JP3682655B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICカードのような第1接続対象物とプリント配線基板のような基板とを電気的に接続するコネクタに属する。
【0002】
【従来の技術】
図11(A)は、従来のコネクタを示している。コネクタは、導電性のコンタクト111と、コンタクト111の複数を保持している略箱形状のインシュレータ121とを有している。
【0003】
コンタクト111は、インシュレータ121に保持されている保持部112と、保持部112の一方端から延びている第1バネ部113と、保持部112の他方端から延びている第2バネ部114とを有している。
【0004】
第1バネ部113の先端側の自由端部分には、略円弧状に曲げられている接触部113aが形成されている。第2バネ部14の先端側の自由端部分は、略円弧状に曲げられている接続部114aが形成されている。
【0005】
接触部113aは、インシュレータ121の上面である第1面121aでICカードのようなカード(図示せず)と弾性接続するように第1面121a上へ突出している。接続部114aは、インシュレータ121の第1面121aとは反対側のインシュレータ21の底面である第2面121bで、プリント配線基板のような基板(図示せず)と接続するように第2面121b上へ突出している。
【0006】
インシュレータ121の第2面121bの中央部分には、第2面121b及び基板間に空間をもたせるようにスタンドオフ領域S3,S4が形成されている。スタンドオフ領域S3,S4は、第2面121bの中央部分に凹状の溝部123を形成することによって基板上に搭載される電子部品のような搭載部品が入り込み可能となす空間としている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0007】
この種のコネクタを使用する機器は小型化が進んでいることから、機器に使用されるコネクタや基板にも高密度実装が要求されている。具体的には、図11(A)に示したインシュレータ121の形状を、コンタクト111の形状バネ性を確保するという理由から形状を変えることなく、図11(B)に示すように、インシュレータ121′のみの形状を小型化している。
【0008】
したがって、図11(A)に示したスタンドオフ領域S3,S4を狭い寸法として、図11(B)に示すスタンドオフ領域S3′,S4′を形成し、基板上に搭載する搭載部品の実装スペースを確保するようにしている。ここで、図11(A)及び図11(B)を比較してみると、二点鎖線によって示唆されているように、インシュレータ,121,121′において第2面121bの面積は変わっていない。その理由は、前述したように、インシュレータ121′に収容するコンタクト111のバネ性を確保するという理由から形状を変えることができないので、その結果、図11(A)に示したコンタクト121を収容する部分と、図11(B)のコンタクト121を収容する部分とが同じ寸法になっている。
【0009】
図12は、図11(B)に示したコネクタと搭載部品との配置関係を説明するための平面配置図を示している。図12において網線部分がコネクタの第2面121bに相当する。インシュレータ121′は、第2面121bの中央部分に、前述したスタンドオフ領域S3′,S4′をもっている。
【0010】
したがって、基板上には、中型の搭載部品151の一部や、小型の搭載部品153をスタンドオフ領域領域S3′,S4′の範囲に入り込ませた状態でコネクタが設置される。スタンドオフ領域S3′,S4′には、中型の搭載部品151,小型の搭載部品153の搭載位置を予めレイアウトしておき、基板上に搭載する。小型の搭載部品153であれば、スタンドオフ領域S3′,S4′の領域内に搭載し、中型の搭載部品151及び小型の搭載部品153のレイアウトであれば、小型の搭載部品153の一部をスタンドオフ領域S3′,S4′の領域内に搭載し、さらに中型の搭載部品151の一部をスタンドオフ領域S3′,S4′内に位置させる。これによって、基板上にコネクタとともに各種の搭載部品を配置するようにしている。
【0011】
【特許文献1】
特開平6-196226号公報(第3−5頁、第1図)
【0012】
【特許文献2】
特開2000-42933号公報(第6−7頁、第10図)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコネクタでは、コンタクト111のバネ性を確保するために、インシュレータ121′においてコンタクト111を収容する部分の寸法を変えずに小型化されているので、第2面121bの中央部分に位置しているスタンドオフ領域S3′,S4′も同時に小さい寸法になってしまうので、基板に搭載する搭載部品が小型及び中型の搭載部品151,153に限定されてしまうため、このようなスタンドオフ領域S3′,S4′では、基板面を有効に活用できないという問題がある。
【0014】
それ故に、本発明の課題は、基板面を有効に利用でき、搭載部品を高密度に搭載できるコネクタを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、導電性のコンタクトと、該コンタクトの複数を保持した略箱形状のインシュレータとを含み、前記コンタクトは、前記インシュレータに保持した保持部と、前記インシュレータの第1面上で該第1面に第1接続対象物を対向させて弾性接続するよう前記保持部の一方端から延びかつ前記第1面上へ突出している接触部と、前記第1面とは反対面となる前記インシュレータの第2面上で該第2面に第2接続対象物を対向させて接続するよう前記保持部の他方端から延びて前記第2面上へ突出している接続部とを有するコネクタにおいて、前記インシュレータは、前記第2面及び前記第2接続対象物間に前記第2接続対象物上に搭載される搭載部品が入り込み可能な空間となるスタンドオフ領域を形成するよう前記第2面の両側にあって前記インシュレータを前記コンタクトの配列方向である第1の方向に貫通するように切り欠いて形成した一対の切り欠き部を有し、前記コンタクトが前記スタンドオフ領域を除く前記インシュレータの所定位置に配設されていることを特徴とするコネクタが得られる。
【0016】
【作用】
本発明によると、インシュレータの第2面の両側にスタンドオフ領域がある。したがって、第2接続対象物上には、小型の搭載部品、中型の搭載部品及び大型の搭載部品の一部をスタンドオフ領域に入り込ませた状態でコネクタが設置される。
【0017】
スタンドオフ領域には、小型の搭載部品、中型の搭載部品、大型の搭載部品の搭載位置を予めレイアウトしておき、第2接続対象物上に搭載するようにすることによって、小型の搭載部品であれば、スタンドオフ領域の領域内に搭載でき、中型の搭載部品、大型の搭載部品あれば、これらの一部分をスタンドオフ領域内に位置させる。これによって、第2接続対象物上には、コネクタとともに高密度に搭載部品を配置できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係るコネクタの一実施の形態例を説明する。図1は、一実施の形態例におけるコネクタを示している。図2は、図1に示したコネクタを上下で反転して図1の裏面側から見た状態を示している。
【0019】
図1及び図2を参照して、コネクタは、導電性のコンタクト11と、コンタクト11の複数を第1の方向A(図1を参照)で所定間隔をもって1列に配置し、第2の方向B(図1を参照)で2列に配列して保持している略箱形状のインシュレータ21とを有している。
【0020】
図3は、図1に示したコネクタを平面から見た状態を示している。図4は、図3に示したコネクタをIV−IV線で断面して正面から見た状態をしている。
【0021】
コンタクト11は、図1乃至図4にも示すように、インシュレータ21に保持される保持部12と、保持部12の一方端から延びている第1バネ部13と、保持部12の他方端から延びている第2バネ部14とを有している。
【0022】
保持部12は、互いに平行に対向している第1及び第2保持部12a,12b、第1及び第2の方向A,Bを直交する第3の方向C(図1を参照)で第1及び第2保持部12a,12bを連結している連結部12cとからなる。第1バネ部13は、第1保持部12aの一方端から第1保持部12aに対向するように曲げられており、先端側の自由端部分が略円弧状に曲げられている接触部13aを有している。第2バネ部14は、第2保持部12bの一方端から第2保持部12bに対向するように大きく曲げられており、先端側の自由端部分が略円弧状に曲げられている接続部14aを有している。
【0023】
図4の正面断面から見るとインシュレータ21には、略コ字状に曲げられている保持部12を有する左側のコンタクト11と、略逆コ状に曲げられている右側の保持部12を有する右側のコンタクト11とが第2の方向Bで対峙するように配設されている。第1バネ部13の先端は、連結部12cに対向する寸法で延びている。第2のバネ部14の先端は、第2保持部12bの中間部分に対向する寸法で延びている。
【0024】
コンタクト11の具体的な製造方法としては、薄い板厚寸法の導電板をプレスにより長帯状にコンタクトの展開形状を打ち抜いた後に、曲げ加工を施すことによって製作される。したがって、コンタクト11は、接触部13a及び接続部14a間の方向へ押圧力が加わると第1及び第2バネ部13,14によって接触部13a及び接続部14aが変位し、押圧力を解除すると元の状態に復帰するものである。なお、コンタクト11の具体的な製造方法は、金属棒形状の細長いコンタクト素材を曲げ加工することによっても弾性をもつコンタクトが製造できる。
【0025】
図5は、図1に示したコネクタを正面から見た状態を示している。図5に示すように、接触部13aは、インシュレータ21の上面である第1面21aでICカードのような厚み寸法が比較的薄い寸法のカード(第1接続対象物)31の接点と弾性接続するように、第1面21a上に突出している。接続部14aは、インシュレータ21の第1面21aとは反対面となるインシュレータ21の底面としての第2面21bで、プリント配線基板のような基板(第2接続対象物)41の導電パッドと接続するように第2面21b上へ突出している。
【0026】
図6は、図5に示したコネクタを拡大して右側面から見た状態を示している。図7は、図2に示したコネクタを拡大して底面から見た状態を示している。
【0027】
図5に示したように、インシュレータ21には、正面から見ると第2面21b及び基板41間が大きな空間となるスタンドオフ領域S1(第3の方向Cの領域),S2(第2の方向Bの領域)が形成されている。ここで、スタンドオフ領域S1,S2は、第2及び第3の方向B,Cを直交する第1の方向A(図1を参照)を含む容積をもつ領域であるが、以下の説明では、スタンドオフ領域をS1,S2の符号のみを用いて説明する。
【0028】
図1及び図2、図4及び図5に示したように、第2面21bの第2の方向Bにおける両側に略直角な二辺となるように形成されている第1切り欠き部23(23a,23b)を形成することによって基板41上に搭載される電子部品のような搭載部品が入り込み可能となす空間としている。即ち、第1切り欠き部23は、コンタクト11の配列方向である第1の方向Aに貫通するように切り欠けられている。
【0029】
なお、第1バネ部13、保持部12、第2バネ部14は、スタンドオフ領域S1,S2を除くインシュレータ21の所定位置に配設されている。インシュレータ21は、図4を基準にして見ると、平面板状の上板部25aと、この上板部25aに接続されて上板部25aの中央から第3の方向Cにおける下方へ延びている中央板部25bとからなる略T字形状の部分と、中央板部25bに対向して第1の方向Aにおけるコンタクト11間を仕切っている複数の保持板部25cと、外側の一対の保持板部25cのそれぞれに一対一に対向している一対の外側板部25dとを有している。複数の保持板部25c及び一対の外側板部25dは、これらが上板部25a及び中央板部25bに接続されている。
【0030】
第2の方向Bで上板部25aには、その両側で互いに対向する一対の縁辺のそれぞれから中央板部25bの方向へ複数の第2切り欠き部27が形成されている。複数の第2切り欠き部27は、第1の方向Aで所定間隔をもって位置している。第2切り欠き部27には、コンタクト11の接触部13aが一対一に入り込んでいる。
【0031】
上板部25aの外面は、カード31の接点を設けた平坦面が対向する平坦な第1面21aであり、一対の外側板部25d及び複数の保持板部25cの下面は、基板41に対向する平坦な第2面21bであり、コネクタは第1及び第2面21a,21bが第2の方向Bでカード31と基板41との夫々に対向するように設置される。第1面21a上には、第2切り欠き部27を通して接触部13aの円弧部分が外面が突出しており、第2面21b上には接続部14aの円弧部分の外面が突出している。接続部14aは、第1切り欠き部23の一辺23aよりも中央板部25b側へ入り込まないように配設されている。
【0032】
さらに、インシュレータ21の保持板部25cには、保持板部25c及び外側板部25d間に、第1及び第2保持部12a,12b及び連結部12cが第1の方向Aで囲まれ挟まれて保持されている。コンタクト11は、第2の方向Bで中央板部25bを中心として左右対称に配置されている。また、インシュレータ21には、中央板部25bを中心として第2の方向Bで左右対称に上板部25a、保持板部25c、第1及び第2切り欠き部23,27が位置している。また、接触部13aを除く第1バネ部13、保持部12、接続部14aを除く第2バネ部14は、インシュレータ21の上板部25a、保持板部25c及び外側板部25dによって囲まれている空間部分に配設されている。
【0033】
コンタクト11は、保持部12を第2の方向Bにおけるインシュレータ21の両側からインシュレータ21の内部の空間部分に差し込まれ保持板部25cに保持される。このとき、接触部13aが上板部25aの第2切り欠き部27から第1面21a上に突出した状態となる。また、接続部14aは、インシュレータ21の第2面21bから突出した状態となる。ここで、図1、図4及び図5に示したコネクタの姿勢で、基板41上にコネクタを搭載する。基板41には複数の導電パッド(図示せず)が設けられており、導電パットに一対一に接続部14aが接触する。そして、接触部13aにはカード31の複数の接点部(図示せず)が一対一に接触する。この際、一対の外側板部25dの外面に設けられている第2の方向Bに長い寸法で突条のフランジ部37を第2の方向Bのうちの基板41への方向へ押圧することで接触する。このようにして、コンタクト11は、弾性力を第2の方向Bで保ちつつカード31と基板41とを電気的に接続する。フランジ部37はこのような接続を図示しない筐体などに支持することによって維持するようになっている。
【0034】
以下に、図1に示したコネクタと各種の電子部品である搭載部品との配置関係を図8の平面図において説明する。図8において網線部分がインシュレータ21の第2面21bに相当する。第2面21bの両側が、第1切り欠き部23(23a,23b)を形成するによって基板41との間に空間となるスタンドオフ領域S1,S2である。したがって、基板41上には、中型の搭載部品51,52、小型の搭載部品53、大形の搭載部品54,55のそれぞれ一部をスタンドオフ領域領域S1,S2に入り込ませた状態でコネクタが設置される。
【0035】
したがって、スタンドオフ領域S1,S2には、中型の搭載部品51,52、小型の搭載部品53、大型の搭載部品54,55の搭載位置を予めレイアウトしておき、基板41上に搭載するようにすることによって、小型の搭載部品53のみであれば、スタンドオフ領域S1,S2の領域内に搭載でき、中型の搭載部品51,52、大型の搭載部品54,55を含むものであれば、これらの一部分をスタンドオフ領域S1,S2内に位置させるようにレイアウトする。これによって、基板41上には、コネクタとともに高密度に搭載部品が配置される。
【0036】
図9は、コネクタの第2実施の形態例を示している。図9において第1実施の形態例と異なる部分は、図9において図示した第2バネ部14′及び接続部14a′である。したがって、その他の部分は、図4に示したコネクタと同じ符号を用いて説明を省略する。
【0037】
第2バネ部14′は、中央板部25dに沿って直線状に延びており、図9によって見ると左側の第2バネ部14′が略コ字状及び右側の第2バネ部14′が略逆コ字状に曲げられ左右対称にインシュレータ21配設されている。接続部14a′は、基板41面に対して平行になるように曲げられており、図5に示した基板41と同様な基板の導電パッドに半田によって半田接続される。
【0038】
図10は、コネクタの第3実施の形態例を示している。図10に示すインシュレータ21′及びコンタクト11′は、第1実施の形態例によって説明したコンタクト11及びインシュレータ21とは形状に若干の違いあるが、同じ機能を果たすので一部の構成には同じ符号を付して説明の一部を省略する。
【0039】
第3実施の形態例のコネクタでは、第2面21b′の両側に第1及び第3の方向A,Cで第1切り欠き部23′(23a′,23b′)を形成することによって、図5に示した基板41と同様な基板とインシュレータ21′との間にスタンドオフ領域S11′,S12′をもたせている。なお、図1では、第2の方向Bでコンタクト11が対向するように2列に保持されていたが、本実施の形態例では、コンタクト11′が第2の方向Bで対向することなく、第1の方向Aで2列にかつ第2の方向Bで位置をずらせて配置されており、第1の方向Aで第2バネ部14−1や接続部14a−1が1列に、第1の方向Aで第2バネ部14−1や接続部14a−1が所定間隔をもって中央寄りに配置されている。
【0040】
このコンタクト11′では、第1の方向Aで第1バネ部13が対向するように1列に配置されている構成によって、インシュレータ21′によって形成されたスタンドオフ領域S11′,S12′は、第1実施の形態例のインシュレータ21よりも大きな寸法のスタンドオフ領域S11′,S12′となっている。よって、多くの小型の搭載部品や、中型の搭載部品及び大型の搭載部品の一部を基板上にレイアウトしてスタンドオフ領域11′,S12′に入り込ませた状態でコネクタとともに設置することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るコネクタによれば、第1切り欠き部によってインシュレータと第2面の両側と基板との間にスタンドオフ領域を形成し、基板上に小型の搭載部品、中型の搭載部品、大型の搭載部品のそれぞれ一部をスタンドオフ領域領域に入り込ませた状態でインシュレータを設置できるので、基板上にはコネクタとともに高密度に搭載部品を配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの第1実施の形態例を示す斜視図である。
【図2】図1に示したコネクタを上下で反転し図1の裏面側から見た状態で示した斜視図である。
【図3】図1に示したコネクタの平面図である。
【図4】図3に示したコネクタをIV−IV線で断面し正面から見た状態の断面図である。
【図5】図1に示したコネクタの正面図である。
【図6】図5に示したコネクタを拡大して右側面から見た状態の右側面図である。
【図7】図2に示したコネクタを拡大して底面から見た状態の底面図である。
【図8】図1に示したコネクタと搭載部品との配置関係を説明するための配置図である。
【図9】本発明に係るコネクタの第2実施の形態例を拡大して正面から見た状態を示す断面図である。
【図10】本発明に係るコネクタの第3実施の形態例を拡大して正面から見た状態を示す正面図である。
【図11】従来のコネクタの一例を説明するための側面図であり、(A)はコネクタの正面図、(B)は、(A)に示したコネクタを小型化した状態を示す正面図である。
【図12】図11(B)に示したコネクタと搭載部品との配置関係を説明するための平面図である。
【符号の説明】
11,11′,111 コンタクト
13,113 第1バネ部
13a,113a 接触部
14,14′,14−1,114 第2バネ部
14a,114a 接続部
21,21′,121,121′ インシュレータ
21a,121a 第1面
21b,121b 第2面
23,23′(23a,23b,23a′,23b′) 第1切り欠き部
31 カード(第1接続対象物)
41 基板(第2接続対象物)
51,52,151 中型の搭載部品
53,153 小型の搭載部品
54,55 大型の搭載部品
123 溝部
S1,S2,S3′,S4′,S11′,S12′ スタンドオフ領域
Claims (2)
- 導電性のコンタクトと、該コンタクトの複数を保持した略箱形状のインシュレータとを含み、前記コンタクトは、前記インシュレータに保持した保持部と、前記インシュレータの第1面上で該第1面に第1接続対象物を対向させて弾性接続するよう前記保持部の一方端から延びかつ前記第1面上へ突出している接触部と、前記第1面とは反対面となる前記インシュレータの第2面上で該第2面に第2接続対象物を対向させて接続するよう前記保持部の他方端から延びて前記第2面上へ突出している接続部とを有するコネクタにおいて、
前記インシュレータは、前記第2面及び前記第2接続対象物間に前記第2接続対象物上に搭載される搭載部品が入り込み可能な空間となるスタンドオフ領域を形成するよう前記第2面の両側にあって前記インシュレータを前記コンタクトの配列方向である第1の方向に貫通するように切り欠いて形成した一対の切り欠き部を有し、前記コンタクトが前記スタンドオフ領域を除く前記インシュレータの所定位置に配設されていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1記載のコネクタにおいて、前記コンタクトは、前記保持部の前記他方端に接続しているバネ部を有し、該バネ部の自由端部分に前記接続部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
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