JP3681492B2 - 皮膚外用剤用基剤及び皮膚外用剤 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は皮膚外用剤用基剤及び皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
炭素数16の直鎖モノ不飽和脂肪酸であるパルミトレイン酸は、皮膚に対する浸透性、延展性に優れ、パルミトレイン酸を脂肪酸成分として含有するマカダミアナッツ油やヘーゼルナッツ油等の油脂は、化粧料等の皮膚外用剤に利用されている。またマカダミアナッツ油やヘーゼルナッツ油等の如く構成脂肪酸にパルミトレイン酸を含む植物性油脂を、炭素数1〜18の1価又は2価アルコールでエステル交換した植物油脂脂肪酸エステルを皮膚外用剤に配合することも知られている(特開平6−345617号)。
【0003】
皮膚に対する浸透性や延展性に優れた油脂としては、上記マカダミアナッツ油やヘーゼルナッツ油の他に、ミンク油、タートル油等が知られている。しかしながら、構成脂肪酸にパルミトレイン酸を含む上記油脂は供給量がそれほど多くないために、これらの油脂を原料として用いる外用剤は、安定した供給が困難であるという問題があった。またパルミトレイン酸を脂肪酸成分として含む油脂を原料とする場合、外用剤の皮膚に対する浸透性や延展性を更に向上するには限界があった。
【0004】
本発明者等は、上記パルミトレイン酸を含む油脂に比べて安定に供給される牛脂、馬油、羊脂、乳脂等の脂肪酸成分として含有されてはいるが、これまで殆ど利用されていなかった、炭素数14の直鎖モノ不飽和脂肪酸であるミリストレイン酸に着目して鋭意研究した結果、脂肪酸成分中にミリストレイン酸を特定量含有する脂肪酸エステルを用いることにより、上記従来の問題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の皮膚外用剤用基剤は、全構成脂肪酸中の15重量%以上がミリストレイン酸である脂肪酸グリセリンエステルよりなることを特徴とする。また本発明の皮膚外用剤は全構成脂肪酸中の15重量%以上がミリストレイン酸である脂肪酸グリセリンエステルを含有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の皮膚外用剤用基剤は、脂肪酸とグリセリンとのエステルであり、その構成脂肪酸として含有されるミリストレイン酸(cis-9-テトラデセン酸)は、炭素数14の直鎖モノ不飽和脂肪酸であり、牛脂、馬油、羊脂、乳脂等や、鯨油、ミンク油、魚油等にも含有されている。また牛脂中のミリストレイン酸は、牛肉脂のみならず、牛革脂、牛脚脂、牛骨脂等にも含有されている。
【0007】
本発明の基剤を構成する上記ミリストレイン酸以外の脂肪酸としては、炭素数2〜24の飽和又は不飽和脂肪酸や炭素数3〜22のオキシ酸が好ましく、例えばカプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸等の直鎖飽和脂肪酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸等の直鎖不飽和脂肪酸、2−エチルヘキサン酸、イソステアリン酸、2,2−ジメチルブタン酸、2−エチル−2−メチルブタン酸、2,2−ジメチルペンタン酸等の分岐脂肪酸、12−ヒドロキシステアリン酸、リシノール酸、乳酸、リンゴ酸等のオキシ酸等が挙げられる。ミリストレイン酸以外の脂肪酸として、上記脂肪酸は1種でも2種以上が混合していても良い。
【0009】
本発明の皮膚外用剤用基剤は、部分エステルでも完全エステルでも良い。また異なる種類のエステルの混合物であっても良い。本発明の基剤は、全構成脂肪酸中に上記ミリストレイン酸を15重量%以上含有するものであることが必要であるが、好ましくは25重量%以上含有するものである。全構成脂肪酸中のミリストレイン酸含有量が15重量%未満の場合には、皮膚に対する浸透性、延展性において充分な効果が得られない。
【0010】
次に、ミリストレイン酸を得る具体的方法として、牛脂中のミリストレイン酸を精製する方法について説明する。
【0011】
まず牛脂を脂肪酸とグリセリンとに加水分解する。加水分解にはリパーゼ等の酵素を使用することが好ましいが、一般的な高圧分解や鹸化分解によっても良い。牛脂の加水分解によって得られた脂肪酸を高融点分と低融点分とに分別する。分別法としてはメチルアルコール等を用いた溶剤分別法や、活性剤分別法、ウィンターリングによる方法等が挙げられる。次に分別した低融点分を減圧下に分留し、炭素数14の脂肪酸留分を取り出す。この留分中にはミリストレイン酸の他に飽和脂肪酸であるミリスチン酸が混じっているので、再び溶剤分別等を行って飽和脂肪酸を除去する。更に尿素分別やクロマト精製等を行って、僅かに残留している飽和脂肪酸や着色成分、臭気成分等を除去することにより、高純度のミリストレイン酸を得ることができる。
【0012】
前記したように牛脂、馬油、羊脂、鯨油等は脂肪酸組成としてミリストレイン酸を含有しているが、これらの油脂の全構成脂肪酸中におけるミリストレイン酸の含有量は、せいぜい2.0重量%程度である。従って本発明の外用剤用基剤のように、全構成脂肪酸中のミリストレイン酸含有量が15重量%以上の脂肪酸エステルは合成によって得る必要がある。本発明の基剤は、例えばミリストレイン酸又はミリストレイン酸を15重量%以上含有するミリストレン酸混合物と、グリセリンとを反応させる方法によって得ることができる。またミリストレイン酸又はミリストレイン酸のエステルを、リパーゼ或いはアルカリ等の存在下に他の脂肪酸エステルとエステル交換させる方法によっても得ることができる。
【0013】
本発明の皮膚外用剤は、上記本発明の基剤を含有するものであり、例えばエリモントクリーム、乳液、化粧水、口紅、サンタンローション、サンタンオイル、ヘアークリーム、ヘアーオイル、育毛剤等が挙げられる。本発明の外用剤は、本発明の基剤を0.01〜99.9重量%含有することが好ましく、本発明基剤の含有量は用途に応じて選択される。本発明の外用剤中には、必要に応じて各種薬効成分、顔料、安定剤、香料等を配合することができる。
【0014】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
【0015】
実施例1〜6、比較例1〜2
まず、以下のようにして、各脂肪酸エステルを製造した。
脂肪酸エステルAの製造(実施例1の脂肪酸エステル)
ミリストレイン酸(純度95%)67.9gにグリセリン9.2gを加え、これに水1.0g、リパーゼ67.5mgを加え、窒素雰囲気下で30〜35℃に保持して100時間反応した。反応生成物をガスクロマトグラフによって分析した結果、反応生成物中にはトリグリセライドが55重量%含有されていた。この反応生成物を溶剤分別及びカラムクロマトグラフィーにより精製してトリグリセライドを得た。このトリグリセライド(脂肪酸エステルA)の全構成脂肪酸中のミリストレイン酸含有量は95重量%であった。
【0016】
脂肪酸エステルBの製造(実施例2の脂肪酸エステル)
ミリストレイン酸(純度95%)45.3gとオレイン酸(純度99%)28.3gの混合物に、グリセリン9.2gを加え、これに水1.0g、リパーゼ73.6mgを加え、上記脂肪酸エステルAの製造法と同様にして反応した後、精製してトリグリセライドを得た。得られたトリグリセライド(脂肪酸エステルB)を同様にして分析した結果、全構成脂肪酸中のミリストレイン酸含有量は58重量%であった。
【0017】
脂肪酸エステルCの製造(実施例3の脂肪酸エステル)
ミリストレイン酸(純度95%)22.6gとオレイン酸(純度99%)56.5gの混合物に、グリセリン9.2gを加え、これに水1.0g、リパーゼ79.1mgを加え、上記脂肪酸エステルAの製造法と同様にして反応した後、精製してトリグリセライドを得た。得られたトリグリセライド(脂肪酸エステルC)を同様にして分析した結果、全構成脂肪酸中のミリストレイン酸含有量は27重量%であった。
【0018】
脂肪酸エステルDの製造(実施例4の脂肪酸エステル)
ミリストレイン酸(純度95%)13.6gとオレイン酸(純度99%)67.8gの混合物に、グリセリン9.2gを加え、これに水1.0g、リパーゼ81.4mgを加え、上記脂肪酸エステルAの製造法と同様にして反応した後、精製してトリグリセライドを得た。得られたトリグリセライド(脂肪酸エステルD)を同様にして分析した結果、全構成脂肪酸中のミリストレイン酸含有量は16重量%であった。
【0019】
脂肪酸エステルEの製造(実施例5の脂肪酸エステル)
ミリストレイン酸(純度95%)22.6gにイソステアリン酸57.0gおよびグリセリン9.2gを加え、これに水1.0g、リパーゼ79.6mgを加え、脂肪酸エステルAの製造法と同様にして反応した後、精製してトリグリセライドを得た。得られたトリグリセライド(脂肪酸エステルE)を分析した結果、全構成脂肪酸中にミリストレイン酸が27重量%含有されていた。
【0020】
脂肪酸エステルFの製造(実施例6の脂肪酸エステル)
ミリストレイン酸(純度95%)22.6gにオリーブ油88.0gを加え、これに水1.0g及びリパーゼ110.6mgを添加して、窒素雰囲気下で30〜35℃に保持して48時間反応を行った。この反応生成物を溶剤分別及びカラムクロマトグラフィーにより精製してトリグリセライド(脂肪酸エステルF)を得た。このトリグリセライドの全構成脂肪酸中のミリストレイン酸含有量は18重量%含有されていた。
【0021】
脂肪酸エステルGの製造(比較例1の脂肪酸エステル)
ミリストレイン酸(純度95%)6.79gとオレイン酸(純度99%)76.3gの混合物にグリセリン9.2gを加え、これに水1.0g、リパーゼ83.1mgを加えて上記脂肪酸エステルAの製造方法と同様にして反応した後、精製してトリグリセライド(脂肪酸エステルG)を得た。得られたトリグリセライドを同様にして分析した結果、全構成脂肪酸中のミリストレイン酸含有量は8重量%であった。
【0022】
脂肪酸エステルHの製造(比較例2の脂肪酸エステル)
オレイン酸(純度99%)84.9gにグリセリン9.2gを加え、これに水0.3g及びリパーゼ84.9mgを添加し、上記脂肪酸エステルAの製造方法と同様にして反応した後、精製してトリグリセライド(脂肪酸エステルH)を得た。得られたトリグリセライドは全構成脂肪酸中にミリストレイン酸を含有していなかった。
【0023】
次いで、上記各脂肪酸エステルの化粧用油としての性能を調べるため、パネラー10名による官能試験を行った。官能試験は、肌への伸びの良さ、ベタツキ感の無さ、塗布後のしっとり感について、以下の基準で判定した。
【0024】
官能試験判定基準
脂肪酸エステルHを標準とし、パネラーが標準品と同等と評価した場合には0点、標準品よりも著しく優れていると評価した場合には2点、僅かに優れていると評価した場合には1点とし、また標準品よりも著しく劣ると評価した場合には−2点、僅かに劣ると評価した場合には−1点とし、10名のパネラーの評価した点数の合計により、以下の基準で判定した。結果を表1に示す。
◎:極めて良好(10点以上)
○:良好(4点以上、10点未満)
△:普通(−4点以上、4点未満)
×:やや劣る(−10点以上、−4点未満)
××:劣る(−10点未満)
【0025】
【表1】
【0030】
脂肪酸エステルLの製造
オレイン酸(純度99%)とデシルアルコールとをキシレン中でパラトルエンスルホン酸を触媒として反応させた後、蒸留及びカラムクロマトグラフィーによる精製を行い、オレイン酸デシルエステル(脂肪酸エステルL)を得た(純度99%)。
【0033】
実施例7
上記脂肪酸エステルAを用い、下記組成のクリームを調製した。
・クリーム配合
ステアリン酸 5.0重量%
セチルアルコール 3.0 〃
脂肪酸エステルA 15.0 〃
ラノリン 3.0 〃
スクワラン 10.0 〃
モノステアリン酸グリセリン(自己乳化型) 4.0 〃
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40モル) 2.0 〃
水酸化カリウム 0.05〃
プロピレングリコール 5.0 〃
防腐剤、酸化防止剤 適量
精製水(合計で100重量%となるように添加)
【0034】
得られたクリームは伸びが良く、ベタツキ感のない良好なものであった。
【0035】
実施例8
上記脂肪酸エステルBを用い、下記組成の乳液を調製した。
・乳液配合
セチルアルコール 1.0重量%
ラノリン 1.0 〃
脂肪酸エステルB 8.0 〃
スクワラン 10.0 〃
モノステアリン酸グリセリン(自己乳化型) 0.7 〃
ポリオキシエチレン(20モル)
モノステアリン酸グリセリン 1.5 〃
プロピレングリコール 5.0 〃
キサンタンガム(2%溶液) 8.0 〃
エタノール 3.0 〃
防腐剤、酸化防止剤 適量
精製水(合計で100重量%となるように添加)
【0036】
得られた乳液は、ベタツキ感のない良好なものであった。
【0043】
比較例5
上記脂肪酸エステルHを用い、以下の組成のクリームを調製した。
・クリーム配合
ステアリン酸 5.0重量%
セチルアルコール 3.0 〃
脂肪酸エステルH 15.0 〃
ラノリン 3.0 〃
スクワラン 10.0 〃
モノステアリン酸グリセリン(自己乳化型) 4.0 〃
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40モル) 2.0 〃
水酸化カリウム 0.05〃
プロピレングリコール 5.0 〃
防腐剤、酸化防止剤 適量
精製水(合計で100重量%となるように添加)
【0044】
得られたクリームは使用後にベタツキ感が残った。
【0045】
比較例6
上記脂肪酸エステルLを用い、以下の組成の口紅を調製した。
・口紅配合
ミツロウ 5.0重量%
キャンデリラロウ 6.0 〃
カルナウバロウ 2.0 〃
固形パラフィン 8.0 〃
ラノリン 8.0 〃
ヒマシ油 32.0 〃
脂肪酸エステルL 27.0 〃
二酸化チタン 4.5 〃
赤色201号 5.0 〃
赤色202号 0.5 〃
赤色223号 2.0 〃
防腐剤、酸化防止剤 適量
【0046】
得られた口紅は使用後にベタツキ感が残った。
【0047】
比較例7
脂肪酸エステルLを用い、以下の組成のヘアークリームを調整した。
・ヘアークリーム配合
ステアリン酸 4.0重量%
セチルアルコール 3.0 〃
流動パラフィン 23.0 〃
脂肪酸エステルL 20.0 〃
モノステアリン酸グリセリン(自己乳化型) 1.5 〃
ポリオキシエチレン(20モル)硬化ヒマシ油 5.0 〃
キサンタンガム(2%溶液) 5.0 〃
グリセリン 5.0 〃
水酸化ナトリウム 0.05〃
防腐剤、酸化防止剤 適量
精製水(合計で100重量%となるように添加)
【0048】
得られたヘアークリームは使用後にベタツキ感が残った。
【0049】
比較例8
脂肪酸エステルLを用い、以下の組成のサンタンオイルを調製した。
・サンタンオイル配合
パラメトキシケイ皮酸イソプロピル 2.0重量%
流動パラフィン 68.0 〃
脂肪酸エステルL 20.0 〃
ミリスチン酸イソプロピル 10.0 〃
防腐剤、酸化防止剤 適量
【0050】
得られたサンタンオイルは使用後にベタツキ感が残った。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の皮膚外用剤用基剤は、全構成脂肪酸中の15重量%以上がミリストレイン酸である脂肪酸グリセリンエステルよりなることにより、皮膚への浸透性、延展性に優れるとともに、構成脂肪酸にミリストレイン酸を含有することにより低刺激性で安全性にも優れ、本発明の基剤を含有する皮膚外用剤は優れた性状を有する。またミリストレイン酸は牛脂や馬油等の如く入手が容易な油脂中に含まれているため、安定して供給が可能である。また従来殆ど利用されていなかった、牛脂や馬油中のミリストレイン酸を利用することができるため、資源の更なる有効利用を図ることができる。
Claims (2)
- 全構成脂肪酸中の15重量%以上がミリストレイン酸である脂肪酸グリセリンエステルよりなることを特徴とする皮膚外用剤用基剤。
- 全構成脂肪酸中の15重量%以上がミリストレイン酸である脂肪酸グリセリンエステルを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
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