JP3676913B2 - 孔版印刷装置の版胴停止制御方法 - Google Patents
孔版印刷装置の版胴停止制御方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、孔版原紙を用いて孔版印刷する孔版印刷装置に適用され、特に版胴を正確に停止させることができる版胴停止制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
孔版印刷装置は、製版済みの孔版原紙を版胴に着版させた後に、版胴を回転させながら印刷用紙を給紙することにより、印刷用紙上に製版画像に対応した印刷を施す構成となっている。
この版胴に製版された孔版原紙を巻き付け着版させる際には、版胴をクランプ板の開閉位置に合わせて停止制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
製版後の孔版原紙は、クランプ板停止位置を基準として送られてくるので、版胴の停止位置がずれると、版胴に孔版原紙がずれて巻き付くことになる。版胴に孔版原紙がずれて巻き付くと、印刷した際に印刷位置がずれる問題があった。
例えば、版胴がクランプ板開閉位置の正規位置より手前(ショートラン)に停止した場合には、版胴に巻かれる孔版原紙は正規の巻き付け位置よりも版胴の回転方向側にずれて巻き付くことになり、印刷した際に印刷位置が天方向(通紙方向)にずれることになる。
一方、ドラムがクランプ板開閉位置の正規位置より奥側(オーバーラン)に停止した場合には、版胴に巻かれている孔版原紙は正規の巻き付け位置よりも版胴の回転方向反対側にずれて巻き付くことになり、印刷した際に印刷位置が地方向(通紙反対側方向)にずれることになる。
よって、版胴はクランプ板開閉位置の正規位置に停止することが望ましい。
【0004】
版胴をクランプ板開閉位置まで回転・停止させる駆動源は、印刷時に版胴を回転させるモータを使用するのが一般的である。このドラムモータは、前記着版前の停止時には回転速度を印刷中の速度より低い速度で駆動し版胴の慣性の影響を排除させている。しかし、ドラムモータは、印刷時に高速に回転駆動されるものであるため、着版前の停止時の速度を低くすることには限界がある。
また、版胴をクランプ板開閉位置まで回転・停止させる駆動源を、印刷時に版胴を回転させるモータと分けて専用の低速モータを用いる構成としてもよいが、モータが2つになり2つのモータの駆動切替手段等が必要となりコストアップを招く。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、版胴のクランプ板開閉位置を正規位置に停止させ、印刷位置のずれを防止できる版胴停止制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、所定領域がインク通過性領域とされた円筒状の周壁部及び孔版原紙の一端部を係止する係止部を有し、中心軸周りに回転可能に支持された版胴と、
前記版胴の前記印刷部に向けて前記版胴の回転と同期してシートを搬送する給紙手段と、
前記給紙手段の駆動系を直接に駆動するとともに前記版胴を前記給紙手段の駆動系を介して間接的に駆動する、停止トルクを有する第1モータと、
前記給紙手段の駆動系を停止した状態で前記版胴の回転動作と前記給紙手段のシート搬送動作との相対的な位相を変更可能な位相調整手段と、
前記位相調整手段を駆動する第2モータと、
前記版胴の回転位置が所定位置にあるか否かを検出する版胴位置センサと、
孔版原紙に画像穿孔を行い、穿孔された前記孔版原紙を前記版胴の前記係止部に向けて搬送する製版手段と、
前記版胴位置センサに接続されるとともに、前記第1モータ及び前記第2モータの駆動を制御する制御手段と、
を備えた孔版印刷装置の、前記版胴の所定位置への停止制御方法であって、
前記制御手段は、前記版胴位置センサにより版胴が所定位置に来たことを検知した直後、前記第1モータの駆動を停止し、前記版胴の停止後、前記第2モータを駆動して前記版胴を停止前の回転方向と逆方向に回転駆動し、
前記版胴位置センサが版胴の回転位置が所定位置にないことを検出した直後に前記第2モータの駆動を停止し、
その後、前記第2モータを停止前と逆方向に回転駆動し、前記版胴位置センサが前記版胴の回転位置が所定位置にあることを検出した時点で前記第2モータの駆動を停止することを特徴としている。
【0007】
第1モータを停止した状態で第2モータを駆動することにより、版胴を微速度で回転できる。第1モータの停止トルクが給紙手段に作用しているので、給紙手段と版胴の位相を変化させると版胴のみを回転できる。
そして、第1モータにより、係止部の開閉位置に版胴を回転・停止させた後、第2モータで版胴を微速度で逆回転させ、係止部の停止位置を版胴位置センサがOFFになったら、第2モータの回転を変えて版胴を微速度で正回転させる。更に、版胴位置センサがONになったら第2モータを停止させて版胴を停止させる。
これにより、微速度で版胴を駆動・停止させることができるので、版胴を係止部の開閉位置の正規位置に停止させることができ、印刷位置の天地ずれを抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明にかかる孔版印刷装置を示す概略構成図である。
同図において2は周壁が可撓性を有する版胴であり、外側には係止部(クランプ板)2aを有している。版胴2の内側にはドクターローラ4及び中押ロール6が設けられ、これらロール4,6間のインク溜まり部に供給されたインクを版胴2内部から版胴2外周側に供給できるようになっている。中押しロール6は図示しない機構部により、印刷時に版胴周壁を径方向外方に向けて押し出すようになっている。このような版胴2及び中押しロール6は特開平7−132671号公報等で既に公知のものである。
【0009】
8は裏押しローラであり、8aで示される外周部の一部には、図示しないクランプ片が設けられ、当該裏押しローラ8側に供給された印刷用紙の先端部を係止できるようになっている。
10は給紙ローラ、12は捌きローラ、14はタイミングローラ対であり、給紙台16上の印刷用紙は、給紙ローラ10と捌きローラ12とによって1枚づつ捌かれてタイミングローラ対14に送られ、タイミングローラ対14から裏押しローラ8の前記クランプ片に送られてクランプされ、版胴2と裏押しローラ8との間で孔版印刷が行われる。
【0010】
2つの給紙ローラ10は、図示しない駆動機構により互いに同期して、且つ、版胴2の回転に同期して回転駆動される。タイミングローラ対14は図示しない駆動機構により所定のタイミングで互いに接近、離隔し、且つ、互いの間に挟んだ印刷用紙を裏押しローラ8側に送るように回転駆動される。このタイミングローラ対14の接近、離隔動作及び回転駆動動作も版胴2の回転と同期して行われる。給紙ローラ10の回転駆動動作と、タイミングローラ対14の接近、離隔動作及び回転駆動動作とは、後述するドラムモータ54の駆動を図示しない動力伝達機構により伝達されてこれら動作が行われるようになっている。
これら給紙ローラ10、捌きローラ12、タイミングローラ対14及び裏押しローラ8は、給紙手段を構成している。給紙手段を構成する各構成要素は、上述の如く全て版胴2の回転動作と同期して駆動される。
【0011】
次に製版部を説明すると、18は孔版原紙(マスター)Mに所定の穿孔を行うサーマルヘッド、20はプラテンローラ、22はカッタである。プラテンローラ20及びローラ24は書き込み用のパルスモータ(図示省略)によって互いに同期して回転駆動される。マスター送りローラ26及び28は搬送用のステッピングモータからなるマスター送りモータ(図示省略)によって互いに同期して駆動される。ローラ30、32及び34は、それぞれ自重により各ローラ24、26及び28に対して圧接している。
【0012】
次に、排版部を説明する。35はガイドローラ、36及び38は排版ローラ、37はガイドローラ35と排版ローラ36との間に巻回されたベルトである。40は折曲された複数のアームが同一の回転方向に向き設けられ内部に収容部を有するロータリーであり略卍形に形成されている。42は圧縮板、44は排版箱である。
ベルト37は、排版ローラ36の軸線方向に沿って所定間隔で複数個設けられている。排版ローラ38には同軸にギア38aが固定して設けられており、このギア38aにギア46が螺合している。
【0013】
歯車46は、図示しない排版クラッチを介して裏押しローラ8の駆動部に連結されている。排版ローラ36は、排版ローラ38に圧接されており、版胴2に巻回された使用済みの孔版原紙は排版ローラ36及び38によりロータリー40の開口部40aに搬送されて圧縮され、ロータリー40を90度回転させた後圧縮板42で排版箱44内に収納される。
47及び48は自身の軸線周りに回動自在に支持されたピンチローラ、50はガイドローラであり、版胴2と裏押しローラ8との間で印刷された印刷用紙は、裏押しローラ8とピンチローラ47の間、及びピンチローラ48とガイドローラ50との間を通って排紙台52上に導かれる。
排版ローラ36は図示しない排版モータによって回転駆動されるが、他の駆動源からクラッチを介して回転させる構成としてもよい。
【0014】
54は第1モータ(ドラムモータ)であり、この第1モータ54の出力軸に固設された歯車56は、歯車58を介して歯車60に連結している。歯車60は裏押しローラ8と同軸上に一体に固定されており、第1モータ54の駆動により裏押しローラ8が駆動される。
62は円筒状の駆動歯車であり、内周側には内歯車62b、外周側には外歯車62aがそれぞれ形成されており、外歯車62aは前記歯車60と歯合している。
64は、駆動歯車62の一端側に摺接する円盤部64aと、この円盤部64aの外周部から径方向外方に延びる突出部64bとからなる支持円盤である。円盤部64aには、中心部に軸62が立設されるとともに、その周りに軸68、70及び72が立設されている。軸62には、歯車74と、この歯車74より大径の歯車76とが当該軸62の周りに回動自在に装着されている。歯車74と歯車76とは同軸状に一体に固定されている。軸68、70、72には、それぞれ歯車(遊星歯車)78、80、82が、各軸の周りに回動自在に装着されている。歯車78、80及び82は、駆動歯車62の内歯車62bにそれぞれ歯合するとともに、歯車74にも歯合している。前記版胴2の一端側には、当該版胴2とほぼ同径の歯車84が当該版胴2に固定して設けられ、この歯車84に歯車76が歯合している。
【0015】
支持円盤64の突出部64bの外側には、ウォーム歯車86が形成されており、このウォーム歯車86に、パルスモータからなる第2モータ(天地モータ)88によって駆動されるウォーム90が歯合されている。92は版胴2が所定位置(着版位置)にあることを検出するインタラプト型のドラム位置センサであり、版胴2に取付けられた検出板94によりオン・オフされる。
【0016】
上記構成における天地調整を説明すると、天地モータ88を駆動してウォーム90を正逆方向に回転駆動することにより、3つの遊星歯車78、80、82及び歯車74を支持する支持円盤64が軸66の中心軸周りに回転駆動される。これにより、裏押しローラ8の回転動作と版胴2の回転動作との相対的な位置が変化し、版胴2の印刷領域に対して印刷用紙を送り込むタイミングが変化し、印刷用紙の天地方向(用紙搬送方向)における印刷位置が調整される。
【0017】
次に、図2は、クランプ板の開閉機構(クランプユニット)95を示す斜視図である。
96はクランプ連結モータであり、印刷機の機体側に固定して設けられている。モータ96の出力軸96aには、移動カム98が中心を変位させた状態で取り付けられている。この移動カム98の前後には、版胴2の軸線方向に移動を拘束された移動ブロック100,102が設けられ、移動カム98の回転に合わせて版胴2に接近又は隔離する方向に駆動されるようになっている。
104はクランプ開閉モータであり、このクランプ開閉モータ104は支持部材106を介して移動ブロック100,102と一体で移動するように構成されている。支持部材106には、クランプ軸108及び位置決め軸110が、移動ブロック102とともに版胴2の軸線方向に移動可能に設けられている。
【0018】
位置決め軸110は版胴2に形成された位置決め穴2bに先端を係止されるようになっている。支持部材106の内部には、クランプ開閉モータ104の出力軸の回転をクランプ軸108の回転運動に変換する駆動伝達部が設けられている(図示省略)。クランプ軸108は、その先端でクランプ板2aの端部に形成されたジョイント部2cに係合し、クランプ開閉モータ104の正逆方向の回転によりクランプ板2aを開閉する。
支持部材106の内部には、クランプ軸108の回転位置が所定位置にあるか否かを検出するクランプ軸位置センサが設けられている(図示省略)。このクランプ軸位置センサは、クランプ軸108の先端に形成された係合溝がクランプ板2aのジョイント部2cと係合可能となるクランプ軸108の回転位置でONとなり、それ以外の位置ではOFFとなる。
【0019】
印刷機の機体側には所定間隔離れてクランプ連結センサ112とクランプ解除センサ114が設けられ、一方、前記支持部材106にはこれらセンサ112,114の検出部を作動させる検出片106a,106bが形成されており、移動カム98の回転による支持部材106(クランプ軸108)の版胴2側への接近及び隔離動作を検出できるようになっている。
前記クランプ軸108は、版胴2側へ接近した位置においてクランプ板2aのジョイント部2cに係合し、離隔した位置においては係合を解除され、版胴2の回転動作を阻害しないようになっている。
【0020】
図3は、版胴2部分の平面図であり、クランプ板閉センサ130は、クランプ板2aがマスターを挟んでいる状態を検出する。印刷中はクランプ板2aがマスターを挟んだ状態に保持されている。
クランプ板開センサ131は、クランプ板2aがマスターを離している状態を検出する。排版時はクランプ板2aがマスターを離している。
図4は、版胴2のクランプ板2a部分を示す側面図であり、マスター送りセンサ132は、製版部より送られたマスターMがクランプする位置まで送られたことを検出する。
【0021】
図5は、本発明の電気的構成を示すブロック図である。
1チップマイコンで構成される制御手段120には、上記機構を制御するCPU121、制御プログラムが記憶されるROM122、CPU121の実行処理で作業変数や印刷位置などを記憶するRAM123が設けられる。
このCPU121には、以下の各センサの検出信号が入力される。
天地方向センサ126は、印刷位置の天地方向を検出する。天地方向センサ126がONならば印刷位置は天側であり、OFFならば印刷位置は地側である。天地中央は、天地方向センサ126がOFFからONになった位置とする。
【0022】
ドラムモータ駆動回路140は、前記第1モータ54の駆動回路であり、制御手段120の制御信号に基づき第1モータ54を回転制御する。天地モータ駆動回路141は、前記天地モータ88の駆動回路であり正逆転制御により版胴2と裏押しローラ8との位相をずらして印刷天地位置を可変する。正転時には印刷位置は天方向に移動し、逆転で地方向に移動する。尚、天地モータ88を100ms回転制御すると印刷位置は0.1mm天地方向に移動する。
クランプ連結モータ駆動回路142は、クランプ連結モータ96の駆動回路でありクランプユニット95を前後方向に移動制御する。クランプ連結モータ96を正逆転することにより、正転時にはクランプユニット95が版胴2の連結方向に移動し、逆転でクランプユニット95を解放方向に移動させる。
【0023】
クランプ開閉モータ駆動回路143は、クランプ開閉モータ104の駆動回路であり、正逆転制御する。正転時にはマスターを挟む方向に回転させ、逆転でマスターを離す方向に回転する。
前記排版モータは排版モータ駆動回路で制御され、版胴2に巻き付けられたマスターを引き剥がす排版ローラ36を回転させる。
前記マスター送りモータは、マスター送りモータ駆動回路で制御され、製版部で製版されたマスターを版胴2のクランプ位置に送り出すローラ28を回転させる。
【0024】
また、装置の操作パネルには、マスターの製版動作を開始させるスタートキー150、印刷位置を天方向に移動させる印刷位置天キー151、印刷位置を地方向に移動させる印刷位置地キー152が設けられる。
【0025】
次に、上記構成の装置の動作を説明する。図6は動作の流れを示すメインフローである。
初めに印刷位置天キー151の押下が確認され、押下されていれば(SP1-Yes)印刷位置天方向動作に移行する。印刷位置天キー151が押下されていなければ(SP1-No )印刷位置地キー152の押下を確認し、押下されていれば(SP2-Yes)印刷位置地方向動作に移行する。印刷位置地キー152が押下されていなければ(SP2-No )製版スタートキー150の押下を確認し、押下されていれば(SP3-Yes)製版動作を行い、押下されていなければ再び印刷位置天キー151の押下確認へ戻って(SP1)今までの動作を繰り返す。
【0026】
次に、図7は印刷位置天方向動作(SP4の処理内容)を示すフローチャートである。
印刷位置天方向動作開始で、現在の天地位置を天地位置変数で確認し(SP10)、天地位置変数が100(印刷位置が天方向に10mm)以上なら(SP10-No )当動作は行わずに終了する。この確認は印刷天地機構を保護するために設けられている。
この天地位置変数は、版胴2と給紙手段との位相のずれ量を表すものであり、版胴2と給紙手段の位相差が、印刷物の画像形成位置に天地方向のずれを生じさせないときを0とし、印刷物の画像形成位置が天方向にずれる向きを正、地方向にずれる向きを負とし、そのずれ量(mm)を10倍した値である。
【0027】
天地位置変数が100未満の場合は(SP10-Yes)、天地モータ88の正転を開始させ、印刷位置を天方向に移動させる(SP11)。移動ステップは0.1mmであり、天地モータ88が100ms回転すると0.1mmだけ印刷天地位置が変化するようになっている。よって、100ms毎に天地位置変数をインクリメントし(SP12,SP13)、天地位置変数が100以上なら(SP14-No )、天地モータ88を停止させ(SP15)、当動作を終了する。
天地位置変数が100未満なら(SP14-Yes)、印刷位置天キー151の確認を行い、離されている場合は(SP16-Yes)天地モータ88を停止させ当動作を終了する。印刷位置天キー151が押されているならば(SP16-No )、SP12以降の処理を同様に繰り返す。
【0028】
図8は、印刷位置天キー151の押下と天地モータ88の移動状態を示すタイミングチャートである。
図示のように、印刷位置天キー151を継続して押下することにより、天地モータ88が継続的に正転して印刷位置を天方向に移動させるが、印刷位置天キー151を押下時を基準として100ms単位で移動が継続され、印刷位置天キー151を離した後に前記100ms経過した時点で天地モータ88は停止制御される。図示の例では天地モータ88が500ms後に停止して印刷位置が天方向に0.5mm分だけ移動した状態が示されている。
【0029】
図9には印刷位置地方向動作(SP5の処理内容)のフローチャートが示されている。
この印刷位置地方向動作では、天地位置変数のリミットが−100とされ(SP20及びSP24)、天地位置変数を−1づつデクリメントし(SP23)、また、天地モータ88の回転方向が逆転し印刷位置を地の方向に移動させ(SP21)、監視するキーとして印刷位置地キー152を用いる(SP26)点が印刷位置天方向動作と異なるが、基本的な処理内容は前記図7と同様である。
【0030】
図10及び図11は、製版動作(SP6の処理内容)を示すフローチャートである。
製版動作開始で、印刷位置を天地方向の中央に移動させる印刷位置中央移動動作を実行する(SP30)。これは現在の印刷位置が天方向、または地方向の限界にある状態で、後述するSP34におけるドラム高精度停止動作を実行したことによる天地機構の移動動作で天地機構の破損を防ぐために実行される。よって、天地機構の移動範囲に十分な余裕がある場合は、この処理を実行せずともよい。また、印刷天地位置を天地位置変数で確認し、天地機構を破損する可能性がある場合のみこの印刷位置中央移動動作を行うよう構成してもよい。
【0031】
印刷位置中央移動動作は、印刷位置を中央にする動作である。印刷位置の中央は、天地モータ88を正転方向に回転させて、天地方向センサ126がOFF(地側)からON(天側)に切り替わった状態を検出して得ている。天地方向センサ126は、図1の支持円盤64に設けられた検出片(図示略)を検出すべく機体に設けられたセンサ(図示略)であり、天地モータ88による支持円盤64の回転によりオン・オフされる。
天地方向センサ126の状態遷移を片方向からのみ検出する構成としたのは、天地機構のバックラッシュによる印刷位置誤差の発生を抑えるためである。印刷位置がバックラッシュの影響を受けない機構である場合には、天地モータ88を正転方向に回転させて、天地方向センサ126がON(天側)からOFF(地側)に切り替わった状態を検出する構成としてもよい。
【0032】
図12は印刷位置中央移動動作(SP30)の処理内容を示すフローチャートである。
印刷位置中央移動動作開始で天地方向センサがON(天側)ならば(SP60-No )、天地方向センサ126がOFF(地側)になるまで天地モータ88を逆転させ(SP61)、天地方向センサ126のOFFを検出して(SP62-Yes),天地モータ88を停止させ(SP63)、100ms時間をおいた後に(SP64)、天地モータ88を正転させ(SP65)天地方向センサ126がON(天側)になったら(SP66-Yes)、天地モータ88を停止させ(SP67)当動作を終了する。SP60がYes のときにはSP65に移行する。
【0033】
図13は、上述した天地方向センサ126及び天地モータ88の動作タイミングを示すタイミングチャートである。(a)には、天地方向センサ126のONのタイミングが示されており、SP60-N0 〜SP67の各処理を実行したときのタイミングが示されている。尚、SP64の処理における待ち時間100msの設定は、天地モータ88等の慣性力の影響を無くすために設定される時間であり、設計によりこの待ち時間は変更される。(b)には、天地方向センサ126のOFFのタイミングが示され、SP60-Yesで次にSP66が実行されたときのタイミングが示されている。
【0034】
印刷位置中央移動動作(SP30)の終了後、版胴2をクランプユニット95と連結する位置まで回転させる。版胴2は版胴2を回転させるドラムモータ54を用いて回転させ、クランプユニット95との連結位置はドラム位置センサ92によって検出される。
【0035】
版胴2の停止後、ドラム高精度停止動作(SP34)が実行される。図14は、このドラム高精度停止動作の処理内容を示すフローチャートである。
ドラム高精度停止動作開始で、天地モータ88の逆転を開始し、版胴2を微速度で逆転させる(SP70)。ドラム位置センサ92がOFFになったら(SP71-Yes)、天地モータ88を停止させドラムを止め(SP72)、100msの待ち時間後に(SP73)、天地モータ88の正転を開始し版胴2を微速度で正転させる(SP74)。ドラム位置センサ92がONになったら(SP75-Yes)、天地モータ88を停止させ(SP76)版胴2を止め当動作を終了する。
ドラムは微速度で停止するので慣性の影響を受けず、版胴2を高精度に停止制御できる。
【0036】
図15は、上述したドラム位置センサ125及び天地モータ88の動作タイミングを示すタイミングチャートであり、上記各処理を実行したときのタイミングが示されている。尚、SP73の処理における待ち時間100msの設定は、天地モータ88等の慣性力の影響を無くすために設定される時間であり、設計によりこの待ち時間は変更される。
【0037】
次に、クランプ軸初期化動作(SP35)が実行される。図16はこのクランプ軸初期化動作の処理内容を示すフローチャートである。
このクランプ軸初期化動作は、クランプ板2aを開閉するクランプ軸108をクランプ板2aと連結できる角度にする動作である。
クランプ軸初期化動作開始で、クランプ軸位置センサがONならば(SP80-Yes)、クランプ軸108がクランプ板2aと連結できる角度にあるので、当動作は終了する。
クランプ軸位置センサがOFFならば(SP70-No )、クランプ開閉モータ104を正転させる(SP81)。クランプ軸位置センサがONになると(SP82-Yes)、クランプ軸108がクランプ板2aと連結できる角度になったので、クランプ開閉モータ104を停止させて(SP83)、当動作を終了する。
【0038】
次に、クランプ開動作(SP36)が実行される。図17はこのクランプ開動作を示すフローチャートである。クランプ開動作は、マスターの先端を挟んで版胴2に当該マスターを固定しているクランプ板2aを開ける動作である。
クランプ開動作開始で、クランプ連結モータ96を正転させて(SP90)、クランプユニット95を版胴2に連結させる。クランプ連結センサ112がONになったら(SP91-Yes)、クランプ軸108がクランプ板2aのジョイント部2cに係合できたので、クランプ連結モータ96を停止させる(SP92)。
【0039】
クランプユニット95が版胴2に連結したら、クランプ開閉モータ104を逆転させ(SP93)、クランプ板2aを開ける。
クランプ板2aの開状態は、クランプ板開センサ131のONで検出する(SP94-Yes)。クランプ板2aが開いた後、クランプ開閉モータ104を停止させ(SP95)、クランプ連結モータ96を逆転させて(SP96)クランプユニット95を版胴2から離す。
クランプ解除センサ114がONになったら(SP97-Yes)、クランプユニット95が版胴2から離れたので、クランプ連結モータ96を停止させて(SP98)、当動作を終了する。
図18は、このクランプ開動作を示すタイミングチャートである。
【0040】
クランプ開動作(SP36)終了後、排版処理が実行される(図10のSP37以降)。まず、排版ローラ36,38によって版胴2より離れた版胴2上のマスターの先端を排版部に排出する。このため、排版ローラ36,38と版胴2を同時に回転させて(SP37,38)、マスターを排版部方向に送り出す。
版胴2が1回転すると、版胴2上のマスターは全て排版部に収容されるので、ドラム位置センサ125がOFFになってから(SP39-Yes)、ONになったとき(SP40-Yes)、ドラムモータ54を停止させる(SP41)。また、排版モータも停止制御する(SP42)。
【0041】
版胴2の停止後、ドラム高精度停止動作(SP43)を行う。このドラム高精度停止動作は前述したSP34と同様の内容(図14記載の各処理)であり、説明を省略する。
【0042】
上記ドラム高精度停止動作SP43の実行で版胴2が停止制御された後、製版部で製版されたマスターを版胴2のクランプ位置に送り出すマスター送り動作(SP44)が実行される。図19はこのマスター送り動作を示すフローチャートである。
マスター送り動作開始で、マスターを製版部より版胴2に送り出すため、マスター送りモータを駆動して送りローラ26,28を回転させる(SP100)。送りだされたマスターの先端が版胴2の位置に到達して(図4記載の状態)、マスター送りセンサ132で検出されONになると(SP101-Yes)、マスター送りモータを停止させ送りローラ26,28を停止させる(SP102)。
【0043】
この後、クランプ軸初期化動作を行う(SP45)。このクランプ軸初期化動作は前述したSP35と同様の内容(図16記載の各処理)であり、説明を省略する。
【0044】
次に、製版部より送られたマスターの先端をクランプ板2aで挟み込んで版胴2に固定するクランプ閉動作を行う(SP46)。図20はこのクランプ閉動作を示すフローチャートである。
クランプ閉動作開始で、クランプ連結モータ96を正転させて(SP110)クランプユニット95を版胴2に連結させる。クランプ連結センサ112がONになったら(SP111-Yes)、クランプユニット95が版胴2に連結できたので、クランプ連結モータ96を停止させる(SP112)。クランプユニット95が版胴2に連結したら、クランプ開閉モータ104を正転させ(SP113)、クランプ板2aを閉じる。
【0045】
クランプ板2aの閉は、クランプ板閉センサ130のONで検出する(SP114-Yes)。クランプ板2aが閉じた後、クランプ開閉モータ104を停止させ(SP115)、クランプ連結モータ96を逆転させて(SP116)クランプユニット95を版胴2から離す。
クランプ解除センサ114がONになったら(SP117-Yes)クランプユニット95が版胴2から離れたので、クランプ連結モータ96を停止させて当動作を終了する(SP118)。
これで、製版部より送られたマスターの先端がクランプ板2aによって版胴2に固定される。
図21はこのクランプ閉動作を示すタイミングチャートである。
【0046】
クランプ閉動作終了後、版胴2を回転させて製版部から送られるマスターを版胴2に巻き付ける着版動作がなされる。
このため、ドラムモータ54を回転させて(SP47)、ドラム54が1回転すると製版部のマスターは全て版胴2に巻き付くので、ドラム位置センサ125がOFFになってから(SP48-Yes)、再度ONになるのを確認したら(SP49-Yes)、ドラムモータ54を停止して版胴2を停止させる(SP50)。
【0047】
この着版動作が終了したら、印刷位置復帰動作を行う(SP51)。図22は、この印刷位置復帰動作を示すフローチャートである。印刷位置復帰動作は、ドラム高精度停止動作で使用者の設定値で無くなった印刷天地位置を、使用者の設定値に戻す動作である。
印刷位置復帰動作開始で、印刷天地位置の中央を出すために印刷位置中央移動動作を行う(SP120)。この印刷位置中央移動動作は、図12のSP60〜SP67に示す各処理を実行してなされる。
【0048】
印刷位置中央移動動作(SP120)終了後、100msの待ち時間で慣性の影響を無くす(SP121)。この後、使用者の設定が印刷天地位置中央(天地変数=0)ならば(SP122-Yes)、当動作を終了する。
使用者の設定が天側(天地変数>0)の場合は(SP123-Yes)、天地モータ88を正転させる(SP124)。
使用者の設定が地側(天地変数<0)の場合は(SP123-No )、天地モータ88を逆転させる(SP125)。
計数用変数である天地移動変数には、天地変数の絶対値を入力する(SP126,SP127)。
次に、100ms毎に(SP128)、天地移動変数から1を引き(SP129)、天地移動変数が0になったら(SP130-Yes)、印刷天地位置が使用者の設定値になったので、天地モータ88を停止させ(SP131)、当動作を終了する。
【0049】
図23は、上述した印刷位置復帰動作タイミングを示すタイミングチャートである。(a)は天方向に復帰させたときのタイミング、(b)は地方向に復帰させたときのタイミングであり、いずれも0.5mmだけ復帰移動させた例が示されている。
印刷位置復帰動作後、印刷動作が実行され(SP52)、一連の動作が終了する。
以上説明した図10,図11記載の製版動作全体のタイミングチャートを図24に示す。
【0050】
上述したドラム高精度停止動作によれば、ドラムモータ54のみを使用した場合より、微速度で版胴2を駆動、停止させることができるので、版胴2をクランプ板2aの開閉位置に正確に停止させることができ、孔版原紙Mを版胴2に正確に装着して印刷用紙の印刷位置を正確にできる。
また、図10を参照してすでに説明したように、ドラム高精度停止動作を排版前にも行うことにより(着版時の版胴の停止位置と排版時の版胴の停止位置が共通)、排版時の版胴2の停止位置が正確となり、排版動作を確実に行うことができ、排版の信頼性を向上させることができる。さらに、ドラム高精度停止動作により、版胴2のクランプ板2aを開閉させるクランプユニット95を版胴2に連結する際に正確に位置出しされているため、版胴とクランプユニット95が干渉する等の不具合を確実に防ぐことができる。
通常、孔版印刷機には版胴の回転動作と給紙手段のシート搬送動作との相対的な位相を変化させるために位相調整手段が設けられているが、本発明はこの位相調整手段の駆動に用いられるモータを利用するものであり、特別な構成を要することなく版胴の停止制御を行うことができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明に係る孔版印刷装置の版胴停止制御方法によれば、第1モータを停止した状態で第2モータを駆動することにより、第1モータの停止トルクが給紙手段に作用しているため版胴のみが回転される。そして、第2モータを微速度で駆動・停止することにより版胴を所定の停止位置に正確に停止することができる。従って、前記所定位置を孔版原紙の着版位置に設定することにより、着版位置を正確にして印刷精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用装置である孔版印刷装置を示す概略構成図。
【図2】クランプ板の開閉機構を示す斜視図。
【図3】ドラムの平面図。
【図4】クランプ板部分を示す側面図。
【図5】本装置の電気的構成を示すブロック図。
【図6】装置の動作の流れを示すメインフローチャート。
【図7】印刷位置天方向動作を示すフローチャート。
【図8】天地モータの動作を示すタイミングチャート。
【図9】印刷位置地方向動作を示すフローチャート。
【図10】製版動作を示すフローチャート(その1)。
【図11】製版動作を示すフローチャート(その2)。
【図12】印刷位置中央移動動作を示すフローチャート。
【図13】図12のタイミングチャート。
【図14】ドラム高精度停止動作を示すフローチャート。
【図15】図14のタイミングチャート。
【図16】クランプ軸初期化動作を示すフローチャート。
【図17】クランプ開動作を示すフローチャート。
【図18】クランプ開動作を示すタイミングチャート。
【図19】マスター送り動作を示すフローチャート。
【図20】クランプ閉動作を示すフローチャート。
【図21】クランプ閉動作を示すタイミングチャート。
【図22】印刷位置復帰動作を示すフローチャート。
【図23】印刷位置復帰動作タイミングを示すタイミングチャート。
【図24】製版動作全体のタイミングチャート。
【符号の説明】
2…版胴、2a…係止部、54…第1モータ、88…第2モータ、92…版胴位置センサ、120…制御手段。
Claims (1)
- 所定領域がインク通過性領域とされた円筒状の周壁部及び孔版原紙の一端部を係止する係止部を有し、中心軸周りに回転可能に支持された版胴と、
前記版胴の前記印刷部に向けて前記版胴の回転と同期してシートを搬送する給紙手段と、
前記給紙手段の駆動系を直接に駆動するとともに前記版胴を前記給紙手段の駆動系を介して間接的に駆動する、停止トルクを有する第1モータと、
前記給紙手段の駆動系を停止した状態で前記版胴の回転動作と前記給紙手段のシート搬送動作との相対的な位相を変更可能な位相調整手段と、
前記位相調整手段を駆動する第2モータと、
前記版胴の回転位置が所定位置にあるか否かを検出する版胴位置センサと、
孔版原紙に画像穿孔を行い、穿孔された前記孔版原紙を前記版胴の前記係止部に向けて搬送する製版手段と、
前記版胴位置センサに接続されるとともに、前記第1モータ及び前記第2モータの駆動を制御する制御手段と、
を備えた孔版印刷装置の、前記版胴の所定位置への停止制御方法であって、
前記制御手段は、前記版胴位置センサにより版胴が所定位置に来たことを検知した直後、前記第1モータの駆動を停止し、前記版胴の停止後、前記第2モータを駆動して前記版胴を停止前の回転方向と逆方向に回転駆動し、
前記版胴位置センサが版胴の回転位置が所定位置にないことを検出した直後に前記第2モータの駆動を停止し、
その後、前記第2モータを停止前と逆方向に回転駆動し、前記版胴位置センサが前記版胴の回転位置が所定位置にあることを検出した時点で前記第2モータの駆動を停止することを特徴とする孔版印刷装置の版胴停止制御方法。
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