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JP3685281B2 - 防水パン - Google Patents

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JP3685281B2
JP3685281B2 JP34923996A JP34923996A JP3685281B2 JP 3685281 B2 JP3685281 B2 JP 3685281B2 JP 34923996 A JP34923996 A JP 34923996A JP 34923996 A JP34923996 A JP 34923996A JP 3685281 B2 JP3685281 B2 JP 3685281B2
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JP
Japan
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waterproof pan
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drainage
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浩明 武市
賢治 林
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株式会社日立ハウステック
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスユニット、シャワーユニット又はトイレユニット等の床パンとして使用する防水パンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバスユニットなどにおいては、高齢者などが躓くことなくバスユニット内に出入りしやすいように、また、バスユニット内の防水パンからの水が簡単に出入口を乗り越えないようにしたものとして、図6(a)及び(b)に示すように、防水パン11の出入口付近に溝蓋としてのグレーチング13を備えた排水溝を凹設して設けることにより出入口の段差を少なくした構造のものが知られている(例えば、実開平1−90486号公報参照)
【0003】
また、図7(a),(b)に示すように、種々のドア取付け位置に対しても一種類の防水パン11で対応できるように、防水パン11の全周にグレーチング3を備えた排水溝11eを設け、防水パン11の床面11bにはドア又はドア枠5が立設可能な1辺から対辺に向けて下り傾斜の排水勾配12を設けるようにしたバスユニットも知られている(例えば、実開平6−30267号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術で述べたもののうち前者の図6に示した構造においては、出入口が設けられる辺、すなわちドアが立設される辺にのみ排水溝を設ける構造であり、従って種々のドア取付け位置に対応させるためには、各ドア取付け位置専用の防水パンを数種類用意する必要があり、これにより防水パンの成形型も数種類必要となって高価となる問題点を有していた。
【0005】
一方、後者の図7に示したバスユニットにおいては、種々のドア取付け位置に対応はできるものの、排水溝11eの上縁の両端に対向して形成されグレーチング載置面となる外側グレーチング載置面11cと内側グレーチング載置面11dとの両面が床面11bの排水勾配12に合わせて下り傾斜に形成されているため、図7(a)に示したように防水パン11の床面11bに設けられた排水勾配12の傾斜と直交する方向の辺に、出入りするドアを立設するためのドア枠5を取付けた場合には、図7(b)に示すように、排水勾配12の始点側である最高部位置すなわち入口の一方の隅ではドア枠5とグレーチング3上面との段差は小さく、又、排水勾配12の終点側となる最低部位置すなわち入口の他方の隅ではドア枠5とグレーチング3上面との段差は大きくなる。
従って、浴室への出入りに有利な広いドア開口幅になればなるほど、ドア枠5とグレーチング3上面とにおける最低部位と最高部位との段差は大きくなるのである。
よって、図7に示した構造のものにおいてもドアの立設位置によっては必ずしも高齢者などが躓くことなく出入りしやすい小さな段差にはならず、種々のドア取付け位置でも略一定の小さな段差にするためには、前者と同様に各ドア取付け位置専用の防水パンを数種類用意する必要が生じて、これに伴い防水パンの成形型も数種類用意しなければならず高価となるという問題点を有していたのである。
【0006】
本発明は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、浴室などへの出入りに際して入口の跨ぐ高さを低くして人の出入りを容易にするとともに、防水パンにおける床面の排水勾配と直交する辺にドアが取付けられた場合にも出入口段差を小さく且つ略一定にでき、種々のドア取付け位置にも一種類の防水パンで対応できて量産性のある防水パンを安価に提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、平面視が略方形状の床面に排水勾配が設けられ、該床面の外周縁に立設して形成した水平な壁載置面にドア及び壁体が取付けられ、前記ドアが立設される辺を含む少なくとも3辺の前記床面の周縁に排水口に繋がる排水溝を形成し、該排水溝にグレーチングを載置してなる防水パンであって、前記床面に設けられた排水勾配と直交する辺の前記排水溝の上縁両端には前記防水パンの床面から前記グレーチングの厚さ程度低い位置に形成した外側グレーチング載置面と内側グレーチング載置面とからなるグレーチング載置面が形成され、防水パンの外方となる外側グレーチング載置面は前記水平な壁載置面と略平行となるように、又、防水パンの内方となる内側グレーチング載置面は排水勾配を設けた前記床面と略平行となるように設けられ、該排水溝の対向するグレーチング載置面に前記グレーチングを、該グレーチングの前記防水パンの床面側に位置する部分の上面全体が該床面と略面一となるように載置して前記排水溝の上面を着脱自在に覆ってなることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、グレーチングが載置される外側グレーチング載置面と内側グレーチング載置面との両面が床面の排水勾配に合わせて下り傾斜に形成された防水パンであっても、ドアが取付けられる辺にのみ後加工で容易に出入口段差を小さく且つ略一定にできるように、平面視が略方形状の床面に排水勾配が設けられ、該床面の外周縁に立設して形成した水平な壁載置面にドア及び壁体が取付けられ、前記ドアが立設される辺を含む少なくとも3辺の前記床面の周縁に排水口に繋がる排水溝を形成し、該排水溝にグレーチングを載置してなる防水パンであって、前記床面に設けられた排水勾配と直交する辺の前記排水溝の上縁両端には前記防水パンの床面から前記グレーチングの厚さ程度低い位置に形成した外側グレーチング載置面と内側グレーチング載置面とからなるグレーチング載置面が形成され、防水パンの外方となる上記外側グレーチング載置面と防水パンの内方となる上記内側グレーチング載置面は、排水勾配を設けた前記床面と略平行となるように傾斜され、上記外側グレーチング載置面の部分、又は上記グレーチングの下面に装着したスペーサによって該スペーサの上面が前記水平な壁載置面と略平行となるようにされ、前記排水溝の対向するグレーチング載置面に上記グレーチングを、該グレーチングの前記防水パンの床面側に位置する部分の上面全体が該床面と略面一となるように載置して前記排水溝の上面を着脱自在に覆ってなることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、一方が略水平に形成され、他方が傾斜して形成されている捩じれたグレーチング載置面に対しても柔軟に追従して載置することができ、また、従来より使用されているグレーチングが使用できるようにするため、請求項1又は2記載の発明において、グレーチングが、角筒状に形成された複数個のボックス構造体と、該ボックス構造体に穿設した孔に挿通して複数個のボックス構造体同士を連結する連結棒と、各ボックス構造体間の前記連結棒に挿通された駒部材とからなり、前記ボックス構造体が連結棒に対して回動自在に装着されたものであることを特徴とする。
【0010】
本発明は、上記の構成によって、出入口側に位置するグレーチングの上面長手方向の外側はドア下部と略平行となるため、小さく且つ略一定な段差とすることができ、また、排水溝を防水パンのドアが立設される辺を含む少なくとも3辺に連続して設けているため、防水パンのドア取付け位置による防水パン自体の勝手違いがなくなり一種類の防水パンでの対応が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る防水パンの実施形態について、図1乃至図4を参照しながら詳細に説明する。
【0012】
図1は本発明による防水パンの一実施例を示し、(a)は防水パンの平面図、(b)は(a)中のグレーチングを取り外した状態におけるA−A断面部分の斜視図、図2(a)は図1に示した防水パンをバスユニットの床パンとして用いた状態を示す平面図、図2(b)は(a)中のB−B断面部分の斜視図、図3(a)は本発明において使用するグレーチングの斜視図、図3(b)は(a)の部分断面図である。
【0013】
図1(a)において、平面視が略方形状の防水パン1はガラス繊維などを補強材としたFRPで形成され、方形状の床面1bには図中矢印の方向に下り傾斜とした排水勾配2が設けられる。図1(b)に示すように防水パン1における床面1bの外周縁には立設して水平な壁載置面1aが形成されている。
上記床面1bの全外周の4辺には床面から下方に凹設して排水溝1eが形成されるとともに、排水溝1e内には、図1(a)中に示すように少なくとも1個の排水口4が穿設して形成され、排水溝1eの底部には流入した水が排水口4に向かうように勾配が設けられている。
図1(a)中のA−A断面部分の斜視図である図1(b)に示すように、排水溝1e上縁の防水パン1の床面1b側(内方側)に位置する側面上部には床面1bから後述するグレーチング3の厚さ程度低い位置に内側グレーチング載置面1dと、排水溝1e上縁の防水パン1の外方側に位置する側面上部には外側グレーチング載置面1cが形成されている。そして、防水パン1の床面1bに設けられた排水勾配2と直交する辺における排水溝1eは、防水パン1の外方となる外側グレーチング載置面1cは前記の水平な壁載置面1aと平行に、また、防水パン1の内方となる内側グレーチング載置面1dは排水勾配2が設けられた床面1bと平行となるように形成され、従って、内側グレーチング載置面1dの底部からの高さは一方から他方にいくにしたがって外側グレーチング面1cよりも段々と低くなるように形成されている。
【0014】
図2(a)は、図1に示した防水パン1の外周縁の壁載置面1aに壁体8及び防水パン1の床面1bの排水勾配2と直交する側の一辺にドアを取付けるためのドア枠5を、さらに上部には天井(図示省略)などを取付けて、内部に浴槽7などを組み込んでバスユニットとして用いる場合の実施例を示す平面図であり、この場合のドアとしては、引戸、折り戸及び框戸などが使用されるが、有効開口の広くとれる引戸を使用するのが好ましい。
【0015】
図1(a)中及び図2(a),(b)中に示したように防水パン1の排水溝1eの上面開口を覆って載置する排水溝蓋としてのグレーチング3は、図3(a)及び(b)に示すように、塩化ビニル樹脂などを用いて押出し成形などにより角筒状に形成したボックス構造体3aを、各ボックス構造体3a間に間隔を保つためのポリプロピレン樹脂などからなる駒部材3cを配置して、ポリエチレン樹脂製などからなる柔軟な連結棒3bで複数個連結した構造のものが好ましい。
そして、上記グレーチング3は図2(b)に示すように、防水パン1の床面1bの排水勾配2の傾斜と直交する方向の辺にドアを立設した場合でも、グレーチング3の二辺ある長手方向の一辺をドア枠5下部と平行すなわち水平に位置させ、他辺を水平方向に対し床面1bの排水勾配2と平行な傾斜をもたせる可能となる。
【0016】
従って、図2(a)及び(b)に示すように、洗面室6の床、ドア枠5部分を略面一に形成し、グレーチング3上面及び防水パン1の床面1bとを略面一に形成することができるとともに、ドア枠5部分とグレーチング3との段差を小さく且つ略一定な段差とすることができるので、室の出入りが容易になる。
【0017】
なお、上記の実施例では、防水パン1の形状、すなわち外側及び内側のグレーチング載置面1c、1dの傾斜を変えることでグレーチング3の二辺ある長手方向の一辺をドア枠5下部と水平に位置させ、他辺を水平方向に対し床面1bの排水勾配2と略平行の傾斜を形成させる構成としたが、本発明は上記実施例に限定されず、図7に従来例として示した外側グレーチング載置面11cと内側グレーチング載置面11dとが同一傾斜を有する形状の防水パン11であっても、上記実施例と同様の構成とすることができる。
すなわち、図4(a)に示すように、グレーチング3で排水溝1eを覆ったときに防水パン1の外側に位置する部分のグレーチング3の下面側に、外側グレーチング載置面1cに設けられた傾斜の違い分のスペーサ9を予め取付ける構成とするか、又は、図4(b)に示すように、傾斜の違い分の上記スペーサ9を外側グレーチング載置面1c上に予め取付ける構成としてスペーサ9の上面が水平な壁載置面1aと平行となるようにして、スペーサ9上面をグレーチング3の片側の載置面となるようにする。
【0018】
図5は本発明の実施例ではないが図に示すように、グレーチング3自体の形状を、グレーチング3の二辺ある長手方向の一辺をドア枠5下部と平行すなわち水平に形成させ、他辺を水平方向に対して防水パン1の排水勾配2を設けた床面1bと平行な傾斜となるような形状に形成することによっても、本発明の構成と同様の効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】
本発明による請求項1記載の発明は、平面視が略方形状の床面に排水勾配が設けられ、該床面の外周縁に立設して形成した水平な壁載置面にドア及び壁体が取付けられ、前記ドアが立設される辺を含む少なくとも3辺の前記床面の周縁に排水口に繋がる排水溝を形成し、該排水溝にグレーチングを載置してなる防水パンであって、前記床面に設けられた排水勾配と直交する辺の前記排水溝の上縁両端には前記防水パンの床面から前記グレーチングの厚さ程度低い位置に形成した外側グレーチング載置面と内側グレーチング載置面とからなるグレーチング載置面が形成され、防水パンの外方となる外側グレーチング載置面は前記水平な壁載置面と略平行となるように、又、防水パンの内方となる内側グレーチング載置面は排水勾配を設けた前記床面と略平行となるように設けられ、該排水溝の対向するグレーチング載置面に前記グレーチングを、該グレーチングの前記防水パンの床面側に位置する部分の上面全体が該床面と略面一となるように載置して前記排水溝の上面を着脱自在に覆った構成としたので、防水パンの床面部分からの水がドアの出入口を乗り越えて室外に流出することがないとともに、出入口段差を少なくすることができるので浴室などへの出入りに際して入口の跨ぐ高さが浅くなって人の出入りが容易となり、また、防水パンにおける床面の排水勾配と直交する辺にドアが取付けられた場合にも出入口段差を小さく且つ略一定にできて高齢者や身体に障害がある人が躓くことなく出入室でき、さらに、種々のドア取付け位置にも一種類の防水パンで対応できて量産性のある安価な防水パンの提供が可能となる効果がある。
【0020】
また、請求項2に記載のように、グレーチング載置面における外側グレーチング載置面が、防水パンの床面の排水勾配に合わせて傾斜され防水パンと一体に形成した外側グレーチング載置面の部分、又はグレーチングの下面に装着したスペーサによって該スペーサの上面が水平な壁載置面と略平行となる構成とすることにより、従来より使用されている防水パンのドアが取付けられる辺にのみ後加工することで容易に出入口段差を小さく且つ略一定にできる。
【0021】
さらに、請求項3記載のように、グレーチングを、角筒状に形成された複数個のボックス構造体と、該ボックス構造体に穿設した孔に挿通して複数個のボックス構造体同士を連結する連結棒と、各ボックス構造体間の前記連結棒に挿通された駒部材とからなり、前記ボックス構造体が連結棒に対して回動自在に装着された構成とすることにより、従来より使用されているグレーチングが使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る防水パンの一実施形態の平面図、(b)は(a)中のグレーチングを取り外した状態におけるA−A断面部分の斜視図である。
【図2】(a)は図1に示した防水パンをバスユニットの床パンとして用いた状態を示す平面図、(b)は(a)中のB−B断面部分の斜視図である。
【図3】(a)は本発明において使用するグレーチングの一実施形態を示す斜視図、(b)は(a)の部分断面図である。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ図1とは別の実施形態を示す斜視図である。
【図5】本発明と同様の効果を得るためのグレーチングの形態を示す斜視図である。
【図6】(a)及び(b)はそれぞれ従来例による防水パンを示す平面図である。
【図7】図6とは別の従来例による防水パンを示し、(a)はバスユニットの床パンとして用いた状態の平面図、(b)は(a)中のグレーチング部分のC−C断面部分の斜視図である。
【符号の説明】
1…防水パン 1a…壁載置面
1b…床面 1c…外側グレーチング載置面
1d…内側グレーチング載置面 1e…排水溝
2…排水勾配 3…グレーチング
3a…ボックス構造体 3b…連結棒
3c…駒部材 4…排水口
5…ドア枠 6…洗面室
7…浴槽 8…壁体
9…スペーサ 11…防水パン
11a…壁載置面 11b…床面
11c…外側グレーチング載置面 11d…内側グレーチング載置面
11e…排水溝 12…排水勾配
13…グレーチング

Claims (3)

  1. 平面視が略方形状の床面に排水勾配が設けられ、該床面の外周縁に立設して形成した水平な壁載置面にドア及び壁体が取付けられ、前記ドアが立設される辺を含む少なくとも3辺の前記床面の周縁に排水口に繋がる排水溝を形成し、該排水溝にグレーチングを載置してなる防水パンであって、前記床面に設けられた排水勾配と直交する辺の前記排水溝の上縁両端には前記防水パンの床面から前記グレーチングの厚さ程度低い位置に形成した外側グレーチング載置面と内側グレーチング載置面とからなるグレーチング載置面が形成され、防水パンの外方となる外側グレーチング載置面は前記水平な壁載置面と略平行となるように、又、防水パンの内方となる内側グレーチング載置面は排水勾配を設けた前記床面と略平行となるように設けられ、該排水溝の対向するグレーチング載置面に前記グレーチングを、該グレーチングの前記防水パンの床面側に位置する部分の上面全体が該床面と略面一となるように載置して前記排水溝の上面を着脱自在に覆ってなることを特徴とする防水パン。
  2. 平面視が略方形状の床面に排水勾配が設けられ、該床面の外周縁に立設して形成した水平な壁載置面にドア及び壁体が取付けられ、前記ドアが立設される辺を含む少なくとも3辺の前記床面の周縁に排水口に繋がる排水溝を形成し、該排水溝にグレーチングを載置してなる防水パンであって、前記床面に設けられた排水勾配と直交する辺の前記排水溝の上縁両端には前記防水パンの床面から前記グレーチングの厚さ程度低い位置に形成した外側グレーチング載置面と内側グレーチング載置面とからなるグレーチング載置面が形成され、防水パンの外方となる上記外側グレーチング載置面と防水パンの内方となる上記内側グレーチング載置面は、排水勾配を設けた前記床面と略平行となるように傾斜され、上記外側グレーチング載置面の部分、又は上記グレーチングの下面に装着したスペーサによって該スペーサの上面が前記水平な壁載置面と略平行となるようにされ、前記排水溝の対向するグレーチング載置面に上記グレーチングを、該グレーチングの前記防水パンの床面側に位置する部分の上面全体が該床面と略面一となるように載置して前記排水溝の上面を着脱自在に覆ってなることを特徴とする防水パン。
  3. グレーチングが、角筒状に形成された複数個のボックス構造体と、該ボックス構造体に穿設した孔に挿通して複数個のボックス構造体同士を連結する連結棒と、各ボックス構造体間の前記連結棒に挿通された駒部材とからなり、前記ボックス構造体が連結棒に対して回動自在に装着されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の防水パン。
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