JP3682390B2 - 安全弁付密閉部品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は安全弁付密閉部品に係わり、内部が気密に遮蔽されるケース内部の圧力が上昇したときに安全性を確保するために用いられる安全弁付密閉部品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の安全弁付密閉部品は、特許第2792097号公報で開示されているように、安全弁付密閉部品である密閉型電池は、図11〜図13に示すように、リチウム負極51,セパレータ52,炭素多孔質形成体正極53などを収納した容器54の開口部には、ガラス層55を介して正極端子56を設けた電池蓋57を溶接してあり、正極端子56はパイプ状をしていて、その上端部は、電解液58を注入した後、正極集電体59の上部と溶接して封止していた。
【0003】
また、容器54の底部54aには、安全弁部60が形成され、この安全弁部60は、底部54aと平行な直線状の同一厚さの薄肉からなる連結部61と、この連結部61に繋がれて、底部54aから外方に突出する厚肉からなる突出部62を有している。
そして、電池内部の圧力が所定値以上になると、薄肉の連結部61が破断して、電池内部の高圧の気体を外部に排出して、電池の爆発を事前に防ぐようになっている。
【0004】
また、このような容器54の安全弁部60の製造方法は、図13に示すように、ダイ71には、凹部からなる逃げ部72を設け、このダイ71上に容器54の底部54aを載置した後、底部54aの上方からポンチ81を押し当て、ポンチ81の平坦面82とダイ71の平坦面73との間で、底部54aの一部をプレスして、直線状の同一厚さの薄肉からなる連結部61を形成すると共に、突出部62となる底部54aの一部を逃げ部72に突入させて、容器54が製造されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前述のような従来の安全弁付密閉部品において、突出部62は、容器54の底部54aから外に突出しているため、突出部62には外力が容易にかかり、不用意に連結部61が破断するという問題がある。
また、容器54の底部54aと突出部62を繋ぐ連結部61は、同一厚さで形成されるため、この連結部61は、底部54aと突出部62との間で厚みが急変し、このため、連結部61の形成時、この連結部61に応力が集中して加工硬化が起こり、連結部61に亀裂が生じるという問題がある。
そこで、本発明は、安全弁部の外力による破断の少ない安全弁付密閉部品を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の解決手段として、ケースと、このケースの内部を気密に遮断する蓋体と、この蓋体の一部に形成されて前記ケースの内圧が所定値以上に上昇すると破壊する安全弁部を備え、この安全弁部は前記蓋体の一部に設けた突出部と、この突出部の根元部分に形成されて前記蓋体と前記突出部とを連結する連結部とから成り、この連結部は前記蓋体の厚み方向の両端面を避けた中間部に設けられると共に、前記蓋体、及び前記突出部よりも薄肉に形成され、前記連結部と前記突出部の全体を、前記蓋体の板厚の厚み内から突出しないように配置した構成とした。
【0007】
また、第2の解決手段として、前記蓋体の一部には薄肉部を設け、この薄肉部に前記安全弁部を形成して、前記連結部と前記突出部とを、前記蓋体の板厚の厚み内に位置した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記連結部は、中央部の厚みが薄く、中央部から前記蓋体、及び前記突出部に行くに従って厚みが漸次厚くなるように前記連結部の内、外面に曲面を設けた構成とした。
【0008】
また、第4の解決手段として、前記曲面の半径は、前記連結部が繋がれた前記蓋体側の根本部分の板厚の寸法に対して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形成した構成とした。
【0009】
また、第5の解決手段として、前記連結部の形状を円環状に形成した構成とした。
【0010】
また、第6の解決手段として、前記連結部の中央部には、該連結部の厚みを調整する円環状の凹部を設けた構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の安全弁付密閉部品の実施の形態について説明する。
図1は本発明の安全弁付密閉部品の一部に用いられる圧力遮断機構付電池蓋の断面正面図、図2は本発明の安全弁付密閉部品の一部に用いられる圧力遮断機構付電池蓋の分解斜視図、図3は本発明の安全弁付密閉部品の蓋体の上面図と右側面図、図4は本発明の安全弁付密閉部品の蓋体の断面正面図、図5は本発明の安全弁付密閉部品の蓋体の下面図、図6は本発明の安全弁付密閉部品の蓋体の安全弁部の拡大断面図、図7、8、9は本発明の安全弁付密閉部品に係る蓋体の安全弁部の製造方法を説明する図である。
【0012】
次に、本発明の安全弁付密閉部品の構成を説明すると、本発明の安全弁付密閉部品Aの一部に、例えば、圧力遮断機構付電池蓋1を用いたもので説明すると、圧力遮断機構付電池蓋1は全体形状が略矩形に形成され、端子部2と、絶縁体3と、蓋体(負ケース)4と、保持体5、外部電極6、圧力遮断用エレメント7、リベット8、とから主に成り、このような圧力遮断機構付電池蓋1が、内部を気密に遮蔽するケース10に溶接等で取り付けられて構成されている。
【0013】
端子部2はアルミニウム製で、図2に示すように略直角に折り曲げられており、また、その長手方向の一端部にはリベット8の接続部8dと溶接される接続片部2aが延設されている。また、平坦部2bには略円形の開口部2cが複数個形成されている。
絶縁体3は絶縁性の樹脂材料から成り、一端寄りにリベット8を貫挿する円筒部3aと、蓋体4のダイヤフラム4cを内方に膨出し得るようにした凹部3bと、この凹部3bの底面に貫通形成した通気孔3c、3cと、溶接用の孔3dと、蓋体4の安全弁部4dに連通させる略長方形の開口3e、3eと位置決め用の突起部3fとから構成されている。
【0014】
本発明の安全弁付密閉部品Aの一部を構成する蓋体4は、ステンレス材のような導電性金属板から成り、図3〜図6に示すように、外形が略矩形の弁当箱状に形成され、外周部に略矩形の鍔部4jと、この鍔部4jの内側を絞り加工等で下方に突出させて平坦状の底板4aが形成されている。前記鍔部4jと底板4aとを連結する底板4aの周囲には突条部4bが形成されている。前記底板4aの一端寄りにはリベット8を貫挿した前記円筒部3aを貫通する孔部4cが形成されている。
この孔部4cの図示右隣りには、底板4aを薄肉に形成したダイヤフラム部4dが設けられている。このダイヤフラム部4dは研削等によった板厚が薄肉に形成された後、プレス等で椀状に図示下方に膨出され、この膨出中央部には図示上方側に突出する突起4eが設けられている。
即ち、本発明の安全弁付密閉部品Aを、例えば電池に用いる場合は、圧力遮断機構付電池蓋1の蓋体4のダイヤフラム部4dを、電池(図示せず)の内方に椀状に膨出させた状態で、電池の内部を気密に遮蔽するケース10に蓋体4が取り付けられている。
そして、電池の内圧が所定値以上に上昇すると、ダイヤフラム部4dは一気に上方に反転動作し、この反転動作で上方に移動した突起4eが、圧力遮断用エレメント7を破断するようになっている。
【0015】
また、図4に示す蓋体4の他端寄りの底板4aには、安全弁部Zが形成されている。この安全弁部Zは、図6に示すように、底板4aの一部が切削、或いはつぶし加工されて薄肉部の根本部分4mが形成され、この根本部分4mの箇所に、外形が円環状で底板4aの板厚の厚み内においてに突出する突出部4fと、この突出部4fの根元部分に形成されて蓋体4と突出部4fとを連結する連結部4gとから成り、この連結部4gは突出部4fより薄肉に形成され、連結部4gの上方から見た形状は円環状に形成されている。
また、この安全弁部Zの連結部4gは、図6に示すように、中央部の厚みが薄く、中央部から蓋体4側、及び突出部4f側に行くに従って厚みが漸次厚くなるように、連結部4gの内、外面に曲面4kを設けて形成されると共に、この曲面4kの半径R1は、連結部4gが繋がれた蓋体4側の根本部分4mの板厚の寸法に対して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形成されている。
即ち、曲面4kは、最薄肉部となっている部分の半径R1が最小値(板厚の1/2〜2倍)となっているが、この最薄肉部から根本部分4mにかけての曲面4kの半径は、板厚の寸法の2倍より大きなものとなっている。
更に、この連結部4gの中央部には、円環状の凹部4nを設けて、薄肉部の厚さの精度を出すと共に、破断部分の位置を安定させるようにしてある。
このような安全弁部Zは、突出部4fが蓋体4の板厚の厚み内に位置しているので、電池に異常が発生して電池内部の圧力が上昇すると、この電池内圧が突出部4fに加わって、薄肉に形成した連結部4gが上方に引っ張られて破断するようになっている。
この連結部4gの破断部分から電池内部の高圧の気体を外部に排出するようになっている。
また、蓋体4の他端側で底板4aの隅部には突条部4bの一部を内側に突出させた位置決め用の突起部4hが形成され、突条部4bの上端の外周側には外方に延出する鍔部4jが形成されて蓋体4が構成されている。
【0016】
また、保持体5はPPS等の絶縁樹脂材料で成形され、図1に示すように蓋体4の突条部4b内に嵌合される大きさになっている。保持体5の一端寄りには、リベット8が貫挿した円筒部を貫通する貫通孔5aが形成されている。この貫通孔5aのまわりの凹部には、リベット8を接続するリベット接続部9aと、一対のリード9b、9cをそれぞれ延出する開口部5b、5bと、外部電極6を保持する台座部5cと、外部電極6の接続部6cと接続される電極接続部9dと、蓋体4と溶接される固定部9eと、安全弁部Zに対応した位置に形成された開口5dと、蓋体4の位置決め用の突起部4hが嵌合される切欠き部5eとが設けられている。
【0017】
前記リベット接続部9a、リード9b、9c、電極接続部9d、固定部9eはそれぞれ導電性の金属板等から成り、インサート成形等により保持体5に一体化されて取り付けられている。
また、保持体5の下面には電極接続部9dの下面を露出させる孔部5fが形成され、この孔部5fに溶接具を通して保持体5の電極接続部9dに当て、上方から溶接具を外部電極6の接続部6cに当てて挟み込んでスポット溶接を行って、外部電極6を保持体5に固定すると共にリード9cに電気的に接続させている。
【0018】
またリベット接続部9aとリード9bとは接続されており、このリード9bは圧力遮断用エレメント7を介してリード9cと電気的に接続されて外部電極6に接続されている。一方、固定部9eは独立しており、他と電気的に接続されていない。
保持体5は固定部9eと、その下面に配設された蓋体4の底板4aにスポット溶接等により固着されている。
【0019】
また、外部電極6は鉄板等の金属板にニッケルメッキが施され、外形が略矩形の本体部6aと、この本体部6aの両側縁から折り曲げられた脚部6b、6bと、保持体5の電極接続部9eと接続される接続部6cとが設けられている。そして、外部電極6は、安全弁付密閉部品Aを電池(図示せず)に用いた場合、電池の正極となるものである。
【0020】
また、圧力遮断用エレメント7は図2に示すように、セラミック等の脆い絶縁性材料から成り、略帯状で中央部が両端部より狭くなった幅狭部7aが形成されている。この圧力遮断用エレメント7の上面側には、導電性部材を印刷、または金属箔を粘着等で形成した遮断用電路7bが設けられている。
そして、圧力遮断用エレメント7は前記幅狭部7aより幅広の両端部の遮断用電路7bが保持体5のリード9b、9cに半田付け等で電気的に接続されて取り付けられている。
【0021】
また、リベット8はアルミ製で、図2に示すように、先端側をやや細くした円柱部8aと、下端に設けられた鍔部8bと、鍔部8bの外周に沿って上方に突設された環状突条部8cと、鍔部8bから横方向に突設された接続部8dとから成り、この接続部8dには前記端子部2の接続片部2aが溶着されるようになっている。
また、絶縁体3、蓋体4、および保持体5は、リベット8の円柱部8aの先端がカシメられて一体化され、このカシメ部分が保持体5のリベット接続部9aに接続されている。従って、外部電極6は圧力遮断用エレメント7の遮断用電路7b等を経て端子部2と電気的に接続されている。
また、圧力遮断機構付電池蓋1の蓋体4が金属板から成るケース10に溶接等で取り付けられて、ケース10の内部が気密に遮蔽されて状態になって、本発明の安全弁付密閉部品Aが構成されている。
【0022】
前述したような本発明の安全弁付密閉部品Aを、例えばリチウムイオン2次電池等から成る電池(図示せず)に用いるには、ケース10内に、圧力遮断機構付電池蓋1を上方から挿入し、蓋体4の鍔部4jをケースの全周に亘って溶接し、電解液注入口(図示せず)から電解液を注入し、最後に溶接等で前記電解液注入口を塞ぐことで、本発明の安全弁付密閉部品Aの一部を構成する蓋体4により電池内部が密閉される。
また、本発明の安全弁付密閉部品Aを用いた電池を、再充電するときの電流の経路は、外部電極(正極)6から順次、リード9c、遮断溶エレメント7の遮断溶電路7b、リード9b、リベット8を経て、端子部2に導出される。
【0023】
このとき、充電が終了しても更に電流を流し続ける過充電が行われたり、規定された電流よりも大きな電流で充電が行われると、電池(図示せず)に異常が発生し電池内部の圧力や温度が異常に上昇する。
すると、圧力遮断機構付電池蓋1に、上昇した電池内圧が伝わり、この上昇した電池内圧が絶縁体3の通気孔3c、3cを介して蓋体4のダイヤフラム4dに伝わると共に、開口3e、3eを介して安全弁部Zに伝わる。
そして、電池(図示せず)内の圧力が異常に上昇し、所定の圧力に達すると、椀状で下方に膨出しているダイヤフラム部4dが一気に上方に反転する。このダイヤフラム部4dの一気の反転で、突起4eが圧力遮断用エレメント7の幅狭部7aに衝突して、脆い材質から成る圧力遮断用エレメント7が幅狭部7aから破断される。
この圧力遮断用エレメント7の破断により、遮断用電路7bが断線し、リード9b、9c間の電気的導通が遮断される。
このリード9b、9c間の電気的導通が遮断されることにより、外部電極6と電池内の発電部の正極間に流れる電流を遮断し、これ以上の充電をストップすることにより、電池内部の圧力上昇を抑えて、電池の破裂等を未然に防ぐことができるようになっている。
【0024】
また、もしも前記圧力遮断用エレメント7を破断させて電流の流れをストップさせても、電池内部の電解液の影響等で電池内圧が更に上昇した場合には、蓋体4の安全弁部Zの薄肉に形成されている連結部4gが破断し、この破断部から電池内の高圧力の気体が開口5dを経由して電池の外部に排出されるようになっている。
例えば、本発明の安全弁付密閉部品Aの動作圧力は、4〜10気圧の範囲でダイヤフラム4dが一気に反転して動作し、10〜20気圧の範囲で安全弁部Zの連結部4gが破断されて動作するように設定されている。
【0025】
次に、本発明の安全弁付密閉部品Aの安全弁部Zの製造方法を、図7、8、9を用いて説明する。
まず、蓋体4に安全弁部Zを形成するために、蓋体4の一部に、予め切削等により薄肉部を形成しておくと共に、ポンチP1,P2とダイKがあり、円柱状のポンチP1は、図7,図8に示すように、下面中央部に設けられた円形状の凹部からなる逃げ部21と、下部の全外周角部に設けられた半径R2の曲面22とが形成されている。
また、逃げ部21は、曲面22の最内端から繋がって形成されている。
また、前記ポンチP1が対向する下方側にダイKが配置され、このダイKには、上面に位置する平坦面31と、上面中央部に設けられた円形状の凹部からなる逃げ部32と、この逃げ部32の上部の外周角部に設けられた半径R3の曲面33とが形成されている。
また、ポンチP1とダイKの半径R2,R3は、連結部4gが繋がった蓋体4側の根本部分4mの板厚の寸法に対して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形成されている。
そして、ポンチP1とダイKは、曲面22と曲面33とが対向した状態で、配置されるようになっている。
【0026】
このような構成のポンチP1とダイKをプレス等に取り付け、ダイKの平坦面31に安全弁部Zを形成する前の蓋体4の根本部分4mを、鍔部4jを下向きにして載置する。このとき、蓋体4は鍔部4jの一部がパイロットピン(図示せず)等で位置決めされている。
このようにダイKに位置決めされた蓋体4に、ポンチP1を下方のダイKに降下させ、ポンチP1で底板4aを塑性変形させて、ダイKの逃げ部32とポンチP1の逃げ部21に底板4aを円環状に突入して突き出して突出部4fを形成する。
そして、ポンチP1がプレスの下死点まで移動すると、突出部4fはポンチP1の曲面22とダイKの曲面33との間でプレス加工されて、連結部4gの形成に伴う突出部4fへの肉部の移動を逃がして突出部4fの一部を逃げ部21で受け入れて、突出部4fが蓋体4の板厚の厚み内に形成されると共に、前述したような薄肉から成る円環状の連結部4gを形成する。
次に、図9に示すように、円環状の突部23を設けた第2のポンチP2に変えて、このポンチP2をダイK側に移動して、ポンチP2の突部23とダイKの曲面33との間で連結部4gの中央部をプレス加工して、連結部4gに円環状の凹部4nを形成すると安全弁部Zが完成する。
このような蓋体4をケース10に溶接等で内部を密閉して取り付けることにより、本発明の安全弁付密閉部品Aが製造される。
即ち、本発明の安全弁付密閉部品の製造方法は、ケース10の内部を気密に遮蔽する蓋体4の一部に設けた突出部4fを形成する工程と、前記連結部4gを前記突出部4fより薄肉に形成する工程とを、1つの工程で突出部4fと連結部4gとを同時に形成するようになっている。
【0027】
このような製造方法で形成された安全弁部Zの連結部4gは、中央部の厚みが薄く、中央部から蓋体4側、及び突出部4f側に行くに従って厚みが漸次厚くなるように形成されているため、連結部4gの厚みが急変せず、このため、連結部4gの応力の集中が無く、連結部4gの加工硬化を少なく抑えることができ、亀裂の無い連結部4gを得ることができる。
そのために、前述したような製造方法で製造した本発明の安全弁付密閉部品Aを用いた電池(図示せず)は、電池内部の圧力が所定値以上になると、確実に薄肉の連結部4gを破断することができ、電池内部の高圧の気体を外部に速やかに排出して、電池の爆発を事前に防ぐことができる。
また、本発明の安全弁付密閉部品Aの製造方法では、安全弁部Zを形成する工程と、連結部4gを形成する工程とを、1つの工程で突出部4fと連結部4gとを同時に形成する方法で説明したが、それぞれの工程を2つの工程に分けて別々に形成したものでもよい。
【0028】
また、図10は、本発明の他の実施例を示し、この実施例は、蓋体4が平面状に形成され、この蓋体4の一部を切削して薄肉を形成し、この薄肉の部分において、蓋体4の板厚の厚み内に位置するように、突出部4fと連結部4gを有する安全弁部Zを形成したものである。
そして、この実施例における安全弁部Zは、凹部4nを除いて前記実施例と同一構成であると共に、その製造方法も同一である。
また、本発明の実施の形態の説明では、安全弁部Zを有する蓋体4を圧力遮断機構付電池蓋1に組み込んだものを例に説明したが、前記蓋体4だけを直接ケース10に溶接等で、内部を気密に遮蔽してケース10に取り付けたものでもよい。
また、本発明の安全弁付密閉部品Aを、電池に用いたもので説明したが、内部が密閉されて内圧が上昇すると障害が有るたものになら、何に用いてもよい。
また、本発明の実施の形態では、安全弁部Zの形状を円環状に形成したもので説明したが、安全弁部Zの形状は楕円形状(図示せず)、あるいは小判形状(図示せず)の円環状であればよい。
また、安全弁部Zを設けるための蓋体4の薄肉部は、切削により形成したもので説明したが、コイニング、エッチング等の手段によって形成しても良い。
【0029】
【発明の効果】
本発明の安全弁付密閉部品において、安全弁部Zの連結部4gと突出部4fの全体を、蓋体4の板厚の厚み内から突出しないように配置したため、従来に比して突出部4fに外力外力かかりにくく、外力による連結部4gの破断の少ない安全弁付密閉部品を提供できる。
特に、図10に示すように、安全弁部Zを形成した平板状の蓋体4の搬送時等において、突出部4fに外力がかかりにくくなって、安全弁部Zの破損を極めて少なくすることができるものである。
【0030】
また、蓋体4の一部には薄肉部を設け、この薄肉部に安全弁部Zを形成して、連結部4gと突出部4fとを、蓋体4の板厚の厚み内に位置したため、安全弁部Zが板厚内に確実に位置して、外力よる連結部4gの破断の極めて少ない安全弁付密閉部品を提供できる。
また、連結部4gは、中央部の厚みが薄く、中央部から蓋体4、及び突出部4fに行くに従って厚みが漸次厚くなるように連結部4gの内、外面に曲面を設けたため、蓋体4と突出部4fからの連結部4gの厚みが急変せず、このため、連結部4gの形成時、連結部4gの応力の集中が無く、連結部4gの加工硬化を少なく抑えることができ、亀裂の少ない連結部4gを得ることができる安全弁付密閉部品を提供できる。
【0031】
また、曲面の半径R1は、連結部4gが繋がれた蓋体4側の根本部分4mの板厚の寸法に対して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形成したため、実験の結果、連結部4gの形成時、連結部4gの応力の集中が無く、連結部4gの加工硬化を少なく抑えることができ、一層亀裂の少ない連結部4gを得ることができる安全弁付密閉部品を提供できる。
【0032】
また、連結部4gの形状を円環状に形成したため、安全弁部Zを製造するダイのポンチを精度の出しやすい円柱状にすることができ、高精度のダイを作ることができる。 そのために、円環状の連結部4gを精度よく形成することができ、更に高精度で高品質の安全弁付密閉部品を提供することができる。
【0033】
また、連結部4gの中央部には、該連結部の厚みを調整する円環状の凹部4nを設けたため、連結部4gの破断位置を安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全弁付密閉部品の要部断面正面図である。
【図2】本発明の安全弁付密閉部品の分解斜視図である。
【図3】本発明の安全弁付密閉部品の蓋体の上面図と右側面図である。
【図4】本発明の安全弁付密閉部品の蓋体の断面正面図である。
【図5】本発明の安全弁付密閉部品の蓋体の下面図である。
【図6】本発明の安全弁付密閉部品の蓋体の安全弁部の拡大断面図である。
【図7】本発明の安全弁付密閉部品に係る蓋体の安全弁部の製造方法を説明する概略図である。
【図8】本発明の安全弁付密閉部品に係る蓋体の安全弁部の製造方法を説明する概略図である。
【図9】本発明の安全弁付密閉部品に係る蓋体の安全弁部の製造方法を説明する概略図である。
【図10】本発明の安全弁付密閉部品の他の実施例に係る蓋体の断面図である。
【図11】従来の安全弁付密閉部品の断面図である。
【図12】従来の安全弁付密閉部品の容器の要部拡大断面図である。
【図13】従来の安全弁付密閉部品に係る容器の製造方法を説明する概略図である。
【符号の説明】
A 安全弁付密閉部品
1 圧力遮断機構付電池蓋
2 端子部
2a 接続片部
2b 平坦部
2c 開口部
3 絶縁体
3a 円筒部
3b 凹部
3c 通気口
3d 孔
3e 開口
4 蓋体
4a 底板
4b 突条部
4c 孔部
4d ダイヤフラム部
4e 突起
4f 突出部
4g 連結部
4h 突起部
4j 鍔部
4k 曲面
4m 根本部分
4n 凹部
Z 安全弁部
5 保持体
5a 貫通孔
5b 開口部
5c 台座部
5d 開口
5e 切り欠き部
5f 孔部
6 外部電極
6a 本体部
6b 脚部
6c 接続部
7 圧力遮断用エレメント
7a 幅狭部
7b 遮断用電路
8 リベット
8a 円柱部
8b 鍔部
8c 環状突条部
8d 接続部
9a リベット接続部
9b リード
9c リード
9d 電極接続部
9e 固定部
P1 ポンチ
P2 ポンチ
21 逃げ部
22 曲面
23 突部
K ダイ
31 平坦面
32 逃げ部
33 曲面
R1 半径
R2 半径
R3 半径
Claims (6)
- ケースと、このケースの内部を気密に遮断する蓋体と、この蓋体の一部に形成されて前記ケースの内圧が所定値以上に上昇すると破壊する安全弁部を備え、この安全弁部は前記蓋体の一部に設けた突出部と、この突出部の根元部分に形成されて前記蓋体と前記突出部とを連結する連結部とから成り、この連結部は前記蓋体の厚み方向の両端面を避けた中間部に設けられると共に、前記蓋体、及び前記突出部よりも薄肉に形成され、前記連結部と前記突出部の全体を、前記蓋体の板厚の厚み内から突出しないように配置したことを特徴とする安全弁付密閉部品。
- 前記蓋体の一部には薄肉部を設け、この薄肉部に前記安全弁部を形成して、前記連結部と前記突出部とを、前記蓋体の板厚の厚み内に位置したことを特徴とする請求項1記載の安全弁付密閉部品。
- 前記連結部は、中央部の厚みが薄く、中央部から前記蓋体、及び前記突出部に行くに従って厚みが漸次厚くなるように前記連結部の内、外面に曲面を設けたことを特徴とする請求項1、又は2記載の安全弁付密閉部品。
- 前記曲面の半径は、前記連結部が繋がれた前記蓋体側の根本部分の板厚の寸法に対して、最小値が1/2〜2倍の寸法で形成したことを特徴とする請求項3記載の安全弁付密閉部品。
- 前記連結部の形状を円環状に形成したことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の安全弁付密閉部品。
- 前記連結部の中央部には、該連結部の厚みを調整する円環状の凹部を設けたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の安全弁付密閉部品。
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