いたナビゲーションシステム |
US20070067097A1 (en) * | 2005-08-31 | 2007-03-22 | Navicore Ltd. | Power saving system for navigation device |
US8200416B2 (en) * | 2005-12-22 | 2012-06-12 | The Boeing Company | Methods and systems for controlling display of en-route maps |
US8463545B2 (en) * | 2007-12-19 | 2013-06-11 | Qualcomm Incorporated | Radiolocalization receiver |
US20110050738A1 (en) * | 2008-02-27 | 2011-03-03 | Kazuyoshi Fujioka | Liquid crystal display device and image processing method in liquid crystal display device |
KR101829063B1 (ko) * | 2011-04-29 | 2018-02-14 | 삼성전자주식회사 | 지도서비스에서 마커 표시방법 |
JP5880408B2 (ja) * | 2012-11-28 | 2016-03-09 | トヨタ自動車株式会社 | 画像表示装置及び画像表示方法 |
JP6485310B2 (ja) * | 2015-09-30 | 2019-03-20 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0774944B2 (ja) * | 1986-10-30 | 1995-08-09 | パイオニア株式会社 | 車載ナビゲ−シヨン装置における表示装置 |
JPH0795220B2 (ja) * | 1986-10-31 | 1995-10-11 | パイオニア株式会社 | 地図の表示方法 |
JPH03136087A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 目的地詳細型地図表示装置 |
US5243528A (en) * | 1990-09-12 | 1993-09-07 | Motorola, Inc. | Land vehicle navigation apparatus with visual display |
US5220507A (en) * | 1990-11-08 | 1993-06-15 | Motorola, Inc. | Land vehicle multiple navigation route apparatus |
JP3376593B2 (ja) * | 1991-11-14 | 2003-02-10 | 株式会社日立製作所 | 地図データ表示装置 |
JP3153295B2 (ja) * | 1991-11-20 | 2001-04-03 | 東京瓦斯株式会社 | データ検索システム |
-
1995
- 1995-04-13 JP JP08836495A patent/JP3688751B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-09 US US08/630,082 patent/US5801680A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08286603A (ja) | 1996-11-01 |
US5801680A (en) | 1998-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3688751B2 (ja) | 情報表示装置 | |
US10546543B2 (en) | Liquid crystal display device and method for driving the same | |
US10573251B2 (en) | Liquid crystal display device and method for driving the same | |
US20130169664A1 (en) | Method of displaying points of interest | |
CN109240572A (zh) | 一种获取图片的方法、对图片进行处理的方法及装置 | |
JP5651773B2 (ja) | 文字表示方法及び装置 | |
US8754890B2 (en) | Graphical interface with data presence indicators | |
CN108682374B (zh) | 显示装置及其显示驱动方法 | |
CN104461441A (zh) | 渲染方法、渲染装置及显示装置 | |
US20060095200A1 (en) | Operating device | |
KR101236774B1 (ko) | 영상신호 감시장치 및 방법 | |
TWI485690B (zh) | 應用於顯示器的顯示方法 | |
JP5565754B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
WO2009107554A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム | |
JPH10333555A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2002297029A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JPH02300924A (ja) | マルチウィンドウの表示方法 | |
JPH04291299A (ja) | 画像表示装置 | |
JPS63172664A (ja) | 拡大文字パタ−ン補正方式 | |
CN101493624B (zh) | 液晶显示面板及应用其的液晶显示装置 | |
CN109766069A (zh) | 辅助显示方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质 | |
JP3342836B2 (ja) | 地図表示装置 | |
JPH04216124A (ja) | 半透過画面表示装置 | |
JP2629063B2 (ja) | 通信網の状態量の表示方法 | |
JPH02210598A (ja) | 地図表示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |