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JP3672291B2 - スタッカークレーン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体倉庫の格納棚と入出庫装置との間でワークの授受を行なうためのスタッカークレーンに関し、特にキャリッジを高速上昇させている途中で巻取ドラムを非常停止させたときに該キャリッジを吊り下げている索体に過大な張力が衝撃的にかからないようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスタッカークレーンの一例として図6に示すものがある。これは、一対の索体1,2が巻取ドラム3に巻回されると共に、該各索体1,2の一端部が下側シーブ4及び上側シーブ5を介してキャリッジ6に連結され、且つ各索体1,2の他端部が下側シーブ7及び上側シーブ8を介してカウンターウェイト9に連結されており、巻取ドラム3を正逆回転させることにより、各索体1,2を介してキャリッジ6を昇降させるようになっている。なお、10はキャリッジ6上に配置したスライドフォークであって、その上にワークWを載置するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、キャリッジ6の全重量が巻取ドラム3にかかっているので、該巻取ドラム3を回転駆動してキャリッジ6を高速上昇させている途中でその巻取ドラム3を非常停止させても、キャリッジ6が慣性で浮き上がることがほとんどなく、各索体1,2に過大な張力がかかる虞れがないという利点があるが、各索体1,2が長くなるため、コストアップになるという欠点がある。
【0004】
上記欠点を解消するため、図7に示すように、巻取ドラム3に巻き付けた各索体1,2の先端部を上下一対のシーブ12,13を介してキャリッジ6に連結すると共に、各索体1,2の上下両シーブ12,13間にキャリッジ6の重量を相殺するためのカウンターウェイト9を連結し、巻取ドラム3を正逆回転させることにより、各索体1,2を介してキャリッジ6を昇降させることが考えられている。
【0005】
上記構成によれば、各索体1,2を短くしてコストダウンを図ることができるという利点があるが、キャリッジ6の重量がカウンターウェイト9により軽減されて巻取ドラム3にかかっているため、キャリッジ6を高速上昇させている途中で巻取ドラム3を非常停止させると、キャリッジ6が慣性で一旦浮き上がった後に落下する。
【0006】
ここで、キャリッジ6の重量を600kg、カウンターウェイト9の重量を300kg、各索体1,2の巻取速度を80m/mmとすると、概略計算で、キャリッジ6が0.26m程度浮き上がった後に落下して、各索体1,2に過大な張力が衝撃的にかかり、その各索体1,2が破断される虞れがある。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑み、キャリッジを高速上昇させている途中で巻取ドラムを非常停止させたときに該キャリッジを吊り下げる索体に過大な張力が衝撃的にかからないようにしたスタッカークレーンを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、台車上に前後一対のマストが立設され、該両マスト間にワーク搬入出用キャリッジが昇降可能に配置され、前記台車に設けた巻取ドラムから引き出した索体の先端が各マストの上下端に設けたシーブを介して前記キャリッジに連結され、前記索体の上下両シーブ間にキャリッジの重量を相殺するためのカウンターウェイトが連結されており、前記巻取ドラムを正逆回転させることにより、前記索体を介して前記キャリッジを昇降させるようにしたスタッカークレーンにおいて、前記台車に回動可能に支持されたローラ付き回動レバーと、該回動レバーを介して前記ローラを前記索体に押し付ける押付手段とを有するテンション装置が、前記巻取ドラムと前記カウンターウェイトとの間に設けられており、前記押付手段が、両端を前記補助腕の先端部と台車とに連結した油圧シリンダと、該油圧シリンダのピストンを伸長方向に付勢するばねとを有し、前記油圧シリンダのシリンダ本体内に設けた伸長側室と縮小側室とを連通させる油圧回路に逆止弁と絞り弁とが並列に介在されており、縮小側室から逆止弁を通って伸長側室に圧油が供給されると共に、伸長側室から絞り弁を通って縮小側室に圧油が供給されるように構成されていることを特徴としている。
【0009】
上記構成によれば、テンション装置の押付手段により回動レバーを介してローラがキャリッジを吊り下げている索体に押し付けられているので、キャリッジを高速上昇させている途中で巻取ドラムを非常停止させることにより、キャリッジが慣性で浮き上がって索体が弛むと、その弛んだ分だけ前記ローラが移動して索体に押し付けられ、その索体の弛みが吸収される。従って、一旦慣性で浮き上がったキャリッジは前記押付手段により支持されて落下することがなく、従来のように索体に過大な張力がかかってその索体が破断されるという事故を未然に防ぐことができる。
【0010】
また請求項1記載の発明は、前記押付手段が、両端を前記補助腕の先端部と台車とに連結した油圧シリンダと、該油圧シリンダのピストンを伸長方向に付勢するばねとを有し、前記油圧シリンダのシリンダ本体内に設けた伸長側室と縮小側室とを連通させる油圧回路に逆止弁と絞り弁とが並列に介在されており、縮小側室から逆止弁を通って伸長側室に圧油が供給されると共に、伸長側室から絞り弁を通って縮小側室に圧油が供給されるように構成したことを特徴としている。
【0011】
上記構成によれば、押付手段が油圧シリンダと該油圧シリンダのピストンを伸長方向に付勢するばねとを有しており、キャリッジを高速上昇させている途中で巻取ドラムを非常停止させることにより、キャリッジが慣性で浮き上がって索体が弛むと、前記ばねによりピストンが伸長方向に急速移動されると共に、シリンダ本体の縮小側室から伸長側室に圧油が供給されて、その弛んだ分だけローラが移動して索体に押し付けられ、その索体の弛みが吸収される。次に、一旦慣性で浮き上がったキャリッジが下がりはじめると、ピストンにより前記ばねが圧縮されると共に、シリンダ本体の伸長側室内の圧油が絞り弁を介して縮小側室に供給され、ローラが元の位置に徐々に戻されるため、キャリッジが従来のように落下して索体が破断されるという事故を未然に防ぐことができる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記回動レバーが、長尺なレバー本体と、該レバー本体の基端部からそのレバー本体の長手方向とは直交する方向にほぼ沿って延びる短尺の補助腕とにより略L字状に形成され、前記レバー本体の基端部が支軸を介して前記台車に回動可能に支持されると共に、該レバー本体の先端部に前記ローラが回転可能に取り付けられ、前記補助腕の先端部に前記押付手段が連結されていることを特徴としている。
【0013】
上記構成によれば、レバー本体の長さに較べて補助腕の長さが短く、その補助腕の回動ストロークをレバー本体で拡大して該レバー本体の先端部に取り付けたローラに伝達するようになっているので、前記補助腕を回動させる押付手段として小型のものを用いることができ、製作費が安くつくと共に、その小型化した押付手段を台車上の狭い空間内に容易に組み込むことができる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記回動レバーに、前記ローラとほぼ同幅のガイド枠が取り付けられており、そのガイド枠内に索体を挿通させていることを特徴としている。
【0015】
上記構成によれば、ガイド枠により索体がローラから外れないようにすることができる。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、前記索体の弛みを検知する弛み検知装置が設けられていることを特徴としている。
【0017】
上記構成によれば、キャリッジを高速上昇させている途中で巻取ドラムを非常停止させることにより、キャリッジが慣性で浮き上がって索体が弛んだ場合だけでなく、キャリッジが格納棚の受棚に引っ掛かったり、該キャリッジが下方に格納されているワークに当接した状態で、そのキャリッジの下降動作が続くことにより、索体が弛んだ場合に、その弛みを弛み検知装置で検知することにより、キャリッジの下降異常を直ちに検知することができる。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記弛み検知装置が、回動レバーを間に挟んで対向する投光器と受光器とからなることを特徴としている。
【0019】
上記構成によれば、索体の弛みを回動レバーを利用して投光器と受光器とにより確実に検知することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態であるスタッカークレーンを示すものであって、その基本構造は図7に示すものと同一であり、立体倉庫の格納棚(図示せず)に沿って配置した上下一対のガイドレール15,16にガイドされて移動可能な台車17が設けられ、該台車17に回動可能に支持された一対のローラ18a付き回動レバー18bと、該各回動レバー18bを介して各ローラ18aを各索体1,2に押し付ける一対の押付手段18cとを有するテンション装置18が設けられ、各索体1,2の弛みを検知する弛み検知装置19が設けられている。なお、台車17上に前後一対の角筒状マスト20,21が立設され、その一方のマスト20の側面に駆動モータ22により回転駆動される巻取ドラム3が設けられ、両マスト20,21間にキャリッジ6が昇降可能に配置され、各マスト20,21の上下端部にシーブ12,13が回転可能に設けられ、各マスト20,21内にカウンターウェイト9が昇降可能に挿入されている。
【0021】
上記構成において、ワークWを格納棚に搬入する場合には、台車17を所定位置まで移動させた後、駆動モータ22により巻取ドラム3を回転させることにより、各索体1,2を介してキャリッジ6を所定の高さまで上昇させ(図1仮想線参照)、該キャリッジ6上のスライドフォーク10を水平移動させて、該スライドフォーク10上のワークWを格納棚の所定区画内に搬入すればよい。また、ワークWを格納棚から搬出する場合には、上記とは逆の手順で行えばよい。
【0022】
前記各回動レバー18bは、図2〜図4に示すように、巻取ドラム3側マスト20の下端部に横桁23aを介して固着した垂直板23bの両側面に配置された長尺なレバー本体24aと、該レバー本体24aの基端部からそのレバー本体24aの長手方向とは直交する方向にほぼ沿って延びる短尺の補助腕24bとにより略L字状に形成され、前記レバー本体24aの基端部が支軸25を介して垂直板23bに矢印a,b方向に回動可能に支持されると共に、該レバー本体24aの先端部に前記ローラ18aが回転可能に取り付けられ、補助腕24bの先端部に前記押付手段18cが連結されている。
【0023】
上記構成によれば、レバー本体24aの長さHに較べて補助腕24bの長さhが短く、その補助腕24bの回動ストロークLをレバー本体24aで拡大してローラ18aに伝達するようになっているので、補助腕24bを回動させる押付手段18cとして小型のものを用いることができ、製作費が安くつくと共に、その小型化した押付手段18cを台車17上の狭い空間内に容易に組み込むことができる。
【0024】
前記押付手段18cは、図2、図3及び図5に示すように、油圧シリンダ27を有し、該油圧シリンダ27のシリンダ本体27aが連結ピン28を介して垂直板23bに連結されると共に、その油圧シリンダ27のピストンロッド27bが連結ピン29を介して補助腕24bの先端部に連結され、シリンダ本体27a内の伸長側室31にピストン27cを伸長方向に付勢するばね30が配置され、シリンダ本体27a内の伸長側室31と縮小側室32とを連通させる油圧回路33に逆止弁34と絞り弁35とが並列に介在されており、縮小側室32から逆止弁34を通って伸長側室31に圧油が供給されると共に、伸長側室31から絞り弁35を通って縮小側室32に圧油が供給されるように構成した。
【0025】
上記構成において、ワークWの搬入出作業を行っている状態では、テンション装置18の各ローラ18aが各索体1,2に押し付けられており、キャリッジ6を高速上昇させている途中で巻取ドラム3を非常停止させることにより、キャリッジ6が慣性で浮き上がって各索体1,2が弛むと、ばね30によりピストン27bが伸長方向に急速移動されると共に、シリンダ本体27aの縮小側室32から伸長側室31に圧油が供給され、これによって、ピストンロッド27bを急速に伸長移動させて(図5仮想線参照)、回動レバー18bが支軸25を中心に矢印a方向に回動され、各索体1,2の弛んだ分だけローラ18aが移動して該各索体1,2に押し付けられ、その各索体1,2の弛みが吸収される(図2仮想線参照)。
【0026】
次に、一旦慣性で浮き上がったキャリッジ6が下がりはじめると、ピストン27cによりばね30が圧縮されると共に、シリンダ本体27aの伸長側室31内の圧油が絞り弁35を介して縮小側室32に少量ずつ供給され、これによって、ピストンロッド27bを低速で縮小移動させて、回動レバー18bが支軸25を中心に矢印b方向に回動され、ローラ18aが元の位置に徐々に戻される。従って、キャリッジ6が従来のように落下して各索体1,2が破断されるという事故を未然に防ぐことができる。
【0027】
図3及び図4に示すように、前記各回動レバー18bに、前記ローラ18aとほぼ同幅の略コ字状ガイド枠37が取り付けられており、そのガイド枠37内に各索体1,2を挿通させることにより、その各索体1,2がローラ18aから外れないようにしている。
【0028】
前記弛み検知装置19は、図2及び図4に示すように、上側横桁23aに固着した略L字状支持枠39に取り付けられて垂直板23bの貫通孔40を通って互いに対向する投光器19aと受光器19bとからなっている。
【0029】
上記構成において、前述したように、キャリッジ6を高速上昇させている途中で巻取ドラム3を非常停止させることにより、キャリッジ6が慣性で浮き上がって各索体1,2が弛んだ場合だけでなく、キャリッジ6が格納棚の受棚に引っ掛かったり、該キャリッジ6が下方に格納されているワークWに当接した状態で、そのキャリッジ6の下降動作が続くことにより、各索体1,2が弛んだ場合に、回動レバー18bが矢印a方向に回動され、該回動レバー18bの補助腕24bにより投光器19aから受光器19bへの投射光が遮断され(図2仮想線参照)、これによって、各索体1,2の弛みが検知されて、キャリッジ6の下降異常を直ちに検知することができる。
【0030】
上記の実施の形態では、押付手段18cとして、ばね30を内蔵した油圧シリンダ27を用いたが、これに限定されるわけではなく、前記ばね30をシリンダ本体27aの外側に設けてもよい。また、油圧シリンダ27を省略してばね30だけで回動レバー18bを矢印a方向に付勢するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、テンション装置の押付手段により回動レバーを介してローラがキャリッジを吊り下げている索体に押し付けられているので、キャリッジを高速上昇させている途中で巻取ドラムを非常停止させることにより、キャリッジが慣性で浮き上がって索体が弛むと、その弛んだ分だけ前記ローラが移動して索体に押し付けられ、その索体の弛みが吸収される。従って、一旦慣性で浮き上がったキャリッジは前記押付手段により支持されて落下することがなく、従来のように索体に過大な張力がかかってその索体が破断されるという事故を未然に防ぐことができる。
【0032】
また請求項1記載の発明によれば、押付手段が油圧シリンダと該油圧シリンダのピストンを伸長方向に付勢するばねとを有しており、キャリッジを高速上昇させている途中で巻取ドラムを非常停止させることにより、キャリッジが慣性で浮き上がって索体が弛むと、前記ばねによりピストンが伸長方向に急速移動されると共に、シリンダ本体の縮小側室から伸長側室に圧油が供給されて、その弛んだ分だけローラが移動して索体に押し付けられ、その索体の弛みが吸収される。次に、一旦慣性で浮き上がったキャリッジが下がりはじめると、ピストンにより前記ばねが圧縮されると共に、シリンダ本体の伸長側室内の圧油が絞り弁を介して縮小側室に供給され、ローラが元の位置に徐々に戻されるため、キャリッジが従来のように落下して索体が破断されるという事故を未然に防ぐことができる。
【0033】
請求項2記載の発明によれば、レバー本体の長さに較べて補助腕の長さが短く、その補助腕の回動ストロークをレバー本体で拡大して該レバー本体の先端部に取り付けたローラに伝達するようになっているので、前記補助腕を回動させる押付手段として小型のものを用いることができ、製作費が安くつくと共に、その小型化した押付手段を台車上の狭い空間内に容易に組み込むことができる。
【0034】
請求項3記載の発明によれば、ガイド枠により索体がローラから外れないようにすることができる。
【0035】
請求項4記載の発明によれば、キャリッジを高速上昇させている途中で巻取ドラムを非常停止させることにより、キャリッジが慣性で浮き上がって索体が弛んだ場合だけでなく、キャリッジが格納棚の受棚に引っ掛かったり、該キャリッジが下方に格納されているワークに当接した状態で、そのキャリッジの下降動作が続くことにより、索体が弛んだ場合に、その弛みを弛み検知装置で検知することにより、キャリッジの下降異常を直ちに検知することができる。
【0036】
請求項5記載の発明によれば、索体の弛みを回動レバーを利用して投光器と受光器とにより確実に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態であるスタッカークレーンの側面図である。
【図2】 同要部の縦断面図である。
【図3】 同要部の正面図である。
【図4】 同要部の水平断面図である。
【図5】 同押付手段の概略縦断面図である。
【図6】 従来の一例を示す概略図である。
【図7】 従来の他の例を示す概略図である。
【符号の説明】
1,2 索体
3 巻取ドラム
6 キャリッジ
12,13 シーブ
17 台車
18 テンション装置
18a ローラ
18b 回動レバー
18c 押付手段
19 弛み検知装置
19a 投光器
19b 受光器
20,21 マスト
24a レバー本体
24b 補助腕
27 油圧シリンダ
27a シリンダ本体
27c ピストン
30 ばね
31 伸長側室
32 縮小側室
33 油圧回路
34 逆止弁
35 絞り弁

Claims (5)

  1. 台車上に前後一対のマストが立設され、該両マスト間にワーク搬入出用キャリッジが昇降可能に配置され、前記台車に設けた巻取ドラムから引き出した索体の先端が各マストの上下端に設けたシーブを介して前記キャリッジに連結され、前記索体の上下両シーブ間にキャリッジの重量を相殺するためのカウンターウェイトが連結されており、前記巻取ドラムを正逆回転させることにより、前記索体を介して前記キャリッジを昇降させるようにしたスタッカークレーンにおいて、前記台車に回動可能に支持されたローラ付き回動レバーと、該回動レバーを介して前記ローラを前記索体に押し付ける押付手段とを有するテンション装置が、前記巻取ドラムと前記カウンターウェイトとの間に設けられており、前記押付手段が、両端を前記補助腕の先端部と台車とに連結した油圧シリンダと、該油圧シリンダのピストンを伸長方向に付勢するばねとを有し、前記油圧シリンダのシリンダ本体内に設けた伸長側室と縮小側室とを連通させる油圧回路に逆止弁と絞り弁とが並列に介在されており、縮小側室から逆止弁を通って伸長側室に圧油が供給されると共に、伸長側室から絞り弁を通って縮小側室に圧油が供給されるように構成されていることを特徴とするスタッカークレーン。
  2. 前記回動レバーが、長尺なレバー本体と、該レバー本体の基端部からそのレバー本体の長手方向とは直交する方向にほぼ沿って延びる短尺の補助腕とにより略L字状に形成され、前記レバー本体の基端部が支軸を介して前記台車に回動可能に支持されると共に、該レバー本体の先端部に前記ローラが回転可能に取り付けられ、前記補助腕の先端部に前記押付手段が連結されていることを特徴とする請求項1記載のスタッカークレーン。
  3. 前記回動レバーに、前記ローラとほぼ同幅のガイド枠が取り付けられており、そのガイド枠内に索体を挿通させていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のスタッカークレーン。
  4. 前記索体の弛みを検知する弛み検知装置が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスタッカークレーン。
  5. 前記弛み検知装置が、回動レバーを間に挟んで対向する投光器と受光器とからなることを特徴とする請求項4記載のスタッカークレーン。
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