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JP3680462B2 - 半導体装置 - Google Patents

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JP3680462B2
JP3680462B2 JP33352896A JP33352896A JP3680462B2 JP 3680462 B2 JP3680462 B2 JP 3680462B2 JP 33352896 A JP33352896 A JP 33352896A JP 33352896 A JP33352896 A JP 33352896A JP 3680462 B2 JP3680462 B2 JP 3680462B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源電圧を分圧してなる電圧を発生する電圧発生回路と、この電圧発生回路をバックアップするバックアップ回路を備える半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置、例えば、シンクロナスDRAMは、一般に、外部から電源電圧VCCとして3.3[V]が与えられるが、内部には、電源電圧VCCの1/2の電圧である1.65[V]を発生する電圧発生回路や、電源電圧VCCの1/2よりも低い電圧、例えば、1.0[V]を発生する電圧発生回路などが設けられる。
【0003】
例えば、電源電圧VCCの1/2の電圧である1.65[V]は、セルキャパシタの対向電極に印加する電圧や、セルからデータが出力されるビット線をプリチャージする電圧として使用され、電源電圧VCCの1/2よりも低い電圧である1.0[V]は、外部端子にデータを出力する出力バッファに接続されているデータバスをプリチャージする電圧として使用される。
【0004】
ここに、これら電圧発生回路の負荷に対する充放電能力は、負荷の電圧変動がそれほど問題とならないパワーダウン時を基準として設定されるため、負荷の電圧変動が問題となる、いつ、コマンドが入力されるか分からないアイドル状態や、アクティブ状態時などのパワーアップ時に対応するために、これら電圧発生回路に付随して、負荷充放電能力の大きいバックアップ回路が設けられるのが一般的である。
【0005】
また、シンクロナスDRAMの中には、LVTTL(low voltage transistor transistor logic)データ伝送方式を採用するシステムに使用する場合には、内部の基準電圧発生回路で発生させた基準電圧1.4[V]を内部回路に供給し、SSTL(stub series terminated transceiver logic)データ伝送方式を採用するシステムに使用する場合には、外部から供給される基準電圧1.4[V]を内部回路に供給する基準電圧回路を備えているものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここに、電圧発生回路に付随して設けられるバックアップ回路における電力消費を無駄なく効率的に行うことができれば、消費電力の低減化を図ることができる。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑み、電源電圧を分圧した電圧を発生する電圧発生回路を備える半導体装置であって、電圧発生回路に付随して設けられるバックアップ回路における電力消費を無駄なく効率的に行い、消費電力の低減化を図ることができるようにした半導体装置を提供することを目的とする
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電源線と接地線との間に第1、第2の抵抗を直列に接続し、これら第1、第2の抵抗の接続点を電圧出力ノードとして、電源線が供給する電源電圧を第1、第2の抵抗で分圧した所定の電圧を電圧出力ノードから出力するようにされた電圧発生回路と、電圧出力ノードの電圧が許容下限値よりも低電圧になると、電圧出力ノード側に対してプルアップ動作を行い、電圧出力ノードの電圧を許容下限値に上昇させ、電圧出力ノードの電圧が許容上限値よりも高電圧になると、電圧出力ノード側に対してプルダウン動作を行い、電圧出力ノードの電圧を許容上限値に下降させるバックアップ回路を備える半導体装置において、バックアップ回路は、ドレインを電源線に接続され、ソースを電圧出力ノードに接続されたプルアップ用の第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ソースを電圧出力ノードに接続され、ドレインを接地線に接続されたプルダウン用の第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は、第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに電圧出力ノードの電圧の許容下限値に第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのスレッショルド電圧を加算した電圧を印加すると共に、第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに電圧出力ノードの電圧の許容上限値に第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのスレッショルド電圧の絶対値を減算した電圧を印加し、電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は、第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート及び第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに電圧出力ノードの電圧を印加するプルアップ・プルダウン制御回路を備え、電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間のみ活性状態とされ、電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態とされるように構成されるというものである。
【0009】
発明においては、バックアップ回路は、電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間のみ活性状態とされ、電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態とされるので、電力消費を無駄なく効率的に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図10を参照して、本発明の実施の第1形態及び第2形態について、本発明をシンクロナスDRAMに適用した場合を例にして説明する。
【0011】
(第1形態・・図1〜図9)
図1は本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMの要部を示す回路図であり、本発明の実施の第1形態は、VPR回路1と、VPRバックアップ回路2と、VDP回路3と、VDPバックアップ回路4と、基準電圧回路5と、制御回路6とを備え、その他については、従来周知のように構成される。
【0012】
図2はVPR回路1及びVPRバックアップ回路2の構成を示す回路図であり、VPR回路1は、セルキャパシタの対向電極に印加するための電圧や、セルからデータが出力されるビット線をプリチャージするための電圧として使用するための電圧VPRとしてVCC/2を発生する回路である。
【0013】
VPR回路1において、8は電源電圧VCC(例えば、3.3[V])を供給するVCC電源線、9、10はVCC電源線8と接地線との間に直列に接続された抵抗値を高抵抗値、例えば、530[KΩ]とする抵抗である。
【0014】
このVPR回路1は、抵抗9、10の接続点であるノードN1に電圧VPRとしてVCC/2を得るとするものであり、ノードN1は、配線11を介してセルキャパシタの対向電極やビット線プリチャージ回路に接続されている。
【0015】
VPRバックアップ回路2は、VPR回路1に付随して設けられるものであり、VPR回路1のノードN1の電圧VPRがVCC/2±α[V]の範囲に維持されるように、ノードN1側に対して充放電動作を行うものである。なお、αは、例えば、0.1[V]である。
【0016】
このVPRバックアップ回路2において、N2は制御回路6から出力される制御信号S1が印加されるノード、12は制御信号S1を反転するインバータ、13はインバータ12の出力を反転するインバータである。
【0017】
制御信号S1は、後述するように、電源電圧VCCが立ち上がった時からCASレイテンシやバースト長の設定内容などを指示するモード・レジスタ・セット・コマンドの内容のモード・レジスタに対する書込みを指示するモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPが発生されるまでの期間及び外部クロックCLKを有効に扱うか否かを指示するクロック・イネーブル信号CKEが高論理レベル(以下、Hレベルという)とされている期間はHレベルとされ、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPが発生されるまでの期間を除き、クロック・イネーブル信号CKEが低論理レベル(以下、Lレベルという)にある期間はLレベルとされる。
【0018】
なお、以下の記載においては、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとなった状態をモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPが発生された状態とし、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Lレベルとなった状態をモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPが発生されていない状態とする。
【0019】
また、N3はVPR回路1から出力される電圧VPRが印加されるノード、14はインバータ12の出力により導通(以下、ONという)、非導通(以下、OFFという)が制御されるnMOSトランジスタ15と、インバータ13の出力によりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ16とからなるアナログ・スイッチである。
【0020】
また、17はインバータ12の出力によりON、OFFが制御されるnMOSトランジスタ18と、インバータ13の出力によりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ19からなるアナログ・スイッチである。
【0021】
これらアナログ・スイッチ14、17は、制御信号S1=Hレベルの場合、即ち、インバータ12の出力=Lレベル、インバータ13の出力=Hレベルの場合にはOFFとされ、制御信号S1=Lレベルの場合、即ち、インバータ12の出力=Hレベル、インバータ13の出力=Lレベルの場合にはONとされる。
【0022】
また、20はソースをVCC電源線8に接続され、ゲートをインバータ12の出力端に接続され、スイッチ素子として機能するpMOSトランジスタであり、制御信号S1=Hレベルの場合、即ち、インバータ12の出力=Lレベルの場合にはONとされ、制御信号S1=Lレベルの場合、即ち、インバータ12の出力=Hレベルの場合にはOFFとされる。
【0023】
また、21はソースを接地線に接続され、ゲートをインバータ13の出力端に接続され、スイッチ素子として機能するnMOSトランジスタであり、制御信号S1=Hレベルの場合、即ち、インバータ13の出力=Hレベルの場合にはONとされ、制御信号S1=Lレベルの場合、即ち、インバータ13の出力=Lレベルの場合にはOFFとされる。
【0024】
また、22、23、24はpMOSトランジスタ20のドレインとnMOSトランジスタ21のドレインとの間に直列接続された抵抗であり、これら抵抗22、23、24は、pMOSトランジスタ20=ON、nMOSトランジスタ21=ONとされる場合には、抵抗22、23の接続点であるノードN4にVCC/2+α[V]を得、抵抗23、24の接続点であるノードN5にVCC/2−α[V]を得ることができる抵抗値とされている。
【0025】
また、25はソースをpMOSトランジスタ20のドレインに接続され、ゲートを接地線に接続された抵抗素子として機能するpMOSトランジスタ、26はドレイン及びゲートをpMOSトランジスタ25のドレインに接続され、ソースをノードN5に接続されたダイオードとして機能するnMOSトランジスタである。
【0026】
また、27はソースをノードN4に接続され、ゲートをドレインに接続されたダイオードとして機能するpMOSトランジスタ、28はドレインをpMOSトランジスタ27のドレインに接続され、ゲートをVCC電源線8に接続され、ソースをnMOSトランジスタ21のドレインに接続された抵抗素子として機能するnMOSトランジスタである。
【0027】
また、29はドレインをVCC電源線8に接続され、ゲートをpMOSトランジスタ25のドレインとnMOSトランジスタ26のドレインとの接続点であるノードN6に接続され、ソースをノードN1に接続されたプルアップ素子として機能するnMOSトランジスタである。
【0028】
また、30はソースをノードN1に接続され、ゲートをpMOSトランジスタ27のドレインとnMOSトランジスタ28のドレインとの接続点であるノードN7に接続され、ドレインを接地線に接続されたプルダウン素子として機能するpMOSトランジスタである。
【0029】
なお、nMOSトランジスタ29とpMOSトランジスタ30とでプルアップ・プルダウン回路が構成されており、インバータ12、13と、アナログ・スイッチ14、17と、pMOSトランジスタ20、25、27と、nMOSトランジスタ21、26、28と、抵抗22、23、24とで、nMOSトランジスタ29及びpMOSトランジスタ30を制御するプルアップ・プルダウン制御回路が構成されている。
【0030】
このように構成されたVPRバックアップ回路2においては、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間及びクロック・イネーブル信号CKEがHレベルとされている期間、即ち、制御信号S1=Hレベルとされる場合、インバータ12の出力=Lレベル、インバータ13の出力=Hレベル、アナログ・スイッチ14=OFF、アナログ・スイッチ17=OFF、pMOSトランジスタ20=ON、nMOSトランジスタ21=ONとされる。
【0031】
したがって、ノードN6の電圧は、ノードN5の電圧(=VCC/2−α)+nMOSトランジスタ26のスレッショルド電圧(=VTHn)=VCC/2−α+VTHnとなり、ノードN7の電圧は、ノードN4の電圧(=VCC/2+α)−pMOSトランジスタ21のスレッショルド電圧(=VTHp)の絶対値=VCC/2+α−|VTHp|となる。
【0032】
この結果、VCC/2−α<ノードN1の電圧VPR<VCC/2+αの場合には、nMOSトランジスタ29のゲート・ソース間電圧=−α+VTHn<VTHnとなり、nMOSトランジスタ29=OFFとなると共に、pMOSトランジスタ30のゲート・ソース間電圧=α−|VTHp|>−|VTHp|となり、pMOSトランジスタ30=OFFとなる。
【0033】
ここに、ノードN1の電圧VPR≦VCC/2−αになると、nMOSトランジスタ29のゲート・ソース間電圧≧VTHnとなり、nMOSトランジスタ29=ONとなるとともに、pMOSトランジスタ30のゲート・ソース間電圧≧2α−|VTHp|となり、pMOSトランジスタ30=OFFが維持される。
【0034】
この結果、ノードN1の電圧VPR<VCC/2−αになると、nMOSトランジスタ29は、ノードN1側に対してプルアップ動作を行い、VCC電源線8からnMOSトランジスタ29を介してノードN1側に電流が流れ、ノードN1の電圧VPRが上昇し、ノードN1の電圧VPR=VCC/2−αになると、nMOSトランジスタ29はプルアップ動作を止め、ノードN1の電圧VPR>VCC/2−αになると、nMOSトランジスタ29はOFFとなる。
【0035】
これに対して、ノードN1の電圧VPR≧VCC/2+αになると、nMOSトランジスタ29のゲート・ソース間電圧≦−2α+VTHnとなり、nMOSトランジスタ29=OFFが維持されると共に、pMOSトランジスタ30のゲート・ソース間電圧≦−|VTHp|となり、pMOSトランジスタ30=ONとなる。
【0036】
この結果、ノードN1の電圧VPR>VCC/2+αになると、pMOSトランジスタ30は、ノードN1側に対してプルダウン動作を行い、ノードN1側からpMOSトランジスタ30を介して接地線に電流が流れ、ノードN1の電圧VPRは下降し、ノードN1の電圧VPR=VCC/2+αになると、pMOSトランジスタ30はプルダウン動作を止め、ノードN1の電圧VPR<VCC/2になると、pMOSトランジスタ30はOFFとなる。
【0037】
このように、制御信号S1=Hレベルとされる場合、即ち、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間及びクロック・イネーブル信号CKEがHレベルとされている期間においては、VPRバックアップ回路2は活性状態とされ、ノードN1の電圧VPRは、VCC/2±α[V]の範囲に維持されることになる。
【0038】
また、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間を除き、クロック・イネーブル信号CKEがLレベルとされる期間においては、制御信号S1=Lレベルとされるので、アナログ・スイッチ14、17=ON、pMOSトランジスタ20=OFF、nMOSトランジスタ21=OFFとされる。
【0039】
この結果、この場合には、nMOSトランジスタ29のゲート電圧=VPR、pMOSトランジスタ30のゲート電圧=VPRとされるので、nMOSトランジスタ29=OFF、pMOSトランジスタ30=OFFが維持され、VPRバックアップ回路2は非活性状態とされる。
【0040】
図3はVDP回路3及びVDPバックアップ回路4の構成を示す回路図であり、VDP回路3は、外部端子であるデータ入出力端子にデータを出力するための出力バッファにデータを伝送するデータバスをプリチャージするための電圧として使用する電圧VDPとして、例えば、1.0[V]を発生するものである。
【0041】
VDP回路3において、32は電源電圧VCCを供給するVCC電源線、33、34はVCC電源線32と接地線との間に直列に接続された高抵抗値の抵抗である。
【0042】
このVDP回路3は、抵抗33、34の接続点であるノードN8に電圧VDPとして1.0[V]を得るとするものであり、ノードN8は、配線35を介してデータバス・プリチャージ回路に接続されている。
【0043】
また、VDPバックアップ回路4は、VDP回路3に付随して設けられるものであり、制御信号S2、S3により制御され、VDP回路3のノードN8の電圧が1.0±β[V]の範囲に維持されるようにノードN8側に対して充放電動作を行うものである。但し、βは、例えば、0.1[V]である。
【0044】
ここに、制御信号S2は、後述するように、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの間はHレベルとされ、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされた後はLレベルとされる信号である。
【0045】
また、制御信号S3は、後述するように、クロック・イネーブル信号CKEと、内部ロウアドレス・ストローブ信号raszとに基づいて生成される制御信号であり、内部ロウアドレス・ストローブ信号raszは、ワード線を立ち上げる場合にはHレベル、ワード線を立ち上げない場合にはLレベルとされる信号である。
【0046】
ここに、制御信号S3は、クロック・イネーブル信号CKE=Hレベル、かつ、内部ロウアドレス・ストローブ信号rasz=Hレベルの場合、即ち、クロック・イネーブル信号CKE=Hレベルの状態でワード線が立ち上げられる場合、及び、クロック・サスペンド時にはHレベルとされ、その他の場合にはLレベルとされる。
【0047】
このVDPバックアップ回路4において、N9は制御信号S2が印加されるノード、N10は制御信号S3が印加されるノード、36は制御信号S2と制御信号S3とをOR処理するOR回路、37はOR回路36の出力を反転するインバータ、38はインバータ37の出力を反転するインバータである。
【0048】
また、N12はVDP回路3から出力される電圧VDPが印加されるノード、39はインバータ37の出力によりON、OFFが制御されるnMOSトランジスタ40と、インバータ38の出力によりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ41からなるアナログ・スイッチである。
【0049】
このアナログ・スイッチ39は、制御信号S2、S3のいずれかがHレベルの場合、即ち、OR回路36の出力=Hレベル、インバータ37の出力=Lレベル、インバータ38の出力=Hレベルとなる場合にはOFFとされ、制御信号S2、S3のいずれもがLレベルの場合、即ち、OR回路36の出力=Lレベル、インバータ37の出力=Hレベル、インバータ38の出力=Lレベルとなる場合にはONとされる。
【0050】
また、42はソースをVCC電源線32に接続され、ゲートをインバータ37の出力端に接続されたスイッチ素子として機能するpMOSトランジスタであり、制御信号S2、S3のいずれかがHレベルの場合、即ち、OR回路36の出力=Hレベル、インバータ37の出力=Lレベルとなる場合にはONとされ、制御信号S2、S3のいずれもがLレベルの場合、即ち、OR回路36の出力=Lレベル、インバータ37の出力=Hレベルとなる場合にはOFFとされる。
【0051】
また、43はソースを接地線に接続され、ゲートをインバータ38の出力端に接続されたスイッチ素子として機能するnMOSトランジスタであり、制御信号S2、S3のいずれかがHレベルの場合、即ち、OR回路36の出力=Hレベル、インバータ38の出力=Hレベルとなる場合にはONとされ、制御信号S2、S3のいずれもがLレベルの場合、即ち、OR回路36の出力=Lレベル、インバータ38の出力=Lレベルとなる場合にはOFFとされる。
【0052】
また、44、45、46、47はpMOSトランジスタ42のドレインとnMOSトランジスタ43のドレインとの間に直列に接続された抵抗であり、これら抵抗44、45、46、47は、pMOSトランジスタ42=ON、nMOSトランジスタ43=ONとされる場合には、抵抗44、45の接続点であるノードN13に1.0+β[V]を得、抵抗46、47の接続点であるノードN14に1.0−β[V]を得ることができる抵抗値とされている。
【0053】
また、49は非反転入力端子をノードN14に接続され、反転入力端子をノードN8に接続され、OR回路36の出力により活性、非活性が制御される差動アンプである。
【0054】
この差動アンプ49は、OR回路36の出力=Hレベルとされる場合、即ち、制御信号S2、S3のいずれかがHレベルの場合には活性状態とされ、OR回路36の出力=Lレベルとされる場合、即ち、制御信号S2、S3のいずれもがLレベルの場合には非活性状態とされる。
【0055】
また、この差動アンプ49は、活性状態とされる場合において、1.0−β>反転入力端子の電圧の場合、即ち、1.0−β>ノードN8の電圧VDPの場合には、出力レベル=Hレベルとし、1.0−β≦反転入力端子の電圧の場合、即ち、1.0−β≦ノードN8の電圧VDPの場合には、出力レベル=Lレベルとするものである。
【0056】
また、50は非反転入力端子をノードN8に接続され、反転入力端子をノードN13に接続され、OR回路36の出力により活性、非活性が制御される差動アンプである。
【0057】
この差動アンプ50は、OR回路36の出力=Hレベルとされる場合、即ち、制御信号S2、S3のいずれかがHレベルの場合には活性状態とされ、OR回路36の出力=Lレベルとされる場合、即ち、制御信号S2、S3のいずれもがLレベルの場合には非活性状態とされる。
【0058】
また、この差動アンプ50は、活性状態とされる場合において、1.0+β<非反転入力端子の電圧、即ち、1.0+β<ノードN8の電圧VDPの場合には、出力レベル=Hレベルとし、1.0+β≧非反転入力端子の電圧、即ち、1.0−β≧ノードN8の電圧VDPの場合には、出力レベル=Lレベルとするものである。
【0059】
また、51はドレインをVCC電源線32に接続され、ゲートを差動アンプ49の出力端子に接続されたプルアップ素子として機能するnMOSトランジスタである。
【0060】
また、52はドレインをnMOSトランジスタ51のソースに接続され、ゲートをOR回路36の出力端に接続され、ソースをノードN8に接続され、OR回路36の出力によりON、OFFが制御されるスイッチ素子として機能するnMOSトランジスタである。
【0061】
また、53はソースを接地線に接続され、ゲートを差動アンプ50の出力端に接続されたプルダウン素子として機能するnMOSトランジスタである。
【0062】
また、54はドレインをノードN8に接続され、ゲートをOR回路36の出力端に接続され、ソースをnMOSトランジスタ53のドレインに接続され、OR回路36の出力によりON、OFFが制御されるスイッチ素子として機能するnMOSトランジスタである。
【0063】
なお、nMOSトランジスタ51、52、53、54でプルアップ・プルダウン回路が構成されており、OR回路36と、インバータ37、38と、アナログ・スイッチ39と、pMOSトランジスタ42と、nMOSトランジスタ43と、抵抗44、45、46、47と、差動アンプ49、50とでnMOSトランジスタ51、53を制御するプルアップ・プルダウン制御回路が構成されている。
【0064】
このように構成されたVDPバックアップ回路4においては、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間、即ち、制御信号S2=Hレベルとされる場合、あるいは、クロック・イネーブル信号CKE=Hレベルの状態でワード線が立ち上げられる場合、及び、クロック・サスペンド時、即ち、制御信号S3=Hレベルとされる場合には、OR回路36の出力=Hレベル、インバータ37の出力=Lレベル、インバータ38の出力=Hレベル、アナログ・スイッチ39=OFF、pMOSトランジスタ42=ON、nMOSトランジスタ43=ONとなる。
【0065】
この結果、ノードN13の電圧は、1.0+β[V]となり、ノードN14の電圧は、1.0−β[V]、差動アンプ49=活性状態、差動アンプ50=活性状態、nMOSトランジスタ52=ON、nMOSトランジスタ54=ONとなる。
【0066】
この場合において、1.0−β<ノードN8の電圧VDP<1.0+βにある場合には、差動アンプ49の出力=Lレベル、差動アンプ50の出力=Lレベルとなり、nMOSトランジスタ51=OFF、nMOSトランジスタ53=OFFを維持することになる。
【0067】
ここに、1.0−β≧ノードN8の電圧VDPになると、差動アンプ49の出力=Hレベル、nMOSトランジスタ51=ONとなると共に、差動アンプ50の出力=Lレベル、nMOSトランジスタ53=OFFが維持される。
【0068】
この結果、nMOSトランジスタ51は、ノードN8側に対してプルアップ動作を行い、VCC電源線32からnMOSトランジスタ51、52を介してノードN8側に電流が流れ、ノードN8の電圧VDPが上昇し、ノードN8の電圧=1.0−βとなると、nMOSトランジスタ51はOFFとなる。
【0069】
また、1.0+β≦ノードN8の電圧VDPになると、差動アンプ49の出力=レベル、nMOSトランジスタ51=OFFが維持されると共に、差動アンプ50の出力=Hレベル、nMOSトランジスタ53=ONとなる。
【0070】
この結果、nMOSトランジスタ53は、ノードN8側に対してプルダウン動作を行い、ノードN8側からnMOSトランジスタ54、53を介して接地線側に電流が流れ、ノードN8の電圧が下降し、ノードN8の電圧VDP=1.0+βになると、nMOSトランジスタ53はOFFとなる。
【0071】
このように、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間、クロック・イネーブル信号CKE=Hレベルの状態でワード線が立ち上げられる場合、及び、クロック・サスペンド時には、即ち、制御信号S2、S3のいずれもがHレベルとされる場合には、VDPバックアップ回路4は活性状態とされ、ノードN8の電圧は、1.0±β[V]の範囲に維持されることになる。
【0072】
これに対して、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間及びクロック・サスペンド時を除き、クロック・イネーブル信号CKE=Lレベルとされる場合、及び、クロック・イネーブル信号CKE=Hレベルであるが、ワード線が立ち上げられない場合、即ち、制御信号S2、S3のいずれもがLレベルとされる場合には、OR回路36の出力=Lレベル、インバータ37の出力=Hレベル、インバータ38の出力=Lレベル、アナログ・スイッチ39=ON、pMOSトランジスタ42=OFF、nMOSトランジスタ43=OFF、差動アンプ49=非活性状態、差動アンプ50=非活性状態、nMOSトランジスタ52=OFF、nMOSトランジスタ54=OFFとされ、VDPバックアップ回路4は非活性状態となる。
【0073】
図4は基準電圧回路5の構成を示す回路図であり、この基準電圧回路5は、システムがLVTTLデータ伝送方式を採用している場合には、内部で発生させた基準電圧Vref-Aを基準電圧Vrefとして内部回路に供給し、システムがSSTLデータ伝送方式を採用している場合には、外部から供給される基準電圧Vref-Bを基準電圧Vrefとして内部回路に供給するというものである。
【0074】
図4中、56は基準電圧用外部端子であり、システムがLVTTLデータ伝送方式を採用している場合には、非接続状態とされ、システムがSSTLデータ伝送方式を採用している場合には、基準電圧Vref-Bとして1.4[V]が印加される。
【0075】
また、N15は制御回路6から出力される制御信号S2が印加されるノード、57は制御信号S2を反転するインバータ、58はソースをVCC電源線59に接続され、ゲートをインバータ57の出力端に接続されたpMOSトランジスタ、60は一端をpMOSトランジスタ58のドレインに接続された高抵抗値の抵抗である。
【0076】
また、61、62、63はVCC電源線59と接地線との間に直列接続された抵抗であり、これら抵抗61、62、63の抵抗値は、抵抗61、62の接続点であるノードN16に1.4[V]より高電圧、かつ、3.3[V]より低電圧の電圧であるVn[V]を得、抵抗62、63の接続点であるノードN17に基準電圧Vref-Aとして1.4[V]を得ることができる値とされている。
【0077】
また、64は非反転入力端子を基準電圧用外部端子56及び抵抗60の他端に接続され、反転入力端子をノードN16に接続された比較器をなす差動アンプであり、この差動アンプ64は、制御信号S2=Hレベルの場合には活性状態とされ、制御信号S2=Lレベルの場合には非活性状態とされる。
【0078】
また、65は制御信号S2によりON、OFFが制御されるnMOSトランジスタ66と、インバータ57の出力によりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ67とからなるアナログ・スイッチであり、このアナログ・スイッチ65は、制御信号S2=Hレベルの場合にはON、制御信号S2=Lレベルの場合にはOFFとされる。
【0079】
また、68はインバータ69、70からなるラッチ回路、71はアナログ・スイッチ65の出力端とラッチ回路68の入力端との接続点であるノードN18の電圧によりON、OFFが制御されるスイッチ素子をなすnMOSトランジスタ、72はラッチ回路68の出力端であるノードN19の電圧によりON、OFFが制御されるスイッチ素子をなすnMOSトランジスタである。
【0080】
このように構成された基準電圧回路5においては、基準電圧用外部端子56が非接続状態とされている場合、即ち、システムがLVTTLデータ伝送方式を採用している場合において、制御信号S2=Hレベルとされる場合、即ち、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの間は、インバータ57の出力=Lレベル、pMOSトランジスタ58=ONとなる。
【0081】
この結果、差動アンプ64の非反転入力端子の電圧(=3.3[V])>差動アンプ64の反転入力端子の電圧(=Vn)となり、差動アンプ64の出力=Hレベルとなる。
【0082】
また、この場合、アナログ・スイッチ65=ONとなるので、ノードN18のレベル=Hレベルとなり、nMOSトランジスタ71=ONとなると共に、差動アンプ64の出力であるHレベルがラッチ回路68にラッチされ、ノードN19のレベル=Lレベルとなり、nMOSトランジスタ72=OFFとなる。
【0083】
そして、その後、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルにされると、制御信号S2=Lレベルとされ、インバータ57の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ58=OFF、差動アンプ64=非活性状態となる。
【0084】
また、この場合には、アナログ・スイッチ65=OFFとなるが、ラッチ回路68により、ノード18のレベル=Hレベル、ノード19のレベル=Lレベルに維持されるので、nMOSトランジスタ71=ON、nMOSトランジスタ72=OFFが維持される。
【0085】
したがって、システムがLVTTLデータ伝送方式を採用している場合には、ノードN17に得られる基準電圧Vref-Aが基準電圧Vrefとして内部回路に供給されることになる。
【0086】
これに対して、基準電圧用外部端子56に基準電圧Vref-Bが印加されている場合、即ち、システムがSSTLデータ伝送方式を採用している場合において、制御信号S2=Hレベルとされる場合、即ち、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPが出力されるまでの間は、インバータ57の出力=Lレベルとなる。
【0087】
この場合、pMOSトランジスタ58=ONとされるが、抵抗60は高抵抗であるから、差動アンプ64の非反転入力端子の電圧(=Vref-B)<差動アンプ64の反転入力端子の電圧(=Vn)となり、差動アンプ64の出力=Lレベルとなる。
【0088】
また、この場合、アナログ・スイッチ65=ONとなるので、ノードN18のレベル=Lレベルとなり、nMOSトランジスタ71=OFFとなると共に、差動アンプ64の出力であるLレベルがラッチ回路68にラッチされ、ノードN19のレベル=Hレベルとなり、nMOSトランジスタ72=ONとなる。
【0089】
そして、その後、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルにされると、制御信号S2=Lレベルとされ、インバータ57の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ58=OFF、差動アンプ64=非活性状態となる。
【0090】
また、この場合には、アナログ・スイッチ65=OFFとなるが、ラッチ回路68により、ノード18のレベル=Lレベル、ノード19のレベル=Hレベルに維持されるので、nMOSトランジスタ71=OFF、nMOSトランジスタ72=ONが維持される。
【0091】
したがって、システムがSSTLデータ伝送方式を採用している場合には、基準電圧用外部端子56に印加される基準電圧Vref-Bが基準電圧Vrefとして内部回路に供給されることになる。
【0092】
図5は制御回路6の一部分の構成を示す回路図であり、図5中、74は電源電圧VCCの立ち上がりを検出する電源電圧立ち上がり検出回路、75は制御信号S2を発生するS2発生回路、76は制御信号S1を発生するS1発生回路である。
【0093】
電源電圧立ち上がり検出回路74において、77、78はVCC電源線79と接地線との間に直列接続された高抵抗値の抵抗、80は一端をVCC電源線79に接続された抵抗、81はドレインを抵抗80の他端に接続され、ゲートを抵抗77、78の接続点であるノードN20に接続され、ソースを接地線に接続されたnMOSトランジスタである。
【0094】
なお、抵抗77、78は、電源電圧VCCが充分に立ち上がった時に、ノードN20にnMOSトランジスタ82をONとする電圧を得ることができる抵抗値とされている。
【0095】
また、82はソースをVCC電源線79に接続され、ゲート及びドレインをノードN20に接続されたnMOSトランジスタであり、このnMOSトランジスタ82は、電源電圧VCCが立ち下げられた場合に、ノードN20の電圧を高速に立ち下げるためのものである。
【0096】
また、83、84、85、86は縦列接続されたインバータであり、初段のインバータ83の入力端を抵抗80とnMOSトランジスタ81のドレインとの接続点であるノードN21に接続され、最終段のインバータ86の出力端に電源電圧立ち上がり検出信号S4を得ることができるようにされている。
【0097】
また、S2発生回路75において、87は電源電圧立ち上がり検出信号S4を反転するインバータ、N22はモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPが印加されるノード、88はモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPを反転するインバータ、89、90はフリップフロップ回路を構成するNAND回路であり、NAND回路89の出力端に制御信号S2が得られるようにされている。
【0098】
また、S1発生回路76において、N23はクロック・イネーブル信号CKEが印加されるノード、91はクロック・イネーブル信号CKEと制御信号S2とをOR処理して制御信号S1を出力するOR回路である。
【0099】
図6は電源電圧立ち上がり検出回路74、S2発生回路75及びS1発生回路76の動作の一例を示す波形図であり、電源電圧VCCの立ち上がり時における電源電圧VCC、クロック・イネーブル信号CKE、電源電圧立ち上がり検出信号S4、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP、制御信号S2及び制御信号S1を示している。
【0100】
この動作例は、電源電圧VCCの立ち上がり時にクロック・イネーブル信号CKEがLレベルにあった場合を示しており、電源電圧VCCが0[V]から立ち上がりを開始すると、ノードN20の電圧がnMOSトランジスタ81をONとする電圧に上昇するまでは、ノードN21の電圧は、電源電圧VCCの上昇に追従して上昇し、この結果、電源電圧立ち上がり検出信号S4も電源電圧VCCに追従して上昇する。
【0101】
そして、電源電圧立ち上がり検出信号S4がHレベルになると、インバータ87の出力=Lレベル、制御信号S2=Hレベルとなり、制御信号S1=Hレベルとなる。
【0102】
なお、この場合、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Lレベル、インバータ88の出力=Hレベルの状態にあり、NAND回路90の出力=Hレベルとなる。
【0103】
この結果、VPRバックアップ回路2においては、アナログ・スイッチ14=OFF、アナログ・スイッチ17=OFF、pMOSトランジスタ20=ON、nMOSトランジスタ21=ONとなり、VPRバックアップ回路2は活性状態となる。
【0104】
また、基準電圧回路5においては、pMOSトランジスタ58=ON、差動アンプ64=活性状態、アナログ・スイッチ65=ONとなる。
【0105】
そして、ノードN20の電圧がnMOSトランジスタ81をONとする電圧に上昇し、nMOSトランジスタ81がONとされると、ノードN21の電圧は0[V]に下降し、電源電圧立ち上がり検出信号S4も0[V]に下降する。
【0106】
ここに、電源電圧立ち上がり検出信号S4=Lレベルとなると、インバータ87の出力=Hレベルとなるが、NAND回路90の出力はLレベルとされているので、制御信号S2=Hレベル、制御信号S1=Lレベルが維持される。
【0107】
その後、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルにされると、インバータ88の出力=Lレベル、NAND回路90の出力=Hレベルとなるが、この場合、インバータ87の出力=Hレベルとされているので、制御信号S2=Lレベルとなる。
【0108】
しかし、モード・レジスタ・セット・コマンドが取り込まれる時には、クロック・イネーブル信号CKE=Hレベルとされるので、制御信号S1=Hレベルが維持されることになる。
【0109】
そして、その後、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Lレベルになると、インバータ88の出力=Hレベルとなるが、制御信号S2=Lレベルとなっているので、NAND回路90の出力=Hレベルが維持され、制御信号S2=Lレベルが維持される。
【0110】
そして、その後、クロック・イネーブル信号CKE=Lレベルとされると、制御信号S1=Lレベルとなり、VPRバックアップ回路2=非活性状態、基準電圧回路5においては、pMOSトランジスタ58=OFF、差動アンプ64=非活性状態となる。
【0111】
そして、その後、図示は省略するが、クロック・イネーブル信号CKE=Hレベルの状態でワード線が立ち上げられる場合、即ち、制御信号S1=Hレベル、内部ロウアドレス・ストローブ信号rasz=Hレベルとされる場合には、VDPバックアップ回路4においては、アナログ・スイッチ39=OFF、pMOSトランジスタ42=ON、nMOSトランジスタ43=ONとなり、VDPバックアップ回路4=活性状態となる。
【0112】
また、図7は制御回路6が備えるS3発生回路の構成を示す回路図である。図7中、93は外部クロックCLKが入力されるバッファ、94、95はクロック・イネーブル信号CKEが入力されるバッファ、96、97はDフリップフロップ、98〜101はインバータ、102〜106はNAND回路である。
【0113】
ここに、図8は図7に示すS3発生回路のパワーダウン/セルフリフレッシュ時の動作を示すタイミングチャート、図9は図7に示すS3発生回路のクロック・サスペンド時の動作を示すタイミングチャートである。
【0114】
なお、図8(A)及び図9(A)は外部クロックCLK、図8(B)及び図9(B)はクロック・イネーブル信号CKE、図8(C)及び図9(C)はDフリップフロップ96の出力S5、図8(D)及び図9(D)はDフリップフロップ97の出力S6、図8(E)及び図9(E)はNAND回路102の出力S7を示している。
【0115】
また、図8(F)及び図9(F)はNAND回路104の出力S8、図8(G)及び図9(G)はNAND回路106の出力S9、図8(H)及び図9(H)はバッファ95の出力S10、図8(I)及び図9(I)は内部ロウアドレス・ストローブ信号rasz、図8(J)及び図9(J)は制御信号S3を示している。
【0116】
このように、本発明の実施の第1形態においては、VPR回路1に付随して設けるべきVPRバックアップ回路として、電源電圧VCCの立ち上がり時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間及びクロック・イネーブル信号CKE=Hレベルとされる期間、即ち、VPR回路1に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は活性状態とされ、クロック・イネーブル信号CKE=Lレベルとされる場合、即ち、VPR回路1に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態とされるVPRバックアップ回路2を設けるようにしているので、VPRバックアップ回路2における電力消費を効率的に行うことができる。
【0117】
また、本発明の実施の第1形態においては、VDP回路3に付随して設けるべきVDPバックアップ回路として、電源電圧VCCが立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間、クロック・イネーブル信号CKE=Hレベルの状態でワード線が立ち上げられる場合、及び、クロック・サスペンド時、即ち、VDP回路3に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は活性状態とされ、それ以外の期間、即ち、VDP回路3に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態とされるVDPバックアップ回路4を設けるようにしているので、VDPバックアップ回路4における電力消費を効率的に行うことができる。
【0118】
また、本発明の実施の第1形態においては、基準電圧回路として、電源電圧VCCの立ち上がり時からモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSP=Hレベルとされるまでの期間のみ、pMOSトランジスタ58=ON、差動アンプ64=活性状態となり、それ以外の期間は、pMOSトランジスタ58=OFF、差動アンプ64=非活性状態とする基準電圧回路5を設けるようにしているので、基準電圧回路5における電力消費を効率的に行うことができる。
【0119】
このように、本発明の実施の第1形態によれば、VPRバックアップ回路2、VDPバックアップ回路4及び基準電圧回路5における電力消費を効率的に行うことができるので、消費電力の低減化を図ることができる。
【0120】
(第2形態・・図10)
図10は本発明の実施の第2形態であるシンクロナスDRAMの要部を示す回路図であり、本発明の実施の第2形態は、VPRバックアップ回路2のノードN2に制御信号S1を印加する代わりに、図10に示すバックアップ制御回路108を設け、このバックアップ制御回路108の出力S11をVPRバックアップ回路2のノードN2に印加するように構成し、その他については、図1に示す本発明の実施の第1形態と同様に構成したものである。
【0121】
ここに、バックアップ制御回路108は、プロセス欠陥によりVPR回路1の負荷にリーク電流があり、このリーク電流がVPR回路1から供給される電流を越える場合には、VPRバックアップ回路2を常に活性状態とし、ノードN1の電圧VPRをVCC/2±α[V]の範囲に維持させるというものである。
【0122】
図10中、109は電源電圧立ち上がり検出信号S4を反転するインバータ、110はソースをVCC電源線111に接続され、ゲートをインバータ109の出力に接続されたpMOSトランジスタ、112はゲートをインバータ109の出力に接続され、ソースを接地線に接続されたnMOSトランジスタである。
【0123】
また、113は一端をpMOSトランジスタ110のドレインに接続されたヒューズ、114は一端をヒューズ113の他端に接続され、他端をnMOSトランジスタ112のドレインに接続されたヒューズであり、ヒューズ113は切断の対象とされるが、ヒューズ114は切断の対象とはされず、ヒューズ113とのバランスを取るために設けられるものである。
【0124】
また、115はヒューズ113、114の接続点であるノードN25の論理レベルを反転するインバータ、116はソースをVCC電源線111に接続され、ドレインをノードN25に接続され、ゲートをインバータ115の出力端に接続されたpMOSトランジスタである。
【0125】
また、117は制御信号S2を反転するインバータ、118はインバータ117の出力によってON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ119と、制御信号S2によってON、OFFが制御されるnMOSトランジスタ120からなるアナログ・スイッチ、121はインバータ122、123からなるラッチ回路である。
【0126】
また、124は制御信号S1を反転するインバータ、125はラッチ回路121の出力とインバータ124の出力とをNAND処理して制御信号S11を出力するNAND回路である。
【0127】
ここに、プロセス欠陥があり、VPR回路1の負荷にリーク電流がない場合、あるいは、VPR回路1の負荷にリーク電流があったとしても、そのリーク電流がVPR回路1から供給される電流を越えない場合には、ヒューズ113は非切断とする。
【0128】
このようにする場合には、電源電圧VCCが立ち上がり、電源電圧立ち上がり検出信号S4がHレベルになると、インバータ109の出力=Lレベル、pMOSトランジスタ110=ON、nMOSトランジスタ112=OFFとなると共に、制御信号S2=Hレベルとなり、アナログ・スイッチ118=ONとなる。
【0129】
この結果、ノードN25の論理レベル=Hレベル、インバータ115の出力=Lレベルとなり、ラッチ回路121は、アナログ・スイッチ118を介して、インバータ115の出力であるLレベルをラッチし、ラッチ回路121の出力=Hレベルとなる。
【0130】
その後、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPがHレベルになると、制御信号S2はLレベルとなり、アナログ・スイッチ118はOFFとなると共に、ラッチ回路121の出力=Hレベルの状態が維持される。
【0131】
したがって、この場合には、NAND回路125は、インバータ124の出力に対してインバータとして動作し、制御信号S1がHレベルとなる場合にのみ、制御信号S11=Hレベルとなり、その他の期間は、制御信号S11=Lレベルとなり、VPRバックアップ回路2は、本発明の実施の第1形態の場合と同様に動作することになる。
【0132】
これに対して、VPR回路1の負荷にリーク電流があり、このリーク電流がVPR回路1から供給される電流を越えてしまう場合には、ヒューズ113を切断する。
【0133】
このようにする場合には、電源電圧VCCが立ち上がり、電源電圧立ち上がり検出信号S4がHレベルになると、インバータ109の出力=Lレベル、pMOSトランジスタ110=ON、nMOSトランジスタ112=OFFとなると共に、制御信号S2=Hレベル、アナログ・スイッチ118=ONとなる。
【0134】
その後、電源電圧立ち上がり検出信号S4が立ち下がると、インバータ109の出力=Hレベル、pMOSトランジスタ110=OFF、nMOSトランジスタ112=ONとなる。
【0135】
この結果、ノードN25の論理レベル=Lレベル、インバータ115の出力=Hレベルとなり、ラッチ回路121は、アナログ・スイッチ118を介して、インバータ115の出力であるHレベルをラッチし、ラッチ回路121の出力=Lレベルとなる。
【0136】
その後、モード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号MRSPがHレベルになると、制御信号S2はLレベルとなり、アナログ・スイッチ118はOFFとなると共に、ラッチ回路121の出力=Lレベルの状態が維持される。
【0137】
したがって、この場合には、制御信号S1に関係なく、制御信号S11=Hレベルとなり、VPRバックアップ回路2は、常に活性状態として動作し、リーク電流を補給し、ノードN1の電圧VPRをVCC/2±α[V]の範囲に維持させることになる。
【0138】
本発明の実施の第2形態によれば、本発明の実施の第1形態と同様の効果を得ることができると共に、プロセス欠陥によりVPR回路1の負荷にリーク電流があり、このリーク電流がVPR回路1から供給される電流を越える場合においては、VPRバックアップ回路2を常に活性状態とし、ノードN1の電圧VPRをVCC/2±α[V]の範囲に維持させることができ、プロセス欠陥によりVPR回路1の負荷にリーク電流があり、このリーク電流がVPR回路1から供給される電流を越える製品を不良品として除外する必要がないので、歩止まりの向上を図ることができる。
【0139】
【発明の効果】
本発明によれば、電圧発生回路に付随して設けられるバックアップ回路における電力消費を無駄なく効率的に行うことができるので、消費電力の低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMの要部を示す回路図である。
【図2】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMが備えるVPR回路及びVPRバックアップ回路の構成を示す回路図である。
【図3】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMが備えるVDP回路及びVDPバックアップ回路の構成を示す回路図である。
【図4】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMが備える基準電圧回路の構成を示す回路図である。
【図5】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMが備える制御回路の一部分の構成を示す回路図である。
【図6】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMが備える制御回路が備える電源電圧立ち上がり検出回路、S2発生回路及びS1発生回路の動作の一例を示す波形図である。
【図7】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMが備える制御回路が備えるS3発生回路の構成を示す回路図である。
【図8】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMが備える制御回路が備えるS3発生回路のパワーダウン/セルフリフレッシュ時の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】 本発明の実施の第1形態であるシンクロナスDRAMが備える制御回路が備えるS3発生回路のクロック・サスペンド時の動作を示すタイミングチャートである。
【図10】 本発明の実施の第2形態であるシンクロナスDRAMの要部を示す回路図である。
【符号の説明】
1 VPR回路
2 VPRバックアップ回路
3 VDP回路
4 VDPバックアップ回路
5 基準電圧回路
6 制御回路

Claims (5)

  1. 電源線と接地線との間に第1、第2の抵抗を直列に接続し、これら第1、第2の抵抗の接続点を電圧出力ノードとして、前記電源線が供給する電源電圧を前記第1、第2の抵抗で分圧した所定の電圧を前記電圧出力ノードから出力するようにされた電圧発生回路と、
    前記電圧出力ノードの電圧が許容下限値よりも低電圧になると、前記電圧出力ノード側に対してプルアップ動作を行い、前記電圧出力ノードの電圧を許容下限値に上昇させ、前記電圧出力ノードの電圧が許容上限値よりも高電圧になると、前記電圧出力ノード側に対してプルダウン動作を行い、前記電圧出力ノードの電圧を許容上限値に下降させるバックアップ回路を備える半導体装置において、
    前記バックアップ回路は、
    ドレインを前記電源線に接続され、ソースを前記電圧出力ノードに接続されたプルアップ用の第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    ソースを前記電圧出力ノードに接続され、ドレインを前記接地線に接続されたプルダウン用の第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は、前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに前記電圧出力ノードの電圧の許容下限値に前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのスレッショルド電圧を加算した電圧を印加すると共に、前記第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに前記電圧出力ノードの電圧の許容上限値に前記第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのスレッショルド電圧の絶対値を減算した電圧を印加し、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は、前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート及び前記第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに前記電圧出力ノードの電圧を印加するプルアップ・プルダウン制御回路を備え、
    前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間のみ活性状態とされ、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態とされるように構成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記プルアップ・プルダウン制御回路は、
    一端を前記電源線に接続され、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は導通状態とされ、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非導通状態とされる第1のスイッチ素子と、
    一端を前記接地線に接続され、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は導通状態とされ、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非導通状態とされる第2のスイッチ素子と、
    前記第1のスイッチ素子の他端と前記第2のスイッチ素子の他端との間に直列に接続された第1、第2、第3の抵抗素子と、
    一端を前記第1のスイッチ素子の他端に接続され、他端を前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに接続された第4の抵抗素子と、
    ドレイン及びゲートを前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに接続され、ソースを前記第2、第3の抵抗の接続点に接続された第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    ソースを前記第1、第2の抵抗の接続点に接続され、ゲート及びドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに接続された第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    一端を前記第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに接続され、他端を前記第2のスイッチ素子の他端に接続された第5の抵抗素子とを
    備えて構成されていることを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置は、シンクロナスDRAMであり、
    前記所定の電圧は、前記電源線が供給する電源電圧の2分の1の電圧、かつ、セルのデータが出力されるビット線をプリチャージするための電圧であり、
    前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は、前記電源電圧が立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンドのモード・レジスタに対する書込みを指示するモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号が発生されるまでの期間及びクロック・イネーブル信号が高論理レベルとされている期間であることを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  4. 前記電源電圧が立ち上がった後は、第1の論理レベルを固定的に出力するか又は第2の論理レベルを固定的に出力するかを設定することができるバックアップ制御回路を備え、
    前記バックアップ回路は、前記バックアップ制御回路が前記第1の論理レベルを出力する場合には、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間のみ活性状態となり、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態となるように制御され、前記バックアップ制御回路が前記第2の論理レベルを出力する場合には、常に活性状態となるように制御されることを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  5. 電源線と接地線との間に第1、第2の抵抗を直列に接続し、これら第1、第2の抵抗の接続点を電圧出力ノードとして、前記電源線が供給する電源電圧を前記第1、第2の抵抗で分圧した所定の電圧を前記電圧出力ノードから出力するようにされた電圧発生回路と、
    前記電圧出力ノードの電圧が許容下限値よりも低電圧になると、前記電圧出力ノード側に対してプルアップ動作を行い、前記電圧出力ノードの電圧を許容下限値に上昇させ、前記電圧出力ノードの電圧が許容上限値よりも高電圧になると、前記電圧出力ノード側に対してプルダウン動作を行い、前記電圧出力ノードの電圧を許容上限値に下降させるバックアップ回路を備え、
    前記バックアップ回路は、
    前記電源線と前記電圧出力ノードとの間に順不同に直列接続されたプルアップ用の第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及び前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は導通状態、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非導通状態とされる第1のスイッチ素子と、
    前記電圧出力ノードと前記接地線との間に順不同に直列接続されたプルダウン用の第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ及び前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は導通状態、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非導通状態とされる第2のスイッチ素子と、
    前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間においては、前記電圧出力ノードの電圧が許容下限値よりも低電圧になると、前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタを導通状態とする電圧を前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに印加すると共に、前記第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタを非導通状態に維持させる電圧を前記第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに印加し、前記電圧出力ノードの電圧が許容上限値よりも高電圧になると、前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタを非導通状態に維持させる電圧を前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに印加すると共に、前記第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタを導通状態とする電圧を前記第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに印加するプルアップ・プルダウン制御回路を備え、
    前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間のみ活性状態とされ、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態とされ、
    前記プルアップ・プルダウン制御回路は、
    一端を前記電源線に接続され、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は導通状態、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非導通状態とされる第3のスイッチ素子と、
    一端を前記接地線に接続され、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は導通状態、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非導通状態とされる第4のスイッチ素子と、
    前記第3のスイッチ素子の他端と前記第4のスイッチ素子の他端との間に直列に接続された第1、第2、第3、第4の抵抗素子と、
    非反転入力端子を前記第3、第4の抵抗の接続点に接続され、反転入力端子を前記電圧出力ノードに接続され、非反転出力端子を前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに接続され、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は活性状態、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態とされる第1の差動アンプと、
    非反転入力端子を前記電圧出力ノードに接続され、反転入力端子を前記第1、第2の抵抗の接続点に接続され、非反転出力端子を前記第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに接続され、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は活性状態、前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求されない期間は非活性状態とされる第2の差動アンプを備える半導体装置において、
    前記半導体装置は、シンクロナスDRAMであり、
    前記所定の電圧は、前記電源線が供給する電源電圧の2分の1の電圧よりも低電圧、かつ、外部端子にデータを出力するデータ出力バッファにデータを伝送するデータバスをプリチャージするための電圧であり、
    前記電圧発生回路に負荷充放電能力を越える負荷充放電能力が要求される期間は、前記電源電圧が立ち上がった時からモード・レジスタ・セット・コマンドのモード・レジスタに対する書込みを指示するモード・レジスタ・セット・コマンド書込み指示信号が発生されるまでの期間、クロック・イネーブル信号が高論理レベルの状態でワード線が立ち上げられる場合、及び、クロック・サスペンド時であることを特徴とする半導体装置。
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